JP2003305228A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2003305228A
JP2003305228A JP2003045910A JP2003045910A JP2003305228A JP 2003305228 A JP2003305228 A JP 2003305228A JP 2003045910 A JP2003045910 A JP 2003045910A JP 2003045910 A JP2003045910 A JP 2003045910A JP 2003305228 A JP2003305228 A JP 2003305228A
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Application number
JP2003045910A
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English (en)
Inventor
Akira Sasa
亮 佐々
Shuichi Ebara
秀一 江原
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変化に富んだ遊技形態を提供すると共に、リ
ーチ状態の発生確率を向上させ遊技者の期待感を高め
る。 【解決手段】 遊技球が始動入賞口9へ入賞し、可変表
示器6が図柄の変動表示動作を開始するごとに、その入
賞に基づいて発生する図柄変動の回数が決定される。図
柄変動の回数が決定されると、可変表示器6が決定され
た回数分と同じ数の図柄表示領域に分割される(図1で
は4分割されている)。各図柄表示領域は独立して制御
され、それぞれ別個に図柄変動表示動作が行われる。図
柄は順次停止表示され、リーチ状態の発生しなかった図
柄表示領域は消去されて、リーチ状態の発生した図柄表
示領域が、新たに分割された図柄表示領域に拡大されて
継続表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変表示装置を備
えたパチンコ機、特に、可変表示装置の図柄変動に基づ
くリーチ状態の発生確率を変化させ得るパチンコ機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の可変表示装置を備えたパチンコ機
としては、遊技球が始動入賞口(始動入賞装置)へ入賞
することによって、可変表示装置に表示されている数字
あるいは絵柄(以下、これらを図柄という)が変動表示
を開始して、予め定められた特定の図柄等が停止表示す
ると大入賞口が開放状態(大当たり状態)となり、短時
間で多くの賞球を得ることができ、遊技者にとって有利
な遊技状態が発生するといったものが一般的である。そ
して、可変表示装置の図柄変動においては、この大当た
り状態が発生する前段階で、3つの変動図柄の内、2つ
が同じ図柄で停止表示された、いわゆるリーチ状態が発
生する。このリーチ状態は、遊技者にとって、大当たり
状態が発生するという期待を大きく高める遊技状態であ
り、リーチ状態の発生確率は、遊技者の遊技意欲を左右
する一つの要因となっている。このようなリーチ状態の
発生確率を変化させる得るパチンコ機として、例えば、
大当たりの発生確率を変動させることなく、且つ、変動
表示される図柄の枚数に左右されずに、リーチの発生確
率を制御し得るといった内容の従来例が提案されてい
る。これは、リーチとなる確率を、変動表示される図柄
の枚数(全図柄の組合せ数の内のリーチとなる組合せ数
の比率)によって決定するのではなく、予め用意されて
いる乱数値の中から数値を抽出し、その数値が所定の数
値である場合にリーチ状態を発生させるというものであ
り、そのリーチ状態の発生は、用意されている乱数値の
数によって制御される(特開平7−100249号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような機能を有す
るパチンコ機にあっては、リーチ状態の発生確率を変化
させる場合に、変動表示される図柄の枚数に影響を及ぼ
すことはないため、大当たり状態の発生確率が変化する
ことはない。そして、乱数に含まれる数値の数とその中
の所定の数値の数を変化させることによって、リーチ状
態の発生確率を設定することができるため、容易な確率
変更手段としては有効であった。しかしながら、リーチ
状態の発生確率の変化は、パチンコ機内の制御装置によ
って設定されるものであり、遊技者が遊技中にその変化
を認識することはきわめて困難であり、また、リーチ状
態の発生頻度が向上していると感じた場合にも、どの程
度向上したのかを視覚を通じて確実に認識することはで
きないという欠点があった。
【0004】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、一つの表示領域を複数の表示領域に分
割し、それぞれの表示領域に独立した図柄の変動表示を
行い、複数のリーチ状態の発生を可能とし、更に、リー
チ状態の発生した表示領域を拡大表示することによっ
て、リーチ状態の発生確率を向上させることができると
ともに、向上したことを遊技者に容易に認識させること
ができるパチンコ機の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係るパチンコ機の発明は、遊技盤に配設
された始動入賞装置への遊技球の入賞に基づいて、複数
列に配列された表示部を有する表示領域の、それぞれの
表示部に複数種の図柄を変動表示させ、所定の時間後に
前記複数種の図柄の中から選択した図柄をそれぞれの表
示部に停止表示し、その停止表示された図柄の組み合わ
せが、予め定められた特定の組み合わせである場合に、
遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させるパチン
コ機において、前記図柄の変動表示を制御するための図
柄表示制御装置(40)を有し、この図柄表示制御装置
(40)は、前記表示領域を選択された画面数の表示領
域に分割編成し、その表示領域ごとに独立して前記複数
列に配列された図柄の変動表示を行なう手段(95,9
6,97,98,99)と、この変動表示を行なう手段
で停止した表示領域の図柄の組み合わせが、予め定めら
れた特定の組み合わせではないはずれの図柄であると
き、その図柄表示領域の図柄を消去する手段(103)
と、この図柄を消去する手段で消去した図柄表示領域を
使用して、継続して図柄変動が行なわれている他の図柄
表示領域を大きく表示することにより、前記編成した表
示領域を新たな表示領域に編成する手段(104)とを
備えたことを特徴とする。そして、分割された表示領域
ごとに独立して前記複数列に配列された図柄の変動表示
を行なうことにより、遊技者は変化に富んだ図柄変動を
楽しむことができる。さらに、停止した表示領域の図柄
の組み合わせが、予め定められた特定の組み合わせでは
ないはずれの図柄であるとき、その図柄表示領域の図柄
を消去し、消去した図柄表示領域を使用して、継続して
図柄変動が行なわれている他の図柄表示領域を大きく表
示して、編成した表示領域を新たな表示領域に編成する
ことにより、遊技者にとって望ましくないはずれの図柄
を消去させ、継続して図柄変動が行なわれている図柄内
容を拡大して新たな図柄表示領域に継続表示することに
より、限られた表示領域を有効に利用して大当たりの期
待感を高めつつ変化に富んだ表示演出を行うことができ
る。
【0006】ここで、表示領域を編集するとは、図柄の
変動表示が開始される前に可変表示器の表示領域全体に
一つの表示領域として表示されている領域を、図柄変動
の開始に基づいてその表示領域を、選択された分割画面
数の表示領域に分割して表示すること、または、分割し
て表示されている表示領域を、複数領域分組合せて、新
たな分割画面数の表示領域に分割表示することをいう。
分割された表示領域ごとに表示制御を行い、予め用意さ
れている複数種の図柄をそれぞれの表示領域に独立して
変動表示させることにより、複数回分の図柄変動を一つ
の表示領域内に一回で同時に表示させる。表示領域の最
初の分割編成は、遊技球の入賞に基づいて、図柄の変動
表示動作が開始されるごとに行われ、遊技者の大当たり
に対する期待度を変化させる。そして、2回目の表示領
域の編成は、変動図柄の途中過程に対応して行われる。
2回目の表示領域の編成によって、遊技者にとって有効
な情報のみが表示領域に表示される。
【0007】また、請求項2に係るパチンコ機の発明
は、遊技盤に配設された始動入賞装置への遊技球の入賞
に基づいて、複数列に配列された表示部を有する表示領
域の、それぞれの表示部に複数種の図柄を変動表示さ
せ、所定の時間後に前記複数種の図柄の中から選択した
図柄をそれぞれの表示部に停止表示し、その停止表示さ
れた図柄の組み合わせが、予め定められた特定の組み合
わせである場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態
を発生させるパチンコ機において、前記図柄の変動表示
を制御するための図柄表示制御装置(40)を有し、こ
の図柄表示制御装置(40)は、前記表示領域を選択さ
れた画面数の表示領域に分割編成し、その表示領域ごと
に独立して前記複数列に配列された図柄の変動表示を行
なう手段(95,96,97,98,99)と、この変
動表示を行なう手段で3つの変動図柄の内2つが同じ図
柄で停止表示されたリーチ状態とならなかった表示領域
の図柄を消去する手段(103)と、この図柄を消去す
る手段でその領域を含めた表示領域にリーチ状態となっ
た表示領域の図柄を拡大して変動表示させることによ
り、前記編成した表示領域を新たな表示領域に編成する
手段(104)とを備えたことを特徴とする。そして、
分割された表示領域ごとに独立して前記複数列に配列さ
れた図柄の変動表示を行なうことにより、遊技者は変化
に富んだ図柄変動を楽しむことができる。さらに、停止
した表示領域の図柄の組み合わせが、リーチ状態となら
なかったとき、その図柄表示領域の図柄を消去し、消去
した図柄表示領域を使用して、リーチ状態となった図柄
表示領域を大きく表示して、編成した表示領域を新たな
表示領域に編成することにより、リーチ状態とならなか
ったはずれの図柄を消去させ、リーチ状態となった図柄
表示領域を拡大して新たな図柄表示領域に継続表示する
ことにより、限られた表示領域を有効に利用して大当た
りの期待感を高めつつ変化に富んだ表示演出を行うこと
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ機の
実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、パ
チンコ機の遊技盤1の一形態を示す正面図である。この
パチンコ機の基本的な動作は、遊技球が所定の入賞口
(入賞装置)へ入賞することに基づいて、表示装置の表
示領域に表示されている図柄(数字や絵柄等)が所定時
間変動表示を開始し、特定の図柄で停止表示すると大入
賞口が開放して、短時間で多くの賞球を得ることがで
き、遊技者に有利な特別遊技状態(大当たり状態)が発
生するという遊技内容のものである。
【0009】図に示すように、遊技盤1には、ハンドル
(図示省略)操作によって打出された遊技球を誘導する
略円弧状の外レール2a及び内レール2bが設けられ、
この2つのレール2aと2bによって囲まれた部分が遊
技領域3を形成している。遊技盤1(遊技領域3)のほ
ぼ中央には可変表示装置5が設けられ、該可変表示装置
5には、図柄の変動表示が行われる可変表示器6が設け
られている。可変表示器6は、図柄の変動表示動作が開
始されると、複数の表示領域(図1では4つの表示領
域)に分割して表示され、それぞれの表示領域に独立し
て図柄変動が行われる(後述する)。また、それぞれの
表示領域は、左、中、右の3つの表示部に分割され、そ
れらの表示部には、複数の図柄が独立して変動表示、お
よび停止表示される。また、可変表示装置5の上部に
は、LED15(4個)が設けられ、このLED15の
点灯によって、可変表示器6が変動表示を行う保留回数
を表示している。可変表示装置5の下側には始動入賞口
(始動入賞装置)9が設けられ、始動入賞口9の下側に
は、可変表示器6に特定の図柄が停止表示したときに継
続して開放状態となる大入賞口10が設けられている。
また、大入賞口10の内部には、V入賞ゾーン16が設
けられており、大当たり発生中に大入賞口10に入賞し
た遊技球がこのV入賞ゾーン16を通過すると、一端、
開放状態が終了し閉状態となった大入賞口10が再度開
放状態となる。大入賞口10の左右両側には、一般入賞
口11が設けられ、大入賞口10の下側には、はずれ球
を回収するアウト口12が設けられている。また、可変
表示装置5の左右両側には、接触することで遊技球の方
向及び速度を変化させる風車13が設けられている。
【0010】尚、この実施例に示すパチンコ機において
は、可変表示器6のそれぞれの表示領域に停止表示され
た3つの図柄の組合せが、特定の組合せの場合(例え
ば、同一の図柄が3つ揃って停止表示する場合)に、大
当たり状態となって大入賞口10が開放し、遊技者に有
利な遊技状態が発生する場合について示しているが、こ
の形態のパチンコ機に限定されるものではなく、その
他、遊技者にとって有利な遊技状態を発生させる形態と
して、所定条件に基づいて大当たり状態の発生する確率
が上昇する確率変動機能、あるいは可変表示器6とは別
個に図柄の変動表示動作を実行する、例えば普通図柄表
示器を備え時間短縮機能等を有するパチンコ機であって
もよい。
【0011】次に、本発明に係るパチンコ機の制御装置
について、図2に示すブロック図を基に説明する。本パ
チンコ機の遊技の制御は、ROM21、RAM22等を
含む中央処理装置(CPU)20によって実行される。
ROM21にはCPU20の制御情報が保持され、ま
た、RAM22はCPU20の制御情報の書込み/消去
作業をする領域として使用されている。CPU20に
は、リセット回路30と、電源回路31が接続され、電
源投入時にリセット回路23からCPU20へリセット
信号が送信され、CPU20は初期状態から動作を開始
する。また、CPU20には、図柄始動スイッチ23
と、カウントスイッチ24と、継続スイッチ25が入力
ポート33を介して接続されている。図柄始動スイッチ
23は、始動入賞口9内に設けられ、始動入賞口9ヘの
遊技球の入賞を検出し、図柄の変動開始信号を発生す
る。カウントスイッチ24は、大当たり状態が発生して
大入賞口10が開放状態となったときに、大入賞口10
に入賞した遊技球の数を検出して、その検出信号を発生
する。継続スイッチ25は、大入賞口10に入賞した遊
技球が、大入賞口10の開放状態を継続するためのV入
賞ゾーン16を通過したか否かを検出し、その検出信号
を発生する。そして、それぞれのスイッチで発生された
信号がCPU20に入力される。
【0012】また、CPU20には、表示灯制御装置2
6と、音声制御装置27と、大入賞口用ソレノイド28
と、賞球払出制御装置29と、図柄表示制御装置40が
出力ポート35を介して接続され、CPU20からそれ
ぞれの制御信号が送信されている。表示灯制御装置26
へは、遊技盤1上に設けられている表示灯、例えば、大
当たり状態の発生を報知するための表示灯、図柄の変動
表示が発生していることを報知するための表示灯等を制
御する信号が送信される。音声制御装置27へは、遊技
中の効果音を出力するスピーカを制御するための信号が
送信される。大入賞口用ソレノイド28へは、大当たり
状態が発生したときに大入賞口10の開閉を制御する信
号が送信される。賞球払出制御装置29へは、遊技球が
どの入賞口へ入賞したかを区別する信号、即ち、遊技者
に払出される賞球数を制御する信号が送信される。そし
て、図柄表示制御装置40へは、可変表示装置5の図柄
の変動表示を制御するために設けられている、CPU4
1を制御する信号が送信される。CPU41はROM4
2、RAM43を備え、ROM42には可変表示装置5
の可変表示器6に分割して変動表示される、それぞれの
表示領域の図柄情報(表示領域1〜4の図柄情報)42
が保持され、また、RAM43は可変表示器6に分割し
て変動表示されるそれぞれの表示領域の図柄情報を書込
み/消去作業する領域(図柄表示領域1〜4変動作業領
域)として使用されている。
【0013】次に、本発明に係るパチンコ機の遊技の処
理動作を図3から図7に示すフローチャートに従って説
明する。図3は、遊技の処理動作を示すメインフローチ
ャートである。まずステップ50において、パチンコ機
の遊技動作が電源投入時であるか否かの判別が行われ
る。電源投入時である場合には、ステップ51で電源投
入時の初期設定の処理が行われ、ステップ60に進んで
リターン処理され電源投入時の処理動作が終了する。一
方、電源投入時でない場合には、ステップ52で遊技の
エラー検出処理が行われた後に、ステップ53でエラー
が発生しているか否かの判別が行われる。ステップ53
の判別でエラーが発生していない場合には、ステップ5
4において、始動入賞口9に設けられた検出スイッチに
よって遊技球の検出が行われているか否のスイッチ検出
処理が行われ、ステップ55において、可変表示装置5
の図柄変動処理が行われる(サブフローチャートで後述
する)。一方、エラーが発生している場合には、ステッ
プ54、55の処理を行わずにステップ56に進む。
【0014】ステップ56では、各入賞口へ入賞した入
賞球に基づく賞球制御処理が行われる他、大当たり状態
が発生した場合の賞球処理、および大入賞口10の開放
動作処理も行われる。ステップ57では、遊技盤1上に
設けられている、大当たり状態の発生を報知するための
表示灯、あるいは図柄の変動表示が発生していることを
報知するための表示灯等の処理が行われる。ステップ5
8では、図柄の変動表示動作が行われていることを報知
する音、あるいは大当たり状態の発生を報知する音等
の、遊技中の効果音の処理が行われる。そして、ステッ
プ59で、CPU20またはCPU41に接続されてい
る各装置等を制御するための信号を各ポートに出力処理
した後に、ステップ60においてリターン処理が行わ
れ、一回のメインフローチャートの動作処理が終了す
る。
【0015】図4は、ステップ54のスイッチ検出処理
動作を示すサブフローチャートである。ステップ65
で、遊技球が図柄始動スイッチを通過したか否か、即
ち、始動入賞口9への遊技球の入賞があったか否かの判
別が行われ、遊技球の入賞があった場合には、ステップ
65へ進む。一方、入賞がなかった場合にはステップ6
8へ進みスイッチ検出の処理動作を終了する。ステップ
65では、メモリに記憶されている可変表示器6の変動
表示を行う保留回数が、4以上であるか否かの判別が行
われる。保留回数は前述したようにLED15(4個)
の点灯によって表示され、メモリに記憶された保留回数
が4以上の場合、即ち、LED15が全て点灯している
場合には、ステップ68へ進みスイッチ検出の処理動作
を終了する。この場合には、遊技球が図柄始動スイッチ
を通過したことにより付与される図柄変動の回数分は無
効とされる。一方、保留回数が4以上でない場合には、
ステップ67で、メモリに記憶された保留回数が1加算
され、ステップ68に進んでスイッチ検出の処理動作を
終了する。
【0016】図5は、ステップ55の図柄変動処理動作
を示すサブフローチャートである。ステップ70では、
現在、図柄の変動表示が行われているか否かの判別が行
われ、変動中でない場合には、ステップ71へ進み、メ
モリに記憶された図柄変動の保留回数が残っているか否
かの判別が行われる。保留回数が残っている場合には、
ステップ72で、メモリの保留回数を1減算して、ステ
ップ73において図柄の変動表示の開始処理(図6に基
づいて後述する)が行われた後、ステップ77に進み図
柄変動処理動作を終了する。一方、ステップ71で保留
回数が残っていない場合には、ステップ77に進み図柄
変動処理動作は終了する。また、ステップ70において
図柄が変動中の場合には、ステップ74で、可変表示器
6に分割して表示される各図柄の変動処理動作が行われ
る(図7に基づいて後述する)。ステップ75では、分
割して表示された全図柄の変動表示が終了しているか否
かの判別が行われ、終了している場合には、ステップ7
6で、停止表示された図柄の表示結果に基づく図柄停止
時の処理動作が行われた後、ステップ77に進み図柄変
動処理動作を終了する。一方、ステップ75で変動表示
が終了していない場合には、ステップ77に進み図柄変
動処理動作を終了する。
【0017】図6は、ステップ73の変動開始処理動作
を示すサブフローチャートである。ステップ80では、
開始される図柄変動が大当たりとなるか否かの決定が行
われる。この決定は、予め用意されている乱数表の中か
ら数字を抽出し、その数字が特定の数字である場合に大
当たり状態が発生することとなる。そして、ステップ8
1で、可変表示器6に停止表示される図柄の選択が行わ
れる。ここで、ステップ80において、大当たりと決定
された場合には、変動表示される3列の図柄の内、左側
の停止図柄が予め用意された図柄(例えば、15種類)
の中から選択される。尚、大当たりの発生する場合であ
ることから、3列の図柄の内、残りの2列の図柄(中央
の図柄と右側の図柄)は、左側の停止図柄として選択さ
れた図柄と同じ図柄が停止表示される。また、ステップ
80において、はずれと決定された場合には、変動表示
される3列の図柄が、それぞれ15種類の図柄の中から
選択されそれぞれの停止図柄として停止表示される。
【0018】ステップ82では、図柄の変動表示される
可変表示器6の表示領域に、分割して表示される画面数
の選択が行われる。分割される画面数は、1画面〜4画
面の4種類の分割画面数の中から選択され、この選択は
図柄の変動表示が開始されるごとに行われる。従って、
分割されて可変表示器6に変動表示される画面数は変動
表示が開始されるごとに変化する(但し、同じ画面数が
連続して選択されることもある)。
【0019】ここで、図9、図10に、可変表示器6の
表示領域が選択によって4画面に分割された場合を示
す。可変表示器6は、図柄A表示領域6a(以下、図柄
表示領域6aともいう)から図柄D表示領域6d(以
下、図柄表示領域6dともいう)までの4つの表示領域
に分割され、それぞれの図柄A〜D表示領域6a〜6d
(以下、図柄表示領域6a〜6dともいう)は、独立し
て図柄の変動表示の制御が行われる。また、それぞれの
図柄表示領域6a〜6dは、図柄表示領域6bに示すよ
うに、3列に配置された表示部(6b1〜6b3)に分
割され、それぞれ別個に複数の図柄(例えば、15種
類)が変動または停止される。ステップ81で選択され
た停止図柄は、図柄表示領域6a〜6dのいずれかの表
示領域(例えば、図柄A表示領域6a)に停止表示さ
れ、その他の3つの図柄表示領域(例えば、図柄B〜D
表示領域6b〜6d)には、図柄A表示領域6aの停止
図柄と異なる図柄であって、且つそれぞれの図柄B〜D
表示領域6b〜6dとも異なる図柄が停止表示される。
また、ステップ81で選択される停止図柄の「当り/は
ずれ」はステップ80において決定されるが、その他の
3つの図柄表示領域に停止表示される図柄の「当り/は
ずれ」の決定は行われることはなく、全ての場合におい
て「はずれ」の図柄が停止表示される。即ち、その他の
3つの図柄表示領域の図柄変動は、デモンストレーショ
ン的な変動であり、4つの図柄表示領域の内、2つ以上
の図柄表示領域で当り図柄が同時に停止表示されること
はない。ステップ82で分割画面数が選択されると、ス
テップ83ヘ進み、変動開始処理動作を終了する。
【0020】図7は、ステップ74の各図柄変動処理動
作を示すサブフローチャートである。ステップ85で
は、図柄A表示領域6aに変動表示される図柄の設定処
理が行われる。そして、ステップ86において、ステッ
プ82(図6)で選択された分割画面数が1以下である
か否かの判別が行われ、1以下である場合には、ステッ
プ92へ進み各表示領域ごとの表示部の制御処理が行わ
れる(図8に基づいて後述する)。この場合、選択され
た分割画面数は1であり、可変表示器6には図柄A表示
領域6aに変動表示される図柄が、可変表示器6いっぱ
いに(4つの図柄表示領域6a〜6dを合わせた領域
に)変動表示されるように設定されている。
【0021】ステップ86で分割画面数が1以下でない
場合には、ステップ87で、図柄B表示領域6bに変動
表示される図柄の設定処理が行われる。そして、ステッ
プ88において、ステップ82(図6)で選択された分
割画面数が2以下であるか否かの判別が行われ、2以下
であると判別された場合には、ステップ92へ進み各表
示領域ごとの表示部の制御処理が行われる(図8に基づ
いて後述する)。この場合、選択された分割画面数は2
であり、可変表示器6には、図柄A表示領域6aに変動
表示されるように設定処理されていた図柄が、2つの図
柄表示領域6aと6bを足し合わせた領域に変動表示さ
れ、図柄B表示領域6bに変動表示されるように設定処
理された図柄が、2つの図柄表示領域6cと6dを足し
合わせた領域に変動表示される。
【0022】ステップ88で分割画面数が2以下でない
場合には、ステップ89で、図柄C表示領域6cに変動
表示される図柄の設定処理が行われる。そして、ステッ
プ90において、ステップ82(図6)で選択された分
割画面数が3以下であるか否かの判別が行われ、3以下
であると判別された場合には、ステップ92へ進み各表
示領域ごとの表示部の制御処理が行われる(図8に基づ
いて後述する)。この場合、選択された分割画面数は3
であり、可変表示器6は、例えば、図11、図12に示
すような3つの図柄表示領域6a〜6cに分割され、図
柄A〜C表示領域6a〜6cに変動表示されるように設
定処理されていた図柄が、それぞれの表示領域に変動表
示される。
【0023】更に、ステップ90で分割画面数が3以下
でない場合には、ステップ91で、図柄D表示領域6d
に変動表示される図柄の設定処理が行われた後、ステッ
プ92へ進み各表示領域ごとの表示部の制御処理が行わ
れる(図8に基づいて後述する)。この場合、選択され
た分割画面数は4であり、可変表示器6は、例えば、図
9に示すような図柄表示領域6a〜6dに分割され、図
柄A〜D表示領域6a〜6dに変動表示されるように設
定処理されていた図柄が、それぞれの表示領域に変動表
示される。ステップ92で各表示領域ごとの表示部の制
御処理が完了するとステップ93ヘ進み、各図柄変動処
理の動作を終了する。
【0024】図8は、ステップ92の表示領域制御処理
動作を示すサブフローチャートである。ステップ95に
おいて、選択された分割画面数の判別が行われる。可変
表示器6は、選択された画面数に応じて上述したように
分割表示され、図柄が変動表示される。ステップ96〜
99では、選択されたそれぞれの画面数の場合における
各表示部の画面制御が行われる。以下、選択された画面
数が4の場合について、図13〜図18を参照しながら
説明する。可変表示器6は、4つの図柄表示領域6a〜
6dに分割され、各図柄表示領域6a〜6dは独立して
制御されている。また、各図柄表示領域は左、中、右に
分割される3つの表示部(例えば、6b1、6b2、6b3)を
有し、それぞれ複数の図柄(例えば、15種類の図柄)
が変動表示されている(図13)。所定の時間が経過す
ると、それぞれの図柄表示領域6a〜6dの左側の表示
部6a1、6b1、6c1、6d1が停止表示される(図14)。図
柄表示領域の表示部は、左側、真中、右側の順に停止表
示される。
【0025】ステップ100では、真中の表示部の図柄
が停止表示されているか否かの判別が行われる。真中の
表示部の図柄が停止している場合には、ステップ101
で、4つの図柄表示領域の内、リーチ状態(同じ図柄が
左側と真中の表示部に停止表示されている状態)となっ
ている領域があるか否かの判別が行われる。ここで、可
変表示器6の通常の表示領域(図柄表示領域が1つの場
合)に変動表示される図柄の組合せ数は、1つの表示部
に変動する図柄数を15個とすると、3375通りであ
る。そして、リーチとなる図柄の組合せ数は225であ
ることから、リーチの出現率は約6.67%となる。こ
れに対して、可変表示器6が4つの図柄表示領域に分割
された場合のリーチ出現率は、1−(1−0.066
7)4×100=24.1%となる。即ち、リーチ状態の
出現率は、分割される図柄表示領域の数が多いほど向上
することとなる。
【0026】ステップ101で、リーチ状態が発生して
いない場合(大当たりの発生がない場合)には、ステッ
プ102で、4つの図柄表示領域の右側表示部の図柄が
停止表示され、可変表示器6の分割画面数が1に設定さ
れた後に、ステップ107に進み表示領域制御処理動作
を終了する。一方、リーチ状態が発生している場合(図
15の6bと6cの図柄表示領域)には、リーチ状態と
なっていない図柄表示領域(図15の6aと6dの図柄
表示領域)の、右側表示部6a3、6d3の図柄が停止
表示され(図16の6aと6dの図柄表示領域)、ステ
ップ103で、リーチ状態の発生していない図柄表示領
域が消去される。そして、ステップ104において、リ
ーチ状態となっている図柄表示領域の数(図15および
図16に示す6b、6cの図柄表示領域2つ)が、新た
な分割画面数として設定され、その2つの図柄が、新た
に分割された可変表示器6の表示領域に図柄表示領域6
a、6bとして継続表示される(図17)。
【0027】ステップ105では、リーチとなった図柄
表示領域のリーチ動作表示を終了したか否かの判別が行
われ、終了していない場合には、ステップ107へ進み
表示領域制御処理動作を終了する。一方、リーチ動作表
示が終了している場合には、ステップ106で、図柄表
示領域6a、6bの右側表示部6a3、6b3の図柄が
停止表示され(図18)、「はずれ」の場合には、可変
表示器6の分割画面数が1に設定された後に、ステップ
107に進み表示領域制御処理動作を終了する。ここ
で、最終図柄として停止表示される右側表示部6a3、
6b3の停止タイミングとしては、両者に所定の時間差
を持たせて別個に停止表示させることが望ましい。大当
たりが発生するか否かの決定表示を複数回(ここでは、
2回)に分けて行うことで、遊技者に期待感を長く持た
せることができる。尚、ステップ80(図6)におい
て、「当り」と決定されている場合には、図柄表示領域
6a、6bのいずれかの図柄の組合せが3つ揃い大当た
りが発生することになる。また、ステップ100で、真
中の表示部の図柄が停止していない場合は、ステップ1
05に進み、リーチ動作表示を終了したか否かの判別が
行われる。この場合には、リーチ状態は発生していない
ので、必ず終了していないことになり、ステップ107
へ進み表示領域制御処理動作を終了する。
【0028】尚、上述の実施の形態においては、可変表
示器6の変動表示画面数が4つに分割されたとき、1つ
の停止図柄について「当り/はずれ」の決定が行われ、
その他の3つの停止図柄の「当り/はずれ」については
決定が行われることなく、全て「はずれ」となる場合に
ついて記載したが、この形態に限定されるものではな
く、例えば、ステップ80(図6)においての「当り/
はずれ」の決定で、「当り」と決定された場合には、そ
の他の3つの図柄表示領域に停止表示される図柄が、そ
れぞれ15種類の図柄の中から選択され、図柄表示領域
に配置されたそれぞれの表示部に、同じ図柄が3つ揃う
形態を表示してもよい。
【0029】また、4つに分割された図柄表示領域の図
柄変動は、始動入賞口9への遊技球の入賞に基づいて全
てが同時に変動表示を開始する場合、それぞれの変動開
始を少しずつずらし、それぞれの図柄表示領域の図柄の
停止表示するタイミングを相違させる場合、あるいは全
てを同時に変動開始させ、それぞれの変動時間を変化さ
せて図柄の停止表示するタイミングを相違させる場合で
あってもよい。更に、4つの図柄表示領域の停止表示す
るタイミングを相違させた場合には、最初に停止表示し
た図柄が「はずれ」の図柄であるとき、その図柄表示領
域の図柄を消去して、図11、図12に示すような3つ
に分割した表示画面の変動表示に変更し、継続して図柄
の変動表示が行われている他の図柄表示領域を大きく表
示する形態であってもよい。これにより、遊技者に対し
て変化に富んだ図柄の変動表示を提供することができ、
遊技に対する遊技者の興味を向上させることができる。
【0030】次に、遊技球が始動入賞口9へ入賞したと
きに、一回の入賞に基づいて複数回の図柄変動が発生
し、その発生に基づいて可変表示器6が複数の図柄表示
領域に分割されるパチンコ機の実施の一形態について説
明する。この形態においては、遊技球が始動入賞口9へ
入賞したことに基づいて発生する図柄変動の発生回数は
予め定められている。即ち、遊技者は、一球の遊技球が
始動入賞口9へ入賞するごとに、複数回の図柄変動が付
与されることになる。そして、遊技球が始動入賞口9へ
入賞すると、可変表示器6は、一球の入賞に基づいて発
生する図柄変動の回数分と同じ数の図柄表示領域に分割
される。即ち、一球の遊技球が始動入賞口9へ入賞する
ごとに3回の図柄変動が付与されるパチンコ機において
は、可変表示器6は3つの図柄表示領域に分割され、4
回の図柄変動が付与されるパチンコ機においては、可変
表示領域6は4つの図柄表示領域に分割される。例え
ば、3つに分割される図柄表示領域としては、図11、
図12に示すような形態が挙げられ、4つに分割される
図柄表示領域としては、図10に示すような形態が挙げ
られる。分割された図柄表示領域はそれぞれ独立して制
御され、一球の遊技球の入賞に基づいて発生する複数回
分の図柄変動は、可変表示器6に同時に変動表示され、
一回分の変動表示時間で図柄変動の処理が行われる。そ
れぞれの分割表示領域数に分割された後の動作処理は、
前述した各動作処理動作と同様である。
【0031】尚、この形態において複数回発生する図柄
変動の数は、所定の条件の下に変化するものであっても
よく、例えば、通常の遊技状態において、始動入賞口9
に遊技球が入賞した場合には、一回の入賞に基づいて2
回の図柄変動が発生して、可変表示器6は2つの図柄表
示領域に分割され変動表示動作が開始するものとし、大
当たりが発生してその大当たりに基づく特別遊技状態が
終了した後から、次の大当たりが発生するまでの遊技状
態において、始動入賞口9に遊技球が入賞した場合に
は、一回の入賞に基づいて4回の図柄変動が発生して、
可変表示器6は4つの図柄表示領域に分割され変動表示
動作が行われる遊技形態とするものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るパチンコ機によれば、可変
表示器の表示領域は、複数の表示領域に分割され、それ
ぞれの表示領域が独立して制御されて、表示領域ごとに
図柄の変動表示が行われるので、その変動表示は変化に
富んだものとなり、遊技者の遊技に対する興味を向上さ
せることができる。また、分割される表示領域の数は、
図柄の変動表示動作が開始されるごとに決定され、変化
するので、遊技者は変化に富んだ図柄変動を楽しむこと
ができる。リーチ状態の発生確率は、表示領域の分割数
が多いほど向上するので、遊技者は、その分割数に応じ
たリーチ発生の期待感を楽しむことができる。更に、表
示領域中の一部の図柄が停止表示された結果に基づい
て、遊技者にとって望ましくない、リーチ状態とならな
かった表示領域の図柄を消去させ、遊技者にとって望ま
しいリーチ状態となった図柄内容を、拡大して新たな図
柄表示領域に継続表示することにより、限られた表示領
域を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、パチンコ機の遊技盤の一形態を
示す正面図である。
【図2】本発明に係る、パチンコ機の制御装置を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を
示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を
示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を
示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を
示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を
示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を
示すフローチャートである。
【図9】分割される可変表示器の各図柄表示領域を示す
図である。
【図10】分割された可変表示器の各図柄表示領域の変
動図柄を示す図である。
【図11】分割された可変表示器の各図柄表示領域の変
動図柄を示す図である。
【図12】分割された可変表示器の各図柄表示領域の変
動図柄を示す図である。
【図13】分割された各図柄表示領域の表示部の制御段
階を示す図である。
【図14】分割された各図柄表示領域の表示部の制御段
階を示す図である。
【図15】分割された各図柄表示領域の表示部の制御段
階を示す図である。
【図16】分割された各図柄表示領域の表示部の制御段
階を示す図である。
【図17】分割された各図柄表示領域の表示部の制御段
階を示す図である。
【図18】分割された各図柄表示領域の表示部の制御段
階を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 5 可変表示装置 6 可変表示器 9 始動入賞口(始動入賞装置) 10 大入賞口 16 V入賞ゾーン 6a 図柄A表示領域 6b 図柄B表示領域 6c 図柄C表示領域 6d 図柄D表示領域 6b1,6b2,6b3 表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に配設された始動入賞装置への遊
    技球の入賞に基づいて、複数列に配列された表示部を有
    する表示領域の、それぞれの表示部に複数種の図柄を変
    動表示させ、所定の時間後に前記複数種の図柄の中から
    選択した図柄をそれぞれの表示部に停止表示し、その停
    止表示された図柄の組み合わせが、予め定められた特定
    の組み合わせである場合に、遊技者にとって有利な特別
    遊技状態を発生させるパチンコ機において、 前記図柄の変動表示を制御するための図柄表示制御装置
    を有し、 この図柄表示制御装置は、前記表示領域を選択された画
    面数の表示領域に分割編成し、その表示領域ごとに独立
    して前記複数列に配列された図柄の変動表示を行なう手
    段と、この変動表示を行なう手段で停止した表示領域の
    図柄の組み合わせが、予め定められた特定の組み合わせ
    ではないはずれの図柄であるとき、その図柄表示領域の
    図柄を消去する手段と、この図柄を消去する手段で消去
    した図柄表示領域を使用して、継続して図柄変動が行な
    われている他の図柄表示領域を大きく表示することによ
    り、前記編成した表示領域を新たな表示領域に編成する
    手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 遊技盤に配設された始動入賞装置への遊
    技球の入賞に基づいて、複数列に配列された表示部を有
    する表示領域の、それぞれの表示部に複数種の図柄を変
    動表示させ、所定の時間後に前記複数種の図柄の中から
    選択した図柄をそれぞれの表示部に停止表示し、その停
    止表示された図柄の組み合わせが、予め定められた特定
    の組み合わせである場合に、遊技者にとって有利な特別
    遊技状態を発生させるパチンコ機において、 前記図柄の変動表示を制御するための図柄表示制御装置
    を有し、 この図柄表示制御装置は、前記表示領域を選択された画
    面数の表示領域に分割編成し、その表示領域ごとに独立
    して前記複数列に配列された図柄の変動表示を行なう手
    段と、この変動表示を行なう手段で3つの変動図柄の内
    2つが同じ図柄で停止表示されたリーチ状態とならなか
    った表示領域の図柄を消去する手段と、この図柄を消去
    する手段でその領域を含めた表示領域にリーチ状態とな
    った表示領域の図柄を拡大して変動表示させることによ
    り、前記編成した表示領域を新たな表示領域に編成する
    手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194529A (ja) * 2008-05-26 2008-08-28 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2013009858A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Newgin Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194529A (ja) * 2008-05-26 2008-08-28 Fujishoji Co Ltd 遊技機
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