JP2003307314A - 加熱調理器の重量測定方法および重量測定装置 - Google Patents

加熱調理器の重量測定方法および重量測定装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターンテーブルの無い電子レンジにおいて、
被加熱物の重量測定のためにキャビネット全体の重量を
測定する場合、非測定時に衝撃による加重が検出器にか
かることを防止する。 【解決手段】 キャビネット1を支持する脚4にダンパ
10を設ける。ダンパ10と差圧センサ11の両側の入
口22、24とを導管21により接続する。低圧側入口
24とダンパ10との間に、常時開の開閉弁28を介装
する。非測定時には、差圧センサ11の両入口22、2
4に同じ圧力が加わる。測定時に、開閉弁28を閉じ、
ガラステーブル3に被加熱物を載置すると、ダンパ10
が変形して、その圧力変動が差圧センサ11に伝達され
る。被加熱物の重量に相当する圧力差が生じ、これを差
圧センサ11で検出して、重量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品等の被加熱物
を加熱庫に収容して加熱する電子レンジ、オーブン等の
加熱調理器における被加熱物の重量を測定するための重
量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ターンテーブルを有する電子レンジにお
いては、ターンテーブルに載せた食品の重量を測定する
ように重量センサが設けられている。すなわち、食品の
重量は、ターンテーブルの軸を介して重量に比例して可
動する板ばねに伝わる。その板ばねと固定板とのギャッ
プによる静電容量の変化を検出することにより、重量が
検出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ターンテー
ブルの無い電子レンジでは、食品の重量により可動する
部材が無いため、上記の重量センサを採用することがで
きない。そこで、ターンテーブルの無い電子レンジにお
いて、重量測定をする場合は、電子レンジ全体の重量を
測定することになる。しかし、20kg程度の電子レン
ジの重量に対し、食品の重量の検知精度を10gとする
場合、重量センサにおけるダイナミックレンジが広くな
るため、精度が要求され、従来のような静電容量式重量
センサでは測定が困難となる。
【0004】そこで、本発明は、上記に鑑み、加熱調理
器全体の重量の変化を検出しながらでも、被加熱物の重
量を精度よく検出することができる加熱調理器の重量測
定装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、キャビネットの加熱庫に被加熱物が収容され、前
記キャビネットを支持する支持体が設けられ、前記キャ
ビネットから支持体にかかる加重の変動を検出する検出
器と、検出された加重の変動に基づいて被加熱物の重量
を算出する測定手段とを備えたものである。
【0006】非測定時に検出器に対する加重の伝達を遮
断する保護手段を設けておく。この保護手段によって、
非測定時に検出器に対する加重の伝達が遮断され、検出
器に対するキャビネットの重量の影響を排除することが
できる。測定時には、保護手段の作動を解除すれば、検
出器に加重が伝達され、重量を測定できる。
【0007】そして、加熱庫に被加熱物が収容されたと
き、支持体が受けるキャビネットからの加重の変動を検
出器によって検出することにより、被加熱物の重量を算
出することができる。
【0008】ここで、加重の変動は、圧力の変動あるい
は位置の変化として検出器に伝達される。そこで、検出
器は、支持体に加わる加重を直接的に検出する圧力セン
サ、歪センサであったり、あるいは他の部材を介して伝
達された支持体の変化を間接的に検出する圧力センサ、
位置センサである。保護手段としては、開閉弁、切換
弁、シャッタのように圧力の伝達を遮断するもの、クラ
ッチのように支持体と検出器との関係を機械的に切り離
すものとする。あるいは、支持体にキャビネットからの
加重がかからないように、補助的な支持体を設けた機構
としてもよく、非測定時に補助的な支持体によってキャ
ビネットを支持して、支持体への加重をなくす。
【0009】具体的な解決手段は、キャビネットの複数
の脚にかかる加重に反応する作動体と、加重による前記
作動体の変化を検出する検出器と、該検出器の出力から
被加熱物の重量を演算する制御部とを備えたものであ
る。脚はキャビネットに対して相対的に移動可能に取り
付けられる。また、検出器に対するキャビネットの重量
の影響を排除するための保護手段が設けられる。
【0010】作動体は、キャビネットからかかる加重に
対する反力を生じるものであればよく、キャビネットか
らの加重によって反応するダンパ、シリンダが適してお
り、脚に内蔵される。作動体の反応は、圧力変動あるい
は変位といった変化として出力され、流体、連結部材等
の媒体を介して検出器に伝達される。保護手段は、制御
部によって加熱庫内の被加熱物の有無に応じて動作を制
御され、被加熱物がある場合、保護手段の作動は解除さ
れ、被加熱物がない場合、保護手段は作動して、非測定
時に検出器に対する作動体からの出力の伝達を遮断す
る。
【0011】被加熱物の有無は、例えば加熱庫のドアの
開閉によって判断する。ドアが開いている状態では、被
加熱物を収容可能であるので、被加熱物がありと判断す
る。あるいは、加熱庫内に被加熱物があるか否かを直接
検出してもよい。被加熱物がなければ、非測定時である
と判断される。
【0012】検出器として差圧センサを用いるとき、差
圧センサと作動体とが導管により連結され、流体の圧力
媒体を介して作動体から差圧センサに圧力が伝達され
る。圧力媒体が封入された作動体は、差圧センサの高圧
側入口および低圧側入口に導管を通じて接続される。
【0013】このとき、保護手段としては、低圧側入口
と作動体とを連通する導管中に介装された開閉自在な開
閉弁、切換弁、シャッタといった規制体とする。規制体
は、測定時に低圧側入口への作動体からの圧力を遮断す
るために閉じ、非測定時に低圧側入口に作動体からの圧
力を伝達するために開くように制御される。
【0014】より具体的な構成として、脚に、前記キャ
ビネットからの加重により内圧が変化する作動体が設け
られ、被加熱物が収容されたときの加重による前記作動
体の内圧変化を検出する差圧センサと、前記作動体から
の圧力を前記差圧センサに伝達する導管と、前記差圧セ
ンサの出力から被加熱物の重量を演算する制御部とを備
える。導管は、差圧センサに達する手前の中間点で分岐
され、一方の導管が前記差圧センサの高圧側入口に接続
され、他方の導管が前記差圧センサの低圧側入口に接続
され、他方の導管中に開閉自在な規制体が介装され、該
規制体は、常時開状態とされ、被加熱物の重量測定時に
閉状態とされる。
【0015】加熱庫のドアが開けられたとき規制体を閉
じ、被加熱物が収容されてドアが閉じられたときに重量
測定を行い、測定後に規制体を開く。これにより、重量
の測定後、調理中や次にドアが開けられるまで差圧セン
サには差圧が印加されないので、過大な加重や衝撃がキ
ャビネットに加わっても、差圧センサには影響が及ば
ず、差圧センサが破損することはない。
【0016】あるいは、測定後、加熱スイッチがオンさ
れたときに規制体を開くようにしてもよい。加熱スイッ
チがオンされるまで規制体は閉じているので、再びドア
を開けて、被加熱物の追加や交換を行っても再び重量を
測定することができる。
【0017】重量を測定するに際して、検出器による検
出を複数回行い、各測定値のばらつきが所定の範囲内に
あるとき、全測定値の平均値に基づいて被加熱物の重量
を算出する。より詳細には、加熱庫のドアが閉じられた
後、1回目の重量測定を行い、所定時間後に2回目の重
量測定を行い、1回目の測定値と2回目の測定値との差
および両測定値の平均値を求め、前記差を平均値で割
り、割った値が一定範囲にある場合、前記平均値に基づ
いて被加熱物の重量を算出する。
【0018】このように、複数の測定値に基づいて重量
を算出することにより、被加熱物を置いたり、ドアを閉
めたときの振動、キャビネットに何かが当たったときの
衝撃によって、測定誤差が大きくなっても、振動、衝撃
が収まった状態で圧力を検出できる。したがって、精度
の高い重量の測定を行える。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態のターンテー
ブルの無い電子レンジを図1に示す。キャビネット1内
に被加熱物を収容するための加熱庫2が形成され、加熱
庫2内にガラステーブル3が載置台として固定されてい
る。なお、キャビネット1は4本の脚4により支持され
ている。そして、マグネトロン5より発生したマイクロ
波は、導波管6を通り、アンテナ7から放射され、ガラ
ステーブル3を透過して、ガラステーブル3に載置され
た食品等の被加熱物を加熱する。
【0020】この食品の重量を測定するための重量測定
装置としては、図1、2に示すように、キャビネット1
全体の加重に反応する作動体であるダンパ10と、加重
によるダンパ10の変化を検出する検出器である差圧セ
ンサ11と、該差圧センサ11の出力から被加熱物の重
量を演算するマイコンからなる制御部12とを備えてい
る。なお、図中、13は電源スイッチ、14は加熱スタ
ートスイッチ、15は加熱庫2のドアの開閉状態を検出
するドア開閉検知スイッチである。
【0021】図3に示すように、各脚4は、キャビネッ
ト1の底板1aに隙間をあけて取り付けられ、脚4とキ
ャビネット1とは上下方向に相対的に移動可能な構造と
される。キャビネット1の加重がかかる脚4にダンパ1
0が内蔵されている。ダンパ10と底板1aとの間に
は、ダンパ押え体20が介装され、ダンパ押え体20が
キャビネット1からの加重をダンパ10に伝えることに
より、テーブル等の台に設置された脚4に対してキャビ
ネット1が上下動する。
【0022】ダンパ10は、密閉構造とされ、内部に不
活性ガスが封入されている。不活性ガスには窒素ガスを
用いることが好ましい。各脚4に配されたダンパ10と
キャビネット1に内装された差圧センサ11とは、図4
に示すように、導管21を通じて接続され、導管21内
を不活性ガスが流れる。不活性ガスが圧力媒体として作
用し、加重によってダンパ10が変動したときの圧力の
変動を差圧センサ11に伝達する。圧力媒体として窒素
ガスのような不活性ガスを使用することにより、ダンパ
10等に使用するゴムの劣化がほとんどなくなり、長寿
命を達成することができる。
【0023】各ダンパ10からの導管21は、差圧セン
サ11の高圧側入口22に直接接続され、この導管21
の中間点から分岐した分岐管23が低圧側入口24に接
続される。これにより、差圧センサ11の両側の入口2
2、24に不活性ガスを介して圧力が加わる。
【0024】差圧センサ11は、公知の構造のものであ
り、図5に示すように、圧力を受けることにより変形す
るシリコン単結晶製のダイヤフラムに、熱拡散によりピ
エゾ抵抗25が形成され、4個のピエゾ抵抗25がブリ
ッジ接続された構造である。それぞれのピエゾ抵抗25
において、圧力印加により、a、bの抵抗25の抵抗値
が大きくなる方向にダイヤフラムが変形すれば、c、d
の抵抗25の抵抗値は小さくなる。定電流源26を設け
ておくことにより、圧力による抵抗変化が電圧変化とし
て出力され、この出力電圧を電圧検出回路27によって
検出すれば、圧力の変動を検出できる。
【0025】また、非測定時において差圧センサ11に
対するキャビネット1の重量の影響を排除するために、
非測定時にダンパ10からの圧力を差圧センサ11に対
して伝達しないように遮断する規制体である開閉弁28
が設けられている。開閉弁28は、分岐管23の途中に
介装され、制御部12からの指令によって開閉する常時
開の電磁弁である。開閉弁28が開いた状態のとき、差
圧センサ11の両入口22、24にダンパ10からの圧
力が加わり、閉じた状態のときには、ダンパ10からの
圧力は高圧側入口22のみに加わる。
【0026】このように、非通電時に開閉弁28を開い
ておくことによって、差圧センサ11に対するダンパ1
0からの圧力がキャンセルされ、差圧センサ11のダイ
ヤフラムは変形しない。このとき、ダンパ10にはキャ
ビネット1の重量に相当する圧力がかかっているが、差
圧センサ11の出力は0である。すなわち、開閉弁28
は、差圧センサ11に対して、ダンパ10からの圧力の
伝達を遮断することになる。このような分岐管23を開
閉する開閉弁28によって、非測定時において差圧セン
サ11に対するキャビネット1の重量の影響を排除する
ための保護手段が構成される。
【0027】開閉弁28は、ドアの開閉に応じて制御部
12により開閉制御される。すなわち、制御部12は、
ドア開閉検知スイッチ15によりドアの開状態が検出さ
れたとき、開閉弁28に通電してオンするとともに、重
量測定後に開閉弁28への通電を停止してオフする。ま
た、制御部12は、ドアが開いて、その後ドアが閉じら
れたときに重量の測定を行う測定手段を構成するもので
あり、測定された重量に基づいて入力された調理内容に
応じた調理時間を設定して、被加熱物に対する加熱制御
を行う。
【0028】次に、食品等の被加熱物の重量測定方法を
図6のフローチャートに基づいて説明する。ダンパ10
には常時キャビネット1全体の重量に相当する圧力が加
わっており、その圧力は、キャビネット1の重量を20
kgとし、ダンパ10を押さえるダンパ押え体20の面
積が4ヶ所で合計20cm2とすれば、1kg/cm2
なる。開閉弁28は開いた状態にあるため、この圧力は
差圧センサ11の両側の入口22、24に印加され、差
圧センサ11には何の応力も発生しない。このように、
開閉弁28は常時開状態にあるので、差圧センサ11の
ダイヤフラムにはキャビネット1の重量に相当する変形
は発生しない。したがって、非測定時における差圧セン
サ11にかかる負荷を軽減でき、差圧センサ11の長寿
命化を図れる。
【0029】電源スイッチ13のオン後、制御部12
は、ドア開閉検知スイッチ15からの信号により加熱庫
2のドアの開閉状態を検出して、ドアの開状態を認識す
ると、開閉弁28を閉じる。このとき、差圧センサ11
の低圧側入口24には、キャビネット1全体の重量に相
当する圧力がかかった状態に維持される。このような状
況において、被加熱物をガラステーブル3に載置する
と、各ダンパ10にその重量に相当する加重がかかり、
ダンパ10内の圧力が上昇する。この圧力は、圧力媒体
により伝達され、差圧センサ11の高圧側入口22に印
加される。例えば被加熱物の重量を20gとすると、上
昇圧力は0.001kg/cm2となる。したがって、差
圧センサ11のb側圧力はa側圧力より0.001kg
/cm2大きくなり、差圧センサ11のダイヤフラムが
歪む。ドアを閉じると、制御部12は、ドア開閉検知ス
イッチ15によりドアが閉状態であることを認識して、
差圧センサ11の出力電圧を検出する。
【0030】制御部12は、この検出から一定時間経過
後に、再度差圧センサ11の出力電圧を検出してから、
1回目の測定値と2回目の測定値との差および両測定値
の平均値を求め、前記差を平均値で割り、割った値が一
定範囲にある場合、平均値に基づいて被加熱物の重量を
算出する、といった所定のプログラムにしたがって重量
を算出する。なお、差圧センサ11の出力測定は2回に
限らず、3回以上行ってもよい。このように時間をあけ
て複数回の検出を行うと、被加熱物を載置したときやド
アを閉めたときの振動、あるいはキャビネット1に何か
が当たったときの振動が発生した場合でも、振動が収ま
った状態において圧力の検出を行うことができる。した
がって、ダンパ10への振動の影響をなくして、安定し
た測定値が得られ、被加熱物の重量を正確に検出でき
る。
【0031】具体的には、最初に検出した圧力をK1、
一定時間後に検出した圧力をK2とすると、K1とK2
との平均値をKとし、KをK1とK2との差の絶対値で
割った値Cが所定値、例えば39より大きいか判定す
る。大きければ、K1とK2の平均値であるKを被加熱
物の重量に相当する圧力として認識する。このK値に基
づいて載置された重量を算出する。所定値より小さけれ
ば、差圧センサ11の圧力検出を最初からやり直す。ま
た、K1とK2との差が0であれば、平均値を差の絶対
値で割ることはせずに、検出された値を被加熱物の重量
に相当する圧力とする。なお、この図6に示す具体的な
算出方法では、上記の説明とは値Cの計算を逆にしてい
るので、所定値より大きいときに重量の算出を行うが、
Cの逆数で見れば、一定範囲内にあるときに該当する。
また、上記の一定範囲あるいは所定値は、差圧センサ1
1の精度に基づいて決められるものである。
【0032】そして、算出された重量に基づいて調理時
間を決定した後、開閉弁28への通電を停止して、開閉
弁28を開く。開閉弁28を開いた後、一定時間内に加
熱スタートスイッチ14が操作されると、加熱をスター
トして、所望の加熱調理を行う。一定時間内に加熱スタ
ートスイッチ14が操作されない場合は、調理をしない
ものとして、電源はオフとなる。
【0033】ところで、被加熱物をガラステーブル3に
載置して、ドアを閉じた後、被加熱物を追加したり、あ
るいは別のものに変える場合がある。このような場合に
おける他の形態の重量測定方法として、制御部12で
は、重量を算出した後、自動的に開閉弁28を開くよう
にはせずに、加熱スタートスイッチ14が操作されたと
きに開閉弁28を開くように制御する。その他の構成お
よび方法は上記の実施形態と同じである。
【0034】すなわち、図7に示すように、上記と同様
に差圧センサ11の検出圧力より重量を算出して、調理
時間を決定した後、一定時間内に加熱スタートスイッチ
14が操作されると、開閉弁28を開いて、加熱を開始
する。一定時間内に加熱スタートスイッチ14が操作さ
れず、ドア開閉検知スイッチ15によりドアが開状態に
あることが検出されると、再度差圧検知シーケンスに戻
る。算出した重量は取り消し、変更された場合の重量の
測定を開始する。一定時間内に加熱スタートスイッチ1
4が操作されず、かつドアが閉じた状態の場合は、調理
をしないものとして、開閉弁28が開かれ、電源はオフ
となる。
【0035】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。上記の
電子レンジでは、ターンテーブルの無いものであった
が、ターンテーブル等のように上下動可能な載置台を有
する加熱調理器に本実施形態の重量測定装置を適用する
こともできる。また、電子レンジ以外のオーブン、炊飯
器、電磁調理器等の加熱調理器に適用してもよい。
【0036】脚の代わりにキャビネットを1本の支持体
により支持する構造として、支持体が受けるキャビネッ
トからの加重の変動を直接圧力センサあるいは歪センサ
といった検出器により検出して、加重の変動量から被加
熱物の重量を算出してもよい。また、この支持体にシリ
ンダを内蔵する、あるいは支持体をシリンダとして、作
動体としてのシリンダの圧力変動を圧力センサにより検
出する、あるいはシリンダの変位を変位センサ、位置セ
ンサ等の検出器により検出して、シリンダの変動から重
量を算出してもよい。
【0037】また、ダンパやシリンダ等の作動体をレバ
ー、リンクといった連結部材によって圧力センサ、位置
センサ等の検出器と接続し、圧力変動、変位といった出
力の変化を伝達する構造とし、途中にクラッチを設け、
出力の伝達を断続するようにしてもよい。このクラッチ
が保護手段として機能し、非測定時にはクラッチを切っ
て、検出器への出力を遮断し、測定時にクラッチを接続
して、検出器に出力を伝達する。なお、作動体の変位を
検出器に伝達する場合、微小な変位を増幅するために増
幅手段を設けておくとよい。増幅手段としては、てこを
応用する。
【0038】保護手段として、開閉弁の代わりに導管の
分岐点に切換弁を配してもよく、非測定時には差圧セン
サの両入口に導管が連通するようにし、測定時には高圧
側入口にのみ導管が連通するように切り換える。また、
開閉弁、切換弁やクラッチを設ける代わりに、キャビネ
ットの底板に上下動可能な補助支持体を設ける。補助支
持体は、例えばソレノイド、シリンダとして、非測定時
にキャビネットから下降させて、支持体の代わりにキャ
ビネットを支持する。そして、ドアが開いたときに補助
支持体を上昇させて、支持体にキャビネットからの加重
がかかるようにする。このように、作動体にキャビネッ
トの加重がかからないようにすることにより、圧力セン
サへの負荷を軽減できる。
【0039】重量測定を開始するときの開閉弁を閉じる
タイミングとして、ドアの開閉に基づいて被加熱物の有
無を検出する代わりに、ガラステーブル等の載置台上の
被加熱物を検出する赤外線センサ、光センサといった物
体検出器を設け、この物体検出器を利用して、電源スイ
ッチのオンオフに関係なく、加熱庫内に被加熱物が入っ
てきたことを常時検出するようにする。被加熱物が侵入
してきたときに、開閉弁を閉じ、その後ガラステーブル
に被加熱物が載置される。これによって、先に被加熱物
を載置して、ドアを閉じてから電源スイッチがオンされ
た場合、ドアの開閉が行われないので、開閉弁は開いた
状態のままであり、差圧センサにより圧力の変化を検出
できなくなるが、上記のように被加熱物の有無を常時検
出すれば、確実に重量測定を行うことができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、キャビネットを支持する脚等の支持体にかかる
加重の変動を検出器により検出することにより、ターン
テーブルの無い電子レンジ等の加熱調理器においても被
加熱物の重量測定を行うことができる。そして、キャビ
ネットの重量の影響を検出器が受けないようにすること
により、載置された被加熱物の重量による加重の変動の
みを検出することができる。そのため、検出器に精度の
高いものを使用することが可能となり、重量を精度よく
検出することができる。
【0041】また、非測定時には、差圧センサ等の検出
器に加重の伝達を遮断しているので、キャビネットに過
大な衝撃が加わっても、検出器には影響が及ばない。し
たがって、検出器の経時変化による劣化を軽減でき、さ
らに検出器の破損を防止できることにより、長期の信頼
性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の電子レンジの内部構
成を示す図
【図2】 電子レンジの重量測定装置の制御ブロック
【図3】 ダンパを内蔵した脚の断面図
【図4】 重量測定装置の概略構成図
【図5】 差圧センサの電気回路図
【図6】 重量測定のフローチャート
【図7】 他の形態の重量測定のフローチャート
【符号の説明】
1 キャビネット 2 加熱庫 3 ガラステーブル 4 脚 10 ダンパ 11 差圧センサ 12 制御部 13 電源スイッチ 14 加熱スタートスイッチ 15 ドア開閉検知スイッチ 21 導管 22 高圧側入口 24 低圧側入口 28 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01G 19/52 G01G 19/52 A 23/02 23/02 B 23/06 23/06 C H05B 6/68 320 H05B 6/68 320N

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの加熱庫に被加熱物が収容
    され、前記キャビネットに複数の脚が設けられた加熱調
    理器において、前記脚に、前記キャビネットからの加重
    により内圧が変化する作動体が設けられ、被加熱物が収
    容されたときの加重による前記作動体の内圧変化を検出
    する差圧センサと、前記作動体からの圧力を前記差圧セ
    ンサに伝達する導管と、前記差圧センサの出力から被加
    熱物の重量を演算する制御部とを備えたことを特徴とす
    る加熱調理器の重量測定装置。
  2. 【請求項2】 導管は、差圧センサに達する手前の中間
    点で分岐され、一方の導管が前記差圧センサの高圧側入
    口に接続され、他方の導管が前記差圧センサの低圧側入
    口に接続され、他方の導管中に開閉自在な規制体が介装
    され、該規制体は、常時開状態とされ、被加熱物の重量
    測定時に閉状態とされることを特徴とする請求項1記載
    の加熱調理器の重量測定装置。
  3. 【請求項3】 キャビネットの加熱庫に被加熱物が収容
    され、前記キャビネットを支持する支持体が設けられた
    加熱調理器において、前記加熱庫に被加熱物が収容され
    たとき、前記支持体が受けるキャビネットからの加重の
    変動を検出器によって検出して、前記加重の変動に基づ
    き被加熱物の重量を算出することを特徴とする加熱調理
    器の重量測定方法。
  4. 【請求項4】 検出器に対するキャビネットの重量の影
    響を排除するために保護手段を設け、該保護手段によ
    り、非測定時に前記検出器に対する加重の伝達を遮断
    し、測定時に前記検出器に加重を伝達することを特徴と
    する請求項3記載の加熱調理器の重量測定方法。
  5. 【請求項5】 キャビネットの加熱庫に被加熱物が収容
    され、前記キャビネットに複数の脚が設けられた加熱調
    理器において、前記脚に前記キャビネットから圧力を受
    ける作動体と、該作動体から伝達された圧力を検出する
    検出器と、前記作動体からの圧力を前記検出器に対して
    伝達しないように遮断する規制体とを設け、前記加熱庫
    に被加熱物が収容されたとき、前記規制体の作動を解除
    して、前記作動体の圧力を前記検出器に伝達し、該検出
    器からの出力に基づき被加熱物の重量を算出し、非測定
    時には、前記規制体を作動させて、前記検出器に対する
    前記キャビネットの重量の影響を排除することを特徴と
    する加熱調理器の重量測定方法。
  6. 【請求項6】 加熱庫のドアが開いたときに規制体の作
    動を解除して、検出器による検出を可能とし、前記ドア
    が閉じられて重量測定後、前記規制体を作動させること
    を特徴とする請求項5記載の加熱調理器の重量測定方
    法。
  7. 【請求項7】 加熱庫のドアが開いたときに規制体の作
    動を解除して、検出器による検出を可能とし、前記ドア
    が閉じられてから重量測定を行い、加熱スイッチがオン
    されたときに前記規制体を作動させることを特徴とする
    請求項6記載の加熱調理器の重量測定方法。
  8. 【請求項8】 重量測定は複数回行い、各測定値のばら
    つきが所定の範囲内にあるとき、全測定値の平均値に基
    づいて被加熱物の重量を算出することを特徴とする請求
    項3〜7のいずれかに記載の加熱調理器の重量測定方
    法。
  9. 【請求項9】 加熱庫のドアが閉じられた後、1回目の
    重量測定を行い、所定時間後に2回目の重量測定を行
    い、1回目の測定値と2回目の測定値との差および両測
    定値の平均値を求め、前記差を平均値で割り、割った値
    が一定範囲にある場合、前記平均値に基づいて被加熱物
    の重量を算出することを特徴とする請求項3〜7のいず
    れかに記載の加熱調理器の重量測定方法。
  10. 【請求項10】 キャビネットの加熱庫に被加熱物が収
    容され、前記キャビネットを支持する支持体が設けられ
    た加熱調理器において、前記キャビネットから支持体に
    かかる加重の変動を検出する検出器と、検出された加重
    の変動に基づいて被加熱物の重量を算出する測定手段と
    を備えたことを特徴とする加熱調理器の重量測定装置。
  11. 【請求項11】 検出器に対するキャビネットの重量の
    影響を排除するための保護手段が設けられ、該保護手段
    は、非測定時に前記検出器に対する加重の伝達を遮断す
    ることを特徴とする請求項10記載の加熱調理器の重量
    測定装置。
  12. 【請求項12】 キャビネットの加熱庫に被加熱物が収
    容され、前記キャビネットに複数の脚が設けられた加熱
    調理器において、前記脚にかかる加重に反応する作動体
    と、加重による前記作動体の変化を検出する検出器と、
    該検出器の出力から被加熱物の重量を演算する制御部と
    を備えたことを特徴とする加熱調理器の重量測定装置。
  13. 【請求項13】 脚がキャビネットに対して相対的に移
    動可能に取り付けられたことを特徴とする請求項14記
    載の加熱調理器の重量測定装置。
  14. 【請求項14】 検出器に対するキャビネットの重量の
    影響を排除するための保護手段が設けられ、該保護手段
    は、非測定時に前記検出器に対する作動体からの出力の
    伝達を遮断することを特徴とする請求項12または13
    記載の加熱調理器の重量測定装置。
  15. 【請求項15】 制御部は、加熱庫内の被加熱物の有無
    に応じて保護手段の動作を制御することを特徴とする請
    求項11または14記載の加熱調理器の重量測定装置。
  16. 【請求項16】 検出器として差圧センサが用いられ、
    該差圧センサと作動体とが連結され、圧力媒体を介して
    前記作動体から差圧センサに圧力が伝達されることを特
    徴とする請求項14記載の加熱調理器の重量測定装置。
  17. 【請求項17】 圧力媒体が封入された作動体は、差圧
    センサの高圧側入口および低圧側入口に導管を通じて接
    続され、保護手段は、前記低圧側入口と前記作動体とを
    連通する前記導管中に介装された開閉自在な規制体を有
    し、該規制体は、測定時に前記低圧側入口への前記作動
    体からの圧力を遮断するために閉じ、非測定時に前記低
    圧側入口に前記作動体からの圧力を伝達するために開く
    ように制御されることを特徴とする請求項16記載の加
    熱調理器の重量測定装置。
  18. 【請求項18】 圧力媒体として不活性ガスが用いられ
    たことを特徴とする請求項16または17記載の加熱調
    理器の重量測定装置。
  19. 【請求項19】 制御部は、加熱庫のドアが開けられた
    とき規制体を閉じ、前記ドアが閉じられたときに重量測
    定を行い、測定後に前記規制体を開くように制御を行う
    ことを特徴とする請求項2または17記載の加熱調理器
    の重量測定装置。
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