JP2003309651A - 公衆回線網を利用したインターネット通信システム、及びインターネット通信の接続方法、及び接続装置 - Google Patents

公衆回線網を利用したインターネット通信システム、及びインターネット通信の接続方法、及び接続装置

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JP2003309651A
JP2003309651A JP2002149854A JP2002149854A JP2003309651A JP 2003309651 A JP2003309651 A JP 2003309651A JP 2002149854 A JP2002149854 A JP 2002149854A JP 2002149854 A JP2002149854 A JP 2002149854A JP 2003309651 A JP2003309651 A JP 2003309651A
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Akira Goto
公 後藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】発信側及び着信側の通信端末装置がどのような
状態下にあってもインターネット網を利用して接続でき
る環境にありさえすれば実現可能なインターネット通
信、インターネット電話に関する方法及び装置の提供。 【解決手段】発信側通信端末装置側と着信側通信端末装
置との間で公衆回線網を介して、自らの通信端末装置が
インターネット網を介した通信が可能な装置であること
意味する情報を交換し合い、発信側通信端末装置側及び
着信側通信端末装置側のうち少なくとも一方が取得した
IPアドレスを他方に通知し、当該IPアドレスを通知
された通信端末装置が他の通信端末装置に対して当該I
Pアドレスを用いてインターネット網を介して接続し
て、インターネット網を介した通信を実現する公衆回線
を利用したインターネット通信システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット網
に接続して取得したIPアドレスを公衆回線等を通して
相手端末装置に通知することによって、インターネット
回線、特に、常時接続回線(ADSL、CATV、FT
TH、ISDN等)を利用した環境において、インター
ネット通信、特に、インターネット電話を実現する方法
および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の公衆回線を利用した電話・通信に
加え、昨今では、インターネット回線を利用して通信回
線の接続を行い通信費・電話代の低減を図ろうとする技
術が開発されている。
【0003】例えば、特開2000−125040号公
報には、「発呼側端末装置から着呼側端末装置へと電話
回線を介してインターネット電話の接続要求を送出し、
これに応答する形で着呼側端末装置から発呼側端末装置
へと電話回線を介して接続許可を送出した後に、端末装
置がRASを介してインターネットに接続する。そし
て、発呼側端末装置と着呼側端末装置とが電話回線を介
してIPアドレスを互いに通知し合ってインターネット
による通話を確立する。」方式の技術が開示されてい
る。
【0004】また、特開平11−122388号公報に
は、「インターネット電話が持っているインターネット
に接続するためのインターネット接続手段、接続先を選
択する接続先選択手段、音声データをやり取りする音声
データ通信手段、音声の入出力を司る音声入力手段、お
よび音声出力手段以外に、電話回線に接続するための手
段である電話接続手段、自分のクライアントマシンのI
Pアドレスを電話接続手段を用い、相手のクライアント
マシンに送信する自IPアドレス送信手段、さらに、相
手から送られてきた相手のクライアントマシンのIPア
ドレスを受信し、音声データ通信手段に渡す相手IPア
ドレス受信手段からなる。」方式の技術が開示されてい
る。
【0005】さらに、特開平11−122387号公報
には、「電話機及び通信装置が公衆回線網を介して仲介
装置と接続し、仲介装置を経由してインターネット上の
通信路を確立することにより、インターネットを利用し
た電話機及び通信装置による相互通信を実現するインタ
ーネット電話システムにおいて、該通信装置は、電話機
及び通信装置からの発信により、通話相手側の電話機及
び仲介装置に公衆回線網を介してダイヤリングによる接
続を行う接続手段と、公衆回線網及びインターネットを
利用してデータの通信を行う通信手段とを有し、該接続
手段及び該通信手段の制御にて仲介装置がインターネッ
ト上の通信路を確立することにより、電話機の利用者
は、公衆回線網を利用した通話と同様の操作でインター
ネットを利用した通話を行うことを特徴とする。」方式
の技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、インタ
ーネット回線を利用して発信側及び着信側端末装置を接
続する技術は、既に従来知られている。しかしながら、
これらの方式においては、大型の計算機によって処理を
するものが多く、小規模の店舗・事務所や一般家庭で使
用するには適当ではなく、また発信側端末装置と着信側
端末装置を接続するためには、常時双方の端末装置がイ
ンターネットに接続され、或いは固定的なIPアドレス
を取得済みであることが必要であった。
【0007】現在、一般家庭用の電話端末装置は公衆回
線にのみ接続されている場合が多いが、インターネット
の利用が進み、特に最近は通話料金の安さから、常時接
続回線(ADSL、CATV、FTTH、ISDN等)
を利用してインターネットに接続している場合が増えて
きた。そして、常時接続しているインターネット網を介
して相手側電話装置との間で回線接続をすることが行わ
れるようになってきている。しかし、インターネット網
を介して端末装置同士を接続するためには、ISP(i
nternet service provider)
が発行するIPアドレスが必要であるが、そう規模店舗
・事務所や一般家庭用で契約されている場合は、IPア
ドレスが土手意的でない場合も多く、事前に相手側のI
Pアドレスを知らないためにインターネット通信ができ
なかったり、相手側が現にインターネットに接続されて
いないが故に接続できなかったりする。
【0008】本発明は、発信側或いは着信側の電話端末
装置がインターネット網に対してどのような接続状況下
にあっても、簡単な接続装置を送受信側の両方に備える
ことにより、両者がインターネット網を利用して接続で
きる環境にある場合には、送信側電話端末装置と受信側
電話端末装置とをインターネット網を利用して接続し、
インターネット電話・通信を実現する方法および装置を
提供するものである。
【0009】特開平11−122387号公報に記載さ
れた技術は、このような環境下でのインターネット電話
システムである。ところが小規模の店舗・事務所や一般
家庭においては、インターネットとの常時接続(ADS
L、CATV、FTTH、ISDN等)の契約をしてい
たとしても、インターネットに接続可能な端末装置が常
時インターネットと接続されていない場合もあり、この
ような場合には、固定的なIPアドレスを長期間保有す
ることはできない。このような場合には、インターネッ
ト回線を利用して接続できるシステム環境下にありなが
らも、実際には、インターネット回線を利用した端末同
士の接続はできなくなる場合があった。
【0010】そこで、本発明は、発信側及び着信側の通
信端末装置に簡単な構成の接続装置を備えることによ
り、発信側及び着信側の通信端末装置がどのような状態
下にあっても、つまり、発信側及び着信側の通信端末装
置がインターネット網に現に接続されている状態でも或
いは接続されていない状態でも、更には固定的なIPア
ドレスを取得しておらず、動的なIPアドレスを取得し
ている場合であってもインターネット網を利用して接続
できる環境にある場合には、インターネット網を利用し
て接続することができるインターネット通信・インター
ネット電話を実現する方法および装置を提供するもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆回線網及
びインターネット網に対して接続可能に接続されている
接続装置と、該接続装置と接続された少なくとも1台の
通信端末装置とを発信側及び着信側に備えた通信システ
ムにおいて、発信側通信端末装置側と着信側通信端末装
置との間で公衆回線網を介して、自らの通信端末装置が
インターネット網を介した通信が可能な装置であること
意味する情報を交換し合い、発信側通信端末装置側及び
着信側通信端末装置側のうち少なくとも一方が取得した
IPアドレスを他方に通知し、当該IPアドレスを通知
された通信端末装置が他の通信端末装置に対して当該I
Pアドレスを用いてインターネット網を介して接続し
て、インターネット網を介した通信を実現する公衆回線
を利用したインターネット通信システムを提供する。
【0012】本発明は、発信側通信端末装置側が取得し
たIPアドレスを着信側通信端末装置に通知し、着信側
通信端末装置側から発信側通信端末装置に対して当該通
知を受けたIPアドレスを用いてインターネット網を介
して接続して、インターネット網を介した通信を実現す
る公衆回線を利用したインターネット通信システムを提
供することができる。
【0013】本発明は、着信側通信端末装置側が取得し
たIPアドレスを発信側通信端末装置に通知し、発信側
通信端末装置側から着信側通信端末装置に対して当該通
知を受けたIPアドレスを用いてインターネット網を介
して接続して、インターネット網を介した通信を実現す
ることを特徴とした公衆回線を利用したインターネット
通信システムを提供することができる。
【0014】本発明は、公衆回線とインターネット回線
に対して接続装置を介して接続された端末装置から、公
衆回線を利用したインターネット電話の接続方法であっ
て、着信側の端末装置も同様の接続装置を介して公衆回
線とインターネット回線に接続可能な構成を備えている
場合に、以下のステップを有することを特徴とするイン
ターネット電話の接続方法を提供する。 (a)発信側から発信側接続装置を介してインターネッ
ト網に接続し、インターネット網からIPアドレスを取
得するステップと、(b)発信側端末装置から着信側端
末装置に向けて、該着信側端末装置の公衆回線網上の電
話番号をダイヤルし、公衆回線網に対して前記着信側端
末装置の電話番号を送出するステップと、(c)前記発
信側端末装置の接続装置が、前記着信側端末装置に着信
したことを検知すると、自端末装置(発信側)がインタ
ーネット網経由で通信可能な端末装置であることを相手
側に通知すると共に、自端末装置(発信側)が既にイン
ターネット網から取得しているIPアドレスを前記着信
側端末装置の接続装置に対して送付するステップと、
(d)前記着信側端末装置から、自らもインターネット
網を介して接続可能な端末装置であることを通知された
際には、前記発信側端末装置の接続装置は、自端末装置
(発信側)の公衆回線網に対する回線断の処理を行うス
テップと、(e)前記着信側端末装置が前記発信側端末
装置のIPアドレスを用いて、インターネット網を介し
て呼出を行ってきた際には、該着信に応じて自端末装置
(発信側)をインターネット網に接続するステップ。
【0015】本発明は、上記ステップ(c)及び(d)
において、自端末装置(発信側)がインターネット網経
由で通信可能な端末装置であることを相手側に通知の後
に、前記着信側端末装置から、自らもインターネット網
を介して接続可能な端末装置であることを通知された際
には、自端末装置(発信側)が既にインターネット網か
ら取得しているIPアドレスを前記着信側端末装置の接
続装置に対して送付するようにしたことを特徴とするイ
ンターネット電話の接続方法を提供することができる。
【0016】本発明は、発信側端末装置が公衆回線網に
対する回線断の処理を行うステップの後に、インターネ
ット網を介して前記発信側端末装置に着信があった場合
で該着信が前記着信側端末装置からの着信であると判断
された場合には、当該着信の接続処理を行うように制御
することを特徴とするインターネット電話の接続方法を
提供することができる。
【0017】本発明は、上記(a),(b)及び(c)
のステップの後に、以下のステップを有することを特徴
とするインターネット電話の接続方法を提供することが
できる。(d)前記着信側端末装置が前記発信側端末装
置のIPアドレスを用いて、インターネット網を介して
呼出を行ってきた際に、前記発信側端末装置の接続装置
は、自端末装置(発信側)の公衆回線網に対する回線断
の処理と、自端末装置(発信側)のインターネット網に
対する接続の処理を行うステップ。
【0018】本発明は、公衆回線とインターネット回線
に対して接続装置を介して接続された端末装置から、公
衆回線を利用したインターネット電話の接続方法であっ
て、着信側端末装置も同様の接続装置を介して公衆回線
とインターネット回線に接続可能な構成を備えており、
さらに該着信側端末装置がインターネット回線に接続さ
れている場合に、以下のステップを有することを特徴と
するインターネット電話の接続方法を提供する。 (a)発信側端末装置から着信側端末装置に対して、該
着信側端末装置の公衆回線網上の電話番号をダイヤル
し、公衆回線網に対して前記着信側端末装置の電話番号
を送出するステップと、(b)前記発信側端末装置の接
続装置が、前記着信側端末装置が着信したことを検知す
ると、自端末装置(発信側)がインターネット網経由で
通信可能な端末装置であることを相手側に通知すると共
に、前記着信側端末装置に対して該着信側端末装置が取
得中のIPアドレスの送付を要求するステップと、
(c)前記着信側端末装置からIPアドレスが送られて
きた際には、そのIPアドレスを用いて、インターネッ
ト網を介して前記着信側端末装置を呼び出し、自端末装
置(発信側)の公衆回線網に対する回線断の処理と、自
端末装置(発信側)のインターネット網に対する接続の
処理を行うステップ。
【0019】本発明は、公衆回線を利用したインターネ
ット電話の接続方法であって、端末装置は接続装置を介
して公衆回線とインターネット回線に接続可能な構成を
備えている場合に、以下のステップを有することを特徴
とするインターネット電話の接続方法を提供する。 (a)前記端末装置(着信側)の接続装置が、発信側端
末装置から該接続装置(着信側)の公衆回線網上の電話
番号に対する着信を検出するステップと、(b)上記着
信の検出により、自端末装置(着信側)を公衆回線網に
接続処理するステップと、(c)前記発信側端末装置か
ら公衆回線網を介して当該端末装置(発信側)が既にイ
ンターネット網から取得しているIPアドレスが送信さ
れて来た際には、該IPアドレスを用いインターネット
網を介して前記発信側端末装置を呼び出し、自端末装置
(着信側)の接続をインターネット網側に切り換えるよ
うに制御するステップ。
【0020】本発明は、公衆回線を利用したインターネ
ット電話の接続方法であって、端末装置は接続装置を介
して公衆回線とインターネット回線に接続可能な構成を
備えており、さらに該端末装置がインターネット回線に
接続されている場合に、以下のステップを有することを
特徴とするインターネット電話の接続方法を提供する。 (a)前記端末装置(着信側)の接続装置が、発信側端
末装置側から該接続装置(着信側)の公衆回線網上の電
話番号に対する着信を検出するステップと、(b)上記
着信の検出により、自端末装置(着信側)を公衆回線網
に接続処理するステップと、(c)前記発信側端末装置
側から、自端末装置(着信側)が既にインターネット網
から取得しているIPアドレスの送付を要求された際に
は、公衆回線網を介して自端末装置(着信側)が取得済
みのIPアドレスを通知し、該通知したIPアドレスを
用いて前記発信側端末装置側よりインターネット網を介
して前記着信側端末装置を呼び出して来た際には、自端
末装置(着信側)の接続をインターネット網側に切り換
えるように制御するステップ。
【0021】本発明は、公衆回線とインターネット回線
に対して接続装置を介して接続された端末装置から、公
衆回線を利用したインターネット電話の接続方法であっ
て、着信側端末装置も同様の接続装置を介して公衆回線
とインターネット回線に接続可能な構成を備えており、
さらに該着信側端末装置がインターネット回線に接続さ
れている場合に、以下のステップを有することを特徴と
するインターネット電話の接続方法を提供する。 (a)発信側端末装置から着信側端末装置に向けて、着
信側端末装置の公衆回線網上の電話番号を公衆回線網に
対して送出するステップと、(b)前記発信側端末装置
の接続装置が、前記着信側端末装置が着信したことを検
知すると、自端末装置(発信側)がインターネット網経
由で通信可能な端末装置であることを相手側に通知する
と共に、自端末装置(発信側)が既にインターネット網
から取得しているIPアドレスを前記着信側端末装置の
接続装置に対して送付するステップと、(c)前記着信
側端末装置が前記自端末装置(発信側)のIPアドレス
を用いて、インターネット網を介して呼出を行ってきた
際に、前記着信側端末装置の接続装置は、自端末装置
(発信側)の公衆回線網に対する回線断の処理と、自端
末装置(発信側)のインターネット網に対する接続の処
理を行うステップ。
【0022】本発明は、公衆回線網及びインターネット
網に対して接続可能に接続されている接続装置であっ
て、該接続装置には少なくとも1台の通信端末装置が接
続されており、インターネット網から取得した自らのI
Pアドレス及び相手方通信端末装置から送られてきたI
Pアドレスを記憶する記憶手段と、相手から通知された
IPアドレスを用いてインターネット網を介して接続し
て、インターネット網を介した通信を実現することを特
徴とした接続装置を提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明を実現するための具体的な
システム構成を図1に示す。電話端末装置10,20は
接続装置50,60を介して公衆回線網110及びイン
ターネット網120に接続可能な構成とされている。当
然のことながら、接続装置50,60とインターネット
網120との接続は、ISP30,40を介して接続さ
れる。ISP30,40は(internet ser
vice provider)であり、各種通信端末装
置をインターネット網に接続するサービスを提供するも
のである。図1に示すように、接続装置50,60は、
電話端末装置10,20の他にPC70,80或いはフ
ァクシミリ装置90,100を接続することも可能であ
る。
【0024】一般家庭、或いは小規模店舗・事務所等の
使用形態では、図2に示すように、接続装置50,60
に一般電話機10,20の他にPC70,80或いはフ
ァクシミリ装置90,100が接続されている場合、P
C70,80は、インターネット通信をするために常時
インターネット網に接続されている場合が多い。このよ
うな場合、PCは、ファクシミリ装置或いは一般電話に
対してインターネット網接続を切り換えながら使用する
場合が多いので、インターネット網へは接続装置50,
60を常時接続させておき、必要に応じて切り換えて使
用することが考えられる。勿論、図示はしていないが、
端末装置としては公衆回線網とインターネット網に接続
可能なものであればよく、例えば、PDA等の携帯端末
装置、TV等のAV機器でも良い。
【0025】本発明を公衆回線網とインターネット網に
接続可能な接続装置を用いた形態で実現する場合には、
通信端末装置は特殊の装置でなくて、一般の家庭用電話
機或いはボタン電話、PC或いはファクシミリ装置等の
インターネット網と接続可能で情報の送受ができる装置
であればよい。また、通信端末装置は接続装置と独立し
て構成される装置でなくてもよく、本発明で規定する公
衆回線網とインターネット網との接続の切り換えを行う
ことができるものであれば、接続装置を組み込んだ通信
端末装置であってもよい。以上のように、通信端末装置
の種類は電話端末装置である必要はなく、通信機能を備
えたパソコンでも或いはファクシミリ装置等でも良く、
単数でも複数装置を接続してもいいが、以下の実施例に
おいては、主に、通信端末装置として一般の電話端末装
置を用いた場合の構成を本発明の実施例として説明する
が、本発明はそれに限られる必要は無く、例えば電話端
末装置自体或いはPCに、本発明の機能を備える形態と
しても良く、本発明はそれ等を排除するものではない。
【0026】図2に接続装置50,60内のインターネ
ネット通信接続装置のブロック図を示す。接続装置5
0,60は、回線入出力部51を介して公衆回線110
及びインターネット網120に接続され、電話機入出力
部52、PC入出力部53、FAX入出力部54を介し
て夫々の宅内機器に接続されている。
【0027】今、電話機10から発信する場合を考える
と、電話機10のオフフックをフック検知部55が検知
し、電話機10からのダイヤルを待つ。操作者が電話機
10によって相手側の電話番号をダイヤルすると、その
ダイヤル信号は回線入出力部51から公衆回線網に向け
て出力される。そのダイヤル信号はダイヤル認識部56
で認識され、一旦はIPアドレスメモリ部61に記憶さ
れる。相手端末装置20側が応答すると、その応答をフ
ック検知部55により極性が反転する等の事象を検知す
ることにより相手端末装置20側応答したことを検知す
る。次に、CPU57の指示により、IP電話手順送受
制御部58から自装置がインターネット電話可能な端末
であることを通知する。これに応答して相手端末装置2
0側から、IPアドレスが送信されて来た場合は、IP
アドレス受信部59が送信されたIPアドレス情報を受
け取りIPアドレスメモリ部61に記憶される。次い
で、CPU57は該受信したIPアドレスを用いて、イ
ンターネット網120を経由して相手端末装置側に接続
する。
【0028】また、CPU57の指示により、IP電話
手順送受制御部58から自装置がインターネット電話可
能な端末であることを通知した後、相手端末装置20側
からは、相手端末装置20側もインターネット電話可能
な端末であることのみを通知して来た場合には、相手端
末装置20側に自装置のIPアドレスを送信し、相手端
末装置20側からのインターネット網経由の着信を待
つ。或いは、相手端末装置20側からIPアドレスを通
知して来た場合には、インターネット網120を経由し
て発信し、インターネット網経由の通信を確立する。
【0029】今、電話機10がインターネット網120
と接続されていない状態で、着信する場合を考えると、
接続装置50が着信を検知することにより、或いは電話
端末装置10が自ら着信を検知して電話機10を鳴動さ
せる。電話機の鳴動により使用者は着信を知り、受話器
を上げることによって公衆回線網110を介した通信路
が確立させる。発信してきた相手側端末装置(例えば2
0)が接続装置50と同様の機能を備えていれば、相手
側端末装置20側から、相手側端末装置20がインター
ネット網120を介して通信のできる端末であることが
通知され、又は、同時に相手側端末装置20が現在取得
済みのIPアドレスが通知される。それにより、着信側
電話端末装置10の接続装置50は、公衆回線網110
での通話路を保持したまま、インターネット網との接続
作業を行いIPアドレスを取得して相手側電話端末装置
20側に通知するか、或いは、既に通知されている相手
側IPアドレスを用いて、インターネット網120を介
した通話路を形成する。この際、一旦、公衆回線網11
0での通話路を閉じた後に同様の操作をすることも可能
である。
【0030】制御装置50、60を介して、ファクシミ
リ通信をインターネット網を通じて通信するときは、I
P電話手順で送受信するようにIP電話手順送受制御部
58を介して手順を変換して通信することが可能であ
る。公衆回線網のファクシミリ手順をインターネット網
を介して通信する際の手順の変換は本発明とは直接的に
関係しないのでここでは詳細に説明しない。これは、P
Cによる情報の送受においても同様である。
【0031】次に、本発明の実施例を、着信側電話端末
装置のインターネット網に対する接続状況に分けてさら
に詳細に説明する。インターネット網を介した通信を希
望するのであるから、発信側の端末装置はインターネッ
ト網に接続した上で、着信側端末装置に向けて発呼する
のが通常であるが、まずは、公衆回線を介して相手端末
装置がインターネット網に接続可能な機器であるか否か
を確認した上で接続切り換え処理を行いたいと考えれ
ば、インターネット網に接続する前に公衆回線を介して
発呼する場合もあり得る。また、特定の状況であって
も、インターネット接続を何れの側から行うかでも処理
のステップは相違する。このように考えて、インターネ
ットとの接続状況を分類すると概ね以下の通りとなる。
【0032】(1)発着信両側の通信端末装置がインタ
ーネット網に接続され得る環境下にあり、発着信側の両
通信端末装置がインターネット網に接続済みの場合 (a)着信側からインターネット接続をする場合 (b)発信側からインターネット接続をする場合
【0033】(2)発着信両側の通信端末装置がインタ
ーネット網に接続され得る環境下にあり、発信側通信端
末装置はインターネット網に接続済みであるが、着信側
通信端末装置はインターネット網に接続されていない場
合 (a)着信側からインターネット接続をする場合 (b)発信側からインターネット接続をする場合
【0034】(3)発着信両側の通信端末装置がインタ
ーネット網に接続され得る環境下にあるが、発着信側の
両通信端末装置が共にインターネット網に未接続の状態
にある場合 (a)着信側からインターネット接続をする場合 (b)発信側からインターネット接続をする場合
【0035】(4)発着信側の両通信端末装置がインタ
ーネット網に接続され得る環境下にあるが、発信側通信
端末装置はインターネット網に未接続の状態にあり、着
信側通信端末装置がインターネット網に接続状態にある
場合 (a)着信側からインターネット接続をする場合 (b)発信側からインターネット接続をする場合
【0036】(5)発信側の通信端末装置がインターネ
ット網に接続され得る環境下にあるが、着信側通信端末
装置が、インターネット網に接続され得る環境下にはな
い場合
【0037】以下、上記した接続状況下で本発明を実現
する具体的なステップを説明する。 (1−a)発着信両側の通信端末装置がインターネット
網に接続され得る環境下にあり、発着信側の両通信端末
装置がインターネット網に接続済みの場合で、着信側か
らインターネット接続をする場合 まず、発信側電話端末装置及び着信側電話端末装置の両
側がインターネット接続手段を備えており、かつ、発信
側電話端末装置から着信側電話端末装置に接続を希望す
る時に、両者が現にインターネット網に接続されてお
り、既に両方の端末装置がIPアドレスを取得済みであ
るが、相手側の取得済みIPアドレスを不知の場合であ
って、インターネット接続を着信側から行う場合の接続
手順を説明する。 発信側電話端末装置10は接続装置50を介してイン
ターネット網に対して自電話端末装置を接続してあるの
で、電話を掛けようとする際には、既に取得済みのIP
アドレスを使用して以下のステップを実現する。 発信側電話端末装置10から着信側電話端末装置20
に対して、着信側電話端末装置20の公衆回線網110
での既知の電話番号をダイヤルすると、発信側電話端末
装置10の接続装置50は、公衆回線網110に対して
着信側電話端末装置20の公衆回線網110での電話番
号を送出する。 その時、着信側電話端末装置20は、既にインターネ
ット網と接続中であるが、着信側接続装置60は、公衆
回線網110から自電話端末装置20への着信を検知す
る。 着信側接続装置60が自電話端末装置20への着信を
検知した際、着信側電話端末装置20に対して、割り込
み信号等により着信があったことを知らせる。 その割り込み信号等に応じて操作者が着信側電話端末
装置20或いは着信側接続装置60のキー操作により、
一旦、着信側電話端末装置20を公衆回線網110側に
接続を切り換えると、発信側電話端末装置10と着信側
電話端末装置20との間では公衆回線網110を介した
通話が可能となる。次のステップに移行するには、着信
側接続装置60が自動的に行っても良いし、また、特定
のキー操作によって移行するようにしても良い。 発信側電話端末装置10の接続装置50は、着信側電
話端末装置20との間で公衆回線が接続されたことを検
知すると、所定の信号を送出して自端末装置10がイン
ターネット網120経由で通信可能な端末装置であるこ
とを相手側に通知すると共に、自端末装置10が既にイ
ンターネット網から取得しているIPアドレスを着信側
電話端末装置20の接続装置60に対して送付する。こ
の際、現在使用しているインターネット接続を継続する
のか、或いは割り込み着信の電話回線側に接続を切り換
えるのかの判断を操作者の意思により、つまり所定のキ
ー操作により行うようにしても良い。インターネット接
続を継続する場合は以下のステップには移行しない。 発信側電話端末装置10のIPアドレスを取得した着
信側電話端末装置20の接続装置60は、公衆回線網1
10側への接続をインターネット網側に再度切り換え直
し、取得した発信側端末装置10のIPアドレスをもっ
てインターネット網120を介して発信側電話端末装置
10との接続を図る。 発信側電話端末装置10の接続装置50は、インター
ネット網120を介した着信が着信側電話端末装置20
からの着信であることを確認すると、発信側電話端末装
置10の接続をインターネット網120側に切り換える
と共に、公衆回線網110に対して回線断の処理を行う
ように制御する。公衆回線網110に対して回線断の処
理は、のいずれの端末装置側から行っても良い。この際
に、タイミング悪く、インターネット網120から着信
側電話端末装置20以外からの着信があった場合にはそ
の着信は拒否する。 これにより、発信側電話端末装置10と着信側電話端
末装置20との間のインターネット接続が完了される。
【0038】(1−b)発着信両側の通信端末装置がイ
ンターネット網に接続され得る環境下にあり、発着信側
の両通信端末装置がインターネット網に接続済みの場合
で、発信側からインターネット接続をする場合 発信側電話端末装置及び着信側電話端末装置の両側がイ
ンターネット接続手段を備えており、かつ、発信側電話
端末装置から着信側電話端末装置に接続を希望する時
に、両者が現にインターネット網に接続されており、既
に両方の端末装置がIPアドレスを取得済みであるが、
相手側の取得済みIPアドレスを不知の場合であって、
インターネット接続を発信側から行う場合の接続手順を
説明する。 発信側電話端末装置10は接続装置50を介してイン
ターネット網に対して自電話端末装置を接続してあるの
で、電話を掛けようとする際には、既に取得済みのIP
アドレスを使用して以下のステップを実現する。 発信側電話端末装置10から着信側電話端末装置20
に対して、着信側電話端末装置20の公衆回線網110
での既知の電話番号をダイヤルすると、発信側電話端末
装置10の接続装置50は、公衆回線網110に対して
着信側電話端末装置20の公衆回線網110での電話番
号を送出する。 その時、着信側電話端末装置20は、既にインターネ
ット網と接続中であるが、着信側接続装置60は、公衆
回線網110から自電話端末装置20への着信を検知す
る。 着信側接続装置60が自電話端末装置20への着信を
検知した際、着信側電話端末装置20に対して、割り込
み信号等により着信があったことを知らせる。 その割り込み信号等に応じて操作者が着信側電話端末
装置20或いは着信側接続装置60のキー操作により、
一旦、着信側電話端末装置20を公衆回線網110側に
接続を切り換えると、発信側電話端末装置10と着信側
電話端末装置20との間では公衆回線網110を介した
通話が可能となる。 発信側電話端末装置10の接続装置50は、着信側電
話端末装置20との間で公衆回線が接続されたことを検
知すると、所定の信号を送出して自端末装置10がイン
ターネット網120経由で通信可能な電話端末装置であ
ることを相手側に通知すると共に、着信側電話端末装置
20の接続装置60に対してIPアドレスの送付を要求
する。この際、着信側が現在接続中のインターネット接
続の継続を希望する場合には次のステップに移行しな
い。 着信側電話端末装置20の接続装置60は、発信側電
話端末装置10の接続装置50からのIPアドレス送付
の要求に応じて、発信側電話端末装置10に向けて、自
らが既にインターネット網から取得しているIPアドレ
スを送信する。その際に、着信側電話端末装置20の接
続装置60は、一旦切り換えた公衆回線網110への接
続を、再度、インターネット網120側に接続の切り換
えを行う。 発信側電話端末装置10の接続装置50は、着信側電
話端末装置20からのIPアドレスの着信を確認する
と、公衆回線網110との接続を遮断しインターネット
網120との接続をし直し、着信した着信側電話端末装
置20のIPアドレスを利用してインターネット網12
0を介して着信側電話端末装置20との接続を図る。 着信側電話端末装置20の接続装置60は、インター
ネット網120を介した着信が発信側電話端末装置10
からの着信であることを確認すると、当該着信を有効な
ものとしてインターネット網120を介して発信側電話
端末装置10と接続する。この際に、タイミング悪く、
インターネット網120から着信側電話端末装置20以
外からの着信があった場合にはその着信は拒否する。 ▲10▼これにより、発信側電話端末装置10と着信側
電話端末装置20との間のインターネット接続が完了さ
れる。なお、着信側電話端末装置20の接続装置60と
公衆回線網110との接続断のタイミングは本発明の主
眼ではなく、それは可能なタイミングであればいつでも
構わない。
【0039】(2−a)発着信両側の通信端末装置がイ
ンターネット網に接続され得る環境下にあり、発信側通
信端末装置はインターネット網に接続済みであるが、着
信側通信端末装置はインターネット網に接続されていな
い場合で、着信側からインターネット接続をする場合 発信側電話端末装置及び着信側電話端末装置の両側がイ
ンターネット接続手段を備えており、かつ、発信側電話
端末装置から着信側電話端末装置に接続を希望する時
に、発信側電話端末装置はインターネット網に接続され
ていて既にIPアドレスを取得済みであるが、着信側端
末装置はインターネット網に接続されていない場合であ
って、インターネット接続を着信側から行う場合の接続
手順を説明する。 発信側電話端末装置10は接続装置50を介してイン
ターネット網に対して自電話端末装置を接続してあるの
で、電話を掛けようとする際には、既に取得済みのIP
アドレスを使用して以下のステップを実現する。 発信側電話端末装置10から着信側電話端末装置20
に対して、着信側電話端末装置20の公衆回線網110
での既知の電話番号をダイヤルすると、発信側電話端末
装置10の接続装置50は、公衆回線網110に対して
着信側電話端末装置20の公衆回線網110での電話番
号を送出する。 着信側電話端末装置20は、直接に、或いは着信側接
続装置60によって、公衆回線網110から自電話端末
装置20への着信を検知し、着信音等により着信があっ
たことを知らせる。 操作者が着信側電話端末装置20をオフフック、或い
は着信側接続装置60のキー操作により、公衆回線網1
10と接続すると、発信側電話端末装置10と着信側電
話端末装置20との間では公衆回線網110を介した通
話が可能となる。 発信側電話端末装置10の接続装置50は、着信側電
話端末装置20との間で公衆回線が接続されたことを検
知すると、所定の信号を送出して自端末装置10がイン
ターネット網120経由で通信可能な端末装置であるこ
とを相手側に通知すると共に、自端末装置10が既にイ
ンターネット網から取得しているIPアドレスを着信側
電話端末装置20の接続装置60に対して送付する。 発信側電話端末装置10のIPアドレスを取得した着
信側電話端末装置20の接続装置60は、公衆回線網1
10側への接続をインターネット網側に切り換えて、取
得した発信側電話端末装置10のIPアドレスをもって
インターネット網120を介して発信側電話端末装置1
0との接続を図る。 発信側電話端末装置10の接続装置50は、インター
ネット網120を介した着信が着信側電話端末装置20
からの着信であることを確認すると、発信側電話端末装
置10の接続をインターネット網120側に切り換える
と共に、公衆回線網110に対して回線断の処理を行う
ように制御する。公衆回線網110に対して回線断の処
理は、のいずれの端末装置側から行っても良い。この際
に、タイミング悪く、インターネット網120から着信
側電話端末装置20以外からの着信があった場合にはそ
の着信は拒否する。 これにより、発信側電話端末装置10と着信側電話端
末装置20との間のインターネット接続が完了される。
【0040】(2−b)発着信両側の通信端末装置がイ
ンターネット網に接続され得る環境下にあり、発信側通
信端末装置はインターネット網に接続済みであるが、着
信側通信端末装置はインターネット網に接続されていな
い場合で、発信側からインターネット接続をする場合 発信側電話端末装置及び着信側電話端末装置の両側がイ
ンターネット接続手段を備えており、かつ、発信側電話
端末装置から着信側電話端末装置に接続を希望する時
に、発信側電話端末装置はインターネット網に接続され
ていて既にIPアドレスを取得済みであるが、着信側端
末装置はインターネット網に接続されていない場合であ
って、インターネット接続を発信側から行う場合の接続
手順を説明する。 発信側電話端末装置10は接続装置50を介してイン
ターネット網に対して自電話端末装置を接続してあるの
で、電話を掛けようとする際には、既に取得済みのIP
アドレスを使用して以下のステップを実現する。 発信側電話端末装置10から着信側電話端末装置20
に対して、着信側電話端末装置20の公衆回線網110
での既知の電話番号をダイヤルすると、発信側電話端末
装置10の接続装置50は、公衆回線網110に対して
着信側電話端末装置20の公衆回線網110での電話番
号を送出する。 着信側電話端末装置20は、直接に、或いは着信側接
続装置60によって、公衆回線網110から自電話端末
装置20への着信を検知し、着信音等により着信があっ
たことを知らせる。 操作者が着信側電話端末装置20をオフフック、或い
は着信側接続装置60のキー操作により、公衆回線網1
10と接続すると、発信側電話端末装置10と着信側電
話端末装置20との間では公衆回線網110を介した通
話が可能となる。 発信側電話端末装置10の接続装置50は、着信側電
話端末装置20との間で公衆回線が接続されたことを検
知すると、所定の信号を送出して自端末装置10がイン
ターネット網120経由で通信可能な電話端末装置であ
ることを相手側に通知すると共に、着信側電話端末装置
20の接続装置60に対してIPアドレスの送付を要求
する。この際、着信側が現在接続中のインターネット接
続の継続を希望する場合には次のステップに移行しな
い。 着信側電話端末装置20の接続装置60は、発信側電
話端末装置10の接続装置50からのIPアドレス送付
の要求に応じて、発信側電話端末装置10に向けて、自
らが既にインターネット網から取得しているIPアドレ
スを送信する。その際、着信側電話端末装置20の接続
装置60は、公衆回線網110への接続を、インターネ
ット網120側に接続の切り換えを行う。 発信側電話端末装置10の接続装置50は、着信側電
話端末装置20からのIPアドレスの着信を確認する
と、公衆回線網110との接続を遮断しインターネット
網120との接続をし、着信した着信側電話端末装置2
0のIPアドレスを利用してインターネット網120を
介して着信側電話端末装置20との接続を図る。 着信側電話端末装置20の接続装置60は、インター
ネット網120を介した着信が発信側電話端末装置10
からの着信であることを確認すると、当該着信を有効な
ものとしてインターネット網120を介して発信側電話
端末装置10と接続する。この際に、タイミング悪く、
インターネット網120から着信側電話端末装置20以
外からの着信があった場合にはその着信は拒否する。 これにより、発信側電話端末装置10と着信側電話端
末装置20との間のインターネット接続が完了される。
なお、着信側電話端末装置20の接続装置60と公衆回
線網110との接続断のタイミングは本発明の主眼では
なく、それは可能なタイミングであればいつでも構わな
い。
【0041】(3−a)発着信両側の端末装置がインタ
ーネット網に接続され得る環境下にあるが、発着信両側
の端末装置共に未接続の状態にある場合で、着信側から
インターネット接続をする場合 発信側電話端末装置10は、電話を掛けようとする際
に、接続装置50を介してインターネット網に対して自
電話端末装置を接続しIPアドレスの取得を行う。 以下は、(2−a)での、ステップからステップ
を実行する。
【0042】(3−b)発着信両側の端末装置がインタ
ーネット網に接続され得る環境下にあるが、発着信両側
の端末装置共に未接続の状態にある場合で、発信側から
インターネット接続をする場合 発信側電話端末装置10は、電話を掛けようとする際
に、接続装置50を介してインターネット網に対して自
電話端末装置を接続しIPアドレスの取得を行う。 以下は、(2−b)での、ステップからステップ
を実行する。
【0043】(4−a)発着信両側の端末装置がインタ
ーネット網に接続され得る環境下にあるが、発信側端末
装置は未接続の状態にあり、着信側端末装置が接続状態
にある場合で、着信側からインターネット接続をする場
合 発信側電話端末装置10は、電話を掛けようとする際
に、接続装置50を介してインターネット網に対して自
電話端末装置を接続しIPアドレスの取得を行う。 以下は、(1−a)での、ステップからステップ
を実行する。
【0044】(4−b)発着信両側の端末装置がインタ
ーネット網に接続され得る環境下にあるが、発信側端末
装置は未接続の状態にあり、着信側端末装置が接続状態
にある場合で、発信側からインターネット接続をする場
合 発信側電話端末装置10は、電話を掛けようとする際
に、接続装置50を介してインターネット網に対して自
電話端末装置を接続しIPアドレスの取得を行う。 以下は、(1−b)での、ステップから▲10▼ス
テップを実行する。
【0045】(5)着信側端末装置が、インターネット
網に接続され得る環境下にはない場合 発信側電話端末装置10は、電話を掛けようとする際
に、或いは事前に、接続装置50を介してインターネッ
ト網に対して自電話端末装置を接続しIPアドレスの取
得を行う。既に、接続装置50がインターネット網に接
続されていて、IPアドレスを取得済みの場合は、当該
IPアドレスを使用して以下のステップを実現する。 発信側電話端末装置10から着信側電話端末装置20
に対して、着信側電話端末装置20の公衆回線網110
での既知の電話番号をダイヤルすると、発信側電話端末
装置10の接続装置50は、公衆回線網110に対して
着信側電話端末装置20の公衆回線網110での電話番
号を送出する。 着信側電話端末装置20は、公衆回線網110から自
電話端末装置20への着信を検知し、着信音等により着
信があったことを知らせ、操作者が着信側電話端末装置
20をオフフック等をすると、発信側電話端末装置10
と着信側電話端末装置20との間では公衆回線網110
を介した通話が可能となる。 発信側電話端末装置10の接続装置50は、着信側電
話端末装置20との間で公衆回線が接続されたことを検
知すると、所定の信号を送出して自端末装置10がイン
ターネット網120経由で通信可能な端末装置であるこ
とを相手側に通知すると共に、自端末装置10が既にイ
ンターネット網から取得しているIPアドレスを着信側
電話端末装置20の接続装置60に対して送付する。 しかしながら、着信側電話端末装置20からの何等の
信号の返信も無いことをタイムアウト等で検知すると、
そのままの通話を維持する。
【0046】以上、具体的な接続でのステップを説明し
たが、着信側電話端末装置20の接続装置60の制御動
作は、着信側電話端末装置20のオフフックの前に自動
で行う方法と、着信側電話端末装置20の呼出音を鳴ら
した後で行う方法とがある。着信側電話端末装置20の
接続装置60の制御動作を、着信側電話端末装置20の
オフフックの前に自動で行う方法とは、接続装置60が
他端末装置からの着信を検知すると、着信側端末装置2
0を鳴動させて呼び出すことをせず、或いは鳴動をさせ
て呼び出すと同時に、つまり着信側端末装置20のオフ
フックを待たずに、接続装置60により回線の接続を完
了させ、発信側端末装置10と既に説明した所定の信号
授受を行い、発信側端末装置10がインターネット網を
介した通話が可能であるか否かにより、もしインターネ
ット網にて通話が可能であれば、これも既に説明した所
定の動作によりインターネット網による接続を完了さ
せ、着信側端末装置20のオフフックを待つか、接続完
了の前にオフフックがあれば、接続動作を継続する。こ
の場合、着信側端末装置20が留守番電話モードの設定
がしてある場合には、インターネット網への自動的な接
続替えは行わないように設定することもかのうである。
【0047】また、接続装置は、通常に用いられている
パーソナル・コンピュータでもよい。本願発明は、以上
のような構成を備えている故に、送信側から自由にコン
トロールできる。オフフック前に誰から掛かってきたの
かを認識できる。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上のように、発信側及び着
信側の通信端末装置に簡単な構成の接続装置を備えるこ
とにより、発信側及び着信側の通信端末装置がどのよう
な状態下にあっても、つまり、発信側及び着信側の通信
端末装置がインターネット網に現に接続されている状態
でも或いは接続されていない状態でも、更には固定的な
IPアドレスを取得しておらず、動的なIPアドレスを
取得している場合であってもインターネット網を利用し
て接続できる環境にある場合には、インターネット網を
利用して接続することができるインターネット通信・イ
ンターネット電話を実現する方法および装置を提供する
ことが可能なものである。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明が適用されるシステムの概念
構成図を示す。
【図2】 図2は、本発明を適用した接続装置の機能ブ
ロック図を示す。
【図3】 図3は、着信側端末からインターネット網接
続を達成する場合のシーケンス図。
【図4】 図4は、発信側端末からインターネット網接
続を達成する場合のシーケンス図。
【図5】 図5は、着信側端末がインタネット網を介し
た接続ができない環境の場合のシーケンス図。
【0050】
【符号の説明】
10,20…電話端末装置 30,40…ISP(internet servic
e provider) 50,60…接続装置 70,80…PC 90,100…ファクシミリ装置 110…公衆回線網 120…インターネット網 51…回線入出力部 52…電話機入出力部 53…PC入出力部 54…FAX入出力部 55…フック検知部 56…ダイヤル認識部 57…CPU 58…IP電話手順送受制御部 59…IPアドレス受信部 61…IPアドレスメモリ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線網及びインターネット網に対し
    て接続可能に接続されている接続装置と、該接続装置と
    接続された少なくとも1台の通信端末装置とを発信側及
    び着信側に備えた通信システムにおいて、発信側通信端
    末装置側と着信側通信端末装置との間で公衆回線網を介
    して、自らの通信端末装置がインターネット網を介した
    通信が可能な装置であること意味する情報を交換し合
    い、発信側通信端末装置側及び着信側通信端末装置側の
    うち少なくとも一方が取得したIPアドレスを他方に通
    知し、当該IPアドレスを通知された通信端末装置が他
    の通信端末装置に対して当該IPアドレスを用いてイン
    ターネット網を介して接続して、インターネット網を介
    した通信を実現することを特徴とした公衆回線を利用し
    たインターネット通信システム。
  2. 【請求項2】 公衆回線とインターネット回線に対して
    接続装置を介して接続された端末装置から、公衆回線を
    利用したインターネット電話の接続方法であって、着信
    側の端末装置も同様の接続装置を介して公衆回線とイン
    ターネット回線に接続可能な構成を備えている場合に、
    以下のステップを有することを特徴とするインターネッ
    ト電話の接続方法。 (a)発信側から発信側接続装置を介してインターネッ
    ト網に接続し、インターネット網からIPアドレスを取
    得するステップと、(b)発信側端末装置から着信側端
    末装置に向けて、該着信側端末装置の公衆回線網上の電
    話番号をダイヤルし、公衆回線網に対して前記着信側端
    末装置の電話番号を送出するステップと、(c)前記発
    信側端末装置の接続装置が、前記着信側端末装置に着信
    したことを検知すると、自端末装置(発信側)がインタ
    ーネット網経由で通信可能な端末装置であることを相手
    側に通知すると共に、自端末装置(発信側)が既にイン
    ターネット網から取得しているIPアドレスを前記着信
    側端末装置の接続装置に対して送付するステップと、
    (d)前記着信側端末装置から、自らもインターネット
    網を介して接続可能な端末装置であることを通知された
    際には、前記発信側端末装置の接続装置は、自端末装置
    (発信側)の公衆回線網に対する回線断の処理を行うス
    テップと、前記着信側端末装置が前記発信側端末装置の
    IPアドレスを用いて、インターネット網を介して呼出
    を行ってきた際には、該着信に応じて自端末装置(発信
    側)をインターネット網に接続するステップ。
  3. 【請求項3】 公衆回線とインターネット回線に対して
    接続装置を介して接続された端末装置から、公衆回線を
    利用したインターネット電話の接続方法であって、着信
    側端末装置も同様の接続装置を介して公衆回線とインタ
    ーネット回線に接続可能な構成を備えており、さらに該
    着信側端末装置がインターネット回線に接続されている
    場合に、以下のステップを有することを特徴とするイン
    ターネット電話の接続方法。 (a)発信側端末装置から着信側端末装置に対して、該
    着信側端末装置の公衆回線網上の電話番号をダイヤル
    し、公衆回線網に対して前記着信側端末装置の電話番号
    を送出するステップと、(b)前記発信側端末装置の接
    続装置が、前記着信側端末装置が着信したことを検知す
    ると、自端末装置(発信側)がインターネット網経由で
    通信可能な端末装置であることを相手側に通知すると共
    に、前記着信側端末装置に対して該着信側端末装置が取
    得中のIPアドレスの送付を要求するステップと、
    (c)前記着信側端末装置からIPアドレスが送られて
    きた際には、そのIPアドレスを用いて、インターネッ
    ト網を介して前記着信側端末装置を呼び出し、自端末装
    置(発信側)の公衆回線網に対する回線断の処理と、自
    端末装置(発信側)のインターネット網に対する接続の
    処理を行うステップ。
  4. 【請求項4】 公衆回線を利用したインターネット電話
    の接続方法であって、端末装置は接続装置を介して公衆
    回線とインターネット回線に接続可能な構成を備えてい
    る場合に、以下のステップを有することを特徴とするイ
    ンターネット電話の接続方法。 (a)前記端末装置(着信側)の接続装置が、発信側端
    末装置から該接続装置(着信側)の公衆回線網上の電話
    番号に対する着信を検出するステップと、(b)上記着
    信の検出により、自端末装置(着信側)を公衆回線網に
    接続処理するステップと、(c)前記発信側端末装置か
    ら公衆回線網を介して当該端末装置(発信側)が既にイ
    ンターネット網から取得しているIPアドレスが送信さ
    れて来た際には、該IPアドレスを用いインターネット
    網を介して前記発信側端末装置を呼び出し、自端末装置
    (着信側)の接続をインターネット網側に切り換えるよ
    うに制御するステップ。
  5. 【請求項5】 公衆回線を利用したインターネット電話
    の接続方法であって、端末装置は接続装置を介して公衆
    回線とインターネット回線に接続可能な構成を備えてお
    り、さらに該端末装置がインターネット回線に接続され
    ている場合に、以下のステップを有することを特徴とす
    るインターネット電話の接続方法。 (a)前記端末装置(着信側)の接続装置が、発信側端
    末装置側から該接続装置(着信側)の公衆回線網上の電
    話番号に対する着信を検出するステップと、(b)上記
    着信の検出により、自端末装置(着信側)を公衆回線網
    に接続処理するステップと、(c)前記発信側端末装置
    側から、自端末装置(着信側)が既にインターネット網
    から取得しているIPアドレスの送付を要求された際に
    は、公衆回線網を介して自端末装置(着信側)が取得済
    みのIPアドレスを通知し、該通知したIPアドレスを
    用いて前記発信側端末装置側よりインターネット網を介
    して前記着信側端末装置を呼び出して来た際には、自端
    末装置(着信側)の接続をインターネット網側に切り換
    えるように制御するステップ。
  6. 【請求項6】 公衆回線とインターネット回線に対して
    接続装置を介して接続された端末装置から、公衆回線を
    利用したインターネット電話の接続方法であって、着信
    側端末装置も同様の接続装置を介して公衆回線とインタ
    ーネット回線に接続可能な構成を備えており、さらに該
    着信側端末装置がインターネット回線に接続されている
    場合に、以下のステップを有することを特徴とするイン
    ターネット電話の接続方法。 (a)発信側端末装置から着信側端末装置に向けて、着
    信側端末装置の公衆回線網上の電話番号を公衆回線網に
    対して送出するステップと、(b)前記発信側端末装置
    の接続装置が、前記着信側端末装置が着信したことを検
    知すると、自端末装置(発信側)がインターネット網経
    由で通信可能な端末装置であることを相手側に通知する
    と共に、自端末装置(発信側)が既にインターネット網
    から取得しているIPアドレスを前記着信側端末装置の
    接続装置に対して送付するステップと、(c)前記着信
    側端末装置が前記自端末装置(発信側)のIPアドレス
    を用いて、インターネット網を介して呼出を行ってきた
    際に、前記着信側端末装置の接続装置は、自端末装置
    (発信側)の公衆回線網に対する回線断の処理と、自端
    末装置(発信側)のインターネット網に対する接続の処
    理を行うステップ。
  7. 【請求項7】 公衆回線網及びインターネット網に対し
    て接続可能に接続されている接続装置であって、該接続
    装置には少なくとも1台の通信端末装置が接続されてお
    り、インターネット網から取得した自らのIPアドレス
    及び相手方通信端末装置から送られてきたIPアドレス
    を記憶する記憶手段と、相手から通知されたIPアドレ
    スを用いてインターネット網を介して接続して、インタ
    ーネット網を介した通信を実現することを特徴とした接
    続装置。
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