JP2003310400A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2003310400A
JP2003310400A JP2002123488A JP2002123488A JP2003310400A JP 2003310400 A JP2003310400 A JP 2003310400A JP 2002123488 A JP2002123488 A JP 2002123488A JP 2002123488 A JP2002123488 A JP 2002123488A JP 2003310400 A JP2003310400 A JP 2003310400A
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JP
Japan
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electroluminescent lamp
showcase
control means
display
lamp
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Application number
JP2002123488A
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English (en)
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Takeo Azuma
武雄 東
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランニングコストを低減し、且つ、強力なイ
ンパクトの商品広告を表示できるショーケースを提供す
る。 【解決手段】 ショーケース1は、陳列室7内を透視可
能な透明壁3にエレクトロルミネッセントランプ16を
設ける。エレクトロルミネッセントランプ16の通電を
制御する制御手段(制御装置)を備える。制御手段(制
御装置)は、エレクトロルミネッセントランプ16の通
電を制御して点滅させる。また、人感センサを備え、人
感センサの感知動作に基づいてエレクトロルミネッセン
トランプ16を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陳列室内を透視可
能な透明壁を備えるショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりコンビニエンスストアやスーパ
ーマーケットには、相対向する側面が透明壁とされ、残
りの相対向する側面が開閉自在の透明扉とされるショー
ケース、即ち、周囲四面が透明ガラス板の透明壁にて囲
繞されてなる陳列室を備えた縦型のショーケースが設置
されている。そして、陳列室内には缶飲料やボトル飲料
が収納され、冷却装置により所定の温度に冷却し、或い
は、一部は加熱するなどしてこれら商品を陳列販売して
いた。
【0003】該ショーケース周囲の透明ガラス板には、
絵や文字等から成るユーザーのロゴや販売する商品のデ
ザインを広告宣伝のため、塗装したり或いはそれらのロ
ゴや商品が印刷されたシートを貼っていた。また、ショ
ーケース内に陳列した商品の絵や文字等から成る商品広
告及び広告宣伝機能を高めるために、商品をショーケー
ス内に設けた蛍光灯などの照明で照らしたり、背面から
商品を照らし透過させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蛍光灯
で絵や文字等から成る商品広告は、常時蛍光灯で商品広
告を照らしているためランニングコストが高騰してしま
うと共に、商品広告としてのインパクトも欠けてしま
う。このため、ランニングコストが低減でき、然も、強
力なインパクトの商品広告を表示できるショーケースの
開発が望まれていた。
【0005】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、ランニングコストを低減
し、且つ、強力なインパクトの商品広告を表示できるシ
ョーケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のショーケ
ースは、陳列室内を透視可能な透明壁にエレクトロルミ
ネッセントランプを設けて成るものであって、エレクト
ロルミネッセントランプの通電を制御する制御手段を備
え、該制御手段は、エレクトロルミネッセントランプを
点滅させることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、陳列室内を透視可能な透
明壁にエレクトロルミネッセントランプを設けて成るシ
ョーケースにおいて、エレクトロルミネッセントランプ
の通電を制御する制御手段を備え、該制御手段は、エレ
クトロルミネッセントランプを点滅させるので、例えば
絵や文字等から成る商品広告をエレクトロルミネッセン
トランプの点滅で透明壁に浮き上がらせることができる
ようになる。これにより、インパクトのある商品の広告
表示を行なうことが可能となる。従って、強力に消費者
の目を引き付ける広告表示が行なえるようになり広告宣
伝機能を極めて向上させることができるようになるもの
である。
【0008】特に、制御手段は、エレクトロルミネッセ
ントランプを点滅させて広告表示を行っているので、エ
レクトロルミネッセントランプが消灯している時間だけ
エレクトロルミネッセントランプの点灯期間を延長させ
ることができる。これにより、エレクトロルミネッセン
トランプの長寿命化を図ることができるようになると共
に、エレクトロルミネッセントランプの消費電力を節約
できて大幅な省エネルギー化を図ることができるのでラ
ンニングコストを大幅に低減させることができるように
なるものである。
【0009】また、例えば従来のようにショーケース内
に設けた蛍光灯などの照明を使用して広告を照らさなく
ても、透明壁にエレクトロルミネッセントランプを設
け、このエレクトロルミネッセントランプを点灯させて
絵や文字等から成る商品広告を表示させているので、蛍
光灯によりショーケース内が狭くなってしまう不都合を
確実に防止することができるようになると共に、エレク
トロルミネッセントランプは薄いので所定の面積のショ
ーケース内を有効に活用することができる。
【0010】請求項2の発明のショーケースは、上記に
おいて制御手段は、エレクトロルミネッセントランプの
輝度を緩慢に変化させて点灯・消灯を行うことを特徴と
する。
【0011】請求項2の発明によれば、上記に加えて制
御手段は、エレクトロルミネッセントランプの輝度を緩
慢に変化させて点灯・消灯を行うので、例えば絵や文字
等から成る商品広告をエレクトロルミネッセントランプ
の輝度を緩慢に変化させながら透明壁に浮き上がらせる
ことが可能となる。これにより、更にインパクトのある
商品広告の表示を行なうことが可能となる。
【0012】従って、より印象的に消費者の目を引き付
ける広告表示が行なえるようになり広告宣伝機能を極め
て向上させることができるようになるものである。
【0013】請求項3の発明のショーケースは、陳列室
内を透視可能な透明壁にエレクトロルミネッセントラン
プを設けて成るものであって、エレクトロルミネッセン
トランプの通電を制御する制御手段を備え、該制御手段
は時限手段を有し、所定の時刻にエレクトロルミネッセ
ントランプを点灯・消灯させることを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によれば、陳列室内を透視
可能な透明壁にエレクトロルミネッセントランプを設け
て成るショーケースにおいて、エレクトロルミネッセン
トランプの通電を制御する制御手段を備え、該制御手段
は時限手段を有し、所定の時刻にエレクトロルミネッセ
ントランプを点灯・消灯させるので、エレクトロルミネ
ッセントランプを点灯させたい時刻に点灯させることが
可能となると共に、エレクトロルミネッセントランプを
消灯させたい時刻に消灯させることが可能となる。これ
により、好適な商品広告を点灯表示させることができる
ようになるものである。
【0015】請求項4の発明のショーケースは、陳列室
内を透視可能な透明壁にエレクトロルミネッセントラン
プを設けて成るものであって、エレクトロルミネッセン
トランプの通電を制御する制御手段を備え、該制御手段
は、一定のパターンに沿ってエレクトロルミネッセント
ランプを点灯・消灯及び輝度調整を行うことを特徴とす
る。
【0016】請求項4の発明によれば、陳列室内を透視
可能な透明壁にエレクトロルミネッセントランプを設け
て成るショーケースにおいて、エレクトロルミネッセン
トランプの通電を制御する制御手段を備え、該制御手段
は、一定のパターンに沿ってエレクトロルミネッセント
ランプを点灯・消灯及び輝度調整を行うので、例えば、
エレクトロルミネッセントランプを点灯させて絵や文字
等から成る商品広告を人目を引くかたちで奇抜的に表示
させることが可能となる。これにより、一層消費者の目
を引き付ける商品広告の表示を行なうことができるよう
になるものである。
【0017】請求項5の発明のショーケースは、陳列室
内を透視可能な透明壁にエレクトロルミネッセントラン
プを設けて成るものであって、エレクトロルミネッセン
トランプの通電を制御する制御手段を備え、該制御手段
は人感センサを有し、該人感センサの感知動作に基づい
てエレクトロルミネッセントランプを点灯・消灯させる
ことを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によれば、陳列室内を透視
可能な透明壁にエレクトロルミネッセントランプを設け
て成るショーケースであって、エレクトロルミネッセン
トランプの通電を制御する制御手段を備え、該制御手段
は人感センサを有し、該人感センサの感知動作に基づい
てエレクトロルミネッセントランプを点灯・消灯させる
ので、例えば、人がショーケース近傍に近づいた時だけ
エレクトロルミネッセントランプを点灯させて絵や文字
等から成る商品広告を表示させることが可能となる。こ
れにより、ショーケースに人が近づいたときに合わせて
商品広告を表示させることができるので、極めて消費者
の目を引く商品広告を行うことができるようになる。
【0019】この場合、例えば制御手段は人感センサが
人を検出しているときだけエレクトロルミネッセントラ
ンプを点灯し、人感センサが人を検出しないときはエレ
クトロルミネッセントランプを消灯させれば、大幅な省
エネルギー化を計ることが可能となる。これにより、ラ
ンニングコストを大幅に低減させることが可能となる。
従って、エレクトロルミネッセントランプの寿命を更に
延長させることができるようになるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用したショーケース
1の正面図、図2はショーケース1の側面図をそれぞれ
示している。ショーケース1は例えばコンビニエンスス
トアやスーパーマーケットに設置されて缶飲料やボトル
飲料を陳列販売するために使用されるものであり、断熱
壁から構成された本体2上に、左右の透明壁3、3及び
前後の回動式透明扉4、6にて周囲を囲繞された陳列室
7が構成されている。
【0021】この陳列室7内は透明壁3、3及び前後の
回動式透明扉4、6を通して周囲から透視可能に構成さ
れている。該扉4、6には鋼板製の額縁状フレーム(図
示せず)にカバー33、34及び把手36などが取り付
けられ、この把手36によって開閉可能に構成されてい
る。
【0022】本体2の断熱壁内には図示しないが冷却器
及び送風機が設置されると共に、本体2の断熱壁下方に
は機械室8が構成され、この機械室8内にこれも図示し
ない圧縮機や凝縮器、凝縮器用送風機などが設置されて
いる。そして、これら圧縮機、凝縮器、冷却器や各送風
機が陳列室7内を冷却するための冷却装置を構成するも
のである。
【0023】陳列室7内は仕切部材9にて上下に区画さ
れており、この仕切部材9の下方は前記冷却装置の冷却
器と熱交換して送風機から吐出された冷気により冷却さ
れる冷蔵室とされると共に、上方は係る冷気による冷却
と図示しないヒータによる加熱とを択一的に選択可能な
冷温切換室として使用可能とされている。
【0024】尚、図中11は陳列室7内に複数段架設さ
れ、缶ジュース等の商品を載置して陳列するための棚で
ある。また、12は各扉4、6の下方に配置されたドレ
ン受けであり、このドレン受け12は機械室8内に設け
られた図示しない蒸発皿に連通している。また、13は
陳列室7上方に設けられたシェードである。
【0025】前記透明壁3、3及び前後の回動式透明扉
4、6は何れも透明ガラス板から成る二枚の透明板1
4、14から構成された複層構造の透明壁であり、両透
明板14、14周囲のスペーサ15により相互に間隔を
存して保持されている(図3)。このスペーサ15は両
透明板14、14間の間隔を封止しており、これによ
り、両透明板14、14間に空気断熱層Gを構成してい
る(図4)。また、このスペーサ15内は乾燥剤を備え
ており、この乾燥剤により両透明板14、14間への結
露の発生を解消している。
【0026】そして、この透明壁3を構成する表側(庫
外側)の透明板14(図4の向かって右側)の空気断熱
層G側(内側)の面には厚さ約0.2mm程のシート状
エレクトロルミネッセントランプ(ELランプ)16が
取り付けられている。このエレクトロルミネッセントラ
ンプ16は、例えば(株)緑マーク製ELランプであ
り、図5に示す如くポリエステルのベースフィルム17
と、透明電極インク18と、蛍光体層19と、絶縁層2
0、21と、裏電極22及び保護用ラミネート23をス
クリーン印刷により重合して構成されている。
【0027】透明電極インク18には電極24が取り付
けられ、この電極24と裏電極22間に交流電圧を印加
することで、蛍光体層19が点灯し、その光は図5に示
すようにベースフィルム17側に照射される。このエレ
クトロルミネッセントランプ16には例えば缶ジュース
の絵やジュースの名称の文字等から成る広告表示が所定
の色と字体で印刷されている。そして、一方の透明板1
4に固定用スペーサ25を設け、ベースフィルム17側
を他方の透明板14側として固定用スペーサ25により
エレクトロルミネッセントランプ16を保護用ラミネー
ト23側から透明板14の内面に押さえつけて固定す
る。
【0028】尚、このエレクトロルミネッセントランプ
16に対応して陳列室7側の透明板14(図4の向かっ
て左側)の空気断熱層G側に当該エレクトロルミネッセ
ントランプ16の裏面(保護用ラミネート23側)を隠
す刷り込みを行っても良い。また、エレクトロルミネッ
セントランプ16は薄型で、消費電力が著しく低いのは
従来より知られている。
【0029】一方、前記機械室8内には制御装置(本発
明の制御手段に相当)26が設けられており、この制御
装置26はエレクトロルミネッセントランプ16に配線
コード27にて配線接続されている(図8)。制御装置
26は汎用マイクロコンピュータによって構成されてお
り、マイクロコンピュータはエレクトロルミネッセント
ランプ16の通電を制御すると共に、タイマ機能(本発
明の時限手段に相当)を備えている。尚、制御装置26
は交流電源(図示せず)に接続されている。また、図8
ではシェード13を図示せず。
【0030】該制御装置26は、エレクトロルミネッセ
ントランプ16への通電をON/OFFして、エレクト
ロルミネッセントランプ16を点滅させる。制御装置2
6は、所定の低電圧LVから所定の高電圧(この場合、
高電圧はエレクトロルミネッセントランプ16の長寿命
を考慮した高電圧)HVまで変化させ、この高電圧HV
を一定時間継続させた後、所定の低電圧LVに変化さ
せ、この低電圧LVを一定時間継続させる(図6)。こ
れを1サイクルとして低電圧LVと高電圧HVとを交互
に繰り返す電圧をエレクトロルミネッセントランプ16
に供給することにより、エレクトロルミネッセントラン
プ16を点滅させる。
【0031】即ち、エレクトロルミネッセントランプ1
6へ一定の高電圧HVが供給されるとエレクトロルミネ
ッセントランプ16は一定の明るさで点灯し、電圧が降
下してエレクトロルミネッセントランプ16の点灯に必
要な最低電圧BoV(図中点線)以下になるとエレクト
ロルミネッセントランプ16は消灯する。これによっ
て、制御装置26はエレクトロルミネッセントランプ1
6を所定の間隔で点灯、消灯を繰り返す通電制御を行な
う。
【0032】また、制御装置26はスイッチの切り換え
により、エレクトロルミネッセントランプ16への通電
を緩慢に変化させて、エレクトロルミネッセントランプ
16の点灯・消灯を行う制御を実行する。この場合、制
御装置26は時間の経過に伴って所定の低電圧LVから
所定の高電圧HVまで緩やかに電圧を変化させると共
に、高電圧HVから所定の低電圧LVまでを1サイクル
として交互に繰り返す(図7)。この場合、エレクトロ
ルミネッセントランプ16へ供給される電圧が点灯に必
要な最低電圧BoLより低い場合エレクトロルミネッセ
ントランプ16は消灯し、最低電圧BoLより高い場合
点灯すると共に、点灯に必要な最低電圧BoVとなるで
は最も暗く点灯し、高電圧HVでは最も明るく点灯す
る。即ち、高電圧HVから所定の低電圧LVに降下する
最低電圧BoL箇所でエレクトロルミネッセントランプ
16は最も暗い点灯LoLを行なう。
【0033】そして、エレクトロルミネッセントランプ
16へ供給される電圧が点灯に必要な最低電圧BoLよ
り高くなるとエレクトロルミネッセントランプ16は最
も暗い点灯で点灯を開始し、供給する電圧が高電圧HV
に行くに従ってエレクトロルミネッセントランプ16は
緩やかに明るくなり、高電圧HVでは最大に明るくな
る。これにより、透明壁3に絵や文字等から成る商品広
告を緩やかに明るく表示(この場合、ショーケース1の
透明壁3の面に商品広告を浮き上がらせる)させること
ができる。
【0034】この場合、点灯に必要な最低電圧BoVよ
り高い所定の電圧まではエレクトロルミネッセントラン
プ16は徐々に明るくなり、高い所定の電圧から点灯に
必要な最低電圧BoVまではエレクトロルミネッセント
ランプ16は徐々に暗くなる。これが繰り返されること
によりエレクトロルミネッセントランプ16は緩やかに
点灯し、緩やかに消灯を行なう点滅を繰り返す。即ち、
エレクトロルミネッセントランプ16は時間の経過に伴
って消灯から緩やかに明るくなっていき、最も明るくな
ると緩やかに暗くなっていく点灯を繰り返す。
【0035】該エレクトロルミネッセントランプ16は
前述した如き薄型であるため、透明壁3の内側面に取り
付ける際にもスペース上の支障は生じることがなく、ま
た、エレクトロルミネッセントランプ16は消費電力が
著しく低く、熱も殆ど発生しないので発熱によって陳列
室7内に陳列された商品に悪影響が生じることもない。
【0036】また、制御装置26は同様にスイッチに切
り換えにより、自らが有するタイマ機能によって、予め
設定した点灯時刻になったらエレクトロルミネッセント
ランプ16を点灯させ、予め設定した消灯時刻になった
らエレクトロルミネッセントランプ16を消灯させる制
御を実行する。即ち、エレクトロルミネッセントランプ
16は予め点灯させたい時刻と消灯させたい時刻を設定
しておけば、制御装置26は所定の点灯時刻にエレクト
ロルミネッセントランプ16を点灯し、所定の消灯時刻
になったらエレクトロルミネッセントランプ16を消灯
させることができる。これにより、エレクトロルミネッ
セントランプ16を好適に点灯させることができる。
【0037】また、制御装置26は同様にスイッチの切
り換えにより、一定のパターンに沿ってエレクトロルミ
ネッセントランプ16を点灯・消灯及び輝度調整を行う
制御を実行する。この場合、制御装置26は例えば、シ
ョーケース内に陳列されている缶飲料やボトル飲料など
を暖めている場合は、エレクトロルミネッセントランプ
16を時間の経過に伴ってH、O、Tと順にHOTの字
を表示させる(図8)。また、制御装置26は時間の経
過に伴ってH、O、T順或いはHOTの字を徐々に明る
くする或いは徐々に暗くするなどの輝度調整を行なう。
【0038】また、制御装置26はショーケース1内に
陳列されている缶飲料やボトル飲料などを冷やしている
場合は、エレクトロルミネッセントランプ16を時間の
経過に伴ってC、O、L、Dと順にCOLDの字を表示
させる。また、制御装置26は時間の経過に伴ってC、
O、L、D順或いはCOLDの字を徐々に明るくする或
いは徐々に暗くする輝度調整を行なう。即ち、制御装置
26は、一定のパターンに沿ってエレクトロルミネッセ
ントランプ16の点灯・消灯及び輝度調整を行なう。こ
れにより、消費者の目を引き付ける商品広告の表示を透
明壁3に表示させることができるようになる。
【0039】次に、図8はもう一つの本発明のショーケ
ース1を示している。この図において図1乃至図7と同
一符号は同一若しくは同様の機能を奏するものとする。
この場合、機械室8の前面には人感センサ30が設けら
れており、この人感センサ30は、配線コード31にて
制御装置26に接続されている(図8)。そして、制御
装置26は、ショーケース1に人が接近し、それを人感
センサ30が検出するとエレクトロルミネッセントラン
プ16に通電し、ショーケース1から人が遠のいて人感
センサ30が人を検出できなくなった場合は、エレクト
ロルミネッセントランプ16への通電を停止する。即
ち、制御装置26は、人感センサ30の感知動作に基づ
いて、エレクトロルミネッセントランプ16の点灯・消
灯を行なう。
【0040】この場合、人感センサ30が人を検出する
距離を所定距離に設定しておけば、人がショーケース1
の所定距離以内に近づいた時だけエレクトロルミネッセ
ントランプ16を点灯させて絵や文字等から成る商品広
告を表示させることができる。これにより、制御装置2
6は消灯していた商品広告を人が近づくと突然表示させ
るで一層消費者の目を引かせることができるようにな
る。尚、人感センサ30は近づいた人のみを検出し、虫
などが近づいた場合は検出しないセンサが用いられる。
【0041】また、制御装置26は人感センサ30が人
を検出している時だけエレクトロルミネッセントランプ
16を点灯し、人感センサが人を検出しな時は消灯する
ので、大幅な省エネルギー化を計ることが可能となる。
これにより、エレクトロルミネッセントランプ16の寿
命を大幅に延長させることができるようになる。
【0042】また、図8の27はスイッチであり、この
スイッチ28は配線コード29にて制御装置26に接続
されている。該スイッチ28は手動によりON/OFF
(入/切)可能に構成されており、このスイッチ28を
ONした場合はエレクトロルミネッセントランプ16に
通電され、OFFした場合はエレクトロルミネッセント
ランプ16の通電は停止される。即ち、エレクトロルミ
ネッセントランプ16に通電して、透明壁3に絵や文字
等から成る商品広告を表示したい場合はスイッチ28を
ONし、商品広告の表示を消したい場合はスイッチ28
をOFFする。これにより、透明壁3に商品広告を表示
したい時だけ、前述の如き点滅、或いは、緩やかに輝度
を変化させて商品広告を表示させることができる。
【0043】尚、エレクトロルミネッセントランプ16
は透明板14の内面に貼付しても良い。この場合、エレ
クトロルミネッセントランプ16を交換することができ
る。これにより、エレクトロルミネッセントランプ16
を交換するだけで、絵や文字等から成る商品広告を容易
に変えられるので、塗装したガラスの交換も必要なくな
る。従って、商品広告の内容を極めて容易に変えられ、
ショーケース1の利便性を大幅に向上させることができ
るようになる。
【0044】また、実施例ではエレクトロルミネッセン
トランプ16を周囲四面が透明な壁面にて囲繞されたシ
ョーケース1に用いたが、エレクトロルミネッセントラ
ンプ16は周囲1面、2面或いは3面が透明な壁面にて
囲繞されたショーケース1に用いても本発明は有効であ
る。
【0045】更に、図8では機械室8の前面に人感セン
サ30を設けたが、人感センサ30はショーケース1に
人が近づいたのを検出できれば、ショーケース1のどの
位置に取り付けても本発明は有効である。
【0046】更にまた、左右の透明壁3にエレクトロル
ミネッセントランプ16によって商品広告を表示させた
が商品広告の表示はこれに限らず、左右の回動式透明扉
4、6の透明壁にエレクトロルミネッセントランプ16
を設けて商品広告を表示させるようにしても差し支えな
い。
【0047】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、陳列
室内を透視可能な透明壁にエレクトロルミネッセントラ
ンプを設けて成るショーケースにおいて、エレクトロル
ミネッセントランプの通電を制御する制御手段を備え、
該制御手段は、エレクトロルミネッセントランプを点滅
させるので、例えば絵や文字等から成る商品広告をエレ
クトロルミネッセントランプの点滅で透明壁に浮き上が
らせることができるようになる。これにより、インパク
トのある商品の広告表示を行なうことが可能となる。従
って、強力に消費者の目を引き付ける広告表示が行なえ
るようになり広告宣伝機能を極めて向上させることがで
きるようになるものである。
【0048】特に、制御手段は、エレクトロルミネッセ
ントランプを点滅させて広告表示を行っているので、エ
レクトロルミネッセントランプが消灯している時間だけ
エレクトロルミネッセントランプの点灯期間を延長させ
ることができる。これにより、エレクトロルミネッセン
トランプの長寿命化を図ることができるようになると共
に、エレクトロルミネッセントランプの消費電力を節約
できて大幅な省エネルギー化を図ることができるのでラ
ンニングコストを大幅に低減させることができるように
なるものである。
【0049】また、例えば従来のようにショーケース内
に設けた蛍光灯などの照明を使用して広告を照らさなく
ても、透明壁にエレクトロルミネッセントランプを設
け、このエレクトロルミネッセントランプを点灯させて
絵や文字等から成る商品広告を表示させているので、蛍
光灯によりショーケース内が狭くなってしまう不都合を
確実に防止することができるようになると共に、エレク
トロルミネッセントランプは薄いので所定の面積のショ
ーケース内を有効に活用することができる。
【0050】請求項2の発明によれば、上記に加えて制
御手段は、エレクトロルミネッセントランプの輝度を緩
慢に変化させて点灯・消灯を行うので、例えば絵や文字
等から成る商品広告をエレクトロルミネッセントランプ
の輝度を緩慢に変化させながら透明壁に浮き上がらせる
ことが可能となる。これにより、更にインパクトのある
商品広告の表示を行なうことが可能となる。
【0051】従って、より印象的に消費者の目を引き付
ける広告表示が行なえるようになり広告宣伝機能を極め
て向上させることができるようになるものである。
【0052】請求項3の発明によれば、陳列室内を透視
可能な透明壁にエレクトロルミネッセントランプを設け
て成るショーケースにおいて、エレクトロルミネッセン
トランプの通電を制御する制御手段を備え、該制御手段
は時限手段を有し、所定の時刻にエレクトロルミネッセ
ントランプを点灯・消灯させるので、エレクトロルミネ
ッセントランプを点灯させたい時刻に点灯させることが
可能となると共に、エレクトロルミネッセントランプを
消灯させたい時刻に消灯させることが可能となる。これ
により、好適な商品広告を点灯表示させることができる
ようになるものである。
【0053】請求項4の発明によれば、陳列室内を透視
可能な透明壁にエレクトロルミネッセントランプを設け
て成るショーケースにおいて、エレクトロルミネッセン
トランプの通電を制御する制御手段を備え、該制御手段
は、一定のパターンに沿ってエレクトロルミネッセント
ランプを点灯・消灯及び輝度調整を行うので、例えば、
エレクトロルミネッセントランプを点灯させて絵や文字
等から成る商品広告を人目を引くかたちで奇抜的に表示
させることが可能となる。これにより、一層消費者の目
を引き付ける商品広告の表示を行なうことができるよう
になるものである。
【0054】請求項5の発明によれば、陳列室内を透視
可能な透明壁にエレクトロルミネッセントランプを設け
て成るショーケースであって、エレクトロルミネッセン
トランプの通電を制御する制御手段を備え、該制御手段
は人感センサを有し、該人感センサの感知動作に基づい
てエレクトロルミネッセントランプを点灯・消灯させる
ので、例えば、人がショーケース近傍に近づいた時だけ
エレクトロルミネッセントランプを点灯させて絵や文字
等から成る商品広告を表示させることが可能となる。こ
れにより、ショーケースに人が近づいたときに合わせて
商品広告を表示させることができるので、極めて消費者
の目を引く商品広告を行うことができるようになる。
【0055】この場合、例えば制御手段は人感センサが
人を検出しているときだけエレクトロルミネッセントラ
ンプを点灯し、人感センサが人を検出しないときはエレ
クトロルミネッセントランプを消灯させれば、大幅な省
エネルギー化を計ることが可能となる。これにより、ラ
ンニングコストを大幅に低減させることが可能となる。
従って、エレクトロルミネッセントランプの寿命を更に
延長させることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したショーケースの正面図であ
る。
【図2】ショーケースの側面図である。
【図3】図1の低温ショーケースの側板の正面図であ
る。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図1のエレクトロルミネッセントランプの構造
説明図である。
【図6】図1のエレクトロルミネッセントランプの点
灯、消灯させる時の電圧印加波形である。
【図7】図1のエレクトロルミネッセントランプを緩や
かに点灯、消灯させる時の電圧印加波形である。
【図8】もう一つの本発明のショーケースの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ショーケース 2 本体 3 透明壁 4、6 扉 7 陳列室 11 棚 14 透明板 15 スペーサ 16 エレクトロルミネッセントランプ 26 制御装置 28 スイッチ 30 人感センサ 36 把手 HV 高電圧 LV 低電圧 LoL 最も暗い点灯 BoV 最低電圧

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列室内を透視可能な透明壁にエレクト
    ロルミネッセントランプを設けて成るショーケースであ
    って、 前記エレクトロルミネッセントランプの通電を制御する
    制御手段を備え、該制御手段は、前記エレクトロルミネ
    ッセントランプを点滅させることを特徴とするショーケ
    ース。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記エレクトロルミネ
    ッセントランプの輝度を緩慢に変化させて点灯・消灯を
    行うことを特徴とする請求項1のショーケース。
  3. 【請求項3】 陳列室内を透視可能な透明壁にエレクト
    ロルミネッセントランプを設けて成るショーケースであ
    って、 前記エレクトロルミネッセントランプの通電を制御する
    制御手段を備え、該制御手段は時限手段を有し、所定の
    時刻に前記エレクトロルミネッセントランプを点灯・消
    灯させることを特徴とするショーケース。
  4. 【請求項4】 陳列室内を透視可能な透明壁にエレクト
    ロルミネッセントランプを設けて成るショーケースであ
    って、 前記エレクトロルミネッセントランプの通電を制御する
    制御手段を備え、該制御手段は、一定のパターンに沿っ
    て前記エレクトロルミネッセントランプを点灯・消灯及
    び輝度調整を行うことを特徴とするショーケース。
  5. 【請求項5】 陳列室内を透視可能な透明壁にエレクト
    ロルミネッセントランプを設けて成るショーケースであ
    って、 前記エレクトロルミネッセントランプの通電を制御する
    制御手段を備え、該制御手段は人感センサを有し、該人
    感センサの感知動作に基づいて前記エレクトロルミネッ
    セントランプを点灯・消灯させることを特徴とするショ
    ーケース。
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