JP2003311574A - テーブル送り装置 - Google Patents

テーブル送り装置

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JP2003311574A
JP2003311574A JP2003111682A JP2003111682A JP2003311574A JP 2003311574 A JP2003311574 A JP 2003311574A JP 2003111682 A JP2003111682 A JP 2003111682A JP 2003111682 A JP2003111682 A JP 2003111682A JP 2003311574 A JP2003311574 A JP 2003311574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドレールの案内面を必要以上に高剛性と
する手法によることなく、テーブルの移動真直度を高精
度にしてテーブルを正確に往復移動させることのできる
テーブル送り装置を提供する。 【解決手段】 ボールネジ2に送りナット7が係合し、
送りナット7に一体にブロック8が装着される。ブロッ
ク8の上方にはテーブル9が配置され、このテーブル9
をボールネジ2の軸方向に沿って案内するガイドレール
が設けられる。テーブル9の下面側にはスライド機構部
(例えばリニアガイド20)が直接取付けられ、このス
ライド機構部によりブロック8とテーブル9とが連結さ
れるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械等に有するテ
ーブルを往復移動させるためのテーブル送り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテーブル送り装置は、ボ
ールネジ等の送りネジ、及びこの送りネジに係合する送
りナット等を有している。送りネジはその径方向にモー
タで回転されるように構成され、送りナットはその周面
にブロックが一体に装着されている。そして、このブロ
ックがテーブル側に直接取付けられている。
【0003】また、上記送りネジの断面左右には、送り
ネジの軸方向に沿ってテーブルを案内するためのガイド
レールがそれぞれ設置されており、これらのガイドレー
ルの案内面には、上記テーブルに有するガイドが滑動可
能に係合するよう構成されている。
【0004】上記のような構造からなる従来のテーブル
送り装置にあっては、モータによる送りネジの回転によ
り、送りナット及びブロックとともにテーブルを送りネ
ジの軸方向に往復移動させるものとしている。
【0005】しかし、上記のような従来構造のテーブル
送り装置によると、ブロックにテーブルが直接取付けら
れる構造を採るため、次の問題点を有している。
【0006】送りナットの振れ回りに同期した力がブロ
ックを介してテーブルに直に伝達される。このため、特
にガイドレールの案内面の真直度を可能な限り高精度に
仕上げたとしても、その案内面が比較的低剛性である場
合には、上記のような力により、ガイドレールが撓んで
テーブルが送りナットの振れ回りに同期して変動するこ
とは避けられず、移動するテーブルの真直度(以下、テ
ーブルの移動真直度という)が悪く、テーブルを正確に
往復移動させることができない。
【0007】従来、上記のようなテーブルの移動真直度
を向上させる手段として、ガイドレールを大型化して案
内面の剛性を高くするという方法がある。しかし、機械
全体の大きさには一定の制限があり、必要以上にガイド
レールのみを大型化することはできない。このため、特
に、小さく低剛性のテーブルを有する小型の機械に対し
て、太く長い送りネジを備えた従来のテーブル送り装置
を適用した場合にあっては、送りネジが太くて高剛性で
あるとか送りナットが長くて振れが大きく、またガイド
レールが小型で、しかもテーブルが小さくかつ低剛性で
あると、上記のような力によってガイドレール等が撓ん
でテーブルが送りナットの振れ回りに同期して変動しや
すく、テーブルの移動真直度が悪くならざるを得ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、ガイドレールの案内面を必要以上に高剛性とする手
法によることなく、テーブルの移動真直度を高精度にし
てテーブルを正確に往復移動させること、併せてメンテ
ナンスの作業性に優れたテーブル送り装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、(1)本発明は、回転可能に支持された送りネジ
と、上記送りネジをその軸心周りに回転させるモータ
と、上記送りネジに係合する送りナットと、上記送りナ
ットに一体に装着されたブロックと、上記ブロックの上
方に位置するテーブルを上記送りネジの軸方向に沿って
案内するガイドレールと、上記テーブルの下面側に直接
取付けられ、上記ブロックと上記テーブルとを連結する
スライド機構部とを具備し、上記スライド機構部は、上
記送りネジの断面左右方向にスライド可能な横スライド
機構部と、上記送りネジの断面上下方向にスライド可能
な縦スライド機構部のうち、いずれか一方からなること
を特徴とするものである。
【0010】上記(1)本発明では、送りナットの振れ
回り等によりブロックが送りネジの断面左右方向又は断
面上下方向に振れた場合に、その振れた分だけ、横又は
縦スライド機構部が送りネジの断面左右方向又は断面上
下方向にスライドしてブロックの振れを吸収する。
【0011】上記の目的を達成するために、(2)本発
明は、回転可能に支持された送りネジと、上記送りネジ
をその軸心周りに回転させるモータと、上記送りネジに
係合する送りナットと、上記送りナットに一体に装着さ
れたブロックと、上記ブロックの上方に位置するテーブ
ルを上記送りネジの軸方向に沿って案内するガイドレー
ルと、上記ブロックと上記テーブルとの間に配設された
中間接続部材と、上記テーブルの下面側に配置され、上
記中間接続部材と上記ブロックとを連結するとともに、
上記送りネジの断面左右方向にスライド可能な横スライ
ド機構部と、上記テーブルの下面側に直接取付けられ、
上記中間接続部材と上記分離ブロックテーブルとを連結
するとともに、上記送りネジの断面上下方向にスライド
可能に配設された縦スライド機構部とを備えてなること
を特徴とするものである。
【0012】上記(2)本発明では、送りナットの振れ
回り等によりブロックが送りネジの断面左右方向と断面
上下方向の両方向に振れた場合に、その振れた分だけ、
横スライド機構部又は縦スライド機構部が送りネジの断
面左右方向又は断面上下方向にスライドしてブロックの
振れを吸収する。
【0013】上記(1)(2)本発明において、上記送
りネジと送りナットは、テーブル分解作業を行なうこと
なく直接、上記テーブルの下面から引き抜かれる構造で
あるものとしてよい。
【0014】上記(1)(2)本発明において、上記テ
ーブルは、その一部が分離ブロックテーブルとして該テ
ーブル上面の上方に抜き取り可能に形成され、上記横ス
ライド機構部又は縦スライド機構部のいずれか一方が、
上記分離ブロックテーブルの下面側に直接取付けられて
なる構造を採用してもよい。
【0015】上記(1)(2)本発明において、上記送
りネジと送りナットは、テーブル分解作業を行なうこと
なく直接、上記テーブルの下面から引き抜かれる構造で
あるものとし、上記テーブルは、その一部が分離ブロッ
クテーブルとして該テーブル上面の上方に抜き取り可能
に形成され、さらに、上記横スライド機構部又は上記横
スライド機構部のいずれか一方が、上記分離ブロックテ
ーブルの下面側に直接取付けられてなる構造であるもの
としてもよい。
【0016】上記送りネジと送りナットがテーブル分解
作業を行なうことなく直接上記テーブルの下面から引き
抜かれる構造については、上記送りネジの両端がそれぞ
れベアリングで支持される構造と、上記一方のベアリン
グのハウジングがベースの表面側に設けた横向きのボス
孔に挿入されて支持され、上記他方のベアリングのハウ
ジングがベースの表面側に設けた他の横向きのボス孔に
挿入されて支持される構造と、上記一方のベアリングの
ハウジングが挿入されているボス孔の内径が上記送りナ
ットの最大外径寸法に比し少し大径に設けられる構造
と、上記送りナットが上記ブロックの送りナット装着孔
に挿入装着され、その送りナット装着孔の内径が上記他
方のベアリングを収容しているハウジングの外径に比し
少し大径に設けられる構造とからなるものとする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。なお、従来と同一部材
には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0018】図1のテーブル送り装置はベース1上に送
りネジとしてボールネジ2が配設されており、このボー
ルネジ2は軸受3、4で回転可能に両端支持されてい
る。ボールネジ2の一端側にはモータ5が設置され、こ
のモータ5の回転軸6とボールネジ2とは図示しないカ
ップリングを介して連結されている。
【0019】上記ボールネジ2にはボールネジ用の送り
ナット7が係合し、送りナット7の周面にはブロック8
が一体に装着されている。このブロック8の上方にはテ
ーブル9が配設され、このテーブル9の下面には取付け
プレート10が一体に取付けられている。
【0020】上記テーブル9の取付けプレート10とブ
ロック8との間にはスライド機構部として横スライド機
構部が設けられている。この横スライド機構部は一対の
ローラガイド11、11からなる。これらのローラガイ
ド11は、チェーン12及びこのチェーン12の両側に
摺動自在に嵌合する2本のガイドレール13、14から
構成されている。一方側のガイドレール13は、その一
端がボールネジ2の断面右側に位置し、その他端がボー
ルネジ2の断面左側に位置するように配設されている。
また、この一方側のガイドレール13は、取付けプレー
ト10にネジ止め固定されている。他方側のガイドレー
ル14は、上記ガイドレール13と平行にブロック8に
ネジ止め固定されている。
【0021】すなわち、上記ローラガイド11は、テー
ブルの下面側に取付けられ、テーブル9とブロック8と
を連結しつつ、チェーン12の部分を境にボールネジ2
の断面左右方向へとスライドしうる構造となっている。
【0022】なお、上記テーブル9の下面には、図示し
ない左右一対の断面L字状ガイドが一体に形成され、ま
た、上記ボールネジ2の断面左右方向には、そのボール
ネジ2と平行に図示しないガイドレールが設置され、こ
のガイドレールは、上記テーブル9の断面L字状ガイド
が滑動可能に係合するよう構成されている。
【0023】次に、上記の如く構成されたテーブル送り
装置の動作について説明する。
【0024】上記テーブル送り装置によれば、モータ5
を起動して正逆回転させると、ボールネジ2がその径方
向に正逆回転する。このようなボールネジ2の回転に追
従して送りナット7とともにブロック8がボールネジ2
の軸方向に沿って往復移動する。また、往復移動するブ
ロック8の推進力はローラガイド11及び取付けプレー
ト10を介してテーブル9に伝達され、これにより、テ
ーブル9が往復移動する。
【0025】ところで、上記のようなテーブル9の往復
移動中において、送りナット7の振れ回り等により、ブ
ロック8がボールネジ2の断面左右方向に振れた場合
は、その振れた分だけ、ローラガイド11がチェーン1
2の部分を境にボールネジ2の断面左右方向へとスライ
ドする。このスライドによりブロック8の振れが吸収さ
れる。
【0026】図2のテーブル送り装置は、図1のテーブ
ル送り装置におけるローラガイド11に代えて、横スラ
イド機構部として静圧軸受15を用いる構造を採用した
ものである。
【0027】静圧軸受15は、断面長方形の静圧案内1
6及びこの静圧案内16の両側面に滑動自在に嵌合する
2つのガイド17、17等から構成されている。静圧案
内16は、その一端がボールネジ2の断面右側に位置
し、その他端がボールネジ2の断面左側に位置するよう
に配設されている。また、この静圧案内16は、ブロッ
ク8の取付凸部8aにネジ止め固定されている。上記両
ガイド17は、取付けプレート10にネジ止め固定され
ている。
【0028】すなわち、上記静圧軸受15は、テーブル
の下面側に取付けられ、テーブル9とブロック8とを連
結しつつ、静圧案内16とガイド17との摺接部分を境
にボールネジ2の断面左右方向へとスライドしうる構造
となっている。
【0029】上記の如く構成された図2のテーブル送り
装置では、送りナット7の振れ回り等により、ブロック
8がボールネジ2の断面左右方向に振れた場合、その振
れた分だけ、静圧軸受15が静圧案内16とガイド17
との摺接部分を境にボールネジ2の断面左右方向へとス
ライドして、ブロック8の振れを吸収する。
【0030】図3のテーブル送り装置は、図1や図2の
テーブルの一部を分離ブロックテーブルとして分離可能
に形成したものである。
【0031】すなわち、この図3のテーブル送り装置
は、テーブル9の一部にブロック8を取出すための取出
し孔18が開設され、この取出し孔18に分離ブロック
テーブル19が着脱自在に嵌合設置される構造を採る。
【0032】分離ブロックテーブル19とブロック8と
の間には横スライド機構部としてリニアガイド20が設
けられている。このリニアガイド20は2本のガイドレ
ール21、21及びこのそれぞれのガイドレール21に
摺動自在に嵌合する摺動部材22、22から構成されて
いる。両ガイドレール21は、その一端がボールネジ2
の断面右側に位置し、その他端がボールネジ2の断面左
側に位置するように配設されている。また、この両ガイ
ドレール21は、ブロック8にねじ止め固定されてい
る。上記摺動部材22は、分離ブロックテーブル19に
ねじ止め固定されている。
【0033】すなわち、上記リニアガイド20は、テー
ブルの下面側、具体的には分離ブロックテーブル19の
下面側に直接ねじ止め固定され、その分離ブロックテー
ブル19とブロック8とを連結しつつ、ガイドレール2
1と摺動部材22との摺動部分を境にボールネジ2の断
面左右方向へとスライドしうる構造となっている。
【0034】上記の如く構成された図2のテーブル送り
装置においては、送りナット7の振れ回り等により、ブ
ロック8がボールネジ2の断面左右方向に振れた場合、
その振れた分だけ、リニアガイド20がガイドレール2
1と摺動部材22との摺接部分を境にボールネジ2の断
面左右方向へとスライドしてブロック8の振れを吸収す
る。
【0035】図3のテーブル送り装置において、リニア
ガイド20のメンテナンスを行なう際は、テーブル9全
体を取り外すようなテーブル分解作業を行なうことな
く、そのテーブルの下面からボールネジ2と送りナット
7を引き抜く。
【0036】その後、取出し孔18から分離ブロックテ
ーブル19を取り外すと、その取出し孔18を介してテ
ーブル9の上面側に、分離ブロックテーブル19、リニ
アガイド20及びブロック8が取り出される。
【0037】従って、リニアガイド20のメンテナンス
作業は、装置全体を分解する必要がなく、単に取出し孔
18から分離ブロックテーブル19を取り外すのみで行
なうことができる。
【0038】なお、上記のようにテーブル分解作業を行
なうことなく、ボールネジ2と送りナット7を直接、そ
のテーブルの下面から引き抜き可能とする具体的な構造
については、後で詳説する。
【0039】図4のテーブル送り装置は、これもまたテ
ーブル9の一部にブロック8を取出すための取出し孔1
8が開設され、この取出し孔18に分離ブロックテーブ
ル19が着脱自在に嵌合設置される構造を採る。この点
では図3のテーブル送り装置と共通するが、この図4の
テーブル装置は、その分離ブロックテーブル19やスラ
イド機構部の具体的な構成が、図3や図1及び図2のテ
ーブル送り装置とは異なる。
【0040】すなわち、図4のテーブル送り装置におい
て、分離ブロックテーブル19の下面には2脚の支持ア
ーム23、23が一体に形成されている。この両支持ア
ーム23はボールネジ2の断面左右方向に位置し、か
つ、上記取出し孔18の内側でボールネジ2を介して互
いに向かい合うように設けられている。
【0041】分離ブロックテーブル19とブロック8と
の間には中間接続部材24が設けられている。この中間
接続部材24は上下の側板25、26と左右の側板2
7、28から角筒状に形成され、その上下の側板25、
26はボールネジ2の断面上下方向に位置し、左右の側
板27、28はボールネジ2の断面左右方向に位置する
ように設けられている。
【0042】中間接続部材24とブロック8との間に
は、横スライド機構部が設けられている。横スライド機
構部は第1のリニアガイド29からなり、第1のリニア
ガイド29は、図3のリニアガイド20と同様な構成部
品、すなわち2本のガイドレール21及びこのそれぞれ
のガイドレール21に摺動自在に嵌合する摺動部材22
から構成されている。
【0043】この第1のリニアガイド29を構成するガ
イドレール21は、その一端がボールネジ2の断面右側
に位置し、その他端がボールネジ2の断面左側に位置す
るように配設されている。また、この第1のリニアガイ
ド29を構成するガイドレール21は、ブロック8にね
じ止め固定されている。さらに、この第1のリニアガイ
ド29を構成する摺動部材22は、中間接続部材24の
側板25にねじ止め固定されている。
【0044】すなわち、上記第1のリニアガイド29
は、ブロック8と中間接続部材24とを連結しつつ、ガ
イドレール21と摺動部材22との摺動部分を境にボー
ルネジ2の断面左右方向へとスライドしうる構造となっ
ている。
【0045】中間接続部材24と分離ブロックテーブル
19との間には、縦スライド機構部として第2のリニア
ガイド30が設けられている。具体的には、中間接続部
材24を構成する図上左側の側板27と分離ブロックテ
ーブル19との間と、その中間接続部材24を構成する
図上右側の側板28と分離ブロックテーブル19との間
に、それぞれ一つずつ第2のリニアガイド30が設けら
れている。
【0046】この第2のリニアガイドは、第1のリニア
ガイド29と同様な構成部品、すなわち、2本のガイド
レール21及びこのそれぞれのガイドレール21に摺動
自在に嵌合する摺動部材22から構成されている。
【0047】第2のリニアガイド30を構成するガイド
レール21は、その一端がボールネジ2の断面上側に位
置し、その他端がボールネジ2の断面下側に位置するよ
うに配設されている。また、この第2のリニアガイド3
0を構成するガイドレール21は、左側の側板27又は
右側の側板28にねじ止め固定されている。さらに、こ
の第2のリニアガイド30を構成する摺動部材22は、
分離ブロックテーブル19の支持アーム23にねじ止め
固定されている。
【0048】すなわち、上記第2のリニアガイド30
は、テーブルの下面側、具体的には分離ブロックテーブ
ル19の下面側に直接ねじ止め固定され、その分割ブロ
ックテーブル19と中間接続部材24とを連結しつつ、
ガイドレール21と摺動部材22との摺動部分を境にボ
ールネジ2の断面上下方向へとスライドしうる構造とな
っている。
【0049】上記の如く構成された図4のテーブル送り
装置においては、送りナット7の振れ回り等により、ブ
ロック8がボールネジ2の断面左右方向及び断面上下方
向の両方向に振れた場合、その振れた分だけ、第1のリ
ニアガイド29又は第2のリニアガイド30がボールネ
ジ2の断面左右方向又は断面上下方向にスライドしてブ
ロック8の振れを吸収する。
【0050】図4のテーブル送り装置において、第1又
は第2のリニアガイド29、30のメンテナンスを行な
う際は、テーブル9全体を取り外すようなテーブル分解
作業を行なうことなく、そのテーブルの下面からボール
ネジ2と送りナット7を引き抜く。
【0051】その後、取出し孔18から分離ブロックテ
ーブル19を取り外すと、その取出し孔18を介してテ
ーブル9の上面側に、分離ブロックテーブル19、第2
のリニアガイド30、中間接続部材24、第1のリニア
ガイド29及びブロック8が取り出される。
【0052】従って、第1又は第2のリニアガイド2
9、30のメンテナンス作業は、装置全体を分解する必
要がなく、単に取出し孔18から分離ブロックテーブル
19を取り外すのみで行なうことができる。
【0053】なお、上記のようにテーブル分解作業を行
なうことなく、ボールネジ2と送りナット7を直接、そ
のテーブルの下面から引き抜き可能とする具体的な構造
については、後で詳説する。
【0054】図5のテーブル送り装置は、図4のテーブ
ル送り装置の中間接続部材24と異なる形状の中間接続
部材31を採用したものである。
【0055】すなわち、この図5のテーブル送り装置の
中間接続部材31は、コ字状天板32及び底板33を4
本の支柱34、34、35、35で一体に連結してなる
構造であって、このうち2本の支柱34、34はボール
ネジ2の断面右側に位置するように、残りの2本の支柱
35、35はボールネジ2の断面左側に位置し、かつ上
記支柱34、34と向かい合うように配設されている。
【0056】また、上記天板32の下面側近傍には横ス
ライド機構部として第1のリニアボールベアリング36
が設けられている。この第1のリニアボールベアリング
36は2本のガイドバー37、37とそのガイドバー3
7、37に摺動自在に嵌合する摺動部材38とから構成
されている。
【0057】この第1のリニアボールベアリング36を
構成するガイドバー37、37は、その一端がボールネ
ジ2の断面右側に位置し、その他端がボールネジ2の断
面左側に位置するように配設されている。また、この第
1のリニアボールベアリング36を構成するガイドバー
37、37は、その両端面が上記コ字状天板32の凸部
に取付けられている。さらに、この第1のリニアボール
ベアリング36を構成する摺動部材38は、ブロック8
に一体に取付けられている。
【0058】すなわち、上記第1のリニアボールベアリ
ング36は、ブロック8と中間接続部材31とを連結し
つつ、ガイドバー37と摺動部材38との摺動部分を境
にボールネジ2の断面左右方向へとスライドしうる構造
となっている。
【0059】さらに、この図5のテーブル送り装置にお
いて、ボールネジ2の断面右側に位置する2本の支柱3
4、34間、及びボールネジ2の断面左側に位置する2
本の支柱35、35間には、縦スライド機構部として第
2のリニアボールベアリング39がそれぞれ設けられて
いる。
【0060】この第2のリニアボールベアリング39を
構成する2本のガイドバー37、37は、その一端がボ
ールネジ2の断面上側に位置し、その他端がボールネジ
2の断面下側に位置するように配設されている。また、
この第2のリニアボールベアリング39を構成する2本
のガイドバー37、37は、その各端面が天板32又は
底板33に固定されている。また、この第2のリニアボ
ールベアリング39を構成する摺動部材38は、分離ブ
ロックテーブル19の支持アーム23にねじ止め固定さ
れている。
【0061】すなわち、上記第2のリニアボールベアリ
ング39は、テーブルの下面側、具体的には分離ブロッ
クテーブル19の下面側に直接ねじ止め固定され、その
分割ブロックテーブル19と中間接続部材31とを連結
しつつ、ガイドバー37と摺動部材38との摺動部分を
境にボールネジ2の断面上下方向へとスライドしうる構
造となっている。
【0062】上記の如く構成された図5のテーブル送り
装置においては、送りナット7の振れ回り等により、ブ
ロック8がボールネジ2の断面左右方向及び断面上下方
向の両方向に振れた場合、その振れた分だけ、第1のリ
ニアボールベアリング36又は第2のリニアボールベア
リング39がボールネジ2の断面左右方向又は断面上下
方向にスライドしてブロック8の振れを吸収する。
【0063】図1乃至図5に示されているボールネジ2
と送りナット7は、いずれもテーブル分解作業を行なう
ことなく直接、テーブル下面から引き抜くことができる
構造となっている。
【0064】すなわち、図3に例示されている通り、ボ
ールネジ2の両端はそれぞれのベアリング3、4で支持
されているが、その一方のベアリング3を収容している
ハウジング3‐1は、ベース1の表面側に設けた横向き
のボス孔1‐1に挿入されて支持される構造となってい
る。また、他方のベアリング4を収容しているハウジン
グ4‐1も、ベース1の表面側に設けた他の横向きのボ
ス孔1‐2に挿入されて支持される構造となっている。
【0065】さらに、図1及び図2にも例示されている
通り、一方のベアリング3のハウジング3‐1が挿入さ
れているボス孔1‐1の内径は、送りナット7の最大外
径寸法、具体的には送りナット7の一端外周フランジ部
7‐1の外径寸法に比し少し大径に設けられている。ま
た、送りナット7はブロック8の送りナット装着孔8‐
1に挿入装着されているが、その送りナット装着孔8‐
1の内径は、図3に例示されている通り、他方のベアリ
ング4を収容するハウジング4‐1の外径に比し少し大
径に設けられている。
【0066】従って、図1乃至図5のテーブル送り装置
では、モータ5の回転軸6とボールネジ2とを連結し
ているカップリング(図示省略)を取り外す作業、送
りナット7とブロック8を連結している固定ボルト40
‐1を取り外す作業を行なえば、テーブル分解作業を行
なうことなく、テーブル下面からボールネジ2と送りナ
ット7を引き抜くことが可能となる。
【0067】なお、上記固定ボルト40‐1は、例えば
図1や図2に示した通り、一方のベアリング3のハウジ
ング3‐1に形成されたボルト挿入孔40‐2から送り
ナット7のフランジ部7‐1に形成されたボルト挿入孔
40‐3に挿入される。そして、この固定ボルト40‐
1の先端のネジ部が送りナット7の端面に形成されたネ
ジ孔40‐4に締付け固定される構造となっている。従
って、固定ボルト40‐1を取り外すには、ハウジング
3‐1のボルト挿入孔40‐2にドライバー等を差し込
んで固定ボルト40‐1を回し緩めればよい。
【0068】以上説明した図1乃至図5のテーブル送り
装置によると、いずれも、送りナットの振れ回り等によ
り、送りナットのブロックが送りネジの断面左右方向に
振れた場合に、その振れた分だけ、ローラガイド等の横
スライド機構部がボールネジの断面横方向にスライドし
てブロックの振れを吸収するので、その振れが直接テー
ブル側に伝わることはなく、送りナットの振れ回り等に
よるテーブルの断面横方向の振れを防止でき、テーブル
の移動真直度が高精度となる。
【0069】特に、図4と図5のテーブル送り装置にあ
っては、その双方とも、送りナットの振れ回り等によ
り、ブロックが送りネジの断面左右方向のみならず、断
面上下方向にも振れた場合に、その振れた分だけ、リニ
アガイド等の横スライド機構部又は縦スライド機構部が
ボールネジの断面左右方向又は断面上下方向にスライド
してブロックの振れを吸収するので、テーブルの移動真
直度が高精度となることは勿論のこと、送りナットの振
れ回り等によるテーブルの断面横方向、断面縦方向の両
方向の振れを同時に抑えることができる。
【0070】また、図3乃至図5のテーブル送り装置に
よれば、リニアガイド等の横スライド機構部や縦スライ
ド機構部に関するメンテナンス作業は、装置全体を分解
する必要がなく、単に取出し孔から分離ブロックテーブ
ルを取り外すのみで行なうことができるので、そのメン
テナンスの作業性が向上する。
【0071】なお、上記実施例では送りねじとしてボー
ルネジを用いたが、これに限定されることはなく、イン
ボリュート関数のネジ溝を有する送りネジであっても上
記と同様な効果が得られる。
【0072】図1〜図5のテーブル送り装置はいずれも
スライド機構部として横スライド機構部を具備するが、
これらの横スライド機構部の具体例として各図に例示し
たローラガイド、静圧軸受、リニアガイドを相互に入れ
替えて用いることができることや、また図1と図2のテ
ーブル送り装置にも図3のような分離ブロックテーブル
の構造を適用することができることはいうまでもなく、
本発明の範囲内に含まれる。
【0073】
【発明の効果】本発明に係るテーブル送り装置にあって
は、以下の効果を奏する。
【0074】請求項1に記載の発明によると、送りネジ
の断面左右方向又は断面上下方向にスライド可能な横又
は縦スライド機構部を介してテーブルとブロックとが連
結される構造を採用した。このため、送りナットの振れ
回り等により、ブロックが送りネジの断面左右方向又は
断面上下方向に振れた場合には、その振れた分だけ、横
又は縦スライド機構部が送りネジの断面横方向にスライ
ドしてブロックの振れを吸収するので、テーブルの移動
真直度が高精度となり、テーブルを正確に往復移動させ
ることができる。
【0075】請求項2に記載の発明によると、送りナッ
トの振れ回り等により、ブロックが送りネジの断面左右
方向のみならず断面上下方向にも振れた場合に、その振
れた分だけ、横スライド機構部と縦スライド機構部が送
りネジの断面左右方向又は断面上下方向にスライドして
ブロックの振れを吸収するので、テーブルの移動真直度
が高精度となることは勿論のこと、送りナットの振れ回
り等によるテーブルの断面横方向、断面縦方向の両方向
の振れを同時に抑えることができ、テーブルをより一層
正確に往復移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーブル送り装置の正面図
【図2】他のテーブル送り装置の正面図。
【図3】他のテーブル送り装置の正面図。
【図4】他のテーブル送り装置の断面図。
【図5】他のテーブル送り装置の断面図。
【符号の説明】
1 ベース 1‐1、1‐2 ボス孔 2 ボールネジ(送りネジ) 3 軸受 3‐1 ハウジング 4 軸受 4‐1 ハウジング 5 モータ 6 モータの回転軸 7 送りナット 7‐1 送りナットの一端外周フランジ部 8 ブロック 8‐1 ブロックの送りナット装着孔 9 テーブル 10 取付けプレート 11 ローラガイド(横スライド機構部) 12 チェーン 13、14 ガイドレール 15 静圧軸受(横スライド機構部) 16 静圧案内 17 ガイド 18 取出し孔 19 分離ブロックテーブル 20 リニアガイド(横スライド機構部) 21 ガイドレール 22 摺動部材 23 支持アーム 24 中間接続部材 25、26、27、28 側板 29 第1のリニアガイド(横スライド機構部) 30 第2のリニアガイド(縦スライド機構部) 31 中間接続部材 32 コ字状天板 33 底板 34、35 支柱 36 第1のリニアボールベアリング(横スライド機構
部) 37 ガイドバー 38 摺動部材 39 第2のリニアボールベアリング(縦スライド機構
部) 40‐1 固定ボルト 40‐2、40‐3 ボルト挿入孔 40‐4 ネジ孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支持された送りネジと、 上記送りネジをその軸心周りに回転させるモータと、 上記送りネジに係合する送りナットと、 上記送りナットに一体に装着されたブロックと、 上記ブロックの上方に位置するテーブルを上記送りネジ
    の軸方向に沿って案内するガイドレールと、 上記テーブルの下面側に直接取付けられ、上記ブロック
    と上記テーブルとを連結するスライド機構部とを具備
    し、 上記スライド機構部は、上記送りネジの断面左右方向に
    スライド可能な横スライド機構部と、上記送りネジの断
    面上下方向にスライド可能な縦スライド機構部のうち、
    いずれか一方からなることを特徴とするテーブル送り装
    置。
  2. 【請求項2】 回転可能に支持された送りネジと、 上記送りネジをその軸心周りに回転させるモータと、 上記送りネジに係合する送りナットと、 上記送りナットに一体に装着されたブロックと、 上記ブロックの上方に位置するテーブルを上記送りネジ
    の軸方向に沿って案内するガイドレールと、 上記ブロックと上記テーブルとの間に配設された中間接
    続部材と、 上記テーブルの下面側に配置され、上記中間接続部材と
    上記ブロックとを連結するとともに、上記送りネジの断
    面左右方向にスライド可能な横スライド機構部と、 上記テーブルの下面側に直接取付けられ、上記中間接続
    部材と上記分離ブロックテーブルとを連結するととも
    に、上記送りネジの断面上下方向にスライド可能に配設
    された縦スライド機構部とを備えてなることを特徴とす
    るテーブル送り装置。
  3. 【請求項3】 上記送りネジと送りナットは、テーブル
    分解作業を行なうことなく直接、上記テーブルの下面か
    ら引き抜かれる構造であることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載のテーブル送り装置。
  4. 【請求項4】 上記テーブルは、その一部が分離ブロッ
    クテーブルとして該テーブル上面の上方に抜き取り可能
    に形成され、 上記横スライド機構部又は縦スライド機構部のいずれか
    一方が、上記分離ブロックテーブルの下面側に直接取付
    けられてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載のテーブル送り装置。
  5. 【請求項5】 上記送りネジと送りナットは、テーブル
    分解作業を行なうことなく直接、上記テーブルの下面か
    ら引き抜かれる構造であり、 上記テーブルは、その一部が分離ブロックテーブルとし
    て該テーブル上面の上方に抜き取り可能に形成され、 上記横スライド機構部又は上記横スライド機構部のいず
    れか一方が、上記分離ブロックテーブルの下面側に直接
    取付けられてなることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載のテーブル送り装置。
  6. 【請求項6】 上記送りネジと送りナットがテーブル分
    解作業を行なうことなく直接上記テーブルの下面から引
    き抜かれる構造は、 上記送りネジの両端がそれぞれベアリングで支持される
    構造と、 上記一方のベアリングのハウジングがベースの表面側に
    設けた横向きのボス孔に挿入されて支持され、上記他方
    のベアリングのハウジングがベースの表面側に設けた他
    の横向きのボス孔に挿入されて支持される構造と、 上記一方のベアリングのハウジングが挿入されているボ
    ス孔の内径が上記送りナットの最大外径寸法に比し少し
    大径に設けられる構造と、 上記送りナットが上記ブロックの送りナット装着孔に挿
    入装着され、その送りナット装着孔の内径が上記他方の
    ベアリングを収容しているハウジングの外径に比し少し
    大径に設けられる構造とからなることを特徴とする請求
    項3又は請求項5に記載のテーブル送り装置。
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