JP2003308065A - 表示システムおよび表示方法 - Google Patents

表示システムおよび表示方法

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JP2003308065A
JP2003308065A JP2002115563A JP2002115563A JP2003308065A JP 2003308065 A JP2003308065 A JP 2003308065A JP 2002115563 A JP2002115563 A JP 2002115563A JP 2002115563 A JP2002115563 A JP 2002115563A JP 2003308065 A JP2003308065 A JP 2003308065A
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film
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JP2002115563A
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Akira Hosokawa
明 細川
Kito Yo
暉東 楊
Toru Takashina
徹 高階
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JEKKU KK
JECC Co Ltd
Original Assignee
JEKKU KK
JECC Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】参加者全員がページの表示と対応して容易に書
き込みができ、一人が書き込んだ情報が直ちに全員に表
示される表示システムシステムを提供すること。 【解決手段】表示システムは、書き込みによってフィル
ムデータを更新する手段と、フィルム更新データを送信
する手段と、受信した更新データに基づきフィルムデー
タを更新する手段と、原本画像とフィルムデータ画像と
を重ねて表示する手段とを備える。本発明を電子ファイ
リングシステムと組み合わせた場合、電子ファイリング
システムのビュア機能を利用して原本を表示し、原本画
像と重ねた透明のフィルム上にコメントや図形などの書
き込みができる。そして、表示データの更新は、フィル
ム更新データのみを交互に通信するので、高速な画像更
新が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示システムに関
し、特に、複数の端末間において表示情報を共有できる
表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子会議において、ホワイトボード上に
意見文を書き込んでいくタイプは世の中に数多く存在す
るが、図面のたたき台が出来上がった段階で、そのたた
き台を用いて意見交換する。そして、そのたたき台に参
加者が朱入れ(書き込み)をしていくような電子打合わ
せ会議システムは存在しなかった。従って、従来は図面
のたたき台のファイルを電子会議の参加者全員に配送
し、各参加者は対応するアプリケーションプログラムを
使用して配信されたファイルを開いて表示させてから会
議を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子会議には、すべて
の打合わせ資料がその成果とおりに順序良くファイリン
グされて、スムーズな検索ができることが必要とされ
る。例えば、土木設計の設計書の場合、表紙、設計概要
説明文章、現況図面、現況の問題点文章、問題ヶ所の写
真、調査データの数量表、設計改良ヶ所や改良点、改良
による効果、設計図面1案から3案、改良後の予測数量
表、改良工事予算書など多数の資料が存在する。従っ
て、電子会議を効率良く行うためには、参加者全員がス
ピーディに資料の同一ページを、本をめくるがごとくパ
ラパラと検索し、広げることができ、そのページを全員
が意見交換しながら朱入れ(書き込み)ができることが
要求される。
【0004】ところが、上記した従来の方式において
は、電子会議の参加者各々がたたき台が作成される可能
性のあるアプリケーションプログラム全てを揃えておく
必要があり、もし、揃っていない場合には電子会議がで
きないという問題点があった。
【0005】また、たたき台が複数のアプリケーション
で作られている場合には、全てのアプリケーションを立
ち上げて、必要に応じて表示を切り替える必要があり、
操作性が非常に悪いという問題点もあった。
【0006】更に、参加者の1人がたたき台のファイル
を修正した場合には、修正の度に当該ファイル全体を全
ての参加者に配信してファイルを更新する必要があり、
特にファイルが大きい場合には転送に手間と時間がかか
るという問題点があった。本発明の目的は、前記のよう
な従来技術の問題点を解決し、参加者全員がページの表
示と対応して容易に書き込みができ、一人が書き込んだ
情報が直ちに全員に表示される表示システムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の表示システム
は、原本ファイルと対応してレイヤーデータを含むフィ
ルムデータを生成する生成手段と、使用者の操作に基づ
きフィルムデータを更新する操作更新手段と、フィルム
更新データを送信する送信手段と、受信したフィルムデ
ータに基づきフィルムデータを更新する受信更新手段
と、原本ファイルの画像と対応するフィルムデータの画
像とを重ねて表示する表示手段とを備えたことを特徴と
する。
【0008】また、本発明の表示システムは、あらゆる
アプリケーションプログラムで作られたデータを、その
作られたアプリケーションプログラムが無くても検索閲
覧できる電子ファイリングシステムと組み合わせること
により、より一層効果を発揮する。
【0009】本発明によれば、特に本発明を電子ファイ
リングシステムと組み合わせた場合、電子ファイリング
システムのビュア(データ検索閲覧)機能を利用してコ
ンピュータ画面上に原本を表示し、表示された原本画像
に原本と対応する透明のフィルムを重ね、その透明フィ
ルム上に例えばキーボードやマウスでコメントや図形な
どの朱書き(書き込み)ができる。そして、表示データ
の更新は、大容量の原本データをやり取りすることな
く、データ容量の小さいフィルム(レイヤー)データの
みを交互に通信するので、高速な画像更新が可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。本発明の表示システムは、大型、大量の図
面、文書をベースとした調整、打合や、図面、文書の校
正作業を円滑に進めるためのツールであり、例えば、設
計業務の受注者から発注者に設計成果品が電子ファイリ
ングシステムのデータとして納品され、発注者がこの設
計成果に対して修正・変更依頼などをする場合を想定し
て説明する。
【0011】図1は、本発明の表示システムを含むネッ
トワーク全体の構成を示すブロック図である。例えば発
注企業内のLAN15にはサーバ10および複数のクラ
イアント(PC)13、14が接続されている。サーバ
10には、電子ファイリングシステムのデータベース1
1、本発明のフィルムシステムのデータベース12等が
設けられている。サーバ10には、電子会議のための接
続システムがインストールされていてもよい。
【0012】LAN15はインターネット16に接続さ
れており、インターネット16には例えば受注業者等の
複数の外部インターネット端末17〜19が接続されて
いる。本発明の表示システムは各クライアント13、1
4あるいは各インターネット端末17〜19(以下端末
と記す)にそれぞれインストールされ、実行される。サ
ーバ10は各端末間の接続処理あるいは、原本データや
フィルムデータの各端末への配信のために使用してもよ
いが、本発明の実施に必須のものではない。なお、以下
の説明においては、各端末にすでに原本ファイルが配信
され、保存されているものとする。
【0013】図2は、本発明の表示システムを実行する
端末(13、14、17〜19)のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。パソコンのCPUは、ROMあるいはRAMに記憶
された後述する本発明のプログラムを実行する。HDD(ハ
ードディスクドライブ)I/Fは原本やフィルムデータおよ
び本発明のプログラムを記憶し、CD-ROMI/F、FDD(フレ
キシブルディスクドライブ)I/Fは記録媒体からデータの
読み出しあるいは書き込みを行う。USBI/Fはキーボード
およびマウスとの通信を行い、ビデオI/Fはディスプレ
イへ画面表示信号を出力する。通信I/Fはインターネッ
トとの通信を行う。なお、これは一例であり、周知の任
意のコンピュータにおいて本発明を実行可能である。
【0014】図3は、本発明の表示システムの処理内容
を示すフローチャート(1)である。本発明の表示シス
テムを起動すると、まず初期画面を表示し、S10にお
いては使用者の指示操作があるまで待つ。指示が入力さ
れるとS11に移行し、指示を分析して該当する処理へ
移行する。
【0015】S12においては、指示された相手と接続
を行う。本発明の表示システムにおいては、予め相手端
末のURLが判明していれば、直接相手端末と接続する
ようにしてもよいし、自社内あるいはインターネット内
に設置された公知の会議サーバを利用してもよい。一例
としては、マイクロソフト社がサービスしているNetmee
ting(登録商標)サービスを利用することが可能であ
る。S13においては、もし既に原本ファイルおよびフ
ィルムファイルが指定されていれば、当該ファイルのフ
ァイル名を相手端末に通知する。
【0016】S14においては、使用者の指示した原本
ファイルをオープンして表示する。原本ファイルは、任
意のアプリケーションプログラムのデータファイルある
いは汎用形式の画像ファイルであってもよく、その場合
には当該アプリケーションあるいは画像形式と対応する
ビューア(データ表示プログラム)によって表示を行
う。また、本出願人が先に出願した電子ファイリングシ
ステム(特開2002-007385参照)あるいは公知の任意の
電子ファイリングシステムも利用可能である。この場合
には、それぞれの電子ファイリングシステムに装備され
ているビューアを利用することができる。S15におい
ては、既に接続されている相手端末があれば、当該端末
に原本ファイル名を通知する。
【0017】S16においては、使用者の指示に基づ
き、フィルムに関する各種操作を行う。フィルムデータ
に1つ以上含まれるレイヤーデータとは、原本の上に重
ねられた透明のシートと考えることができ、使用者はこ
のシート上に任意の注釈データを書き込むことができ
る。データ構造は後述するが、レイヤーシートは何枚で
も生成可能である。フィルム(レイヤー)の操作につい
ては、例えばフィルムおよびレイヤーの新規作成、削
除、切り替え、表示の設定、合成等がある。
【0018】実施例においては、1つの端末においてレ
イヤーが生成された場合には、接続されている他の全て
の端末において当該レイヤーと対応するレイヤーが生成
され、以降各端末のレイヤーの内容が全て同じになるよ
うに同期処理が行われる。従って、例えば3台の端末が
接続された場合には、各端末には1つの原本と対応する
1つのフィルムデータ内に3つ(あるいはそれ以上)の
レイヤーデータが存在する。そして、後述するが、基本
的にはレイヤーを生成した使用者のみが当該レイヤーに
書き込むことが可能である。切り替えとは、レイヤーの
上下関係の切り替え(順序の入れ替え)である。レイヤ
ーは原本上に下から順に上書きで表示されるので、重な
った部分においては、一番上にあるレイヤーの注釈デー
タのみが表示される。表示設定とは、各レイヤーの表示
/非表示、アクティブ/アンアクティブの設定、変更処
理である。S17においては、既に接続されている相手
端末があれば、当該端末にフィルム(レイヤー)操作情
報を通知する。
【0019】S18においては、使用者のキーボードや
マウスの操作に基づいてフィルムの注釈データを生成す
る。ここでいう注釈データとは、フィルムに書き込んだ
任意のデータを指す。フィルムには任意の位置に任意の
大きさおよび色で、文字列、点、線、丸、四角などの図
形、マウス軌跡などの注釈データを書き込むことができ
る。S19においては、更新されたフィルムデータと原
本データとを重ねて表示する。即ち、まず原本データを
表示し、その上にフィルムデータを上書きで表示する。
複数のフィルムがある場合には下のフィルムから書き込
んでいく。S20においては、例えば使用者が送信操作
を行うことによって、既に接続されている相手端末があ
れば、更新されたレイヤーあるいは注釈データからなる
フィルム更新情報(あるいは更新されたフィルムデータ
全部)を当該端末に送信する。
【0020】S21においては、使用者の指示に基づ
き、チャットウィンドウ内に入力された文字データを表
示し、S22においては、当該文字データを接続されて
いる相手端末に送信する。S23においては、開いてい
る全てのファイルを保存してクローズし、S24におい
ては、接続を切断して処理を終了する。
【0021】図4は、本発明の表示システムの処理内容
を示すフローチャート(2)である。この受信割り込み
処理は、図3の処理と独立して、OSにおいて本発明の
表示システムへの受信データが検出されるたびに実行さ
れる。S30においては、受信データをOSから読み込
む。S31においては、受信データを分析し、データの
内容に従って対応する処理へ移行する。
【0022】S32においては、接続あるいは切断の要
求に従って、相手端末との接続あるいは切断を確立す
る。S33においては、受信データの内容に従って、例
えばフィルムの新規作成、削除、切り替え、表示の設
定、合成等のフィルム、レイヤーに関する各種操作を行
う。
【0023】S34においては、フィルム更新情報(あ
るいは更新されたフィルムデータ全部)を受信し、対応
するフィルムデータを更新して原本データと重ねて表示
する。
【0024】S35においては、受信データに含まれる
原本ファイル名に基づき、対応するビューアで予め保存
されている原本ファイルをオープンして表示する。S3
6においては、受信したチャットデータをチャットウィ
ンドウに表示する。
【0025】図5は、本発明の表示システムにおける各
種データの構造を示す説明図である。図5(a)は前述
した本出願人による先の出願の電子ファイリングシステ
ムのデータ構造を示す説明図である。このデータには、
オリジナルのアプリケーションデータと共にアプリケー
ションが生成する表示印刷用データが含まれており、こ
の表示印刷用データは対応するビューアを使用すること
によってアプリケーションプログラム無しで表示、印刷
が可能である。
【0026】図5(b)は、(a)の電子ファイリング
システムと本発明の表示システムとを組み合わせた場合
のデータ構造を示す説明図である。この場合、(a)の
電子ファイリングデータに更にフィルムデータが付加さ
れる。図5(c)は、一般の任意のアプリケーションと
本発明の表示システムとを組み合わせた場合のデータ構
造を示す説明図である。この場合、オリジナルデータに
フィルムデータが付加される。なお、対応するビューア
があれば、オリジナルデータとしては例えばワープロ、
表計算、プレゼンテーションなどのデータであってもよ
いし、GIFやJPEGなどの汎用形式の画像ファイルであっ
てもよい。
【0027】図5(d)は、(b)または(c)のフィ
ルムデータの構造を示す説明図である。フィルムデータ
は複数のレイヤーからなり、レイヤーにはカバーレイヤ
ーと通し番号を付したその他のレイヤーがある。カバー
レイヤーに書き込まれた注釈データは全てのページに表
示させることが可能である。従って、カバーレイヤーは
例えば電子ファイルデータの複数のページに共通のヘッ
ダーやフッターのために使用可能である。
【0028】その他のレイヤーは後述する注釈データを
指定したページにのみ表示することができる。その他の
レイヤーは例えば参加した端末の数だけ生成され、それ
ぞれのレイヤーが端末と対応している。
【0029】各レイヤーには、名称、表示/非表示、ア
クティブ/アンアクティブ、フィルム作成者のIDコー
ド、作成日時、修正日時、セキュリティ情報(表示用お
よび修正用パスワード)、複数の注釈データが含まれて
いる。
【0030】名称は、レイヤーを識別する名称であり、
カバー(Cover)はカバーレイヤーを示す予約された名
称である。表示/非表示は当該レイヤーを表示するか否
かを示すフラグである。アクティブ/アンアクティブ
は、当該レイヤー内の注釈データの変更操作が可能か否
かを示すフラグである。
【0031】セキュリティ情報は、表示用および修正用
のパスワードを含んでいる。それぞれのパスワードに何
も記入されていない場合には、任意の端末の使用者が当
該レイヤーの表示および修正が可能であり、全員が書き
込めるフィルムとして使用できる。表示用パスワードに
文字列が登録されている場合には、当該フィルムの作成
者のIDおよび正当なパスワードを入力した場合にのみ
表示が可能である。修正用パスワードに文字列が登録さ
れている場合には、当該フィルムの作成者のIDおよび
正当なパスワードを入力した場合にのみ当該フィルムへ
の書き込み、修正が可能である。
【0032】図5(e)は、フィルムデータに含まれる
個々の注釈データのデータ構造を示す説明図である。サ
イズは注釈データのデータサイズである。タイプは、
線、矩形、コメント文字列、画像など注釈データのデー
タタイプをを表している。ページ番号は、原本データの
対応するページ番号である。レイヤ番号は、当該注釈デ
ータが属するレイヤを識別する番号である。
【0033】原点位置は、当該注釈データの座標原点位
置選択情報(座標系)を示す。作図位置は、指定された
座標系における注釈の表示位置を示す座標データであ
る。注釈データは、例えば書式情報付きの文字列デー
タ、丸や四角などのベクトル図形情報、マウスのベクト
ル軌跡情報等の表示情報である。
【0034】図6は、原点位置選択情報の内容を示す説
明図である。図6に示すように、原点位置は用紙の9箇
所の内の1つを選択して設定する。
【0035】図7は、原点位置選択情報の使用例を示す
説明図である。図7(a)は原点位置を用紙の左上にし
た場合の例であり、例えば全ての用紙に打ち合わせタイ
トルをヘッダーとして入れたい場合に、カバーレイヤー
に、原点位置を用紙の左上に指定してタイトルの文字列
を注釈データとして入力すれば、各ページの用紙サイズ
が異なっていても、適切な位置にヘッダーが表示可能で
ある。(b)はフッターとしてページ番号や日付けを入
れる場合であり、この場合には原点位置を左下に指定す
ればよい。
【0036】図8は、本発明の表示システムのレイヤー
管理に関する操作画面例を示す説明図である。図8
(a)は本発明の表示システムのレイヤー管理画面例を
示す説明図であり、生成されているレイヤの一覧表が表
示されている。図8(b)は指定したレイヤーのセキュ
リティ情報のプロパティを設定するための画面であり、
当該レイヤーの作成者のみが、それぞれのパスワードの
設定を行うことができる。図8(c)は、レイヤーのプ
ロパティの作成者等の情報を入力/表示する画面例であ
る。図9、10は、本発明の表示システムの使用手順例
を示すフローチャート(1)および(2)である。S5
0においては、端末A機、B機にて本発明の表示システ
ムを立ち上げる。S51においては、会議サーバにA
機、B機それぞれが接続することによって、あるいは直
接A機からB機を接続する。
【0037】S52においては、例えば、Aの使用者が
原本データとしてA機のデータファイルの中から原本デ
ータ1を呼び出す。S53においては、A機で指定され
た原本データ名がB機に通知され、当該データがB機に
あればS54に移行するが、ない場合にはS55に移行
する。
【0038】S54においては、B機も同様に原本デー
タ1を呼び出す。また、S55においては、原本データ
1をA機からB機に転送するか、あるいはB機がDBサ
ーバから読み出し、S56においてB機も同様に原本デ
ータ1を呼び出す。
【0039】S57においては、すでに作成して保存し
てあるフィルムデータを呼び出すか否かが使用者によっ
て判定され、呼び出す場合にはS58に移行するが、そ
うでない場合にはS59に移行する。S58において
は、保存されているフィルムデータファイルの中から呼
び出すデータを選択して呼び出すと共に、B機にも通知
され、B機においても同様に呼び出すか、あるいはA機
において呼び出したフィルムデータをB機に転送する。
【0040】また、S59においては、A機においてフ
ィルムレイヤーAを、B機においてフィルムレイヤーB
を作成し、それぞれ作成したフィルムレイヤー情報を相
手端末に転送する。それぞれの端末においては、相手端
末からフィルムレイヤー情報を受信した場合には新たに
レイヤーデータを生成する。従って、各端末において
は、原本データ、レイヤーA、レイヤーBが重ねて表示
される状態となる。
【0041】S61においては、各機において、それぞ
れ自端末にて生成したレイヤー上にコメント等を書き込
む。S62においては、使用者の書き込みに基づきレイ
ヤーデータ(注釈データ)が作成される。S63におい
ては、原本データと書き込まれたレイヤーデータ(注釈
データ)が重なって表示される。S64においては、相
手端末にレイヤー(注釈)更新データが転送され、相手
端末のフィルムデータも更新されて表示の同期が取られ
る。S65においては、AB機共に原本と更新されたフ
ィルムデータとが重なって表示される。
【0042】S66においては、まだコメント等の書き
込みがあるか否かが判定され、ある場合にはS61に戻
って、表示の同期処理が繰り返されるが、処理を終了す
る場合にはS67に移行する。S67においては、必要
に応じてレイヤーA、Bを含むフィルムデータをフィル
ムDBに保存して処理を終了する。
【0043】以上、実施例を開示したが、本発明におい
ては以下のような変形例も考えられる。注釈データとし
ては、使用者が書き込む例を開示したが、原本データの
一部または全部をレイヤーにコピーすることができるよ
うにしてもよい。また、テキストファイルや写真、音
声、映像データファイルのレイヤーへの読み込みあるい
はクリップボードからの貼り付けができるようにしても
よい。
【0044】実施例としてはチャット機能により会議を
行う例を開示したが、音声、あるいは音声および動画像
による会議機能を備えてもよい。逆に、会議機能として
は外部のシステムを利用し、本発明のシステムとしては
表示の同期のみを行うようにしてもよい。なお、チャッ
トの記録を残し、フィルムデータに添付しておくことが
できるようにしてもよい。
【0045】実施例としては、最低端末の数だけレイヤ
ーが生成される例を開示したが、レイヤーは1枚とし、
注釈データごとに作成者やセキュリティ情報を持つよう
にしても実施例と同様の機能を実現できる。
【0046】実施例としては、電子ファイリングシステ
ムと組み合わせた場合に、フィルムデータを電子ファイ
リングシステムの原本データフィルとは独立して保存す
る例を開示したが、フィルムデータを電子ファイリング
システムの原本データフィルの一部として保存し、本発
明の表示システムの機能を電子ファイリングシステムの
機能の一部として統合してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
原本データが作成された高価なアプリケーションプログ
ラムをお互いに持つ必要がなく、また、打合わせ会議の
際に、複数のアプリケーションプログラムを立ち上げ
て、不慣れなアプリケーション操作をする必要がないと
いう効果がある。また、表示の同期を取るための通信が
フィルムデータの変更部分のみの交換で済むようにな
り、通信時間および同期時間が大幅に短縮され、快適な
打合わせ会議を実現させる事ができるという効果もあ
る。更に、フィルムに作成者、日付、ページ情報等を記
録できるようにすることにより打合わせ議事録にも利用
できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワーク全体の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】端末のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の表示システムの処理を示すフローチャ
ート(1)である。
【図4】本発明の表示システムの処理を示すフローチャ
ート(2)である。
【図5】本発明の表示システムの各種データ構造を示す
説明図である。
【図6】原点位置選択情報の内容を示す説明図である。
【図7】原点位置選択情報の使用例を示す説明図であ
る。
【図8】本発明のシステムのレイヤー管理操作画面例を
示す説明図である。
【図9】本発明システムの使用手順例を示すフローチャ
ート(1)である。
【図10】本発明システムの使用手順例を示すフローチ
ャート(2)である。
【符号の説明】
10…サーバ、11…電子ファイリングシステムDB、
12…フィルムDB、13、14…端末(PC)、15
…LAN、16…インターネット、17、18、19…
インターネット端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 G09G 5/36 520M (72)発明者 高階 徹 大阪府箕面市船場東2丁目1番15号株式会 社ジェック内 Fターム(参考) 5B057 BA26 CC01 CE08 CH07 CH08 CH11 CH12 CH18 DA02 DA07 DA16 DB02 5C062 AA02 AA14 AB18 AB23 AC41 BA04 5C076 AA12 AA15 AA17 BA06 CA10 5C082 AA27 AA34 AA36 BB01 CA56 CB01 CB06 DA87 MM02 MM09 5E501 AA02 AB19 AB20 AC02 AC14 AC16 AC20 AC23 AC25 AC34 BA01 BA05 CA02 DA02 EA21 EB14 EB16 FA06 FA15 FA32 FB29

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原本ファイルと対応してレイヤーデータを
    含むフィルムデータを生成する生成手段と、 使用者の操作に基づきフィルムデータを更新する操作更
    新手段と、 フィルム更新データを送信する送信手段と、 受信したフィルム更新データに基づきフィルムデータを
    更新する受信更新手段と、 原本ファイルの画像と対応するフィルムデータの画像と
    を重ねて表示する表示手段とを備えたことを特徴とする
    表示システム。
  2. 【請求項2】1つの前記フィルムデータは複数の前記レ
    イヤーデータを含み、前記操作更新手段によって更新さ
    れたフィルムデータと、前記受信更新手段によって更新
    されたフィルムデータとはそれぞれ別のレイヤーデータ
    として管理されることを特徴とする請求項1に記載の表
    示システム。
  3. 【請求項3】前記フィルムデータは原本となる電子ファ
    イリングシステム用の電子ファイルデータの一部として
    保存されることを特徴とする請求項1に記載の表示シス
    テム。
  4. 【請求項4】前記レイヤーデータには原本の全てのペー
    ジに注釈を表示できるカバーレイヤーとその他のレイヤ
    ーがあり、それぞれのレイヤーには表示あるいは修正の
    制御情報および注釈情報が含まれることを特徴とする請
    求項1に記載の表示システム。
  5. 【請求項5】前記注釈情報には座標の原点位置選択情報
    が含まれることを特徴とする請求項5に記載の表示シス
    テム。
  6. 【請求項6】原本ファイルと対応してレイヤーデータを
    含むフィルムデータを生成するステップと、 使用者の操作に基づきフィルムデータを更新するステッ
    プと、 フィルム更新データを送信するステップと、 受信したフィルム更新データに基づきフィルムデータを
    更新するステップと、原本ファイルの画像と対応するフ
    ィルムデータの画像とを重ねて表示するステップとを含
    むことを特徴とする表示方法。
  7. 【請求項7】コンピュータを、 原本ファイルと対応してレイヤーデータを含むフィルム
    データを生成する生成手段、 使用者の操作に基づきフィルムデータを更新する操作更
    新手段、 フィルム更新データを送信する送信手段、 受信したフィルム更新データに基づきフィルムデータを
    更新する受信更新手段、 原本ファイルの画像と対応するフィルムデータの画像と
    を重ねて表示する表示手段として機能させるためのプロ
    グラム。
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