JP2003309603A - 異常対処システム、異常対処方法 - Google Patents

異常対処システム、異常対処方法

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JP2003309603A
JP2003309603A JP2002115380A JP2002115380A JP2003309603A JP 2003309603 A JP2003309603 A JP 2003309603A JP 2002115380 A JP2002115380 A JP 2002115380A JP 2002115380 A JP2002115380 A JP 2002115380A JP 2003309603 A JP2003309603 A JP 2003309603A
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Takeshi Shono
健 庄野
Kazuhide Takahashi
和秀 高橋
Nobuhiro Tanigawa
延広 谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラー情報に基づいてエラー内容を判断し、
異常内容の検知、エラー内容からのNWデータ修正個所
判断制御、異常内容によるNW情報の状態制御を実装す
ることで、NW情報更新異常時における対応を迅速化
し、また誤ったNW情報での更新を防止することのでき
る異常対処システムを実現する。 【解決手段】 ステップS103において、エラーメッ
セージの内容がエラーA群であるか、エラーB群である
かの判断を行う。エラーメッセージの内容が「エラーA
群」である場合には、そのエラーの内容を分析する(ス
テップS103→S104)。そして、NW情報内の誤
り対象のデータ又はデータ項目を摘出し自動修正する
(ステップS105)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異常対処システム、
異常対処方法に関し、特にネットワークエレメント(N
etwork Element;以下、NE)装置への
ネットワーク(以下、NW)情報を更新する際の異常に
対処するシステム、対処方法に関する。
【0002】
【従来の技術】交換機等のNE装置の制御を行うための
オペレーションシステム(OPeration Sys
tem;以下、OPS)の一般的な構成が図5に示され
ている。同図に示されているように、OPSは、ネット
ワーク情報(NW情報)を生成・管理する設備オペレー
ションシステム(以下、設備OPS)100と、NE装
置の監視及びNW情報の投入を行う保守オペレーション
装置(以下、保守OPS)200と、NE装置300と
から構成されている。設備OPS100は、NE装置の
設計、NE装置へ投入するためのNW情報を生成する機
能を有し、設備建設業務をサポートするシステムであ
る。保守OPS200は、NE装置の故障監視、トラヒ
ック制御、NE装置の制御を司る機能を有している。な
お、NE用NW情報は、全国統一情報及びNE固有情報
である。
【0003】同図において、設備OPS100は、保守
OPS200に、保守OPS用NW情報を送信する。ま
た、設備OPS100は、NE装置300に、NE用N
W情報を送信する。NE装置300は、交換機等、ネッ
トワークの構成要素となる装置であり、呼処理制御、警
報制御等を行う。このNE装置300が行う、呼処理制
御、警報制御等については、保守OPS200によっ
て、その監視や制御が行われる。
【0004】同図に示されているようなOPSにおい
て、NEに対してNW情報の更新を行う場合の処理シー
ケンス例について図6及び図7を参照して説明する。な
お、両図において、「NEA1」はNE用NW情報A
1、「NEA2」はNE用NW情報A2、「OPA1」
は保守OPS用NW情報A1、「OPA2」は保守OP
S用NW情報A2である。
【0005】図6は、NE装置に対して更新したNW情
報が正常であった場合の処理シーケンス図である。同図
において、設備OPS100のデータベース(DB)4
00には、NE装置300に設定されている情報や状態
等に関するデータが格納されている。これらのデータ
は、当初、「NEA1」、「OPA1」、「状態1」で
ある。ここで、データ更新を表す属性として「状態1」
から「状態4」までの4種類を定義する。「状態1」は
NE装置への転送許可、「状態2」はNE装置がNW情
報更新正常、「状態3」はNE装置への転送不許可、
「状態4」はNE装置がNW情報更新異常、をそれぞれ
示しているものとする。
【0006】この状態において、設備OPS100から
保守OPS200を介してNE装置300にNE用NW
情報「NEA1」が送られる。このNW情報の更新が正
常に行われた場合、NE装置300の状態は、「状態
1」から「状態2」に変化する。すなわち、NE装置へ
の転送許可の状態からNW情報更新正常状態に遷移す
る。
【0007】この「状態2」の通知を、保守OPS20
0を介して受取ることにより、設備OPS100はNW
情報の更新が正常に行われたと判断することができる。
これにより、設備OPS100のDB400について
も、「状態1」から「状態2」に更新される。最後に、
設備OPS100から保守OPS200に、保守OPS
用NW情報「OPA1」が送られる。以上で、更新処理
は終了となる。
【0008】次に、図7は、NE装置に対して更新した
NW情報が異常であった場合の処理シーケンス図であ
る。同図において、設備OPS100のDB400に
は、NE装置300に設定されている情報や状態等に関
するデータが格納されている。これらのデータは、当
初、「NEA1」、「OPA1」、「状態1」である。
この状態において、設備OPS100から保守OPS2
00を介してNE装置300にNE用NW情報「NEA
1」が送られる。このNW情報の更新が正常に行われな
い場合、つまり更新が異常である場合、NE装置300
の状態は、「状態1」から「状態4」に変化する。すな
わち、NE装置への転送許可の状態からNW情報更新異
常の状態に遷移する。
【0009】この「状態4」の通知を、保守OPS20
0を介して受取ることにより、設備OPS100はNW
情報の更新においてエラーが発生したと判断することが
できる。これにより、設備OPS100のDB400に
ついても、「状態1」から「状態4」に更新される。こ
のようにエラーが発生した場合、保守者の判断500に
より、再度データ投入又は修正したデータの投入を行
う。すなわち、NE装置自体の原因による更新異常の場
合、保守OPS200より再度、同じNW情報を投入す
る。一方、NW情報に問題がある場合は、設備OPS1
00にてNE用NW情報のデータ修正600が行われ
る。これにより、設備OPS100のDB400は、N
E用NW情報「NEA1」が修正後の「NEA2」に更
新され、「OPA1」が修正後の「OPA2」に更新さ
れる。また、設備OPS100のDB400は、「状態
4」から「状態1」に更新される。すなわち、NW情報
更新異常の状態からNE装置への転送許可の状態に遷移
する。
【0010】そして、修正したNE用NW情報「NEA
2」が保守OPS200を介してNE装置300に送ら
れる。このNW情報の更新が正常に行われた場合、NE
装置300の状態は、「状態1」から「状態2」に変化
する。すなわち、NE装置への転送許可の状態からNW
情報更新正常の状態に移行する。この「状態2」の通知
を、保守OPS200を介して受取ることにより、設備
OPS100はNW情報の更新が正常に行われたと判断
することができる。これにより、設備OPS100のD
B400についても、「状態1」から「状態2」に更新
される。
【0011】最後に、設備OPS100から保守OPS
200に、保守OPS用NW情報「OPA2」が送られ
る。以上により、更新処理は終了となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の異常対
処システムの問題点について説明する。上述した従来の
システムにおいて、設備OPSはNW情報に対するNE
装置への更新状態情報を保持しているが、状態が異常と
なった原因を特定することはできない。そのため、更新
異常になった場合は、保守者が介在して適切な処理を行
う。この場合、保守者は、異常となった原因に応じて処
理を行うことになる。すなわち、NW情報に誤りがあっ
た場合にはそれを修正して再度更新を行う。また、NE
装置側に問題があれば、その問題解決後、同じNW情報
にて再度更新を行うこととなる。
【0013】以上のように処理する場合においては、以
下の2つの問題点がある。第1に、エラー内容をシステ
ム的に判断ができないため、異常対処に時間がかかり、
リアルタイムな対応ができない。また、保守者等の人的
稼動も必要となる。第2に、NW情報誤りによるNE装
置への更新異常の際、設備OPSでの状態は異常にもか
かわらず、再度、他NE装置に対してもNW情報が伝送
可能であるため、誤ったデータが更新されてしまう可能
性がある。
【0014】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はエラー情報に
基づいてエラー内容を判断し、異常内容の検知、エラー
内容からのNWデータ修正個所判断制御、異常内容によ
るNW情報の状態制御を実装することで、NW情報更新
異常時における対応を迅速化し、また誤ったNW情報で
の更新を防止することのできる異常対処システム、異常
対処方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
異常対処システムは、ネットワークの構成要素であるネ
ットワークエレメント装置に設定すべきネットワーク情
報の更新処理を行う際のエラーに対処する異常対処シス
テムであって、発生したエラーの内容を判別する判別手
段と、前記判別手段の判別結果に応じて前記ネットワー
ク情報を修正する修正手段とを含むことを特徴とする。
発生したエラーの内容に応じて自動的に修正を行うこと
により、作業者が介在することなく、適切な処理を行う
ことができる。
【0016】本発明の請求項2による異常対処システム
は、請求項1において、前記判別手段は、エラーの発生
に応答して、前記ネットワーク情報が異常であったこと
に起因するネットワーク情報エラーとそれ以外のエラー
とを判別し、前記修正手段は、前記判別手段の判別結果
がネットワーク情報エラーである場合、該ネットワーク
情報を修正することを特徴とする。発生したエラーの内
容を判別することにより、修正可能なエラーに関する情
報のみ自動修正することができる。
【0017】本発明の請求項3による異常対処方法は、
ネットワークの構成要素であるネットワークエレメント
装置に設定すべきネットワーク情報の更新処理を行う際
のエラーに対処する異常対処方法であって、発生したエ
ラーの内容を判別する判別ステップと、前記判別ステッ
プにおける判別結果に応じて前記ネットワーク情報を修
正する修正ステップとを含むことを特徴とする。発生し
たエラーの内容に応じて自動的に修正を行うことによ
り、作業者が介在することなく、適切な処理を行うこと
ができる。
【0018】本発明の請求項4による異常対処方法は、
請求項3において、前記判別ステップにおいては、エラ
ーの発生に応答して、前記ネットワーク情報が異常であ
ったことに起因するネットワーク情報エラーとそれ以外
のエラーとを判別し、前記修正ステップにおいては、前
記判別ステップにおける判別結果がネットワーク情報エ
ラーである場合、該ネットワーク情報を修正することを
特徴とする。発生したエラーの内容を判別することによ
り、修正可能なエラーに関する情報のみ自動修正するこ
とができる。
【0019】要するに本発明では、上述した問題を解決
するために、エラー情報に基づいてエラー内容を判断し
異常内容を検知し判別する判別制御と、エラー内容に基
づいてNWデータ修正個所を判断するエラー制御とを行
い、異常内容に応じてNW情報の状態を制御する。つま
り、交換機等のネットワークエレメントに用いるネット
ワーク情報を更新する際にエラーが発生した場合、その
発生したエラーの内容に応じて適切な処理を行う。
【0020】具体的には、ネットワーク情報異常に関わ
るエラーとそれに関わらないエラーとを判別し、その判
別結果に応じて適切な処理を行う。このように処理する
ことにより、NE装置へのNW情報更新異常に対してリ
アルタイムで対処できる。また、NE装置に対して誤っ
たNW情報を更新することを防ぐことでき、NW情報の
原因によるNE装置ダウンやサービス中断等を引起すこ
とがなくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の説明において
参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号
が付されている。図1は本発明による異常対処方法にお
けるエラー制御処理の実施の一形態を示すフローチャー
トである。同図を参照してエラー制御処理について説明
する。なお、以下の説明においては、2種類のエラーメ
ッセージによってエラーの属性が判別されるものとす
る。ここでは、エラーの属性として、NW情報異常に関
わるエラーメッセージ(以下、エラーA群)と、NW情
報異常以外のエラーメッセージ(以下、エラーB群)
と、を定義する。
【0022】同図において、設備OPSは、保守OPS
を介してNE装置からエラーメッセージを受信すると
(ステップS101)、状態が変更され、「状態1」か
ら「状態3」に変わる(ステップS102)。その後、
そのエラーメッセージの内容がエラーA群であるか、エ
ラーB群であるかの判断、すなわち発生したエラーの種
類の判別を行う(ステップS103)。
【0023】エラーA群のエラーメッセージは、例え
ば、同図中のメッセージM1である。すなわち、エラー
戻り値が「TCAエラー50」である。これは、対地定
義に関するエラーであり、RTXがルート群分散定義に
未記載であることを示している。例えば、ダイヤル番号
が「999999999」、RTXが1111の場合で
ある。一方、エラーB群のエラーメッセージは、例え
ば、同図中のメッセージM2である。すなわち、「TC
Aエラー30」であり、これはシステムエラーであるこ
とを示している。
【0024】なお、「TCA」とは、(Table C
hange A)であり、NE装置へNW情報を投入す
るためのコマンドである。また、「RTX」とは、(R
outing Table indeX)であり、方路
(回線)を指定する単位である。ステップS103にお
ける判断の結果、エラーメッセージの内容が「エラーA
群」である場合には、そのエラーの内容を分析する(ス
テップS103→S104)。そして、NW情報内の誤
り対象のデータ又はデータ項目を摘出し自動修正する
(ステップS105)。本例の場合には、ルート群分散
定義にRTXが必要であり、設備OPS上のNW情報入
力部に対して、誤りの自動修正、又は誤りの表示を行
う。すなわち、データの属性により、自動修正できない
ものについては、その修正必要個所の表示を行う。
【0025】一方、エラーの内容が「エラーB群」であ
る場合には、状態が変更され、「状態3」から「状態
1」に変わる(ステップS103→S106)。そし
て、そのエラー内容を分析し必要対処内容を表示する
(ステップS107)。これにより、修正作業が行われ
ることになる。ここで、エラー内容についての判断は、
エラーに対するルール情報をもつことで実現する。すな
わち、NE装置からのエラーの戻り値により、NE装置
側のエラーがNW情報によるものか、それ以外かを判断
する。上記の動作例においては、TCAエラー50は、
NW情報に起因するエラーに属する、というルール情報
を予め定めておけば良い。その他のエラーについても同
様に、ルール情報を予め定めておけば良い。
【0026】このルール情報は、エラーの戻り値に対し
て対象の修正がNW情報とその対処方法とを記述したも
のである。このルール情報を用いることにより、誤った
対象のNW情報と誤った対象とを摘出することができ
る。従来はNE装置からのエラーの戻り値に基づいて、
そのエラーがどのような内容のエラーであるかについて
マニュアルを参照して確認し、作業者がその内容に従っ
て設備OPSからNW情報を修正していた。これに対
し、本システムを採用すれば、エラーの要因となったN
W情報を自動的に修正することができる。
【0027】より具体的には、図2に示されているよう
に、エラー番号、エラー対象定義、エラー内容、及び、
対処方法を項目とするルール情報テーブルTを用意して
おく。同図では、エラー番号「50」に対してエラー対
象定義「対地定義」、エラー内容「ルート群分散定義の
RTXが未記入」、対処方法「RTXを記載」、がルー
ル情報テーブルTの項目になっている。そして、エラー
番号「50」のエラーが発生すると、以下のように処理
Sを行う。すなわち、まず他定義に規定されたRTXを
検索して「1111」を得る。そして、ルート群分散定
義のRTXに「1111」を定義する。
【0028】その他のエラーについても同様に、ルール
情報を予め定めておき、エラーの戻り値によってこのル
ール情報テーブルTを参照して処理Sを行う。こうする
ことにより、エラーの要因となったNW情報を自動的に
修正することができる。図1を参照して説明したフロー
チャートに従った異常対処方法を実現するための異常対
処システムの構成例が図3に示されている。同図に示さ
れているように、本実施形態の異常対処システムは、設
備OPS200内に、発生したエラーの内容を判別する
判別部101と、この判別部101の判別結果に応じて
NW情報を修正する修正部102とが設けられている。
これら判別部101及び修正部102により、発生した
エラーの内容を判別し、NW情報を自動的に修正する。
本例では、判別部101により、エラーの発生に応答し
て、NW情報が異常であったことに起因するNW情報エ
ラーとそれ以外のエラーとを判別する。そして、修正部
102により、判別部101の判別結果がNW情報エラ
ーである場合、そのネットワーク情報を修正する。
【0029】図4は、本システムにおいて、NE装置に
対して更新したNW情報が異常であった場合の処理シー
ケンス図である。同図において、設備OPS100のD
B400には、NE装置300に設定されている情報や
状態等に関するデータが格納されている。これらのデー
タは、当初、「NEA1」、「OPA1」、「状態1」
である。
【0030】この状態において、設備OPS100から
保守OPS200を介してNE装置300にNE用NW
情報「NEA1」が送られる。このNW情報の更新が正
常に行われない場合、すなわち更新が異常である場合、
NE装置300の状態は、「状態1」から「状態4」に
変化する。この「状態4」の通知を、保守OPS200
を介して受取ることにより、設備OPS100はNW情
報の更新においてエラーが発生したと判断することがで
きる。これにより、設備OPS100のDB400は、
「状態1」から「状態3」に更新される。すなわち、N
E装置への転送許可の状態からNE装置への転送不許可
の状態に遷移する。
【0031】ここで、エラーの戻り値が判別される。そ
のエラーがエラーB群である場合、その「状態3」を再
び「状態1」へ戻す。すなわち、NE装置への転送不許
可の状態からNE装置への転送許可の状態に遷移する。
一方、そのエラーがエラーA群である場合、エラー制御
及びNW情報の修正700が自動的に行われる。この修
正の結果、設備OPS100のDB400は、NE用N
W情報「NEA1」が修正後の「NEA2」に更新さ
れ、「OPA1」は修正後の「OPA2」に更新され
る。そして、これら修正後のデータが生成された時点
で、設備OPS100のDB400は、「状態3」から
「状態1」に更新される。そして、修正したNE用NW
情報「NEA2」が保守OPS200を介してNE装置
300に送られる。
【0032】NE装置300に対してNW情報の更新が
正常に行われた場合、NE装置300の状態は、「状態
1」から「状態2」に変化する。この「状態2」の通知
を、保守OPS200を介して受取ることにより、設備
OPS100はNW情報の更新が正常に行われたと判断
することができる。これにより、設備OPS100のD
B400についても、「状態1」から「状態2」に更新
される。
【0033】最後に、設備OPS100から保守OPS
200に、保守OPS用NW情報「OPA2」が送られ
る。以上により、更新処理は終了となる。要するに本シ
ステムでは、エラー情報に基づいてエラー内容を判断し
異常内容を検知する検知制御と、エラー内容に基づいて
NWデータ修正個所を判断するエラー制御とを行い、異
常内容に応じてNW情報の状態を制御することで、従来
技術の問題点を解決しているのである。
【0034】NE装置に設定するNW情報は通信サービ
スを司る情報であり、誤ったデータ更新によりサービス
中断を引起す可能性があるものである。本システムを採
用することにより、NE装置へのNW情報更新異常に対
してリアルタイムに対処することができ、かつ、NE装
置に対する誤ったNW情報の更新を防止できる。なお、
通信ネットワークを構成する要素であるNE装置におい
て、呼処理制御の際にエラーが発生した時に、呼(通
話)を保護するためのエラー処理が行われるのは一般的
である。本システムでは、NW情報を更新する際にエラ
ーとしてNE装置への投入を抑止するのみではなく、そ
の後の修正処理を自動的に行うので、ネットワーク品質
を向上させることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、ネットワークの構
成要素であるNE装置に発生したエラーの内容を判別
し、この判別結果に応じてNW情報を修正することによ
り、NE装置へのNW情報更新異常に対してリアルタイ
ムに対処することができるという効果がある。また、N
E装置に対して誤ったNW情報を更新することを防ぐこ
とでき、NW情報の原因によるNE装置ダウンやサービ
ス中断等を引起さないようにすることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による異常対処システムの動
作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施形態による異常対処システムにお
いて用いるルール情報テーブルTの構成例を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施形態による異常対処システムの構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態による異常対処システムによ
って更新したNW情報が異常であった場合の処理シーケ
ンス図である。
【図5】交換機等の制御を行うためのオペレーションシ
ステムの一般的な構成を示すブロック図である。
【図6】更新したNW情報が正常であった場合の処理シ
ーケンス図である。
【図7】従来のシステムによって更新したNW情報が異
常であった場合の処理シーケンス図である。
【符号の説明】
100 設備OPS 200 保守OPS 300 NE装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 延広 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K019 AA02 BA01 BB01 DA03 DC02 EA02 5K030 GA12 MB18 MD01 MD08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークの構成要素であるネットワ
    ークエレメント装置に設定すべきネットワーク情報の更
    新処理を行う際のエラーに対処する異常対処システムで
    あって、発生したエラーの内容を判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に応じて前記ネットワーク情報
    を修正する修正手段とを含むことを特徴とする異常対処
    システム。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、エラーの発生に応答し
    て、前記ネットワーク情報が異常であったことに起因す
    るネットワーク情報エラーとそれ以外のエラーとを判別
    し、前記修正手段は、前記判別手段の判別結果がネット
    ワーク情報エラーである場合、該ネットワーク情報を修
    正することを特徴とする請求項1記載の異常対処システ
    ム。
  3. 【請求項3】 ネットワークの構成要素であるネットワ
    ークエレメント装置に設定すべきネットワーク情報の更
    新処理を行う際のエラーに対処する異常対処方法であっ
    て、発生したエラーの内容を判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにおける判別結果に応じて前記ネット
    ワーク情報を修正する修正ステップとを含むことを特徴
    とする異常対処方法。
  4. 【請求項4】 前記判別ステップにおいては、エラーの
    発生に応答して、前記ネットワーク情報が異常であった
    ことに起因するネットワーク情報エラーとそれ以外のエ
    ラーとを判別し、前記修正ステップにおいては、前記判
    別ステップにおける判別結果がネットワーク情報エラー
    である場合、該ネットワーク情報を修正することを特徴
    とする請求項3記載の異常対処方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006279653A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Oki Electric Ind Co Ltd 通信制御方法

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