JP2003304818A - 珍味食品の製造方法 - Google Patents
珍味食品の製造方法Info
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- JP2003304818A JP2003304818A JP2002113274A JP2002113274A JP2003304818A JP 2003304818 A JP2003304818 A JP 2003304818A JP 2002113274 A JP2002113274 A JP 2002113274A JP 2002113274 A JP2002113274 A JP 2002113274A JP 2003304818 A JP2003304818 A JP 2003304818A
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Abstract
振り掛けて味や風味を向上させ、かつこれによりかびを
生ずることがないようにして日持ちをよくした珍味食品
の製造方法を提供する。 【解決手段】魚肉を主成分とする生地に、小麦粉や澱粉
を主成分とし、これにソルビットとグリセリンを配合し
た衣液を塗布してパン粉にまぶしたのちフライにする工
程と、フライ工程後、ソースに同じくソルビットやグリ
セリンを配合した調味液をそのまゝ直接振り掛けて常温
で乾燥する。ソルビットやグリセリンの配合により、製
品の水分活性を低下させる。
Description
べい状珍味食品の製造方法に関する。
肉、畜肉、卵、野菜等を主原料とするシート状の生地
に、小麦粉、澱粉、調味料等に水を加えて混練した衣液
を塗布してからパン粉をまぶしたのち、フライにし、こ
のフライ仕掛品にソース等よりなるパウダー状の調味料
を振り掛けたものがある。
造方法を例にとっていえば、フライに振り掛けられるパ
ウダー状の調味料は、ソース等をノズルより噴霧状に吹
き出し、これを加熱し乾燥してパウダー状にしているも
ので、加熱工程を経ることにより調味料本来の味や風味
が低下しがちとなっている。
く、そのまゝ直接振り掛けて味や風味の優れた珍味食品
を得ようとするものであるが、この場合の問題は、食品
を市場に常温で流通させたとき、湿気によるべと付き、
ことにかびを生じ易くて日持ちが悪いことである。本発
明の目的は、液状の調味料を直接振りかけても、べと付
きやかびを生じにくゝして日持ちをよくした珍味食品の
製造方法を提供しようとするものである。
肉、卵、野菜等のうち、一種以上を主原料とする生地に
小麦粉、澱粉、調味料等を主成分とする衣液を塗布して
からパン粉をまぶし、ついでフライにしたのち、このフ
ライ仕掛品に調味液を振り掛けてなるフライ製品の製造
方法において、上記衣液と調味液のうち、少なくとも一
方にソルビット及び若しくはグリセリンを配合したこと
を特徴とする。
ビットやグリセリンを配合することにより衣や調味料の
保水性が高められ、これにより製品の水分活性が低下
し、日持ちがよくなる。請求項2に係わる発明は、請求
項1に係わる発明において、フライ仕掛品の水分含有量
が少なくなるように、フライの温度を上げるか、フライ
時間を長くすることを特徴とする。
り、日持ちがより一層向上する。請求項3に係わる発明
は、小麦粉、澱粉、調味料等を主成分とするせんべい生
地を焙焼したのち調味液をまぶしてなるせんべい状珍味
食品の製造方法において、上記調味液にソルビット及び
若しくはグリセリンを配合したことを特徴とする。本発
明のせんべい状珍味食品においても日持ちをよくするこ
とができる。
衣液を塗布してパン粉をまぶし、ついでフライにした。
フライは170〜190℃で、2〜5分程度行い、フラ
イ仕掛品の水分含有量を2〜5%程度とした。次にこの
フライ仕掛品に以下の表2に示される成分の調味液を振
り掛けて常温で乾燥し、珍味食品を得た。この珍味食品
を梱包し、常温で1カ月放置しても、かびの発生は認め
られなかった。因みにソルビットやグリセリンを添加し
ない衣液や調味液を用いて実施例1と同様にして珍味食
品を得たところ、1週間程度でかびが発生した。
生地を焙焼し、この仕掛品に表2に示される調味液を振
り掛けて常温で乾燥し、珍味食品を得た。この珍味食品
についても常温で1カ月放置したが、かびは生じなかっ
た。
ゝ直接仕掛品に振り掛けるので、味や風味の優れた珍味
食品を得ることができること、ソルビットやグリセリン
を配合したことにより、甘味を生じ、何よりも調味液を
そのまゝ振り掛けてもべと付いたり、かびを生じるのを
防ぐことができること等の効果を奏する。
Claims (3)
- 【請求項1】魚肉、蓄肉、卵、野菜等のうち、一種以上
を主原料とする生地に小麦粉、澱粉、調味料等を主成分
とする衣液を塗布してからパン粉をまぶし、ついでフラ
イにしたのち、このフライ仕掛品に調味液を振り掛けて
なるフライ製品の製造方法において、上記衣液と調味液
のうち、少なくとも一方にソルビット及び若しくはグリ
セリンを配合したことを特徴とする珍味食品の製造方
法。 - 【請求項2】フライ仕掛品の水分含有量が少なくなるよ
うに、フライの温度を上げるか、フライ時間を長くする
ことを特徴とする請求項1記載の珍味食品の製造方法。 - 【請求項3】小麦粉、澱粉、調味料等を主成分とするせ
んべい生地を焙焼したのち調味液をまぶしてなるせんべ
い状珍味食品の製造方法において、上記調味液にソルビ
ット及び若しくはグリセリンを配合したことを特徴とす
る珍味食品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002113274A JP2003304818A (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 珍味食品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002113274A JP2003304818A (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 珍味食品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003304818A true JP2003304818A (ja) | 2003-10-28 |
Family
ID=29395499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002113274A Pending JP2003304818A (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 珍味食品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003304818A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009112240A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Sanko:Kk | 膨れ煎餅の製造方法 |
JP2009153401A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Oshio Surume:Kk | いかフライ製品の製造法 |
JP2012095584A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Nisshin Foods Kk | 揚げ物及びその製造方法 |
KR101115167B1 (ko) * | 2009-05-27 | 2012-06-28 | 해태제과식품주식회사 | 군만두용 조리액과 이를 이용하여 만든 군만두 |
-
2002
- 2002-04-16 JP JP2002113274A patent/JP2003304818A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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