JP2003305357A - 薬剤添加装置 - Google Patents

薬剤添加装置

Info

Publication number
JP2003305357A
JP2003305357A JP2002145433A JP2002145433A JP2003305357A JP 2003305357 A JP2003305357 A JP 2003305357A JP 2002145433 A JP2002145433 A JP 2002145433A JP 2002145433 A JP2002145433 A JP 2002145433A JP 2003305357 A JP2003305357 A JP 2003305357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
drug
chemical
amount
raw water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002145433A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Onishi
正幸 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO LIFE KK
Original Assignee
TECHNO LIFE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECHNO LIFE KK filed Critical TECHNO LIFE KK
Priority to JP2002145433A priority Critical patent/JP2003305357A/ja
Publication of JP2003305357A publication Critical patent/JP2003305357A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道水等の原水の量が連続的に一定量供給さ
れているとき、または原水の量が変化した場合でも常に
水の量に追随比例して薬効液の供給量を自動調整でき、
簡単な構造で薬剤の補填,充填が容易な薬剤添加装置の
提供にある。 【解決手段】 本流管の途中に支流管および流出管を接
続しこれらを包含して薬剤添加槽を装着し、支流管は薬
剤添加槽の下部近傍まで到達させ、流出管は支流管より
短くて薬剤添加槽の上部近傍で薬効液に水没し上端は本
流管中央近傍に位置し、先端開口部は下流方向に向き、
管の先端開口部の圧力差で自動調整され、常に原水の流
量に比例した定量の薬効液を安定して添加できる取り扱
いの容易な構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水道水等の原水に、
薬剤を添加して改水する薬剤添加装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水道水等を使用する電気機器の
性能改善等のために薬剤添加装置に,薬剤を装填しこれ
ら原水を薬効水に改水させることができる。従来は、例
えば特開2000−301169号公報で開示されてい
るように、食塩やカルシューム等をカートリッジ容器に
入れ、下部から水道水等原水の全量を入れ溶出した薬効
水をそのまま導出する構造であり、その濃度が一定せ
ず、さらに薬剤が流れを妨げるため全量の流出量も不安
定であった。供給する原水の水量が変化すると薬効水の
濃度および流出量がさらに不安定となる。他の従来例と
して、例えば実開平8−1077号公報で開示されてい
るように、カルシュームなどをカートリッジに入れ目的
によりカートリッジ下方に延長している隔壁を流水管の
底部に当接する場合と、当接させない場合の使い分けが
できるものであるが、当接すれば特開2000−301
169号公報と同様に全量流入するので薬効水の濃度が
ばらつきやすく、当接させない場合も例えば水量が増す
とカートリッジに入る水量よりも流水管と隔壁とのすき
まを通過する水量のほうが増加するなど薬効水の濃度が
不安定となる。したがって、原水に定量の薬効液を混入
させて目的とする濃度に改水できないという欠点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】本考案は、水道水等の
原水の量が連続的に一定量供給されているとき薬効液を
安定して供給でき、また原水の量が変化しても薬効液の
供給量を水の量に追随して自動調整できるものである。
薬剤添加装置の構造は簡単で安価に製造でき、薬剤の補
填,充填が容易な構成のため取り扱いも簡便である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本考案は本流管の管路途中に薬剤添加槽を装着
し、本流管と薬剤添加槽には支流管aおよび流出管aで
連通し、支流管aは薬剤添加槽の下部近傍まで到達さ
せ、流出管aは支流管aより短くて薬剤添加槽の上部近
傍で薬効液に水没し上端は本流管中央近傍に位置し、流
出管出口aは下流方向に向き、ベルヌーイの定理の応用
で圧力差が生じ、常に原水の流量に比例した薬効液を安
定して添加できる構造簡単で取り扱いの容易な薬剤添加
装置の提供にある。
【0005】
【作用】本流管の管路に支流管aおよび流出管aを備え
これら支流管aおよび流出管aは薬剤添加装置に連通
し、流水量に比例して薬効液が溶出する作用を有する。
【0006】
【発明の実施例】図1は本考案の1実施例の要部断面図
である。本流管入口側10および本流管出口側11の間
に支流管a3および流出管a8を備え、これらが薬剤添
加槽1内に位置するように流水の本流管側の本流管装着
部12に薬剤添加槽装着部2を備え、内部に薬剤14お
よび薬効液15を入れた薬剤添加槽1をパッキン13を
押圧して密閉装着している。支流管a3は長く薬剤添加
槽1の略底部に達し添加する薬剤14の中に差し込まれ
た状態で、流出管a6は薬効液15の中にあり上層部に
流出管添加槽口8を有する構造である。流出管上部7は
本流管入口側10、本流管出口側11の内部に連なり、
流出管出口a9は下流方向に向いている。
【0007】水道水などの原水が、本流管入口側10か
ら本流管出口側11に流れるとき、ベルヌーイの定理に
より流出管上部7の先端すなわち流出管出口a9は負圧
となり、一部の水は支流管入口4から支流管添加槽口5
を経て薬剤添加槽1内に流入し、あらかじめ充填した薬
剤14(例えば食塩)を溶かし飽和溶液になると薬効液
15となり上層部に滞留し、流出管添加槽口8を通り流
出管出口a9から流出する。
【0008】この流出量は本流管内の原水の量が一定で
あれば常時一定であり、安定した混合比であるため、例
えば下流にある電気機器(例えば電解水生成器 図示せ
ず)で、薬剤が塩であるとすると、この電解水生成器
(図示せず)に塩分の飽和溶液が流入し、安定したPH
のアルカリ水および酸性水が得られる。また、何かの影
響で、あるいは必要に応じて水道水の流入量が変化して
も、塩分の飽和溶液の水道水の量に対する比率は変わら
ないので、得られるアルカリ水および酸性水のPHは安
定している。また、水道水など原水を止めると流出管出
口a9の圧力差は零となり薬効液15の流出も止まる。
電気機器(図示せず)の運転動作を止めれば、薬効液1
5も止まり無駄な流出がない。
【0009】流出を続けるとそのうち薬剤14(例えば
食塩)がすべて溶出し、固形がなくなると薬効液15の
能力が落ち効果がなくなる。電気機器(例えば電解水生
成器図示せず)にいたる本流管出口11内あるいは電気
機器(例えば電解水生成器図示せず)の出水口近傍にセ
ンサー(図示せず)を配置する手段に加え、薬剤添加槽
1を透明材料で形成すると常時目視でき、薬剤14がな
くなる前に補充が可能となる。さらに、薬剤添加槽1の
上端部は薬剤添加槽装着部2が、パッキン13を介して
本流管装着部12に圧接し、容易に装着できる構造のた
め、薬剤14の補填,充填が簡単にできる。以上、本考
案の実施例を述べたが、本発明は上述する実施例に限定
されるものでなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多く
の組み合わせ、改変などを施しうるものである。
【0010】本発明の他の実施例について説明する。図
2は本発明の他の実施例の薬剤添加装置の断面図であ
る。本流管入口側10と本流管出口側11の間に繋がる
支流管b16は、本流管10,11の管内に位置しその
開口部(支流管入口b17)は上流方向を向き、流出管
b18は本流管10,11の内壁に開口部(流出管出口
b19)を有し、本流管入口側10から本流管出口側1
1に水道水など原水が供給されるとき、ベルヌーイの定
理に従い支流管入口b17に圧力が加わり原水の一部が
流入し、流水管出口b19から薬剤添加槽1内の薬効液
15が同量流出添加する。
【0011】本発明の他の実施例について説明する。図
3は本発明の他の実施例の薬剤添加装置の断面図であ
る。本流管入口側10と本流管出口側11の間に繋がる
支流管b16は、本流管10,11の管内に位置しその
開口部(支流管入口b17)は上流方向を向き、流出管
a6は本流管10,11の管内に位置しその開口部(流
出管出口a9)は下流方向を向き、本流管入口側10か
ら本流管出口側11に水道水など原水が供給されると
き、ベルヌーイの定理に従い支流管入口b17に圧力が
加わり原水の一部が流入し、流水管出口a9は負圧とな
り薬剤添加槽1内の薬効液15が同量流出添加する。
【発明の効果】本考案は前述のごとく、水道水等の原水
の量が連続的に一定量供給されているとき薬剤の薬効液
を安定して供給でき、また原水の量が変化しても薬剤の
薬効液を水の量に追随して自動調整できるものである。
したがって、電気機器たとえば電解水生成器として応用
すると、きわめて安定したPHのアルカリ水および酸性
水を得ることができるものである。また、薬剤添加槽1
の材料を透明にすることで常時薬剤14の減り具合が観
察でき、薬剤添加槽1は本流管10,11との着脱が容
易であるので薬剤14の補填,充填の作業が簡便に行え
る。すなわち薬剤添加槽1そのものが従来例のカートリ
ッジの役割をするので、部品点数が少なく安価に提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の薬剤添加装置の断面図であ
る。
【図2】本発明の他実施例の薬剤添加装置の断面図であ
る。
【図3】本発明の他実施例の薬剤添加装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 薬剤添加槽 2 薬剤添加槽装着部 3 支流管a 4 支流管入口a 5 支流管添加槽口 6 流出管a 7 流出管上部 8 流出管添加槽口 9 流出管出口a 10 本流管入口側 11 本流管出口側 12 本流管装着部 13 パッキン 14 薬剤 15 薬効液 16 支流管b 17 支流管入口b 18 流出管b 19 流出管出口b

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器などに水道水など原水を供給す
    る本流管入口側に開口部(支流管入口a)を有し薬剤添
    加槽の下部に到達する長い支流管aと、薬剤添加槽の上
    部で薬効液中に浸り本流管に連通し、支流管aより短い
    流出管aを連通させ原水の一部が流入し、薬剤を希釈し
    て薬効液となり流出管出口より本流管出口側に流出する
    薬剤添加装置。
  2. 【請求項2】 前記本流管に繋がる支流管aは、本流管
    の内壁に開口部(支流管入口a)を有し、流出管aは本
    流管の管内に位置しその開口部(流出管出口a)は下流
    方向を向き、本流管入口側から本流管出口側に水道水な
    ど原水が供給されるとき、ベルヌーイの定理に従い流水
    管出口aが負圧となり、薬剤添加槽内の薬効液が原水流
    量に比例して一定量流出し、それに伴い支流管入口aか
    ら同量の原水が流入する薬剤添加装置。
  3. 【請求項3】 前記本流管の途中の本流管装着部にパッ
    キンなどを介して水密構造で着脱可能な薬剤添加槽を備
    えた薬剤添加装置。
  4. 【請求項4】 前記薬剤添加槽は例えば透明材料で形成
    することにより、内部の薬剤の量が外部から観察でき,
    管理しやすい薬剤添加装置。
JP2002145433A 2002-04-12 2002-04-12 薬剤添加装置 Pending JP2003305357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145433A JP2003305357A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 薬剤添加装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145433A JP2003305357A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 薬剤添加装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003305357A true JP2003305357A (ja) 2003-10-28

Family

ID=29397756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002145433A Pending JP2003305357A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 薬剤添加装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003305357A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005246172A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Permachem Asia Ltd 薬剤注入方法
JP2007157838A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体レーザ素子
JP2012083188A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Ias Inc 分析液の自動調整装置
CN110272079A (zh) * 2019-07-12 2019-09-24 周书香 一种利用水流附壁原理的污水加工厂用加药装置
JP2019195784A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 アクアス株式会社 薬注用配管部材、薬注システム、および、薬注方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005246172A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Permachem Asia Ltd 薬剤注入方法
JP2007157838A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体レーザ素子
JP2012083188A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Ias Inc 分析液の自動調整装置
JP2019195784A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 アクアス株式会社 薬注用配管部材、薬注システム、および、薬注方法
JP7168343B2 (ja) 2018-05-10 2022-11-09 アクアス株式会社 薬注用配管部材、薬注システム、および、薬注方法
CN110272079A (zh) * 2019-07-12 2019-09-24 周书香 一种利用水流附壁原理的污水加工厂用加药装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ITBO20010353A1 (it) Dispositivo di preparazione di liquido dializzante per una macchina di dialisi
JP2003305357A (ja) 薬剤添加装置
JPH05293053A (ja) 浴用散水器の溶出剤入り混入容器
TW200810798A (en) An apparatus for adding humidity to gas
CN107720924A (zh) 一种向可流动的饮用水中添加矿物质的装置
CN214017931U (zh) 口腔冲洗装置
JPH09187777A (ja) 飲料水改質装置
JP2001170649A (ja) 歯科用水道水の塩素注入装置および塩素注入加圧供給装置
JPH09187681A (ja) 薬剤徐放機能付シャワーヘッド及び薬剤徐放カートリッジ
JPS6127614Y2 (ja)
CN209549392U (zh) 一种混合药水定量添加装置
JP2002035645A (ja) シャワーヘッド装置
JP2004237268A (ja) 酸素水生成装置
JP3669738B2 (ja) 多人数用重炭酸透析液調整装置
CN208199702U (zh) 一种滤料投放装置
JP4195435B2 (ja) 殺菌水製造装置及びそれに用いられる薬液注入弁
CN219438847U (zh) 净水桶及饮水机
WO1997029796A1 (en) Reservoir for preparing dialysates
CN214969610U (zh) 一种手动加液装置及香薰机
TWI642472B (zh) Negative hydrogen ion living water generating device
CN219058672U (zh) 一种基于水解制氢材料的富氢水生产装置
SU1296170A1 (ru) Массообменное устройство
JPH0610308Y2 (ja) イオン濃度計の比較電極
TWM505975U (zh) 液體混合裝置及補充容器
TW515701B (en) Apparatus for introducing chlorine-treating agent, to be attached to a water tap