JP2003310647A - 動物用分娩監視装置 - Google Patents
動物用分娩監視装置Info
- Publication number
- JP2003310647A JP2003310647A JP2002162196A JP2002162196A JP2003310647A JP 2003310647 A JP2003310647 A JP 2003310647A JP 2002162196 A JP2002162196 A JP 2002162196A JP 2002162196 A JP2002162196 A JP 2002162196A JP 2003310647 A JP2003310647 A JP 2003310647A
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- JP
- Japan
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- labor
- delivery
- animal
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 家畜動物の分娩出産時の生命保護及び飼育者
の負担軽減をする。 【解決手段】 分娩以前に家畜動物の膣内に無線送信機
を挿入しておく。分娩が始まり送信機が体外に放出され
た時に、送信機の状態変化によって警報信号を発し、飼
育者に知らせ安全で飼育者の短い時間負担での分娩に役
立てる。
の負担軽減をする。 【解決手段】 分娩以前に家畜動物の膣内に無線送信機
を挿入しておく。分娩が始まり送信機が体外に放出され
た時に、送信機の状態変化によって警報信号を発し、飼
育者に知らせ安全で飼育者の短い時間負担での分娩に役
立てる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、家畜等の動物の分
娩時の分娩監視に関する
娩時の分娩監視に関する
【０００２】
【従来の技術】従来は動物飼育主が乳房及び外陰部の変
化、あるいは分娩前に見られる特徴的な行動変化によ
り、その分娩時期を予測し、数時間毎に動物飼育舎に出
向いて昼夜をとわず分娩を監視する。あるいはビデオ監
視カメラ等使用して常時目視監視する。又労働経費の軽
減のため分娩監視しない場合もあり、その場合新生子及
び母体が死に至る場合もある。
化、あるいは分娩前に見られる特徴的な行動変化によ
り、その分娩時期を予測し、数時間毎に動物飼育舎に出
向いて昼夜をとわず分娩を監視する。あるいはビデオ監
視カメラ等使用して常時目視監視する。又労働経費の軽
減のため分娩監視しない場合もあり、その場合新生子及
び母体が死に至る場合もある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】動物の出産は夜間が多
いが、昼間も見られる。分娩監視を目視で行うことは、
飼育者の労働時間の負担が多い。又動物の多頭飼育が一
段と進み、目視で行う負担はさらに大きくなる。そこで
分娩開始まで飼育者が立ち会いをせず、また別室にての
テレビモニターなどの目視監視もせずに、飼育者が睡眠
中でも警報などで分娩の開始を知る必要がある。。
いが、昼間も見られる。分娩監視を目視で行うことは、
飼育者の労働時間の負担が多い。又動物の多頭飼育が一
段と進み、目視で行う負担はさらに大きくなる。そこで
分娩開始まで飼育者が立ち会いをせず、また別室にての
テレビモニターなどの目視監視もせずに、飼育者が睡眠
中でも警報などで分娩の開始を知る必要がある。。
【０００４】
【課題を解決するための手段】分娩監視装置の送信機を
分娩が予測される数日前に母胎の膣内に挿入しておく。
分娩が始まり陣痛が進行すると子宮剄管が弛緩し、膣、
膣前庭及び外陰部が拡張し、胎児の前肢が娩出し始め
る。その際、送信機が膣内から体外に放出される。その
送信機の状態の変化が飼育者に警報などの信号として無
線で知らせる。
分娩が予測される数日前に母胎の膣内に挿入しておく。
分娩が始まり陣痛が進行すると子宮剄管が弛緩し、膣、
膣前庭及び外陰部が拡張し、胎児の前肢が娩出し始め
る。その際、送信機が膣内から体外に放出される。その
送信機の状態の変化が飼育者に警報などの信号として無
線で知らせる。
【０００５】有線方式の場合、分娩監視装置が電線など
でつながれていると動物に絡んだりするので、動物の拘
束をしておかなければならない。拘束すると動物の分娩
は抑制されさらに危険が助長される。そこで無線方式で
行うことにより、動物の拘束することなく、自由な分娩
行動ができる。
でつながれていると動物に絡んだりするので、動物の拘
束をしておかなければならない。拘束すると動物の分娩
は抑制されさらに危険が助長される。そこで無線方式で
行うことにより、動物の拘束することなく、自由な分娩
行動ができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図１から図６を参照しながら説明する。図１は馬を例
にした挿入の例で、膣内に本装置の送信機を装着する。
牛、豚等でも同様の方法で装着できる。
て図１から図６を参照しながら説明する。図１は馬を例
にした挿入の例で、膣内に本装置の送信機を装着する。
牛、豚等でも同様の方法で装着できる。
【０００７】装着は分娩以前に外陰部より膣内の子宮口
近くに図２の様な無線送信機を挿入する。挿入には本器
と共に脱落防止のための柔軟な樹脂製の図３の様なＹ字
形膣内固定装置又は図５の様な笠形膣内固定装置装置
（以下膣内固定装置とし、Ｙ字形膣内固定装置にて説
明）を送信機部と共に挿入する。
近くに図２の様な無線送信機を挿入する。挿入には本器
と共に脱落防止のための柔軟な樹脂製の図３の様なＹ字
形膣内固定装置又は図５の様な笠形膣内固定装置装置
（以下膣内固定装置とし、Ｙ字形膣内固定装置にて説
明）を送信機部と共に挿入する。
【０００８】膣内固定装置は、通常の動きに於いては対
外に放出されない。図３を参照しながら説明する。この
膣内固定装置は当初、挿入筒８にアンテナ６、同軸ケー
ブル５、送信機４の順に差し込み、先端のＹ字あるいは
笠形に開いた先端部の樹脂部を閉じ挿入筒に続けて差し
込む。即ち形状として挿入筒に収まった状態になる。そ
こで外陰部を通し、膣内深部に挿入することができる。
その後挿入に用いた挿入筒は抜き取ることによりＹ字あ
るいは笠形の先端部は開きに膣内深部に装着される。
外に放出されない。図３を参照しながら説明する。この
膣内固定装置は当初、挿入筒８にアンテナ６、同軸ケー
ブル５、送信機４の順に差し込み、先端のＹ字あるいは
笠形に開いた先端部の樹脂部を閉じ挿入筒に続けて差し
込む。即ち形状として挿入筒に収まった状態になる。そ
こで外陰部を通し、膣内深部に挿入することができる。
その後挿入に用いた挿入筒は抜き取ることによりＹ字あ
るいは笠形の先端部は開きに膣内深部に装着される。
【０００９】この膣内固定装置は対象動物種によりその
サイズを選択する。送信機取り付けには、直列形及び送
信機と並列に装着する形が可能である。
サイズを選択する。送信機取り付けには、直列形及び送
信機と並列に装着する形が可能である。
【００１０】分娩期の動物を拘束することは、分娩に悪
影響を及ぼすので、無線送信機を用いる事は必要不可欠
である。
影響を及ぼすので、無線送信機を用いる事は必要不可欠
である。
【００１１】出産が近づき第一次破水がおこり、新生子
が産道を通る前に送信機が体外に放出され警報が送信さ
れる。この信号により飼育者が出産に立ち会えば十分に
安全な分娩管理を行うことができる。
が産道を通る前に送信機が体外に放出され警報が送信さ
れる。この信号により飼育者が出産に立ち会えば十分に
安全な分娩管理を行うことができる。
【００１２】挿入用の送信機は送信電源の電池を組み込
んだ上、衛生状態を考慮し軟質の樹脂により成型し、挿
入時違和感が無くかつ、殺菌洗浄液に耐えるようにす
る。又、外部樹脂をはずせるような樹脂で覆っておくこ
とにより電池の交換もでき、再使用が可能となる。
んだ上、衛生状態を考慮し軟質の樹脂により成型し、挿
入時違和感が無くかつ、殺菌洗浄液に耐えるようにす
る。又、外部樹脂をはずせるような樹脂で覆っておくこ
とにより電池の交換もでき、再使用が可能となる。
【００１３】送信アンテナは図１の様に同軸ケーブルで
延長し、体外に出し母体から少し離し電波の出やすい状
態にしておく。
延長し、体外に出し母体から少し離し電波の出やすい状
態にしておく。
【００１４】無線の送受信には少なくとも２種類の変調
電波を出し、体内挿入状態、及び体外状態の２種類の電
波の変調を行う。そのほか体内における体温、圧力など
の生体信号も送信可能とする。
電波を出し、体内挿入状態、及び体外状態の２種類の電
波の変調を行う。そのほか体内における体温、圧力など
の生体信号も送信可能とする。
【００１５】図５は笠形膣内固定装置装置で先端開口部
がＹ形膣内固定装置装置より先端開口先が多く対象動物
により選択する。
がＹ形膣内固定装置装置より先端開口先が多く対象動物
により選択する。
【００１６】受信機は図６の様に警報のためのスピーカ
ー、警報ランプ、警報リレー接点出力、電波異常表示、
及び体内挿入中の情報表示器等を備え、外部より簡単に
分娩状態を表示監視できる。
ー、警報ランプ、警報リレー接点出力、電波異常表示、
及び体内挿入中の情報表示器等を備え、外部より簡単に
分娩状態を表示監視できる。
【００１７】それに内蔵電池の減衰や電波状態不良によ
る受信不良も常に検出することによりより安全な監視を
行う事が出きる。
る受信不良も常に検出することによりより安全な監視を
行う事が出きる。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明の様に分娩監視装置による警
報音などで分娩開始が分かり、飼育者が分娩を介助する
ことができる。飼育者が常に目視による監視が必要なく
なり労働時間の軽減が期待できる
報音などで分娩開始が分かり、飼育者が分娩を介助する
ことができる。飼育者が常に目視による監視が必要なく
なり労働時間の軽減が期待できる
【図１】馬を例に送信機を挿入した解体図
【図２】体内挿入用送信機図
【図３】Ｙ字形膣内固定装置付きの送信機図（直列形）
及び挿入用筒図
及び挿入用筒図
【図４】Ｙ字形膣内固定装置付きの送信機図（並列形）
【図５】笠形膣内固定装置図（並列形図で直列形も可
能）
能）
【図６】分娩監視装置の無線受信機図
〈図中の番号の説明〉
１ 送信機
２ 胎児
３ 子宮
４ 送信機本体
５ 同軸ケーブル
６ 送信アンテナ
７ 直列形のＹ字形膣内固定装置
８ 挿入筒
９ 並列形のＹ字形膣内固定装置
１０ 取り付けバンド
１１ 受信機本体
１２ 分娩警報ランプ
１３ 警報音解除ボタン
１４ 受信アンテナ
１５ 体内情報表示器
１６ 警報音スピーカー
１７ 受信機電源スイッチ
１８ 受信電波異常表示器
１９ 電源ランプ
Claims (3)
- 【請求項１】妊娠期間（種付け日）あるいは乳房及び外
陰部の変化から家畜等の出産が予測される数日前に於い
て、その動物の膣内に本装置の送信機（以下送信機）挿
入しておく。分娩が始まり陣痛が進行する過程で、送信
機が体外に放出され、送信機の状態の変化を検出するこ
とにより警報信号などを発生し飼育者に知らせる。本装
置は分娩時の母体及び新生子の生命の保護及び飼育者の
負担軽減を特徴とする分娩監視装置。 - 【請求項２】体内挿入時には体内挿入状態を検出できる
事を特徴とする分娩監視装置 - 【請求項３】体内装着時にＹ字形膣内固定装置装置及び
開口部の多い笠形膣内固定装置装置の取り付けによる脱
落防止器具
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002162196A JP2003310647A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 動物用分娩監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002162196A JP2003310647A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 動物用分娩監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003310647A true JP2003310647A (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=29545674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002162196A Pending JP2003310647A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 動物用分娩監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003310647A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008013178A1 (fr) * | 2006-07-25 | 2008-01-31 | Miyake, Inc. | Système de détection de symptômes de mise bas chez l'animal |
| JP2019140920A (ja) * | 2018-02-16 | 2019-08-29 | 株式会社富士通エフサス | 情報処理装置、更新方法および更新プログラム |
-
2002
- 2002-04-25 JP JP2002162196A patent/JP2003310647A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008013178A1 (fr) * | 2006-07-25 | 2008-01-31 | Miyake, Inc. | Système de détection de symptômes de mise bas chez l'animal |
| JP2019140920A (ja) * | 2018-02-16 | 2019-08-29 | 株式会社富士通エフサス | 情報処理装置、更新方法および更新プログラム |
| JP7023135B2 (ja) | 2018-02-16 | 2022-02-21 | 株式会社富士通エフサス | 情報処理装置、更新方法および更新プログラム |
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