JP2003309073A - 耐性材料及びプラズマ処理装置 - Google Patents

耐性材料及びプラズマ処理装置

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JP2003309073A
JP2003309073A JP2002115627A JP2002115627A JP2003309073A JP 2003309073 A JP2003309073 A JP 2003309073A JP 2002115627 A JP2002115627 A JP 2002115627A JP 2002115627 A JP2002115627 A JP 2002115627A JP 2003309073 A JP2003309073 A JP 2003309073A
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plasma
radicals
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alumina
gas
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Hidenaru Kafuku
秀考 加福
Masahiko Inoue
雅彦 井上
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶の脱落が生じることがないプラズマ処理
装置とする。 【解決手段】 プラズマまたはラジカルに晒される天井
板4、ガス供給ノズル16、補助ガス供給ノズル17等
の部品が、プラズマまたはラジカルに対し耐性を有する
純度99.9%以上のAl2 3 がスパッタ蒸着された
耐性材料で構成され、SiF3 ,SiF4 の気化が発生
することがなく、Al2 3 の結合力の低下が発生せ
ず、Al2 3 の結晶の脱落の発生をなくしてクリーニ
ング中のパーティクルの発生をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマまたはラジ
カルに晒される耐性材料に関する。
【0002】また、本発明は処理容器内に発生させたプ
ラズマまたはラジカルにより処理を施すプラズマ処理装
置に関する。
【0003】
【従来の技術】半導体の製造では、例えば、プラズマC
VD(Chemical Vapor Deposition) 装置を用いた成膜が
知られている。プラズマCVD装置は、膜の材料となる
材料ガスを容器内の成膜室の中に導入し、高周波アンテ
ナから高周波を入射してプラズマ状態にし、プラズマ中
の活性な励起原子によって基板表面の化学的な反応を促
進して成膜を行う装置である。
【0004】プラズマCVD装置においては、基板上の
みならず、電極や成膜室の内壁にも成膜されるため、成
膜工程の繰り返しに伴い電極や成膜室の内壁に付着・堆
積した膜は剥離して基板を汚染してしまう。このため、
成膜室の内部は定期的にクリーニング処理が施されて付
着・堆積した膜が除去されている。クリーニング処理
は、NF3 等のフッ素系ガスを成膜室に均一に供給しな
がらプラズマを発生させ、気相のフッ化ガス分子をプラ
ズマにより分解して電極や成膜室の内壁に付着・堆積し
た膜を除去するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プラズマCVD装置で
クリーニング処理を行った場合、電極や成膜室の内壁に
付着・堆積した膜が除去される一方、成膜室の内部の絶
縁体製のセラミック材の部品、例えば、原料ガスノズル
や天井板等(例えば、アルミナ:Al2 3 )もフッ化
ガス分子のプラズマに晒されてしまう。アルミナには焼
結助剤としてシリカ(SiO2 )が含まれ粒界にSiO
2 が存在している。
【0006】このため、フッ化ガス分子のプラズマ(F
ラジカル)によりSiO2 がフッ化し、SiF3 ,Si
4 の気化によりAl2 3 の結合力が低下してしま
う。従って、クリーニング処理により原料ガスノズルや
天井板等の部品自体の結晶粒が脱落してパーティクルと
なる虞があった。
【0007】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、プラズマまたはラジカルに対して耐性のある耐性材
料を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は上記状況に鑑みてなされた
もので、プラズマまたはラジカルに晒されても構成部材
の結晶粒が脱落しない部品を有するプラズマ処理装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の耐性材料は、プラズマまたはラジカルに対し
耐性を有する材料が母材の表面にスパッタ蒸着されたこ
とを特徴とする。
【0010】そして、プラズマまたはラジカルに対し耐
性を有する材料はアルミナであることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するための本発明のプラズ
マ処理装置は、処理容器内に発生させたプラズマまたは
ラジカルにより処理を施すプラズマ処理装置において、
プラズマまたはラジカルに晒される部品は、プラズマま
たはラジカルに対し耐性を有する材料がスパッタ蒸着さ
れて構成されたことを特徴とする。
【0012】そして、プラズマまたはラジカルに対し耐
性を有する材料はアルミナであることを特徴とする。
【0013】また、プラズマまたはラジカルに晒される
部品はアルミナの焼結体であることを特徴とする。
【0014】また、プラズマまたはラジカルに対し耐性
を有する材料であるアルミナは、純度が99.9%以上
であることを特徴とする。
【0015】また、プラズマまたはラジカルにより施さ
れる処理は、原料ガスをプラズマまたはラジカル状態に
してプラズマまたはラジカルにより化学的反応を促進し
て基板に対して成膜を行った後に実施されるクリーニン
グ処理であり、クリーニング処理は、クリーニングガス
をプラズマまたはラジカル状態にしてプラズマまたはラ
ジカルにより処理容器内のプラズマまたはラジカルに晒
される部品に成膜された材料を除去する処理であること
を特徴とする。
【0016】また、プラズマまたはラジカルにより施さ
れる処理は、反応ガスをプラズマまたはラジカル状態に
してプラズマまたはラジカルにより化学的・物理的なエ
ッチングを行うエッチング処理であることを特徴とす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係る耐性材料が使用されたプラズマCVD装置の概略側
面、図2にはパーティクル発生の状況、図3には耐性材
料を作成する蒸着装置の概念、図4には耐性材料の表面
拡大状況、図5にはパーティクル検証の説明を示してあ
る。
【0018】図1に基づいてプラズマ処理装置としての
プラズマCVD装置を説明する。
【0019】図示すように、基部1には円筒状のアルミ
ニウム製の容器2が設けられ、容器2内に成膜室3が形
成されている。容器2の上部には円形の絶縁体材料製
(例えば、アルミナ:Al2 3 )の天井板4が設けら
れ、容器2の中心における成膜室3にはウエハ支持台5
が備えられている。
【0020】ウエハ支持台5は半導体の基板6を静電的
に吸着保持する円盤状の載置部7を有し、載置部7は支
持軸8に支持されている。載置部7にはバイアス電源2
1及び静電電源22が接続され、載置部7に低周波を発
生させると共に静電気力を発生させる。ウエハ支持台5
は全体が昇降自在もしくは支持軸8が伸縮自在とするこ
とで、上下方向の高さが最適な高さに調整できるように
なっている。
【0021】天井板4の上には、例えば、円形リング状
(平面リング状:ドーナツ型)の高周波アンテナ13が
配置され、高周波アンテナ13には整合器14を介して
高周波電源15が接続されている。高周波アンテナ13
に電力を供給することにより電磁波が容器2の成膜室3
に入射する。容器2内に入射された電磁波は、成膜室3
内のガスをイオン化してプラズマを発生させる。
【0022】尚、高周波アンテナ13の形状や配置位置
等は円形リング状(平面リング状:ドーナツ型)に限定
されず、容器の周囲に配されるコイル状等種々の形状を
適用することができる。
【0023】容器2には、例えば、シラン(例えば SiH
4)等の材料ガスを供給する絶縁体材料製(例えば、アル
ミナ:Al2 3 )のガス供給ノズル16が設けられ、
ガス供給ノズル16から成膜室3内に成膜材料(例えば
Si)となる材料ガスが供給される。また、容器2にはア
ルゴンやヘリウム等の不活性ガス(希ガス)や酸素、水
素等の補助ガスを供給する絶縁体材料製(例えば、アル
ミナ:Al2 3 )の補助ガス供給ノズル17が設けら
れ、基部1には容器2の内部を排気するための真空排気
系(図示省略)に接続される排気口18が設けられてい
る。
【0024】また、図示は省略したが容器2には基板6
の搬入・搬出口が設けられ、図示しない搬送室との間で
基板6が搬入・搬出される。
【0025】上述したプラズマCVD装置では、ウエハ
支持台5の載置部7に基板6が載せられ、静電的に吸着
される。ガス供給ノズル16から所定流量の材料ガスを
成膜室3内に供給すると共に補助ガス供給ノズル17か
ら所定流量の補助ガスを成膜室3内に供給し、成膜室3
内を成膜条件に応じた所定圧力に設定する。
【0026】その後、高周波電源15から高周波アンテ
ナ13に電力を供給して高周波を発生させると共にバイ
アス電源21から載置部7に電力を供給して低周波を発
生させる。
【0027】これにより、成膜室3内の材料ガスが放電
して一部がプラズマ状態となる。このプラズマは、材料
ガス中の他の中性分子に衝突して更に中性分子を電離、
あるいは励起する。こうして生じた活性な粒子は、基板
6の表面に吸着して効率良く化学反応を起こし、堆積し
てCVD膜となる。
【0028】基板6に対する成膜を繰り返して実施する
と、成膜室3の内壁、即ち、容器2の壁面や天井板4の
面、ガス供給ノズル16や補助ガス供給ノズル17の周
囲に成膜材が付着・堆積する。付着・堆積した成膜材3
1はこのままでは剥離して基板6を汚染してしまうた
め、定期的にクリーニング処理が施されて付着・堆積し
た成膜材31を除去するようになっている。
【0029】クリーニング処理は、NF3 等のフッ素系
ガス(エッチングガス)を成膜室3に供給しながらプラ
ズマを発生させ、気相のフッ化ガス分子をプラズマによ
り分解して成膜室3の内壁や天井板4の面に付着・堆積
した成膜材31を除去する。尚、エッチングガスとして
は、CCl4 等の塩素系ガスを用いることも可能であ
る。
【0030】ところで、上述したプラズマCVD装置で
クリーニング処理を行った場合、電極や成膜室の内壁に
付着・堆積した膜が除去される一方、成膜室の内部の絶
縁体製のセラミック材の部品である天井板4、ガス供給
ノズル16及び補助ガス供給ノズル17もフッ化ガス分
子のプラズマに晒されてしまう。
【0031】天井板4、ガス供給ノズル16及び補助ガ
ス供給ノズル17を構成するアルミナには焼結助剤とし
てシリカ(SiO2 )が含まれ粒界にSiO2 が存在し
ている。このため、フッ化ガス分子のプラズマ(Fラジ
カル)によりSiO2 がフッ化し、SiF3 ,SiF4
の気化によりAl2 3 の結合力が低下してしまう。
【0032】即ち、図2に示すように、フッ化ガス分子
のプラズマ(Fラジカル)に表面が晒されると、部品自
体のアルミナの表面の結晶粒25が脱落し、結晶粒25
がパーティクルとなる虞があった。
【0033】そこで、プラズマまたはラジカルに晒され
る部品である天井板4、ガス供給ノズル16及び補助ガ
ス供給ノズル17は、焼結材のアルミナの母材の表面
に、プラズマまたはラジカルに対して耐性を有する純度
が99.9%以上のアルミナがスパッタ蒸着されて構成
されている。焼結材のアルミナの母材を用いているの
で、既存の部品を適用することができる。
【0034】図3に示すように、スパッタ蒸着装置27
ではアルミナ(Al2 3 )のターゲット28がAr等
でスパッタされ、図3、図4に示すように、プラズマま
たはラジカルに晒される部品26(天井板4、ガス供給
ノズル16及び補助ガス供給ノズル17等)の表面に耐
性を有する材料であるAl2 3 の膜29が蒸着され
る。スパッタ蒸着によりAl2 3 の膜29が形成され
ることにより、膜29には不純物が存在せず、Al2
3 の純度は99.9%以上となる。
【0035】純度は99.9%以上のAl2 3 の膜2
9は、シリカ(SiO2 )がほとんど含まれず粒界には
SiO2 は存在していない。このため、膜29がフッ化
ガス分子のプラズマに晒されても、フッ化ガス分子のプ
ラズマ(Fラジカル)によりSiO2 がフッ化し、Si
3 ,SiF4 の気化によりAl2 3 の結合力が低下
することがない。
【0036】従って、クリーニング処理により天井板
4、ガス供給ノズル16及び補助ガス供給ノズル17の
部品自体の結晶粒が脱落してパーティクルとなることが
なくなる。従って、プラズマまたはラジカルに対して耐
性のある耐性材料となる。
【0037】図5に基づいて試験結果を説明する。
【0038】図に示すように、純度が99.9%以上の
Al2 3 の試験片31と、純度が99.5%のAl2
3 の焼結体の試験片32とを半分にマスキングを行っ
た状態でNF3 プラズマ33に暴露させ、暴露面を盤面
35側に付着させて観察を行った。
【0039】焼結体の試験片32ではマスクをした部位
に対してパーティクル34が多数付着し、純度が99.
9%以上のAl2 3 の試験片31ではマスクをした部
位に対してほとんど変わらない少数のパーティクル34
だけが付着した。試験片31のパーティクル34は試験
片32のパーティクル34の略1/5の数に抑えられて
いることが確認された。
【0040】このため、純度が99.9%以上のAl2
3 の試験片31では、NF3 プラズマ33に暴露させ
ても、結晶粒の脱落がほとんど発生しないことが判る。
【0041】試験結果からも明らかなように、プラズマ
またはラジカルに晒される部品である天井板4、ガス供
給ノズル16及び補助ガス供給ノズル17の表面に耐性
を有する材料であるAl2 3 の膜29を蒸着したこと
により、クリーニング時にフッ化ガス分子のプラズマ
(Fラジカル)に表面が晒されても、部品自体のアルミ
ナの表面の結晶粒が脱落して結晶粒がパーティクルとな
ることがなくなる。
【0042】従って、プラズマまたはラジカルに晒され
ても構成部材の結晶粒が脱落しない部品を有するプラズ
マ処理装置とすることが可能になる。
【0043】上述した実施形態例では、焼結材のアルミ
ナの母材の表面に、プラズマまたはラジカルに対して耐
性を有する純度が99.9%以上のアルミナをスパッタ
蒸着した耐性材料を例に挙げて説明したが、アルマイト
処理された母材を用いることも可能であり、耐性を有す
る材料としては窒化アルミ(AlN)等他の材料を適用
することも可能である。
【0044】尚、母材の表面にAl2 3 をスパッタ蒸
着して純度が99.9%以上のAl 2 3 の膜29が蒸
着された部品は、プラズマまたはラジカルに対して耐性
のある耐性材料となっているので、耐性材料を使用する
装置としてはプラズマCVD装置の他に、プラズマによ
りフロンやダイオキシン等を分解する処理装置の部品
や、スパッタ装置の壁面やターゲットの固定部材等に使
用することが可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明の耐性材料は、プラズマまたはラ
ジカルに対し耐性を有する材料が母材の表面にスパッタ
蒸着されたので、プラズマまたはラジカルに対して耐性
のある耐性材料となり、結晶の脱落が生じることがな
い。
【0046】そして、プラズマまたはラジカルに対し耐
性を有する材料はアルミナであるので、アルミナの結晶
の脱落が生じない耐性材料とすることができる。
【0047】本発明のプラズマ処理装置は、処理容器内
に発生させたプラズマまたはラジカルにより処理を施す
プラズマ処理装置において、プラズマまたはラジカルに
晒される部品は、プラズマまたはラジカルに対し耐性を
有する材料がスパッタ蒸着されて構成されるので、プラ
ズマまたはラジカルに晒される部品がプラズマまたはラ
ジカルに対して耐性のある耐性材料となり、結晶の脱落
が生じることがないプラズマ処理装置とすることができ
る。
【0048】そして、プラズマまたはラジカルに対し耐
性を有する材料はアルミナであるので、アルミナの結晶
の脱落が生じない耐性材料を備えたプラズマ処理装置と
することができる。
【0049】また、プラズマまたはラジカルに晒される
部品はアルミナの焼結体であるので、既存の部品を適用
することができる。
【0050】また、プラズマまたはラジカルに対し耐性
を有する材料であるアルミナは、純度が99.9%以上
であるので、気化されるSiO2 がほとんど存在しな
い。
【0051】また、プラズマまたはラジカルにより施さ
れる処理は、原料ガスをプラズマまたはラジカル状態に
してプラズマまたはラジカルにより化学的反応を促進し
て基板に対して成膜を行った後に実施されるクリーニン
グ処理であり、クリーニング処理は、フッ素ガスをプラ
ズマまたはラジカル状態にしてプラズマまたはラジカル
により処理容器内のプラズマまたはラジカルに晒される
部品に成膜された材料を除去する処理であるので、Si
3 ,SiF4 の気化が発生することがなく、Al2
3 の結合力の低下が発生せず、Al2 3 の結晶の脱落
が生じない。
【0052】また、プラズマまたはラジカルにより施さ
れる処理は、反応ガスをプラズマまたはラジカル状態に
してプラズマまたはラジカルにより物理的なエッチング
を行うエッチング処理であるので、エッチングに対して
も耐性のある耐性材料の部品を備えた装置となり、結晶
の脱落が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る耐性材料が使用さ
れたプラズマCVD装置の概略側面図。
【図2】パーティクル発生の状況図。
【図3】耐性材料を作成する蒸着装置の概念図。
【図4】耐性材料の表面拡大状況図。
【図5】パーティクル検証の説明図。
【符号の説明】
1 基部 2 容器 3 成膜室 4 天井板 5 ウエハ支持台 6 基板 7 載置部 8 支持軸 13 高周波アンテナ 14 整合器 15 高周波電源 16 ガス供給ノズル 17 補助ガス供給ノズル 18 排気口 21 バイアス電源 22 静電電源 25 結晶粒 26 部品 27 スパッタ蒸着装置 28 ターゲット 29 膜 31,32 試験片 33 NF3 プラズマ 34 パーティクル 35 盤面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05H 1/46 H01L 21/302 101H Fターム(参考) 4K029 AA07 AA24 BA44 BC01 CA05 4K030 EA04 KA08 KA46 5F004 AA15 BA20 BB29 BD04 DA05 DA17 5F045 AA08 AC01 BB15 EB06 EC05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマまたはラジカルに対し耐性を有
    する材料が母材の表面にスパッタ蒸着されたことを特徴
    とする耐性材料。
  2. 【請求項2】 請求項1において、プラズマまたはラジ
    カルに対し耐性を有する材料はアルミナであることを特
    徴とする耐性材料。
  3. 【請求項3】 処理容器内に発生させたプラズマまたは
    ラジカルにより処理を施すプラズマ処理装置において、
    プラズマまたはラジカルに晒される部品は、プラズマま
    たはラジカルに対し耐性を有する材料がスパッタ蒸着さ
    れて構成されることを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、プラズマまたはラジ
    カルに対し耐性を有する材料はアルミナであることを特
    徴とするプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3もしくは請求項4において、プ
    ラズマまたはラジカルに晒される部品はアルミナの焼結
    体であることを特徴とするプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4もしくは請求項5において、プ
    ラズマまたはラジカルに対し耐性を有する材料であるア
    ルミナは、純度が99.9%以上であることを特徴とす
    るプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至請求項6のいずれか一項に
    おいて、プラズマまたはラジカルにより施される処理
    は、原料ガスをプラズマまたはラジカル状態にしてプラ
    ズマまたはラジカルにより化学的反応を促進して基板に
    対して成膜を行った後に実施されるクリーニング処理で
    あり、クリーニング処理は、クリーニングガスをプラズ
    マまたはラジカル状態にしてプラズマまたはラジカルに
    より処理容器内のプラズマまたはラジカルに晒される部
    品に成膜された材料を除去する処理であることを特徴と
    するプラズマ処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至請求項6のいずれか一項に
    おいて、プラズマまたはラジカルにより施される処理
    は、反応ガスをプラズマまたはラジカル状態にしてプラ
    ズマまたはラジカルにより化学的・物理的なエッチング
    を行うエッチング処理であることを特徴とするプラズマ
    処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017074375A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 サントリーホールディングス株式会社 チャンバー殺菌装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017074375A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 サントリーホールディングス株式会社 チャンバー殺菌装置

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