JP2006106985A - 計算機システム、ストレージ装置及びストレージ管理方法 - Google Patents

計算機システム、ストレージ装置及びストレージ管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ストレージ装置に格納されたボリュームについての複製であるセカンダリボリュームの作成を、自動的に適切に行えるようにする。また、セカンダリボリュームを利用するアプリケーションについてもその設定を適切に行えるようにする。
【解決手段】 ストレージ管理部130はデータ変換バッチ実行部140からの要求に基づいて、拡張ボリューム管理テーブル132の情報を元に、ストレージ装置100のセカンダリVOL作成部110を用いてセカンダリボリュームを作成し、データ変換バッチ実行プログラムに通知する。データ変換バッチ実行プログラムは、受信したセカンダリボリュームの情報より、利用するボリュームを決定し、実行プロセス制御部144を用いてセカンダリボリュームにあわせてバッチ実行プロセスの最適化を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボリュームを格納するストレージ装置、及びそのストレージ装置とストレージ装置を管理し、そのボリュームを利用するアプリケーションが動作する計算機で構成される計算機システム、並びにストレージの管理方法に関し、ボリュームを適切に複製・割り当てしアプリケーションの動作を最適化する技術に関する。
大規模な情報処理システムにおいては、情報処理システムで使用されるデータを効率よく処理するために、ストレージ装置が使用される。一般的にストレージ装置は複数の物理デバイスを持ち、物理デバイス上には特定の記憶領域(以下「ボリューム」とも称する)を確保し、計算機装置からはボリュームを利用する。
情報処理システムでは、アプリケーションプログラム(以下「データ変換バッチ」ともいう)を実行することで、データ変換バッチを実行する計算機が、処理対象とするデータを格納するボリュームを保持するストレージ装置からデータを取得し、データを変換する。データ変換バッチは変換後のデータを、目的のボリュームを保持するストレージ装置に書き込む。
上述のデータ取得時においては、プログラム実行管理者は事前にストレージ装置を用いて、処理対象とするデータを格納するボリュームのレプリカ(以下、処理対象とするデータを格納するボリュームを「プライマリボリューム」または「プライマリVOL」およびそのレプリカ(複製)を「セカンダリボリューム」または「セカンダリVOL」とも称する)を作成し、そのレプリカからのデータ取得を行うようにデータ変換バッチを設定し、データ変換バッチを実行する。このとき、セカンダリボリュームを作成するに当たっては、プログラム実行管理者またはストレージ管理者自らが行う必要があり、また、セカンダリボリュームの作成に当たっては、ボリュームの構成(RAIDレベルなど)を考慮することはできたが、セカンダリボリュームを作成する物理デバイスに既にプライマリボリュームが配置されているかなどについては考慮していなかった。(例えば、特許文献1参照。)
特開2003−30352号公報
従来のストレージ装置を利用してセカンダリボリュームを作成する場合においては、次のような問題点がある。
セカンダリボリュームの作成に当たって、データ変換バッチ実行プログラム管理者またはストレージ管理者が、明示的にセカンダリボリュームの作成を指示し、そのセカンダリボリュームを利用するようにデータ変換バッチの実行プロセスを管理する必要があり、管理者にかかる負荷の面で問題があった。
また、セカンダリボリュームを作成する物理デバイスの確保に当たっては、物理デバイスの構成情報については着目していたが、その物理デバイスに既に他のボリュームの配置の有無およびその他性能情報については考慮せず、物理デバイスを選択しセカンダリボリュームを作成していた。
このため、データ変換バッチ実行プログラムがセカンダリボリュームを利用する際に、プライマリボリュームへの外部からのアクセスと、データ変換バッチ実行プログラムによるセカンダリボリュームへのアクセスとが重なる可能性があり、セカンダリボリュームの読み出しや書き込みに時間がかかって、ストレージ装置の利用効率が悪化する可能性があった。
本発明の目的は、アプリケーションから利用するストレージ装置のボリューム割り当て、特にセカンダリボリュームの割り当てにおいて、物理デバイスのボリューム配置情報および性能情報その他を考慮して選択することができ、かつ、セカンダリボリュームを作成し、かつ、作成したセカンダリボリュームを元にデータ変換バッチの実行プロセスを自動的に再編成できるようにすることにある。
本発明は、ストレージ装置が1つ以上の記憶領域を保持し、記憶領域には接続された計算機が利用するデータを保持するボリュームを格納する場合において、ストレージ装置に接続された計算機でボリュームの利用のための複製ボリューム作成の指示を生成させて、その指示の受信で、指定ボリュームの複製ボリュームを1つ又は複数作成し、その作成された複製ボリュームについての情報を計算機に通知し、その情報に基づいて計算機側で利用する複製ボリュームの選定などが行えるようにしたものである。
本発明によると、セカンダリボリュームを自動的かつ効率的に利用アプリケーションに割り当てることを可能とし、またセカンダリボリュームを利用するアプリケーションを高速かつストレージの性能を均一に引き出して実行することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図9を参照して説明する。
本例においては、ハードディスク装置などで構成された大容量のデータ記憶装置を複数台使用して、大容量のデータを格納できるストレージ装置を構成し、そのストレージ装置を電子計算機(コンピュータ装置)に接続して、計算機でデータ格納の管理やデータ変換などを行うシステムとしてある。ストレージ装置でデータを格納する際には、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)と称される技術を使用して、データを分散させて確実に記憶させるようにしてある。
図1は、本実施の形態におけるシステム構成の例を、データ処理上から示した図である。本例では、背景技術で説明したものと同様に、処理対象とするデータを格納するボリューム(プライマリVOL)のレプリカ(セカンダリVOL)を作成し、そのレプリカからのデータ取得を行うようにデータ変換バッチを設定し、データ変換バッチを実行する構成としてある。
ここでは、あるプライマリボリュームに格納されたデータを変換するために、複数のセカンダリボリュームを作成するストレージ管理プログラムが実装されたストレージ管理部と、セカンダリボリュームからデータを取得して変換を行なうようなデータ変換バッチ実行プログラムが実装されたデータ変換バッチ実行部とを備える構成を例として説明する。プライマリボリュームを利用するアプリケーションとしては、データベース管理部に実装されたデータベースプログラムとしてある。なお、プライマリボリュームを利用するアプリケーションとしては、データベースプログラムに限定されず、ボリュームに格納されたデータを利用するような任意のアプリケーションであってよい。また、セカンダリボリュームを利用するアプリケーションについても、アプリケーションとしてはデータ変換バッチ実行プログラムに限定されず、ボリュームに格納されたデータを利用するような任意のアプリケーションであってよい。
なお、以下に説明する各構成要素は計算機やストレージ装置の演算装置に実装されたプログラムで構成され、これらは計算機やストレージ装置の演算装置で実行される。ただし、以下の構成要素の一部が専用のハードウェアによって実現されていても良い。
図1において、管理コンソール150は、ストレージ管理プログラムが実装されたストレージ管理部130およびデータ変換バッチ実行プログラムが実装されたデータ変換バッチ実行部140の操作を行なう。ストレージ管理部130は、拡張ボリューム管理テーブル132を読み出し、ボリューム管理部134を用いて物理デバイスの管理およびセカンダリボリュームの作成を行う。
データ変換バッチ実行部140は、データ変換バッチ定義部142のデータを読み出し、実行プロセス制御部144を用いて、変換バッチの実行プロセスを生成・制御し、バッチ定義部142のデータに記載の処理内容を実行する。
ストレージ装置100は、複数の物理デバイス112,113,114,115を備えて、各物理デバイス内に、データを格納するボリュームが設定される。その中の特定のデバイス(ここではデバイス♯1の物理デバイス112)には、例えば外部からストレージ装置に書き込まれたデータを格納するプライマリボリューム121が設定される。
そして、ストレージ装置100はセカンダリVOL作成部110を備え、ストレージ管理部130からの指示に基づいて、セカンダリVOL作成部110が、プライマリボリューム121のレプリカであるセカンダリボリューム122,123,124,125を、それぞれ別の物理デバイス112,113,114,115上に作成する。
データベース管理部160に実装されたデータベースプログラムは、プライマリボリューム121を利用するプログラムである。
なお、データ変換の元となるデータを格納するプライマリボリューム121は1つに限定されず、1以上の任意の個数を取ることができる。また、また、セカンダリボリューム122,123,124,125についても、4つに限定されず、1以上の任意の個数をとることができる。また、物理デバイス112,113,114,115についても、4つに限定されず、1以上の任意の個数を取ることができる。
図2は、本実施の形態の計算機システムの構成例を示す図である。
計算機システムは、サーバ計算機200、クライアント計算機210及びストレージ装置220を有する。
サーバ計算機200とクライアント計算機210は、LANハブ(又はスイッチ)230及びケーブルを介して相互に接続されている。LANハブ(又はスイッチ)230とネットワークをまとめてLAN(Local Area Network)と呼ぶこともある。なお、サーバ計算機200とクライアント計算機210とを接続するネットワークはLANで無くても良い。
サーバ計算機200とストレージ装置220は、SANハブ(又はスイッチ)240及びネットワークを介して相互に接続される。SANハブ(又はスイッチ)240及びネットワークをSAN(Storage Area Network)と言うこともある。なお、サーバ計算機200とストレージ装置220とを接続するネットワークはSANで無くても良い。
サーバ計算機200は、図1で示したストレージ管理部130およびデータ変換バッチ実行部140およびデータベース管理部160に実装されたプログラムを実行する計算機である。サーバ計算機200は、CPU(中央制御ユニット)201、主記憶部202、CD−ROM装置203、SAN インターフェイス(I/F)部204、LAN I/F部205及びディスク装置206を有する。そして、これらの装置がコントローラ207によって相互に接続されている。
図1で示したストレージ管理部130およびデータ変換バッチ実行部140およびデータベース管理部160などに実装されたプログラム、また、データ変換バッチ定義部142、拡張ボリューム管理テーブル132などが備えるデータは、ディスク装置206に格納されている。CPU201は、これらのプログラムを主記憶部202にロードして実行する。
なお、これらのプログラムを、ストレージ装置220の記憶部223にロードして、ストレージ制御プロセッサ222において実行してもよい。
また、これらのプログラムとデータを、ストレージ装置220の物理デバイス112、113、114、115に格納することにしてもよい。または、これらのプログラムとデータを、クライアント計算機210のディスク装置216に格納することにしてもよい。
クライアント計算機210は、ユーザやシステム管理者が操作し、サーバ計算機200に指示を与えるための計算機である。クライアント計算機210は、CPU211、主記憶部212、CD−ROM装置213、LAN I/F部214、ディスク装置216及び装置間相互を接続するコントローラ217を有する。
クライアント計算機210のディスク装置216には、管理コンソール(プログラム)150が格納されている。ユーザやシステム管理者は、管理コンソール150を実行することにより、サーバ計算機200でのストレージ管理プログラム130及びデータ変換バッチプログラム140の実行を指示する。
ストレージ装置220は、SAN I/F221、ストレージ制御プロセッサ222、記憶223、物理デバイス112、113、114、115及びこれらを相互に接続するコントローラを有する。物理デバイス112は、プライマリボリューム121およびセカンダリボリューム122を格納する。ボリュームとディスク装置はn対n(nは任意の数)で対応している。具体的に言えば、ボリュームは、物理デバイス112が有する物理的な記憶領域の一部又は全部に対応する。したがって、1つのボリュームは、1つ又は複数の物理デバイス112が有する記憶領域から構成される。
セカンダリVOL作成部110は、記憶部223に格納され、ストレージ制御プロセッサ222により、サーバ計算機200の指示を受けて実行されるプログラムを実行する手段として構成される。
なお、本実施の形態は、サーバ計算機200とクライアント計算機210を有する構成としたが、これを一台の計算機で行うようにしてもよい。また、サーバ計算機200とクライアント計算機210は、それぞれ複数から構成されていてもよい。また、本実施の形態では、ストレージ装置220は一台であったが、これが複数接続されていてもよい。
次に、本実施の形態における計算機システムの処理の流れの概略を説明する。まず、システム管理者はデータ変換バッチの実行を、クライアント計算機210を介してサーバ計算機200に指示する。指示を受けたデータ変換バッチ実行部140は、ストレージ管理部130に対して、セカンダリボリュームの確保を要求する。ストレージ管理部のボリューム管理部は、拡張ボリューム管理テーブルの情報を元に、ストレージ装置100上の適切な物理デバイス上にプライマリボリューム121のセカンダリボリュームを作成するよう、セカンダリVOL作成部110に対して指示する。
セカンダリボリュームの作成後、ストレージ管理部130はデータ変換バッチ実行部140に、作成したセカンダリボリュームに関わる物理デバイス情報を通知する。このときの情報には、拡張ボリューム管理テーブルに記載の情報が含まれる。データ変換バッチ実行部140は、受信したセカンダリボリュームの情報を元に、利用するセカンダリボリュームを選択・決定し、利用しないセカンダリボリュームに関わる情報をストレージ管理部130に通知する。データ変換バッチ実行部140は、利用するセカンダリボリュームの個数および性能情報に従って、実行プロセス制御部144(図1)を用いて、変換バッチの実行プロセス数および各プロセスのデータ取得量の割合などを決定し、変換バッチを実行する。各プロセスは、実行プロセス制御の指示に基づき、セカンダリボリュームからのデータ取得を並列に行うことで高速かつストレージの性能を均一に引き出した変換バッチ実行を可能とする。
図3は、拡張ボリューム管理テーブル132およびストレージ管理部130とデータ変換バッチ実行部140間でやり取りする情報の内容例を示す図である。拡張ボリューム管理テーブルは、ストレージ装置100の物理デバイス使用状況・接続情報・性能情報を管理するための情報である。
拡張ボリューム管理テーブル132が備える具体的なフィールドの例としては、例えば図3に示すように、ボリュームID301、ターゲットID302、LUN303、データの読み込み転送速度(MB/S)304、データの書き込み転送速度(MB/S)305、プライマリボリュームとしての利用状況306、配置物理デバイス(PDEV)307とを有する。
ボリュームID、ターゲットID,LUNは接続に必要な情報であり、ボリュームID301は、ボリューム毎に管理されるIDであり、ターゲットID302は、そのボリュームを使うために必要な情報である。LUN303は、ネットワークを介したアクセス制御などに必要な論理ユニット番号である。読み込み転送速度および書き込み転送速度は、ボリュームが格納されるデバイスの性能に関わる情報である。なお、拡張ボリューム管理テーブルとして、上述のフィールドに限定されず、その他の接続および性能に関わる情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、本実施の形態に記載の拡張管理テーブルでは、ボリュームごとにレコードが記載されているが、物理デバイスを単位としたレコード表現にしてもよい。
拡張ボリューム管理テーブル132の使用状態を、図3を参照して説明すると、拡張ボリューム管理テーブル132のレコード群132aのレコード311は、プライマリボリューム121に関わるレコードであり、PDEV307には、物理デバイス♯1上に存在することを示す記号「1」が記録され、利用状況306にプライマリボリューム1で利用されていることを示すフラグ「P1」が記録されている。レコード312は、ボリューム122に関わるレコードであり、311と同様に、PDEV307には、物理デバイス♯1上に存在することを示す記号「1」が記録され、利用状況306に、このボリュームの存在する物理デバイス112がプライマリボリューム1で利用されていることを示すフラグ「P1」が記録されている。レコード313はボリューム123に関わるレコードである。レコード314はボリューム124に関わるレコードである。レコード315はボリューム125に関わるレコードである。
レコード群132bは、データ変換バッチ実行部142からのセカンダリボリューム確保要求にしたがって、ストレージ管理部が選択し通知するセカンダリボリュームに関わる情報の例である。この例では、ボリュームID2aのレコード312′を通知している。
レコード群132cは、データ変換バッチ実行部142が、バッチの実行に利用しないとしてストレージ管理部130に通知する情報の例である。この例では、ボリュームID2aのレコード312及びボリュームID4aのレコード314を通知している。なお、レコード群132dについては、図6のフローチャートに基づいて処理説明時に説明する。
図4は、データ変換実行部140が、ストレージ管理部130へ行うセカンダリボリュームの確保要求に当たって、付加するフィルタリング条件の設定例を示す図である。付加するフィルタリング条件のフィールドとして選択チェックボックス401、フィルタリング条件402、条件値1 403、条件値2 404を持つ。なお、保持するフィールドとしてこれらのフィールドに限定されず、その他のフィールドを持っても良い。レコード411、412、413,414,415はフィルタリング条件の例である。ユーザはこの中から任意のフィルタリング条件を選択し、選択フィールド401にチェックすることで、該当レコードのフィルタリング条件がデータ変換バッチ実行プログラム142からのセカンダリボリューム要求に付加される。図4の例では、フィルタリング条件として、確保可能なボリューム、9D1P(9台のデータディスクと1台のパリティディスクでRAIDを構成)は不可、RAIDレベル5のみ、プライマリVOL未配置、ディスク装置の最低数・最高数の指定などがある。図4の状態では、選択チェックボックス401プライマリVOL未配置を選択してあり、ディスク装置の最低数・最高数が、条件値1 403及び条件値2 404で指定してある。
次に、本実施形態におけるデータ変換バッチ実行プログラムの処理手順について、図5〜図9のフローチャートを参照して説明する。
図4は、データ変換バッチの実行前の処理例を示すフローチャートである。
まず、システム管理者がデータ変換バッチの開始をサーバ計算機に200に指示する。指示を受けたデータ変換バッチ実行部140は、セカンダリボリュームの確保をストレージ管理部130に要求する(ステップS11)。このとき、図4に示したレコード411〜415のようなフィルタリング条件を付加してもよい。要求後、データ変換バッチ実行部140は、セカンダリボリュームの確保結果レコード群320をストレージ管理部130から受信する(ステップS12)。確保結果より、利用するセカンダリVOLの選択を行う(ステップS13)。例えば、(サーバ計算機のCPUを効率的に利用するためには)2並列プロセスでバッチを実行すると、利用するセカンダリボリュームとして、既にプライマリボリュームが配置されておらず、かつ、転送速度が高速な(図3の読込み転送速度304及び書き込み転送速度305のフィールドより判断)セカンダリボリュームである、ボリューム3a(レコード313)、およびボリューム5a(レコード315)を選択する。利用するボリュームを決定後、不要なボリュームである330をストレージ管理部130に通知する(ステップS14)。
ステップS13において、利用するセカンダリVOLを決定後、データ変換バッチ実行プロセスをセカンダリボリューム3a(レコード313)、およびボリューム5a(レコード315)からデータを取得するように、接続情報であるターゲットID302およびLUN303のフィールドのデータを用いて設定し、次に性能に関わる情報である読み込み転送速度304のフィールドのデータを参照し、例えばこの例では転送速度の比率である1:2に応じて、読み込むデータの量を各実行プロセスに設定し(ステップS15)、データ変換バッチの実行前の処理を終了する(ステップS16)。
次に、本実施の形態のシステムでセカンダリボリュームの管理処理を行なう手順について説明する。
図6は、ストレージ管理プログラム130で行うセカンダリボリューム管理の処理例を示すフローチャートである。
ストレージ管理部130は、ステップS21においてデータ変換バッチ実行プログラム140からのセカンダリボリューム確保要求を受信すると、拡張ボリューム管理テーブル132のレコード311〜315を検索し、確保要求に適合したものを選択する(ステップS22)。このとき確保要求にフィルタリング条件がつけられていない場合は、通常確保しても良いと考えられる全ボリュームであるレコード群320を、データ変換バッチ実行部140に通知するが、例えばレコード312のような、当該ボリュームの存在する物理デバイスに既にプライマリボリュームが配置されている場合は、図3に示したレコード群132bのように利用状況をマーキングするなどして通知する。また、確保要求として、図4のレコード414のようなフィルタリング条件が付加されていた場合、確保結果レコード群132bとして、レコード312を初めから含めない(ステップS23)。
ストレージ管理部130は、ステップS23において確保した物理デバイス上に、プライマリボリューム121のセカンダリVOLを作成する(ステップS24)。例えば、図3に示したレコード群132bのレコード312、313、314、315の物理デバイスフィールド307に記載の物理デバイス112、113、114、115上に、プライマリボリューム121のセカンダリボリュームをそれぞれ122、123、124、125として作成する。作成後、作成したセカンダリVOLのレコード群132bをデータ変換バッチ実行部140に通知する(ステップS25)。
ストレージ管理部130は、不要なセカンダリVOLのレコード群132cをデータ変換バッチ実行部140から受信する(ステップS26)。受信後、ストレージ管理部130は、不要なセカンダリVOLのレコード群132cをもとに、拡張ボリューム管理テーブル132を更新する(ステップS27)。例えば、レコード312、314については、不要であるとしたので、作成したセカンダリVOLを削除し、レコード313、315については、プライマリボリューム121のセカンダリボリュームを作成したので、レコード群132dのレコード313′、315′のように利用状況フィールド306にプライマリボリューム121のセカンダリが作成されていることを示すフラグである「P1s」を記録する(ステップS28)。
次に、本実施の形態におけるデータ変換バッチ実行終了時の処理手順について説明する。
図7は、データ変換バッチの実行後処理の例を示すフローチャートである。
データ変換バッチ実行部140は、データ変換バッチ実行プロセスの終了を検知し、かつ、当該プロセスの利用していたセカンダリボリュームを利用しない場合、ストレージ管理部130に対して、セカンダリボリュームの利用が終了したことを通知する(ステップS31)。この通知で、データ変換バッチ実行後処理を終了させる(ステップS32)。
次に、本実施の形態におけるストレージ管理プログラムのセカンダリVOL解放処理手順について説明する。
図8は、データ変換バッチ実行処理終了後のストレージ管理プログラムのセカンダリVOL解放処理の例を示すフローチャートである。
ストレージ管理部130は、データ変換バッチ実行終了時にデータ変換バッチ実行部から送信されるストレージ利用終了通知を受信すると(ステップS41)、同処理で用いられていたセカンダリVOLの解放処理を行なう(ステップS42)。解放するVOLについては、ステップS27(図6)において更新したレコードに該当するセカンダリVOLである。セカンダリVOLの解放後、拡張ボリューム管理テーブルを更新し、バッチ実行前の状態に戻し(ステップS43)、セカンダリVOL解放処理を終了する。
ここまでの説明では、あるボリュームからデータを取得する際にセカンダリボリュームを利用する処理を対象として説明したが、あるボリュームにデータを書き込む際にセカンダリボリュームを利用するようにしてもよい。
次に、あるボリュームにデータを書き込む際にセカンダリボリュームを利用する処理について説明すると、ここでのデータ変換バッチの実行前の処理は、上述した図5のフローチャートと同一である。データ変換バッチの実行前の処理で図5のフローチャートと異なる部分のみ説明すると、ステップS14までにおいて、利用するセカンダリボリュームを決定後、データ変換バッチ実行プロセスをセカンダリボリューム3a(レコード313)、およびボリューム5a(レコード315)に対してデータを書き込むように、接続情報であるターゲットID302およびLUN303を用いて設定し、次に性能に関わる情報である書き込み転送速度304を参照し、転送速度の比率である3:4に応じて、読み込むデータの量を各実行プロセスに設定する(ステップS15)。
次に、あるボリュームにデータを書き込む際にセカンダリボリュームを利用する場合における、データ変換バッチ処理終了後の、ストレージ管理部のセカンダリVOL解放処理手順について、図9のフローチャートを参照して説明する。
ストレージ管理部130は、データ変換バッチ実行終了時にデータ変換バッチ実行部から送信されるストレージ利用終了通知を受信する(ステップS51)。受信後、同処理で用いられていたセカンダリVOLとプライマリVOLの同期処理、すなわち、セカンダリVOLに対して書き込まれたデータのプライマリVOLへの反映を行う(ステップS52)。同期処理後、同処理で用いられていたセカンダリVOLの解放処理を行なう(ステップS53)。解放するセカンダリVOLについては、ステップS27(図6)において更新したレコードに該当するセカンダリVOLである。セカンダリVOLの解放後、拡張ボリューム管理テーブルを更新し、バッチ実行前の状態に戻し(ステップS54)、セカンダリVOLの解放処理を終了する(ステップS55)。
また、あるボリュームにデータを書き込む際に、複数ボリュームを結合したボリュームに対して各構成ボリュームを利用する処理を対象としてもよい。
図10は、この場合の構成の例を示す図である。図10に示した構成の大部分は、図1に示した構成と同一であり、以下の説明では、異なる部分のみ説明する。
図10では例として、ある複数ボリュームを結合して一つに見せかけた結合ボリューム(以下、「LUSEボリューム」と記述する)にデータを格納するために、そのLUSEボリュームを構成する複数のボリュームにデータを書き込む、データ変換バッチ実行プログラムを例として説明する。
図10において、ストレージ管理部130は拡張ボリューム管理テーブル132を読み出し、ボリューム管理部134を用いて物理デバイスの管理を行う。
ストレージ装置100は、ボリューム123、124、125を、それぞれ物理デバイス113、114、115上に格納する。LUSEボリューム1010は、ボリューム123、124、125からなるボリュームである。
データベース管理部160には、LUSEボリューム1010を利用するプログラムが実装されている。
まず、図10の例での計算機システムの処理の流れの概略を説明する。
まず、システム管理者はデータ変換バッチの実行を、クライアント計算機210(図2)を介してサーバ計算機200に指示する。指示を受けたデータ変換バッチ実行部140は、ストレージ管理部130に対して、LUSEボリュームを構成するボリュームの情報を要求する。ストレージ管理部130内のボリューム管理部134は、拡張ボリューム管理テーブル132の情報を元にLUSEを構成するボリュームに関わる情報を通知する。このときの情報には、拡張ボリューム管理テーブル132に記載の情報が含まれる。データ変換バッチ実行部142は、受信したボリュームの個数および性能情報に従って、実行プロセス制御部144を用いて、変換バッチの実行プロセス数および各プロセスのデータ書き込み量の割合などを決定し、変換バッチを実行する。各プロセスは、実行プロセス制御の指示に基づき、LUSEを構成するボリュームへのデータ書き込みを並列に行うことで高速かつストレージの性能を均一に引き出した変換バッチ実行を可能とする。
図11は、拡張ボリューム管理テーブル132の例を示す図であり、既に説明した図3に示したテーブルとほぼ同一である。以下、図3のテーブルと異なる部分のみ説明する。
拡張ボリューム管理テーブルは、ストレージ装置100の物理デバイス使用状況・接続情報・性能情報を管理するための情報である。拡張ボリューム管理テーブル132は、利用状況308、結合ボリューム(LUSE)構成情報309をフィールドとして有する。利用状況は、ディスクの利用割合(%)を記録するフィールドである。また、LUSE構成情報には、該ボリュームが構成するLUSEボリュームを記録する。拡張ボリューム管理テーブルとして、上述のフィールドに限定されず、その他の接続および性能に関わる情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、本例記載の拡張管理テーブルでは、ボリュームごとにレコードが記載されているが、これを物理デバイスを単位としたレコード表現にしてもよい。
レコード321、322…の内のレコード323,324,325は、LUSEボリューム1010を構成するボリュームであり、LUSE構成情報フィールド309には、そのことを示す記号「1010」が記録されている。
以下、図10の例におけるデータ変換バッチ実行プログラムの処理手順について、説明する。
図12は、データ変換バッチの実行後処理フローの例を示す図である。
まず、システム管理者がデータ変換バッチの開始をサーバ計算機200(図2)に指示する。指示を受けたデータ変換バッチ実行部140は、処理対象とするLUSEボリューム1010を構成するボリュームの情報を要求する(ステップS61)。要求後、データ変換バッチ実行部140は、LUSEを構成する情報レコード323,324,325をストレージ管理部130から受信する(ステップS62)。確保結果より、LUSEボリューム1010は3ボリュームで構成されているため、3並列プロセスでバッチを実行し、データをLUSEボリューム1010を構成する各ボリューム123,124,125に書き込むように、接続情報であるターゲットID302およびLUN303のフィールドのデータを用いて設定し、かつ、書き込み転送速度305、または、ディスク利用割合308で示される比率のデータに従って、各プロセスの書き込むデータ量を設定する(ステップS63)。例えば、書き込み転送速度305のフィールドを参照した場合、3つのボリュームの書き込み転送速度の比率である3:2:4に応じて、書き込むデータの量を各実行プロセスに設定する。
この図9に示したセカンダリボリュームに対してのデータ書き込み、或いは図10〜図12に示したセカンダリボリュームに対してのデータ書き込みは、図5〜図8で説明したセカンダリボリュームからのデータ取得と併用してもよく、或いは何れか一方だけを使用してもよい。
また、ここまで説明した実施の形態に記載した処理としては、ストレージ装置と、そのストレージ装置にネットワークなどを介して接続されて、ストレージ装置の管理などを実行する専用の計算機とを備えたシステムとして構築させた例としたが、上述した実施の形態で説明した処理と同様の処理を行うプログラム(ソフトウェア)を用意して、そのプログラムを汎用の計算機(コンピュータ装置)に実装させて、同様の装置を構築させてもよい。その場合、上述した実施の形態では、各プログラムが実装される各機能処理部を、個別の処理部として示したが、コンピュータ装置上の1つ(又は限られた数)の演算手段が、それぞれのプログラムの処理を順に処理する構成としてもよい。
本発明の一実施の形態による計算機システムの論理的な構成例を示す構成図である。 一実施の形態による計算機システムのハードウェア構成例を示す構成図である。 一実施の形態による拡張ボリューム管理テーブルの例を示す説明図である。 一実施の形態によるフィルタリング条件の例を示す説明図である。 一実施の形態によるデータ変換バッチ実行前処理の処理手順の例を示すフローチャートである。 一実施の形態によるストレージ管理プログラムセカンダリボリューム確保処理の処理手順の例を示すフローチャートである。 一実施の形態によるデータ変換バッチ実行後処理の処理手順の例を示すフローチャートである 一実施の形態によるストレージ管理プログラムセカンダリボリューム解放処理の処理手順の例を示すフローチャートである。 一実施の形態によるストレージ管理プログラムセカンダリボリューム解放処理の処理手順の例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態による計算機システムの論理的な構成例を示す構成図である。 図10の例による拡張ボリューム管理テーブルの例を示す説明図である。 図10の例によるデータ変換バッチ実行前処理の処理手順の例を示すフローチャートである。
符号の説明
100…ストレージ装置、110…セカンダリボリューム作成部、112…物理デバイス#1、113…物理デバイス#3、114…物理デバイス#4、115…物理デバイス#5、121…プライマリボリューム(プライマリVOL)、123,125…セカンダリボリューム(セカンダリVOL)、130…ストレージ管理部、132…拡張ボリューム管理テーブル、140…データ変換バッチ実行部、144…実行プロセス制御部、200…サーバ計算機、210…クライアント計算機、220…ストレージ装置

Claims (20)

  1. 計算機と、
    前記計算機に接続されるストレージ装置とを有し、
    前記ストレージ装置は1つ以上の記憶領域を保持し、
    前記記憶領域には計算機が利用するデータを保持するボリュームを格納する計算機システムにおいて、
    前記計算機は、ストレージ管理部と、前記複製ボリュームを利用するアプリケーション実行部を備え、
    前記アプリケーション実行部は、アプリケーションを実行する指定ボリュームの複製ボリュームの作成を前記ストレージ管理部に指示し、
    前記ストレージ管理部は、前記アプリケーション実行部からの指示に基づいて、前記ストレージ装置に前記ボリュームの1つ以上の複製ボリュームの作成を指示し、
    前記ストレージ装置は、前記ストレージ管理部からの指示に従って、前記ボリュームの複製ボリュームを作成して前記記憶領域に記憶させる複製ボリューム作成部を備え、
    前記ストレージ管理部は、前記アプリケーション実行部に前記複製ボリュームについての情報として、少なくとも複製ボリュームの作成数およびその特性を通知し、
    前記アプリケーション実行部は作成された複製ボリュームの作成数およびその特性に応じ、そのアプリケーション実行プロセスを再構成し実行することを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    前記アプリケーション実行部は、前記ストレージ管理部に対して、複製ボリュームの作成を要求する指示を送信するにあたって、
    複製ボリュームについての条件情報を付加できることを特徴とする計算機システム。
  3. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    前記ストレージ管理部は、作成した複製ボリュームについて、前記複製ボリュームに前記アプリケーション実行部がアクセスするための情報である接続情報に付加して、前記複製ボリュームの、少なくとも性能に関わる情報もしくは構成に関わる情報である特性情報についても付加し、前記アプリケーション実行部に送信することを特徴とする計算機システム。
  4. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    前記アプリケーション実行部は、受信した複製ボリュームについての情報をもとに、利用する複製ボリュームを決定し、複製ボリューム上のデータにアクセスするアプリケーション実行プロセスを、利用する複製ボリュームの作成数および特性情報に基づいて再構成し実行することを特徴とする計算機システム。
  5. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    前記アプリケーション実行部は、利用しない複製ボリュームについての情報をストレージ管理部に送信し、
    前記ストレージ管理部は、その送信された利用しない複製ボリュームについての情報をもとに、利用しない複製ボリュームの割り当てを解除することを前記ストレージ装置に指示することを特徴とする計算機システム。
  6. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    ボリュームを格納する記憶領域は物理デバイス上に構成され、
    前記複製ストレージ作成部は、複製ボリュームを作成するに当たって、複製元ボリュームと複製ボリュームが同一の物理デバイスを共有しないように、前記複製ボリュームを作成することを特徴とする計算機システム。
  7. 請求項6記載の計算機システムにおいて、
    さらに前記複製ストレージ作成部は、同一の複製ボリュームを複数作成する場合に、複数の複製ボリュームのそれぞれが、同一の物理デバイスを共有しないように、前記複製ボリュームを作成することを特徴とする計算機システム。
  8. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    前記アプリケーション実行部は、そのアプリケーション実行部で利用されたボリュームを、前記ストレージ装置の記憶領域に用意された複製ボリュームの特性に応じて選択した複製ボリュームと書き換え、
    前記複製ストレージ作成部は、書き換えられた複製ボリュームに基づいて、複製元ボリュームを更新させることを特徴とする計算機システム。
  9. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    前記ストレージ装置の記憶領域には、複数のボリュームを結合して1つのボリュームに見せる結合ボリュームを備え、
    前記アプリケーション実行部は、前記結合ボリューム内の複数のボリュームに並列でデータを書き込ませることを特徴とする計算機システム。
  10. 1つ以上の記憶領域を保持し、記憶領域には接続された計算機が利用するデータを保持するボリュームを格納するストレージ装置において、
    前記ボリュームの利用のための複製ボリューム作成の指示の受信で、前記記憶領域に指定ボリュームの複製ボリュームを1つ又は複数作成する複製ボリューム作成部を備え、
    前記複製ボリューム作成部は、前記作成された複製ボリュームについての情報として、複製ボリュームの作成数および特性情報を前記計算機に通知することを特徴とするストレージ装置。
  11. 請求項10記載のストレージ装置において、
    前記複製ボリューム作成部が作成した複製ボリュームについての情報として、前記計算機が複製ボリュームにアクセスするための情報である接続情報と、前記複製ボリュームの、少なくとも性能に関わる情報もしくは構成に関わる情報である特性情報とを付加して、前記計算機に通知することを特徴とするストレージ装置。
  12. 請求項10記載のストレージ装置において、
    前記複製ボリューム作成部は、利用しない複製ボリュームについての情報の受信で、利用しない複製ボリュームの割り当てを解除することを特徴とするストレージ装置。
  13. 請求項10記載のストレージ装置において、
    ボリュームを格納する記憶領域は物理デバイス上に構成され、
    前記複製ストレージ作成部は、複製ボリュームを作成するに当たって、複製元ボリュームと複製ボリュームが同一の物理デバイスを共有しないように、前記複製ボリュームを作成することを特徴とするストレージ装置。
  14. 請求項13記載のストレージ装置において、
    さらに前記複製ストレージ作成部は、同一の複製ボリュームを複数作成する場合に、複数の複製ボリュームのそれぞれが、同一の物理デバイスを共有しないように、前記複製ボリュームを作成することを特徴とするストレージ装置。
  15. 請求項10記載のストレージ装置において、
    前記複製ストレージ作成部は、前記計算機で利用されたボリュームを、前記記憶領域に用意された複製ボリュームの特性に応じて選択した複製ボリュームと書き換え、さらに書き換えられた複製ボリュームに基づいて、複製元ボリュームを更新させることを特徴とするストレージ装置。
  16. 請求項10記載のストレージ装置において、
    前記記憶領域には、複数のボリュームを結合して1つのボリュームに見せる結合ボリュームを備え、
    前記結合ボリューム内の複数のボリュームに並列でデータを書き込ませるようにした特徴とするストレージ装置。
  17. 計算機に接続されるストレージ装置が保持する記憶領域を管理するストレージ管理方法において、
    前記記憶領域に、前記計算機が利用するデータを保持するボリューム及びその複製となる複製ボリュームを格納するボリューム格納ステップと、
    前記記憶領域およびボリュームについて、アクセスするために必要な接続情報および特性情報を管理する管理ステップと、
    前記計算機が利用するアプリケーションプログラムからの要求に応じて、前記情報を用いて複製ボリュームの作成を指示する複製ボリューム作成ステップと、
    前記複製ボリューム作成ステップでの指示に基づいて、前記ボリューム格納ステップで作成した複製ボリュームについての前記情報を、前記アプリケーションプログラムに通知する通知ステップを持つことを特徴とするストレージ管理方法。
  18. 請求項17記載のストレージ管理方法において、
    さらに、前記アプリケーションプログラムからの通知で、複製ボリュームの割り当てを解除するステップを持つことを特徴とするストレージ管理方法。
  19. 請求項17記載のストレージ管理方法において、
    前記ボリューム格納ステップで複製ボリュームを作成するに当たって、複製元ボリュームと複製ボリュームが、記憶領域上の同一の物理デバイスを共有しないように、前記複製ボリュームを作成することを特徴とするストレージ管理方法。
  20. 請求項19記載のストレージ管理方法において、
    さらに前記ボリューム格納ステップで同一の複製ボリュームを複数作成する場合に、複数の複製ボリュームのそれぞれが、同一の物理デバイスを共有しないように、前記複製ボリュームを作成することを特徴とするストレージ管理方法。
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