JP2003304193A - 遠距離通信モデムの作動停止を制御する方法及び装置 - Google Patents

遠距離通信モデムの作動停止を制御する方法及び装置

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JP2003304193A JP2003100837A JP2003100837A JP2003304193A JP 2003304193 A JP2003304193 A JP 2003304193A JP 2003100837 A JP2003100837 A JP 2003100837A JP 2003100837 A JP2003100837 A JP 2003100837A JP 2003304193 A JP2003304193 A JP 2003304193A
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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】コール種類に基づいてモデムの作動停止を制御
して、モデムの電力消費量を低減する。 【解決手段】車両に搭載されるテレマティクスコントロ
ールユニット(TCU)は、セルラー通信ネットワーク
を介してサービスプロバイダーと通信する。サービスプ
ロバイダーは、サービスプロバイダーに対してメンテナ
ンスコールを発信するようにTCUをトリガするメッセ
ージを送信する。メンテナンスコールメッセージの間
に、TCUは、メンテナンスコールのコール種類を同定
する。メンテナンスコール種類に対応して、TCUはそ
のコール種類のための許容実行時間を事前に記憶してお
く。TCUはそのコール種類のための許容実行時間をコ
ールタイマにセットする。許容実行時間が経過したと
き、メンテナンスコールが完了されたか否かに係わら
ず、接続は切断され、モデムはオフされる。

Description

【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)本発明は、遠距離通信モデムに関
し、具体的には、電力消費を低減するために遠距離通信
モデムの作動停止を制御するための方法及び装置に関す
る。
【0001】(関連技術の説明)セルラー通信ネットワ
ークは、現代社会において、急速に、通信を可能とする
ための最も重要な通信基盤(インフラ)となりつつあ
る。セルラー通信に対する需要は増加しており、セルラ
ー通信ネットワークはますます普及し、広い通信エリア
をカバーしつつある。セルラー通信ネットワークは、個
人的もしくはビジネスの通話ような音声通信のための手
段を提供するよりも、今や、データ通信や緊急通報を行
なうために利用されている。移動体通信技術は、自動車
や船舶のような乗り物に搭載され、本出願においてテレ
マティクスコントロールユニット(TCU)として定義
される移動通信デバイスを含むまで適用範囲が広げられ
ている。
【0002】セルラー電話を利用することによって、こ
れらTCUは、セルラー通信ネットワークにおける基地
局/セクターと通信して、乗り物へテレマティクス機能
を提供する。そのテレマティクス機能としては、限定さ
れるものでは無いが、例えば、車両の追跡及び位置の特
定、オンラインナビゲーション、緊急時の路上アシスタ
ンス、遠隔的なエンジンの診断、盗難車の追跡、娯楽的
なサービス、情報サービス、インターネットやEメール
のアクセス、事故が発生したときの自動緊急通報、遠隔
的なドアのアンロック操作、通話およびボイスメール
(留守番電話)サービス、交通情報の提供などである。
これらテレマティクス機能は、通常、セルラー通信ネッ
トワークを介してTCUと接続されるサービスプロバイ
ダーセンターによって提供される。
【0003】図1は、車両10がセルラー通信ネットワ
ーク22によってサービスが提供される地理的エリアを
動きまわる時、あるいはそのネットワーク22内のある
地理的な位置に停止した時に、セルラー通信ネットワー
ク22との接続34を維持することが可能なTCU30
を備えた車両10の一例を示すものである。ここで、接
続34は、本明細書で記載されているものとして、限定
されるものでは無いが、音声、ビデオやオーディオのマ
ルチメディアストリーミング、パケット交換データ及び
回線交換データ通信、ショートメッセージシーケンス、
データバースト、ページングを含むものである。
【0004】セルラー通信ネットワーク22は、セクタ
ー14、16を介して通信する第1基地局12と、セク
ター20を介して通信する第2基地局18を含んでい
る。基地局は、一般的に、複数のセクター、通常、3つ
のセクターを有している。それぞれの基地局は、セクタ
ーごとに、そのセクターの方向に指向された、別個の送
信機およびアンテナ(トランシーバー)を有している。
ここで、基地局は、総称であったり、セクター化され得
るものであるため、基地局とセクターとの用語は、交換
可能に用いられることを理解すべきである。複数の基地
局は、基地局制御局(BSC)24を含んだネットワー
ク統合基盤に接続されており、基地局制御局24は、セ
ルクラスター26を制御するとともに、移動局交換セン
ター28と通信する。
【0005】ここで、一つもしくはそれ以上のネットワ
ーク統合基盤は、TCU30とネットワーク22との間
のセルラー通信を制御する一つもしくはそれ以上のプロ
セッサーを含むことが理解されるべきである。プロセッ
サーは、当業者に良く知られているようにメモリ及び他
の周辺装置を含むものである。さらに、サービスプロバ
イダー32は、ネットワーク22を通じてTCU30と
通信するために、移動局交換センター28に接続されて
いる。サービスプロバイダー32は、図1では一つのブ
ロックとして図示されているが、サービスプロバイダー
32は、実際には様々なネットワーク上もしくは地理的
エリアに分配して配置された多数のサービスセンターに
よってテレマティクスサービスシステムを構成すること
ができることを理解すべきである。サービスプロバイダ
ー32は、ネットワーク22を通じてTCU30との通
信を制御する、一つもしくはそれ以上のテレマティクス
システムプロセッサーを含んでいる。
【0006】図2の例に示されるように、TCU30
は、プロセッサー72、メモリ68、アンテナ56、T
CUトランシーバー58、モデム60、グローバルポジ
ショニングシステム(GPS)の受信機62、およびド
アロックや、車両の音響システムなどのような車両機能
を制御するための、車両側のインターフェイス66を含
んでいる。TCUトランシーバー58は、GSM、CD
MA、TCS、AMPS、TDMA、FDMAのような
通信プロトコルの、一つもしくはそれ以上に対応するよ
うに構成されることができる。プロセッサー72とメモ
リ68とは、図2では異なるブロックで記載されている
が、本明細書におけるTCU30は、図2では示されて
いないが当業者に良く知られている、プロセッサー,メ
モリ及び周辺装置の異なるタイプの構成も含むことが理
解されるべきである。
【0007】TCU30とネットワーク22とは、チャ
ンネルを使って通信する。これらのチャンネルにおける
情報は、セルラー通信サービスのタイプや、特有の符号
化体系に従って、モデム60にて変調および復調され
る。
【0008】時分割多重アクセス(TDMA)において
は、多重チャンネルは、ある期間内において異なるタイ
ミングで送信を行なうことにより、その期間内において
は特定の周波数で通信がなされる。例えば、チャンネル
Xは、タイムスロットの1セットを使用しながら、チャ
ンネルYは、タイムスロットの異なるセットを使用す
る。周波数分割多重アクセス(FDMA)では、多重チ
ャンネルは、ある期間内において異なる周波数を使用し
て送信を行なうことにより、同時に通信がなされる。
【0009】コード分割多重アクセス(CDMA)は、
一意的なコードシーケンスの使用を通じてチャンネルを
作り出すスペクトル拡散多重アクセスディジタル通信に
関する技術である。これは、複数のTCUが、同じ周波
数を同時に用いつつ、1つもしくはそれ以上の基地局と
通信することを可能とするものである。CDMAにおい
ては、周波数と時間のスペースが与えられ、各チャンネ
ルは、ウォルシュコードや擬似的な直交関数(QOF)
のような特有の直交コードが割り当てられる。ダイレク
トシークエンスCDMAでは、各チャンネルからのデー
タは、ウォルシュコードもしくはQOFを用いて符号化
され、そして、1つの合成信号に組み合わされる。この
合成信号は、特定の時間において、広い周波数レンジに
拡散される。この合成信号は、オリジナルデータを拡散
するために利用したのと同じコードを用いて収束された
時に、そのオリジナルデータが抽出される。ウォルシュ
コードとQOFが、組み合わされる際に互いに干渉しな
い符号化データを生成するので、オリジナルデータの回
復は可能である。それにより、データは種々のチャンネ
ルにおける情報を回復するために、後に分離されること
ができる。換言すれば、2つの符号化されたデータシー
ケンスが第3のシーケンスを生成するために一緒に加え
られたとき、オリジナルコードと第3のシーケンスとを
相互に関係付けることによってオリジナルシーケンスを
回復することができる。特有のコードで復調するとき、
他のコードに関する情報は必要ではない。
【0010】CDMAシステムにおいては、高レベルの
狭帯域あるいは広帯域での混信の存在下においても信号
を受信することが可能である。信号受信の実用的な限界
は、チャンネル状態と混信のレベルに依存する。混信の
種類としては、TCUにおいて発生する自己混信やノイ
ズ以外に、同一または他のセルサイトにおいて他のTC
Uやセルラー通信デバイスに対して及びそれらから送信
される信号がマルチパスチャンネルを通して伝達される
ときに発生するものを含む。これらのノイズや混信は、
実際に送信された信号を決定するためにエラー補正が必
要となる。
【0011】CDMA無線通信システムは下記の標準に
よって詳しく説明されており、その標準は全て TELECOM
MUNICATIONS INDUSTRY ASSOCIATION, Standards & Tech
nology Department, 2500 Wilson Blvd., Arlington, V
A 22201 によって公表されており、それらの全てが参照
によりここに援用される:TIA/EIA-95A (1993年公
表);TIA/EIA-95B (1999年2月1日公表);TIA/EIA
-98D (2001年6月1日公表);WCDMA standards 3G
PP TS 25.214 V4.2.0 (2001年9月公表)、TS 25.40
1 V5.1.0 (2001年9月公表)、TS 25.331 V4.2.0
(2001年10月8日公表)、TR 25.922 V4.1.0 (20
01年10月2日公表)。
【0012】上述のように、サービスプロバイダー32
とTCU30との間での利用できる通信機能の一つとし
て、緊急時の路上アシスタンスや、事故が発生したとき
の自動緊急通報等が挙げられる。例えば、もし、車両1
0が、図3の時刻36に、車両10のイグニッションス
イッチがオンであるときに事故に巻き込まれ、エアバッ
グが起動されたとすると、車両内のTCU30は、自動
的にモデム60を起動し、時刻38にてネットワーク2
2との接続セッションを開始する。そして、この接続セ
ッションの確立の成功に基づき、サービスプロバイダー
32は、接続フレーム40を送信することによって、T
CU30と通信することを試みる。この接続フレーム4
0が適正に受信された場合、TCU30は、GPS受信
機62から得られる車両10の位置データ、その車両1
0のID番号(VID)、及びその他の情報を含むデー
タ42を送信することによって応答する。これらのデー
タ42は、たとえ乗員が応答することができない場合で
あっても、サービスプロバイダー32によって基本的な
情報が受信できることを保証するために、車両10の乗
員がなんら操作を行なうことなく、TCU30によって
自動的に与えられる。そのデータ42を受信した後に、
サービスプロバイダー32は、音声モード44に移行
し、サービスプロバイダー32のオペレータが車両10
の乗員と音声通話を試みる。その後、追加のデータ46
が、所定のインターバルでもしくはサービスプロバイダ
ー32からのリクエストに基づいて、サービスプロバイ
ダー32に送信される。この追加のデータ46は、例え
ば、更新された位置データや、遠隔からのエンジン診断
のための情報を含んでいる。
【0013】上述した通信シーケンスは、車両10のイ
グニッションスイッチがオンのときのオンモードを想定
したものである。なぜなら、車両10のイグニッション
がオンのときに、エアバックが起動され、緊急通報シー
ケンスも開始されるためである。イグニッションオンの
指定は、仮にアクシデントの結果として、車両10のイ
グニッションがオフされたとしても保持される。一般的
に、イグニッションがオンであるときはいつでも、車両
の電源に関して何ら問題がないため、モデム60は無期
限に動作状態に保持される。つまり、イグニッションが
オンであれば、車両エンジンが駆動され、発電機が動作
するため、車両のバッテリからモデム60へ電源が供給
されたとしても、電源に関して特に問題は生じない。事
故が発生し、突然のイグニッションスイッチの損失が起
こったときには、モデム60は、動作状態を維持し、安
全を確保するために、コネクトフレーム40の受信を待
機する待受状態となる。
【0014】サービスプロバイダー32とTCU30と
の通信は、車両10のイグニッションスイッチがオフさ
れたとき(イグニッションオフモード)にも行なわれ
る。例えば、乗員が車両10のキーを車内に閉じ込めて
しまった場合、その乗員は、サービスプロバイダー32
に電話をして、車両10のドアをアンロックするために
車両10のTCU30と通信を開始するよう依頼する。
電話帳をダウンロードしたり、ローミングリストを更新
したりする等の他のタスクも、イグニッションオフの間
に実行される。
【0015】これらのイグニッションオフにおけるタス
クを行なうためには、サービスプロバイダー32とTC
U30との間でデータ通信が必要となり、ここでは、こ
のようなデータ通信をメンテナンスコールと呼ぶことと
する。メンテナンスコールは、TCU30へ送信された
ショートメッセージサービス(SMS)メッセージのよ
うな通信形態において、サービスプロバイダー32によ
ってトリガを与えることができる。例えば、SMSメッ
セージの受信に基づいて、TCU30は、サービスプロ
バイダー32に対してメンテナンスコールの発信を開始
する。一旦、接続が確立されたならば、TCU30とサ
ービスプロバイダー32は、メンテナンスコールを処理
し、望ましいメンテナンスタスクを実行するために、デ
ータや指示を必要に応じて通信する。
【0016】あるいは、サービスプロバイダー32が直
接、TCU30にメンテナンスコールを発信しても良
い。メンテナンスコールは、サービスプロバイダー32
に送信されたSMSメッセージの形態において、TCU
30によってトリガを与えることもできる。SMSメッ
セージの受信に基づいて、サービスプロバイダー32
は、メンテナンスコールをTCU30に発信する。さら
に、TCU30は、直接、サービスプロバイダー32に
メンテナンスコールを発信することもできる。他のプロ
トコルも、メンテナンスコールを発信するために使用す
ることが可能である。
【0017】TCU30は、セルラートランシーバー5
8が動作している期間以外では、なんらメッセージや呼
び出しを受信することはもちろん送信することもできな
い。イグニッションオフモードでは、TCU30のセル
ラートランシーバー58は、周期的に起動され動作状態
となる。動作状態の間は、トランシーバー58は、メン
テナンスコールを発信するためにTCU30に向けられ
たSMSメッセージ、もしくはサービスプロバイダー3
2から直接送信されたメンテナンスコールのような、サ
ービスプロバイダー32からTCU30に送信された、
なんらかの通信を受信しようと試みる。モデム60を含
む、他の全てのTCU30の構成部品は、過度のバッテ
リ消費を抑制するために、オフ状態に維持される。図4
には、トランシーバー58の周期的な起動の一例が示さ
れている。時刻48にて、イグニッションがオフされた
とき、セルラートランシーバー58は、延長された待受
期間であるX時間(参照番号50を参照)の間、動作状
態を維持し、その後、Y分(参照番号52を参照)だけ
オフされ、その後、再び、短い待受期間であるZ分(参
照番号54を参照)の間、オンされる。このY、Zのパ
ターンは、その後、繰り返される。ここで、注目すべき
点は、Yは、一般的にZより非常に長い時間ということ
である。繰り返されるY、Zパターンは、所定の数日間
といったような、予め設定された所定期間だけ継続され
る。ただし、その所定期間の間に、イグニッションがオ
ンされないと、このパターンは終了し、トランシーバー
58は、イグニッションが新たにオンされない限り、再
び動作状態となることは無い。
【0018】延長された待受期間50は、繰り返される
YZパターンに優先するものとみなすことができ、それ
は顧客の利便性のために設けられている。例えば、運転
者が1時間だけ車両を離れ、キーが車室内に閉じ込めら
れたことを認識してサービスプロバイダー32に通報し
た場合、トランシーバー58が再び動作状態となり、ド
アをアンロックするために、サービスプロバイダー32
にメンテナンスコールを発信するようにTCU30に指
示するSMSメッセージをTCU30が受信できるまで
に、Y分だけ待たなければならないとすると運転者は不
便である。トランシーバー58の起動のために繰り返さ
れるYZパターンは、TCU30がサービスプロバイダ
ー32からの通信を受信する周期的な機会を提供しつ
つ、TCU30に割り当てられた電力消費分を最小にす
るために設けられている。例えば、オフ期間にSMSメ
ッセージを介してサービスプロバイダー32によって開
始されるメンテナンスコールは即座に対応される必要は
なく、そのSMSメッセージは、短い待受期間54の1
つにおいてTCU30のトランシーバー58によって受
信されることを保証するためにZ分よりも短い間隔で繰
り返しサービスプロバイダー32によって送信される。
【0019】トランシーバー58が起動されている期間
において、サービスプロバイダー32はいくつかの方法
でTCU30と通信することができる。上述したよう
に、TCU30は、ネットワーク22を介して、メンテ
ナンスコールを発信することをTCU30に指示するS
MSメーセージをサービスプロバイダー32から受信す
ることができる。もしくは、TCU30は、ネットワー
ク22を介して、メンテナンスコールを発信することを
TCU30に指示するコールバックシーケンスをサービ
スプロバイダー32から受信することができる。コール
バックシーケンスとは、特定の期間内に二度の到来コー
ルを受信するものである。そのような2つの方法を用い
る理由は、AMPSネットワークにおいては、SMSサ
ービスが望ましいサービスエリアに渡って十分にサポー
トされておらず、そのため、コールバックシーケンスが
送信されなければならない場合が生じるためである。い
ずれのケースにおいても、TCU30は、モデム60を
オンし、メンテナンスコールを発信するために、サービ
スプロバイダー32に対して接続要求を開始することに
よって応答する。
【0020】接続の確立に基づいて、例えばドアをアン
ロックしたり、接続要求を行なう際にTCU30によっ
て利用されるべき好ましいネットワークのリストである
ローミングリスト(PRL)を受信したりすることをT
CU30に指示するデータが、サービスプロバイダー3
2から受信される。TCU30内においては、電話帳、
サービスプロバイダー32を呼び出すために使用される
呼び出し番号リスト等の他の情報が更新される。
【0021】トランシーバー58が起動されている期間
において、TCU30はサービスプロバイダー32から
直接メンテナンスコールを受信することもできる。しか
しながら、メンテナンスコールがTCU30において受
信される前に、TCU30は、メンテナンスコールのス
タートを検出し、モデム60をオンしなければならな
い。一旦、モデム60がオンされると、各種のメンテナ
ンスタスクを実行することをTCU30に指示するため
のデータをサービスプロバイダー32から受信すること
ができる。
【0022】上述したように、トランシーバー58が起
動されている期間において、TCU30も、ネットワー
ク22を介して、サービスプロバイダー32に対してメ
ンテナンスコールを発信することを指示するSMSメッ
セージやコールバックシーケンスを、サービスプロバイ
ダー32に送信することができる。あるいは、TCU3
0は、サービスプロバイダー32に対して直接メンテナ
ンスコールを送信することもできる。しかしながら、T
CU30からメンテナンスコールが送信される以前に、
TCU30内のモデム60はオンされている必要があ
る。
【0023】たとえイグニッションオフモードにおい
て、車両が停止しているときであっても、セルラーネッ
トワーク22はノイズにより制限されるので、ネットワ
ーク22とTCU30との間の接続状態が悪い場合があ
りえる。例えば、車両がネットワーク22の周辺部に駐
車された場合、ネットワーク22のRFパラメータが変
化したり、隣接チャンネルからの混信が増加したり、あ
るいはTCU30の周囲の環境(例えばトラックが通信
パスをブロックする)が変化して、ネットワーク22と
のデータ送信が適切に受信できない場合がある。接続状
態が悪く、データ送信におけるすべての情報が適切に受
信できないときには、TCU30のモデム60は、動作
状態を維持し、継続してその情報を受信もしくは送信し
ようとする。しかしながら、接続状態が悪いままであ
り、情報がタイムリーかつ適切に受信されないと、モデ
ム60は無期限にオンされたままとなってしまう。これ
は、電力の保存が重要であるイグニッションオフモード
において、損失を与えるものである。
【0024】モデムをオフして電力を節約する技術は、
この技術分野において公知である。例えば、移動体への
適用を考慮して設計されていないデータモデムにおいて
は、モデムが搬送音の消失を検出すると、節電のためモ
デムは即座にオフする。しかしながら、移動体に適用さ
れる場合には、セクター間及び基地局間のハンドオフの
間、搬送音は短い時間間隔だけ失われる。この種のデー
タモデムが、移動体へ適用するために使用されたなら
ば、ハンドオフごとにモデムはオフされ、接続が断たれ
てしまい、それは耐えがたい結果を招く。
【0025】その解決法が、音声帯データモデムの分野
において知られている。例えば、US特許番号Re34
034は、搬送音がハンドオフの場合のようにすぐに復
帰することに備えて、音声帯の搬送音の消失後、一定の
時間間隔だけ音声帯データモデムを動作状態に維持する
ことによって、この問題を解決しようとする。その一定
の時間間隔内に搬送音が検出できなければ、そのとき、
モデムがオフされる。
【0026】CDMAセルラー通信システムは、CDM
Aシステム標準によって確立されているようにフレーム
エラーレートカウンタを用いて、モデムの一種であるC
DMAトランシーバーの作動停止を制御する。CDMA
システムにおいては、データと音声が20msのパケッ
トもしくはフレームにおいて通信される。フレームが例
えばハンドオフ、フェージング、あるいは他の干渉のた
めに適切に受信されないならば、フレームエラーレート
カウンタが適切に受信されないフレーム毎に、そのカウ
ント値をインクリメントする。そのカウンタが、所定数
の連続して受信できないフレームをカウントすると、モ
デムはオフされ接続が断たれる。
【0027】しかしながら、上述した解決法のいずれに
おいても、一定の時間間隔の間、搬送音の消失が発生し
ない、もしくは所定数の連続したフレームの消失が発生
しない断続的な接続の問題が、モデムの作動停止を引き
起こすものではない。その結果、長い時間に渡ってモデ
ムは作動状態となり、電力を消費することになる。それ
ゆえ、電力消費量を低減するために、接続品質に係わら
ず、遠距離通信モデムの作動停止を制御するための方法
及び装置が求められていた。
【0028】(発明の要約)本発明の実施例は、電力消
費量を低減するために、接続品質に係わらず、コール
(呼び出し)の種類に基づいて遠距離通信モデムの作動
停止を制御する。本出願においての作動停止とは、モデ
ムをオフすることもしくはモデムを低消費電力状態に設
定することを含むものである。本発明の実施例は、車両
のイグニッションがオフされ電力源が制限される時に特
に有効である。
【0029】自動車、船舶等の乗り物に搭載されるTC
Uは、その乗り物にテレマティクス機能を提供するため
に、セルラー通信ネットワーク内において基地局/セク
ターと通信する。セルラー通信ネットワークを介してT
CUに接続されるサービスプロバイダーが、通常、この
テレマティクス機能を提供する。本発明の1つの実施例
においては、サービスプロバイダーはTCUにメッセー
ジを送信し、乗り物(車両)のイグニッションがオフさ
れているときに、TCUがサービスプロバイダーにメン
テナンスコールを開始するようにトリガを与える。一
旦、接続が確立されると、コールの種類を同定するコー
ル種類同定部が、メンテナンスコールメッセージ内にお
いて、TCUに伝達される。
【0030】コール種類同定部は、メンテナンスコール
メッセージにおいてTCUによって受信されるデータの
最初のいくつかのフレームに含まれる。サービスプロバ
イダーがTCUに送信する可能性があるいくつかのコー
ル種類のために、それらのコール種類のいずれかの受信
が完了され、さらにいくらかのマージンをプラスする
と、どの程度の時間がかかるかの評価を前もって記憶し
ている。この評価は、本出願では許容実行時間として言
及される。もしくは、許容実行時間は、コール種類の同
定部の受信に基づいてTCUプロセッサーによって発生
されることも可能であり、もしくはデータ送信の一部と
してコール種類同定部とともにTCUに伝達されること
も可能である。特定のコール種類のメンテナンスコール
がTCUによって受信されたとき、TCUは、そのコー
ル種類に対応した許容実行時間をコールタイマにセット
する。許容実行時間が経過すると、メンテナンスタスク
が完了されたか否かに係わらず、接続は切断され、かつ
モデムはオフされる。
【0031】上述したように、本発明の1実施例におい
ては、許容実行時間の決定は、コール種類同定部の受信
に依存する。TCUがメンテナンスコールメッセージを
受信し始めたとき、ただし、コール種類同定部を受信す
る前においては、TCUは、コールタイマに、許容され
るコール種類同定部の受信時間を示すデフォルト値をセ
ットする。もしコールタイマがカウントを終了しても、
コール種類が同定されないのであれば(すなわち、コー
ル種類同定部が受信されない)、接続は切断され、モデ
ムはオフされる。このデフォルトの許容コール種類同定
部受信時間の目的は、メンテナンスコール接続が確立さ
れたにも係わらず、コール種類同定部が適切に受信でき
ない場合に、TCUのモデムが動作し続けることを防止
することである。しかしながら、もしコールタイマがカ
ウントを終了する前にコール種類が同定されたならば、
コールタイマは、同定されたコール種類に対応する許容
実行時間にリセットされ、メンテナンスコールが続行さ
れる。
【0032】本発明の1つの実施例においては、メンテ
ナンスコールデータ送信が完了される前に、許容実行時
間が経過し、モデムがオフされたならば、サービスプロ
バイダーは、TCUの認定の欠如によって早まって接続
が終了されたもとの判断し、後に、新たなメンテナンス
コールをトリガするための新たなメッセージを送信す
る。他の実施例においては、許容実行時間は、その許容
実行時間を更新する専用のメンテナンスコールにおい
て、TCU内で更新することができる。それら2つの手
法は許容実行時間の精密な調整を行ない得るものであ
り、メンテナンスコールデータ送信の最適化を可能とす
る。
【0033】本発明の実施例の、それらの及び他の特徴
並びに利点については、図面及び添付のクレームが参照
され、かつ本発明の実施例に関する以下の詳細な説明か
ら当業者に明らかとなる。
【0034】(好ましい実施例の詳細な説明)好ましい
実施例の以下の説明において、発明が具現化されえる実
施例が図を用いて示され、かつ本出願の一部を構成する
添付図面が参照される。但し、他の実施例が利用される
ことは可能であるし、構成上の変更は、本発明の好まし
い実施例の範囲を逸脱いない限り、なしえることが理解
されるべきである。
【0035】さらに、実施例においての説明は、CDM
A通信プロトコル(コードを利用したプロトコル)に関
するものであり、その説明のため、フレームの送信のみ
について記述するが、本発明の実施例は、他の通信プロ
トコル及び一般的なデジタル無線技術に適用されるもの
であり、また限定するものではないが、CDMA,AM
PS,TDMA,FDMA,GSM,GPRS等を含む
ものであることを理解すべきである。
【0036】自動車、船舶等の乗り物に搭載されるTC
Uは、その乗り物にテレマティクス機能を提供するため
に、セルラー通信ネットワーク内において基地局/セク
ターと通信する。そのテレマティクス機能としては、限
定するものではないが、車両の追跡及び位置の特定、オ
ンラインナビゲーション、緊急時の路上アシスタンス、
遠隔的なエンジンの診断、盗難車の追跡、娯楽的なサー
ビス、情報サービス、インターネットやEメールのアク
セス、事故が発生したときの自動緊急通報、遠隔的なド
アのアンロック操作、通話およびボイスメールサービ
ス、交通情報の提供などを含む。通常、セルラー通信ネ
ットワークを介してTCUと接続されるサービスプロバ
イダーが、これらテレマティクス機能を提供する。
【0037】サービスプロバイダーとTCUとは、イグ
ニッションオンモードもしくはイグニッションオフモー
ドにおいて、テレマティクス機能を提供するために通信
することができる。イグニッションオンモードにおいて
は、イグニッションがオンされている間になされる車両
のバッテリの再充電によって、通常、電源は問題となら
ない。そのため、TCUのモデムは、イグニッションが
オンされている全期間に渡ってオンのままにすることが
できる。しかしながら、イグニッションオフモードにお
いては、メンテナンスコールがTCUによって受信され
たとき、もしくはメンテナンスコールがTCUから送信
されたとき、TCUの電力消費が考慮される必要があ
る。それは、特に、従来のモデムの作動停止手法を用い
てモデムの作動停止を行なうほどではない断続的な接続
問題をTCUが経験したときに、考慮されなければなら
ない。そのような状況においては、サービスプロバイダ
ーとTCUとは、無期限にメンテナンスコールのデータ
送信を完了させようとする場合があるが、それは断続的
なエラーによって決して完了されない。この場合、モデ
ムは、その無期限の時間間隔の間、オンのままとされ、
電力を消費してしまう。そのため、本発明の実施例は、
電力消費を低減するために、接続品質に係わらず、コー
ル種類に基づいて遠距離通信モデムの作動停止を制御す
る。
【0038】本発明の1つの実施例においては、TCU
が実行する可能性があるいくつかのメンテナンスコール
(すなわち、コール種類)のために、TCUは、それら
のコール種類のいずれかの受信が完了され、さらにいく
らかのマージンをプラスすると、どの程度の時間がかか
るか(すなわち、許容実行時間)の評価を前もって記憶
しておく。従来のシステムとは異なり、この許容実行時
間は、すべてのコール種類に対して同一ではなく、むし
ろコール種類に依存するものである。図5のTCUのブ
ロック図に図示されるように、それらの許容実行時間の
値は、(例えばルックアップテーブル70において)T
CUのメモリ68に記憶されることができ、メンテナン
スコールのメッセージに含まれるコール種類同定部の受
信に基づいて呼び出されたり、TCUによって事前に認
識されたりすることができる。
【0039】本発明の1つの実施例において、サービス
プロバイダーは、TCUにSMSメッセージやコールバ
ックシーケンスを送信することによってメンテナンスコ
ールをトリガする。TCUは、メンテナンスコールのた
めの接続要求を開始することによって応答する。このと
き、TCUは、どの種類のメンテナンスコールが要求さ
れているのかを認識しておらず、単に接続要求を開始す
ることを認識しているだけであるかもしれない。この実
施例においては、一旦、接続が確立されたならば、コー
ル種類同定部が、メンテナンスコールメッセージの最初
のいくつかのフレームの間に、サービスプロバイダーか
らTCUに送信される。あるいは、TCUは、接続要求
が開始された時点において、メンテナンスコールの種類
をすでに認識していることも可能である。
【0040】本発明の他の実施例においては、TCU
が、サービスプロバイダーにSMSメッセージもしくは
コールバックシーケンスを送信することによってメンテ
ナンスコールをトリガする。サービスプロバイダーは、
メンテナンスコールのための接続要求を開始することに
よって応答する。このとき、サービスプロバイダーは、
どの種類のメンテナンスコールが要求されているのかを
認識しておらず、単に接続要求を開始することを認識し
ているだけであるかもしれない。この実施例において
は、TCUがメンテナンスコールをトリガした時点で、
TCUは既にコール種類同定部を認識している。あるい
は、コール種類同定部は、メンテナンスコールメッセー
ジの最初のいくつかのフレームの間に、サービスプロバ
イダーからTCUに送信される。
【0041】あるいは、TCUプロセッサーは、コール
種類同定部の受信もしくは決定に基づいて、許容実行時
間を発生することができる。例えば、コール種類A,
B,C,Dの好ましい許容実行時間がそれぞれ1,3,
3,4秒であるならば、実行時間単位が0.5秒として
定義され、かつコール種類同定部はそれぞれ2,6,
7,8として選定される。すなわち、各コール種類同定
部は、許容実行時間にできる限り近づくように、そのコ
ール種類のための実行時間単位の適切な数を示すのであ
る。この例は、以下の表1に示される。
【0042】
【表1】
【0043】コール種類同定部の受信または決定に基づ
いて、TCUプロセッサーは、そのコール種類同定部と
記憶された実行時間単位(この実施例では0.5秒)と
を乗算し、実際の許容実行時間を算出する。なお、コー
ル種類B及びCは同じ好ましい許容実行時間(3秒)を
有しているが、コール種類同定部は固有のものである必
要があるため、そのコール種類の1つ(この実施例では
コール種類C)に次に高いコール種類同定部(この実施
例では7)が割り当てられ、その結果、実際の許容実効
時間は3.5秒となる。また、実行時間単位を十分に小
さく選定することによって、複数のコール種類が同じ好
ましい許容実行時間を持っていたとしても、実際の許容
実行時間を好ましい許容実行時間から大きくずらすこと
なく、固有のコール種類同定部が全てのコール種類に対
して割り当てられる。
【0044】他の実施例においては、許容実行時間がメ
ンテナンスコールメッセージの一部としてコール種類同
定部とともに、TCUに伝達されても良い。
【0045】一旦、許容実行時間が、受信されたコール
種類に対応して決定されると、TCUは、コールタイマ
をその許容実行時間にセットする。そして、許容実行時
間が経過すると、メンテナンス機能が完了されていたか
否かに係わらず、接続が切断され、かつモデムがオフさ
れる。
【0046】上述したように、非デフォルトの許容実行
時間の決定は、コール種類同定部の受信、さもなくばコ
ール種類同定部の決定に依存する。ここで、本発明の実
施例による、図6に示された1例としてのメンテナンス
コールの時間列を参照する。図6において、最初のコー
ル設定時間74の後、TCUがメンテナンスコールメッ
セージを受信し始めたときであって、ただし、コール種
類同定部を受信する前に、TCUは、時刻T1におい
て、許容されるコール種類同定部受信時間を示すデフォ
ルト値にコールタイマをセットする。76で示される時
間間隔の間に、コール種類同定部が送信される。もしコ
ールタイマが時刻T2においてカウントを終了し、その
時点でコール種類がまだ同定されていないならば(すな
わち、コール種類同定部が受信されなかった)、接続は
切断され、かつモデムはオフされる。このデフォルトの
許容コール種類同定部受信時間の目的は、メンテナンス
コール接続が確立されたにも係わらず、(低い接続品質
や他の送信故障によって)コール種類同定部が受信され
ない場合に、TCUのモデムが動作し続けることを防止
することである。しかしながら、もしコールタイマがカ
ウントを終了する前にコール種類が同定されたならば、
コールタイマは、時刻T2において同定されたコール種
類に対応する許容実行時間にリセットされ、メンテナン
スコールが続行される。78で示される時間間隔の間
に、同定されたコール種類のためのデータが送信され
る。データの送信は、通常、時刻T3までしか続かない
が、許容実行時間は、78の最初のデータ送信において
いくつかのデータが失われた場合を考慮して、バッファ
期間80を与える。しかしながら、時刻T4において、
許容実行時間は終了し、データ送信が完了されたか否か
に係わらず、モデムは動作が停止される。
【0047】さらに、コールタイマがカウントを終了す
る前に(例えば、図6の時刻T3と時刻T4との間)1
つのメンテナンスコールが完了されたならば、新たなコ
ール種類の他のメンテナンスコールが開始され、コール
タイマは、その際、その新たなコール種類に対応する許
容実行時間にリセットされる。
【0048】上述したように、CDMAセルラー通信シ
ステムは、フレームエラーレートカウンタを用いて通信
リンクの作動停止を制御する。本発明の実施例において
は、メンテナンスコールの許容実行時間が経過する前
に、カウンタが所定のフレームエラーレートカウント値
を超えた場合には、通信リンクは切断されるが、許容実
行時間が経過するまではモデムは動作したままとなる。
モデムを動作状態に維持することによって、TCUは新
たなメンテナンスコールを処理することができるかもし
れない。しかしながら、不完全なフレームがTCUによ
って受信された場合であって、ただし、所定のフレーム
エラーレートカウント値を超えるほどではない場合、ネ
ットワークは、TCUからの紛失認定メッセージによる
それらのフレームの喪失を検出することができ、それら
の不完全なフレームのみを再送信する。さらに、フレー
ムの再送信が長くかかるならば、もしくは稀にしか成功
しないならば、メンテナンスコールデータ送信が良好に
完了する前に、許容実行時間が経過し、モデムはオフさ
れる。ここで、本発明は、フレームエラーレートカウン
タ以外のメカニズムによって不完全な通信を検出し、か
つ通信リンクを作動停止にする非CDMAネットワーク
を含むことが理解されるべきである。いずれの場合にお
いても、不完全なデータ処理によってメンテナンスコー
ルが失敗であったとサービスプロバイダーが決定したな
らば、(所定の時間間隔が経過した後に)新たなメンテ
ナンスコールが開始される。
【0049】本発明の1つの実施例では、許容実行時間
もしくはTCUに記憶された実行時間単位が、本明細書
において許容実行時間更新メンテナンスコールと称され
る、許容実行時間を更新するための専用のメンテナンス
コールによって更新されることができる。この手法は、
新たなコール種類が追加されること、不使用となったコ
ール種類が無視されること、及び許容実行時間の精密な
調整を可能とする。
【0050】例えば、車両が、通常、地下駐車場に駐車
されたり、データの不完全な受信や再送信が頻繁に生じ
る他の位置では、許容実行時間は、メンテナンスコール
を良好に完了させるには不十分であるかもしれない。し
かしながら、許容実行時間が延長されるならば、それら
のメンテナンスコールを完了できる場合がありえる。本
発明の1実施例では、コール完了測定基準もしくはコー
ルタイマ測定基準を探知することによってメンテナンス
コールの成功率が満足されないほど低いと判定した場
合、許容実行時間更新メンテナンスコールを利用して許
容実行時間もしくはTCUに記憶される実行時間単位が
更新され、増加される。増加された許容実行時間と予想
される好結果のメンテナンスコールの増加とは、電力消
費の犠牲の上で成り立つ。このため、サービスプロバイ
ダーは、増加された許容実行時間に対する電力消費にお
ける増加分の見積もりと好結果のメンテナンスコールの
増加割合との関係を探知し、許容実行時間の望ましい増
加量を選定する。あるいは、TCUが、コール完了測定
基準もしくはコールタイマ測定基準を探知することによ
ってメンテナンスコールの不成功数が満足できるもので
はないと判定した場合、TCUは独自に許容実行時間も
しくは実行時間単位を更新し、増加することができる。
そして、TCUは、増加された許容実行時間に対する電
力消費における増加分の見積もりと好結果のメンテナン
スコールの増加割合との関係を探知し、許容実行時間の
望ましい増加量を選定する。もしくは、サービスプロバ
イダーまたはTCUが測定基準を用いて、電力消費を低
減するために許容実行時間を減少させることも可能であ
る。
【0051】本発明の他の実施例では、TCUの接続品
質が1日の時間帯によって変動することをサービスプロ
バイダーが検出し、そのような接続品質の相違を考慮し
て、許容実行時間値を割り当てることもできる。例え
ば、車両が、日中は地下駐車場に駐車されるが、夜間は
道路に駐車されることが通常である場合、サービスプロ
バイダーまたはTCUは、メンテナンスコール接続は日
中は不良であることが多いが(再送信の要求が多い)、
夜間は改善されると判定する。従って、サービスプロバ
イダーは、1日の異なる時間帯において、特定のメンテ
ナンスコールとともに異なる許容実行時間を送信した
り、または、許容実行時間のいくつかのセットまたはい
くつかの実行時間単位をTCUに更新させるために、許
容実行時間更新メンテナンスコールをTCUに送信す
る。許容実行時間の各セットまたは各実行時間単位は特
定の時間間隔に対応している。あるいは、TCUの接続
品質が1日の時間帯によって変動することをTCUが検
出し、TCUは独自に許容実行時間のそれらのセットも
しくはいくつかの実行時間単位を生成したり、更新した
りすることができる。そのような実施例においては、T
CUがコール種類同定部を受信したとき、TCUは、メ
ンテナンスコールが受信された時点において、または新
たなコール種類同定部が受信されたときはいつでも、相
応しい許容実行時間のセットまたは実行時間単位にアク
セスする。
【0052】本発明の更なる実施例では、サービスプロ
バイダー又はTCUは、TCUの接続品質が、GPSデ
ータによって確認される車両の位置に応じて変動するこ
とを検出し、そのような接続品質の相違を考慮して、許
容実行時間値を選定することができる。例えば、車両
が、日中は大都市地域に駐車されるが、夜間は田園地域
に駐車されることが通常である場合、サービスプロバイ
ダーまたはTCUは、メンテナンスコール接続は大都市
地域において大体において良好であるが、田園地域にお
いて不良であると判定する。従って、サービスプロバイ
ダーは、車両の現在位置に依存して、特定のメンテナン
スコールとともに異なる許容実行時間を送信したり、ま
たは、許容実行時間のいくつかのセットまたはいくつか
の実行時間単位をTCUに更新させるために、許容実行
時間更新メンテナンスコールをTCUに送信する。その
許容実行時間の各セットまたは各実行時間単位は定めら
れた特定の地理的なエリアに対応したものである。ある
いは、TCUの接続品質が車両の現在位置によって変動
することをTCUが検出し、TCUは独自に許容実行時
間のそれらのセットもしくはいくつかの実行時間単位を
生成したり、更新したりすることができる。そのような
実施例においては、TCUがコール種類同定部を受信し
たとき、TCUは、メンテナンスコールが受信された時
点において、または新たなコール種類同定部が受信され
たときはいつでも、車両の現在位置に相応しい許容実行
時間のセットまたは実行時間単位にアクセスする。
【0053】本発明の更なる実施例では、サービスプロ
バイダー又はTCUは、TCUの接続品質が、システム
ID(SID)またはネットワークID(NID)のい
ずれかによって確認されるネットワークに応じて変動す
ることを検出し、そのような接続品質の相違を考慮し
て、許容実行時間値を選定することができる。例えば、
車両の位置又はネットワーク資源の現在の利用可能性に
依存して、TCUは通信リンクを完全なものとするため
に異なる基地局を利用することができる。それゆえ、サ
ービスプロバイダーは、最新のSIDまたはNIDに依
存して、特定のメンテナンスコールとともに異なる許容
実行時間を送信したり、または、許容実行時間のいくつ
かのセットまたはいくつかの実行時間単位をTCUに更
新させるために、許容実行時間更新メンテナンスコール
をTCUに送信する。その許容実行時間の各セットまた
は各実行時間単位は特定のSIDまたはNIDに対応し
たものである。あるいは、TCUの接続品質がSIDま
たはNIDによって変動することをTCUが検出し、T
CUは独自に許容実行時間のそれらのセットまたはいく
つかの実行時間単位を生成したり、更新したりすること
ができる。そのような実施例においては、TCUがコー
ル種類同定部を受信したとき、TCUは、メンテナンス
コールが受信された時点において、または新たなコール
種類同定部が受信されたときはいつでも、現在のSID
またはNIDに相応しい許容実行時間のセットまたは実
行時間単位にアクセスする。
【0054】本発明の更なる実施例では、サービスプロ
バイダー又はTCUは、TCUの接続品質が、TCUに
よって検出される無線インターフェースにおける受信さ
れた信号の強度に応じて変動することを検出し、そのよ
うな接続品質の相違を考慮して、許容実行時間値を選定
することができる。例えば、車両の位置、ネットワーク
資源の現在の利用可能性、もしくは無線インターフェー
スの現在のノイズ特性に依存して、TCUは、基地局か
ら異なるレベルの強度を持つ信号を受信する。そのよう
な受信された信号の強度に関する情報は、例えば、パイ
ロット強度測定メッセージ(PSMM)によりTCUか
らサービスプロバイダーに返送することができる。従っ
て、サービスプロバイダーは、現在の受信された信号の
強度に依存して、特定のメンテナンスコールとともに異
なる許容実行時間を送信したり、または、許容実行時間
のいくつかのセットまたはいくつかの実行時間単位をT
CUに更新させるために、許容実行時間更新メンテナン
スコールをTCUに送信する。その許容実行時間の各セ
ットまたは各実行時間単位は,特定の受信された信号の
強度レベルに対応したものである。あるいは、TCUの
接続品質が受信された信号の強度によって変動すること
をTCUが検出し、TCUは独自に許容実行時間のそれ
らのセットもしくはいくつかの実行時間単位を生成した
り、更新したりすることができる。そのような実施例に
おいては、TCUがコール種類同定部を受信したとき、
TCUは、メンテナンスコールが受信された時点におい
て、または新たなコール種類同定部が受信されたときは
いつでも、現在の受信された信号の強度に相応しい許容
実行時間のセットまたは実行時間単位にアクセスする。
【0055】本発明の更なる実施例では、サービスプロ
バイダー又はTCUは、TCUの接続品質が、TCUに
よって設定された無線インターフェースの送信パワーに
応じて変動することを検出し、そのような接続品質の相
違を考慮して、許容実行時間値を選定することができ
る。例えば、車両の位置、ネットワーク資源の現在の利
用可能性、もしくは無線インターフェースの現在のノイ
ズ特性に依存して、TCUは、基地局に対して異なるレ
ベルの送信パワーを設定することができる。そのような
送信パワーレベルに関する情報は、例えば、制御チャン
ネルによりTCUからサービスプロバイダーに送信する
ことができる。従って、サービスプロバイダーは、現在
の送信パワーレベルに依存して、特定のメンテナンスコ
ールとともに異なる許容実行時間を送信したり、また
は、許容実行時間のいくつかのセットまたはいくつかの
実行時間単位をTCUに更新させるために、許容実行時
間更新メンテナンスコールをTCUに送信する。その許
容実行時間の各セットまたは各実行時間単位は,特定の
送信パワーレベルに対応したものである。あるいは、T
CUの接続品質が送信パワーレベルによって変動するこ
とをTCUが検出し、TCUは独自に許容実行時間のそ
れらのセットもしくはいくつかの実行時間単位を生成し
たり、更新したりすることができる。そのような実施例
においては、TCUがコール種類同定部を受信したと
き、TCUは、メンテナンスコールが受信された時点に
おいて、または新たなコール種類同定部が受信されたと
きはいつでも、送信パワーレベルに相応しい許容実行時
間のセットまたは実行時間単位にアクセスする。
【0056】モデムの作動停止制御の概念について、一
例としてセルラーネットワークに用いられる場合につい
て説明したが、モデム作動停止制御の基本概念は、ペー
ジングシステム、衛星通信システム、コードレス電話シ
ステム、フリート通信システム等の他の無線プロトコル
や技術への適用や拡張が可能である。その場合、不良な
コールの再送信は、過度の時間に渡ってモデムが動作さ
れたままとなり、その結果、過度の電力消費を招く。上
述された基地局/セクターの概念は、中継機または異な
るアンテナの多様な構成、コードレスを基礎とするも
の、衛星もしくは他の電話等を包含するものである。ま
た、上述されたTCUの概念は、セルラー電話、ペイジ
ャー、衛星電話、コードレス電話、フリートラジオ、無
線端末装置等を包含むものである。
【0057】本発明は、添付図面を参照しながら、本発
明の実施例との関連において十分に説明されたが、種々
の変更や修正が当業者にとって明らかになった点に注意
すべきである。そのような変更や修正は、本出願の各請
求項によって定義される本発明の範囲に含まれるものと
理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信システムにおいて、異なるセクター間
を移動する、テレマティクスコントロールユニットを備
えた車両とともにシステム環境の一例を示す説明図であ
る。
【図2】一例としてのテレマティクスコントロールユニ
ットのブロック図である。
【図3】一例としての、イグニッションオンモードでの
緊急通信シーケンスのタイムチャートである。
【図4】一例としての、イグニッションオフモードでの
テレマティクスコントロールユニットのトランシーバー
作動停止シーケンスのタイミングチャートである。
【図5】本発明の実施例における、テレマティクスコン
トロールユニットのブロック図である。
【図6】本発明の実施例による、メンテナンスコール通
信シーケンスのタイミングチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K034 AA15 DD01 EE03 EE11 HH01 HH02 LL02 5K067 AA43 BB03 BB04 BB21 DD27 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 GG22 HH22 KK05

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスプロバイダーと、テレマティク
    スコントロールユニット(TCU)と、サービスプロバ
    イダーとTCUとの通信を可能とする遠距離通信ネット
    ワークとを備え、TCUはメンテナンスコールを処理す
    るために動作することが可能なモデムを有するシステム
    において、そのメンテナンスコールの処理の開始後にモ
    デムの作動停止を制御する方法であって、 メンテナンスコールのコール種類を同定するために、メ
    ンテナンスコールからコール種類同定部を確定し、 そのメンテナンスコールの処理の開始後、同定されたコ
    ール種類に特有の許容実行時間だけ待機し、 その許容実行時間が経過した後に、モデムを作動停止に
    することを特徴とするモデムの作動停止制御方法。
  2. 【請求項2】 さらに、許容実行時間のルックアップテ
    ーブルの索引としてコール種類同定部を用いることによ
    り、同定されたコール種類に特有の許容実行時間を決定
    することを特徴とする請求項1に記載のモデムの作動停
    止制御方法。
  3. 【請求項3】 さらに、コール種類同定部に実行時間単
    位を乗じることによって、同定されたコール種類に特有
    の許容実行時間を決定することを特徴とする請求項1に
    記載のモデムの作動停止制御方法。
  4. 【請求項4】 さらに、メンテナンスコールにおいて、
    コール種類同定部とともに許容実行時間を受信すること
    を特徴とする請求項1に記載のモデムの作動停止制御方
    法。
  5. 【請求項5】 さらに、メンテナンスコールの処理の開
    始を検出したときに、許容コール種類同定部受信時間だ
    け待機し、 コール種類同定部が決定される前に許容コール種類同定
    部受信時間が経過した場合には、モデムを作動停止にす
    ることを特徴とする請求項1に記載のモデムの作動停止
    制御方法。
  6. 【請求項6】 メンテナンスコールのための許容実行時
    間が経過する前に、メンテナンスコールの処理が良好に
    完了されない場合、許容実行時間の経過後に、所定の時
    間間隔だけ待機し、その後、メンテナンスコールの処理
    を再開することを特徴とする請求項1に記載のモデムの
    作動停止制御方法。
  7. 【請求項7】 さらに、許容実行時間更新メンテナンス
    コールを処理することによって、許容実行時間のルック
    アップテーブルを更新することを特徴とする請求項2に
    記載のモデムの作動停止制御方法。
  8. 【請求項8】 さらに、許容実行時間更新メンテナンス
    コールを処理することによって、実行時間単位を更新す
    ることを特徴とする請求項3に記載のモデムの作動停止
    制御方法。
  9. 【請求項9】 許容実行時間のルックアップテーブルを
    更新するステップにおいて、メンテナンスコールのため
    の許容実行時間が経過する前に良好に完了されたメンテ
    ナンスコールの割合が所定の閾値よりも低い場合、ルッ
    クアップテーブルにおける許容実行時間を増加すること
    を特徴とする請求項7に記載のモデムの作動停止制御方
    法。
  10. 【請求項10】 実行時間単位を更新するステップにお
    いて、メンテナンスコールのための許容実行時間が経過
    する前に良好に完了されたメンテナンスコールの割合が
    所定の閾値よりも低い場合、実行時間単位を増加するこ
    とを特徴とする請求項8に記載のモデムの作動停止制御
    方法。
  11. 【請求項11】 さらに、1日における現在時刻に応じ
    て許容実行時間を決定することを特徴とする請求項4に
    記載のモデムの作動停止制御方法。
  12. 【請求項12】 さらに、コール種類同定部と1日の現
    在時刻を、許容実行時間のルックアップテーブルのセッ
    トに対する索引として用いることにより、同定されたコ
    ール種類に特有の許容実行時間を決定するものであり、
    各ルックアップテーブルは、一日の特定の時間帯に対応
    することを特徴とする請求項1に記載のモデムの作動停
    止制御方法。
  13. 【請求項13】 さらに、コール種類同定部に1日の現
    在時刻に特有の実行時間単位を乗じることによって、同
    定されたコール種類に特有の許容実行時間を決定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモデムの作動停止制御
    方法。
  14. 【請求項14】 さらに、TCUの現在位置に応じて許
    容実行時間を決定することを特徴とする請求項4に記載
    のモデムの作動停止制御方法。
  15. 【請求項15】 さらに、コール種類同定部とTCUの
    現在位置を、許容実行時間のルックアップテーブルのセ
    ットに対する索引として用いることにより、同定された
    コール種類に特有の許容実行時間を決定するものであ
    り、各ルックアップテーブルは、特定の地理的なエリア
    に対応することを特徴とする請求項1に記載のモデムの
    作動停止制御方法。
  16. 【請求項16】 さらに、コール種類同定部に、TCU
    の現在位置を包含する地理的なエリアに特有の実行時間
    単位を乗じることによって、同定されたコール種類に特
    有の許容実行時間を決定することを特徴とする請求項1
    に記載のモデムの作動停止制御方法。
  17. 【請求項17】 さらに、通信のために現在使用されて
    いる遠距離通信ネットワークに応じて許容実行時間を決
    定することを特徴とする請求項4に記載のモデムの作動
    停止制御方法。
  18. 【請求項18】 さらに、コール種類同定部と通信のた
    めに現在使用されている遠距離通信ネットワークを、許
    容実行時間のルックアップテーブルのセットに対する索
    引として用いることにより、同定されたコール種類に特
    有の許容実行時間を決定するものであり、各ルックアッ
    プテーブルは、特定の遠距離通信ネットワークに対応す
    ることを特徴とする請求項1に記載のモデムの作動停止
    制御方法。
  19. 【請求項19】 さらに、コール種類同定部に、通信の
    ために現在使用されている遠距離通信ネットワークに特
    有の実行時間単位を乗じることによって、同定されたコ
    ール種類に特有の許容実行時間を決定することを特徴と
    する請求項1に記載のモデムの作動停止制御装置。
  20. 【請求項20】 さらに、TCUによって測定された受
    信信号の強度に応じて、許容実行時間を決定することを
    特徴とする請求項4に記載のモデムの作動停止制御方
    法。
  21. 【請求項21】 さらに、コール種類同定部とTCUに
    よって測定された受信信号の強度を、許容実行時間のル
    ックアップテーブルのセットに対する索引として用いる
    ことにより、同定されたコール種類に特有の許容実行時
    間を決定するものであり、各ルックアップテーブルは、
    特定の受信信号の強度範囲に対応することを特徴とする
    請求項1に記載のモデムの作動停止制御方法。
  22. 【請求項22】 さらに、コール種類同定部に、TCU
    によって測定された受信信号の強度に特有の実行時間単
    位を乗じることによって、同定されたコール種類に特有
    の許容実行時間を決定することを特徴とする請求項1に
    記載のモデムの作動停止制御方法。
  23. 【請求項23】 さらに、TCUの送信パワーに応じて
    許容実行時間を決定することを特徴とする請求項4に記
    載のモデムの作動停止制御方法。
  24. 【請求項24】 さらに、コール種類同定部とTCUの
    送信パワーを、許容実行時間のルックアップテーブルの
    セットに対する索引として用いることにより、同定され
    たコール種類に特有の許容実行時間を決定するものであ
    り、各ルックアップテーブルは、特定の送信パワーの範
    囲に対応することを特徴とする請求項1に記載のモデム
    の作動停止制御方法。
  25. 【請求項25】 さらに、コール種類同定部に、TCU
    の送信パワーに特有の実行時間単位を乗じることによっ
    て、同定されたコール種類に特有の許容実行時間を決定
    することを特徴とする請求項1に記載のモデムの作動停
    止制御方法。
  26. 【請求項26】 遠距離通信ネットワークを介してサー
    ビスプロバイダーと通信するためのテレマティクスコン
    トロールユニット(TCU)であって、 メンテナンスコールを処理するために動作することが可
    能なモデムと、 メンテナンスコールのコール種類を同定するために、メ
    ンテナンスコールからコール種類同定部を確定し、 そのメンテナンスコールの処理の開始後、同定されたコ
    ール種類に特有の許容実行時間だけ待機し、 その許容実行時間が経過した後に、モデムを作動停止に
    するようにプログラムされたTCUプロセッサーとを備
    えることを特徴とするテレマティクスコントロールユニ
    ット。
  27. 【請求項27】 さらに、TCUプロセッサーは、許容
    実行時間のルックアップテーブルの索引としてコール種
    類同定部を用いることにより、同定されたコール種類に
    特有の許容実行時間を決定するようにプログラムされて
    いることを特徴とする請求項26に記載のテレマティク
    スコントロールユニット。
  28. 【請求項28】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部に実行時間単位を乗じることによって同定
    されたコール種類に特有の許容実行時間を決定するよう
    にプログラムされていることを特徴とする請求項26に
    記載のテレマティクスコントロールユニット。
  29. 【請求項29】 さらに、TCUプロセッサーは、メン
    テナンスコールにおいて、コール種類同定部とともに許
    容実行時間を受信するようにプログラムされていること
    を特徴とする請求項26に記載のテレマティクスコント
    ロールユニット。
  30. 【請求項30】 さらに、TCUプロセッサーは、 メンテナンスコールの処理の開始を検出したときに、許
    容コール種類同定部受信時間だけ待機し、 コール種類同定部が決定される前に許容コール種類同定
    部受信時間が経過した場合には、モデムを作動停止にす
    るようにプログラムされていることを特徴とする請求項
    26に記載のテレマティクスコントロールユニット。
  31. 【請求項31】 メンテナンスコールのための許容実行
    時間が経過する前に、メンテナンスコールの処理が良好
    に完了されない場合、TCUプロセッサーは、許容実行
    時間の経過後に、所定の時間間隔だけ待機し、その後、
    メンテナンスコールの処理を再開するようにプログラム
    されていることを特徴とする請求項26に記載のテレマ
    ティクスコントロールユニット。
  32. 【請求項32】 さらに、TCUプロセッサーは、許容
    実行時間更新メンテナンスコールを処理することによっ
    て、許容実行時間のルックアップテーブルを更新するよ
    うにプログラムされていることを特徴とする請求項27
    に記載のテレマティクスコントロールユニット。
  33. 【請求項33】 さらに、TCUプロセッサーは、許容
    実行時間更新メンテナンスコールを受信し、処理するこ
    とによって、実行時間単位を更新するようにプログラム
    されていることを特徴とする請求項28に記載のテレマ
    ティクスコントロールユニット。
  34. 【請求項34】 さらに、TCUプロセッサーは、メン
    テナンスコールのための許容実行時間が経過する前に良
    好に完了されたメンテナンスコールの割合が所定の閾値
    よりも低い場合、ルックアップテーブルにおける許容実
    行時間を増加するようにプログラムされていることを特
    徴とする請求項32に記載のテレマティクスコントロー
    ルユニット。
  35. 【請求項35】 さらに、TCUプロセッサーは、メン
    テナンスコールのための許容実行時間が経過する前に良
    好に完了されたメンテナンスコールの割合が所定の閾値
    よりも低い場合、実行時間単位を増加するようにプログ
    ラムされていることを特徴とする請求項33に記載のテ
    レマティクスコントロールユニット。
  36. 【請求項36】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部と1日の現在時刻を、許容実行時間のルッ
    クアップテーブルのセットに対する索引として用いるこ
    とにより、同定されたコール種類に特有の許容実行時間
    を決定し、かつ、各ルックアップテーブルは、一日の特
    定の時間帯に対応するようにプログラムされていること
    を特徴とする請求項26に記載のテレマティクスコント
    ロールユニット。
  37. 【請求項37】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部に1日の現在時刻に特有の実行時間単位を
    乗じることによって、同定されたコール種類に特有の許
    容実行時間を決定するようにプログラムされていること
    を特徴とする請求項26に記載のテレマティクスコント
    ロールユニット。
  38. 【請求項38】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部とTCUの現在位置を、許容実行時間のル
    ックアップテーブルのセットに対する索引として用いる
    ことにより、同定されたコール種類に特有の許容実行時
    間を決定し、かつ、各ルックアップテーブルは、特定の
    地理的なエリアに対応するようにプログラムされている
    ことを特徴とする請求項26に記載のテレマティクスコ
    ントロールユニット。
  39. 【請求項39】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部に、TCUの現在位置を包含する地理的な
    エリアに特有の実行時間単位を乗じることによって、同
    定されたコール種類に特有の許容実行時間を決定するよ
    うにプログラムされていることを特徴とする請求項26
    に記載のテレマティクスコントロールユニット。
  40. 【請求項40】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部とTCUによって現在使用されている遠距
    離通信ネットワークを、許容実行時間のルックアップテ
    ーブルのセットに対する索引として用いることにより、
    同定されたコール種類に特有の許容実行時間を決定し、
    かつ、各ルックアップテーブルは、特定の遠距離通信ネ
    ットワークに対応するようにプログラムされていること
    を特徴とする請求項26に記載のテレマティクスコント
    ロールユニット。
  41. 【請求項41】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部に、TCUによって現在使用されている遠
    距離通信ネットワークに特有の実行時間単位を乗じるこ
    とによって、同定されたコール種類に特有の許容実行時
    間を決定するようにプログラムされていることを特徴と
    する請求項26に記載のテレマティクスコントロールユ
    ニット。
  42. 【請求項42】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部とTCUによって測定された受信信号の強
    度を、許容実行時間のルックアップテーブルのセットに
    対する索引として用いることにより、同定されたコール
    種類に特有の許容実行時間を決定し、かつ、各ルックア
    ップテーブルは、特定の受信信号の強度範囲に対応する
    ようにプログラムされていることを特徴とする請求項2
    6に記載のテレマティクスコントロールユニット。
  43. 【請求項43】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部に、TCUによって測定された受信信号の
    強度に特有の実行時間単位を乗じることによって、同定
    されたコール種類に特有の許容実行時間を決定するよう
    にプログラムされていることを特徴とする請求項26に
    記載のテレマティクスコントロールユニット。
  44. 【請求項44】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部とTCUの送信パワーを、許容実行時間の
    ルックアップテーブルのセットに対する索引として用い
    ることにより、同定されたコール種類に特有の許容実行
    時間を決定し、かつ、各ルックアップテーブルは、特定
    の送信パワーの範囲に対応するようにプログラムされて
    いることを特徴とする請求項26に記載のテレマティク
    スコントロールユニット。
  45. 【請求項45】 さらに、TCUプロセッサーは、コー
    ル種類同定部に、TCUの送信パワーに特有の実行時間
    単位を乗じることによって、同定されたコール種類に特
    有の許容実行時間を決定するようにプログラムされてい
    ることを特徴とする請求項26に記載のテレマティクス
    コントロールユニット。
  46. 【請求項46】 遠距離通信ネットワークを介してテレ
    マティクスコントロールユニット(TCU)と共働して
    メンテナンスコールを処理するテレマティクスサービス
    システムであって、 TCUは、メンテナンスコールのコール種類に特有の許
    容実行時間を決定し、かつメンテナンスコールを受信し
    た後にモデムの作動停止を制御するためのコール種類同
    定部を含むメンテナンスコールを受信するために動作す
    ることが可能なモデムを有し、 前記テレマティクスサービスシステムは、モデムの作動
    停止の制御を補助するものであり、当該テレマティクス
    サービスシステムは、メンテナンスコールのコール種類
    を同定するためのコール種類同定部を含むメンテナンス
    コールを送信するようにプログラムされたテレマティク
    スサービスシステムプロセッサーを備えることを特徴と
    するテレマティクスサービスシステム。
  47. 【請求項47】 さらに、テレマティクスサービスシス
    テムプロセッサーは、メンテナンスコールにおいて、コ
    ール種類同定部とともに許容実行時間を送信するように
    プログラムされていることを特徴とする請求項46に記
    載のテレマティクスサービスシステム。
  48. 【請求項48】 さらに、テレマティクスサービスシス
    テムプロセッサーは許容実行時間が経過する前に、メン
    テナンスコールの処理が良好に完了されない場合、許容
    実行時間の経過後に、所定の時間間隔だけ待機した後
    に、メンテナンスコールがTCUに再送信されるように
    プログラムされていることを特徴とする請求項46に記
    載のテレマティクスサービスシステム。
  49. 【請求項49】 さらに、テレマティクスサービスシス
    テムプロセッサーは、許容実行時間のルックアップテー
    ブルを更新するための許容実行時間更新メンテナンスコ
    ールをTCUに送信するようにプログラムされているこ
    とを特徴とする請求項46に記載のテレマティクスサー
    ビスシステム。
  50. 【請求項50】 さらに、テレマティクスサービスシス
    テムプロセッサーは、実行時間単位を更新するための許
    容実行時間更新メンテナンスコールをTCUに送信する
    ようにプログラムされていることを特徴とする請求項4
    6に記載のテレマティクスサービスシステム。
  51. 【請求項51】 前記許容実行時間更新メンテナンスコ
    ールは、メンテナンスコールのための許容実行時間が経
    過する前に良好に完了されたメンテナンスコールの割合
    が所定の閾値よりも低い場合、ルックアップテーブルに
    おける許容実行時間を増加することを特徴とする請求項
    49に記載のテレマティクスサービスシステム。
  52. 【請求項52】 前記許容実行時間更新メンテナンスコ
    ールは、許容実行時間が経過する前に良好に完了された
    メンテナンスコールの割合が所定の閾値よりも低い場
    合、実行時間単位を増加することを特徴とする請求項5
    0に記載のテレマティクスサービスシステム。
  53. 【請求項53】 さらに、テレマティクスサービスシス
    テムプロセッサーは、メンテナンスコールにおいてコー
    ル種類同定部とともに送信される許容実行時間を、メン
    テナンスコールが送信される時の1日の内の時刻に応じ
    て決定するようにプログラムされていることを特徴とす
    る請求項47に記載のテレマティクスサービスシステ
    ム。
  54. 【請求項54】 さらに、テレマティクスサービスシス
    テムプロセッサーは、メンテナンスコールにおいてコー
    ル種類同定部とともに送信される許容実行時間を、メン
    テナンスコールが送信される時におけるTCUの位置に
    応じて決定するようにプログラムされていることを特徴
    とする請求項47に記載のテレマティクスサービスシス
    テム。
  55. 【請求項55】 さらに、テレマティクスサービスシス
    テムプロセッサーは、メンテナンスコールにおいてコー
    ル種類同定部とともに送信される許容実行時間を、メン
    テナンスコールが送信される時におけるテレマティクス
    サービスシステムによって使用されている遠距離通信ネ
    ットワークに応じて決定するようにプログラムされてい
    ることを特徴とする請求項47に記載のテレマティクス
    サービスシステム。
  56. 【請求項56】 さらに、テレマティクスサービスシス
    テムプロセッサーは、メンテナンスコールにおいてコー
    ル種類同定部とともに送信される許容実行時間を、TC
    Uによって測定される受信信号の強度に応じて決定する
    ようにプログラムされていることを特徴とする請求項4
    7に記載のテレマティクスサービスシステム。
  57. 【請求項57】 さらに、テレマティクスサービスシス
    テムプロセッサーは、メンテナンスコールにおいてコー
    ル種類同定部とともに送信される許容実行時間を、TC
    Uの送信パワーに応じて決定するようにプログラムされ
    ていることを特徴とする請求項47に記載のテレマティ
    クスサービスシステム。
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