JP2003310412A - 飲食用スプーン - Google Patents

飲食用スプーン

Info

Publication number
JP2003310412A
JP2003310412A JP2002121974A JP2002121974A JP2003310412A JP 2003310412 A JP2003310412 A JP 2003310412A JP 2002121974 A JP2002121974 A JP 2002121974A JP 2002121974 A JP2002121974 A JP 2002121974A JP 2003310412 A JP2003310412 A JP 2003310412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
scooping
eating
spoon
drinking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002121974A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotake Kamisue
尚武 神末
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Kako KK
Original Assignee
Kokusai Kako KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Kako KK filed Critical Kokusai Kako KK
Priority to JP2002121974A priority Critical patent/JP2003310412A/ja
Publication of JP2003310412A publication Critical patent/JP2003310412A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも衛生的に使用することができる飲
食用スプーンを提供しようとするもの。 【解決手段】 掬い部1とこれに連続する柄部2とを有
し、前記掬い部1は柄部2に対して重く設定されると共
に、掬い部1の底面3と柄部2側の後ろ周面5との境界
は約7〜10Rの曲面に形成され、倒れても起き上がる
復元力を有するようにした。前記掬い部1の側周面は約
28〜35Rの曲面に形成されたこととしてもよい。前
記掬い部1を厚肉とし柄部2を薄肉としたこととしても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般的にチリレ
ンゲ等と称されている飲食用スプーンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ラーメン・炒飯・各種惣菜類
・和食・中華・洋食その他の料理類を掬い取って食べる
際に一般的にチリレンゲ等と称されている飲食用スプー
ンがよく用いられる。
【0003】このチリレンゲという飲食用スプーンは漢
字では「散り蓮華」と書かれ、元々は散った蓮華草(れ
んげそう)の花弁の一つに若干似た形であることに由来
するようである。
【0004】ところで、食事の途中に一旦この飲食用ス
プーン11(図5参照)をテーブル12上の料理皿の脇など
にラフに置くと簡単に倒れてしまい、再び握る際に持ち
上げ難くまた倒れた柄13の部分が汁で濡れて指に付着す
ることもあり不衛生であるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、従
来よりも衛生的に使用することができる飲食用スプーン
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。 この発明の飲食用スプーンは、掬い部とこれに連続
する柄部とを有し、前記掬い部は柄部に対して重く設定
されると共に、掬い部の底面と柄部側の後ろ周面との境
界は約7〜10Rの曲面に形成され、倒れても起き上が
る復元力を有するようにしたことを特徴とする。
【0007】チリレンゲはその形状から通常柄部と柄部
よりの掬い部側面とが卓上に接地するように倒れるが、
この状態から掬い部の底面が接地した状態に復元するた
めに、この飲食用スプーンでは、掬い部は柄部に対して
重く設定されると共に、掬い部の底面と柄部側の後ろ周
面との境界は約7〜10Rの曲面に形成されたので、食
事の途中に一旦卓上に上に向けてラフに置いて倒れても
起き上がる復元力を有し、置いた所で柄部側を上にして
安定し、倒れたままの状態で柄部が食材で汚されること
はない。
【0008】すなわち、掬い部の底面と柄部側の後ろ周
面との境界は約7〜10Rの曲面に形成されたので、こ
の特定範囲の曲面Rにより起き上がり易いと共に起き上
がった姿勢での安定性に優れる。 前記掬い部の側周面は約28〜35Rの曲面に形成
されたこととしてもよい。
【0009】側周面をこのような曲面に設定すると、倒
れた時の掬い部側面の接地位置を柄部の方に近づけるこ
とができるので、倒れて柄部の端と柄部よりの掬い部側
面とで接地したときの重心の位置がその接地した箇所か
ら起き上がり易いような位置となるようにすることがで
きる。
【0010】ここで、前記掬い部の側周面が特に約30
R程度の曲面に形成されたこととすると、見た目や使い
易さにも優れたものとすることができる。 前記掬い部を厚肉とし柄部を薄肉としたこととして
もよい。
【0011】このように構成すると、掬い部を柄部に対
して簡易な手段で重く設定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0013】図1及び図2に示すように、この実施形態
の飲食用スプーン(チリレンゲ等と称される)はメラミ
ン樹脂製(圧縮成型や射出成型)であって、掬い(すく
い)部1とこれに連続する柄(え)部2(持ち手部分)
とを有し、前記掬い部1は柄部2に対して重く設定して
いる。
【0014】具体的には、掬い部1は厚肉(約2〜5m
mの変肉厚設定)とし、柄部2を薄肉(約2〜3mmの
変肉厚設定)として、重心の位置を掬い部1側に偏らせ
ている。
【0015】また、掬い部1の底面3と柄部側の後ろ周
面5との境界は約7〜10Rの曲面に形成し、倒れても
起き上がる復元力を有するようにした。また、掬い部1
の側周面4は約30R程度(約28〜35Rの範囲が好
ましい)の曲面に形成した。
【0016】この実施形態では、材質として前記の通り
メラミン樹脂を用いたが、他にポリプロピレン樹脂等の
合成樹脂、瀬戸物、セラミック、金物など食器としての
耐熱性、安全性を有するものであればよい。
【0017】次に、この実施形態の飲食用スプーンの使
用状態を説明する。
【0018】チリレンゲはその形状から通常柄部2と柄
部2よりの掬い部1側面とが卓上6に接地するように倒
れるが、この状態から掬い部2の底面3が接地した状態
に復元するために、この飲食用スプーン(チリレンゲ)
では、掬い部1は柄部2に対して重く設定されると共
に、掬い部1の底面3と柄部側の後ろ周面5との境界は
約7〜10Rの曲面に形成されたので、食事の途中に一
旦テーブルなどの卓上6に上に向けてラフに置いて倒れ
ても起き上がる復元力を有し、置いた所で柄部側を上に
して安定する。
【0019】また図4に示すように、掬い部1の側周面
4を約30R程度(約28〜35Rの範囲)の曲面に設
定しており、倒れた時の掬い部1側面の接地位置を柄部
2の方に近づけることができるので、倒れて柄部2の端
と柄部2よりの掬い部1側面とで接地したときの重心の
位置がその接地した箇所から起き上がれるような位置と
なるようにすることができる。
【0020】すなわち、掬い部1の底面3と柄部側の後
ろ周面5との境界は約7〜10Rの曲面に形成され且つ
掬い部1の側周面4が約30Rの曲面に設定されたの
で、この特定範囲の曲面Rにより起き上がり易いと共に
起き上がった姿勢での安定性に優れ、見た目や使い易さ
にも優れたものとすることができる。
【0021】また、卓上6で倒れたままの状態となって
掬い部1に付着したラーメンの汁などが柄部2へとつた
わってきて汚れることもなく衛生的に使用することがで
きると共に、置いた所で柄部側を上にして安定するので
つかみ易く取り上げ易い。
【0022】さらに、このように卓上6に置いた際に指
を汚さずに取り上げ易いだけでなく、下向き(裏向き)
に置かなければたとえ雑に置いて倒れても支障なく起き
上がって自然に正常な姿勢に復元するので、気楽に扱う
ことができる。
【0023】そのうえ、掬い部1を厚肉とし柄部2を薄
肉としメラミン樹脂(他の樹脂や材質も可)で成型して
いるので、掬い部1を柄部2に対して簡易な手段で重く
設定することができるという利点がある。
【0024】
【発明の効果】この発明は上述のような構成であり、次
の効果を有する。
【0025】上に向けてラフに置いても倒れたままの状
態となって柄部が食材で汚されることはないので、汁な
どで指が汚されることもなく、従来よりも衛生的に使用
することができる飲食用スプーンを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の飲食用スプーンの実施形態を説明す
る全体斜視図。
【図2】図1の飲食用スプーンの側断面図。
【図3】図2の飲食用スプーンのA―A線端面図。
【図4】図1の飲食用スプーンが起き上がる状態の説明
図。
【図5】従来の飲食用スプーンの側断面図。
【符号の説明】
1 掬い部 2 柄部 3 底面 5 後ろ周面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掬い部とこれに連続する柄部とを有し、
    前記掬い部は柄部に対して重く設定されると共に、掬い
    部の底面と柄部側の後ろ周面との境界は約7〜10Rの
    曲面に形成され、倒れても起き上がる復元力を有するよ
    うにしたことを特徴とする飲食用スプーン。
  2. 【請求項2】 前記掬い部の側周面は約28〜35Rの
    曲面に形成された請求項1記載の飲食用スプーン。
  3. 【請求項3】 前記掬い部を厚肉とし柄部を薄肉とした
    請求項1又は2記載の飲食用スプーン。
JP2002121974A 2002-04-24 2002-04-24 飲食用スプーン Pending JP2003310412A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002121974A JP2003310412A (ja) 2002-04-24 2002-04-24 飲食用スプーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002121974A JP2003310412A (ja) 2002-04-24 2002-04-24 飲食用スプーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003310412A true JP2003310412A (ja) 2003-11-05

Family

ID=29537717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002121974A Pending JP2003310412A (ja) 2002-04-24 2002-04-24 飲食用スプーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003310412A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271615A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Shohin Kagaku Kenkyusho:Kk お玉
US20130047445A1 (en) * 2011-08-29 2013-02-28 Yu Zheng Chinese soup spoon

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271615A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Shohin Kagaku Kenkyusho:Kk お玉
JP4585349B2 (ja) * 2005-03-29 2010-11-24 有限会社商品科学研究所 お玉
US20130047445A1 (en) * 2011-08-29 2013-02-28 Yu Zheng Chinese soup spoon

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2007103663A2 (en) A multi-purpose eating utensil
USD531860S1 (en) Spoon
JP2003310412A (ja) 飲食用スプーン
WO1990006709A1 (en) Tableware and its holder
JPS6324910A (ja) 足部分付採食用食器
KR200449275Y1 (ko) 일회용 이쑤시개 겸용 식사도구 받침대
US20090293289A1 (en) Knife having superior functionality and appeal
USD495555S1 (en) Flatware utensil
JP3118634U (ja) 食卓用品
JP2003304965A (ja) 飲食用スプーン
JP2020108755A (ja) キッチンツールホルダー
KR200297567Y1 (ko) 판촉물용 접이식 수저 받침대
KR200317777Y1 (ko) 지지대가 형성된 식사도구
USD479434S1 (en) Handle for kitchen utensil
JP5408594B1 (ja) 表裏に梃子支点を有する両面衛生洋食具
CN216256529U (zh) 一种新型陶瓷调料碟
JP6888197B1 (ja) キッチンツールホルダー
KR960000529Y1 (ko) 개량 반찬용기
KR200175671Y1 (ko) 음식용구 받침부를 가진 음식용 용기
KR200287246Y1 (ko) 위생 수저 받침대
KR20080003443U (ko) 위생 숟가락
KR200484348Y1 (ko) 위생성과 사용편의성을 겸비한 다용도 취식도구
JPH083315Y2 (ja) 食 器
KR870001824Y1 (ko) 조립식 일회용 수저
KR19990017919U (ko) 위생 젓가락 및 숟가락

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050502

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050921