JP2003304229A - 暗号化データ通信装置、管理装置、暗号化データ通信装置管理プログラム、管理装置管理プログラム - Google Patents

暗号化データ通信装置、管理装置、暗号化データ通信装置管理プログラム、管理装置管理プログラム

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JP2003304229A
JP2003304229A JP2002105941A JP2002105941A JP2003304229A JP 2003304229 A JP2003304229 A JP 2003304229A JP 2002105941 A JP2002105941 A JP 2002105941A JP 2002105941 A JP2002105941 A JP 2002105941A JP 2003304229 A JP2003304229 A JP 2003304229A
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JP
Japan
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encrypted
storage means
encryption key
transmission data
management device
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JP2002105941A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kakii
弘 柿井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信を含めた電話回線等の公衆網のリア
ルタイム性、秘匿性等と、インターネット回線の高速
性、低コスト性等との長所を組み合わせることによっ
て、高速で秘匿性の高い通信を可能とすることである。 【解決手段】 暗号化データ通信装置が、データを暗号
化するための暗号鍵を、一対一の回線接続によって管理
装置から受信する電話回線通信手段と、暗号鍵を記憶す
る暗号鍵記憶手段と、暗号鍵に基づいて暗号化する送信
データを記憶する送信データ記憶手段と、送信データを
暗号鍵に基づいて、暗号化送信データに変換するための
変換関数を記憶する変換関数記憶手段と、変換関数と、
暗号鍵とに基づいて暗号化した、暗号化送信データを記
憶する暗号化送信データ記憶手段と、暗号化送信データ
を管理装置へ送信するインターネット回線通信手段と、
これら各手段の動作を制御する処理手段とを備えること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置が接続された暗号化データ通信装置
と、該暗号化データ通信装置と通信回線を介して接続さ
れた管理装置と、暗号化データ通信装置管理プログラム
と、管理装置管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の暗号化データ通信装置は、装置の
故障や記憶されたデータを管理装置に通知する場合、無
線通信を含めた電話回線等の公衆網を利用していること
が多かった。一方、近年のインターネットの普及に伴
い、上述する通信を公衆回線ではなく、コスト低減でき
るインターネットを利用しようとする試みもされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インタ
ーネットでは、リアルタイム性、秘匿性に不安があり、
扱う情報によっては不都合が生じることもある。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明は、無線通信を含めた電
話回線等の公衆網のリアルタイム性、秘匿性等と、イン
ターネット回線の高速性、低コスト性等との長所を組み
合わせることによって、高速で秘匿性の高い通信を可能
とする暗号化データ通信装置、管理装置、暗号化データ
通信装置管理プログラム、管理装置管理プログラムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、通信回線を介して管理装置と接続され、該管理装置
へ暗号化データを送信する暗号化データ通信装置におい
て、以下に示すよう構成した。
【0006】請求項1の発明は、暗号化データ通信装置
が、データを暗号化するための暗号鍵を、一対一の回線
接続によって管理装置から受信する電話回線通信手段
と、電話回線通信手段を介して受信した、暗号鍵を記憶
する暗号鍵記憶手段と、暗号鍵記憶手段に記憶した暗号
鍵に基づいて暗号化する送信データを記憶する送信デー
タ記憶手段と、送信データ記憶手段に記憶した送信デー
タを暗号鍵記憶手段に記憶した暗号鍵に基づいて、暗号
化送信データに変換するための変換関数を記憶する変換
関数記憶手段と、変換関数記憶手段に記憶した変換関数
と、暗号鍵記憶手段に記憶された暗号鍵とに基づいて暗
号化した、暗号化送信データを記憶する暗号化送信デー
タ記憶手段と、暗号化送信データ記憶手段に記憶された
暗号化送信データを管理装置へ送信するインターネット
回線通信手段と、これら各手段の動作を制御する処理手
段とを備える。ここで、「暗号化」とは、インターネッ
トなどのネットワークを通じて文書や画像などの情報を
やり取りする際に、通信途中で第三者に盗み見られた
り、改ざんされたりされないよう、決まった規則に従っ
てデータを変換することである。
【0007】請求項2の発明は、暗号化データ通信装置
が、管理装置から暗号鍵を受信するための発呼の発呼間
隔を記憶する発呼間隔記憶手段を備え、処理手段は、発
呼間隔記憶手段に記憶した発呼間隔によって、管理装置
へ電話回線通信手段を介して、定期的に発呼を開始す
る。
【0008】請求項3の発明は、処理手段が発呼開始要
求を管理装置から、電話回線通信手段を介して受信し、
発呼開始要求によって、暗号鍵を管理装置から電話回線
通信手段を介して受信する。
【0009】請求項4の発明は、暗号化データ通信装置
が、暗号化データ通信装置自身を識別するための装置識
別情報を記憶する装置識別情報記憶手段を備え、処理手
段が、装置識別情報記憶手段に記憶した装置識別情報
と、暗号化送信データ記憶手段に記憶した暗号化送信デ
ータとを取得し、取得した暗号化送信データに装置識別
情報を付して、管理装置へインターネット回線通信手段
を介して送信する。
【0010】請求項5の発明は、暗号化データ通信装置
が、処理手段によって暗号化した暗号化送信データを複
数のパケットに分割するための情報であるパケット分割
情報を記憶するパケット分割情報記憶手段を備え、処理
手段が、パケット分割情報記憶手段に記憶したパケット
分割情報と、暗号化送信データ記憶手段に記憶した暗号
化送信データとを取得し、取得したパケット分割情報に
基づいて、取得した暗号化送信データを複数のパケット
に分割し、分割した暗号化送信データを、電話回線通信
手段とインターネット回線通信手段とに振り分けて管理
装置へ送信する。
【0011】また、上記課題を解決するため、通信回線
を介して暗号化データ通信装置と接続され、該暗号化デ
ータ通信装置に記憶されたデータを取得する管理装置に
おいて、以下に示すよう構成した。
【0012】請求項6の発明は、管理装置が、データを
暗号化するための暗号鍵を、一対一の回線接続によって
暗号化データ通信装置へ送信する管理装置電話回線通信
手段と、管理装置電話回線通信手段によって送信した暗
号鍵に基づいて暗号化したデータに、暗号化データ通信
装置を識別するための識別符号を付した暗号化したデー
タを、暗号化データ通信装置から受信する管理装置イン
ターネット回線通信手段と、管理装置インターネット回
線通信手段を介して受信した暗号化送信データを記憶す
る管理装置暗号化データ記憶手段と、管理装置暗号化デ
ータ記憶手段に記憶された暗号化送信データを解読する
ために、暗号化データ通信装置に送信した暗号鍵に対応
した複合鍵と送信先の暗号化データ通信装置を識別する
ための識別符号とを、関連付けて記憶する送信暗号鍵記
憶手段と、管理装置暗号化データ記憶手段に記憶した暗
号化送信データを、送信暗号鍵記憶手段に記憶した複合
鍵と識別符号とに基づいて、解読するための変換関数を
記憶する解読変換関数記憶手段と、これら各手段の動作
を制御する管理装置処理手段とを備える。ここで、「複
合鍵」とは、暗号化された情報を暗号化前の情報に戻す
ための鍵である。
【0013】請求項7の発明は、管理装置が、暗号化デ
ータ通信装置へ発呼の開始要求を送信する発呼要求通信
手段を備え、管理装置処理手段が、暗号鍵を送信するた
めの発呼の開始要求を前記暗号化データ通信装置へ発呼
要求通信手段を介して送信する。
【0014】請求項8の発明は、電話回線通信手段が、
データを暗号化するための暗号鍵を、一対一の回線接続
によって管理装置から受信するステップと、暗号鍵記憶
手段が、電話回線通信手段を介して受信した、データを
暗号化するための暗号鍵を記憶するステップと、送信デ
ータ記憶手段が、暗号鍵記憶手段に記憶した暗号鍵に基
づいて暗号化する送信データを記憶するステップと、変
換関数記憶手段が、送信データ記憶手段に記憶した送信
データを暗号鍵記憶手段に記憶した暗号鍵に基づいて、
暗号化送信データに変換するための変換関数を記憶する
ステップと、暗号化送信データ記憶手段が、変換関数記
憶手段に記憶した変換関数と、暗号鍵記憶手段に記憶さ
れた暗号鍵とに基づいて暗号化した、暗号化送信データ
を記憶するステップと、インターネット回線通信手段
が、暗号化送信データ記憶手段に記憶された暗号化送信
データを管理装置へ送信するステップとを、暗号化デー
タ通信装置の処理手段に実行させるための暗号化データ
通信装置管理プログラムである。
【0015】請求項9の発明は、暗号化データ通信装置
が、管理装置から暗号鍵を受信するための発呼の発呼間
隔を記憶する発呼間隔記憶手段を備え、処理手段に、発
呼間隔記憶手段に記憶した発呼間隔によって、管理装置
へ電話回線通信手段を介して、定期的に発呼を開始する
ステップを実行させるための暗号化データ通信装置管理
プログラムである。
【0016】請求項10の発明は、処理手段に、発呼開
始要求を管理装置から、電話回線通信手段を介して受信
するステップと、発呼開始要求によって、暗号鍵を管理
装置から電話回線通信手段を介して受信するステップと
を実行させるための暗号化データ通信装置管理プログラ
ムである。
【0017】請求項11の発明は、暗号化データ通信装
置が、暗号化データ通信装置自身を識別するための装置
識別情報を記憶する装置識別情報記憶手段を備え、処理
手段に、装置識別情報記憶手段に記憶した装置識別情報
と、暗号化送信データ記憶手段に記憶した暗号化送信デ
ータとを取得するステップと、取得した暗号化送信デー
タに装置識別情報を付して、管理装置へインターネット
回線通信手段を介して送信するステップとを実行させる
ための暗号化データ通信装置管理プログラムである。
【0018】請求項12の発明は、暗号化データ通信装
置が、処理手段によって暗号化した暗号化送信データを
複数のパケットに分割するための情報であるパケット分
割情報を記憶するパケット分割情報記憶手段を備え、処
理手段に、パケット分割情報記憶手段に記憶したパケッ
ト分割情報と、暗号化送信データ記憶手段に記憶した暗
号化送信データとを取得するステップと、取得したパケ
ット分割情報に基づいて、取得した暗号化送信データを
複数のパケットに分割するステップと、分割した暗号化
送信データを、電話回線通信手段とインターネット回線
通信手段とに振り分けて管理装置へ送信するステップと
を実行させるための暗号化データ通信装置管理プログラ
ムである。
【0019】請求項13の発明は、データを暗号化する
ための暗号鍵を、一対一の回線接続によって暗号化デー
タ通信装置へ送信する管理装置電話回線通信手段と、管
理装置電話回線通信手段によって送信した暗号鍵に基づ
いて暗号化したデータに、暗号化データ通信装置を識別
するための識別符号を付した暗号化したデータを、暗号
化データ通信装置から受信する管理装置インターネット
回線通信手段と、管理装置インターネット回線通信手段
を介して受信した暗号化送信データを記憶する管理装置
暗号化データ記憶手段と、管理装置暗号化データ記憶手
段に記憶された暗号化送信データを解読するために、暗
号化データ通信装置に送信した暗号鍵に対応した複合鍵
と送信先の暗号化データ通信装置を識別するための識別
符号とを、関連付けて記憶する送信暗号鍵記憶手段と、
管理装置暗号化データ記憶手段に記憶した暗号化送信デ
ータを、送信暗号鍵記憶手段に記憶した複合鍵と識別符
号とに基づいて、解読するための変換関数を記憶する解
読変換関数記憶手段と、これら各手段の動作を制御する
管理装置処理手段とを備えた管理装置の前記管理装置処
理手段に実行させるための暗号化データ通信装置管理プ
ログラムである。
【0020】請求項14の発明は、管理装置が、暗号化
データ通信装置へ発呼の開始要求を送信する発呼要求通
信手段を備え、管理装置処理手段に、暗号鍵を送信する
ための発呼の開始要求を暗号化データ通信装置へ発呼要
求通信手段を介して送信するステップを実行させるため
の管理装置管理プログラムである。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
【0022】図1は、暗号化データ通信装置と管理装置
の構成の一例を示すブロック図である。暗号化データ通
信装置100は、データを暗号化するための暗号鍵を、
一対一の回線接続によって管理装置111から受信する
電話回線通信手段101と、電話回線通信手段101を
介して受信した、暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶手段10
2と、暗号鍵記憶手段102に記憶した暗号鍵に基づい
て暗号化する送信データを記憶する送信データ記憶手段
103と、送信データ記憶手段103に記憶した送信デ
ータを暗号鍵記憶手段102に記憶した暗号鍵に基づい
て、暗号化送信データに変換するための変換関数を記憶
する変換関数記憶手段104と、変換関数記憶手段10
4に記憶した変換関数と、暗号鍵記憶手段102に記憶
された暗号鍵とに基づいて暗号化した、暗号化送信デー
タを記憶する暗号化送信データ記憶手段105と、暗号
化送信データ記憶手段105に記憶された暗号化送信デ
ータを管理装置111へ送信するインターネット回線通
信手段106と、これら各手段の動作を制御する処理手
段107と、管理装置111から暗号鍵を受信するため
の発呼の発呼間隔を記憶する発呼間隔記憶手段108
と、暗号化データ通信装置100自身を識別するための
装置識別情報を記憶する装置識別情報記憶手段109
と、処理手段107によって暗号化した暗号化送信デー
タを複数のパケットに分割するための情報であるパケッ
ト分割情報を記憶するパケット分割情報記憶手段110
とを備える。
【0023】また、管理装置111は、データを暗号化
するための暗号鍵を、一対一の回線接続によって暗号化
データ通信装置100へ送信する管理装置電話回線通信
手段112と、管理装置電話回線通信手段112によっ
て送信した暗号鍵に基づいて暗号化したデータに、暗号
化データ通信装置100を識別するための識別符号を付
した暗号化したデータを、暗号化データ通信装置100
から受信する管理装置インターネット回線通信手段11
3と、管理装置インターネット回線通信手段113を介
して受信した暗号化送信データを記憶する管理装置暗号
化データ記憶手段114と、管理装置暗号化データ記憶
手段114に記憶された暗号化送信データを解読するた
めに、暗号化データ通信装置100に送信した暗号鍵に
対応した複合鍵と送信先の暗号化データ通信装置100
を識別するための識別符号とを、関連付けて記憶する送
信暗号鍵記憶手段115と、管理装置暗号化データ記憶
手段114に記憶した暗号化送信データを、送信暗号鍵
記憶手段115に記憶した複合鍵と識別符号とに基づい
て、解読するための変換関数を記憶する解読変換関数記
憶手段116と、これら各手段の動作を制御する管理装
置処理手段117と、暗号化データ通信装置100へ発
呼の開始要求を送信する発呼要求通信手段118とを備
える。
【0024】図1に基づいて更に詳述すると、電話回線
通信手段101は、データを暗号化するための暗号鍵
を、一対一の回線接続によって管理装置111から受信
する。例えば、モデム等に該当する。
【0025】暗号鍵記憶手段102は、電話回線通信手
段101を介して受信した、暗号鍵を記憶し、ROM、
RAM、HDD等に該当する。
【0026】送信データ記憶手段103は、暗号鍵記憶
手段102に記憶した暗号鍵に基づいて暗号化する送信
データを記憶し、ROM、RAM、HDD等に該当す
る。
【0027】変換関数記憶手段104は、送信データ記
憶手段103に記憶した送信データを暗号鍵記憶手段1
02に記憶した暗号鍵に基づいて、暗号化送信データに
変換するための変換関数を記憶し、ROM、RAM、H
DD等に該当する。
【0028】暗号化送信データ記憶手段105は、変換
関数記憶手段104に記憶した変換関数と、暗号鍵記憶
手段102に記憶された暗号鍵とに基づいて暗号化し
た、暗号化送信データを記憶し、ROM、RAM、HD
D等に該当する。
【0029】インターネット回線通信手段106は、暗
号化送信データ記憶手段105に記憶された暗号化送信
データを、インターネット119を介して管理装置11
1へ送信する。例えば、NIC(Network Interface Car
d)が該当する。
【0030】処理手段107は、これら各手段の動作を
制御し、例えば、CPU等に該当する。
【0031】発呼間隔記憶手段108は、管理装置11
1から暗号鍵を受信するための発呼の発呼間隔を記憶
し、ROM、RAM、HDD等に該当する。
【0032】装置識別情報記憶手段109は、暗号化デ
ータ通信装置100自身を識別するための装置識別情報
を記憶し、ROM、RAM、HDD等に該当する。
【0033】パケット分割情報記憶手段110は、処理
手段107によって暗号化した暗号化送信データを複数
のパケットに分割するための情報であるパケット分割情
報を記憶し、ROM、RAM、HDD等に該当する。
【0034】管理装置電話回線通信手段112は、デー
タを暗号化するための暗号鍵を、一対一の回線接続によ
って暗号化データ通信装置100へ送信する。例えば、
モデム等に該当する。また例えば、暗号鍵は、暗号化デ
ータ通信装置100に対応した固有の暗号鍵や、その都
度、暗号化データ通信装置100に割り振られる暗号鍵
であることが考えられる。
【0035】管理装置インターネット回線通信手段11
3は、管理装置電話回線通信手段112によって送信し
た暗号鍵に基づいて暗号化したデータに、暗号化データ
通信装置100を識別するための識別符号を付した暗号
化したデータを、インターネット119を介して暗号化
データ通信装置100から受信する。
【0036】管理装置暗号化データ記憶手段114は、
管理装置インターネット回線通信手段113を介して受
信した暗号化送信データを記憶し、ROM、RAM、H
DD等に該当する。
【0037】送信暗号鍵記憶手段115は、管理装置暗
号化データ記憶手段114に記憶された暗号化送信デー
タを解読するために、暗号化データ通信装置100に送
信した暗号鍵に対応した複合鍵と送信先の暗号化データ
通信装置100を識別するための識別符号とを、関連付
けて記憶し、ROM、RAM、HDD等に該当する。
【0038】解読変換関数記憶手段116は、管理装置
暗号化データ記憶手段114に記憶した暗号化送信デー
タを、送信暗号鍵記憶手段115に記憶した複合鍵と識
別符号とに基づいて、解読するための変換関数を記憶
し、ROM、RAM、HDD等に該当する。
【0039】管理装置処理手段117は、これら各手段
の動作を制御し、例えば、CPU等に該当する。
【0040】発呼要求通信手段118は、暗号化データ
通信装置100へ発呼の開始要求を送信する。例えば、
電子メールによって、発呼の開始要求を送信する。
【0041】次に、本実施形態の動作を図2から図3に
基づいて説明する。
【0042】図2は、暗号化データ通信装置と管理装置
との間におけるデータ暗号化と復号化の一例を示すフロ
ー図である。同図に示すように、ステップがs1から4
まであり、以下に順を追って説明する。まず、ステップ
s1では、暗号化データ通信装置100から、管理装置
111へダイヤルアップ発呼を行う。ステップs2から
ステップs3では、ステップs1に対する応答をし、暗
号鍵を管理装置111から暗号化データ通信装置100
へ送信する。この暗号鍵によって、暗号化データ通信装
置100に記憶した送信データを暗号化する。ステップ
s4では、暗号化データ通信装置100から管理装置1
11へ、暗号化したデータを、インターネット119を
介して送信する。この送信した、暗号化したデータを管
理装置111において、復号化し、暗号化する前のデー
タを解読する。
【0043】図3は、暗号化データ通信装置における暗
号化送信データのパケット化の一例を示す概念図であ
る。暗号化データ通信装置100において、暗号化した
送信データ300を、奇数パケットと偶数パケットに分
割する。この分割したパケットにおいて、奇数パケット
のデータは、インターネット119経由で送信し、偶数
パケットのデータは、電話線経由で送信する。そして、
管理装置111では、奇数パケットデータと偶数パケッ
トデータを用いて、暗号化送信データ300を解読す
る。上述の場合、例えば、偶数パケットと奇数パケット
には、それぞれのパケットを特定する識別符号等が付さ
れている。この識別符号等によって、暗号化送信データ
300を解読することができる。「パケット」とは、コ
ンピュータ通信において、送信先のアドレスなどの制御
情報を付加されたデータの小さなまとまりのことをい
う。
【0044】このように、本実施形態1によれば、無線
通信を含めた電話回線等の公衆網のリアルタイム性、秘
匿性等と、インターネット回線の高速性、低コスト性等
との長所を組み合わせることによって、高速で秘匿性の
高い通信ができる。
【0045】また、管理装置から暗号鍵を受信するため
の発呼の発呼間隔を記憶する発呼間隔記憶手段を備え、
処理手段が、発呼間隔記憶手段に記憶した発呼間隔によ
って、管理装置へ電話回線通信手段を介して、定期的に
発呼を開始することによって、暗号化データ通信装置か
らデータを受信することができる。
【0046】また、処理手段が、発呼開始要求を管理装
置から、電話回線通信手段を介して受信し、発呼開始要
求によって、暗号鍵を前記管理装置から電話回線通信手
段を介して受信することによって、管理装置側の要求を
満たしたデータ受信を行うことができる。
【0047】また、暗号化データ通信装置自身を識別す
るための装置識別情報を記憶する装置識別情報記憶手段
を備え、処理手段が、装置識別情報記憶手段に記憶した
装置識別情報と、暗号化送信データ記憶手段に記憶した
暗号化送信データとを取得し、取得した暗号化送信デー
タに装置識別情報を付して、管理装置へインターネット
回線通信手段を介して送信することによって、対応づけ
た暗号化データの複合化を行うことができる。
【0048】また、処理手段によって暗号化した暗号化
送信データを複数のパケットに分割するための情報であ
るパケット分割情報を記憶するパケット分割情報記憶手
段を備え、処理手段が、パケット分割情報記憶手段に記
憶したパケット分割情報と、暗号化送信データ記憶手段
に記憶した暗号化送信データとを取得し、取得したパケ
ット分割情報に基づいて、取得した暗号化送信データを
複数のパケットに分割し、分割した暗号化送信データ
を、電話回線通信手段とインターネット回線通信手段と
に振り分けて管理装置へ送信することによって、高速で
かつ秘匿性の高い通信を行うことができる。
【0049】また、データを暗号化するための暗号鍵
を、一対一の回線接続によって暗号化データ通信装置へ
送信する管理装置電話回線通信手段と、暗号鍵に基づい
て暗号化したデータに、暗号化データ通信装置を識別す
るための識別符号を付した暗号化データを、暗号化デー
タ通信装置から受信する管理装置インターネット回線通
信手段と、暗号化送信データを記憶する管理装置暗号化
データ記憶手段と、暗号化送信データを解読するため
に、暗号化データ通信装置に送信した暗号鍵に対応した
複合鍵と送信先の暗号化データ通信装置を識別するため
の識別符号とを、関連付けて記憶する送信暗号鍵記憶手
段と、暗号化送信データを、複合鍵と識別符号とに基づ
いて、解読するための変換関数を記憶する解読変換関数
記憶手段と、これら各手段の動作を制御する管理装置処
理手段とを備えることによって、高速で秘匿性の高い通
信ができる。
【0050】また、暗号化データ通信装置へ発呼の開始
要求を送信する発呼要求通信手段を備え、管理装置処理
手段が、暗号鍵を送信するための発呼の開始要求を暗号
化データ通信装置へ発呼要求通信手段を介して送信する
ことによって、暗号化データ通信装置からデータを受信
することができる。
【0051】また、暗号鍵を管理装置から、電話回線通
信手段を介して受信するステップと、受信した暗号鍵
を、暗号鍵記憶手段に記憶するステップと、暗号鍵と、
変換関数記憶手段に記憶した変換関数と、送信データ記
憶手段に記憶された送信データとを取得するステップ
と、暗号鍵と変換関数に基づいて、送信データ記憶手段
に記憶した送信データを暗号化送信データに変換するス
テップとを備えた暗号化データ通信装置の処理手段に実
行させるための暗号化データ通信装置管理プログラムに
よって、高速で秘匿性の高い通信ができる。
【0052】また、暗号化データ通信手段が、管理装置
から暗号鍵を受信するための発呼の発呼間隔を記憶する
発呼間隔記憶手段を備え、処理手段に、発呼間隔記憶手
段に記憶した発呼間隔によって、管理装置へ電話回線通
信手段を介して、定期的に発呼を開始するステップを実
行させるための暗号化データ通信装置管理プログラムに
よって、暗号化データ通信装置からデータを受信するこ
とができる。
【0053】また、処理手段に、発呼開始要求を管理装
置から、電話回線通信手段を介して受信するステップ
と、発呼開始要求によって、暗号鍵を管理装置から電話
回線通信手段を介して受信するステップとを実行させる
ための暗号化データ通信装置管理プログラムによって、
管理装置側の要求を満たしたデータ受信を行うことがで
きる。
【0054】また、暗号化データ通信装置が、暗号化デ
ータ通信装置自身を識別するための装置識別情報を記憶
する装置識別情報記憶手段を備え、処理手段に、装置識
別情報記憶手段に記憶した装置識別情報と、暗号化送信
データ記憶手段に記憶した暗号化送信データとを取得す
るステップと、取得した暗号化送信データに装置識別情
報を付して、管理装置へインターネット回線通信手段を
介して送信するステップとを実行させるための暗号化デ
ータ通信装置管理プログラムによって、対応づけた暗号
化データの複合化を行うことができる。
【0055】また、暗号化データ通信装置が、処理手段
によって暗号化した暗号化送信データを複数のパケット
に分割するための情報であるパケット分割情報を記憶す
るパケット分割情報記憶手段を備え、処理手段にパケッ
ト分割情報記憶手段に記憶したパケット分割情報と、暗
号化送信データ記憶手段に記憶した暗号化送信データと
を取得するステップと、取得したパケット分割情報に基
づいて、取得した暗号化送信データを複数のパケットに
分割するステップと、分割した暗号化送信データを、電
話回線通信手段とインターネット回線通信手段とに振り
分けて管理装置へ送信するステップとを実行させるため
の暗号化データ通信装置管理プログラムによって、高速
でかつ秘匿性の高い通信を行うことができる。
【0056】また、 暗号鍵を、暗号化データ通信装置
へ管理装置電話回線通信手段を介して送信するステップ
と、暗号鍵に基づいて暗号化したデータに、暗号化デー
タ通信装置を識別するための識別符号を付した暗号化し
たデータを、暗号化データ通信装置から管理装置インタ
ーネット回線通信手段を介して受信するステップと、暗
号化送信データを管理装置暗号化データ記憶手段に記憶
するステップと、暗号化送信データと、送信暗号鍵記憶
手段に記憶した暗号鍵に対応した複合鍵と識別符号と、
解読変換関数記憶手段に記憶した解読変換関数とを取得
するステップと、複合鍵と識別符号と、解読変換関数と
に基づいて、暗号化送信データを解読するステップとを
実行させるための管理装置管理プログラムによって、高
速で秘匿性の高い通信ができる。
【0057】また、暗号化データ通信装置へ発呼の開始
要求を送信する発呼要求通信手段を備え、管理装置処理
手段が、暗号鍵を送信するための発呼の開始要求を暗号
化データ通信装置へ発呼要求通信手段を介して送信する
ステップを実行させるための管理装置管理プログラムに
よって、暗号化データ通信装置からデータを受信するこ
とができる。
【0058】(実施の形態2)次に、本発明の他の実施
形態を図4に基づいて説明する。図4は、管理装置から
暗号化データ通信装置へファームウェアをダウンロード
する一例を示す概念図である。暗号化データ通信装置1
00に接続された被遠隔管理装置等のファームウェアの
ダウンロードを、管理装置111から暗号化データ通信
装置100へ公衆回線を利用して行うことができる。こ
のファームウェアは、秘匿性を重視するものであるた
め、インターネット回線ではなく、電話回線を用いる。
ここで、「ファームウェア」とは、ハードウェアの基本
的な制御を行うために機器に組み込まれたソフトウェア
をいう。
【0059】このように、本実施形態2によれば、実施
形態1の高速で秘匿性の高い通信を可能とする暗号化デ
ータ通信装置等に加えて、更に、秘匿性の高いソフトウ
ェア等の情報も送受信することができる。
【0060】また、本発明は、上記実施形態に限られな
い。例えば、処理装置107や管理装置処理手段117
が複数ある場合において、各処理装置107や各管理装
置処理手段117は、制御する範囲の一部を担当し、複
数の処理装置107や管理装置処理手段117によって
全範囲を制御する。また、上述した各記憶手段の役割を
複数の記憶手段によって記憶しても構わない。
【0061】
【発明の効果】本発明は、データを暗号化するための暗
号鍵を、一対一の回線接続によって管理装置から受信す
る電話回線通信手段と、暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶手
段と、暗号鍵に基づいて暗号化する送信データを記憶す
る送信データ記憶手段と、送信データを暗号鍵記憶手段
に記憶した暗号鍵に基づいて、暗号化送信データに変換
するための変換関数を記憶する変換関数記憶手段と、変
換関数と、暗号鍵記憶手段に記憶された暗号鍵とに基づ
いて暗号化した、暗号化送信データを記憶する暗号化送
信データ記憶手段と、暗号化送信データを管理装置へ送
信するインターネット回線通信手段と、これら各手段の
動作を制御する処理手段とを備える。このように、暗号
化データ通信装置を構成することによって、高速で秘匿
性の高い通信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】暗号化データ通信装置と管理装置の構成の一例
を示すブロック図である。
【図2】暗号化データ通信装置と管理装置との間におけ
るデータ暗号化と復号化の一例を示すフロー図である。
【図3】暗号化データ通信装置における暗号化送信デー
タのパケット化の一例を示す概念図である。
【図4】管理装置から暗号化データ通信装置へファーム
ウェアをダウンロードする一例を示す概念図である。
【符号の説明】
100 暗号化通信装置 101 電話回線通信手段 102 暗号鍵記憶手段 103 送信データ記憶手段 104 変換関数記憶手段 105 暗号化送信データ記憶手段 106 インターネット回線通信手段 107 処理手段 108 発呼間隔記憶手段 109 装置識別情報記憶手段 110 パケット分割情報記憶手段 111 管理装置 112 管理装置電話回線通信手段 113 管理装置インターネット回線通信手段 114 管理装置暗号化データ記憶手段 115 送信暗号鍵記憶手段 116 解読変換関数記憶手段 117 管理装置処理手段 118 発呼要求通信手段 119 インターネット 300 暗号化送信データ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して管理装置と接続され、
    該管理装置へ暗号化データを送信する暗号化データ通信
    装置において、 データを暗号化するための暗号鍵を、一対一の回線接続
    によって前記管理装置から受信する電話回線通信手段
    と、 該電話回線通信手段を介して受信した、前記暗号鍵を記
    憶する暗号鍵記憶手段と、 該暗号鍵記憶手段に記憶した暗号鍵に基づいて暗号化す
    る送信データを記憶する送信データ記憶手段と、 該送信データ記憶手段に記憶した送信データを前記暗号
    鍵記憶手段に記憶した暗号鍵に基づいて、暗号化送信デ
    ータに変換するための変換関数を記憶する変換関数記憶
    手段と、 該変換関数記憶手段に記憶した変換関数と、前記暗号鍵
    記憶手段に記憶された暗号鍵とに基づいて暗号化した、
    前記暗号化送信データを記憶する暗号化送信データ記憶
    手段と、 該暗号化送信データ記憶手段に記憶された暗号化送信デ
    ータを前記管理装置へ送信するインターネット回線通信
    手段と、 これら各手段の動作を制御する処理手段とを備え、 該処理手段が、 前記暗号鍵を前記管理装置から、前記電話回線通信手段
    を介して受信すること、 該電話回線通信手段を介して受信した暗号鍵を、前記暗
    号鍵記憶手段に記憶すること、 該暗号鍵記憶手段に記憶した暗号鍵と、前記変換関数記
    憶手段に記憶した変換関数と、前記送信データ記憶手段
    に記憶された送信データとを取得すること、 該取得した暗号鍵と前記変換関数に基づいて、前記送信
    データ記憶手段に記憶した送信データを暗号化送信デー
    タに変換すること、 該変換した暗号化送信データを前記暗号化送信データ記
    憶手段に記憶すること、 該暗号化送信データ記憶手段に記憶した暗号化送信デー
    タを、前記管理装置へ前記インターネット回線通信手段
    を介して送信すること、 を特徴とする暗号化データ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の暗号化データ通信装置
    において、 前記管理装置から前記暗号鍵を受信するための発呼の発
    呼間隔を記憶する発呼間隔記憶手段を備え、 前記処理手段は、前記発呼間隔記憶手段に記憶した発呼
    間隔によって、前記管理装置へ前記電話回線通信手段を
    介して、定期的に発呼を開始することを特徴とする暗号
    化データ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の暗号化データ通信装置
    において、 前記処理手段は、 前記発呼開始要求を前記管理装置から、前記電話回線通
    信手段を介して受信すること、 前記発呼開始要求によって、前記暗号鍵を前記管理装置
    から前記電話回線通信手段を介して受信すること、 を特徴とする暗号化データ通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の暗号化データ通信装置
    において、 前記暗号化データ通信装置自身を識別するための装置識
    別情報を記憶する装置識別情報記憶手段を備え、 前記処理手段が、 前記装置識別情報記憶手段に記憶した装置識別情報と、
    前記暗号化送信データ記憶手段に記憶した暗号化送信デ
    ータとを取得すること、 該取得した暗号化送信データに前記装置識別情報を付し
    て、前記管理装置へ前記インターネット回線通信手段を
    介して送信すること、 を特徴とする暗号化データ通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の暗号化データ通信装置
    において、 前記処理手段によって暗号化した暗号化送信データを複
    数のパケットに分割するための情報であるパケット分割
    情報を記憶するパケット分割情報記憶手段を備え、 前記処理手段が、 前記パケット分割情報記憶手段に記憶したパケット分割
    情報と、前記暗号化送信データ記憶手段に記憶した暗号
    化送信データとを取得すること、 前記取得したパケット分割情報に基づいて、前記取得し
    た暗号化送信データを複数のパケットに分割すること、 該分割した暗号化送信データを、前記電話回線通信手段
    と前記インターネット回線通信手段とに振り分けて前記
    管理装置へ送信すること、 を特徴とする暗号化データ通信装置。
  6. 【請求項6】 通信回線を介して暗号化データ通信装置
    と接続され、該暗号化データ通信装置に記憶されたデー
    タを取得する管理装置において、 データを暗号化するための暗号鍵を、一対一の回線接続
    によって前記暗号化データ通信装置へ送信する管理装置
    電話回線通信手段と、 該管理装置電話回線通信手段によって送信した暗号鍵に
    基づいて暗号化したデータに、前記暗号化データ通信装
    置を識別するための識別符号を付した前記暗号化したデ
    ータを、前記暗号化データ通信装置から受信する管理装
    置インターネット回線通信手段と、 該管理装置インターネット回線通信手段を介して受信し
    た暗号化送信データを記憶する管理装置暗号化データ記
    憶手段と、 該管理装置暗号化データ記憶手段に記憶された暗号化送
    信データを解読するために、前記暗号化データ通信装置
    に送信した暗号鍵に対応した複合鍵と送信先の暗号化デ
    ータ通信装置を識別するための識別符号とを、関連付け
    て記憶する送信暗号鍵記憶手段と、 前記管理装置暗号化データ記憶手段に記憶した暗号化送
    信データを、前記送信暗号鍵記憶手段に記憶した複合鍵
    と識別符号とに基づいて、解読するための変換関数を記
    憶する解読変換関数記憶手段と、 これら各手段の動作を制御する管理装置処理手段とを備
    え、 該管理装置処理手段が、 前記暗号鍵を、前記暗号化データ通信装置へ前記管理装
    置電話回線通信手段を介して送信すること、 前記管理装置電話回線通信手段によって送信された暗号
    鍵に基づいて暗号化したデータに、前記暗号化データ通
    信装置を識別するための識別符号を付した前記暗号化し
    たデータを、前記暗号化データ通信装置から前記管理装
    置インターネット回線通信手段を介して受信すること、 前記管理装置インターネット回線通信手段を介して受信
    した暗号化送信データを管理装置暗号化データ記憶手段
    に記憶すること、 前記管理装置暗号化データ記憶手段に記憶した暗号化送
    信データと、前記送信暗号鍵記憶手段に記憶した暗号鍵
    に対応した複合鍵と識別符号と、前記解読変換関数記憶
    手段に記憶した解読変換関数とを取得すること、 該取得した複合鍵と識別符号と、前記解読変換関数とに
    基づいて、前記暗号化送信データを解読すること、 を特徴とする管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の管理装置において、 前記暗号化データ通信装置へ発呼の開始要求を送信する
    発呼要求通信手段を備え、 前記管理装置処理手段が、前記暗号鍵を送信するための
    発呼の開始要求を前記暗号化データ通信装置へ前記発呼
    要求通信手段を介して送信することを特徴とする管理装
    置。
  8. 【請求項8】 データを暗号化するための暗号鍵を、一
    対一の回線接続によって前記管理装置から受信する電話
    回線通信手段と、 該電話回線通信手段を介して受信した、データを暗号化
    するための暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶手段と、 該暗号鍵記憶手段に記憶した暗号鍵に基づいて暗号化す
    る送信データを記憶する送信データ記憶手段と、 該送信データ記憶手段に記憶した送信データを前記暗号
    鍵記憶手段に記憶した暗号鍵に基づいて、暗号化送信デ
    ータに変換するための変換関数を記憶する変換関数記憶
    手段と、 該変換関数記憶手段に記憶した変換関数と、前記暗号鍵
    記憶手段に記憶された暗号鍵とに基づいて暗号化した、
    前記暗号化送信データを記憶する暗号化送信データ記憶
    手段と、 該暗号化送信データ記憶手段に記憶された暗号化送信デ
    ータを前記管理装置へ送信するインターネット回線通信
    手段と、 これら各手段の動作を制御する処理手段と、 を備えた暗号化データ通信装置の前記処理手段に、 前記暗号鍵を前記管理装置から、前記電話回線通信手段
    を介して受信するステップと、 該電話回線通信手段を介して受信した暗号鍵を、前記暗
    号鍵記憶手段に記憶するステップと、 該暗号鍵記憶手段に記憶した暗号鍵と、前記変換関数記
    憶手段に記憶した変換関数と、前記送信データ記憶手段
    に記憶された送信データとを取得するステップと、 該取得した暗号鍵と前記変換関数に基づいて、前記送信
    データ記憶手段に記憶した送信データを暗号化送信デー
    タに変換するステップと、 該変換した暗号化送信データを前記暗号化送信データ記
    憶手段に記憶するステップと、 該暗号化送信データ記憶手段に記憶した暗号化送信デー
    タを、前記管理装置へ前記インターネット回線通信手段
    を介して送信するステップと、 を実行させるための暗号化データ通信装置管理プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の暗号化データ通信装置
    管理プログラムにおいて、 前記暗号化データ通信手段が、前記管理装置から前記暗
    号鍵を受信するための発呼の発呼間隔を記憶する発呼間
    隔記憶手段を備え、 前記処理手段に、前記発呼間隔記憶手段に記憶した発呼
    間隔によって、前記管理装置へ前記電話回線通信手段を
    介して、定期的に発呼を開始するステップを実行させる
    ための暗号化データ通信装置管理プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の暗号化データ通信装
    置管理プログラムにおいて、 前記処理手段に、 前記発呼開始要求を前記管理装置から、前記電話回線通
    信手段を介して受信するステップと、 前記発呼開始要求によって、前記暗号鍵を前記管理装置
    から前記電話回線通信手段を介して受信するステップ
    と、 を実行させるための暗号化データ通信装置管理プログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の暗号化データ通信装
    置管理プログラムにおいて、 前記暗号化データ通信装置が、前記暗号化データ通信装
    置自身を識別するための装置識別情報を記憶する装置識
    別情報記憶手段を備え、 前記処理手段に、 前記装置識別情報記憶手段に記憶した装置識別情報と、
    前記暗号化送信データ記憶手段に記憶した暗号化送信デ
    ータとを取得するステップと、 該取得した暗号化送信データに前記装置識別情報を付し
    て、前記管理装置へ前記インターネット回線通信手段を
    介して送信するステップと、 を実行させるための暗号化データ通信装置管理プログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の暗号化データ通信装
    置管理プログラムにおいて、 前記暗号化データ通信装置が、前記処理手段によって暗
    号化した暗号化送信データを複数のパケットに分割する
    ための情報であるパケット分割情報を記憶するパケット
    分割情報記憶手段を備え、 前記処理手段に、 前記パケット分割情報記憶手段に記憶したパケット分割
    情報と、前記暗号化送信データ記憶手段に記憶した暗号
    化送信データとを取得するステップと、 前記取得したパケット分割情報に基づいて、前記取得し
    た暗号化送信データを複数のパケットに分割するステッ
    プと、 該分割した暗号化送信データを、前記電話回線通信手段
    と前記インターネット回線通信手段とに振り分けて前記
    管理装置へ送信するステップと、 を実行させるための暗号化データ通信装置管理プログラ
    ム。
  13. 【請求項13】 データを暗号化するための暗号鍵を、
    一対一の回線接続によって前記暗号化データ通信装置へ
    送信する管理装置電話回線通信手段と、 該管理装置電話回線通信手段によって送信した暗号鍵に
    基づいて暗号化したデータに、前記暗号化データ通信装
    置を識別するための識別符号を付した前記暗号化したデ
    ータを、前記暗号化データ通信装置から受信する管理装
    置インターネット回線通信手段と、 該管理装置インターネット回線通信手段を介して受信し
    た暗号化送信データを記憶する管理装置暗号化データ記
    憶手段と、 該管理装置暗号化データ記憶手段に記憶された暗号化送
    信データを解読するために、前記暗号化データ通信装置
    に送信した暗号鍵に対応した複合鍵と送信先の暗号化デ
    ータ通信装置を識別するための識別符号とを、関連付け
    て記憶する送信暗号鍵記憶手段と、 前記管理装置暗号化データ記憶手段に記憶した暗号化送
    信データを、前記送信暗号鍵記憶手段に記憶した複合鍵
    と識別符号とに基づいて、解読するための変換関数を記
    憶する解読変換関数記憶手段と、 これら各手段の動作を制御する管理装置処理手段と、 を備えた管理装置の前記管理装置処理手段に、 前記暗号鍵を、前記暗号化データ通信装置へ前記管理装
    置電話回線通信手段を介して送信するステップと、 前記管理装置電話回線通信手段によって送信された暗号
    鍵に基づいて暗号化したデータに、前記暗号化データ通
    信装置を識別するための識別符号を付した前記暗号化し
    たデータを、前記暗号化データ通信装置から前記管理装
    置インターネット回線通信手段を介して受信するステッ
    プと、 前記管理装置インターネット回線通信手段を介して受信
    した暗号化送信データを管理装置暗号化データ記憶手段
    に記憶するステップと、 前記管理装置暗号化データ記憶手段に記憶した暗号化送
    信データと、前記送信暗号鍵記憶手段に記憶した暗号鍵
    に対応した複合鍵と識別符号と、前記解読変換関数記憶
    手段に記憶した解読変換関数とを取得するステップと、 該取得した複合鍵と識別符号と、前記解読変換関数とに
    基づいて、前記暗号化送信データを解読するステップ
    と、 を実行させるための管理装置管理プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の管理装置管理プロ
    グラムにおいて、 前記暗号化データ通信装置へ発呼の開始要求を送信する
    発呼要求通信手段を備え、 前記管理装置処理手段が、前記暗号鍵を送信するための
    発呼の開始要求を前記暗号化データ通信装置へ前記発呼
    要求通信手段を介して送信するステップを実行させるた
    めの管理装置管理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003234727A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Nippon Telegraph & Telephone East Corp デジタル・コンテンツ配信装置、デジタル・コンテンツ配信プログラム、プログラム記録媒体、及びデジタル・コンテンツ配信方法
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