JP2003302958A - 出力制御装置及び記録媒体 - Google Patents

出力制御装置及び記録媒体

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JP2003302958A
JP2003302958A JP2003021275A JP2003021275A JP2003302958A JP 2003302958 A JP2003302958 A JP 2003302958A JP 2003021275 A JP2003021275 A JP 2003021275A JP 2003021275 A JP2003021275 A JP 2003021275A JP 2003302958 A JP2003302958 A JP 2003302958A
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JP2003021275A
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Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの出力要求に対して、その要求元の
装置までその内容を確認しに行かなくても、その内容を
確認できるようにすることである。 【解決手段】 屋内回線50を介してメール端末装置、
TV端末装置からの出力要求があった場合、屋内出力制
御装置30は、屋内において使用状態にある装置の検出
処理を、装置検出信号を出力することにより行う。電源
がオンされていて使用状態にある装置が例えば携帯端末
装置10−1であったような場合には、その装置を特定
し、その装置種別を認識して上記出力要求のあった出力
内容の出力が可能かどうかを判別し、可能であればその
検出した装置に対して上記出力内容を変換して出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外部からの出力
要求に対する出力制御を行う出力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各種情報機器の小型化に伴い、携
帯TV電話、携帯パーソナルコンピュータ(PC)、小
型ビデオカメラ等、一人が複数の小型装置を所有するの
が通常のこととなってきている。
【0003】一方、家屋内に設置される据置型の出力装
置、例えばTVやPCのモニタ等は、上記のような小型
化の方向とは逆に、その大画面化が加速されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】部屋の中には各種の小
型装置が点在するが、このような小型装置は、そのスペ
ース上の制約により貧弱な出力部しか備えていないた
め、その出力内容の確認がしにくいことがある。そこ
で、据置型の出力装置を利用することが考えられている
が、そのためには、ユーザは、その使用している小型装
置を大型の出力装置に接続するといった作業を行う必要
があり、更には、両者間の通信を確立するための一連の
操作を行わなければならないこともあり、非常に面倒な
ものであった。
【0005】また、ユーザが小型装置を使用中に、別の
部屋等の外部に配された装置を操作している上記ユーザ
以外の人が、その外部装置での出力情報を上記ユーザに
提示したいとした場合、上記ユーザは小型装置の使用を
中断して、上記外部装置の所までその内容を確認しに行
かなければならない。
【0006】本発明の課題は、外部からの出力要求に対
して、その要求元の装置までその内容を確認しに行かな
くても、その内容を確認できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、屋内
に配置される出力制御装置であって、ユーザが使用する
装置を認識する認識手段と、外部から与えられる出力す
べき出力対象情報を、上記認識手段によって認識した装
置に対して出力する出力手段と、を具備することを特徴
とする。
【0008】請求項2の発明は、外部装置からの情報出
力要求を受け付けた際に、ユーザの使用状態にある処理
装置の有無を判別する判別手段と、上記判別手段で使用
状態にあると判別された処理装置に対して、上記出力要
求を行った外部装置からの情報を転送出力する出力制御
する出力制御手段と、を具備したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
の(A)乃至図7の(B)を参照して説明する。
【0010】[第1の実施の形態]図1の(A)は、本
発明の第1の実施の形態に係る屋内出力制御装置の適用
された屋内システムの構成を示す図である。
【0011】即ち、一つの部屋内には、複数の小型装置
10、例えばPDAと称される携帯端末装置10−1、
ノートパソコンと称される携帯PC10−2、ビデオカ
メラ10−3、等が点在し、また、少なくとも一つの屋
内大型出力装置、例えばTV等の大型表示装置20が設
置されている。なおここで、上記複数の小型装置の内、
携帯端末装置10−1がユーザよって使用状態にあるも
のとする。
【0012】そして、上記大型表示装置20には、本実
施の形態に係る屋内出力制御装置30が接続されてい
る。
【0013】この屋内出力制御装置30は、図1の
(B)に示すようなコンピュータによって実現されるも
のである。
【0014】即ち、同図において、参照番号31は全体
を制御するコンピュータ本体である。32はキーボード
等の入力装置であり、33はLCDディスプレィ等の表
示装置、34はプリンタ等の印刷装置である。また、3
5は、オペレーティングシステム(OS)や後述する各
種機能を実現するための機能プログラム等の情報を記憶
するハードディスク(HD)やRAM等の記憶装置であ
る。さらに、この記憶装置35は、詳細は後述するよう
な変換管理テーブルを記憶する。
【0015】ここで、上記コンピュータ本体31は、こ
の記憶装置35に記憶されたプログラムを実行する際の
ワークメモリとして用いるための内部メモリ31Aを有
しており、この内部メモリ31Aには、上記プログラム
やその他の情報が展開される。
【0016】また、参照番号36は、フロッピー(登録
商標)ディスク(FD)やメモリカード等の可搬型記録
媒体40を駆動するための記録媒体駆動装置であり、O
Sやプログラム、ファイル等を上記可搬型記録媒体40
から読み出して上記記憶装置35に記憶させるものであ
る。そして、37は、上記複数の小型装置10と無線接
続し且つ上記大型表示装置20と優先接続して、各種情
報を通信するための通信インタフェースである。また、
この通信インタフェース37を介して、図示しない他の
機器からOSやプログラム、ファイル等を受信して上記
記憶装置35に記憶したりすることも可能である。
【0017】図2は、上記記憶装置35に記憶される変
換管理テーブル35Aの内容を示す図である。同図に示
すように、この変換管理テーブル35Aは、各小型装置
10の装置種別に、出力属性、変換テーブル、及び表示
サイズ拡大/縮小率を記載したものである。
【0018】ここで、出力属性は、表示や音声などの当
該小型装置から出力可能な情報の属性を示すものであ
る。
【0019】変換テーブルは、当該小型装置からの出力
情報を屋内大型出力装置で出力するためのデータ変換方
式が書き込まれるものである。例えば、表示データをT
V等の大型表示装置20に出力する場合であれば、ビッ
トマップデータへの変換が変換方式として書かれてい
る。
【0020】表示サイズ拡大/縮小率は、変換後の表示
データの表示サイズをどのようなものとするかが書きこ
まれるものであり、入力装置32によりユーザが任意に
設定できるようになっている。即ち、変換された表示デ
ータは元の小型装置の表示サイズ、例えば携帯端末装置
10−1であればその表示部サイズ、ビデオカメラ10
−3であればその液晶ビューファインダサイズ、に相当
するものであるため、それをそのまま大型表示装置20
に表示してしまうと、小さな表示となってしまうので、
図3の(A)及び(B)に示すように、ユーザ指定の倍
率で拡大表示できるようにしている。
【0021】次に、このような構成における動作を説明
する。図4は、上記屋内出力制御装置30の動作を説明
するフローチャートである。このフローチャートに記載
した各機能を実現するプログラムは、コンピュータ本体
31が読み取り可能なプログラムコードの形態で上記記
憶装置35もしくは可搬型記録媒体40に記憶されてい
る。
【0022】即ち、まず、装置検出信号を通信インタフ
ェース37より無線送信出力し(ステップS11)、そ
れに対する応答が通信インタフェースにより受信された
かどうか判断する(ステップS12)。その結果、何も
応答が無い場合には、上記ステップS11に戻る。これ
に対して、ユーザが何れかの小型装置10を使用してい
ると、その使用中の小型装置10から応答が返される。
【0023】而して、この応答があった場合には、次
に、その小型装置10に対して通信インタフェース37
により装置種別と出力属性とを要求し(ステップS1
3)、その小型装置10からの装置種別及び出力属性を
通信インタフェース37により受信する(ステップS1
4)。そして、この受信した情報により変換管理テーブ
ル35Aをサーチして(ステップS16)、その小型装
置10からの出力情報を当該屋内出力制御装置30に接
続された屋内大型出力装置に出力可能かどうかを判断す
る(ステップS16)。この判断は、例えば、その小型
装置10が変換管理テーブル35Aに登録されているか
どうか、また、出力属性がマッチするかどうか、を判別
することにより行うことができる。ここで、出力不可能
な場合には、上記ステップS11に戻る。
【0024】これに対して、出力可能と判断した場合に
は、その小型装置10に対して出力要求を通信インタフ
ェース37により送信する(ステップS17)。そし
て、上記受信した小型装置10の出力属性を判断する
(ステップS18)。
【0025】ここで、出力属性が「表示」属性の場合に
は、変換管理テーブル35Aの当該小型装置10に対応
する変換テーブルのうち、その種別対応の表示形式変換
テーブルを、使用するテーブルとしてセットする(ステ
ップS19)。その後、通信インタフェース37により
小型装置10から表示情報を受信したならば(ステップ
S20)、上記セットした変換テーブルに従って受信情
報を変換する(ステップS21)。そして、更に、変換
管理テーブル35Aの対応する表示サイズ拡大/縮小率
に従って、その変換した情報の表示サイズを拡大して
(ステップS21)、通信インタフェース37により屋
内大型出力装置、本実施の形態では大型表示装置20に
供給して表示する(ステップS23)。その後、上記小
型装置10から終了コマンドが送信されてきたかどうか
を判断し(ステップS24)、それが送られてきていな
いときには上記ステップS20に戻って、上記の処理を
繰り返す。これに対して、通信インタフェース37によ
り小型装置10から終了コマンドを受信したときには、
上記ステップS11に戻る。
【0026】また、上記ステップS18で、上記小型装
置10の出力属性が「音声付表示」属性であると判別し
た場合には、変換管理テーブル35Aの当該小型装置1
0に対応する変換テーブルのうち、その種別対応の形式
変換テーブルを、使用するテーブルとしてセットする
(ステップS25)。その後、通信インタフェース37
により小型装置10から情報を受信したならば(ステッ
プS26)、上記セットした変換テーブルに従って受信
情報を変換する(ステップS27)。そして、その変換
した情報を通信インタフェース37により屋内大型出力
装置、本実施の形態では大型表示装置20に供給して、
表示出力及び音声出力を行わせる(ステップS28)。
その後、上記小型装置10から終了コマンドが送信され
てきたかどうかを判断し(ステップS29)、それが送
られてきていないときには上記ステップS26に戻っ
て、上記の処理を繰り返す。これに対して、通信インタ
フェース37により小型装置10から終了コマンドを受
信したときには、上記ステップS11に戻る。
【0027】図5は、このような屋内出力制御装置30
の動作に対応して動作する小型装置10の動作フローチ
ャートである。
【0028】即ち、パワーオンリセットによりこのフロ
ーチャートの動作が開始されると、まず、所定の処理ウ
ェイト後(ステップS31)、ユーザによる処理選択を
受け付ける(ステップS32)。そして、その選択され
た処理を実行して(ステップS33)、その処理結果を
表示出力する(ステップS34)。その後ここで、更に
処理続行するかどうか、例えばユーザによって処理の終
了が指示されたかどうかを判別する(ステップS3
5)。そして、処理を終了する場合には、図示しないフ
ラグの状態を判別して(ステップS36)、それがON
でなければ、上記ステップS31に戻る。なお、このフ
ラグは、後述するように、上記屋内出力制御装置30に
より屋内大型出力装置にて情報を出力する場合にセット
(ON)されるものである。
【0029】上記ステップS35において、まだ処理を
続行すると判別されたときには、次に、上記屋内出力制
御装置30からの信号が受信されたかどうかを判別する
(ステップS37)。そして、それが受信されない場合
には、上記図示しないフラグの状態を判別して(ステッ
プS38)、それがONでなければ、上記ステップS3
3に戻る。
【0030】これに対して、上記屋内出力制御装置30
からの信号を受信した場合には、まず、その信号が上記
ステップS11で送信された装置検出信号かどうか判別
する(ステップS39)。そして、そのような装置検出
信号であれば、応答を上記屋内出力制御装置30に対し
て送信した後(ステップS40)、上記ステップS37
に戻る。
【0031】また、受信信号が上記装置検出信号でない
場合には、次に、それが上記ステップS13で送信され
た装置種別及び出力属性要求かどうかを判別する(ステ
ップS41)。そして、そのような要求であった場合に
は、上記ステップS33で実行した現在の処理内容の出
力属性を取得して(ステップS42)、それを当該小型
装置10の種別情報と共に上記屋内出力制御装置30に
対して送信した後(ステップS43)、上記ステップS
37に戻る。
【0032】また、受信信号が上記要求でもない場合に
は、更に、それが上記ステップS17で送信された出力
要求かどうかを判別する(ステップS44)。そして、
そのような出力要求でもなかった場合には、上記ステッ
プS37に戻る。
【0033】これに対して、そのような出力要求を受信
した場合には、上記不図示のフラグをセットした後(ス
テップS45)、上記ステップS42で取得した出力属
性を判断する(ステップS46)。この出力属性が「表
示」属性であった場合には、表示情報を上記屋内出力制
御装置30に対して送信した後(ステップS47)、上
記ステップS33に戻る。また、出力属性が「音声付表
示」属性であった場合には、音声情報及び表示情報を上
記屋内出力制御装置30に対して送信した後(ステップ
S48)、上記ステップS33に戻る。
【0034】なお、上記ステップS38において、上記
不図示のフラグがONであると判別されたときには、上
記ステップS46に進む。即ち、上記屋内出力制御装置
30から信号が受信されなかったとしても、ひとたび上
記屋内出力制御装置30に出力可能な状態に設定された
場合には、何らかの処理を実行してその結果を当該小型
装置10の表示部に表示した後、上記処理結果をその出
力属性に応じて上記屋内出力制御装置30に送信するこ
とで、大型表示装置20においては、該小型装置10の
処理に応じた表示(又は音声付表示)が更新されること
になる。
【0035】また、上記ステップS36において、処理
続行でない場合に上記不図示のフラグがONされている
と判別された場合には、上記屋内出力制御装置30に対
して終了コマンドを送信する(ステップS49)。この
終了コマンドは、上記ステップS24における判断に使
用される。そして、このフラグをリセット(OFF)し
た後(ステップS50)、上記ステップS31に戻る。
【0036】以上のように、本第1の実施の形態によれ
ば、部屋の中には各種小型装置10が点在するが、ユー
ザが使用している小型装置10を自動認識して、その小
型装置10からの情報を屋内に予め設置された屋内大型
出力装置(大型表示装置20)にて自動的に出力するよ
うにしたので、貧弱な出力部しか備えていないような小
型装置10の出力内容を、その屋内ではその屋内に予め
設置された大型の出力装置にて確認することができ、そ
の出力装置の出力内容を見ながらの作業も可能となる。
【0037】そして、この場合、その大型の出力装置が
勝手に小型装置10の出力内容を受信して出力してくれ
るので、ユーザにあってはその使用している小型装置1
0を大型の出力装置に接続するといった作業を一切意識
する必要がない。
【0038】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。
【0039】本第2の実施の形態においては、図6の
(A)に示すように、屋内出力制御装置30が屋内回線
50を介して、他の部屋の図示しないメール端末装置や
TV端末装置等に接続されている。本実施の形態におけ
る屋内出力制御装置30は、上記第1の実施の形態と同
様の構成のコンピュータによって実現されるものであ
り、上記屋内回線50は、通信インタフェース37によ
り該屋内出力制御装置30に接続されるものである。ま
た、本実施の形態においては、記憶装置35に記憶され
る変換管理テーブル35Aの内容が、上記第1の実施の
形態とは異なっている。
【0040】即ち、本実施の形態における変換管理テー
ブル35Aは、図6の(B)に示すように、各小型装置
10の装置種別に、出力内容属性と変換テーブルとを記
載したものである。ここで、出力内容属性は、表示や音
声などの当該小型装置10で出力可能な情報の属性を示
すものである。また、変換テーブルは、屋内出力制御装
置30に屋内回線50を介して接続された他の部屋の端
末装置からの出力情報を当該小型装置10で出力するた
めのデータ変換方式が書き込まれるものである。
【0041】次に、このような構成における動作を説明
する。図7の(A)は、上記屋内出力制御装置30の動
作を説明するフローチャートである。このフローチャー
トに記載した各機能を実現するプログラムは、コンピュ
ータ本体31が読み取り可能なプログラムコードの形態
で上記記憶装置35もしくは可搬型記録媒体40に記憶
されている。
【0042】即ち、屋内回線50を介して他の部屋の端
末装置から出力要求に応じてこのフローチャートの動作
が開始されると、まず、装置検出信号を通信インタフェ
ース37により送信する(ステップS61)。そして、
通信インタフェース37により応答を受信しない場合に
は(ステップS62)、該屋内出力制御装置30の設置
された部屋内に点在する小型装置10の何れもユーザに
よって使用中でないので、上記ステップS61に戻る。
【0043】これに対して、ユーザが例えば携帯端末装
置10−1のような何れかの小型装置10を使用中であ
れば、その小型装置10からの応答を受信する。この場
合には、次に、その小型装置10に対して、装置種別要
求を通信インタフェース37により送信し(ステップS
63)、その小型装置10からの装置種別信号を通信イ
ンタフェース37により受信する(ステップS64)。
その後、上記出力要求のあった出力内容、即ち出力すべ
き出力対象情報(メール受信情報、TV受信情報)の属
性を取得し(ステップS65)、その取得した属性に基
づいて上記変換管理テーブル35Aの当該小型装置10
に対応する出力内容属性を検索することで、当該小型装
置10に対応する変換管理テーブル35Aの変換テーブ
ルによりその出力対象情報を変換出力可能か否かを判別
する(ステップS66)。そしてその結果として、変換
出力不可能と判別されたときには(ステップS67)、
上記ステップ61に戻る。
【0044】これに対して、出力可能と判別されたとき
には、他の部屋の端末装置から屋内回線50を介して送
られてきた出力対象情報を上記変換テーブルで変換し
(ステップS68)、変換された情報を通信インタフェ
ース37により上記小型装置10へ送信する(ステップ
S69)。その後、更に屋内回線50を介して次出力要
求が送られてきているか否かを判断し(ステップS7
0)、そのような要求が有る場合には上記ステップS6
8に戻る。
【0045】そして、次出力要求が無いと判断した場合
には、終了コマンドを上記小型装置10に対して通信イ
ンタフェース37により送信して(ステップS71)、
動作を終了する。
【0046】図7の(B)は、このような屋内出力制御
装置30の動作に対応して動作する小型装置10の動作
フローチャートである。
【0047】即ち、パワーオンリセットによりこのフロ
ーチャートの動作が開始されると、まず、ユーザによる
処理選択の有無を判断して(ステップS81)、処理選
択が有れば、その選択された処理を実行する(ステップ
S82)。そして、この処理が終了したならば(ステッ
プS83)、上記ステップS81に戻る。
【0048】これに対して、ユーザによる処理選択が無
い場合には、更に、上記屋内出力制御装置30からの信
号の有無を判断し(ステップS84)、無ければ上記ス
テップS81に戻る。
【0049】そして、上記屋内出力制御装置30から信
号を受信した場合には、その信号が上記ステップS61
において送信された装置検出信号であるかどうかを判別
する(ステップS85)。そのような装置検出信号であ
った場合には、応答信号を送信して(ステップS8
6)、上記ステップS84に戻る。
【0050】また、受信した信号が装置検出信号でなか
った場合には、それが上記ステップS63で送信された
装置種別要求であるかどうかを判別する(ステップS8
7)。そのような装置種別要求であった場合には、当該
小型装置10の装置種別を送信して(ステップS8
8)、上記ステップS84に戻る。
【0051】また、受信した信号が装置種別要求でもな
かった場合には、それが上記ステップS69において送
信された出力情報であるか否かを判別する(ステップS
89)。そして、この出力情報でもない場合には、上記
ステップS84に戻る。
【0052】これに対して、出力情報である場合には、
その出力情報を受信して(ステップS90)、その受信
した内容を出力する(ステップS91)。そしてその
後、上記ステップS71において送信される終了コマン
ドを受信したかどうか判別し(ステップS92)、その
ような終了コマンドを受信していない場合には上記ステ
ップS90に戻り、また受信した場合には上記ステップ
S81に戻る。
【0053】以上のように、本第2の実施の形態によれ
ば、部屋の中には各種小型装置10が点在するが、外部
からの出力要求があった場合、屋内においてユーザが使
用している小型装置10を自動認識し、上記出力要求の
あった出力内容をその認識した小型装置10に対して自
動的に出力するようにしたので、ユーザにあっては正に
今使用している小型装置10において、その外部からの
出力内容を知ることができ、外部からの出力要求に対し
て、その要求元の端末装置までその内容を確認しに行く
といった作業は一切不要となる。
【0054】なお、本第2の実施の形態における屋内出
力制御装置30は、上記第1の実施の形態のような機能
を併せ持っても良いことは勿論である。そして、他の部
屋のメール端末装置やTV端末装置に関しても、そのよ
うな屋内出力制御装置30を介して屋内回線50に接続
されていても良い。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、部屋の中には各種小型
装置が点在するが、外部からの出力要求があった場合、
屋内においてユーザが使用している小型装置を自動認識
し、上記出力要求のあった出力内容をその認識した小型
装置に対して自動的に出力するようにしたので、ユーザ
にあっては正に今使用している小型装置において、その
外部からの出力内容を知ることができ、外部からの出力
要求に対して、その要求元の端末装置までその内容を確
認しに行くといった作業は一切不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る屋内
出力制御装置の適用された屋内システムの構成を示す図
であり、(B)は(A)の屋内出力制御装置を実現する
ためのコンピュータの構成を示す図である。
【図2】第1の実施の形態に係る屋内出力制御装置にお
ける変換管理テーブルの内容を示す図である。
【図3】(A)及び(B)はそれぞれ表示サイズの拡大
を説明するための図である。
【図4】第1の実施の形態に係る屋内出力制御装置の動
作フローチャートである。
【図5】第1の実施の形態における小型装置の動作フロ
ーチャートである。
【図6】(A)は本発明の第2の実施の形態に係る屋内
出力制御装置の適用された屋内システムの構成を示す図
であり、(B)は(A)の屋内出力制御装置における変
換管理テーブルの内容を示す図である。
【図7】(A)は第2の実施の形態に係る屋内出力制御
装置の動作フローチャートであり、(B)は第2の実施
の形態における小型装置の動作フローチャートである。
【符号の説明】
10 小型装置 10−1 携帯端末装置 10−2 携帯PC 10−3 ビデオカメラ 20 大型表示装置 30 屋内出力制御装置 31 コンピュータ本体 31A 内部メモリ 32 入力装置 33 表示装置 34 印刷装置 35 記憶装置 35A 変換管理テーブル 36 記録媒体駆動装置 37 通信インタフェース 40 可搬型記録媒体 50 屋内回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋内に配置される屋内出力制御装置であっ
    て、 ユーザが使用する装置を認識する認識手段と、 外部から与えられる出力すべき出力対象情報を、上記認
    識手段によって認識した装置に対して出力する出力手段
    と、 を具備することを特徴とする屋内出力制御装置。
  2. 【請求項2】外部装置からの情報出力要求を受け付けた
    際に、ユーザの使用状態にある処理装置の有無を判別す
    る判別手段と、 上記判別手段で使用状態にあると判別された処理装置に
    対して、上記出力要求を行った外部装置からの情報を転
    送出力する出力制御する出力制御手段と、 を具備したことを特徴とする出力制御装置。
  3. 【請求項3】上記判別手段で使用状態にある処理装置が
    存在することを判別した際に、その使用状態にある処理
    装置の種別を取得して、上記出力要求のあった外部装置
    からの情報の出力が可能か否かを判別する第2判別手段
    と、を更に具備し、 上記出力制御手段は、上記第2判別手段で出力可能と判
    別された際に、上記出力要求を行った外部装置からの情
    報を当該処理装置に対して転送出力する出力制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の出力制御装
    置。
  4. 【請求項4】ユーザに出力対象情報を提示する際に、ユ
    ーザが使用する装置を認識する処理と、 外部から与えられる出力すべき出力対象情報を、その認
    識した装置に対して出力する処理と、 をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格
    納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】外部装置からの情報出力要求を受け付けた
    際に、ユーザの使用状態にある処理装置の有無を判別す
    る処理と、 上記判別で使用状態にあると判別された処理装置に対し
    て、上記出力要求を行った外部装置からの情報を転送出
    力する出力制御する処理と、 をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格
    納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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