JP2003310695A - 渦流浴装置 - Google Patents

渦流浴装置

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JP2003310695A
JP2003310695A JP2002160711A JP2002160711A JP2003310695A JP 2003310695 A JP2003310695 A JP 2003310695A JP 2002160711 A JP2002160711 A JP 2002160711A JP 2002160711 A JP2002160711 A JP 2002160711A JP 2003310695 A JP2003310695 A JP 2003310695A
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JP
Japan
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bath
pad
handrail
backrest
hot water
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Pending
Application number
JP2002160711A
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English (en)
Inventor
Naohito Kameda
尚人 亀田
Hironori Mabuchi
広訓 間淵
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Amano Corp
Original Assignee
Amano Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用勝手の良い渦流浴装置を提供する。 【解決手段】 渦流浴装置Aの手摺り4の肘掛けパッド
と背もたれ用パッドを同一物で作製して共用化を計り、
槽1の後壁上部に湾曲した窪み8を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水治療法機器にお
いて、特に、下肢部治療の際に必要とする肘掛けパット
と背もたれパットとを同一物でしかも着脱式とするとと
もに、槽内湯の外部溢出を防止した新規且つ有用な浴槽
形状に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の下肢浴装置において、特に下肢部
治療に際しては、底面に腰掛けた患者さんの脚部を浴槽
内に挿入して治療にあたるため、治療部位や身体条件等
により手摺りを握りしめた姿勢を採る場合や背もたれに
寄り掛かる姿勢のもとに治療が行われる。従って、従来
の下肢浴装置には、通常手摺り止めグリップが取付き、
背もたれには背もたれ用の専用パットが取付けられてい
る。
【0003】ところが、上述した背もたれに寄り掛かっ
て数10分間の治療を受ける場合に較べて、手摺りをつ
かんだ姿勢で同じ数10分間維持する方が遥かに苦痛を
伴い、芳しい評価を得ておらない。
【0004】更に、噴流を用いた渦流浴装置は、槽前壁
に設けた2基のノズルと後壁に設けた1基のノズルから
患部に向けてエアの混ざった圧力水を強烈に噴射させる
ものであるから、殊に治療部位が膝関節等、槽の上方部
に位置するケースでは、前壁からの噴流によって水面が
大きく波立ち、槽内湯が外部へ溢れ出ることがある。こ
のため、着衣や床面が濡れるといった問題を抱えてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来の渦流浴装置における問題点を解消せんとしたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
渦流浴装置は、湯を満たした浴槽内に噴流発生部材から
流体を噴射させて上下肢部等の治療に供する水治療法機
器において、上記浴槽前部に配置したハンドル状の手摺
りに装着される肘掛け用パットと、座面後部に配設した
背もたれ枠に装着される背もたれパットを、同一物でし
かも着脱可能に作製したことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の渦流浴装置は、湯を満たし
た浴槽内に噴流発生部材から流体を噴射させて上下肢部
等の治療に供する水治療法機器において、上記浴槽の後
壁上部に湾曲した窪み部分を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記請求項1記載の渦流浴装置によると、背も
たれに使用されるパットと手摺りに装着する肘掛けパッ
トとを同一物でしかも着脱可能に作製したから、手摺り
利用の患者さんは、その両肘を肘掛けパットに乗せた楽
な姿勢のもとに治療を行うことが出来るメリットと、手
摺りグリップを必要としない実用的メリットを奏する。
【0009】又、請求項2記載の渦流浴装置によると、
浴槽の後壁上部に湾曲した窪み部分を設けた結果、噴流
によって押圧された槽内湯の表面に派生する波が湾曲し
た窪み内に流れ込んで波力が分散されるため、槽外への
溢出が防止されるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を附図実施例に基い
て説明する。図1は本発明の上下肢治療用の渦流浴装置
を示す右側面図で、下肢部治療時の実施形態を示してい
る。図2は平面図、図3は背面図である。図中、本発明
に係る渦流浴装置は、その全体を符号Aで示し、1は槽
部分1Aと、上面パネル部分1Bを一体成型したFRP
製の浴槽本体で、その周囲はカバーによって覆われてい
る。2は患者さんMが腰掛ける座面上に載置され、体位
変換用として使われるターンテーブルを示す。上記槽1
Aの前壁1Cには、上下に2基のノズル3A,3Bを有
し、後壁1Dの適所にノズル3Cを有する。そして、槽
1A内に湯を満たした状態で患者さんMの治療部位に向
けて選択されたノズルから噴流を噴射させて所望の治療
が行われるものである。
【0011】上記浴槽本体1における上面パネル1Bの
前方には、パイプ材を湾曲させたハンドル状の手摺り4
が蝶番5,5によって枢支されている。この手摺り4
は、少なくとも患者さんMが治療を行うためターンテー
ブル2から離れる際には、図1の如く矢示X方向に回動
させて、支障を来さないようにする。そして、手摺り4
を使用して治療に当たる場合は、実線示状態のようにク
ッション材4′が上面パネル1Bと当接するまで旋回さ
せ、把持部4Aに中空の樹脂成型品等から成る肘掛け用
のパット6をグリップに代わり装着するものである。
【0012】上記パット6は、図4〜図6に示すよう
に、その裏面6Aに前記把持部4Aの外径寸法より僅か
小さ目の開口寸法を備えた半円状の係合凹6Bが形成さ
れると共に開口部の左右2ヶ所に手摺り4の把持部4A
と密に嵌合してガタ付き防止し脱落防止を兼ねる膨出部
6C,6Cがそれぞれ一体成型されている。尚、上記係
合凹部6Rの内壁面にも僅かに盛り上がった幅1mm程
度の突片6D,6Dが一体成型されている。従って、パ
ッド6と把持部4Aとの係合は、パッド6の弾性変形を
利用して比較的強い力で押し込んで嵌挿させるので、タ
イトな係合状態にあり、パッド6が把持部4Aから簡単
に脱落したり、回転したりすることはない。ところが、
上記突片6D,6Dの存在により、係合凹部6Bと把持
部4Aとの全面密着を避けているため、タイトな係合の
割には極端な力を要さないで、パッド6を把持部4Aか
ら抜き去ることが出来ると同時に回動操作することが可
能である。この結果、患者さんMは、上記パッド6を身
体条件に最も適した取付角度に調整して、肘掛け用とし
て使用出来るので、リラックスした姿勢のもとに治療を
受けられる。尚、上記係合凹部6Bに直交連結する同じ
く半円状の係合溝6Eは、後述する背もたれ構成部材を
受嵌するものである。
【0013】更に、本発明は、座面後部に前記手摺り4
と同一サイズのパイプをT字型に接合した背もたれ枠7
が設置されている。従って、前述したパッド6を手摺り
4から取り外して背もたれ枠7に弾着すれば、背もたれ
用のパッドとして使用される。要するに、上記パッド6
は肘掛け用としても背もたれ用にも任意に交換可能に着
脱して利用するものである。
【0014】更に、本発明の浴槽本体1における挿1A
の後壁1Dは、従来のように、底壁と上面パネルとの間
を直線的に単純に連接したものでない。即ち、底壁から
一旦直線的に立ち上げた後、その上部に回転テーブル2
と同芯円状の比較的曲率半径の大なる円弧部分8Aと、
この円弧部分8Aおよび槽側壁1E,1Eと接する曲率
半径の小なる円弧部分B,8Bによって形成される湾曲
した窪み8,8が設置されている。従って、前壁1Cに
装着したノズル3A,3Bから噴出された噴流は、湾曲
した窪み8,8によってそのパワーが分散されるため、
水面の波立ち現象が小さく抑えられ、結果的に槽外への
溢出が防止される。
【0015】尚、上記槽1Aの後部壁1Cの上部に湾曲
した窪み8,8を設置して湯の外部溢出を防止する技術
思想は、上述の実施例に限らず、上肢浴装置、脚浴装置
および全身浴装置等他の渦流浴装置にも適用出来ること
明らかである。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように、まず、請求項1
によると、背もたれ用のパッドと手摺り用の肘掛けパッ
ドを同一物にて作製して共用化したものであるから、経
済的メリットはもとより、手摺り利用の患者さんにとっ
てリラックスした姿勢で治療が受けられる利点がある。
【0017】次に、請求項2によれば、槽1Aの後壁1
Dの上部に湾曲した窪み8,8を設け、噴流による波立
ちを抑制するようにしたから、湯の外部溢出を防止で
き、着衣や床面が濡れるといった不具合を解消されるば
かりでなく、槽の前後方向の寸法を短少化できるので湯
量が少なくて済み、ランニングコストの低減効果か期待
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の渦流浴装置の右側面図である。
【図2】本発明の渦流浴装置の平面図である。
【図3】本発明の渦流浴装置の背面図である。
【図4】本発明の渦流浴装置に使用されるパッドの底面
図である。
【図5】本発明の渦流浴装置に使用されるパッド側面図
と要部の拡大断面図である。
【図6】本発明の渦流浴装置に使用されるパッドの拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 浴槽本体 1A 槽 1B 上面パネル 1C 前壁 1D 後壁 1E 側壁 2 ターンテーブル 3A,3B,3C ノズル 4 手摺り 4A 把持部 6 パッド 7 背もたれ枠 8 湾曲した窪み 8A,8B 円弧部分 A 渦流浴装置 M 患者さん

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯を満たした浴槽内に噴流発生部材から
    流体を噴射させて上下肢部等の治療に供する水治療法機
    器において、上記浴槽前部に配置したハンドル状の手摺
    りに装着される肘掛け用パットと、座面後部に配設した
    背もたれ枠に装着される背もたれパットを、同一物でし
    かも着脱可能に作製したことを特徴とする渦流浴装置。
  2. 【請求項2】 湯を満たした浴槽内に噴流発生部材から
    流体を噴射させて上下肢部等の治療に供する水治療法機
    器において、上記浴槽の後壁上部に湾曲した窪み部分を
    設けたことを特徴とする渦流浴装置。
JP2002160711A 2002-04-23 2002-04-23 渦流浴装置 Pending JP2003310695A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013042944A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Panasonic Corp 足浴装置
JP2018068616A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 酒井医療株式会社 渦流浴装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013042944A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Panasonic Corp 足浴装置
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