JP2003309565A - 車内通信システム、車載装置、及び信号変換装置 - Google Patents

車内通信システム、車載装置、及び信号変換装置

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JP2003309565A
JP2003309565A JP2002111388A JP2002111388A JP2003309565A JP 2003309565 A JP2003309565 A JP 2003309565A JP 2002111388 A JP2002111388 A JP 2002111388A JP 2002111388 A JP2002111388 A JP 2002111388A JP 2003309565 A JP2003309565 A JP 2003309565A
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JP
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signal
vehicle
frequency
output
vehicle communication
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JP2002111388A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hatanaka
健一 畑中
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力する信号のS/N比及び受信感度を低下
させることなく、エミッションノイズを低減することが
できる車内通信システム、車載装置、及び信号変換装置
の提供。 【解決手段】 入力された所定周波数のシリアル信号
を、前記周波数の1/n倍の周波数を有するnビットの
パラレル信号に変換するシリアル−パラレル変換回路1
52と、送信すべき信号の電圧レベルを低減するための
電圧変換回路151と、送信すべき信号の高調波成分を
除去するローパスフィルタ153とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車内通信回線を介
して信号の送受信を行う車内通信システム、該車内通信
システムで利用される車載装置、及び該車載装置で利用
される信号変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の車内に搭載された車載装
置のネットワーク化が始まっており、GPS(Global P
ositioning System)を利用したナビゲーションシステ
ム、DVD装置、オーディオ装置、インターネット接続
装置のような車載装置を車内通信回線により互いに接続
して、各車載装置を相互に利用する環境が提供されてい
る。
【0003】例えば、DVD装置によって読取られた映
像データは、ナビゲーションシステムが備える液晶ディ
スプレイのような表示装置に表示させることが可能であ
る。また、インターネット網を介して提供される音楽用
のストリーミングデータをインターネット接続装置を利
用して取得し、取得したストリーミングデータをオーデ
ィオ装置にて再生することも可能である。
【0004】前述のような車載装置を備える車内通信シ
ステムでは、DVD装置によって読取られた映像デー
タ、音楽用のストリーミングデータ等の比較的情報量が
多いデータを送受信する場合があるため、車内通信回線
としてIEEE1394等の高速バス規格を利用した車内通信シ
ステムの構築が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、IEEE13
94は、パーソナルコンピュータ、家電機器等の民生機器
用の通信規格として標準化が進められてきた経緯があ
り、必ずしも車内通信システムに適した通信規格ではな
いことが知られている。すなわち、民生機器用の通信規
格として標準化されたIEEE1394.aでは、信号の最大伝送
距離がおよそ4.5mと比較的短く、車載通信システム
に利用するには不十分であり、また、EMC(Electrom
agnetic Compatibility)の面でも問題がある。
【0006】そこで、信号の伝送距離及びEMCを考慮
した自動車向けの通信規格としてIDB-1394(ITS Data B
us-1394)が提案されている。IDB-1394は、IEEE1394.b
のケーブル及びコネクタに関する自動車向け拡張通信規
格であり、信号の伝送媒体としてプラスチック光ファイ
バケーブルが利用されている。また、プラスチック光フ
ァイバケーブルと比較して取扱いが容易であり、安価な
メタルケーブルを利用した通信規格として、IEEE1394.b
で規定されているCAT−5(Category-5)のUTP(U
nshielded Twisted Pair)ケーブルを元にした通信規格
が検討されている。
【0007】しかしながら、IEEE1394.bで規定されてい
るCAT−5の送信電圧は約1Vp-p と比較的大きな電
圧であり、UTPケーブルで送信した場合、エミッショ
ンノイズが発生するため周辺機器に影響を及ぼすという
問題点を有している。また、UTPケーブルにより10
0MHzの信号を送信した場合、100mあたり20d
B程度の伝送減衰がある。したがって、S/N比及び受
信感度を考慮した場合、出力信号の電圧を小さくするこ
とが困難であるという問題点を有している。
【0008】また、送信する信号の伝送クロックがFM
ラジオの周波数帯域に重なっており、ローパスフィルタ
によりエミッションノイズを抑制することが困難であ
る。
【0009】そのため、取り扱いが容易であり、安価な
メタルケーブルを用いた場合であっても、送受信する信
号の伝送減衰を低く抑えることができ、しかもエミッシ
ョンノイズを低減することができる車内通信システムの
確立が望まれていた。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、入力された所定周波数のシリアル信号を、前記
周波数の1/n倍の周波数を有するnビットのパラレル
信号に変換して出力する構成とすることにより、送信す
るパラレル信号の伝送減衰を増加させることなく、周辺
機器に影響を及ぼすエミッションノイズを低減すること
ができる車内通信システム及び該車内通信システムで用
いる車載装置を提供することを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は、入力された所定周波
数のiビットの信号を、前記周波数のi/j倍の周波数
を有するjビットの信号に変換して出力する構成とする
ことにより、送信する信号の伝送減衰を増加させること
なく、周辺機器に影響を及ぼすエミッションノイズを低
減することができる信号変換装置を提供することにあ
る。
【0012】本発明の更に他の目的は、出力するパラレ
ル信号の電圧レベルを変換する電圧変換回路を更に備え
ることにより、エミッションノイズを低減することがで
きる車内通信システム、該車内通信システムで用いる車
載装置、及び該車載装置が備える信号変換装置を提供す
ることにある。
【0013】本発明の更に他の目的は、出力するパラレ
ル信号の高調波成分を抑制する回路を更に備えることに
より、出力するパラレル信号の高調波成分が、FMラジ
オのような外部の通信装置で使用している周波数帯域に
重なることがなくなり、エミッションノイズを低減する
ことができる車内通信システム、該車内通信システムで
用いる車載装置、及び該車載装置が備える信号変換装置
を提供することにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、車内通信として
IEEE1394に準拠した通信を利用することにより、周辺機
器に影響を及ぼすエミッションノイズを低減して、映像
データのような情報量が多いデータを送信することがで
きる車内通信システム及び該車内通信システムで用いる
車載装置を提供することにある。
【0015】本発明の更に他の目的は、シリアル信号を
2ビット又は4ビット又は8ビットのパラレル信号に変
換して出力する構成とすることにより、送信する信号の
伝送減衰を増加させることなく、周辺機器に影響を及ぼ
すエミッションノイズを低減することができる車内通信
システム、該車内通信システムで用いる車載装置、及び
該車載装置が備える信号変換装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る車内通信
システムは、車内通信回線を介して接続してある複数の
車載装置を備え、車載装置間にて前記車内通信回線を介
した車内通信をすべくなしてある車内通信システムにお
いて、各車載装置は、前記車内回線を介して送受信され
る信号に対する信号入力手段及び信号出力手段を備え、
前記信号入力手段は、入力された所定周波数を有するn
ビット(nは2以上の整数)のパラレル信号を、前記周
波数のn倍の周波数を有するシリアル信号に変換する第
1信号変換回路に接続されており、前記信号出力手段
は、入力された所定周波数を有するシリアル信号を、前
記周波数の1/n倍の周波数を有するnビットのパラレ
ル信号に変換する第2信号変換回路に接続されているこ
とを特徴とする。
【0017】第2発明に係る車内通信システムは、第1
発明に係る車内通信システムにおいて、前記信号出力手
段から出力すべきパラレル信号の電圧レベルを変換する
電圧変換回路を更に備えることを特徴とする。
【0018】第3発明に係る車内通信システムは、第1
発明又は第2発明に係る車内通信システムにおいて、前
記信号出力手段から出力すべきパラレル信号の高調波成
分を抑制する回路を更に備えることを特徴とする。
【0019】第4発明に係る車内通信システムは、第1
発明乃至第3発明の何れかの車内通信システムにおい
て、前記車内通信は、IEEE1394に準拠した通信であるこ
とを特徴とする。
【0020】第5発明に係る車内通信システムは、第1
発明乃至第4発明の何れかの車内通信システムにおい
て、前記nの値は、2又は4又は8であることを特徴と
する。
【0021】第6発明に係る車載装置は、車内通信回線
を介して情報機器に接続可能になしてあり、前記車内通
信回線を介して情報機器と車内通信をすべくなしてある
車載装置において、前記車内通信回線を介して送受信さ
れる信号に対する信号入力手段及び信号出力手段を備
え、前記信号入力手段は、入力された所定周波数を有す
るnビット(nは2以上の整数)のパラレル信号を、前
記周波数のn倍の周波数を有するシリアル信号に変換す
る第1信号変換回路に接続されており、前記信号出力手
段は、入力された所定周波数を有するシリアル信号を、
前記周波数の1/n倍の周波数を有するnビットのパラ
レル信号に変換する第2信号変換回路に接続されている
ことを特徴とする。
【0022】第7発明に係る車載装置は、第6発明に係
る車載装置において、前記信号出力手段から出力すべき
パラレル信号の電圧レベルを変換する電圧変換回路を更
に備えることを特徴とする。
【0023】第8発明に係る車載装置は、第6発明又は
第7発明に係る車載装置において、前記信号出力手段か
ら出力すべきパラレル信号の高調波成分を抑制する回路
を更に備えることを特徴とする。
【0024】第9発明に係る車載装置は、第6発明乃至
第8発明の何れかの車載装置において、前記車内通信
は、IEEE1394に準拠した通信であることを特徴とする。
【0025】第10発明に係る車載装置は、第6発明乃
至第9発明の何れかの車載装置において、前記nの値
は、2又は4又は8であることを特徴とする。
【0026】第11発明に係る信号変換装置は、信号入
力手段及び信号出力手段を備える信号変換装置におい
て、前記信号入力手段から入力された所定周波数を有す
るiビットの信号を、前記周波数のi/j倍(i,jの
一方は1、他方は2以上の整数)の周波数を有するjビ
ットの信号に変換する信号変換回路を備え、前記信号変
換回路により変換された信号を前記信号出力手段から出
力すべくなしてあることを特徴とする。
【0027】第12発明に係る信号変換装置は、第11
発明に係る信号変換装置において、前記信号出力手段か
ら出力すべき信号の電圧レベルを変換する電圧変換回路
を更に備えることを特徴とする。
【0028】第13発明に係る信号変換装置は、第11
発明又は第12発明に係る信号変換装置において、前記
信号出力手段から出力すべき信号の高調波成分を抑制す
る回路を更に備えることを特徴とする。
【0029】第14発明に係る信号変換装置は、第11
発明乃至第13発明の何れかの信号変換装置において、
前記i又はjの何れか一方が1であり、他方が2又は4
又は8であることを特徴とする。
【0030】第1発明及び第6発明にあっては、入力さ
れた所定周波数のシリアル信号を、前記周波数の1/n
倍(nは2以上の整数)の周波数を有するnビットのパ
ラレル信号に変換して出力するようにしている。したが
って、出力する信号の伝送クロックが1/n倍になるた
め、伝送減衰を低く抑えることが可能となり、差動電圧
を大きくする必要がなくなる。すなわち、信号を伝送す
るための伝送媒体として安価なメタリックケーブルであ
るUTPケーブルを用いた場合であっても、S/N比及
び受信感度を低下させることなく、外部の周辺機器に影
響を及ぼすエミッションノイズを低減することが可能と
なる。
【0031】第11発明にあっては、入力された所定周
波数を有するiビットの信号を、前記周波数のi/j倍
(i,jの一方は1、他方は2以上の整数)の周波数を
有するjビットの信号に変換して出力するようにしてい
る。したがって、i>jとなるように設定した場合、出
力する信号の伝送クロックがi/j倍になるため、伝送
減衰を低く抑えることが可能となり、差動電圧を大きく
する必要が無くなる。すなわち、信号を伝送するための
伝送媒体として安価なメタリックケーブルであるUTP
ケーブルを用いた場合であっても、S/N比及び受信感
度を低下させることなく、外部の周辺機器に影響を及ぼ
すエミッションノイズを低減することが可能となる。
【0032】第2発明、第7発明、及び第12発明にあ
っては、信号出力手段から出力すべき信号の電圧レベル
を変換して出力するようにしている。したがって、出力
する信号の差動電圧レベルを低くすることができるの
で、外部の周辺機器に影響を及ぼすエミッションノイズ
を低減することが可能となる。
【0033】第3発明、第8発明、及び第13発明にあ
っては、信号出力手段から出力すべき信号の高調波成分
を抑制するようにしている。したがって、IEEE1394.bで
規定されているCAT−5の通信規格で信号の送受信を
行う場合、例えば、100MHzのシリアル信号を50
MHz(又は25MHz)のパラレル信号に変換した上
で、パラレル信号の高調波成分の発生を抑制する。よっ
て、出力するパラレル信号の高調波成分がFMラジオの
周波数帯域(75MHz〜108MHz)に重なること
がなくなり、その結果、外部の周辺機器に影響を及ぼす
エミッションノイズを低減することが可能となる。
【0034】第4発明又は第9発明にあっては、車内通
信としてIEEE1394に準拠した通信を利用している。した
がって、CAT−5のUTPケーブルを用いることによ
り、映像データのような情報量が多いデータを、周辺機
器に影響を及ぼすことなく送信することが可能となる。
【0035】第5発明、第10発明、及び第14発明に
あっては、シリアル信号を2ビット又は4ビット又は8
ビットのパラレル信号に変換して送信するようにしてい
ため、パラレル信号の伝送媒体である通信ケーブルがあ
まり太くならず、既存の通信ケーブルを利用することが
可能となる。例えば、シリアル信号を2ビットのパラレ
ル信号に変換して送受信する場合、CAT−5のUTP
ケーブルを利用することが可能である。UTPケーブル
は4対8芯のケーブルであり、IEEE1394.b規格では4対
の芯線うち2対の芯線のみを使用しているため、残りの
2対の芯線を利用することが可能であり、新たな通信ケ
ーブルを用意する必要がなくなる。また、シリアル信号
を4ビット又は8ビットのパラレル信号に変換して送信
する場合であっても、必要とされるUTPケーブルの本
数が2本又は4本になるのみであり、STP(Shielded
Twisted Pair)ケーブル及びプラスチック光ファイバ
ケーブルと比較して非常に安価である。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に
係る車載装置を利用した車内通信システムの構成を示す
模式図である。図中Cは車両であり、車両Cの内部にモ
ニタ装置10、ナビゲーション装置20、CDチェンジ
ャ30、オーディオ装置40、及び携帯電話機接続装置
50等の車載装置を備えている。
【0037】モニタ装置10は、後述するように液晶デ
ィスプレイのような表示部(図2参照)を備えており、
カーソルキー、機能キー等の各種ハードウェアを有する
操作部(図2参照)から入力された情報が表示されるよ
うになっている。また、ナビゲーション装置20に対し
て位置情報及び地図情報を要求する情報等の各種の情報
を必要に応じて通信インタフェース(IF)15から送
信するようになっている。また、ナビゲーション装置2
0から送信された位置情報及び地図情報を通信インタフ
ェース15にて受信した場合、受信した位置情報及び地
図情報が表示部に表示される。
【0038】ナビゲーション装置20は、例えばトラン
ク内に設置されており、GPS(Global Positioning S
ystem)で利用される人工衛星からのGPS信号を受信
するためにGPS受信部(不図示)を備えている。ま
た、地図情報等を記憶してあるCD−ROM、DVD等
の記録媒体から地図情報等を読取るための読取装置(不
図示)を備えている。ナビゲーション装置20では、G
PS受信部にて受信したGPS信号に基づき、車両Cの
現在位置に関する情報(位置情報)を算出し、算出した
位置情報が含まれる地図情報を前記記録媒体から読取
る。そして、算出された位置情報、及び該位置情報が含
まれる地図情報は、通信インタフェース(IF)25を
通じてモニタ装置10へ送信される。
【0039】モニタ装置10の通信インタフェース15
とナビゲーション装置20の通信インタフェース25と
は、UTPケーブルのようなメタリックの通信ケーブル
100によって接続されている。本発明の車載装置は、
IEEE1394.bの物理層に準拠した通信インタフェースを有
しており、各車載装置から信号(情報)を送信する際
に、インタフェース回路(図2参照)により、伝送クロ
ックを1/4又は1/2に下げ、信号の差動電圧レベル
を下げることを特徴としている。また、前記インタフェ
ース回路はローパスフィルタ回路(図3参照)を備えて
おり、送信する信号の高調波成分を除去することにより
エミッションノイズを低く抑えることを特徴とする。
【0040】同様にして、モニタ装置10とオーディオ
装置40とは、夫々の通信インタフェース15,45、
及び通信ケーブル100を介して接続されている。オー
ディオ装置40と携帯電話機接続装置50とは、夫々の
通信インタフェース45,55、及び通信ケーブル10
0を介して接続されている。また、ナビゲーション装置
20とCDチェンジャ30とは、夫々の通信インタフェ
ース25,35、及び通信ケーブル100を介して接続
されている。
【0041】CDチェンジャ30は、複数の音楽用CD
を所望の順序に並べ替える装置であり、CDチェンジャ
30にて読取られた音楽データは、ナビゲーション装置
20の通信インタフェース25、及びモニタ装置10の
通信インタフェース15を経由してオーディオ装置40
に送信され、オーディオ装置40により音楽データが再
生される。
【0042】また、携帯電話機接続装置50には携帯電
話機が接続され、インターネット網に接続することによ
り、所望のウェブページを受信することが可能である。
受信したウェブページは、オーディオ装置40の通信イ
ンタフェース45を経由してモニタ装置10に送信さ
れ、モニタ装置10にて表示される。また、インターネ
ット網を通じてMP3等の音楽ファイルをダウンロード
した場合には、ダウンロードした音楽ファイルがオーデ
ィオ装置40へ送信され、オーディオ装置40により再
生される。
【0043】図2は、モニタ装置10の内部構成を示す
ブロック図である。モニタ装置10は、MPUを有する
マイクロコンピュータ11を備えており、該マイクロコ
ンピュータ11には、メモリ12、表示部13、操作部
14、及び通信インタフェース15等の各種ハードウェ
アが接続されている。マイクロコンピュータ11は、こ
れら各種ハードウェアの動作を制御する。
【0044】メモリ12は、モニタ装置10を動作させ
るための各種制御プログラム、通信インタフェース15
を通じて取得した各種の情報の他、マイクロコンピュー
タ11の演算処理中に発生したデータを一時的に記憶す
る。
【0045】表示部13は、液晶ディスプレイのような
表示装置を備えており、操作部13は、カーソルキー、
機能選択キーのようなハードウェアキーを備えている。
また、表示部13がタッチパネル方式のソフトウェアキ
ーを備える形態であってもよい。
【0046】通信インタフェース15は、コネクタ15
a、インタフェース回路15b、物理層LSI15c、
及びリンク層LSI15dを備えている。
【0047】コネクタ15aは、IEEE1394.bの物理層に
準じた形状のコネクタであり、前述の通信ケーブル10
0が接続される。インタフェース回路15bでは、前述
したように出力すべき信号の差動電圧レベルを下げると
共に、伝送クロックを1/2又は1/4に変換する。ま
た、物理層LSI15c及びリンク層LSI15dは、
IEEE1394.bの通信規格に準拠した処理を行うハードウェ
アである。物理層LSI15cでは、送信すべきデータ
のビット情報を矩形波によって表される2値の電気信号
に変換すると共に、受信した電気信号をビット情報に変
換する。リンク層LSI15dでは、マイクロコンピュ
ータ11により設定された送信先のアドレス情報に基づ
き、経由する次の車載装置に付与されたアドレス情報を
管理する。
【0048】図2では、モニタ装置10の内部構成につ
いて説明したが、ナビゲーション装置20、CDチェン
ジャ30、オーディオ装置40、及び携帯電話機接続装
置50の各車載装置にも、前述した通信インタフェース
15と同様の構成の通信インタフェース25,35,4
5,55を備えており、各車載装置間において各種の情
報が送受信される。
【0049】図3は、インタフェース回路15bの回路
構成を説明するブロック図である。インタフェース回路
15bは、電圧変換回路151、シリアル−パラレル変
換回路152、及びLPF回路(ローパスフィルタ回
路)153を備えている。コネクタ15aに接続する通
信ケーブル100として4対8芯の信号線を有するUT
Pケーブルを使用することができ、そのうち2対を送信
用の信号線として利用し、残りの2対を受信用の信号線
として利用している。
【0050】以下、モニタ装置10(通信インタフェー
ス15)から信号を送信する場合について説明する。前
述のリンク層LSI15d、及び物理層LSI15cを
通じてインタフェース回路15bに入力されたシリアル
信号は、電圧変換回路151により、差動出力電圧を約
1/2に低減された後、シリアル−パラレル変換回路1
52へ受渡される
【0051】シリアル−パラレル変換回路152では、
電圧変換回路151から受渡されたシリアル信号を2ビ
ットのパラレル信号に変換する。また、2ビットのパラ
レル信号に変換する際、伝送クロックを1/2に変換す
る。すなわち、単位時間当たりに送信することができる
情報量は変換前と比較して変化しないが、伝送クロック
を下げているために伝送減衰が低減される。そこで、本
実施の形態では、電圧変換回路151により差動出力電
圧を約1/2にした後、シリアル−パラレル変換回路1
52により2ビットのパラレル信号に変換する構成をと
っている。
【0052】なお、差動出力電圧の適切な値は、信号の
伝送減衰に基づき予め算出することが可能であり、差動
出力電圧が適切な値をもつように電圧変換回路151に
て信号の電圧が変換されている。例えば、100MHz
の信号をUTPケーブルで送信した場合、信号減衰は1
00m当たり約22dBとなるが、50MHzの信号を
送信した場合には約15dBとなる。したがって、10
0MHzで送信する場合と比べて差動出力電圧をその差
分(7dB)程度下げることが可能となる。
【0053】シリアル−パラレル変換回路152により
変換された2ビットのパラレル信号は、ローパスフィル
タ回路153に入力され、その高調波成分が取り除かれ
る。物理層LSI15cから出力される信号は、一般に
矩形波であるため基本信号の高調波成分が生じ易く、こ
れを取り除くためにローパスフィルタ回路153が設け
られている。
【0054】また、前述したようにシリアル−パラレル
変換回路152では、伝送クロックを1/2に低下させ
ているため、基本周波数はFMラジオの周波数帯域(7
5MHz〜108MHz)から外れているが、その高調
波成分がFMラジオの周波数帯域に重なって干渉を起こ
す場合があり、それを防止するためにローパスフィルタ
回路153により高調波成分が取り除かれている。
【0055】外部から信号を受信する場合は逆であり、
ローパスフィルタ回路153によって高調波成分を取り
除き、シリアル−パラレル変換回路152によって2ビ
ットのパラレル信号をシリアル信号に変換する。そし
て、電圧変換回路151によって電圧レベルを増加させ
た後、受信信号として物理層LSI15cに出力する。
【0056】なお、本実施の形態では、電圧変換回路1
51にて差動出力電圧を変換した後、シリアル−パラレ
ル変換回路152によりパラレル信号に変換する構成で
あったが、ローパスフィルタ回路153にて送信すべき
パラレル信号の高調波成分が取り除かれた後、差動出力
電圧が変換される構成であっても良い。
【0057】また、ローパスフィルタ回路153を用い
てパラレル信号の高調波成分を除去する代わりに、変復
調回路(不図示)を利用してパラレル信号の高調波成分
の発生を抑えることも可能である。変調回路により、周
波数変調(FSK)、位相変調(PSK)等を行うこと
により、高調波成分が発生することを抑制することが可
能である。例えば、周波数変調で2種類の周波数成分
(f1,f2)で送信データの「0」、「1」の値を表
した場合、基本的にf1,f2以外のスペクトル成分が
表れることがないので、高調波成分自体の発生を抑制す
ることが可能である。
【0058】図3に示したインタフェース回路15bに
はシリアル信号を2ビットのパラレル信号に変換するシ
リアル−パラレル変換回路152を備えているが、入力
されたシリアル信号を4ビットのパラレル信号に変換す
る形態であってもよい。以下、シリアル信号を4ビット
のパラレル信号に変換して出力する形態について説明す
る。
【0059】図4は、インタフェース回路16bの回路
構成を説明するブロック図である。回路の構成として
は、2ビットのパラレル信号に変換するインタフェース
回路15bと同様であり、差動出力電圧を変換するため
の電圧変換回路161、シリアル信号を4ビットのパラ
レルに変換するシリアル−パラレル変換回路162、及
び送信すべきパラレル信号の高調波成分を除去するロー
パスフィルタ回路163を備えている。
【0060】インタフェース回路16bのコネクタ16
a,16aには通信ケーブル100,100が接続され
ている。利用する通信ケーブル100は、前述した4対
8芯の信号線を有するUTPケーブルを2本用いても良
く、また、8対16芯の信号線を有するUTPケーブル
を1本用いてもよい。
【0061】リンク層LSI15d、物理層LSI15
cを通じて入力されたシリアル信号は、電圧変換回路1
61により差動出力電圧が約1/3に低減され、シリア
ル−パラレル変換回路162へ受渡される。
【0062】差動出力電圧の適切な値は、信号の伝送減
衰に基づき予め算出することが可能である。例えば、1
00MHzの信号をUTPケーブルで送信した場合、信
号減衰は100m当たり約22dBとなるが、25MH
zの信号を送信した場合には、約11dBとなる。した
がって、100MHzで送信する場合と比べて差動出力
電圧をその差分(11dB)程度下げることが可能とな
る。
【0063】シリアル−パラレル変換回路162では、
電圧変換回路161から受渡されたシリアル信号を4ビ
ットのパラレル信号に変換する。また、4ビットのパラ
レル信号に変換する際、伝送クロックを1/4に変換す
る。伝送クロックを下げているために伝送減衰を低減す
ることが可能であり、インタフェース回路16bでは、
電圧変換回路161により差動出力電圧を約1/4にし
た後、シリアル−パラレル変換回路162により4ビッ
トのパラレル信号に変換する構成をとっている。
【0064】外部から信号を受信する場合は逆であり、
ローパスフィルタ回路163によって高調波成分を取り
除き、シリアル−パラレル変換回路162によって4ビ
ットのパラレル信号をシリアル信号に変換する。そし
て、電圧変換回路161によって電圧レベルを増加させ
た後、受信信号として物理層LSI15cに出力する。
【0065】図5及び図6は、複数の車載装置の接続例
を示した模式図である。図5に示した例では、モニタ装
置10がシリアル信号を2ビットのパラレル信号に変換
するインタフェース回路15bを備えており、2つのコ
ネクタ15a,15aを介して、オーディオ装置40及
びナビゲーション装置20が接続されている。
【0066】各車載装置間を接続する通信ケーブル10
0として、例えば、カテゴリ5UTPメタルケーブルを
そのまま利用することが可能である。
【0067】図6に示した例では、モニタ装置10がシ
リアル信号を4ビットのパラレル信号に変換するインタ
フェース回路16bを備えており、2つのコネクタ16
a,16aを介して、オーディオ装置40及びナビゲー
ション装置20が接続されている。
【0068】図6(a)に示した例では、各車載装置間
が1本の通信ケーブル100により接続されており、モ
ニタ装置10の内部にて一つのインタフェース回路16
bにより、信号処理される構成となっている。
【0069】図6(b)に示した例では、2本のケーブ
ルをその両端にてコネクタにより束ねた通信ケーブル1
00が利用されており、各車載装置間が前記通信ケーブ
ル100により接続されている。このような通信ケーブ
ル100として、例えば、LANで使用されているカテ
ゴリ5のUTPケーブルをそのまま使用することが可能
である。
【0070】また、図6(b)では、各コネクタ16a
に一つのインタフェース回路16bが接続されており、
各コネクタ16aから入出力される信号がインターフェ
ース回路16bによって処理される構成となっている。
【0071】図7は、シリアル−パラレル変換回路15
2,162の動作を説明する概略構成図である。図7
(a)は、シリアル−パラレル変換回路152の概略構
成を示しており、図7(b)は、シリアル−パラレル変
換回路162の概略構成を示している。
【0072】以下、シリアル信号を2ビットのパラレル
信号に変換するシリアル−パラレル変換回路152の動
作について説明する。信号線♯0を通じて、電圧変換回
路151から受渡された送信データ(例えば、100M
Hzの信号)は、レジスタのような保持回路152aに
入力される。また、前記送信データに同期させた100
MHzのクロック信号がカウンタ152bに入力され
る。
【0073】カウンタ152bでは、クロック信号が入
力された数をカウントしており、例えば、カウント数が
偶数であるときには、信号線♯0から入力された送信デ
ータを保持回路152aにて保持し、カウント数が奇数
であるときには、保持回路152aから送信データを読
み出す。すなわち、保持回路152aから出力される送
信データの周波数は、元の周波数の半分(50MHz)
になっており、送信データを読出す際に2つの信号線#
1,#2に振分けることによって、2ビットのパラレル
信号が生成される。
【0074】シリアル信号を4ビットのパラレル信号に
変換するシリアル−パラレル変換回路162の動作原理
は、シリアル−パラレル変換回路152の動作原理と同
様であり、カウンタ162aのカウント数がクロック信
号の4倍周期になったときに、保持回路162aから送
信データを読出すことによって、元の周波数の1/4倍
の周波数(25MHz)を有する4ビットのパラレル信
号を生成する。
【0075】図8は、シリアル−パラレル変換回路15
2,162により処理する信号の波形を示す波形図であ
る。信号線♯0によりシリアル−パラレル変換回路15
2の保持回路152aに入力される送信データ(シリア
ル信号)は、例えば、図6(a)の上段に示したような
「0」、「1」の2値からなる矩形波で表される。
【0076】図6(a)に示した例では、「1」,
「0」,「1」,「1」,…のデータが周期Δtで送信
されている様を示している。そして、保持回路152
a、及びカウンタ152bにより2ビットのパラレル信
号に変換された場合、図6(a)の中段および下段に示
した如き信号波形となる。すなわち、最初の2つのデー
タ「1」,「0」が、それぞれ信号線#1,#2から出
力され、次いでΔ2tの後、次の2つのデータ「1」,
「1」が、それぞれ信号線#1,#2から出力される。
以降、信号線#0から入力された2組のデータがΔ2t
の周期で信号線#1,#2から順次出力される。
【0077】シリアルデータを4ビットのパラレルデー
タに変換されるシリアル−パラレル変換回路162でも
同様であり、信号線#0から入力された4組のデータが
Δ4tの周期で信号線#1〜#4から出力される。
【0078】このように、通信インタフェース15から
データを出力する際に、シリアル信号から所定のビット
数を有するパラレル信号に変換することによって、単位
時間当たりの情報量を低下させることなく伝送クロック
を低下させている。
【0079】本実施の形態では、自動車の車内にて構築
される車内通信システムに適用した例について説明した
が、本発明は、自動車の車内に限定されるものではな
く、各種の移動体に適用可能であることは勿論である。
【0080】本実施の形態では、モニタ装置10、ナビ
ゲーション装置20、CDチェンジャ30、オーディオ
装置40、及び携帯電話機接続装置50の各車載装置を
直列に接続した形態について説明したが、各車載装置を
ツリー状に接続することもでき、また、前述の車載装置
以外にDVD装置、自動車電話機、デジタルビデオカメ
ラ等の車載装置を接続することも可能である。
【0081】本実施の形態では、各車載装置が全て同じ
通信インタフェース(Category-5)により接続されてい
る形態について説明したが、必ずしも全てが同じ通信イ
ンタフェースを有している必要はなく、例えば、モニタ
装置10とナビゲーション装置20との間のみ光データ
通信の通信インタフェースであるIDB-1394を用いて、各
車載装置間の通信を制御する形態であってもよい。
【0082】また、各車載装置が備える通信インタフェ
ースには、携帯型パーソナルコンピュータ、PDA(Pe
rsonal Digital Assistant)、DVD装置、ゲーム機、
デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の民生機器を
接続することも可能である。
【0083】
【発明の効果】以上、詳述したように、第1発明及び第
6発明による場合は、入力された所定周波数のシリアル
信号を、前記周波数の1/n倍(nは2以上の整数)の
周波数を有するnビットのパラレル信号に変換して出力
するようにしている。したがって、出力する信号の伝送
クロックが1/n倍になるため、伝送減衰を低く抑える
ことが可能となり、差動電圧を大きくする必要がなくな
る。すなわち、信号を伝送するための伝送媒体として安
価なメタリックケーブルであるUTPケーブルを用いた
場合であっても、S/N比及び受信感度を低下させるこ
となく、外部の周辺機器に影響を及ぼすエミッションノ
イズを低減することが可能となる。
【0084】第11発明による場合は、入力された所定
周波数を有するiビットの信号を、前記周波数のi/j
倍(i,jの一方は1、他方は2以上の整数)の周波数
を有するjビットの信号に変換して出力するようにして
いる。したがって、i>jとなるように設定した場合、
出力する信号の伝送クロックがi/j倍になるため、伝
送減衰を低く抑えることが可能となり、差動電圧を大き
くする必要が無くなる。すなわち、信号を伝送するため
の伝送媒体として安価なメタリックケーブルであるUT
Pケーブルを用いた場合であっても、S/N比及び受信
感度を低下させることなく、外部の周辺機器に影響を及
ぼすエミッションノイズを低減することが可能となる。
【0085】第2発明、第7発明、及び第12発明によ
る場合は、信号出力手段から出力すべき信号の電圧レベ
ルを変換して出力するようにしている。したがって、出
力する信号の差動電圧レベルを低くすることができるの
で、外部の周辺機器に影響を及ぼすエミッションノイズ
を低減することが可能となる。
【0086】第3発明、第8発明、及び第13発明によ
る場合は、信号出力手段から出力すべき信号の高調波成
分を抑制するようにしている。したがって、IEEE1394.b
で規定されているCAT−5の通信規格で信号の送受信
を行う場合、例えば、100MHzのシリアル信号を5
0MHz(又は25MHz)のパラレル信号に変換した
上で、パラレル信号の高調波成分の発生を抑制する。よ
って、出力するパラレル信号の高調波成分がFMラジオ
の周波数帯域(75MHz〜108MHz)に重なるこ
とがなくなり、その結果、外部の周辺機器に影響を及ぼ
すエミッションノイズを低減することが可能となる。
【0087】第4発明又は第9発明による場合は、車内
通信としてIEEE1394に準拠した通信を利用している。し
たがって、CAT−5のUTPケーブルを用いることに
より、映像データのような情報量が多いデータを、周辺
機器に影響を及ぼすことなく送信することが可能とな
る。
【0088】第5発明、第10発明、及び第14発明に
よる場合は、シリアル信号を2ビット又は4ビット又は
8ビットのパラレル信号に変換して送信するようにして
いため、パラレル信号の伝送媒体である通信ケーブルが
あまり太くならず、既存の通信ケーブルを利用すること
が可能となる。例えば、シリアル信号を2ビットのパラ
レル信号に変換して送受信する場合、CAT−5のUT
Pケーブルを利用することが可能である。UTPケーブ
ルは4対8芯のケーブルであり、IEEE1394.b規格では4
対の芯線うち2対の芯線のみを使用しているため、残り
の2対の芯線を利用することが可能であり、新たな通信
ケーブルを用意する必要がなくなる。また、シリアル信
号を4ビット又は8ビットのパラレル信号に変換して送
信する場合であっても、必要とされるUTPケーブルの
本数が2本又は4本になるのみであり、STP(Shield
ed Twisted Pair)ケーブル及びプラスチック光ファイ
バケーブルと比較して非常に安価である等、本発明は優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載装置を利用した車内通信シス
テムの構成を示す模式図である。
【図2】モニタ装置の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】インタフェース回路の回路構成を説明するブロ
ック図である。
【図4】インタフェース回路の回路構成を説明するブロ
ック図である。
【図5】複数の車載装置の接続例を示した模式図であ
る。
【図6】複数の車載装置の接続例を示した模式図であ
る。
【図7】シリアル−パラレル変換回路の動作を説明する
概略構成図である。
【図8】シリアル−パラレル変換回路により処理する信
号の波形を示す波形図である。
【符号の説明】
10 モニタ装置 11 マイクロコンピュータ 12 メモリ 13 表示部 14 操作部 15 通信インタフェース 15a コネクタ 15b インタフェース回路 15c 物理層LSI 15d リンク層LSI 151 電圧変換回路 152 シリアル−パラレル変換回路 153 LPF回路 100 通信ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/06 H04L 13/00 305B

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内通信回線を介して接続してある複数
    の車載装置を備え、車載装置間にて前記車内通信回線を
    介した車内通信をすべくなしてある車内通信システムに
    おいて、 各車載装置は、前記車内回線を介して送受信される信号
    に対する信号入力手段及び信号出力手段を備え、前記信
    号入力手段は、入力された所定周波数を有するnビット
    (nは2以上の整数)のパラレル信号を、前記周波数の
    n倍の周波数を有するシリアル信号に変換する第1信号
    変換回路に接続されており、前記信号出力手段は、入力
    された所定周波数を有するシリアル信号を、前記周波数
    の1/n倍の周波数を有するnビットのパラレル信号に
    変換する第2信号変換回路に接続されていることを特徴
    とする車内通信システム。
  2. 【請求項2】 前記信号出力手段から出力すべきパラレ
    ル信号の電圧レベルを変換する電圧変換回路を更に備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の車内通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記信号出力手段から出力すべきパラレ
    ル信号の高調波成分を抑制する回路を更に備えることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車内通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記車内通信は、IEEE1394に準拠した通
    信であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
    かに記載の車内通信システム。
  5. 【請求項5】 前記nの値は、2又は4又は8であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    車内通信システム。
  6. 【請求項6】 車内通信回線を介して情報機器に接続可
    能になしてあり、前記車内通信回線を介して情報機器と
    車内通信をすべくなしてある車載装置において、 前記車内通信回線を介して送受信される信号に対する信
    号入力手段及び信号出力手段を備え、前記信号入力手段
    は、入力された所定周波数を有するnビット(nは2以
    上の整数)のパラレル信号を、前記周波数のn倍の周波
    数を有するシリアル信号に変換する第1信号変換回路に
    接続されており、前記信号出力手段は、入力された所定
    周波数を有するシリアル信号を、前記周波数の1/n倍
    の周波数を有するnビットのパラレル信号に変換する第
    2信号変換回路に接続されていることを特徴とする車載
    装置。
  7. 【請求項7】 前記信号出力手段から出力すべきパラレ
    ル信号の電圧レベルを変換する電圧変換回路を更に備え
    ることを特徴とする請求項6に記載の車載装置。
  8. 【請求項8】 前記信号出力手段から出力すべきパラレ
    ル信号の高調波成分を抑制する回路を更に備えることを
    特徴とする請求項6又は請求項7に記載の車載装置。
  9. 【請求項9】 前記車内通信は、IEEE1394に準拠した通
    信であることを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れ
    かに記載の車載装置。
  10. 【請求項10】 前記nの値は、2又は4又は8である
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項9の何れかに記載
    の車載装置。
  11. 【請求項11】 信号入力手段及び信号出力手段を備え
    る信号変換装置において、 前記信号入力手段から入力された所定周波数を有するi
    ビットの信号を、前記周波数のi/j倍(i,jの一方
    は1、他方は2以上の整数)の周波数を有するjビット
    の信号に変換する信号変換回路を備え、前記信号変換回
    路により変換された信号を前記信号出力手段から出力す
    べくなしてあることを特徴とする信号変換装置。
  12. 【請求項12】 前記信号出力手段から出力すべき信号
    の電圧レベルを変換する電圧変換回路を更に備えること
    を特徴とする請求項11に記載の信号変換装置。
  13. 【請求項13】 前記信号出力手段から出力すべき信号
    の高調波成分を抑制する回路を更に備えることを特徴と
    する請求項11又は請求項12に記載の信号変換装置。
  14. 【請求項14】 前記i又はjの何れか一方が1であ
    り、他方が2又は4又は8であることを特徴とする請求
    項11乃至請求項13の何れかに記載の信号変換装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011093374A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Yazaki Corp ワイヤハーネス、及び、電子機器制御システム
CN105383412A (zh) * 2014-08-26 2016-03-09 矢崎总业株式会社 车辆的电力分配系统

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