JP2003310671A - 臭気等処理装置 - Google Patents

臭気等処理装置

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JP2003310671A JP2002119536A JP2002119536A JP2003310671A JP 2003310671 A JP2003310671 A JP 2003310671A JP 2002119536 A JP2002119536 A JP 2002119536A JP 2002119536 A JP2002119536 A JP 2002119536A JP 2003310671 A JP2003310671 A JP 2003310671A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はベッド上に置いた状態でも、吸排気
ファンをボックス本体に一体的に取付けた状態でも安定
的した状態で使用できる臭気等処理装置を提供するにあ
る。 【解決手段】 ボックス本体2と、この2の開口部3
と、ボックス本体2の側壁奥側上方に設けられた吸出口
4と、この吸出口4からの臭気を下方に誘導するための
ボックス本体2の外側に該2と一体的に設けられた臭気
等誘導部5と、この臭気等誘導部5の下方に設けられた
排出部6とからなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に寝たきり者など
の介護される者のおむつを交換するときなどに、そのお
むつおよび寝たきり者の臀部からの臭気等を吸込み、室
内に臭気が飛散しないようにするため臭気等処理装置に
関する。に関する。
【0002】
【従来技術】従来特開2001−017487(脱臭ボ
ックス)に、前部に開口部を有するととも底部が上部よ
りも狭い形態からなるボックス本体と、このボックス本
体の側部壁や背部壁の上方に設けた吸出口に掃除機の吸
引ホースを差し込み、ボックス本体内の臭気および介護
されるものの臀部の臭気を掃除機の吸引力でボックス本
体内に吸い寄せさらに吸出して、屋外に排出するという
脱臭ボックスや脱臭装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
掃除機の吸引ホースを差し込む吸出口がボックス本体の
上方にあるために、ベッド上に置いた脱臭ボックスが不
安定になるという欠点があった。また、安価な柔らかで
折れやすいビニールホース系の排気ホースは折れて塞が
るので使用し難いという欠点があった。また、吸排気フ
ァンをボックス本体に一体的に取付ける場合には、ボッ
クス本体の上方に取付けなければならず、そうした場合
は上部に重心がより移りより不安定になるので、吸排気
ファンをボックスと一体的に設けることが実用的でない
という欠点があった。また、ボックス本体の底部が狭い
ために、底部に敷いたシートに汚物を投入するのである
が、汚物が介護される者の側(前方)に来たり、シート
に汚物を載せたままの状態で脱臭ボックスを動かしたり
出来難い、汚物が開口部側にあることが多くなり、汚物
の臭気の吸い寄せの弱いあるいはおよばない部位が多く
なって臭気の一部がボックス外に飛散してしまうという
欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、ベッド上に置いた
状態でも、吸排気ファンをボックス本体に一体的に取付
けた状態でも安定的した状態で使用できる臭気等処理装
置を提供するにある。また、本発明の他の目的は、収納
した汚物の臭気のボックス外への漏れを少なくした臭気
等処理装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は主に介護される者の臀部横に置いて使用す
るボックス本体と、このボックス本体の介護される者の
臀部側に開口してなる開口部と、前記ボックス本体の略
中程から上方に設けられた主に該ボックス本体内の臭気
等を該ボックス本体外に排出するための吸出口と、この
吸出口からの臭気等を下方に誘導するための前記ボック
ス本体と一体的に設けられた臭気等誘導部と、この臭気
等誘導部の前記ボックス本体の下方側となる部位に設け
られた排出部とで臭気等処理装置を構成している。
【0006】また、主に介護される者の臀部横に置いて
使用するボックス本体と、このボックス本体の介護され
る者の臀部側に開口してなる開口部と、主に介護される
者の臀部横に置いて使用するボックス本体と、このボッ
クス本体の介護される者の臀部側に開口してなる開口部
と、前記ボックス本体の略中程から上方に設けられた主
に該ボックス本体内の臭気等を該ボックス本体外に排出
するための吸出口と、前記ボックス本体内に投入した紙
おむつ等の投入物が前方に来ることなく、前記ボックス
本体の下部奥側に置かれるようにするための投入物前方
行阻止部とで臭気等処理装置を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。但し、記載され内容は本
発明の技術的範囲をそれらに限定する趣旨のものではな
い。
【0008】図1ないし図5に示す本発明の第1の実施
の形態において1はダンボール製の臭気等処理装置であ
って、この臭気等処理装置1は主に介護される者の臀部
横に置いて使用するボックス本体2と、このボックス本
体2の介護される者の臀部側に開口してなる開口部3
と、ボックス本体2の側壁奥側上方に設けられたボック
ス本体2内の臭気を該2外に吸い出すための吸出口4
と、この吸出口4からの臭気を下方に誘導するためのボ
ックス本体2の外側に該2と一体的に設けられた臭気等
誘導部5と、この臭気等誘導部5の下方に設けられた排
出部6と、この排出具の内側で臭気誘導部5内に設けら
れた電動式の吸排気ファン7(電源コード省略)と、ボ
ックス本体2内に投入した紙おむつ等の投入物8が前方
(開口部側)に来ることなく、ボックス本体2の下部奥
側に広がらず小スペースで置かれるようにするための投
入物前方行阻止部9と、ボックス本体2の背部壁内側面
の投入物前方行阻止部9より高い部位に設けられた、投
入物8を受けるためのシート部材や袋部材などの投入物
受け部材10を差込み係止するための投入物受け部材係
止部11とからなっている。投入物受け部材10はオム
ツ交換の場合は、該オムツと同じ素材からなるシート及
び包み固定のための粘着テープが、オムツの再生処理が
しやすいのでよい。
【0009】図4において、ベッド12に横臥した介護
される者13の臀部横に臭気等処理装置1が置かれてい
る。排出部6には柔軟性のあるビニール系ホースからな
る排気ホース14が接続され、中にペットボトルの底部
と上部をカットして筒状にしたものなどが適宜に入れら
れて、パイプ形態となるようにしている。排気ホース1
4の排出口は掃き出しで戸15と戸口16に挟まれた四
角形の排気ダクト17に接続され、排気ダクト17上の
隙間はダンボール板製の隙間塞板18を該18に適宜な
間隔で設けた洗濯挟み差込孔(図示せず)に物干し竿を
挟み付ける洗濯挟み(図示せず)に一方の挟持部を差込
み、戸15を挟み付けるようにして係止されている。
【0010】
【発明の異なる実施の形態】次に、図5ないし図23に
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これら発明の異なる実施の形態の説明に当たって、前記
本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号
を付して重複する説明を省略する。
【0011】図5に示す本発明の第2の実施の形態にお
いて前記本発明の実施の形態1と主に異なる点は、排出
部6に柔軟性のビニール筒21を設けあるいは設けら
れ、排出部6に差込まれた掃除機からの吸込みホース2
2をビニール筒21を結束して取付けている点にある。
【0012】図6に示す本発明の第3の実施の形態にお
いて前記本発明の実施の形態1と主に異なる点は、排出
部6に電動式の吸排気ファン24を取付けた点にある。
吸排気ファン24の取付けは、柔軟性のビニール筒25
を結束具や粘着テープなどの固定手段26で固定し(事
前に固定されている構成でもよい)、吸排気ファン24
の一部を排出部6に差込み、ビニール筒25を吸排気フ
ァン24上で結束手段27により結束して排出部6に取
付けている。排気ホース14を排出部6に結束取付け
る。
【0013】図7に示す本発明の第4の実施の形態にお
いて前記本発明の実施の形態1と主に異なる点は、臭気
等誘導部5内中ほどにファン取付け部29をもうけ、こ
のファン取付け部29に吸排気ファン7が取付けられ、
臭気等誘導部5の下方に空気の流れをスムーズにするた
めの湾曲した空気抵抗軽減カーブ部30を設けた点にあ
る。臭気等誘導部5の天井部などに扉等を設けて、吸排
気ファン7を容易に後付けできるようにしておくのがよ
い。
【0014】図8に示す本発明の第5の実施の形態にお
いて前記本発明の実施の形態1と主に異なる点は、臭気
等誘導部5の内部に消臭・脱臭部剤、消臭・脱臭部材、
光り触媒式消臭装置、オゾン式消臭装置などからなる消
臭手段32が設けられ、排出部6に吸排気ファン7を設
けた点にある。
【0015】図9に示す本発明の第6の実施の形態にお
いて前記本発明の実施の形態1と主に異なる点は、吸出
口4からボックス本体2内の天井部側に誘導部形成板3
4がボックス内上部誘導部35を形成するように設けら
れ、このボックス内上部誘導部35にボックス本体2内
の臭気等を吸込むための下向きの天井側吸出口36を設
けてなる点にある。
【0016】図10に示す本発明の第7の実施の形態に
おいて前記本発明の実施の形態1と主に異なる点は、ボ
ックス本体2の内側の背部と天井部にかけて臭気等誘導
部38を形成するように略へ字形状やL字形状の誘導部
形成板39を設け、該39の天井側部位に天井側吸出口
36を設け、排出口40を臭気等誘導部38の下方側部
に設け、投入物受け部材係止部11と投入物前方行阻止
部9を一枚のダンボール板41により形成した点にあ
る。
【0017】図11に示す本発明の第8の実施の形態に
おいて前記本発明の実施の形態1と主に異なる点は、ボ
ックス本体2の背部の内側(外側でも良い)に臭気等誘
導部43を形成する誘導部形成板44を設け、この44
の上部に吸出口45を設けた点にある。
【0018】図12及び図13に示す本発明の第9の実
施の形態において前記本発明の実施の形態1と主に異な
る点は、ボックス本体2の天井部、背部および両側部を
連絡された中空構造部とした臭気誘導部46を設け、そ
の天井部内壁前方に上部吸出口47を設け、両側部の内
壁前方に側部吸出口48を設け、臭気誘導部5とボック
ス本体2の間に下部から上部に達する吸出口49を設け
た点にある。
【0019】図14に示す本発明の第10の実施の形態
において前記本発明の実施の形態1と主に異なる点は、
臭気等誘導部5をボックス本体2に後付けで固定するこ
とが出来るようにした、臭気等誘導装置51とした点に
ある。臭気等誘導装置51は開口部側にフランジ52を
設け、該52に粘着部53が設けられている。
【0020】(付記) <1>非通気性のビニール系、ポリエチレン、ポリスチ
レンなどの柔軟性シート状部材をホース形態にして形成
したホース本体と、このホース本体の外側に接着や融着
などにより内側部位を固定された、起こされた状態でフ
ランジ体を形成して前記ホース本体を筒状形態(ホース
体)に保持するための適宜な間隔で配置された板状部材
片からなる筒状形態保持手段とからなることを特徴とす
る排気ホース。 <2>筒状形態保持手段がホース本体に対向するように
取付けられた対からなる板状部材であって、内側が胴部
分と腕部分とからなる略コの字形態あるいはLの字形態
からなるものであり、前記胴部分の内側を前記ホース本
体に固定し、前記腕部分同士をクリップ等の接続手段で
接続することにより前記腕部分と前記胴部分により内側
に空間部を有するフランジ体が形成され、このこのフラ
ンジ体の形成により前記胴部分に固定された前記ホース
本体が筒状態となり該筒状態が保持されるようにしてな
ることを特徴とする前記<1>記載の排気ホース。 <3>筒状形態保持手段が二つ折になり且つ展開すると
フランジ体となって内側に溝形態を含む空間部が形成さ
れる板上部材からなることを特徴とする<1><2>い
ずれか記載の排気ホース。 <4>筒状形態保持手段の構成を、三角筒体に折り上げ
ることが出来る、底部、右側部、左側部からなる板状部
材片にしたことを特徴とする前記<1>記載の排気ホー
ス。 前記<1>ないし<3>に記載の発明の効果。 <1>ないし<3>産業上の利用分野 本発明は排気ホースに関する。 <1>ないし<3>に記載の発明に関する従来技術 従来、室内において介護される者のおむつ交換時の臭気
を排出するため、介護される者の臀部付近に置く脱臭ボ
ックス内の空気を吸引するためのホースとして、掃除機
などに使われる細い蛇腹ホースや、合成樹脂製やアルミ
製部材で蛇腹上に形成された太目のホースが使用されて
いた。 <1>ないし<3>に記載の発明が解決しようとする課
題 上述した従来技術のものは、それぞれが高価であるとい
う欠点があった。また、細い蛇腹製のものは吸引騒音が
大きいと言う欠点があった。また、太目のホースは容積
が大きく、運送費がかかる、収納性が悪いと言う欠点が
あった。 <1>ないし<3>に記載の発明の目的 本発明は以上のような従来技術の持つ問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、安価で運搬性・収納
性がよい排気ホースを提供するにある。 <1>ないし<3>に記載の発明の効果 安価なビニール系などの柔軟性部材からなるホース部材
に、ダンボール製部材などの安価な板材からなる前記ホ
ース部材を筒状形態に保持する筒状形態保持手段を適宜
な間隔で設けたものであるので、収納性と折りたたみコ
ンパクトにして運送できるので、安価な排気ホースを提
供できるとう効果を奏する。また、排気ホースを太いも
のにできるのでホースにかかわる吸引音を大幅に軽減で
きるという効果を奏する。使用後は折りたたんで置ける
ので、収納性が良いという効果も奏する。
【0021】図15ないし図17に示す本発明の第11
の実施の形態において55は排気ホースであって、この
排気ホース55は非通気性柔軟性部材(ビニール系、ポ
リエチレン、ポリスチレンなどのビニール袋を形成する
部材と同じもの)をホース形態にして形成したホース本
体56と、このホース本体56の外側に適宜な間隔で接
着や融着などにより内側部位を固定された適宜な数の四
角筒体57と、該57の対向する側部に起こされた状態
でフランジ体を形成してホース本体56を筒状形態(ホ
ース体)に保持するための適宜な間隔で配置されたダン
ボール製の胴部58と腕部59からなる一対のLの字形
態の板状部材片60で構成された筒状形態保持手段61
と、ホース本体56の排気口に設けられたダンボール製
四角形筒体からなる排気ダクト62とからなっている。
板状部材片60、60を起こして、重なった腕部59、
59をクリップ、粘着テープ、ホッチキスなどの接続手
段63で接続することにより、空間部を有するフランジ
体を形成してホース本体56を筒状形態に広げその筒状
形態を保持する。筒状形態保持手段61は同じ間隔で配
列する必要はなく、ベッドからの降り部位に当たる部位
などは狭い間隔に配列して、筒状形態が確りと形成され
るようにするのがよい。
【0022】図18ないし図21に示す本発明の第12
の実施の形態において前記本発明の実施の形態11と主
に異なる点は、筒状形態保持手段65の構成をダンボー
ル製板の上方に切込み66を下方に切り込み67を設け
て、上部腕部68、下部腕部69、該68と69を連絡
する胴部70、この胴部70から延びた糊代部71とか
なる板状部材片72、72からなる構成とした点にあ
る。糊代部71をホース本体56に接着あるいは融着と
うして接合して板状部材72を取付けてある。図19お
よび図21に示すように、腕部69、69は前方あるい
は後方に折って、ベッド12からの降りをなだらかにす
るための折部73が多数設けられたダンボール板材74
に、クリップなどで固定して、ホース本体56の均一な
筒状形態が形成されるようにでき、良好な吸排気を実現
することができる。
【0023】図22に示す第13の実施の形態において
前記第11の実施の形態と主に異なる点は、筒状形態保
持手段76の形態を内側に空間部77を有する四角リン
ク体からなるダンボール製の板状部材片81からなり、
且つ、二つ折りにでき、且つ、底部横片形成部95を折
り目84,84を折ることにより形成できる形態にした
点である。底部横片形成部95が横に折られることによ
り、筒状形態保持手段76の開いてホース本体56を筒
状にした状態が保持されるとともに、ダンボール板材7
4に底部横片形成部95をクリップ等で固定して前記第
12の実施の形態と同様な使用が可能となる。胴部7
8、79の内側には短い糊代部80が設けられ、この糊
代部80がホース本体56に接合されている。82、8
2は折り目。糊代部は、屑を出さないのであれば、空間
部77の半分程度の広いものとするのもよい。こうする
方がホース本体56と筒状形態保持手段76の接合面積
部位が広くなり、より良好な筒状形態を得ることができ
るとともに、筒状形態保持手段の数を少なくすることが
でき、製造工程の軽減、材料費の軽減および生産性の向
上を実現する。
【0024】図23に示す第14の実施の形態において
前記第11の実施の形態と主に異なる点は、筒状形態保
持手段86の形態を前記筒状形態保持手段76を真中か
ら二つに分けた形態の板状部材片87、87からなる構
成とした点にある。板状部材片87は上部腕部88、下
部腕部89、該88と該89を連絡する胴部90、この
胴部90内側に折り目をつけて設けられた糊代部91と
からなっている。
【0025】図24および図25に示す第15の実施の
形態において前記第11の実施の形態と主に異なる点
は、筒状形態保持手段96の構成を、三角筒体に折り上
げることが出来る、底部97、右側部98、左側部99
からなる板状部材片100にした点である。少なくとも
右側部98、左側部99にホース本体56が接着や融着
などにより接合されていて、右側部98、左側部99を
起して頂部101,101を合わせて該頂部をクリップ
等で固定することにより、三角筒状形態を形成しその形
態を保持することが出来る。組立・展開操作も簡単で、
展開して折り畳みコンパクトにして収納することも、輸
送すること容易であり、低コストと使用しやすさを実現
する。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に述べるような効果が得られる。 (1)請求項1に記載の発明は、ボックス本体の略中程
から上方に吸出口を設け、この吸出口からの臭気等を下
方に誘導するための前記ボックス本体と一体的に設けら
れた臭気等誘導部を設け、この臭気等誘導部の前記ボッ
クス本体の下方側となる部位に排出部を設けた構成であ
るので、掃除機の吸引ホースや排気ホースを脱臭ボック
スの下方に取付ける構成となり、結果重心が下方になる
ので脱臭ボックスの安定性がよくなる、安価なビニール
ホース系の柔らかかったり折れやすい排気ホースを取付
け使用することができるという効果を得ることができ
る。また、吸排気ファン装置を下方に取付けることがで
きるようになるとともに、重量のある吸排気ファンの下
方への取付けにより、より安定した状態を得ることがで
きるという効果も得られる。
【0027】(2)請求項2記載の発明は前記(1)と
同様な効果を得ることができるとともに、排出部の外に
電動排気手段を設けたものであるので、掃除機を使用し
なくてよく、特に高価な延長吸引ホースの購入、掃除機
の騒音等の問題を解決できるという効果を得ることがで
きる。
【0028】(3)請求項3記載の発明は前記(1)お
よび(2)と同様な効果を得ることができるとともに、
臭気等誘導部内に消臭手段を設けたものであるので、排
気ホースの購入、排気ホースのセット等の煩雑な準備が
必要なくなり、使用感が格段に向上すという効果を得る
ことができる。
【0029】(4)請求項4記載の発明は前記(1)な
いし(3)記載の発明と同様な効果を得ることができる
とともに、吸出口からボックス本体内略天井部にボック
ス内上部誘導部を設け、このボックス内上部誘導部に前
記ボックス本体内の臭気等を吸込むための下向きの天井
側吸出口を設けたものであるので、特に汚物から立ち上
がり開口部側に流れる臭気の吸込み範囲と、上方開口付
近の吸い寄せ力を向上させるという効果を奏する。
【0030】請求項5記載の発明は前記(1)ないし
(4)記載の発明と同様な効果を得ることができるとと
もに、ボックス本体内に投入した紙おむつ等の投入物が
前方に来ることなく、前記ボックス本体の下部奥側に置
かれるようにするための投入物前方行阻止部を設けたも
のであるので、臭気発生汚物からの臭気発生領域を奥側
に狭めることができ、臭気吸い寄せ能力を格段に向上さ
せるとともに、脱臭ボックスを動かしても汚物が出る心
配が無く、また、奥側に収まった汚物に介護者がオムツ
交換作業中に触れる心配もないという効果を得ることが
できる。
【0031】(6)請求項6記載の発明は前記(1)な
いし(5)と同様な効果を得ることができるとともに、
天井部内壁前方に上部吸出口を設け、両側部の内壁前方
に側部吸出口を設けたものであるので、介護される者か
ら立ち上る臭気の吸い寄せ力を増加させるという効果を
得ることができる。
【0032】(7)請求項7記載の発明は前記(5)と
同様な効果を得ることができる。
【0033】(8)請求項8記載の発明は前記(7)記
載の発明と同様な効果を得ることができるとともに、
ボックス本体の背部壁内側面に投入物前方行阻止部より
高い部位に、投入物を受けるためのシート部材や袋部材
などの投入物受け部材を係止するための投入物受け部材
係止部を設けたものであるので、ビニールシートなどの
柔らかで軽く落ち着きの悪いシートでも、安定的に設置
することができるとともに、少々乱暴に汚物を投入して
もボックス本体が汚れる心配がないという効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の使用状態の説明
図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の投入物受け部材を
セットした状態の斜視図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の使用状態を示す縦
断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の使用状態全体図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の臭気等処理装置の
横断面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態の臭気等処理装置の
横断面図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の臭気等処理装置の
横断面図。
【図8】本発明の第5の実施の形態の臭気等処理装置の
横断面図。
【図9】本発明の第6の実施の形態の臭気等処理装置の
縦断面図。
【図10】本発明の第7の実施の形態の臭気等処理装置
の横断面図。
【図11】本発明の第8の実施の形態の臭気等処理装置
の横断面図。
【図12】本発明の第9の実施の形態の臭気等処理装置
の横断面図。
【図13】本発明の第9の実施の形態の臭気等処理装置
の正面図。
【図14】本発明の第10の実施の形態を示す斜視図。
【図15】本発明の第11の実施の形態の排気ホースの
筒状態を示す側面図。
【図16】本発明の第11の実施の形態の排気ホースの
平状態を示す側面図。
【図17】本発明の第11の実施の形態の筒状態での正
面図。
【図18】本発明の第12の実施の形態の板状部材片の
正面図。
【図19】本発明の第12の実施の形態の排気ホースの
部分斜視図。
【図20】本発明の第12の実施の形態の平状態の側面
図。
【図21】本発明の第12の実施の形態の使用状態側面
図。
【図22】本発明の第13の実施の形態の筒状態と折り
たたみ状態の正面図。
【図23】本発明の第14の実施の形態の筒状態と折り
たたみ状態の正面図。
【図24】本発明の第15の実施の形態の展開と筒状態
の正面図
【図25】本発明の第15の実施の形態の側面図。
【符号の説明】
1:臭気等処理装置、 2:ボックス本体、 3:開口部、 4:吸出口、 5:臭気等誘導部、 6:排出部、 7:吸排気ファン、 8:投入物、 9:投入物前方行阻止部、 10:投入物受け部材、 11:投入物受け部材係止部、 12:ベッド、 13:介護される者、 14:排気ホース、 15:戸、 16:戸口、 17:排気ダクト、 18:隙間塞板、 21:ビニール筒、 22:吸込みホース、 24:吸排気ファン、 25:ビニール筒、 26:固定手段、 27:結束手段、 29:ファン取付け部、 30:空気抵抗軽減カーブ部、 32:消臭手段、 34:誘導部形成板、 35:ボックス内上部誘導部、 36:天井側吸出口、 38:臭気等誘導部、 39:誘導部形成板、 40:排出口、 41:ダンボール板、 43:臭気等誘導部、 44:誘導部形成板、 45:吸出口、 46:臭気誘導部、 47:上部吸出口、 48:側部吸出口、 49:吸出口、 51:臭気等誘導装置、 52:フランジ、 53:粘着部、 55:排気ホース、 56:ホース本体56、 57:四角筒体、 58:胴部、 59:腕部、 60:板状部材片、 61:筒状形態保持手段、 62:排気ダクト、 63:接続手段、 64:糊代部、 65:筒状形態保持手段、 66:切込み、 67:切込み、 68:上部腕部、 69:下部腕部、 70:胴部、 71:糊代部、 72:板状部材片、 73:折部、 74:ダンボール板材、 76:筒状形態保持手段、 77:空間部、 78:胴部、 79:胴部、 80:糊代部、 81:板状部材片、 82:折り目、 83:折り目、 84:折り目、 86:筒状形態保持手段、 87:板状部材、 88:上部腕部、 89:下部腕部、 90:胴部、 91:糊代部、 95:底部横片形成部、 96:筒状形態保持手段、 97:底部、 98:右側部、 99:左側部、 100:板状部材片、 101:頂部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に介護される者の臀部横に置いて使用
    するボックス本体と、 このボックス本体の介護される者の臀部側に開口してな
    る開口部と、 前記ボックス本体の略中程から上方に設けられた主に該
    ボックス本体内の臭気等を該ボックス本体外に排出する
    ための吸出口と、 この吸出口からの臭気等を下方に誘導するための前記ボ
    ックス本体と一体的に設けられた臭気等誘導部と、 この臭気等誘導部の前記ボックス本体の下方側となる部
    位に設けられた排出部とからなることを特徴とする臭気
    等処理装置。
  2. 【請求項2】 臭気等誘導部の中程から排出部の間ある
    いは該排出部の外に電動排気手段を設けてなることを特
    徴とする請求項1記載の臭気等処理装置。
  3. 【請求項3】 臭気等誘導部内に消臭手段を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1、2いずれか記載の臭気等処
    理装置。
  4. 【請求項4】 吸出口からボックス本体内略天井部側に
    誘導部形成板を設けてボックス内上部誘導部を形成し、
    前記誘導部形成板に前記ボックス本体内の臭気等を吸込
    むための下向きの天井側吸出口を設けてなることを特徴
    とする請求項1、2、3いずれか記載の臭気等処理装
    置。
  5. 【請求項5】 ボックス本体内に投入した紙おむつ等の
    投入物が前方に来ることなく、前記ボックス本体の下部
    奥側に置かれるようにするための投入物前方行阻止部を
    設けてなることを特徴とする請求項1、2、3、4いず
    れか記載の臭気等処理装置。
  6. 【請求項6】 臭気誘導部がボックス本体の天井部、背
    部および両側部を連絡された中空構造部からなってい
    て、前記天井部内壁前方に上部吸出口を設け、前記両側
    部の内壁前方に側部吸出口を設けてなることを特徴とす
    る請求項1〜5いずれか記載の臭気等処理装置。
  7. 【請求項7】 主に介護される者の臀部横に置いて使用
    するボックス本体と、 このボックス本体の介護される者の臀部側に開口してな
    る開口部と、 主に介護される者の臀部横に置いて使用するボックス本
    体と、 このボックス本体の介護される者の臀部側に開口してな
    る開口部と、 前記ボックス本体の略中程から上方に設けられた主に該
    ボックス本体内の臭気等を該ボックス本体外に排出する
    ための吸出口と、 前記ボックス本体内に投入した紙おむつ等の投入物が前
    方に来ることなく、前記ボックス本体の下部奥側に置か
    れるようにするための投入物前方行阻止部とからなるこ
    とを特徴とする臭気等処理装置。
  8. 【請求項8】 ボックス本体の背部壁内側面に投入物前
    方行阻止部より高い部位に、投入物を受けるためのシー
    ト部材や袋部材などの投入物受け部材を係止するための
    投入物受け部材係止部を設けてなることを特徴とする請
    求項7記載の臭気等処理装置。
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