JP2003303083A - 情報処理装置及びそれが実行するプログラム - Google Patents

情報処理装置及びそれが実行するプログラム

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JP2003303083A
JP2003303083A JP2002110198A JP2002110198A JP2003303083A JP 2003303083 A JP2003303083 A JP 2003303083A JP 2002110198 A JP2002110198 A JP 2002110198A JP 2002110198 A JP2002110198 A JP 2002110198A JP 2003303083 A JP2003303083 A JP 2003303083A
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JP2002110198A
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Kazunobu Futamura
和信 二村
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタが使用可能となったタイミングで、プ
リンタの状態をユーザに簡単に把握させる。 【解決手段】情報処理装置100は、プリンタ400と
の間の双方向の通信を制御するUSBインタフェース部
110と、プリンタ400の状態を表すステータス情報
を表示装置200に表示させるプリンタドライバ113
とを有する。プリンタドライバ113は、プリンタ40
0と情報処理装置100と電気的接続の確立をUSBイ
ンタフェース部110が検出した場合に、プリンタ40
0の状態に相関する情報の取得リクエストをUSBイン
タフェース部110から出力し、当該取得リクエストに
応じてプリンタが取得した情報をUSBインタフェース
部110が受け付けると、当該情報に応じて定まるステ
ータス情報を、表示装置200への表示情報として出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置を使用す
るユーザの支援技術に係り、特に、印刷装置が使用可能
となったタイミングで印刷装置の状態をユーザに把握さ
せる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストに接続されたディスプレイにプリ
ンタの状態を表示させるシステムが知られている。この
ような印刷システムのなかには、例えば、ホストのディ
スプレイに表示された画面上のプリンタ一覧のなかか
ら、ユーザがプリンタを選択すると、そのプリンタの状
態を表すステータス情報を表示するための画面を、ホス
トのディスプレイに表示させるものがある(以下、この
ような印刷システムを、従来の印刷システムと呼ぶ)。
これにより、ユーザは、自己が画面上で選択したプリン
タの状態を把握することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
印刷システムによれば、ユーザは、プリンタのステータ
ス情報を知る必要があるか否かを適宜なタイミングで判
断し、プリンタのステータス情報を知る必要があると判
断したら、プリンタのステータス情報をディスプレイに
表示させるための既定の操作をホスト側で自発的に行う
必要がある。これでは、例えば、コンピュータの操作に
不慣れなユーザ等が、プリンタのステータス情報を表示
する機能を有効に活用できない可能性がある。
【0004】そこで、本発明は、印刷装置が使用可能と
なったタイミングで、印刷装置の状態をユーザに簡単に
把握させることができる情報処理装置を提供することを
目的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の一態様では、印刷装置の状態を表すステー
タス情報を表示装置に表示させる情報処理装置に、(A)
前記印刷装置との間のデータ送受信を制御するインタフ
ェースと、(B)前記印刷装置と前記インタフェースとの
電気的接続が確立した場合に、当該印刷装置の状態に相
関する情報の取得リクエストを前記インタフェースから
出力し、当該取得リクエストに応じて前記印刷装置が取
得した前記情報を前記インタフェースが受け付けると、
当該情報に応じて定まるステータス情報を、前記表示装
置への表示情報として出力する制御手段と、を設けるこ
ととした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0007】まず、本実施の形態に係る印刷システムの
概略構成について説明する。ここでは、インクカートリ
ッジ内のインクをヘッドから吐出するインクジェットプ
リンタを含むシステム構成例を挙げることとする。
【0008】本印刷システムには、図1に示すように、
情報処理装置100と、この情報処理装置100にプリ
ンタケーブルで接続されたインクジェットプリンタ(以
下、プリンタ)400と、が含まれている。
【0009】情報処理装置100は、後述のステータス
表示処理の実行に必要なデータ(プラグ・アンド・プレイ
対応のOSプログラム、タイマープログラム、プリンタ
ドライバプログラム等のソフトウエア、設定情報格納フ
ァイル等)が格納されたハードディスクドライブ10
7、RAM103、プラグ・アンド・プレイ対応のBIO
S(Basic Input Output System)が格納されたROM1
02、ハードディスク等からRAM上にロードしたプロ
グラムを実行するCPU101、プリンタ400につな
がるプリンタケーブルが接続されたプラグ・アンド・プレ
イ型インタフェース(例えばUSBインタフェース)10
4、プリンタ400のステータス情報等が表示される表
示装置(液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等)20
0が接続されたグラフィックコントローラ105、ユー
ザからの入力データを受け付ける入力装置(キーボー
ド、マウス等)300が接続された入力デバイスコント
ローラ106、可搬型記憶媒体(CD−ROM、フレキ
シブルディスク等)Aからのデータを読み込むディスク
ドライブ108、通信回線との間のデータ伝送を制御す
るネットワークインタフェース109、これらの間をつ
なぐバス、等を有している。なお、情報処理装置100
のハードディスク107には、上述のデータ以外のデー
タ、例えば、ユーザが生成した文字データまたは画像デ
ータを出力するアプリケーションプログラム等のソフト
ウエアが格納されていてもよい。そして、情報処理装置
100のハードウエアに格納されるデータは、可搬型記
憶媒体Aからインストールされたものであってもよい
し、通信回線を介してインストールされたものであって
もよい。
【0010】このようなハードウエアおよびソフトウエ
アによって、この情報処理装置100は、図2に示すよ
うな機能構成を実現する。すなわち、プリンタ400と
の間の電気的接続の確立(電源投入済みプリンタ400
からのプリンタケーブルとプラグ・アンド・プレイ型イン
タフェース104との接続、または、プラグ・アンド・プ
レイ型インタフェース104とケーブル接続済みのプリ
ンタ400への電源投入)を検知するとともにプリンタ
400との間の双方向のデータ転送を制御するプラグ・
アンド・プレイ型インタフェース部110、プリンタの
機種とプリンタドライバとの対応関係が記述された設定
情報格納ファイル112Aおよびプリンタ接続ログが記
述されるログファイル112Bを保持するデータ記憶部
112、プリンタドライバプログラムの実行により実現
されるプリンタドライバ113、プラグ・アンド・プレイ
型インタフェース部110が検知したプリンタの機種に
対応するプリンタドライバプログラムを設定情報格納フ
ァイル112Aの格納データに基づき実行する制御処理
部111、プリンタドライバ113からの要求に応じて
時刻を出力するタイマー116、表示装置200へ出力
するビデオデータをプリンタドライバ113の出力デー
タから生成する表示処理部114が実現される。各プリ
ンタドライバ113には、それぞれ、制御処理部111
の指示に応じてステータス取得リクエストを発行すると
ともにそのステータス取得リクエストに対する応答およ
びログファイル112Bの格納データから所定の情報を
抽出するプリンタモニタ部113A、プリンタモニタ部
113Aからの要求に応じてプリンタ接続ログをログフ
ァイル112Bに記述するログ生成部113D、プリン
タモニタ部113Aが抽出した情報に応じて定まる表示
情報を表示処理部114に渡す表示情報生成部113
B、アプリケーションプログラムから渡された文字デー
タ等からプリントジョブデータ(プリンタが解釈可能な
印刷データ)を生成するプリントジョブ生成部113
C、が含まれている。
【0011】そして、設定情報格納ファイルには、図3
に示すように、2種類のデータテーブルが格納されてい
る。一方のデータテーブル(以下、プリンタドライバ管
理テーブルと呼ぶ)には、図3(A)に示したように、プ
リンタの機種ごとに、その機種に固有に割り当てられた
プラグ・アンド・プレイ情報と、その機種に対応可能なプ
リンタドライバプログラムの名前との対応情報があらか
じめ格納されている。他方のデータテーブル(以下、イ
ンストール済みプリンタドライバ管理テーブルと呼ぶ)
には、図3(B)に示すように、プリンタがインストール
されるごとに、そのプリンタの機種に固有に割り当てら
れたプラグ・アンド・プレイ情報と、そのプリンタに対応
して実行可能とされたプリンタドライバプログラムの名
前との対応情報が追加登録される。
【0012】また、ログファイルには、図4に示すよう
な、プリンタ接続ログが登録されるログ管理テーブルが
格納されている。このログ管理テーブルに登録されてい
るプリンタ接続ログには、プリンタに固有に割り当てら
れた識別情報と、プリンタと情報処理装置との電気的接
続の確立日の日付を表す日付情報とが含まれている。
【0013】一方、プリンタ400は、図1に示したよ
うに、ヘッドとIC付きインクカートリッジと駆動系
(記録媒体搬送機構等)とを含む印刷機構406、記録紙
等の記録媒体のサイズ(A4、B5、ハガキサイズ等)お
よび残量を検出するセンサ408、プリンタの機種に固
有に割り当てられたプラグ・アンド・プレイ情報およびプ
リンタに固有に割り当てられた識別情報が格納されたE
EPROM407、印刷機構406への出力データ(C
MYKデータ、駆動系に与えられる制御指令等)を処理
する出力インタフェース403、印刷機構406の制御
処理および情報処理装置100との通信処理が定義され
たプログラムが格納されたEEPROM402、RAM
405、EEPROM402からRAM405上にロー
ドしたプログラムを実行するCPU401、イメージメ
モリ(不図示)、情報処理装置100につながるプリンタ
ケーブルが接続されたプラグ・アンド・プレイ型インタフ
ェース(例えばUSBインタフェース)404、これらの間
をつなぐバス、等を有している。ここで用いるインクカ
ートリッジに搭載されているICは、印刷に使用される
CMYKデータに基づきインク使用量を算出し、保持中
のインク残量とインク使用量の差分を、新たなインク残
量として保持する。
【0014】なお、プリンタ400の識別情報として
は、例えば、プリンタのシリアル番号等を用いることが
できる。また、プリンタ400がネットワークカードを
有している場合には、ネットワークカード固有のMAC
アドレスをプリンタ400の識別情報として用いること
にしてもよい。
【0015】このようなハードウエアおよびソフトウエ
アによって、このプリンタ400は、図5に示す機能構
成を実現する。すなわち、搬送中の記録媒体に対する印
刷を実行する印刷実行部410、情報処理装置100と
の間の双方向のデータ伝送を制御するプラグ・アンド・プ
レイ型インタフェース部414、情報処理装置100か
らのプリントジョブデータをRGBデータさらにCMY
Kデータに変換してからイメージメモリに書き込む画像
処理部412、イメージメモリ上のCMYKデータを印
刷実行部410に送るとともに印刷実行部410の駆動
系を制御する印刷制御部415、プリンタのプラグ・ア
ンド・プレイ情報および識別情報が格納されたデータ記
憶部411、センサの出力データをプリンタのステータ
ス情報として取得するとともに画像処理部412が生成
したCMYKデータに基づき算出されたインク残量デー
タをインクカートリッジのICからプリンタのステータ
ス情報として取得するステータス取得部416、情報処
理装置100のリクエストに応じてデータ記憶部411
の格納データおよびステータス取得部416の取得情報
(ステータス情報)を出力する通信制御部417、を実現
する。
【0016】なお、プリンタ400がバッテリーを有し
ている場合には、例えば、バッテリーの充電時間および
プリンタ400の起動時間(印刷実行部410の休止時
間、印刷実行部410の印刷実行時間)を累積し、それ
らの累積値に基づきバッテリー残量を算出する処理を、
EEPROM402に格納されたプログラムに定義して
おくことによって、ステータス取得部416が、バッテ
リー残量もプリンタのステータス情報として収集できる
ようにしてもよい。
【0017】つぎに、図6により、以上説明した印刷シ
ステムにおいて、プリンタ400と情報処理装置100
との電気的接続確立時に実行されるステータス表示処理
について説明する。
【0018】情報処理装置100のプラグ・アンド・プレ
イ型インタフェース110は、プリンタケーブルで接続
済みのプリンタ400への電源投入または電源投入済み
プリンタ400につながるプリンタケーブルとの接続、
すなわち、プリンタ400との電気的接続の確立を検出
すると、OSに割込みをかける(S600)。これによ
り、以下の処理が実行される。
【0019】情報処理装置100の制御処理部111
は、プラグ・アンド・プレイ取得リクエストを発行し、そ
れをプラグ・アンド・プレイ型インタフェース部110か
ら出力させる。
【0020】このプラグ・アンド・プレイ取得リクエスト
を受け付けたプリンタ400では、通信制御部417が
データ記憶部411からプラグ・アンド・プレイ情報を読
み出して、そのプラグ・アンド・プレイ情報を、プラグ・
アンド・プレイ型インタフェース部414から出力させ
る。これにより、情報処理装置100の制御処理部11
1は、プリンタ400のプラグ・アンド・プレイ情報を取
得することができる(S601)。
【0021】その後、情報処理装置100の制御処理部
111は、そのプラグ・アンド・プレイ情報に対応付けら
れたプリンタドライバ名を、設定情報格納ファイル11
2Aのインストール済みプリンタドライバ管理テーブル
(図3(B)参照)で検索する(S602)。
【0022】その結果、該当プリンタドライバ名が見つ
かれば(S603)、情報処理装置100の制御処理部1
11は、そのプリンタドライバプログラム名に該当する
プリンタドライバプログラムを、ステータス取得リクエ
ストの発行を指定して実行する。これによりプリンタド
ライバ113が起動すると、そのプリンタドライバ11
3のプリンタモニタ部113Aがステータス取得リクエ
ストを発行し、そのステータス取得リクエストを制御処
理部111がプラグ・アンド・プレイ型インタフェース部
110から出力させる(S604)。
【0023】このステータス取得リクエストを受け付け
たプリンタ400では、通信制御部417が、プリンタ
の識別情報をデータ記憶部411から読み出すととも
に、ステータス情報の収集をステータス取得部416に
指示する。ステータス取得部416は、その指示に応じ
て、センサの出力データを取り込むとともに、インクカ
ートリッジのICからインク残量データを読み出し、そ
れらのデータを、プリンタのステータス情報として通信
制御部417に渡す。そして、通信制御部417は、こ
のとき渡されたステータス情報と、プリンタの識別情報
とを、プラグ・アンド・プレイ型インタフェース部414
から出力させる。これにより、情報処理装置100の制
御処理部111は、プリンタ400のステータス情報お
よび識別情報を取得し、それらの情報を、ステータス取
得リクエスト発行元のプリンタドライバ113に渡す
(S605)。
【0024】プリンタ400のステータス情報および識
別情報が渡されたプリンタドライバ113では、プリン
タモニタ部113Aが、プリンタの識別情報を含むプリ
ンタ接続ログをログ管理テーブル(図4参照)で検索す
る。
【0025】プリンタモニタ部113Aは、その結果得
られたプリンタ接続ログのうち、前回のプリンタ接続ロ
グ(ここでは最新のプリンタ接続ログ)に含まれている日
付情報が示す日付から、タイマー116の出力した現在
の日付までの経過期間を算出し、その経過期間が所定期
間以上であったら、最新のプリンタ接続ログに含まれて
いる日付情報とプリンタ400のステータス情報とを表
示情報生成部114に渡す(S606)。表示情報生成部
114は、最新のプリンタ接続ログに含まれていた日付
情報を前回のプリンタ使用日として提示した上でヘッド
クリーニングを促すメッセージ、ステータス情報を表す
文字情報および画像情報を生成し、それらを表示処理部
114に出力する。これにより、情報処理装置100の
表示装置200には、図7に示すようなステータス表示
ウインドウが表示される(S607)。このステータス表
示ウインドウには、ヘッドクリーニングをすべき旨のメ
ッセージ704、プリンタ400のステータス情報を表
す文字および画像700〜702が表示される。プリン
タ400のステータス情報を表す文字および画像として
は、インク残量を表す画像700、記録媒体のサイズお
よび残量を表す文字および画像701、プリンタ400
のバッテリーの残量を表す文字および画像702が表示
される。なお、プリンタ400にバッテリーが内蔵され
ていない場合には、プリンタ400のバッテリー残量を
表す文字および画像702は表示されない。
【0026】以上と反対に、前回のプリンタ接続ログに
含まれている日付情報が示す日付から、タイマー116
の出力した現在の日付までの経過期間が所定期間未満で
あったら、プリンタモニタ部113Aは、プリンタ40
0のステータス情報を表示情報生成部114に渡す(S
606)。表示情報生成部114は、印刷可能である旨
のメッセージ、ステータス情報を表す文字情報および画
像情報を生成し、それらを表示処理部114に出力する
(S608)。これにより、情報処理装置100の表示装
置200には、S607で表示されるステータス表示ウ
インドウ(図7参照)と同様なレイアウトのステータス表
示ウインドウが表示される。ただし、ここで表示される
ステータス表示ウインドウには、S607で表示される
ステータス表示ウインドウのメッセージ704の代わり
に、印刷可能である旨のメッセージが表示される。
【0027】なお、前回のプリンタ接続ログに含まれて
いる日付情報が示す日付からの経過期間が所定期間未満
であった場合にも、前回のプリンタ接続ログに含まれて
いる日付情報がステータス表示ウインドウに表示される
ようしてもよい。ユーザは、その日付情報を参考とする
ことによって、例えば、自身がプリンタに施すべき処理
の適切な実行タイミングを判断することができるからで
ある。
【0028】このようにして、いずれか一方のステータ
ス表示ウインドウが表示装置200に表示されたら、プ
リンタドライバ113のログ生成部113Dが、プリン
タ400の識別子とタイマー116の出力と含むプリン
タ接続ログを生成し、そのプリンタ接続ログをログファ
イルのログ管理テーブル(図4参照)に記述する(S60
9)。なお、このS609の処理は、必ずしも、このタ
イミングで実行される必要はなく、S600〜S608
までのいずれのタイミングで実行されてもよい。
【0029】一方、S602の検索の結果、インストー
ル済みプリンタドライバ管理テーブルから該当プリンタ
ドライバ名が見つけられなければ(S603)、情報処理
装置100の制御処理部111は、プリンタ400のプ
ラグ・アンド・プレイ情報に対応するプリンタドライバプ
ログラム名を設定情報格納ファイル112Aのプリンタ
ドライバ管理テーブル(図3(A)参照)で検索する。情報
処理装置100の制御処理部111は、その結果得られ
たプリンタドライバプログラム名に該当するプリンタド
ライバプログラムを、プリンタ400に対応するプリン
タドライバとして起動可能となるようにインストールす
る。インストールが終了したら、プリンタ400のプラ
グ・アンド・プレイ情報とプリンタドライバ名との対応情
報を、インストール済みプリンタドライバ管理テーブル
に登録する(S610)。その後は、S604以降の処理
が実行される。
【0030】以上のステータス表示処理によれば、プリ
ンタと情報処理装置との電気的接続が確立されると、プ
リンタのステータス情報が、自動的に、情報処理装置の
表示装置に表示される。プリンタの使用頻度が少ないユ
ーザは、プリンタの使用直前に、プリンタケーブルの接
続後にプリンタに電源を投入したり、プリンタへの電源
投入後にプリンタケーブルを情報処理装置に接続するこ
とが多い。このようなユーザは、特別な操作を行わなく
ても、情報処理装置の表示装置に自動的に表示されるス
テータス情報を参照することによって、プリンタの使用
直前にその状態を簡単に把握することができる。すなわ
ち、コンピュータの操作に不慣れなユーザであっても、
プリンタのステータスを表示させる機能を有効に活用す
ることができる。このため、前回の使用時にカセットに
残したままになっている記録媒体のサイズを勘違いし
て、意図していない記録媒体に印刷される等の、プリン
タ使用頻度が少ないユーザが起こしがちなミスを防止す
ることができる。
【0031】また、前回のプリンタ使用時からの経過期
間に応じて、ヘッドクリーニングすべき旨のメッセージ
が自動的に表示されるため、ユーザは、ヘッドクリーニ
ングすべきタイミングを逃すことがない。その結果、高
画質な画像を記録媒体に印刷することができる。
【0032】なお、以上においては、プリンタのステー
タス情報に含まれる情報として、記録媒体のサイズおよ
び残量、インクカートリッジのインク残量、バッテリー
のチャージ残量を挙げているが、必ずしも、これらの情
報のすべてをプリンタのステータス情報に含ませる必要
はないし、その他の情報を、プリンタのステータス情報
に含めてもよい。
【0033】また、以上においては、前回のプリンタ使
用時からの経過期間に応じて、ヘッドクリーニングすべ
き旨のメッセージを表示させるようにしているが、前回
のプリンタ使用時からの時間の経過に応じて必要となる
他の処理を促すメッセージを表示するようにしてもよ
い。
【0034】また、以上においては、情報処理装置がプ
リンタ接続ログを保持しているが、情報処理装置が出力
したプリンタ接続ログをプリンタに保持させ、前回のプ
リンタ使用時からの経過期間を算出する際に情報処理装
置がプリンタからプリンタ接続ログを取得するようにし
てもよい。または、プリンタがタイマーを有している場
合には、プリンタと情報処理装置との電気的接続確立日
の日付情報を含むプリンタ接続ログをプリンタが生成
し、前回のプリンタ使用時からの経過期間を算出する際
に情報処理装置がプリンタからプリンタ接続ログを取得
するようにしてもよい。これらの場合には、情報処理装
置がプリンタ接続ログを保持する前述の場合と異なり、
情報処理装置に接続されるプリンタが交換されても、プ
リンタ接続ログが取り違えられることを考慮する必要が
ないため、プリンタの識別情報をプリンタ接続ログに含
める必要はない。
【0035】ところで、プリンタに電源を投入した場
合、および、プリンタケーブルを情報処理装置に接続し
た場合以外にも、ユーザは、プリンタの状態を把握した
いと考えることもある。
【0036】そこで、ユーザが簡単にプリンタの状態を
表示させることができるように、例えば、図8に示すよ
うに、プリンタ400の操作パネル409にステータス
表示ボタン409Aを設けてもよい。この場合には、ユ
ーザがステータス表示ボタン409Aを押すと、プリン
タ400から情報処理装置100にリセットパケットが
送信され、情報処理装置100のUSBインタフェース
110が、そのリセットパケットを受信した場合にも、
上述のステータス表示処理を実行させる割り込みをOS
にかけるようにすればよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザは、印刷装置が
使用可能となったタイミングで印刷装置の状態を簡単に
把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る印刷システムの概
略構成図である。
【図2】図1の情報処理装置の機能構成図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る設定情報格納ファ
イルの格納データのデータ構造を概念的に示した図であ
る。
【図4】本発明の実施の一形態に係るログファイルの格
納データのデータ構造を概念的に示した図である。
【図5】図1のプリンタの機能構成図である。
【図6】図1の印刷システムで実行させるステータス表
示処理のフローチャートである。
【図7】ステータス表示ウインドウのレイアウト例を示
した図である。
【図8】プリンタの操作パネルの外観図である。
【符号の説明】
100…情報処理装置、200…表示装置、300…入
力装置、400…プリンタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷装置の状態を表すステータス情報を表
    示装置に表示させる情報処理装置に実行されるプログラ
    ムであって、 前記印刷装置と前記情報処理装置との間の電気的接続の
    確立が検知された場合に、当該印刷装置の状態に相関す
    る情報の取得リクエストを出力する処理と、 前記取得リクエストに応じて前記印刷装置が取得した前
    記情報を受け付けると、当該情報に応じて定まるステー
    タス情報を、前記表示装置への表示情報として出力する
    処理と、 を前記情報処理装置に実行させることを特徴とするプロ
    グラム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプログラムであって、 前記印刷装置と前記情報処理装置との間の電気的接続の
    確立が検知されるごとに、前記電気的接続の確立日を示
    すログをファイルに保存する処理(1)と、 前記印刷装置と前記情報処理装置との間の電気的接続の
    確立が新たに検知された場合に、前回の電気的接続の確
    立から前記新たな電気的接続が確立するまでに所定の期
    間が経過したか否かを、前記ファイルに保存されたログ
    に基づき判断し、所定の処理の実行を促すメッセージ
    を、前記判断の結果に応じて、前記表示装置の表示情報
    として出力する処理(2)と、 を、(1)(2)または(2)(1)の順番で前記情報処理装置
    に実行させることを特徴とするプログラム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のプログラムであって、 前記処理(1)で保存される前記ログは、前記印刷装置の
    識別情報を含み、 前記処理(2)において、前記情報処理装置は、前記ファ
    イルに保存されたログのうち、前記印刷装置の識別情報
    と同じ識別情報を含むログに基づき前記判断を実行す
    る、 ことを特徴とするプログラム。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のプログラムであっ
    て、 インクを噴出するヘッドを前記印刷装置が有する場合に
    は、前記処理(2)において、前記情報処理装置は、前記
    メッセージとして、前記ヘッドのクリーニングを促すメ
    ッセージを出力することを特徴とするプログラム。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3および4のいずれか1項
    に記載のプログラムであって、 前記印刷装置の稼動中に、当該印刷装置の状態を表すス
    テータス情報の表示リクエストを受け付けると、当該印
    刷装置の状態に相関する情報の取得リクエストを出力す
    る処理と、 前記取得リクエストに応じて前記印刷装置が取得した前
    記情報を受け付けると、当該情報に応じて定まるステー
    タス情報を、前記表示装置への表示情報として出力する
    処理と、 を前記情報処理装置に実行させることを特徴とするプロ
    グラム。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4および5のいずれか
    1項に記載のプログラムが格納された、機械読取り可能
    な記憶媒体。
  7. 【請求項7】印刷装置の状態を表すステータス情報を表
    示装置に表示させる情報処理装置であって、 前記印刷装置との間のデータ送受信を制御するインタフ
    ェースと、 前記印刷装置と前記インタフェースとの間の電気的接続
    が確立した場合に、当該印刷装置の状態に相関する情報
    の取得リクエストを前記インタフェースから出力し、当
    該取得リクエストに応じて前記印刷装置が取得した前記
    情報を前記インタフェースが受け付けると、当該情報に
    応じて定まるステータス情報を、前記表示装置への表示
    情報として出力する制御手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の情報処理装置であって、 記憶手段を備え、 前記制御手段は、 前記印刷装置と前記インタフェースとの間の電気的接続
    が確立するごとに、前記電気的接続の確立日を示すログ
    を前記記憶手段に保存する手段と、 前記印刷装置と前記インタフェースとの間の電気的接続
    が新たに確立すると、前回の電気的接続から前記新たな
    電気的接続の確立までに所定の期間が経過したか否か
    を、前記記憶手段に保存されたログに基づき判断し、所
    定の処理の実行を促すメッセージを、前記判断の結果に
    応じて、前記表示装置の表示装置として出力する手段
    と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の情報処理装置であって、 前記ログは、前記印刷装置の識別情報を含み、 前記制御手段は、前記記憶手段に保存されたログのう
    ち、前記印刷装置の識別情報と同じ識別情報を含むログ
    に基づき前記判断を実行することを特徴とする情報処理
    装置。
  10. 【請求項10】請求項8または9記載の情報処理装置で
    あって、 インクを噴出するヘッドを前記印刷装置が有する場合に
    は、前記制御手段は、前記メッセージとして、前記ヘッ
    ドのクリーニングを促すメッセージを出力することを特
    徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】請求項7、8、9および10のいずれか
    1項に記載の情報処理装置であって、 前記制御手段は、 前記印刷装置の稼動中に、当該印刷装置の状態を表すス
    テータス情報の表示リクエストを前記インタフェースが
    受け付けた場合には、当該印刷装置の状態に相関する情
    報の取得リクエストを前記インタフェースから出力し、
    当該取得リクエストに応じて前記印刷装置が取得した前
    記情報を前記インタフェースが受け付けると、当該情報
    に応じて定まるステータス情報を、前記表示装置への表
    示情報として出力することを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】情報処理装置に接続されるプリンタであ
    って、 前記情報処理装置との間のデータ送受信を制御するイン
    タフェースと、 当該プリンタの状態を表すステータス情報の表示指示を
    受け付ける指示受付け手段と、 当該プリンタの状態に相関する情報を検出する検出手段
    と、 前記指示受付手段が前記表示指示を受け付けた場合に、
    当該プリンタの状態を表すステータス情報の表示リクエ
    ストを前記インタフェースから出力し、当該印刷装置の
    状態に相関する情報の取得リクエストを前記インタフェ
    ースが受け付けると、前記検出手段が検出した情報を前
    記インタフェースから出力する制御手段と、 を有することを特徴とするプリンタ。
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JP2019096156A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 ブラザー工業株式会社 通信装置のためのコンピュータプログラムと通信装置

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