JP2003308437A - 送金システム、送金方法および送金プログラム - Google Patents
送金システム、送金方法および送金プログラムInfo
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- JP2003308437A JP2003308437A JP2002114366A JP2002114366A JP2003308437A JP 2003308437 A JP2003308437 A JP 2003308437A JP 2002114366 A JP2002114366 A JP 2002114366A JP 2002114366 A JP2002114366 A JP 2002114366A JP 2003308437 A JP2003308437 A JP 2003308437A
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Abstract
対しても送金できるようにする。 【解決手段】 送金者端末41は、金銭を受け取る受取
者の電子メールアドレスや送金額の情報等を決済センタ
サーバ1に送信する。決済センタサーバ1は、送金者端
末41から受信した情報に基づいて、口座管理装置11
に一時口座を開設させ、送金者の口座から一時口座に送
金額を振り込ませる。そして、一時口座の口座番号等を
記載した文面に電子署名を付加した電子メールを受取者
に送信する。受取者端末41は、電子署名と認証センタ
サーバ31から取得した鍵とを用いて電子メールの改竄
等を確認する。また、送金者は、受取者にパスワードを
伝える。決済センタサーバ1は、金融機関端末21から
一時口座の口座番号とパスワードとを受信すると、口座
管理装置11に一時口座からの出金処理を要求する。
Description
を利用して送金を行う送金システム、送金方法および送
金プログラムに関する。
ネットワークを利用して送金を行うことが多くなった。
図9は、通信ネットワークを利用して送金を行う従来の
送金システムの例を示す説明図である。従来の送金シス
テムは、決済センタサーバ101と、口座管理装置11
1とを備える。決済センタサーバ101と口座管理装置
111は、通信ネットワーク(例えば、LAN等)15
6を介して接続される。決済センタサーバ101は、通
信ネットワーク(例えば、インターネット等)155を
介して、送金者端末141および受取者端末151と接
続される。送金者端末141および受取者端末151
は、それぞれ金銭を送る送金者、金銭を受け取る受取者
が使用する端末である。
41からの要求に応じて、送金処理を進める。口座管理
装置111は、決済センタサーバ101の管理者と提携
する金融機関によって管理される。そして、口座管理装
置111は、金融機関に開設された各口座の入金処理や
出金処理を行う。送金者は、決済センタサーバ101の
管理者と提携した金融機関に口座を有する。また、受取
者も、決済センタサーバ101の管理者と提携した金融
機関に金銭を受け取るための口座を用意しておく。口座
管理装置111は、送金者および受取者の口座の入金処
理や出金処理を行う。また、口座管理装置111は、送
金のために一時的に用いる口座(以下、一時口座と記
す。)の入金処理や出金処理も行う。
て、決済センタサーバ101から送金申込画面(送金を
申し込むためのWebページ)を取得して表示する。送
金者は、この画面に、受取者の電子メールアドレス、送
金額等を入力し、決済センタサーバ101に送信する。
決済センタサーバ101は、この情報を送金者端末14
1から受信すると、送金者の口座から一時口座に送金額
分の金銭を入金するように口座管理装置111に要求す
る。口座管理装置111は、この要求に従い、送金者の
口座から一時口座に送金額を入金する処理を実行する。
て、決済センタサーバ101から入金処理画面(受取者
の口座への入金を要求するためのWebページ)を取得
して表示する。受取者は、この画面に、一時口座から受
取者の口座に入金すべき旨を入力し、決済センタサーバ
101に送信する。決済センタサーバ101は、この情
報を受取者端末151から受信すると、一時口座に入金
した金銭を受取者の口座に入金するように口座管理装置
111に要求する。口座管理装置は、この要求に従い、
一時口座から受取者の口座に送金額を入金する処理を実
行する。
ジットカード情報を用いて送金処理を行う場合もある。
この場合、送金者端末141は、送金額、受取者の情
報、クレジットカード情報を決済センタサーバ101に
送信する。決済センタサーバ101は、クレジットカー
ド情報から特定される送金者の口座から、受取者の口座
に送金額を引きおとす処理を進める。
送金システムでは、受取者は、決済センタサーバ101
の管理者と提携する金融機関に予め口座を用意していな
ければならない。従って、送金者は、特定の金融機関に
口座を有していない者に対して送金できなかった。ま
た、クレジットカード情報を利用して送金する場合に
は、受取者は、クレジットカード会社と提携していなけ
ればならない。従って、クレジットカード会社と提携し
ていない者に対して送金できない場合もあった。
1と決済センタサーバ101との間で送受信される情報
のセキュリティを向上させることが好ましい。
関に口座を有していなかったり、特定のクレジットカー
ド会社と提携していない場合であっても送金できるよう
にすることを目的とする。また、送金時に送受信される
情報のセキュリティを向上させることを目的とする。
ムは、電子情報によって金銭を送る送金者から金銭を受
け取る受取者に金銭を送る送金システムであって、送金
者が使用する送金者端末から、少なくとも、送金額、受
取者の電子メールアドレス、送金者の口座を特定する情
報、および受取者が金銭を受け取るために用いるパスワ
ードの情報を受信することによって送金依頼を受け付け
る送金依頼受付手段と、送金される金銭が振り込まれる
一時口座を開設し、送金される金銭を送金者の口座から
一時口座に振り込む処理を実行する送金手段と、受取者
の電子メールアドレスを宛先として、受取者が使用する
受取者端末に一時口座の口座番号を電子メールで送信す
る送金情報通知手段と、パスワードおよび一時口座の口
座番号が入力される出金受付手段と、出金受付手段に入
力されたパスワードと口座番号に基づいて出金を許可す
るか否かを判断し、出金を許可する場合に一時口座から
の出金処理を実行する出金手段とを備えたことを特徴と
する。
鍵を送信する鍵提供手段を備え、送金情報通知手段は、
公開鍵に対応する秘密鍵を用いて、電子メールの文面に
基づく暗号情報を作成し、暗号情報を電子署名として文
面とともに送信することが好ましい。そのような構成に
よれば、受取者端末は、鍵提供手段が提供する公開鍵で
電子署名を復号することができ、電子署名を復号した情
報によって改竄やなりすましの有無を確認することがで
きる。
鍵を保持し、送金情報通知手段からの要求に応じて受取
者の公開鍵を送信し、送金情報通知手段は、受取者の公
開鍵を用いて電子メールの文面および電子署名を暗号化
し、暗号化した情報を電子メールで送信することが好ま
しい。そのような構成によれば、受取者の公開鍵で暗号
化した情報を受取者端末に送信するので、受取者端末に
安全に情報を送信できる。
定の公開鍵によって暗号化された送金額、受取者の電子
メールアドレス、送金者の口座を特定する情報、および
受取者が金銭を受け取るために用いるパスワードの情報
を受信し、受信した情報を公開鍵に対応する秘密鍵によ
って復号することが好ましい。そのような構成によれ
ば、送金者端末から安全に情報を受信することができ
る。
ットを介して送金者端末から、送金額、受取者の電子メ
ールアドレス、送金者の口座を特定する情報、および受
取者が金銭を受け取るために用いるパスワードの情報を
受信し、送金情報通知手段は、インターネットを介して
受取者端末に電子メールを送信する。
からパスワードの情報として、パスワードのハッシュ値
を受信し、出金受付手段は、送金依頼受付手段が受信し
たパスワードのハッシュ値および送金手段が開設した一
時口座の口座番号の組み合わせと、出金受付手段に入力
されたパスワードから算出したハッシュ値および出金受
付手段に入力された口座番号の組み合わせとを照合して
出金を許可するか否かを判断する。
を備えていてもよい。
一時口座の口座番号、および受取者の口座を特定する情
報を受信し、パスワードと一時口座の口座番号に基づい
て一時口座から受取者の口座への振り込みを許可するか
否かを判断し、振り込みを許可する場合に一時口座から
受取者の口座への振り込み処理を実行してもよい。その
ような構成によれば、受取者が口座を有している場合、
受取者は自分の口座で送金額を受け取ることができる。
口座番号、および受取者の口座を特定する情報の入力を
受け付け、出金手段は、パスワードと一時口座の口座番
号に基づいて一時口座から受取者の口座への振り込みを
許可するか否かを判断し、振り込みを許可する場合に一
時口座から受取者の口座への振り込み処理を実行しても
よい。そのような構成によれば、受取者が口座を有して
いる場合、受取者は自分の口座で送金額を受け取ること
ができる。
によって金銭を送る送金者から金銭を受け取る受取者に
金銭を送る送金方法であって、送金者が使用する送金者
端末から、少なくとも、送金額、受取者の電子メールア
ドレス、送金者の口座を特定する情報、および受取者が
金銭を受け取るために用いるパスワードの情報を受信す
ることによって送金依頼を受け付けるステップと、送金
される金銭が振り込まれる一時口座を開設し、送金され
る金銭を送金者の口座から一時口座に振り込む処理を実
行するステップと、受取者の電子メールアドレスを宛先
として、受取者が使用する受取者端末に一時口座の口座
番号を電子メールで送信するステップと、パスワードお
よび一時口座の口座番号の入力を受け付けるステップ
と、入力されたパスワードと口座番号に基づいて出金を
許可するか否かを判断し、出金を許可する場合に一時口
座からの出金処理を実行するステップとを含むことを特
徴とする。
所定の秘密鍵を用いて電子メールの文面に基づく暗号情
報を作成し、暗号情報を電子署名として文面とともに送
信し、受取者端末からの要求に応じて秘密鍵に対応する
公開鍵を送信することが好ましい。そのような方法によ
れば、受取者端末は、公開鍵で電子署名を復号すること
ができ、電子署名を復号した情報によって改竄やなりす
ましの有無を確認することができる。
予め公開されている受取者の公開鍵で電子メールの文面
および電子署名を暗号化し、暗号化した情報を電子メー
ルで送信することが好ましい。そのような方法によれ
ば、受取者の公開鍵で暗号化した情報を受取者端末に送
信するので、受取者端末に安全に情報を送信できる。
ら、所定の公開鍵によって暗号化された送金額、受取者
の電子メールアドレス、送金者の口座を特定する情報、
および受取者が金銭を受け取るために用いるパスワード
の情報を受信し、受信した情報を公開鍵に対応する秘密
鍵によって復号することが好ましい。そのような方法に
よれば、送金者端末から安全に情報を受信することがで
きる。
座への入金および口座からの出金を管理する口座管理装
置と接続するコンピュータに、送金者が使用する送金者
端末から、少なくとも、送金額、受取者の電子メールア
ドレス、送金者の口座を特定する情報、および受取者が
金銭を受け取るために用いるパスワードの情報を受信す
ることによって送金依頼を受け付ける機能、送金される
金銭が振り込まれる一時口座を開設し、送金される金銭
を送金者の口座から一時口座に振り込む処理を口座管理
装置に要求する機能、受取者の電子メールアドレスを宛
先として、受取者が使用する受取者端末に一時口座の口
座番号を電子メールで送信する機能、パスワードおよび
一時口座の口座番号が入力された場合に、パスワードと
口座番号に基づいて出金を許可するか否かを判断する機
能、および出金を許可する場合に一時口座からの出金処
理を口座管理装置に要求する機能を実現させることを特
徴とする。
を参照して説明する。図1は、本発明による送金システ
ムの実施の一形態を示すブロック図である。本実施の形
態では、送金システムは、決済センタサーバ1と、口座
管理装置11と、金融機関端末21と、認証センタサー
バ31とを備える。決済センタサーバ1と、口座管理装
置11と、金融機関端末21とは、金融機関のLAN等
の通信ネットワーク22によって接続される。また、決
済センタサーバ1と認証センタサーバ31とは、インタ
ーネット等の通信ネットワーク55によって接続され
る。以下、通信ネットワーク55がインターネットであ
る場合を例に説明する。決済センタサーバ1、口座管理
装置11、および金融機関端末21は、銀行等の金融機
関によって管理される。認証センタサーバ31は、認証
センタ(認証機関)によって管理される。インターネッ
ト55には、送金者が使用する送金者端末41と、受取
者が使用する受取者端末51も接続される。
た各口座の入金処理や出金処理を行う。決済センタサー
バ1は、送金者端末41から送金の依頼を受け付ける
と、口座管理装置11に、送金される金銭を振り込む一
時口座を開設させ、送金者の口座から一時口座に送金額
を振り込ませる。そして、決済センタサーバ1は、受取
者端末51に一時口座の口座番号等を電子メールで通知
する。このようにして、決済センタサーバ1と口座管理
装置11は、金銭を送る送金者から金銭を受け取る受取
者に電子情報によって金銭を送る。一時口座の口座番号
を通知された受取者は、金融機関を訪れ、金融機関のオ
ペレータに一時口座の口座番号等を告げ、送金された金
銭の引き出しを依頼する。オペレータは、金融機関端末
21を用いて決済センタサーバ1および口座管理装置1
1に一時口座からの出金処理を進めさせ、現金を受取者
に渡す。
送受信する情報は、公開鍵暗号方式によって暗号化す
る。認証センタサーバ31は、情報の暗号化や復号のた
めに用いる鍵を管理する。認証センタサーバ31は、予
め、決済センタサーバ1等を管理する金融機関の公開鍵
と、受取者の公開鍵を保持する。
済センタサーバ1において、制御部2は、記憶装置3が
記憶する送金プログラム4に従って動作する。送金プロ
グラム4は、送金依頼の受け付け、口座管理装置11へ
の各種要求、受取者端末51への電子メール送信等の本
実施の形態に示す処理を制御部2に実行させるプログラ
ムである。また、記憶装置3は、送金申込画面(送金を
申し込むためのWebページ)の情報を記憶する。ネッ
トワークインタフェース部6は、インターネット55や
通信ネットワーク22を介して他の装置と情報を送受信
する。
から現金を引き出す際に用いるパスワードの情報や、受
取者が現金を引き出せる条件の情報も送金者端末41か
ら受信する。パスワードデータベース41は、このパス
ワードや、現金を引き出せる条件の情報を保持する。図
2は、パスワードデータベース5が保持する情報の例を
示す説明図である。送金者端末41は、例えば、パスワ
ードのハッシュ値と、「4月15にまでに受け取らなけ
ればならない。」等の条件を送信する。このハッシュ値
は、送金者が指定したパスワードをハッシュ関数によっ
て変換したものである。制御部2は、送金者端末41か
ら受信したパスワードのハッシュ値および条件をパスワ
ードデータベース5に登録する。また、制御部2は、送
金者端末41からの送金依頼に応じて口座管理装置11
に一時口座を開設させる。制御部2は、この一時口座の
口座番号も、パスワードのハッシュ値や条件と対応させ
てパスワードデータベース5に登録する。
は、記憶装置13が記憶するプログラムに従って動作す
る。記憶装置13は、一時口座の開設や閉鎖、各口座の
入金処理、出金処理、振り込み処理等の本実施の形態に
示す処理を制御部12に実行させるプログラムを記憶す
る。ネットワークインタフェース部16は、通信ネット
ワーク22を介して他の装置と情報を送受信する。口座
データベース15は、各口座の情報(例えば、残高情報
等)を保持する。送金者の口座や一時口座の情報は、口
座データベース15に保持される。制御部12は、入金
処理、出金処理、振り込み処理として、例えば、口座デ
ータベース15が保持する残高情報の更新等を行う。
コンピュータ等の情報処理装置である。また、金融機関
端末21は、金融機関の本社や各支店に配置され、金融
機関のオペレータによって使用される。オペレータは、
受取者からパスワードや一時口座の口座番号等を聞き、
そのパスワードや口座番号を金融機関端末21に入力す
る。金融機関端末21は、入力されたパスワードや口座
番号を決済センタサーバ1に送信して、一時口座からの
出金を要求する。
2は、記憶装置33が記憶するプログラムに従って動作
する。記憶プログラム33は、公開鍵の提供処理等の本
実施の形態に示す処理を制御部32に実行させるプログ
ラムを記憶する。ネットワークインタフェース部36
は、インターネット55を介して他の装置と情報を送受
信する。
号に用いる鍵の情報を、その鍵の公開者の情報とともに
保持する。図3は、鍵データベース35が保持する情報
の例を示す説明図である。鍵データベース35は、決済
センタサーバ1等を管理する金融機関(ここでは、「P
銀号」とする。)と、その金融機関の公開鍵とを対応さ
せて保持する。また、鍵データベース35は、受取者の
電子メールアドレスに対応させて受取者の公開鍵を保持
する。P銀行は、予め認証センタに公開鍵の登録を依頼
する。また、受取者は、予め認証センタに、電子メール
アドレスに対応させて公開鍵を登録するように依頼す
る。依頼を受けた認証センタのオペレータは、鍵データ
ベース35に各公開鍵を登録する。
は、P銀行の公開鍵に対応する秘密鍵を記憶する。受取
者端末51は、受取者の公開鍵に対応する秘密鍵を記憶
する。
例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であ
る。送金者端末41および受取者端末51は、インター
ネットを介して取得したWebページをブラウザで表示
する。
および送金情報通知手段は、決済センタサーバ1の制御
部2によって実現される。送金手段は、口座管理装置1
1の制御部12によって実現される。出金受付手段は、
金融機関端末21によって実現される。出金手段は、決
済センタサーバ1および口座管理装置11によって実現
される。鍵提供手段は、認証センタサーバ31によって
実現される。
は、口座への入金および口座からの出金を管理する口座
管理装置と接続するコンピュータに、送金者が使用する
送金者端末から、少なくとも、送金額、受取者の電子メ
ールアドレス、送金者の口座を特定する情報、および受
取者が金銭を受け取るために用いるパスワードの情報を
受信することによって送金依頼を受け付ける機能、送金
される金銭が振り込まれる一時口座を開設し、送金され
る金銭を送金者の口座から一時口座に振り込む処理を口
座管理装置に要求する機能、受取者の電子メールアドレ
スを宛先として、受取者が使用する受取者端末に一時口
座の口座番号を電子メールで送信する機能、パスワード
および一時口座の口座番号が入力された場合に、パスワ
ードと口座番号に基づいて出金を許可するか否かを判断
する機能、および出金を許可する場合に一時口座からの
出金処理を口座管理装置に要求する機能を実現させるた
めの送金プログラムを記憶する。
金処理を行うときの送金システムの動作の例を示す流れ
図である。まず、送金者端末41は、決済センタサーバ
1に対して送金を依頼する(ステップS61)。ステッ
プS61において、送金者端末41は、決済センタサー
バ1に送金申込画面を要求し、送金申込画面を取得して
表示する。図5は、送金申込画面の例を示す説明図であ
る。送金申込画面は、送金者、送金者の口座を特定する
情報、受取者の電子メールアドレス、送金額、受取者が
使用するパスワード、受取者が現金を引き出せる条件等
の入力欄を有する。図5では、送金者の口座を特定する
情報として口座番号を入力する場合を示したが、送金者
の口座を特定できる情報であれば口座番号でなくてもよ
い。
タン57がマウスクリックされると、送金者端末41は
パスワードをハッシュ値に変換する。パスワードをハッ
シュ値に変換するためのプログラムは、例えば、決済セ
ンタサーバ1が送金申込画面とともに送信すればよい。
さらに、送金者端末41は、パスワードのハッシュ値お
よび入力された他の情報(送金者の口座を特定する情
報、電子メールアドレス、送金額等)を金融機関の公開
鍵で暗号化し、暗号化した情報を決済センタサーバ1に
送信する。決済センタサーバ1は、この情報を受信する
ことによって送金者端末41からの送金依頼を受け付け
る。なお、金融機関の公開鍵は、例えば、認証センタサ
ーバ31から取得すればよい。あるいは、決済センタサ
ーバ1が送金申し込み画面とともに公開鍵を送信しても
よい。
端末41から暗号化された情報を受信すると、受信した
情報に基づいて、口座管理装置11に、一時口座への送
金額の振り込みを要求する(ステップS62)。図6
は、一時口座に送金額を振り込ませる際の制御部2の動
作の例を示す流れ図である。制御部2は、まず、送金者
端末41から受信した情報を、金融機関の秘密鍵によっ
て復号する(ステップS71)。そして、復号した情報
に含まれる送金額の情報や送金者の口座を特定する情報
を口座管理装置11に送信し、口座管理装置1に一時口
座の開設と、送金者の口座から一時口座への送金額の振
り込みを要求する(ステップS72)。口座管理装置1
1の制御部12は、この要求に応じて新たに一時口座を
開設し、送金額を送金者の口座から一時口座に振り込む
処理を実行する。この処理では、例えば、送金者の口座
および一時口座の残高の更新を行う。制御部12は、一
時口座への入金処理後、決済センタサーバ1に一時口座
の口座番号を送信する。
理装置11から一時口座の口座番号を受信し(ステップ
S73)、復号した情報に含まれるパスワードのハッシ
ュ値および条件の情報と一時口座の口座番号とを対応さ
せて、パスワードデータベース5に登録する(ステップ
S74)。
口座への振り込み(ステップS62)が完了する。続い
て、制御部2は、一時口座の口座番号、送金額、送金
者、送金額を引き出せる条件等を記載した電子メールを
受取者端末51に送信する(ステップS63)。図7
は、受取者端末51に電子メールを送信する際の制御部
2の動作の例を示す流れ図である。制御部2は、まず、
受取者端末51に送信する電子メールの文面を作成する
(ステップS81)。ステップS81において、制御部
2は、復号した情報から送金者、送金額、条件(送金額
を引き出せる条件)の情報を抽出する。そして、送金
者、送金額、条件および一時口座の口座番号を示す文面
の情報を作成する。次に、制御部2は、作成した文面に
基づいて電子署名を作成する(ステップS82)。制御
部2は、作成した文面のハッシュ値を算出し、ハッシュ
値を金融機関の秘密鍵によって暗号化する。この暗号化
された情報が電子署名となる。
1から受取者の公開鍵を取得する(ステップS83)。
ステップS83において、制御部2は、受取者の電子メ
ールアドレスを認証センタサーバ31に送信し、その電
子メールアドレスに対応す公開鍵を要求する。認証セン
タサーバ31の制御部32は、決済センタサーバ1から
受信した電子メールアドレスに対応する公開鍵を鍵デー
タベース35から抽出し、決済センタサーバ1に送信す
る。決済センタサーバ1の制御部2は、ステップS81
で作成した文面と、ステップS82で作成した電子署名
を受取者の公開鍵で暗号化する(ステップS84)。そ
して、暗号化した情報を電子メールで受取者端末51に
送信する(ステップS85)。
メールの送信(ステップS63)が完了する。受取者端
末51は、電子メールで受信した情報を受取者の秘密鍵
で復号し、文面の情報を表示する。受取者は、この文面
によって、送金者、送金額、送金額を引き出せる条件、
一時口座の口座番号を確認する。
メールについて改竄やなりすましの有無を確認する(ス
テップS64)。ステップS64において、受取者端末
51は、受取者の操作によって認証センタサーバ31に
公開鍵を要求する。受取者端末51は、決済センタサー
バ1を管理する金融機関を指定して、その金融機関に対
応する公開鍵を要求する。認証センタサーバ31の制御
部32は、指定された金融機関に対応する公開鍵を鍵デ
ータベース35から抽出して、受取者端末51に送信す
る。
から受信した金融機関の公開鍵によって電子署名を復号
する。また、電子メールの文面のハッシュ値を算出す
る。電子メールの文面のハッシュ値を算出するためのプ
ログラムは、例えば、決済センタサーバ1が受取者端末
51に提供する。電子署名を復号して得られたハッシュ
値と、文面から算出したハッシュ値が等しければ、ステ
ップS63において改竄やなりすましが無かったと判断
する。
達する(ステップS65)。例えば、パスワードを記載
した電子メールを暗号化して、送金者端末41から受取
者端末51に送信する。あるいは、書面でパスワードを
通知したり、直接対面して通知してもよい。
合、金融機関に行く。そして、ステップS63,S64
で確認した一時口座の口座番号と、ステップS65で通
知されたパスワードを金融機関のオペレータに告げる。
オペレータは、一時口座の口座番号とパスワードを金融
機関端末21に入力し、金融機関端末21から決済セン
タサーバ1に送信する。決済センタサーバ1は、金融機
関端末21から一時口座の口座番号とパスワードを受信
する(ステップS66)。
の口座番号およびパスワードによって受取者が本人であ
るか否かを確認し、口座管理装置11に一時口座からの
出金処理を行わせる(ステップS67)。図8は、ステ
ップS76における制御部2の動作の例を示す流れ図で
ある。まず、制御部2は、一時口座からの出金を認める
か否かを判断する(ステップS91)。ステップS91
において制御部2は、金融機関端末21から受信したパ
スワードのハッシュ値を求める。そして、そのハッシュ
値と、金融機関端末21から受信した一時口座の口座番
号との組み合わせがパスワードデータベース5に登録さ
れているか否かを判断する。登録されていれば、送金額
を引き出そうとしている者が受取者本人であると判断す
る。また、登録されていなければ、受取者以外の者が送
金額を引き出そうとしていると判断する。さらに、受取
者が送金額を引き出せる条件が満たされているか否かも
判断する。例えば、指定された支店以外で送金額を引き
出そうとしているような場合には、条件が満たされてい
ないと判断する。制御部2は、送金額を引き出そうとし
ている者が受取者本人であり、送金額を引き出せる条件
を満たしている場合に、一時口座からの出金を認める。
部2は、送金額の引き出しを認めない旨を金融機関端末
21に通知する(ステップS92)。オペレータは、送
金額を引き出そうとした者に、その旨を伝える。
制御部2は、口座管理装置11に一時口座の口座番号を
送信して、その一時口座からの出金処理を要求する(ス
テップS93)。口座管理装置11の制御部12は、こ
の要求に応じて、一時口座からの出金処理を行う。ま
た、決済センタサーバ1の制御部2は、金融機関端末2
1に出金を許可する旨を通知する。オペレータは、この
通知を確認して、受取者への出金手続(受取者への現金
引き渡し等)を進める。
座からの出金処理が完了すると、その旨を決済センタサ
ーバ1に通知する。決済センタサーバ1の制御部2は、
出金処理完了後、口座管理装置11に一時口座の口座番
号を送信して、その一時口座の閉鎖を要求する(ステッ
プS68)。
込む一時口座を作成し、受取者が送金額を受け取るとき
に一時口座から出金処理を行う。従って、受取者が特定
の金融機関に口座を有していなくても受取者に送金する
ことができる。同様に、受取者がクレジットカード会社
と提携していない場合でも、受取者に送金することがで
きる。また、受取者が一時口座から現金を引き出す際に
用いるパスワードを送金者に指定させ、このパスワード
を一時口座に対応させて管理するので、受取者以外の者
が送金額を引き出すことを防止することができる。
51に電子メールを送信する場合、電子署名(文面のハ
ッシュ値を暗号化した情報)を付加し、認証センタサー
バ31は電子署名を復号する公開鍵を提供する。従っ
て、決済センタサーバ1が受取者端末51に送信する情
報に関して、改竄やなりすましの有無を確認することが
できる。また、送金者端末41と決済センタサーバ1と
は暗号化した情報を送受信する。同様に、決済センタサ
ーバ1と受取者端末51も暗号化した情報を送受信す
る。従って、送金者や受取者が授受する情報のセキュリ
ティを高めることができる。
金融機関端末21に一時口座の口座番号やパスワードを
入力する場合の例を示した。通信ネットワーク22に
は、金融機関端末21の他にATM(Automatic Telle
r's Machine:自動現金預け払い機)が接続されていて
もよい。そして、ATMが受取者から一時口座の口座番
号やパスワードを入力され、現金を受取者に引き渡して
もよい。ATMは、金融機関端末21と同様に一時口座
の口座番号やパスワードを決済センタサーバ1に送信す
る。決済センタサーバ1は、ステップS91と同様に出
金を許可するか否かを判断し、許可する場合には、口座
管理装置11に出金処理を行わせる。そして、口座管理
装置11における出金処理が完了したならば、ATMに
送金額の引き渡しを指示する。ATMは、決済センタサ
ーバ1からの指示に応じて送金額(現金)を受取者に引
き渡す。
る場合には、一時口座から受取者の口座に送金額を振り
込んでもよい。例えば、受取者端末41が、一時口座の
口座番号、パスワード、および受取者の口座を特定する
情報を決済センタサーバ1に送信して、一時口座から受
取者の口座への振り込みを要求してもよい。この場合、
決済センタサーバ1の制御部2は、一時口座の口座番号
とパスワードに基づいて、振り込みを要求している者が
受取者本人か否かを判断する。この判断は、ステップS
91における判断と同様に行えばよい。そして、振り込
みを要求している者が受取者本人であると判断した場合
には、一時口座から受取者の口座への振り込み処理を口
座管理装置11に要求する。口座管理装置11は、この
要求に応じて、送金額を一時口座から受取者の口座に振
り込む処理を実行する。この処理では、例えば、一時口
座および受取者の口座の残高を更新する。
座管理装置11を管理する金融機関以外の金融機関に口
座を有していてもよい。この場合、口座管理装置11
は、他の金融機関の口座管理装置(図1において図示せ
ず。)と連携して、一時口座から他の金融機関に開設さ
れた受取者の口座への振り込み処理を行えばよい。ただ
し、この場合、各金融機関の口座管理装置は通信ネット
ワークを介して接続されているものとする。
求する場合、受取者端末41から要求するのではなく、
ATMや金融機関端末21から要求してもよい。
1がパスワードのハッシュ値を送信する場合の例を説明
した。送金者端末41は、ステップS61において、パ
スワードのハッシュ値を算出せずに、パスワード自体を
暗号化して送信してもよい。この場合、パスワードデー
タベース5は、パスワードのハッシュ値ではなく、パス
ワード自体を保持する。
あり、送金申込画面に入力される情報は図5に示すもの
に限定されない。例えば、ATMからのみ引き出せると
いう条件や、金融機関の窓口(オペレータ)からのみ引
き出せるという条件を指定できるようにしてもよい。ま
た、送金元の通貨の種類や、送金先の通貨(一時口座に
振り込まれる金銭の通貨)の種類を指定できるようにし
てもよい。
末41が情報を送金する場合、送金申込画面を介して情
報を送信するのではなく、所定のフォーマットで送金額
等の各情報を記載した電子メールを暗号化して送信して
もよい。
が使用する送金者端末から、少なくとも、送金額、受取
者の電子メールアドレス、送金者の口座を特定する情
報、および受取者が金銭を受け取るために用いるパスワ
ードの情報を受信することによって送金依頼を受け付け
る送金依頼受付手段と、送金される金銭が振り込まれる
一時口座を開設し、送金される金銭を送金者の口座から
一時口座に振り込む処理を実行する送金手段と、受取者
の電子メールアドレスを宛先として、受取者が使用する
受取者端末に一時口座の口座番号を電子メールで送信す
る送金情報通知手段と、パスワードおよび一時口座の口
座番号が入力される出金受付手段と、出金受付手段に入
力されたパスワードと口座番号に基づいて出金を許可す
るか否かを判断し、出金を許可する場合に一時口座から
の出金処理を実行する出金手段とを備えているので、特
定の金融機関に口座を有していない者やクレジットカー
ド会社と提携していない者に対しても送金することがで
きる。
する送金者端末から、少なくとも、送金額、受取者の電
子メールアドレス、送金者の口座を特定する情報、およ
び受取者が金銭を受け取るために用いるパスワードの情
報を受信することによって送金依頼を受け付けるステッ
プと、送金される金銭が振り込まれる一時口座を開設
し、送金される金銭を送金者の口座から一時口座に振り
込む処理を実行するステップと、受取者の電子メールア
ドレスを宛先として、受取者が使用する受取者端末に一
時口座の口座番号を電子メールで送信するステップと、
パスワードおよび一時口座の口座番号の入力を受け付け
るステップと、入力されたパスワードと口座番号に基づ
いて出金を許可するか否かを判断し、出金を許可する場
合に一時口座からの出金処理を実行するステップとを含
むので、特定の金融機関に口座を有していない者やクレ
ジットカード会社と提携していない者に対しても送金す
ることができる。
する口座管理装置と接続するコンピュータに、送金者が
使用する送金者端末から、少なくとも、送金額、受取者
の電子メールアドレス、送金者の口座を特定する情報、
および受取者が金銭を受け取るために用いるパスワード
の情報を受信することによって送金依頼を受け付ける機
能、送金される金銭が振り込まれる一時口座を開設し、
送金される金銭を送金者の口座から一時口座に振り込む
処理を口座管理装置に要求する機能、受取者の電子メー
ルアドレスを宛先として、受取者が使用する受取者端末
に一時口座の口座番号を電子メールで送信する機能、パ
スワードおよび一時口座の口座番号が入力された場合
に、パスワードと口座番号に基づいて出金を許可するか
否かを判断する機能、および出金を許可する場合に一時
口座からの出金処理を口座管理装置に要求する機能を実
現させるので、特定の金融機関に口座を有していない者
やクレジットカード会社と提携していない者に対しても
送金することができる。
示すブロック図である。
を示す説明図である。
明図である。
例を示す流れ図である。
の動作の例を示す流れ図である。
の例を示す流れ図である。
図である。
る。
Claims (14)
- 【請求項1】 電子情報によって金銭を送る送金者から
前記金銭を受け取る受取者に金銭を送る送金システムで
あって、 送金者が使用する送金者端末から、少なくとも、送金
額、受取者の電子メールアドレス、送金者の口座を特定
する情報、および受取者が金銭を受け取るために用いる
パスワードの情報を受信することによって送金依頼を受
け付ける送金依頼受付手段と、 送金される金銭が振り込まれる一時口座を開設し、送金
される金銭を送金者の口座から前記一時口座に振り込む
処理を実行する送金手段と、 前記受取者の電子メールアドレスを宛先として、受取者
が使用する受取者端末に前記一時口座の口座番号を電子
メールで送信する送金情報通知手段と、 パスワードおよび前記一時口座の口座番号が入力される
出金受付手段と、 出金受付手段に入力されたパスワードと口座番号に基づ
いて出金を許可するか否かを判断し、出金を許可する場
合に前記一時口座からの出金処理を実行する出金手段と
を備えたことを特徴とする送金システム。 - 【請求項2】 受取者端末からの要求に応じて所定の公
開鍵を送信する鍵提供手段を備え、 送金情報通知手段は、前記公開鍵に対応する秘密鍵を用
いて、電子メールの文面に基づく暗号情報を作成し、前
記暗号情報を電子署名として文面とともに送信する請求
項1に記載の送金システム。 - 【請求項3】 鍵提供手段は、受取者が予め公開する公
開鍵を保持し、送金情報通知手段からの要求に応じて受
取者の公開鍵を送信し、 送金情報通知手段は、前記受取者の公開鍵を用いて電子
メールの文面および電子署名を暗号化し、暗号化した情
報を電子メールで送信する請求項2に記載の送金システ
ム。 - 【請求項4】 送金依頼受付手段は、送金者端末から、
所定の公開鍵によって暗号化された送金額、受取者の電
子メールアドレス、送金者の口座を特定する情報、およ
び受取者が金銭を受け取るために用いるパスワードの情
報を受信し、受信した情報を前記公開鍵に対応する秘密
鍵によって復号する請求項1から請求項3のうちのいず
れか1項に記載の送金システム。 - 【請求項5】 送金依頼受付手段は、インターネットを
介して送金者端末から、送金額、受取者の電子メールア
ドレス、送金者の口座を特定する情報、および受取者が
金銭を受け取るために用いるパスワードの情報を受信
し、 送金情報通知手段は、インターネットを介して受取者端
末に電子メールを送信する請求項1から請求項4のうち
のいずれか1項に記載の送金システム。 - 【請求項6】 送金依頼受付手段は、送金者端末からパ
スワードの情報として、パスワードのハッシュ値を受信
し、 出金受付手段は、送金依頼受付手段が受信したパスワー
ドのハッシュ値および送金手段が開設した一時口座の口
座番号の組み合わせと、出金受付手段に入力されたパス
ワードから算出したハッシュ値および出金受付手段に入
力された口座番号の組み合わせとを照合して出金を許可
するか否かを判断する請求項1から請求項5のうちのい
ずれか1項に記載の送金システム。 - 【請求項7】 出金受付手段として、自動現金預け払い
機を備える請求項1から請求項6のうちのいずれか1項
に記載の送金システム。 - 【請求項8】 出金手段は、受取者端末からパスワー
ド、一時口座の口座番号、および受取者の口座を特定す
る情報を受信し、パスワードと一時口座の口座番号に基
づいて一時口座から受取者の口座への振り込みを許可す
るか否かを判断し、振り込みを許可する場合に前記一時
口座から受取者の口座への振り込み処理を実行する請求
項1から請求項7のうちのいずれか1項に記載の送金シ
ステム。 - 【請求項9】 出金受付手段は、パスワード、一時口座
の口座番号、および受取者の口座を特定する情報の入力
を受け付け、 出金手段は、前記パスワードと前記一時口座の口座番号
に基づいて一時口座から受取者の口座への振り込みを許
可するか否かを判断し、振り込みを許可する場合に前記
一時口座から受取者の口座への振り込み処理を実行する
請求項1から請求項8のうちのいずれか1項に記載の送
金システム。 - 【請求項10】 電子情報によって金銭を送る送金者か
ら前記金銭を受け取る受取者に金銭を送る送金方法であ
って、 送金者が使用する送金者端末から、少なくとも、送金
額、受取者の電子メールアドレス、送金者の口座を特定
する情報、および受取者が金銭を受け取るために用いる
パスワードの情報を受信することによって送金依頼を受
け付けるステップと、 送金される金銭が振り込まれる一時口座を開設し、送金
される金銭を送金者の口座から前記一時口座に振り込む
処理を実行するステップと、 前記受取者の電子メールアドレスを宛先として、受取者
が使用する受取者端末に前記一時口座の口座番号を電子
メールで送信するステップと、 パスワードおよび前記一時口座の口座番号の入力を受け
付けるステップと、 入力されたパスワードと口座番号に基づいて出金を許可
するか否かを判断し、出金を許可する場合に前記一時口
座からの出金処理を実行するステップとを含むことを特
徴とする送金方法。 - 【請求項11】 受取者端末に電子メールを送信する際
に、所定の秘密鍵を用いて電子メールの文面に基づく暗
号情報を作成し、前記暗号情報を電子署名として文面と
ともに送信し、 受取者端末からの要求に応じて前記秘密鍵に対応する公
開鍵を送信する請求項10に記載の送金方法。 - 【請求項12】 受取者端末に電子メールを送信する際
に、予め公開されている受取者の公開鍵で電子メールの
文面および電子署名を暗号化し、暗号化した情報を電子
メールで送信する請求項11に記載の送金方法。 - 【請求項13】 送金依頼を受け付ける際に、送金者端
末から、所定の公開鍵によって暗号化された送金額、受
取者の電子メールアドレス、送金者の口座を特定する情
報、および受取者が金銭を受け取るために用いるパスワ
ードの情報を受信し、受信した情報を前記公開鍵に対応
する秘密鍵によって復号する請求項10から請求項12
のうちのいずれか1項に記載の送金方法。 - 【請求項14】 口座への入金および口座からの出金を
管理する口座管理装置と接続するコンピュータに、 送金者が使用する送金者端末から、少なくとも、送金
額、受取者の電子メールアドレス、送金者の口座を特定
する情報、および受取者が金銭を受け取るために用いる
パスワードの情報を受信することによって送金依頼を受
け付ける機能、 送金される金銭が振り込まれる一時口座を開設し、送金
される金銭を送金者の口座から前記一時口座に振り込む
処理を口座管理装置に要求する機能、 前記受取者の電子メールアドレスを宛先として、受取者
が使用する受取者端末に前記一時口座の口座番号を電子
メールで送信する機能、 パスワードおよび前記一時口座の口座番号が入力された
場合に、前記パスワードと前記口座番号に基づいて出金
を許可するか否かを判断する機能、および出金を許可す
る場合に前記一時口座からの出金処理を口座管理装置に
要求する機能、 を実現させるための送金プログラム。
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JP2002114366A JP4404518B2 (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | 送金システム、送金方法および送金プログラム |
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