JP2003303052A - ストレージ運用管理方法およびシステム - Google Patents
ストレージ運用管理方法およびシステムInfo
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Abstract
ージ機器設定をユーザが行う際の、ストレージ機器のた
めのパラメータ設定を自動化する技術を提供する。 【解決手段】ストレージ運用管理システムにおける各ス
トレージ機器設定をユーザが行う環境下で、ユーザから
ストレージ機器設定のための条件をポリシーとして取得
し、ストレージ機器の構成情報を取得し、ストレージ機
器の構成情報において、ユーザから取得したポリシーを
満たす設定の組み合わせを決定し、上記組み合わせをス
トレージ機器に設定するため、ストレージ機器を操作す
るツールのためのパラメータを作成し、パラメータを用
い、ツールを呼び出してストレージ機器の設定する。
Description
ネットワークの運用管理技術に関し、ユーザからの機器
設定についてのポリシー入力に基づき、機器設定を行う
際のそれぞれの機器に対するパラメータを効率的に作成
する技術に関する。
タ利用の増大などにより、企業が扱うデータ量が急激に
増加している。このため、大量のデータを効果的に扱う
ことのできるストレージエリアネットワーク(Storage A
rea Network:SAN)が注目されている。ストレージエリア
ネットワークは、複数のサーバと複数のストレージをス
イッチ(Fibre Channel Switch)を介して接続したもので
ある。この流れを受け、ストレージエリアネットワーク
の管理技術の標準化も各種団体によって進められてい
る。
機器構成は、ストレージエリアネットワークの導入によ
り柔軟性が増大している。その反面、ストレージ機器構
成が複雑になり、システム管理者が行う機器設定も複雑
化し、ストレージの集中管理によって、システム管理者
が扱うデータの容量および種類が増大している。
サーバ、ストレージ、スイッチなどのストレージ機器そ
れぞれを管理するツールを操作することにより行われて
いる。従って、システム管理者は、これら全てを個別に
操作することにより整合性を保った運用を行う必要があ
る。
管理において、どのサーバがストレージにアクセスして
よいかを示すベクトルの設定方法について述べている。
テム管理者は、ストレージエリアネットワークの運用
を、ストレージ機器それぞれを管理するためのツールを
操作することで行う。このため、ストレージ機器設定の
ためのパラメータを全て手動で作成し、ストレージ機器
間の整合性は、システム管理者がツール間のパラメータ
に相違点が出ないよう管理することで保つ必要がある。
という単純な設定を行う場合でも、システム管理者は、
以下のような複雑な操作を行う必要がある。 (1)どのストレージにどれだけの空きがあるか、デー
タの入出力が行われるポートのいずれが使用中であるか
などの機器構成情報を機器独自のツールを用いて調べ
る。 (2)上記(1)の調査結果から、どのストレージ、ポ
ートを用いるかを、既存のシステムに影響を与えないよ
うに決定する。 (3)サーバ、ストレージ、スイッチそれぞれを操作す
るツールに対し、上記(2)で決定した内容を反映した
パラメータを作成し、ツールを実行する。
せるために、ツール間のパラメータを自動で設定する方
法について考慮することが課題となる。
管理において、どのサーバがストレージにアクセスして
よいかを示すベクトルの設定方法について述べている
が、ストレージ機器の運用において、パラメータ設定を
自動化する方法は述べていない。
に、パラメータ設定を自動化し、システム管理者の運用
管理コストを低減させるストレージ運用管理方法および
システムを提供することにある。
に本発明では、以下の手順を実行する。 (1)ユーザからストレージ機器設定のための条件をポ
リシーとして取得する。 (2)ストレージ機器の構成情報を取得する。 (3)ストレージ機器の構成情報に基づいて、ユーザか
ら取得したポリシーを満たすストレージ機器の設定の組
み合わせを決定する。 (4)上記設定の組み合わせをストレージ機器に設定す
るため、ストレージ機器を操作するツールのためのパラ
メータを作成する。 (5)パラメータを用い、ツールを実行してストレージ
機器の設定を行う。
システム管理者の運用管理コストを低減できる。
発明の一実施形態のストレージ運用管理システムについ
て説明する。
ステムの機能ブロックおよびハードウェア構成を、図2
を用いて説明する。
10、主記憶装置211、磁気ディスクなどの外部記憶
装置202、運用管理対象となるストレージエリアネッ
トワーク203とストレージエリアネットワーク203
を構成するサーバ204、スイッチ205、ストレージ
206および多数の端末201で構成される。主記憶装
置211には、ストレージ運用管理システム220およ
びサーバ操作ツール221、スイッチ操作ツール22
2、ストレージ操作ツール223などが格納される。外
部記憶装置202には、ストレージの機器構成情報25
1およびパラメータ作成時にユーザが設定するポリシー
252が格納される。また、ストレージ運用管理システ
ム220およびサーバ操作ツール221、スイッチ操作
ツール222、ストレージ操作ツール223を実現する
処理プログラム250も、外部記憶装置202に格納さ
れる。
価関数エンジン230、一括設定エンジン231で構成
される。評価関数エンジン230は、ポリシー取得部2
40、パラメータ作成部241、ポリシー検索部24
2、機器構成情報取得部243、ポリシー保存部244
で構成される。一括設定エンジン231は、ポリシー解
析部245、ツール呼出部246で構成される。
する。
システムにおけるパラメータ作成の流れを示す概略フロ
ーチャートである。
ーザからの設定要求100に伴い、類似設定を再利用す
るかどうかの選択140に対する入力101をユーザに
求める。ユーザが新規作成を選択した場合、新規作成の
フロー150に従いパラメータを作成し、ユーザが再利
用を選択した場合、再利用のフロー151に従いパラメ
ータを作成する。始めに、ユーザが新規作成を選択した
場合の、新規作成のフロー150を説明する。
規作成のフロー150では、まずポリシー取得処理11
0を行う。ポリシー取得部240は、ユーザにポリシー
入力102を求め、ポリシー130を取得する。ポリシ
ー130は、ストレージ機器設定のための条件であり、
サーバ名、ストレージ名、ストレージ容量、パス二重化
を行うかどうか、などの項目からなる。
構成情報取得処理111を行う。機器構成情報取得部2
43は、機器構成情報保存箇所120からストレージ機
器のサーバ204、スイッチ205、ストレージ206
などに関する機器構成情報131を取得する。パラメー
タ作成部241は、ユーザから取得したポリシー130
およびストレージ機器構成情報131から、ポリシーの
条件を満たすパラメータ作成処理112を行ってパラメ
ータ132を作成する。
メータ132がユーザにとって意図したものであるかど
うか、即ち、ポリシーで指定した条件を満足しているか
どうかをユーザに確認し(141)、ユーザはパラメー
タ確認103を行う。ユーザが当パラメータ132は意
図したものでないと判断した場合、ポリシー取得処理1
10に戻る。ユーザが当パラメータ132は意図したも
のであると判断した場合、評価関数エンジン230は、
ポリシーを保存するかどうかの選択142に対する入力
104をユーザに求める。ユーザがポリシー130の保
存を選択した場合、ポリシーとパラメータを組み合わせ
て保存する処理113を行う。ユーザから取得したポリ
シー130とパラメータ作成部241が作成したパラメ
ータ132の組み合わせ133を作成し、ポリシー保存
箇所121に保存する。ユーザがポリシーの保存を選択
しなかった場合、およびポリシー保存処理113が終了
した後、パラメータに従ってストレージ機器設定実行処
理114を行う。
利用のフロー151を説明する。
利用のフロー151では、今までに作成したポリシーを
再利用するため、まずポリシー検索・取得処理115を
行う。ポリシー検索部242は、ユーザに検索キー入力
105を求め、検索キー134を取得する。ユーザは、
検索キー134として、ポリシー130と同様の形式で
キーとしたい項目のみを入力する。ポリシー検索部24
2は、上記検索キー134を満たすポリシーをポリシー
保存箇所121より検索し、ポリシー133を取得す
る。
構成情報取得処理116を行う。機器構成情報取得部2
43は、機器構成情報保存箇所120からストレージ機
器のサーバ204、スイッチ205、ストレージ206
などに関する機器構成情報135を取得する。パラメー
タ作成部241は、機器構成情報135を参照して、取
得したポリシー133と組み合わされたパラメータが、
現在の機器構成情報135が有効であるかどうかを判断
する(143)。パラメータが有効でない場合、パラメ
ータ作成部241は、有効でないパラメータのみの修正
処理117を行う。パラメータが有効である場合、およ
びパラメータの修正処理117が終了した後、評価関数
エンジン230は、ステップ141と同様に、パラメー
タがユーザにとって意図したものであるかどうかをユー
ザに確認し(144)、ユーザはパラメータ確認106
を行う。ユーザが当パラメータは意図したものでないと
判断した場合、ポリシー検索・取得処理115に戻る。
ると判断した場合、評価関数エンジン230は、ポリシ
ーを保存するかどうかの選択142に対する入力104
をユーザに求める。ユーザがポリシーの保存を選択した
場合、ポリシーとパラメータを組み合わせて保存する処
理113を行う。検索したポリシー133と、現在の機
器構成が有効でないと判断された場合にのみ修正処理を
行うパラメータ136の組み合わせを、ポリシー保存箇
所121に保存する。ユーザがポリシーの保存を選択し
なかった場合、およびポリシー保存処理113が終了し
た後、パラメータに従いストレージ機器設定実行処理1
14を行う。
定エンジン231により、ストレージ機器設定実行処理
114が行われ、ストレージ機器のサーバ204、スイ
ッチ205、ストレージ206などへのパラメータ設定
が行われる。
ージ運用管理システム220が、ユーザの要求に従いパ
ラメータの新規作成を行う処理手順150を示す詳細フ
ローチャートである。ステップ300、301、310
〜317は評価関数エンジン230、ステップ320は
機器構成情報取得部243、ステップ330はポリシー
取得部240、ステップ340〜343はパラメータ作
成部241、ステップ350はポリシー保存部244で
行われる処理である。
ジン230はポリシー取得部240にポリシー取得を要
求する。これに伴いステップ330では、ポリシー取得
部240は、ユーザからポリシー130を取得する。ポ
リシー130では、ユーザは、「サーバAAに対し、ス
トレージは特定せず、50GBの容量を割り当て、パス
は二重化する」という指定をしている。
ジン230は機器構成情報取得部243に機器構成情報
の取得を要求する。これに伴いステップ320では、機
器構成情報取得部243は、現在の機器構成情報131
を取得する。機器構成情報131は、ストレージに関す
る情報として「ストレージS1はRAID5構成であ
り、ボリュームB1は75GB、ボリュームB2は90
GB、ボリュームB3は40GBの空き容量がある。」
を表し、また、ポートに関する情報として「ストレージ
S1におけるポートのうち、P1は使用中でP2〜P5
は未使用である。」を表す。
けて、ステップ312では、評価関数エンジン230は
パラメータ作成部241にパラメータの作成を要求す
る。これに伴いステップ340では、機器構成情報13
1を参照して、パラメータ作成部241はポリシーを満
たすストレージ機器構成の組み合わせが存在するかどう
かを判断する。この場合、空き容量に関しては「ストレ
ージS1では、ボリュームB1およびB2」が条件を満
たしており、ポートに関しては「ポートP2〜P5」が
使用可能である、ということが分かる。ポリシーを満た
す組み合わせが存在するのでステップ341に移る。存
在しない場合は、ステップ310に戻り、ポリシーの取
得要求からやり直す。
41はポリシーを満たす組み合わせが複数存在するかど
うかを判断する。本実施例の場合、組み合わせが複数存
在するのでステップ342に移る。組み合わせが複数存
在しない場合はステップ343に移り、パラメータを作
成する。ステップ342では、パラメータ作成部241
は複数存在する組み合わせから予め定めた方法、例えば
ランダムに一つを選択し、ステップ343では決定した
組み合わせをパラメータ132として作成する。
A、容量は50GB、パスは二重化する」というパラメ
ータを作成し、スイッチ用として「接続するのは、サー
バAAとストレージS1、使用するポートはP2および
P3」というパラメータを作成し、ストレージ用として
「ストレージ名はS1、ボリューム名はB1、容量は5
0GB、使用するポートはP2およびP3」というパラ
メータを作成している。ステップ343でのパラメータ
作成後、評価関数エンジン230に処理が戻る。
ジン230は作成したパラメータでよいかどうかをユー
ザに確認する。作成されたパラメータ132が、ユーザ
の意図したものと異なった場合、ステップ314に移り
パラメータの微調整を行うかどうかを確認する。ここで
微調整を行わない場合、ステップ310に戻り、ポリシ
ーの取得要求からやり直す。微調整を行う場合、ステッ
プ315に移り、ユーザに機器構成情報131の範囲内
で微調整を行うよう求め、ステップ313に戻り再びこ
のパラメータでよいかどうかを確認する。ここでは、ス
テップ313で、ユーザが作成したパラメータでよいと
判断したものとする。
30はポリシーを保存するかどうかをユーザに確認し、
ユーザがポリシーの保存を選択した場合は、ステップ3
17に移る。ユーザがポリシーの保存を選択しなかった
場合、パラメータ新規作成処理は終了する。ここでは、
ユーザがポリシーの保存を選択したものとする。ステッ
プ317では、評価関数エンジン230は、ポリシー保
存部244にポリシーの保存を要求する。ステップ35
0では、ポリシー保存部244は、ユーザが入力したポ
リシー130とパラメータ作成部241が作成したパラ
メータ132の組み合わせ133をポリシー保存箇所1
21に保存する。ポリシー保存処理350が終了後、評
価関数エンジン230に処理が戻り、パラメータ新規作
成処理150は終了する。
ージ運用管理システム220が、ユーザの要求に従い、
再利用によってパラメータを作成する処理手順を示す詳
細フローチャートである。ステップ400、401、4
10〜417は評価関数エンジン230、ステップ42
0は機器構成情報取得部243、ステップ430〜43
3はポリシー検索部242、ステップ440〜444は
パラメータ作成部241、ステップ450はポリシー保
存部244で行われる処理である。
ジン230はポリシー検索部242にポリシーの検索を
要求する。これに伴いステップ430では、ポリシー検
索部242は、ユーザからポリシーの検索キー134を
取得し、ポリシー保存箇所121から検索キー134を
満たすポリシーを検索する。ステップ431では、ポリ
シー検索部242は、検索キー134を満たすポリシー
が存在するかどうかを確認し、存在する場合は、ステッ
プ432で、ポリシー保存箇所121より該当ポリシー
133を取得し、存在しない場合はステップ430に戻
り、検索キーの取得及び検索処理からやりなおす。ここ
では、図3のフローチャートに示すように、保存したポ
リシー133が取得できたとする。ステップ433で
は、ポリシー検索部242は、ユーザに、取得したポリ
シーに対する変更を求める。
は、「サーバAA」ではなく「サーバBB」について同
様の設定を行いたいと指定したものとする。ポリシー検
索、取得、及び変更処理後、評価関数エンジン230に
処理が戻り、ステップ411では、機器構成情報取得部
243に機器構成情報の取得を要求する。これに伴い、
ステップ420では、機器構成情報取得部243は、現
在の機器構成情報135を取得する。機器構成情報13
5は、ストレージに関する情報として、「ストレージS
1はRAID5構成であり、ボリュームB1は25G
B、ボリュームB2は90GB、ボリュームB3は40
GBの空き容量がある。」を表し、また、ポートに関す
る情報として、「ストレージS1におけるポートのう
ち、P1〜P3は使用中でP4およびP5は未使用であ
る。」を表している。
けて、ステップ412では、評価関数エンジン230は
パラメータ作成部241にパラメータの作成を要求す
る。これに伴いステップ440では、パラメータ作成部
241は、機器構成情報135に基づいて、ポリシー1
33と組み合わされたパラメータが、現在の機器構成で
も有効であるかどうかを判断する。有効である場合、ス
テップ444に移りパラメータ作成処理を終了し、有効
でない場合ステップ441に移る。この場合、設定する
サーバが「BB」であるのでパラメータは有効でない。
ステップ441では、機器構成情報135に基づいて、
パラメータ作成部241は、ポリシーを満たすストレー
ジ機器構成の組み合わせが存在するかどうかを判断す
る。この場合、空き容量に関しては、機器構成情報13
5から、「ストレージS1では、ボリュームB2」が条
件を満たしており、ポートに関しては、「ポートP4,
P5」が使用可能であるということが分かる。ポリシー
を満たす組み合わせが存在するのでステップ442に移
る。存在しない場合は、ステップ410に戻り、ポリシ
ー検索要求からやり直す。
に基づいて、パラメータ作成部241はポリシー134
を満たす組み合わせが複数存在するかどうかを判断す
る。ここでは、ストレージ「S2」にも条件を満たす組
み合わせが存在するので、組み合わせが複数存在するた
めステップ443に移る。複数存在しない場合はステッ
プ444に移り、パラメータを作成する。ステップ44
3では、パラメータ作成部241は複数存在する組み合
わせからランダムに一つを選択し、ステップ444で
は、パラメータ461として作成する。ここでは、サー
バ用として「サーバ名はBB、容量は50GB、パスは
二重化する」というパラメータを作成し、スイッチ用と
して「接続するのは、サーバBBとストレージS1、使
用するポートはP4およびP5」というパラメータを作
成し、ストレージ用としては、「ストレージ名はS1、
ボリューム名はB2、容量は50GB、使用するポート
はP4およびP5」というパラメータを作成している。
ステップ444におけるパラメータ作成後、評価関数エ
ンジン230に処理が戻る。
ジン230は作成したパラメータでよいかどうかをユー
ザに確認する。作成されたパラメータ461が、ユーザ
の意図したものと異なった場合、ステップ414に処理
が移りパラメータの微調整を行うかどうかを確認する。
ここで微調整を行わない場合、ステップ410に戻り、
ポリシーの取得要求からやり直す。微調整を行う場合、
ステップ415に移り、ユーザに機器構成情報135の
範囲内での微調整を求め、ステップ413に戻り再びこ
のパラメータでよいかどうかを確認する。ここでは、ス
テップ413では、ユーザが作成したパラメータでよい
と判断したものとする。
30はポリシーを保存するかどうかをユーザに確認し、
ユーザが保存を選択した場合はステップ417に移る。
ユーザが保存を選択しなかった場合、パラメータの再利
用による作成処理は終了する。ここでは、ユーザがポリ
シーの保存を選択したものとする。ステップ417で
は、評価関数エンジン230は、ポリシー保存部244
にポリシーの保存を要求する。ステップ450では、ポ
リシー保存部244は、検索後変更したポリシー460
とパラメータ作成部241が作成したパラメータ461
を組み合わせてポリシー462としてポリシー保存箇所
121に保存する。ポリシー保存処理450が終了後、
評価関数エンジン230に処理が戻り、パラメータの再
利用による作成処理は終了する。
ージ運用管理システム220が、ステップ114で、パ
ラメータ作成後にパラメータに従ってストレージ機器の
設定を行う処理手順の詳細フローチャートである。ステ
ップ500、501、510、511は一括設定エンジ
ン231、ステップ520はポリシー解析部245、ス
テップ530はツール呼出部246で行われる処理であ
る。
ジン231はポリシー解析部245にポリシーの解析を
要求する。これに伴いステップ520では、ポリシー解
析部245は、ポリシーとパラメータの組133を入力
し、パラメータをストレージ機器設定ツール呼出し用の
パラメータ540として各機器ごとに分割し、さらに、
予め定めた各機器の起動手順に基づいて、ツールの呼出
し順序を決定する。次に、一括設定エンジン231はツ
ール呼出部246にツールの呼出しを要求する。これに
伴いステップ530では、ツール呼出部246は、ステ
ップ520で作成された呼出し順序およびサーバ用パラ
メータ541、スイッチ用パラメータ542、ストレー
ジ用パラメータ543に従い、サーバ操作用ツール22
1、スイッチ操作用ツール222、ストレージ操作用ツ
ール223などのストレージ機器操作用ツールを呼び出
してストレージ機器の設定を行う。ツール呼出処理53
0終了後、一括設定エンジン231に処理が戻り、スト
レージ機器の設定処理は終了する。
2で示したコンピュータシステム200におけるプログ
ラムとして実行される。しかし、そのプログラムは図2
で示したようにコンピュータシステム200に物理的に
接続された外部記憶装置202に格納されるものとは限
らない。コンピュータシステム200に物理的に接続さ
れていない、ハードディスク装置、フロッピー(登録商
標)ディスク装置などのコンピュータシステム200で
読み書きできる記憶媒体に格納してもよい。また、ネッ
トワークを介して図2のコンピュータシステム200と
は別のコンピュータシステムに接続された外部記憶装置
に格納してもよい。
メータを新規作成する際および図4で示したパラメータ
を再利用により作成する際に、ポリシーを満たすパラメ
ータの組み合わせが複数あった場合、ステップ342及
び443では、その中からランダムに1つの組み合わせ
を決定している。ここで、1つの組み合わせを決定する
方法として以下の4つの方法を用いてもよい。 (1)ユーザに複数の組み合わせを提示し、その中から
1つを選択することを要求することで、1つの組み合わ
せを決定する。 (2)複数の組み合わせの中から、ラウンドロビン方式
で1つの組み合わせを決定する。 (3)複数の組み合わせの中から、使用時間が最も短い
ストレージ機器を優先して1つの組み合わせを決定す
る。 (4)複数の組み合わせの中から、使用時間が最も長い
ストレージ機器を優先して1つの組み合わせを決定す
る。
を行う際に、ステップ530にて、ストレージ機器操作
用ツールであるサーバ操作用ツール221、スイッチ操
作用ツール222、ストレージ操作用ツール223を呼
び出して設定処理を行っている。ここで、ストレージ機
器操作用ツールを呼び出さずに、作成されたサーバ用パ
ラメータ541、スイッチ用パラメータ542、ストレ
ージ用パラメータ543を用い、直接ストレージ機器の
操作を行うことで設定を行ってもよい。
テムにおいて、ストレージ機器のパラメータ設定のため
の統一されたインタフェースによる自動化機能を提供す
ることで、システム管理者にとってはストレージ機器設
定間の整合性や順序性を考慮しながら個々にツールを操
作する必要がなくなり、運用管理コストを低減できる。
ための統一されたインタフェース、およびパラメータ設
定の自動化機能を提供することで、システム管理者の運
用管理コストを低減できる。
能ブロックおよびハードウェア構成を示す図である。
作成する処理手順を示すフローチャートである。
用により作成する処理手順を示すフローチャートであ
る。
を示すフローチャートである。
箇所、230:評価関数エンジン、231:一括設定エ
ンジン、240:ポリシー取得部、241:パラメータ
作成部、242:ポリシー検索部、243:機器構成情
報取得部、244:ポリシー保存部、245:ポリシー
解析部、246:ツール呼出部、251:機器構成情
報、252:ポリシー
Claims (11)
- 【請求項1】少なくともストレージ、スイッチ、サーバ
を含むストレージ機器に関するパラメータに従ってスト
レージ機器の設定を行うストレージ運用管理方法におい
て、 ユーザによって入力されたストレージ機器設定のための
条件をポリシーとして取得し、 ストレージ機器の構成情報を取得し、 前記ストレージ機器の構成情報を参照して、前記ポリシ
ーを満たす設定の組み合わせを決定し、 前記組み合わせを前記ストレージ機器に設定するため、
ストレージ機器を操作するツールのためのパラメータを
作成し、 前記パラメータを用いて、前記ツールを呼び出して前記
ストレージ機器の設定を行うことを特徴とするストレー
ジ運用管理方法。 - 【請求項2】前記ストレージ運用管理方法において、 前記ポリシー、および前記作成したストレージ機器設定
のためのパラメータを組み合わせて記憶手段に保持し、 ポリシー再利用要求時に、入力された検索キーに対応す
るポリシーを前記記憶手段から検索し、 前記ストレージ機器の構成情報を取得し、 前記ポリシーと組み合わせて保存されていた前記パラメ
ータが、前記取得したストレージ機器構成を満たしてい
るかを確認し、満たしていない場合にパラメータを再作
成し、 前記再作成したパラメータを用い、ツールを呼び出して
前記ストレージ機器の設定を行うことを特徴とする請求
項1記載のストレージ運用管理方法。 - 【請求項3】前記ストレージ運用管理方法において、 前記作成されたパラメータを用いて、直接ストレージ機
器の設定処理を行うことを特徴とする請求項1記載のス
トレージ運用管理方法。 - 【請求項4】前記ストレージ運用管理方法において、 前記ポリシーを満たす前記ストレージ機器構成の組み合
わせが複数存在する時、 予め定めた前記複数の組み合わせから1つを選択するこ
とで、設定するストレージ機器構成の組み合わせを決定
することを特徴とする請求項1記載のストレージ運用管
理方法。 - 【請求項5】前記ストレージ運用管理方法において、 前記ポリシーを満たす前記ストレージ機器構成の組み合
わせが複数存在する時、 前記複数の組み合わせから1つをランダムに選択するこ
とで、設定するストレージ機器構成の組み合わせを決定
することを特徴とする請求項1記載のストレージ運用管
理方法。 - 【請求項6】前記ストレージ運用管理方法において、 前記ポリシーを満たす前記ストレージ機器構成の組み合
わせが複数存在する時、 前記複数の組み合わせから1つをラウンドロビン方式で
選択することで、設定するストレージ機器構成の組み合
わせを決定することを特徴とする請求項1記載のストレ
ージ運用管理方法。 - 【請求項7】前記ストレージ運用管理方法において、 前記ポリシーを満たす前記ストレージ機器構成の組み合
わせが複数存在する時、 前記複数の組み合わせから1つを、使用時間が最も短い
ストレージ機器を優先して選択することで、設定するス
トレージ機器構成の組み合わせを決定することを特徴と
する請求項1記載のストレージ運用管理方法。 - 【請求項8】前記ストレージ運用管理方法において、 前記ポリシーを満たす前記ストレージ機器構成の組み合
わせが複数存在する時、 前記複数の組み合わせから1つを、使用時間が最も長い
ストレージ機器を優先して選択することで、設定するス
トレージ機器構成の組み合わせを決定することを特徴と
する請求項1記載のストレージ運用管理方法。 - 【請求項9】少なくともストレージ、スイッチ、サーバ
を含むストレージ機器に関するパラメータに従ってスト
レージ機器の設定を行うストレージ運用管理システム
は、 ユーザによって入力されたストレージ機器設定のための
条件をポリシーとして取得する手段、 ストレージ機器の構成情報を取得する手段、 前記ストレージ機器の構成情報を参照して、前記ポリシ
ーを満たす設定の組み合わせを決定する手段、 前記組み合わせを前記ストレージ機器に設定するため、
ストレージ機器を操作するツールのためのパラメータを
作成する手段、 前記パラメータを用いて、前記ツールを呼び出して前記
ストレージ機器の設定する手段を有することを特徴とす
るストレージ運用管理システム。 - 【請求項10】少なくともストレージ、スイッチ、サー
バを含むストレージ機器に関するパラメータに従ってス
トレージ機器の設定を行う方法を実行するためのストレ
ージ運用管理プログラムにおいて、前記方法は、 ユーザによって入力されたストレージ機器設定のための
条件をポリシーとして取得し、 ストレージ機器の構成情報を取得し、 前記ストレージ機器の構成情報を参照して、前記ポリシ
ーを満たす設定の組み合わせを決定し、 前記組み合わせを前記ストレージ機器に設定するため、
ストレージ機器を操作するツールのためのパラメータを
作成し、 前記パラメータを用いて、前記ツールを呼び出して前記
ストレージ機器の設定を行うことを特徴とするストレー
ジ運用管理プログラム。 - 【請求項11】少なくともストレージ、スイッチ、サー
バを含むストレージ機器に関するパラメータに従ってス
トレージ機器の設定を行う方法を実行するためのストレ
ージ運用管理プログラムを記録した計算機読み取り可能
な記録媒体であって、前記方法は、ユーザによって入力
されたストレージ機器設定のための条件をポリシーとし
て取得し、 ストレージ機器の構成情報を取得し、 前記ストレージ機器の構成情報を参照して、前記ポリシ
ーを満たす設定の組み合わせを決定し、 前記組み合わせを前記ストレージ機器に設定するため、
ストレージ機器を操作するツールのためのパラメータを
作成し、 前記パラメータを用いて、前記ツールを呼び出して前記
ストレージ機器の設定を行うことを特徴とするストレー
ジ運用管理プログラムを記録した計算機読み取り可能な
記録媒体。
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