JP2003304773A - ローヤルゼリーの精製装置及びこの精製装置に用いるクリップ装置、並びにチューブ絞り用装置 - Google Patents

ローヤルゼリーの精製装置及びこの精製装置に用いるクリップ装置、並びにチューブ絞り用装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中国山中でも簡単な装置で短時間で濾過処理
を行って、活性が高く、高品質で、高純度のローヤルゼ
リーを得る。 【解決手段】 一端に開口3を備えた筒状体をなす容器
5の前記開口3からローヤルゼリーを投入する。前記容
器5の開口3にフィルタ7を介してキャップ部11を着
脱自在に被蓋する。取り出し容器の上で、前記容器5を
逆さにしてキャップ部11に備えた送出口9を下方へ向
ける。容器5の底部を押圧し、容器5の側周面に設けた
蛇腹状のピストン部13が収縮して容器5の内容積を小
さくせしめ、その空気圧により容器5内のローヤルゼリ
ーを容易に押圧し、フィルタ7のメッシュを通過せしめ
て効率的に濾過精製し、送出口9より取り出し容器へ収
容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、及び前記精製装
置に用いるクリップ装置、並びにチューブ絞り用装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ローヤルゼリーの一般的な採乳方法は、
蜜蜂の習性を応用したものである。蜜蜂の女王は、花の
最盛期になると毎日3,000個もの卵を産むので、巣箱が
すぐに満杯となる。このとき、分蜂という巣分かれ現象
が生じる。この分蜂時期になると、働き蜂たちは新女王
蜂を育成するための王台というベッドを約20個ほど作
る。これらの王台に女王蜂が次々と受精卵を産み付け
る。そうすると、働き蜂たちは各王台の受精卵を新女王
蜂へと飼育するために頭部に有している下咽頭線からロ
ーヤルゼリーという特殊な物質を各王台へ分泌する。
【0003】各王台は上記の分泌開始から90時間まで
にローヤルゼリーで満杯になり、働き蜂たちはミツロウ
を分泌して王台に蓋をして閉じる。卵から孵化した女王
の幼虫は、王台の中でローヤルゼリーを餌として成虫へ
と育っていくのである。過去においては、天然王台に溜
められた僅かばかりのローヤルゼリーが集められて採乳
されていたので、ローヤルゼリーは極めて貴重で高価な
ものであった。
【0004】その後、上記の蜂の習性を応用して、上記
の自然王台の代わりに椀状の直径1cm程のプラスチッ
クで作成した人工王台(ベッド)が開発され、働き蜂の
巣房から3日令ほどの小さな幼虫が人為的に一つ一つ上
記の人工王台の中に移動される作業、つまり『移虫作
業』が行われようになった。
【0005】上記のように移虫作業が行われた各王台
は、女王蜂を隔離した上で、一列で34個の王台が二列に
並べられた状態で王台の入口を逆さまになるように巣枠
に組み込まれて巣箱の中に納められ、巣箱の蓋が閉じら
れる。
【0006】すると、働き蜂たちは前述した自然王台と
同じように人工王台へローヤルゼリーを分泌し始める。
丸3日間(72時間)経過した後に『採乳作業』が行わ
れる。この『採乳作業』とは、人工王台を並べた巣枠が
巣箱から取り出され、ミツロウにより閉塞された人工王
台の蓋がカッタナイフ等の切断工具で取り除かれた後
に、人工王台の中に溜められたローヤルゼリーが竹のヘ
ラや真空ポンプでプラスチックなどの容器に取り集めら
れる作業をいう。
【0007】ローヤルゼリーを分泌できる働き蜂は、成
虫になってから一週間から10日ほど経過した若い働き蜂
であり、それ以上の日令の働き蜂はローヤルゼリーを分
泌しないのである。また、上記の若い働き蜂はローヤル
ゼリーを分泌するために、ハチミツの他にたくさんの花
粉を食べて一旦消化吸収し、心臓管という器官でローヤ
ルゼリーが作られ、このローヤルゼリーが蜂の頭の箇所
にある咽頭線という器官より分泌される。
【0008】砂糖水がハチミツの代用としてよく使われ
るが、砂糖水はハチミツと比較すると、働き蜂から分泌
されるローヤルゼリーの成分・活性の両方の点で遙かに
劣るものである。つまり、砂糖水を餌として与えられて
分泌されたローヤルゼリーが受精卵の幼虫に与えられて
も正規な女王蜂にはならず、不思議なことに女王蜂と働
き蜂の中間的な蜂になる。したがって、天然のハチミツ
と花粉は蜜蜂にとって子孫繁栄のために不可欠な栄養価
の高い物質といえるものである。
【0009】ちなみに、ローヤルゼリーの成分には、水
分約68%、タンパク質約13%、糖質約16%、脂質
約4%であり、その他ビタミンB,ビタミンB,ビ
タミンB,ニコチン酸、葉酸、パントテン酸、ビチオ
ン、イノシトール、アセチルコリン、ガンマーアミノ酪
酸などが含まれている。そして、ローヤルゼリーは医学
界においては生活習慣病、ガン、心臓病、脳卒中などに
効果があるとされている。例えば、免疫細胞に働きかけ
て免疫力を活性化させることや、炎症を抑える作用、鎮
痛作用があることや、活性酸素を消去させることや、耐
性菌が生まれないことなどの優れた作用がある。
【0010】日本におけるローヤルゼリーの濾過方法
は、採乳直後に、幼虫や巣となっているミツロウの破片
ごと寒天の押し器のような簡易濾過器の中に入れられて
から、メッシュを備えた出口に向けて押し出されるので
ある。この濾過作業は採乳の都度行われて1kg入りのビ
ニールに溜められる。溜まったローヤルゼリーは、家庭
用の電気冷蔵庫に納められて約8℃程で保管される。日
本のローヤルゼリー生産養蜂家たちは、山間部において
小型発電器にて小型冷蔵庫を作動させてローヤルゼリー
の保管に勤める。
【0011】一方、中国における養蜂作業の実態につい
て説明すると、大密源国の中国は1970年代に入りローヤ
ルゼリーの世界的生産国となって行き、1990年代には世
界一のローヤルゼリー源乳生産国となった。日本の2000
年度における中国産のローヤルゼリーの輸入実績は530
トンを超えるまでになった。
【0012】中国におけるハチミツやローヤルゼリーの
原乳の生産方式は、日本方式と大幅に異なり、特に養蜂
場における作業方法、保管、輸送等の管理が杜撰である
ために、日本に到着した蜂製品の品質は活性、鮮度とも
に大幅に劣化している。
【0013】例えば、移虫、採乳作業までの工程は日本
と同じであるが、最も重要な養蜂家の手による蜂場濾過
が行われず、採乳作業では幼虫こそ取り除かれるが、蜂
の死骸や巣の破片、ゴミは混入された状態で常温のまま
1kg、3kg、5kgの容器に溜め続けられる。その後も常
温にさらされ、長時間放置された上、一定量のローヤル
ゼリーが溜まると、都市部の精製工場へ運び込まれる。
【0014】この段階で初めて冷凍倉庫にて一旦マイナ
ス8℃にて冷凍保存される。そのように各地から集めら
れ、冷凍保存されたローヤルゼリーが集められると、精
製工場に持ち込まれ、解凍作業を経て人手で濾過作業が
行われる。
【0015】例えば、事業規模が小規模な養蜂家におい
ては、図6に示されているようにローヤルゼリーの精製
装置101を構成する円筒状の筒状体103の一端の開
口部105にガーゼ107を被せて輪ゴム109で止め
ておき、この筒状体103の他端の開口111から上記
の採乳したローヤルゼリーが投入される。次いで、前記
開口111から筒状体103内に円柱状のピストン部1
13が挿入されてローヤルゼリーをガーゼ107に向け
て押圧することにより、ガーゼ107を通過したローヤ
ルゼリーが濾過され、下方の金属製の缶115に収容さ
れている。なお、上記の筒状体の容量は200〜500
ccである。
【0016】上記の濾過作業の後に撹拌作業が行われ
る。撹拌作業では、濾過済のローヤルゼリーが直径約1
m位の円筒形のステンレス容器(上記の缶でも兼用可
能)の中に流し込まれる。ステンレス容器内のローヤル
ゼリーは撹拌用装置により撹拌される。例えば、ステン
レス容器の中央には回転軸が取り付けられ、この回転軸
に備えられた撹拌用の金属ヘラとしての例えば撹拌棒が
ゆっくりしたスピードでモータによって回り始めると、
容器の中のローヤルゼリーが撹拌される。このように均
一のローヤルゼリー原液が出来上がる。このローヤルゼ
リー原液は1kg梱包に小分けされて出荷の時まで再びマ
イナス18℃で保管される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の移
虫、採乳作業は、例えば中国の西北の奥地にある100
%自然の菜の花の大密源地帯にて行われる。採乳作業後
のローヤルゼリーの濾過、撹拌作業は、鮮度を落とさな
いためにも、採乳作業を行った場所にて素早く行う必要
がある。
【0018】しかし、中国の現況では、中国山中の奥地
の養蜂場に発電機や冷蔵庫を設置することなど考えられ
ぬほどのレベルであり、また確たる流通も確立されてお
らず、蜂場作業の改善を実施しても売値は従来の方法で
行われたものと同額であることから、養蜂家たちは敢え
て手間のかかる作業を行っていないのが実態である。
【0019】したがって、従来のローヤルゼリーの精製
方法においては、上述したように中国山中の奥地の養蜂
場では採乳されたローヤルゼリーの濾過作業が行われ
ず、蜂の死骸や巣の破片、ゴミ等が混じった状態で常温
のまま長時間放置され、常温にて都市部の精製工場へ運
び込まれてから、冷凍保存されて一定量がまとめられて
から濾過、撹拌されているので、ローヤルゼリーは(1)
紫外線を受け、(2)空気中の酸と接触し、(3)金属と接触
することになり、その結果、ローヤルゼリーのもつ優れ
た活性型の成分が破壊されてしまうという問題点があっ
た。
【0020】より詳しくは、ローヤルゼリーの弱点は、
(1)空気中の炭酸ガス等の酸のような微量成分により生
成が劣化する。(2)紫外線に弱い。(3)8℃以上の熱に弱
い。(4)金属に接触すると化学変化が生じる。(5)無機酸
に接すると化学変化が生じる。というものである。とこ
ろが、撹拌の際には、ローヤルゼリーが空気とミックス
されてしまい、その上、金属性のヘラが使用されている
ので、ローヤルゼリーは金属性の物質と接触して成分が
破壊されてしまうのである。
【0021】また、採乳されたローヤルゼリーには蜂の
死骸、巣の破片、ゴミ等が混じっており、水分が65%
で粘度が高いペースト状で非常に重たいものであるの
で、濾布としてのガーゼ107が詰まったりして濾過及
び撹拌の処理に時間がかかると、ローヤルゼリーが空気
中にさらされる時間が長くなり、生成劣化すると共に活
性化が減少し、鮮度が落ちてしまうのである。
【0022】さらに、従来の中国でのローヤルゼリーの
精製方法においては、上述したように冷凍、解凍、冷凍
の工程により2度の冷凍が行われている。ところが、冷
凍されることによってローヤルゼリーの鮮度は保たれる
が、ローヤルゼリーに含まれる有効成分のひとつである
10ヒドロオキシ2デセン酸という脂肪酸はすぐに結晶
してしまい、一度結晶した上記のデセン酸は簡単に溶解
しないために、上記のデセン酸の含有量が低下した品質
度の低いローヤルゼリー原乳と化してしまうという問題
点があった。
【0023】また、その他の主要成分であるγ・アミノ
酪酸、アセチルコリン等も冷凍、それも長期冷凍保存は
避けるべきである。
【0024】ましてや、たとえ魚であっても、日本の冷
凍技術のように、生きたままの魚が窒素を使った瞬間冷
凍や急速冷凍方式によって冷凍されているにもかかわら
ず、常温で幾日も放置されたローヤルゼリー原乳が低速
冷凍されるということは、釣り上げた魚が幾日も放置さ
れた上で冷凍保存されることに等しい方法であり、鮮度
の維持を出来るはずがない。以上のように品質劣化した
中国産のローヤルゼリー原乳が国内外に取引されている
のが、中国養蜂、養蜂品市場の現実となっている。
【0025】また、従来のローヤルゼリーの精製装置1
01では、筒状体103とピストン部113とを両手で
持って操作するので大変な作業であり、濾布としてのガ
ーゼ107は木綿製で平織りであるために毛羽立って目
詰まりし、また、織り目が寄れるためにメッシュが安定
しないために純度の高い良質な精製が行われないという
問題点があった。
【0026】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、例えば中国山中の奥地のよ
うな電気供給源のない養蜂場においても、簡単な装置で
短時間で濾過の処理を行うことにより、活性が高く、高
品質で、高純度のローヤルゼリーを得るための及び前記
精製装置に用いるクリップ装置、並びにチューブ絞り用
装置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のローヤルゼリーの精製装置
は、ローヤルゼリーを収容すべく一端を開口した筒状体
をなす容器と、この容器の前記開口側に着脱自在に被蓋
可能でローヤルゼリーを送出する送出口を備えたキャッ
プ部と、このキャップ部と前記容器の開口端との間に挟
み込まれて容器内のローヤルゼリーを濾過精製するフィ
ルタと、前記容器内のローヤルゼリーを前記フィルタか
ら押し出すべく容器の筒状体の側周面を伸縮可能に設け
た蛇腹状のピストン部と、から構成されてなることを特
徴とするものである。
【0028】したがって、精製すべきローヤルゼリーが
開口から容器の中に投入され、フィルタとキャップ部が
容器の開口側に装着される。容器の底部を押圧すること
により蛇腹状のピストン部が収縮して容器の内容積が小
さくされるので、空気圧により容器内のローヤルゼリー
が押圧され、フィルタのメッシュを通過して効率的に濾
過精製される。この精製装置は構造が簡単であり、小型
化され、コストが安価である。
【0029】また、中国山中では洗浄して使うことが困
難であるのでフィルタ、容器は安価なため使い捨てでき
るので衛生的である。また、ローヤルゼリーの精製純度
の要求に応じて該当するメッシュのフィルタを使用でき
る。電力源が得られない養蜂場であっても、容易に且つ
短時間にローヤルゼリーの精製が行われる。しかも、撹
拌されないので空気中の酸の影響が極力少なく抑えられ
るので、生成劣化の少ない高品質のローヤルゼリーが得
られる。
【0030】請求項2によるこの発明のローヤルゼリー
の精製装置は、請求項1記載のローヤルゼリーの精製装
置において、前記フィルタが、0.1〜1.0mmのメ
ッシュでネット状の濾布からなることを特徴とするもの
である。
【0031】したがって、濾布が0.1〜1.0mmの
メッシュで、ネット(網)状であるので、ネットの目が
よれることがないため濾過精製状態が安定し、純度の高
い高品質のローヤルゼリーが得られる。
【0032】請求項3によるこの発明のローヤルゼリー
の精製装置は、請求項1又は2記載のローヤルゼリーの
精製装置において、前記容器とキャップ部とフィルタ
が、少なくとも表面を非金属材料にて構成していること
を特徴とするものである。
【0033】したがって、ローヤルゼリーと接触する容
器、キャップ部、フィルタは、非金属材料にて構成され
ているので、ローヤルゼリーは従来のように金属と化学
反応を起こして品質低下することがない。
【0034】請求項4によるこの発明のローヤルゼリー
の精製装置は、請求項1,2又は3記載のローヤルゼリ
ーの精製装置において、前記容器の内部に挿入可能で袋
入口側を容器の開口端とフィルタとの間に挟み込み可能
な柔軟性を備えた袋体と、前記容器に設けた容器内に貫
通する通気孔と、を加えて構成してなることを特徴とす
るものである。
【0035】したがって、ポリ袋などのような柔軟性を
有する袋体が容器の内部に挿入され、この中にローヤル
ゼリーを投入してからポリ袋の袋入口側を容器の開口端
とフィルタとの間に挟み込むようにしてキャップ部が被
蓋される。中国山中では洗浄して使うことが困難である
のでフィルタ、ポリ袋は安価なため使い捨てできるので
衛生的である。また、通気孔により蛇腹状のピストン部
が再び伸びて原位置に戻り易くなるので、蛇腹状のピス
トン部を効率よく繰り返し伸縮させてローヤルゼリーを
精製することができる。
【0036】請求項5によるこの発明のローヤルゼリー
の精製装置は、ローヤルゼリーを収容すべく両端を開口
した柔軟性を有するチューブ状体と、このチューブ状体
の一方端側の開口を着脱自在に被蓋可能でローヤルゼリ
ーを送出する送出口を備えたキャップ部と、このキャッ
プ部と前記チューブ状体の開口端との間に挟み込まれて
チューブ状体内のローヤルゼリーを濾過精製するフィル
タと、から構成されてなることを特徴とするものであ
る。
【0037】したがって、精製すべきローヤルゼリーが
キャップ部と反対側の開口からチューブ状体の中に投入
され、前記開口の付近を例えばクリップで閉じてからチ
ューブ状体を手でフィルタ側方向へ絞り込むと、チュー
ブ状体のローヤルゼリーが押圧されてフィルタのメッシ
ュを通過して効率的に濾過精製される。この精製装置は
構造が簡単であり、小型化され、コストが安価である。
また、中国山中では洗浄して使うことが困難であるので
フィルタ、チューブ状体は安価なため使い捨てできるの
で衛生的である。また、ローヤルゼリーの精製純度の要
求に応じて該当するメッシュのフィルタを使用できる。
電力源が得られない養蜂場であっても、容易に且つ短時
間にローヤルゼリーの精製が行われる。しかも、撹拌さ
れないので空気中の酸の影響が極力少なく抑えられるの
で、生成劣化の少ない高品質のローヤルゼリーが得られ
る。
【0038】請求項6によるこの発明のローヤルゼリー
の精製装置は、請求項5記載のローヤルゼリーの精製装
置において、前記フィルタが、0.1〜1.0mmのメ
ッシュでネット状の濾布からなることを特徴とするもの
である。
【0039】したがって、請求項2記載の作用と同様で
あり、濾布が0.1〜1.0mmのメッシュで、ネット
(網)状であるので、ネットの目がよれることがないた
め濾過精製状態が安定し、純度の高い高品質のローヤル
ゼリーが得られる。
【0040】請求項7によるこの発明のローヤルゼリー
の精製装置は、請求項5又は6記載のローヤルゼリーの
精製装置において、前記チューブ状体とキャップ部とフ
ィルタが、少なくとも表面を非金属材料にて構成してい
ることを特徴とするものである。
【0041】したがって、ローヤルゼリーと接触するチ
ューブ状体、キャップ部、フィルタは、非金属材料にて
構成されているので、ローヤルゼリーは従来のように金
属と化学反応を起こして品質低下することがない。
【0042】請求項8によるこの発明のクリップ装置
は、チューブ状体内のローヤルゼリーをチューブ状体の
一方端側に備えたフィルタから押し出すべくチューブ状
体の他方端側を上下から挟み込む一対のクリップ片と、
前記チューブ状体の他方端側を巻いて折り返すための支
持片と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0043】したがって、チューブ状体が一対のクリッ
プ片で上下から挟み込まれるだけでなくチューブ状体の
折り返し部分が支持片に巻かれるので、チューブ状体の
他方端側が確実にクリップされ、チューブ状体が容易に
絞り込まれる。しかもこのクリップ構造は簡単で安価で
ある。
【0044】請求項9によるこの発明のチューブ絞り用
装置は、チューブ状体内のローヤルゼリーをチューブ状
体の一方端側に備えたフィルタから押し出すべくチュー
ブ状体の他方端側を巻き込む回転体を備えると共にこの
回転体に前記チューブ状体の他方端側を差し込む貫通孔
を設けていることを特徴とするものである。
【0045】したがって、チューブ状体の他方端側を貫
通孔に差し込んでから、チューブ状体は回転体に容易に
巻き込まれるので、チューブ状体のローヤルゼリーが効
率よく絞り込まれる。
【0046】請求項10によるこの発明のチューブ絞り
用装置は、チューブ状体内のローヤルゼリーをチューブ
状体の一方端側に備えたフィルタから押し出すべくチュ
ーブ状体の他方端側を上下から挟み込む2つのクランプ
片と、この2つのクランプ片を作動せしめる作動片とを
鋏形状に構成し、前記2つの各クランプ片に回転自在な
回転体を備えていることを特徴とするものである。
【0047】したがって、チューブ絞り用装置が鋏形状
をしているので、作業者が作動片を作動することにより
チューブ状体が2つのクランプ片に設けた回転体の間に
簡単に挟み込まれる。また、チューブ絞り用装置は2つ
の回転体によりチューブ状体を絞り込む方向に容易に移
動される。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0049】図1を参照するに、第1の実施の形態に係
わるローヤルゼリーの精製装置1は、ローヤルゼリーを
投入すべく一端に開口3を有する筒状体をなす容器5
と、この容器5に投入されたローヤルゼリーを濾過精製
するためのフィルタ7と、このフィルタ7で濾過精製さ
れたローヤルゼリーを送出する送出口9を備えたキャッ
プ部11と、から構成されている。さらに、容器5の筒
状体の側周面には容器5内のローヤルゼリーを前記フィ
ルタ7から押し出すために容器5の内容積を小さくせし
める伸縮可能な蛇腹状のピストン部13が備えられてい
る。
【0050】より詳しくは、容器5はこの第1の実施の
形態では円筒形状をなす樹脂製ボトルであり、容器5の
容量は、第1の実施の形態では300cc程度である。
また、図1において容器5の開口3の側にはキャップ部
11を取り付けるための段付部15が設けられており、
この段付部15の開口側の外周にねじ部17が設けられ
ている。また、段付部15の肩面には容器5の内部に貫
通する複数の小さな通気孔19が設けられており、各通
気孔19の近くには各通気孔19がキャップ部11の端
面で閉塞されないように保護するための突起部21が設
けられている。なお、上記の段付部15、通気孔19、
突起部21は、必ずしも設けられなくても構わない。
【0051】また、容器5の内部に挿入可能で且つ袋入
口側が容器5の開口3に十分にもたれ掛かるほどの大き
さの柔軟性を有する袋体としての例えばポリ袋23(ポ
リエチレン製の袋体)が設けられている。なお、上記の
袋体は柔軟性を有する袋体であれば、他の樹脂あるいは
他の材料であっても構わない。
【0052】また、キャップ部11は容器5のねじ部1
7に螺合して着脱自在に被蓋される構成であり、キャッ
プ部11の図1において上部は略漏斗状に形成され、そ
の先端に送出口9が設けられている。なお、この第1の
実施の形態ではキャップ部11は樹脂製であるが、キャ
ップ部11が金属製である場合は、その全体あるいは少
なくとも内周壁面が樹脂によりコーティングされたもの
であっても構わない。
【0053】また、フィルタ7は、容器5の図1におい
て上部の開口端面とキャップ部11との間に挟み込まれ
て容器5の開口3を塞ぐ形状をなしており、例えば樹脂
製の漏斗状の枠体25と、この枠体25の図1において
下部側の穴部27を塞ぐ濾布29とからなる。より詳し
くは、上記の濾布29は枠体25の穴部の外周面に例え
ば他のリング31で挟んで熱圧着して一体化されてい
る。
【0054】なお、濾布29は、0.1〜1.0mmの
メッシュでネット状であり、例えばナイロンメッシュを
1枚ではなく複数枚を重ねて用いることができる。0.
1〜0.8mmのメッシュが好ましく、0.1〜0.5
mmのメッシュがより望ましい。したがって、濾布29
が0.1〜1.0mmのメッシュで、ネット(網)状で
あるので、ネットの目がよれることがないため濾過精製
状態が安定し、純度が高い高品質のローヤルゼリーが得
られる。また、上記のフィルタ7は交換可能であるの
で、予め幾種類ものメッシュのフィルタ7を製作してお
き、ローヤルゼリーの精製純度の要求に応じて該当する
メッシュのフィルタ7に容易に交換して使用することが
できる。
【0055】なお、フィルタ7及び精製されたローヤル
ゼリーが収容される取り出し容器(図示省略)は前述し
たキャップ部11と同様に樹脂製であるが、樹脂コーテ
ィングされた金属製であっても構わない。
【0056】上記構成により、ポリ袋23が開口3から
容器5の中に挿入され、ポリ袋23の袋入口側を容器5
の開口3に十分にもたれ掛ける。精製すべきローヤルゼ
リーが開口3から容器5内のポリ袋23の中に投入され
てから、ポリ袋23の袋入口側が容器5の開口端面とフ
ィルタ7との間に挟み込まれるようにしてキャップ部1
1が容器5のねじ部17にねじ込まれて被蓋される。こ
のとき、キャップ部11の端面は段付部15の肩面の突
起部21に当接するので、複数の各通気孔19が塞がれ
ることはない。
【0057】上記のようにセットされた容器5は、取り
出し容器(図示省略)の上でキャップ部11の送出口9
が下に向くように逆さにされてから容器5の底部が押圧
されることにより、蛇腹状のピストン部13が収縮して
容器5の内容積が小さくされるので、その空気圧により
容器5の中のローヤルゼリーが下方へ押圧されてフィル
タ7のメッシュを通過して濾過精製され、キャップ部1
1の送出口9より下方の取り出し容器へ落下する。
【0058】したがって、ローヤルゼリーの精製装置1
は構造が簡単であり、小型化され、コストが安価である
にもかかわらず、ローヤルゼリーが効率的に純度の高い
高品質に濾過精製される。しかも、中国山中では水がな
いために洗浄して使うことが困難であるが、フィルタ
7、ポリ袋23は安価なため使い捨てできるので衛生的
である。また、ローヤルゼリーの精製純度の要求に応じ
て該当するメッシュのフィルタ7に容易に交換すること
ができる。
【0059】なお、上記の複数の小さな通気孔19が設
けられていることは、蛇腹状のピストン部13が再び伸
びて原位置に戻り易くなるので、蛇腹状のピストン部1
3を効率よく繰り返し伸縮させてローヤルゼリーを精製
できるという点で望ましいが、通気孔19及びこれに伴
う突起部21は必ずしも設けられなくても構わない。ま
た、ポリ袋23も使い捨てできるという点で望ましい
が、ローヤルゼリーが容器3内に直接投入されても構わ
ない。その場合は、強いて言えば、上記の容器も安価で
あるので使い捨てすることができる。
【0060】以上のことから、たとえ養蜂場が中国山中
の奥地であるために電力源が得られなくとも、この第1
の実施の形態のローヤルゼリーの精製装置1が用いられ
ることにより容易に且つ効率よくローヤルゼリーの精製
が行われる。しかも、従来のように撹拌されないので空
気中の酸の影響を極力少なく抑えることができるので、
生成劣化の少ない高品質のローヤルゼリーが得られる。
また、ローヤルゼリーと接触する容器5、柔軟性を有す
る袋体、フィルタ37,キャップ部11、取り出し容器
は、非金属材料にて構成されているので、ローヤルゼリ
ーが従来のように金属と化学反応を起こして品質低下と
なることがない。
【0061】また、採乳されたローヤルゼリーは養蜂場
にて2℃程の低温で短期保存されて、3〜10kgの量に
なったら、上記のように養蜂場にて短時間で精製処理さ
れるので、従来のような8℃以上の熱による成分劣化を
避けることができ、また冷凍による10ヒドロオキシ2
デセン酸の含有量が低下するという事態も避けることが
できる。なお、2℃程の低温で保存される1〜2日の短
期保存期間ではローヤルゼリーに対する問題はなく、1
週間程度であってもほぼ問題はない。
【0062】次に、この発明の第2の実施の形態のロー
ヤルゼリーの精製装置33について、図面を参照して説
明する。
【0063】図2を参照するに、このローヤルゼリーの
精製装置33は、ローヤルゼリーを収容すべく筒状をな
すチューブ状体35と、チューブ状体35の中のローヤ
ルゼリーを濾過精製するフィルタ37と、このフィルタ
37で濾過精製されたローヤルゼリーを送出する送出口
39を備えたキャップ部41と、から構成される。
【0064】より詳しくは、チューブ状体35は両端に
開口43,45を有する筒形状をなすもので、この第2
の実施の形態では柔軟性を有する樹脂製の例えばポリエ
チレンチューブであり、チューブ状体35の容量は、第
2の実施の形態では200cc程度である。また、図2
においてチューブ状体35の下方の開口43の側の外周
にはキャップ部41を取り付けるためのねじ部47が設
けられている。なお、上記のチューブ状体35は柔軟性
を有するものであれば、他の樹脂あるいは他の材料であ
っても構わない。
【0065】また、キャップ部41はチューブ状体35
のねじ部47に螺合して着脱自在に被蓋される構成であ
り、前述した第1の実施の形態と構造的には同様である
ので、詳しい説明は省略する。なお、第1の実施の形態
と同様の他の構成部材は同符号で図示している。
【0066】また、フィルタ37は、チューブ状体35
の図2において下端面とキャップ部41との間に挟み込
まれてチューブ状体35の図2において下端の開口43
を塞ぐ形状をなしており、例えば樹脂製のリング状の枠
体49と、この枠体49の穴部51を塞ぐ濾布53とか
らなる。より詳しくは、2枚のリング状の枠体49が上
記の濾布53を上下から挟み込んで熱圧着して一体化さ
れている。なお、フィルタ37としては前述した第1の
実施の形態のフィルタ7と同様に漏斗状の構造であって
も構わない。また、濾布53は前述した第1の実施の形
態のフィルタ7の濾布29と同様である。
【0067】次に、この発明の実施の形態のクリップ装
置55について図面を参照して説明する。なお、このク
リップ装置55は前述したチューブ状体35の他方端側
の開口43の付近を上下から挟み込むものである。
【0068】図3(A),(B)を参照するに、クリッ
プ装置55は、チューブ状体35を挟むために一対をな
す2つのクリップ片としての例えば円筒体57,59が
備えられており、2つの円筒体57,59は図3におい
て左端側が例えばコ字状をなす剛体からなるヒンジ61
で連結されており、円筒体57の右端側には2つの円筒
体57、59をクランプする止め具63が設けられてい
る。さらに、上記の2つの円筒体57,59に加えて、
支持片としての例えば円筒体65が上記のヒンジ61に
共に連結されている。
【0069】したがって、図3(A)に示されているよ
うにチューブ状体35の一方端側が他の円筒体65に巻
かれて折り返され、この折り返し部分と重ね合わされた
チューブ状体35が上記の2つの円筒体57,59によ
り挟み込まれてから、図3(B)に示されているように
円筒体57,59が止め具63でクランプされる。した
がって、チューブ状体35が一対の円筒体57,59で
上下から挟み込まれるだけでなくチューブ状体35の折
り返し部分が円筒体65に巻かれるので、チューブ状体
35の他方端側が確実にクリップされ、チューブ状体3
5が容易に絞り込まれる。なお、このクリップ装置55
は構造が簡単で安価である。
【0070】次に、この発明の実施の形態のチューブ絞
り用装置について図面を参照して説明する。なお、この
チューブ絞り用装置はチューブ状体35の他方端側をク
ランプしてからチューブ状体35をフィルタ37の方向
へ絞り込むものである。
【0071】図4(A),(B)を参照するに、このチ
ューブ絞り用装置67は、U字状をなす基台69の一方
側の端片71が中央片73にヒンジ75を介して回動可
能に設けられており、この端片71に回転体としての例
えばローラ77の一端側が回転自在に軸承されており、
ローラ77の他端にはローラ77を手で回転するための
取っ手79が設けられている。さらに、ローラ77には
長手方向に向けて細長い形状の貫通孔81が外周面から
ローラ中心を経て反対側の外周面へ貫通している。基台
69の他方側の端片83にはローラ77の軸部を受ける
ように切欠き部85が形成されている。
【0072】したがって、図4(A)に示されているよ
うにローラ77を基台69からヒンジ75を中心に回動
して持ち上げて、基台69の中央片73とローラ77間
にチューブ状体35の一方端側が扁平状に押し潰された
状態で図4(B)に示されているように挟み込まれる。
次いで、このチューブ状体35の一方端側がローラ77
の貫通孔81に差し込まれてから取っ手79を持ってロ
ーラ77を回転せしめることにより、チューブ状体35
がローラ77に巻き込まれる。チューブ状体35は基台
69の中央片73とローラ77間で容易に絞り込まれて
チューブ状体35の中のローヤルゼリーが効率よく押し
出されることになる。なお、上記のチューブ絞り用装置
67は構造が簡単で安価である。
【0073】図5(A),(B)を参照するに、このチ
ューブ絞り用装置87は、チューブ状体35の他方端側
を上下から挟み込む2つのクランプ片89A,89B
と、この2つのクランプ片89A,89Bを作動せしめ
る作動片91A,91Bが支軸部93を支点とする鋏形
状に構成されている。さらに、上記の2つの各クランプ
片89A,89Bには回転自在な回転体としてのローラ
95A,95Bが備えられている。また、作動片91
A,91Bには取っ手部97A,97Bが設けられてい
る。
【0074】したがって、チューブ絞り用装置87が鋏
形状をしているので、図5(B)に示されているように
作業者が取っ手部97A,97Bを把持して作動片91
A,91Bを作動せしめることによりチューブ状体35
の一方端側がクランプ片89A,89Bに備えたローラ
95A,95Bの間に簡単に挟み込まれて扁平状に押し
潰される。次いで、チューブ絞り用装置87はローラ9
5A,95Bによってチューブ状体35を絞り込む方向
に容易に移動可能となる。
【0075】上記構成により、ローヤルゼリーの精製装
置33においては、チューブ状体35の一方端側にフィ
ルタ37とキャップ部41が装着されてから、精製すべ
きローヤルゼリーがキャップ部41と反対側の開口45
からチューブ状体35の中に投入される。
【0076】次いで、上記のチューブ状体35の他方端
側の開口43の付近は、例えばクリップ装置55により
上下から挟み込まれた後に、チューブ状体35が手でフ
ィルタ37の方向へ絞り込まれる。あるいは、チューブ
状体35の他方端側が、例えばチューブ絞り用装置6
7,87でクランプされた後に、前記チューブ絞り用装
置67,87により前記フィルタ37の方向へ絞り込ま
れる。チューブ状体35が絞り込まれると、チューブ状
体35のローヤルゼリーは押圧されてフィルタ37のメ
ッシュを通過して効率的に濾過精製される。
【0077】以上のように、ローヤルゼリーの精製装置
33は構造が簡単であり、小型化され、コストが安価で
ある。また、中国山中では水がないために洗浄して使う
ことが困難であるが、フィルタ37、チューブ状体35
は安価なため使い捨てできるので衛生的である。
【0078】また、前述した第1の実施の形態のローヤ
ルゼリーの精製装置1の場合とほぼ同様に、ローヤルゼ
リーの精製純度の要求に応じて該当するメッシュのフィ
ルタ37を使用でき、電力源が得られない養蜂場であっ
ても容易に且つ短時間にローヤルゼリーの精製が行わ
れ、撹拌されないので生成劣化の少ない高品質のローヤ
ルゼリーが得られる。
【0079】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0080】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、精製す
べきローヤルゼリーを開口から容器の中に投入し、フィ
ルタとキャップ部を容器の開口側に装着し、容器の底部
を押圧して蛇腹状のピストン部が収縮して容器の内容積
を小さくできるので、その空気圧により容器内のローヤ
ルゼリーを押圧してフィルタのメッシュを通過せしめて
効率的に濾過精製できる。この精製装置は構造が簡単で
あり、小型化され、コストが安価である。
【0081】また、中国山中では洗浄して使うことが困
難であるが、フィルタ、容器は安価なため使い捨てでき
るので衛生的である。また、ローヤルゼリーの精製純度
の要求に応じて該当するメッシュのフィルタを使用でき
る。電力源が得られない養蜂場であっても、容易に且つ
短時間にローヤルゼリーの精製を行える。しかも、撹拌
されないので空気中の酸の影響を極力少なく抑えること
ができるので、生成劣化の少ない高品質のローヤルゼリ
ーを得ることができる。
【0082】請求項2の発明によれば、濾布が0.1〜
1.0mmのメッシュでネット(網)状であるので、ネ
ットの目がよれることがないため濾過精製状態を安定せ
しめ、純度の高い高品質のローヤルゼリーを得ることが
できる。
【0083】請求項3の発明によれば、ローヤルゼリー
と接触する容器、キャップ部、フィルタが、非金属材料
により構成されているので、ローヤルゼリーが従来のよ
うに金属と化学反応を起こして品質低下となることを防
止できる。
【0084】請求項4の発明によれば、ポリ袋などのよ
うな柔軟性を有する袋体を容器の内部に挿入し、この中
にローヤルゼリーを投入してからポリ袋の袋入口側を容
器の開口端とフィルタとの間に挟み込むようにしてキャ
ップ部を被蓋できる。中国山中では洗浄して使うことが
困難であるが、フィルタ、ポリ袋は安価なため使い捨て
できるので衛生的である。また、通気孔により蛇腹状の
ピストン部が再び伸びて原位置に戻り易くできるので、
蛇腹状のピストン部を効率よく繰り返し伸縮させてロー
ヤルゼリーを精製することができる。
【0085】請求項5の発明によれば、精製すべきロー
ヤルゼリーをキャップ部と反対側の開口からチューブ状
体の中に投入し、前記開口の付近を例えばクリップで閉
じてからチューブ状体を手でフィルタ側方向へ絞り込む
ことにより、チューブ状体のローヤルゼリーを容易に押
圧してフィルタのメッシュを通過せしめて効率的に濾過
精製できる。この精製装置は構造が簡単であり、小型化
され、コストが安価である。
【0086】また、中国山中では洗浄して使うことが困
難であるが、フィルタ、チューブ状体は安価なため使い
捨てできるので衛生的である。また、ローヤルゼリーの
精製純度の要求に応じて該当するメッシュのフィルタを
使用できる。電力源が得られない養蜂場であっても、容
易に且つ短時間にローヤルゼリーの精製を行える。しか
も、撹拌されないので空気中の酸の影響を極力少なく抑
えることができるので、生成劣化の少ない高品質のロー
ヤルゼリーを得ることができる。
【0087】請求項6の発明によれば、請求項2記載の
効果と同様であり、濾布が0.1〜1.0mmのメッシ
ュでネット(網)状であるので、編み目がよれることが
ないため濾過精製状態を安定せしめ、純度の高い高品質
のローヤルゼリーを得ることができる。
【0088】請求項7の発明によれば、ローヤルゼリー
と接触するチューブ状体、キャップ部、フィルタが、非
金属材料により構成されているので、ローヤルゼリーが
従来のように金属と化学反応を起こして品質低下となる
ことを防止できる。
【0089】請求項8の発明によれば、一対のクリップ
片でチューブ状体を上下から挟み込むだけでなくチュー
ブ状体の折り返し部分を支持片に巻くことができるの
で、チューブ状体の他方端側を確実にクリップでき、チ
ューブ状体を容易に絞り込むことができる。しかもこの
クリップ構造は簡単であるので安価にできる。
【0090】請求項9の発明によれば、チューブ状体の
他方端側を貫通孔に差し込んでから、回転体によりチュ
ーブ状体を容易に巻き込むことができるので、チューブ
状体のローヤルゼリーを効率よく絞り込むことができ
る。
【0091】請求項10の発明によれば、チューブ絞り
用装置を鋏形状に設けたので、作業者が作動片を作動す
ることにより簡単にチューブ状体を2つのクランプ片に
設けた回転体で挟み込める。また、2つの回転体により
チューブ状体を絞り込む方向にチューブ絞り用装置を容
易に移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のローヤルゼリー
の精製装置を示す斜視図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態のローヤルゼリー
の精製装置を示す斜視図である。
【図3】(A),(B)は、第2の実施の形態で用いら
れるチューブ絞り用装置を示す斜視図である。
【図4】(A),(B)は、第2の実施の形態で用いら
れるチューブ絞り用装置の他の例を示す斜視図である。
【図5】(A),(B)は、第2の実施の形態で用いら
れるチューブ絞り用装置の他の例を示す斜視図である。
【図6】従来のローヤルゼリーの精製装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ローヤルゼリーの精製装置(第1の実施の形態の) 3 開口 5 容器 7 フィルタ 9 送出口 11 キャップ部 13 ピストン部(蛇腹状の) 19 通気孔 21 突起部 23 ポリ袋(柔軟性を有する袋体) 29 濾布 33 ローヤルゼリーの精製装置(第2の実施の形態
の) 35 チューブ状体 37 フィルタ 39 送出口 41 キャップ部 43,45 開口 53 濾布 55 クリップ装置 57,59 円筒体(クリップ) 67,87 チューブ絞り用装置 77 ローラ(回転体) 81 貫通孔 89A,89B クランプ片 91A,91B 作動片 95A,95B ローラ(回転体)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月18日(2002.4.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 ローヤルゼリーの精製装置及びこの精
製装置に用いるクリップ装置、並びにチューブ絞り用装
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ローヤルゼリー
の精製装置及びこの精製装置に用いるクリップ装置、並
びにチューブ絞り用装置に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、例えば中国山中の奥地のよ
うな電気供給源のない養蜂場においても、簡単な装置で
短時間で濾過の処理を行うことにより、活性が高く、高
品質で、高純度のローヤルゼリーを得るためのローヤル
ゼリーの精製装置及びこの精製装置に用いるクリップ装
置、並びにチューブ絞り用装置を提供することにある。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローヤルゼリーを収容すべく一端を開口
    した筒状体をなす容器と、この容器の前記開口側に着脱
    自在に被蓋可能でローヤルゼリーを送出する送出口を備
    えたキャップ部と、このキャップ部と前記容器の開口端
    との間に挟み込まれて容器内のローヤルゼリーを濾過精
    製するフィルタと、前記容器内のローヤルゼリーを前記
    フィルタから押し出すべく容器の筒状体の側周面を伸縮
    可能に設けた蛇腹状のピストン部と、から構成されてな
    ることを特徴とするローヤルゼリーの精製装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタが、0.1〜1.0mmの
    メッシュでネット状の濾布からなることを特徴とする請
    求項1記載のローヤルゼリーの精製装置。
  3. 【請求項3】 前記容器とキャップ部とフィルタが、少
    なくとも表面を非金属材料にて構成していることを特徴
    とする請求項1又は2記載のローヤルゼリーの精製装
    置。
  4. 【請求項4】 前記容器の内部に挿入可能で袋入口側を
    容器の開口端とフィルタとの間に挟み込み可能な柔軟性
    を備えた袋体と、前記容器に設けた容器内に貫通する通
    気孔と、を加えて構成してなることを特徴とする請求項
    1,2又は3記載のローヤルゼリーの精製装置。
  5. 【請求項5】 ローヤルゼリーを収容すべく両端を開口
    した柔軟性を有するチューブ状体と、このチューブ状体
    の一方端側の開口を着脱自在に被蓋可能でローヤルゼリ
    ーを送出する送出口を備えたキャップ部と、このキャッ
    プ部と前記チューブ状体の開口端との間に挟み込まれて
    チューブ状体内のローヤルゼリーを濾過精製するフィル
    タと、から構成されてなることを特徴とするローヤルゼ
    リーの精製装置
  6. 【請求項6】 前記フィルタが、0.1〜1.0mmの
    メッシュでネット状の濾布からなることを特徴とする請
    求項5記載のローヤルゼリーの精製装置。
  7. 【請求項7】 前記チューブ状体とキャップ部とフィル
    タが、少なくとも表面を非金属材料にて構成しているこ
    とを特徴とする請求項5又は6記載のローヤルゼリーの
    精製装置。
  8. 【請求項8】 チューブ状体内のローヤルゼリーをチュ
    ーブ状体の一方端側に備えたフィルタから押し出すべく
    チューブ状体の他方端側を上下から挟み込む一対のクリ
    ップ片と、前記チューブ状体の他方端側を巻いて折り返
    すための支持片と、を備えてなることを特徴とするクリ
    ップ装置。
  9. 【請求項9】 チューブ状体内のローヤルゼリーをチュ
    ーブ状体の一方端側に備えたフィルタから押し出すべく
    チューブ状体の他方端側を巻き込む回転体を備えると共
    にこの回転体に前記チューブ状体の他方端側を差し込む
    貫通孔を設けていることを特徴とするチューブ絞り用装
    置。
  10. 【請求項10】 チューブ状体内のローヤルゼリーをチ
    ューブ状体の一方端側に備えたフィルタから押し出すべ
    くチューブ状体の他方端側を上下から挟み込む2つのク
    ランプ片と、この2つのクランプ片を作動せしめる作動
    片とを鋏形状に構成し、前記2つの各クランプ片に回転
    自在な回転体を備えていることを特徴とするチューブ絞
    り用装置。
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