JP2003302739A - フォトマスク - Google Patents
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Abstract
つ、補助パターンの配置において、隣接するメインパタ
ーンとの位置関係を考慮する必要のないフォトマスクを
提供する。 【解決手段】 転写対象面に露光転写されるゲートパタ
ーン1と、これに沿って設けられた半透明パターン3を
有する。ゲートパターン1と半透明パターン3の間には
透明領域12がある。半透明パターン3は、当該パター
ンを透過した光と透明領域12を透過した光との位相差
が所定の範囲に設定され、かつ、透過率が、当該パター
ンがそのライン寸法およびゲートパターン1からの距離
に関係なく上記転写対象面に転写されない範囲に設定さ
れている。
Description
導体デバイスの製造でよく知られている露光装置、例え
ば縮小投影露光装置(ステッパ)に用いられるフォトマ
スクに関する。
く知られているウェーハプロセスでは、光やX線あるい
は電子などの露光媒体を基板上に形成された感光性の薄
膜(レジスト)に照射して所望のパターンのレジスト膜
(レジストパターン)を得る、リソグラフィーと呼ばれ
る工程を利用して配線などの回路パターンが形成され
る。このリソグラフィー工程では、目的とするパターン
が予め形成されたフォトマスク(以下、単にマスクとい
う場合もある。)を介してレジストを露光する。
系を介在させずに直接マスクパターンをレジストに射影
する射影露光、原寸パターンの数倍のレチクルパターン
をレジストに縮小投影する縮小投影露光(ステッパ露
光)などがある。特に、ステッパ露光は、他の露光手法
に比べて高解像度を得られることから広く使用されてい
る。なお、ステッパ露光ではフォトマスクのことをレチ
クルともいう。
は、ウェーハの高集積化に伴うパターンの超微細化が進
み、ステッパ露光においても、解像度の改善が要求され
ている。高解像度を得るための超解像技術として変形照
明法が知られており、これまでにこの変形照明法を応用
した技術がいくつか提案されている。
複数の小口径レンズの集合体よりなるフライアイレンズ
を介してマスクに入射する照明系において、フライアイ
レンズによって形成される有効光源(2次光源)の形を
例えばリング状あるいは4個の開口に変えることで、フ
ライアイレンズからの光をマスク面に対して斜めに入射
させる、という手法である。通常の場合(マスク面に垂
直に入射する場合)は、マスクの0次回折光と±1次回
折光の3つの光束が投影レンズに入射して、投影面上に
像が形成される(3光束干渉の結像)。これに対して、
この変形照明法を用いた場合は、±1次回折光の一方が
投影レンズから外れるため、投影面上では、0次光と±
1次回折光の片方の2光束で像が形成される(2光束干
渉の結像)。
トフォーカスで比較すると、2光束干渉の方は、±1次
回折光の一方を捨てているためコントラストが低くな
る。しかし、投影面(半導体基板の表面)上での入射角
度を考えると、2光束干渉の結像の場合は、入射角度が
3光束干渉の結像の場合の1/2になるため、半導体基
板の表面が焦点からずれた時の像のぼけ方は少さくな
り、結果的に広い焦点範囲でレジストパターンの形成に
十分な光強度分布を得ることができる。現在、ラインア
ンドスペースパターン(ラインとスペースの一定ピッチ
の繰り返しパターン)では、この変形照明法の実用化に
より十分な焦点深度が得られるようになっている。例え
ばDRAMのゲート、配線パターンなどの周期性のある
パターンに関しては、かなり微細な寸法でも安定して形
成することが可能である。
トマスクを適用することで、さらに焦点深度(レジスト
パターンが得られる焦点範囲)を拡大できることが知ら
れている。ここで、ハーフトーン位相シフトマスクは、
位相シフトマスクの1つであって、マスク上の遮光領域
(回路パターンに対応する露光パターンが形成される領
域)を透過率が2〜20%程度の半透明領域で形成し、
この半透明領域を透過する光とその周辺の透明領域から
の光との位相の差が180度反転するように構成したも
のを言う。ラインアンドスペースパターンであれば、上
記変形照明法にこのハーフトーン位相シフトマスクを適
用することで、0次回折光と+1次(あるいは−1次)
回折光とのバランスが改善され、コントラストがさらに
向上する。
ン位相シフトマスクを用いる手法は、基本的には周期的
なパターンに対して上述の効果を奏するが、回折光の生
じない孤立パターンに対しては、上述の変形照明法によ
る効果が少ないため、焦点深度はあまり拡大しない。孤
立パターンの焦点深度を拡大するには、低NA化や小σ
化(照明光学系の低NA化:有効光源を小さくするこ
と)が有効である。ここで、σは、照明光学系のマスク
側の開口数(照明光束のマスクへの入射角に対応する)
と投影光学系のマスク側の開口数との比を表す。また、
ハーフトーン位相シフトマスクを用いる場合にも、小σ
照明の方が焦点深度は拡大する。しかし、これら孤立パ
ターンの焦点深度を拡大する条件は、いずれも密集パタ
ーンの解像度を下げる結果となってしまう。このような
理由から、密集した微細パターンと孤立パターンの露光
特性を両立させることは困難となっていた。
点深度の改善を両立させるため、補助パターンと呼ばれ
るそれ自体は解像しない微細パターンを用いる手法が検
討されている。この手法では、半導体基板上に転写する
パターン(以下メインパターンと呼ぶ)の周辺に露光装
置の解像限界以下の微細パターンが配置されたマスクを
使用する。微細パターンは補助パターンと呼ばれ、これ
が付加されたことで、孤立したパターンにおいてもある
程度の回折光が生じる。よって、この補助パターン付き
マスクを変形照明条件下で用いることにより、投影面に
おける結像を、上述した2光束干渉の結像状態に近づけ
ることができ、メインパターンに含まれる孤立パターン
の焦点深度を拡大することができる。
ては、特開平10-123692号公報に記載されているフォト
マスクがある。図15は、そのフォトマスクの概略構成
を模式的に示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)
のA−A’断面図である。
03上にメインパターン101が設けられ、さらにその
両側に半透明補助パターン102が設けられた構造にな
っている(図15(a)参照)。メインパターン101
は、孤立パターンであり、その寸法(幅)は0.3μm
である。各半透明補助パターン102の寸法(幅)は
0.3μmである。メインパターン101と各半透明補
助パターン102との間隔は0.3μmである。
示すように、半透明膜104と透明膜105の積層構造
で、上述したハーフトーン位相シフトマスクと同様な構
造になっている。各半透明補助パターン102は、半透
明膜104よりなる単層構造である。半透明膜104
は、酸化窒化クロムよりなり、その透過率は15%で、
その透過光と隣接する透明領域(透明基板103)の透
過光との位相差が30度になるように設定されている。
透明膜105は、半透明膜104により生じる位相差に
さらに150度の位相差を加えるように設定されてお
り、これにより、メインパターン101の部分の位相差
を180度としている。
は、メインパターン101をハーフトーン位相シフトマ
スクの構造にしたことで、メインパターン101を転写
する際の転写パターンのコントラストが向上する。さら
に半透明補助パターン102にて生じる回折光により、
メインパターン101を転写する際の焦点深度が拡大す
る。なお、この焦点深度の拡大効果は、半透明補助パタ
ーン102の透過率が低いほど大きくなるが、あまり透
過率を低くすると、半透明補助パターン102自体が転
写されることになる。よって、図15に示した例では、
半透明補助パターン102の透過率は、転写されない限
界の透過率(15%)に設定されている。
た補助パターン付きマスクを変形照明条件下で用いる手
法においては、以下のような問題がある。
は、メインパターンを転写する際の焦点深度に大きく影
響する。また、補助パターンとメインパターンとの間隔
の最適値は、それらの寸法および露光装置側の光学系の
条件により異なるが、基本的には、その光学系の限界解
像度からその1.5倍程度の範囲である。これらの補助
パターンに関する条件は、フォトマスクを作製する上で
の制約になる。
どメインパターン転写時の焦点深度の拡大効果が高まる
が、あまり大きすぎると補助パターン自体が半導体基板
上に転写されてしまう。このため、補助パターンは、孤
立パターンの焦点深度拡大には最も有効な手法ではある
が、それ自体を転写させないようにするためにマスク作
製において特別な微細パターンの加工が必要になる。
大効果)や転写性はその寸法精度に大きく依存すること
から、補助パターンの寸法精度が低いと露光特性が安定
しない。このため、高精度に補助パターンを形成する必
要がある。
な孤立で無い場合には、補助パターンと他の補助パター
ンあるいは補助パターンと他のメインパターンの距離が
狭まり、補助パターンが転写され易い条件となる。この
ため、補助パターンの配置に焦点深度の拡大効果と転写
性を考慮した新規の設計工数が発生する。
フォトマスクにおいては、補助パターンとメインパター
ンとは同じ寸法になっている。このように補助パターン
の寸法をメインパターンと同じ寸法にすることで、結果
的に、補助パターン寸法の精度が向上することとなり、
これによりメインパターンの露光特性も安定する(上記
問題(3)を解決する)。しかし、この場合は、補助パ
ターンの配置において、隣接するメインパターンの関係
(例えば、補助パターンとメインパターンの間隔)を考
慮しなければならないという、設計工数の増加に関する
課題に対しては有効な手段が無かった。
る程度得られ、かつ、補助パターンの配置において、隣
接するメインパターンの関係を考慮する必要のないフォ
トマスクを提供することにある。
め、本発明のフォトマスクは、転写対象面に露光転写さ
れるメインパターンと、前記メインパターンに沿って設
けられた補助パターンと、前記メインパターンと前記補
助パターンの間に設けられた透明領域とを有し、前記補
助パターンは、当該補助パターンを透過した光と前記透
明領域を透過した光との位相差が所定の範囲に設定さ
れ、かつ、透過率が、当該補助パターンがそのライン寸
法および前記メインパターンからの距離に関係なく前記
転写対象面に転写されない範囲に設定されていることを
特徴とする。
ーンは、ライン寸法が大きくなっても、メインパターン
との距離が狭くなっても、転写対象面(ウェーハの露光
面)側に転写されることはない。よって、補助パターン
の作製のための、特別な微細パターンの加工や高精度な
加工は必要ない。また、マスク設計時の補助パターンの
配置において、補助パターンの転写性を考慮したり、隣
接するメインパターンとの関係を考慮したりする必要も
ない。
図面を参照して説明する。
マスクの概略構成を説明するための図で、(a)は平面
図、(b)は(a)のA−A’断面図である。このフォ
トマスクは、投影露光装置(ステッパ露光装置など)に
おいて用いられるレチクルであって、図1にはメモリセ
ルアレイの周辺ゲート部分に対応する部分が模式的に示
されている。
は、露光対象である半導体基板側に転写するためのパタ
ーン(メインパターン)である。ゲートパターン1の両
側には、ゲートパターン1に沿って補助パターンである
半透明パターン3がそれぞれ形成されている。この半透
明パターン3の幅はゲートパターン1より広い。
1は、例えば合成石英よりなる透明基板31上に半透明
膜32、33を順次積層した構造で、このゲートパター
ン1の部分がハーフトーン位相シフト領域11となって
いる。半透明パターン3は、半透明膜32よりなり、こ
の半透明パターン3の部分が半透明領域13となってい
る。ハーフトーン位相シフト領域11と半透明領域13
の間には透明領域12(透明基板31のみの部分)があ
る。半透明膜32、33は、異なる材質よりなる。例え
ば、半透明膜32には、金属酸化膜(例えば酸化スズ)
が使用され、半透明膜33には、高融点金属シリサイド
の酸化窒化物(例えばMoSiON)が使用される。
パターン1の部分)は、例えば透過率が6%(ただし、
レチクルの透明基板31の透過率は100%とする。以
下、透過率については、透明基板31の透過率が100
%であるものとして記載する。)で、その透過光と透明
領域12の透過光との位相差が180度となる、KrF
ハーフトーン位相シフトマスク構造になっている。半透
明領域13は、例えば透過率が70%で、その透過光と
透明領域12の透過光との位相差が30度になるように
形成されている。
テッパ露光装置の概略構成図である。図2おいて、レチ
クル20は、上述の図1に示した構造を有するものであ
る。照明系21からの照明光がフライアイレンズ22お
よびコンデンサレンズ23を介してレチクル20に照射
され、レチクルパターン像、すなわち図1のゲートパタ
ーン1の像が縮小投影レンズ24により、XYステージ
26上に固定されたウェーハ25の露光面に投影され
る。
て、片面または両面に複数のマイクロレンズが形成され
た2枚のレンズレイが対向して配置されたものである。
前述した変形照明法を適用するために、フライアイレン
ズ22によって形成される有効光源(2次光源)の形を
例えばリング状あるいは4個の開口になるようにしてお
り、これにより、フライアイレンズ22からの照明光が
レチクル20の面に対して斜めに入射する(2光束干渉
の結像)。
記の変形照明法だけでは、図1のゲートパターン1のよ
うな孤立したパターンに対しては、十分な焦点深度拡大
効果を得られるほどの2光束干渉の結像は得られない。
図1に示した構造を有する本実施形態のレチクル20で
は、ゲートパターン1からある距離だけ離れた半透明パ
ターン3のエッジにおいて回折光が生じ、この回折光を
利用して、不完全ではあるが2光束干渉による結像を実
現することで、焦点深度の拡大効果が得られる(補助パ
ターンからの回折光の利用)。
3)の部分の透過光と透明領域12の部分の透過光の位
相差が0度、180度およびその整数倍の値のいずれか
らもずれている場合は、フォーカス特性を傾けかせる現
象が生じる(補助パターンによるフォーカス特性の変化
の利用)。通常、ゲートパターン1の部分の透過光と透
明領域12の部分の透過光の位相差が0度で、フォーカ
スを「+」方向に変化させた場合(焦点位置がウェーハ
25の露光面から縮小投影レンズ24側へずれた場合)
と、フォーカスを「−」方向に変化させた場合(焦点位
置がウェーハ25の露光面からXYステージ26側へず
れた場合)とでは、光強度分布は同じように変化する。
しかし、上記位相差が0度あるいは180度からずれる
と、フォーカスを「+」方向に移動させた場合の光強度
分布と、「−」方向に変化させた時の光強度分布が同じ
にならず、そのためフォーカス特性の傾き等の現象を引
き起こすことが知られている。
性の変化による焦点深度の拡大効果を説明するための図
で、シミュレーションにより得られたフォーカス特性
(フォーカス位置とレジストパターン寸法の関係)を示
す特性図である。縦軸に、転写されるパターンの幅(ラ
イン寸法(nm))がとられ、横軸に、デフォーカス
(μm)がとられている。
の「Prolith/2 ver.6」を用い、ステッ
パ露光装置として、縮小率が1/4、NAが0.75、
σが0.75で、2/3輪帯照明(有効光源の中央2/
3を遮光)のKrFエキシマレーザー露光装置を使用し
た。プロセス条件として、Si基板上に形成されるレジ
スト膜の膜厚を0.42μmとし、反射防止膜の膜厚を
0.08μmとした。フォーカスの設定は、レジスト膜
の厚の中央に焦点面が位置するときをデフォーカス=0
μmとし、半導体基板が投影レンズに近づくように移動
した場合を「+」方向、反対に半導体基板が投影レンズ
から遠ざかるように移動した場合を「−」方向とした。
図1に示したレチクルを使用した実施例、「−□−」で
示した曲線は比較例であって、半透明領域の無い単純な
孤立ラインよりなるレチクルを使用している。
i基板(ウェーハ)上に形成するセル内のパターンのラ
イン寸法を125nmとし、周辺パターン(ゲートパタ
ーン)のライン寸法を160nmとする。比較例の場合
は、レチクル上でのゲートパターンのライン寸法は、ウ
ェーハ上で160nmとするために、192nmとし
た。一方、実施例の場合は、レチクル上でのゲートパタ
ーンのライン寸法は、ウェーハ上で160nmとするた
めに、172nmとした。
ウェーハ上でのライン寸法が160nmとなるフォーカ
ス位置(デフォーカス=−0.1μm)の前後で、ライ
ン寸法が大きく変化し、フラットな特性を得られない。
このため、どうしてもゲートパターンの寸法精度が悪く
なる。これに対して、実施例の場合は、フォーカス位置
(デフォーカス=−0.1μm)の前後で、ライン寸法
はあまり大きく変化しない。これは、図1に示した半透
明パターン3(補助パターン)によりフォーカス特性が
変化し、焦点深度が拡大されためである。
焦点深度の拡大効果は密集パターンに対しても有効であ
る。図3中、「−○−」で示した曲線はセル内の密集パ
ターン(ライン寸法は125nm)についての、ライン
寸法とデフォーカスの関係を示すものである。この場合
も、フォーカス位置(デフォーカス=−0.1μm)の
前後で、ライン寸法はあまり大きく変化せず、フラット
な特性を得られている。
および補助パターンによるフォーカス特性の変化の利用
については、前述した特開平10-123692号公報に記載の
フォトマスク(図15参照)においても行われている。
本実施形態では、以下に説明するような特徴的な構造を
採用することで、前述の課題で説明した各問題(1)〜
(4)を解決するとともに、最も簡便的にそのような補
助パターンの利用の効果が得られるようにしている。
過率をより低くすることで、より大きな焦点深度拡大効
果を得られる。特開平10-123692号公報に記載のフォト
マスクでは、より大きな焦点深度拡大効果を得るため
に、補助パターンの透過率を15%に設定している。し
かしながら、補助パターンである半透明パターン3は、
それ自体がウェーハ25上に転写されないようにする必
要があり、そのためには、半透明パターン3の透過率を
ある程度大きく設定する必要がある。このことから分か
るように、半透明パターン3の透過率については、焦点
深度の拡大とウェーハへの転写防止との間でトレードオ
フの関係にある。
効果との関係を詳細に調べたところ、シミュレーション
の条件にもよるが、位相差と透過率の範囲によっては、
通常の遮光パターンを用いる補助パターンと同等以上の
焦点深度は得られることが分かった。本実施形態では、
この知見に基づいて、焦点深度拡大効果については、通
常の遮光パターンを用いる補助パターンと同等以上とし
て半透明パターン3の透過率を十分高く設定すること
で、半透明パターン3がウェーハ25に転写されること
を確実に防止するように構成している。
明パターン3における透過光と透明領域12における透
過光との位相差が例えば30度で、その透過率を例えば
70%と高く設定している。このように半透明パターン
3における位相差をある程度持たせた上で、その透過率
を所定の値より高く設定すれば、ある程度の焦点深度拡
大効果を持たせつつ、半透明パターン3がウェーハ25
に転写されることを確実に防止することができる。この
構成によれば、半透明パターン3はライン寸法が大きく
なってもウェーハ25上に転写されることはないので、
半透明パターン3のサイズ、半透明パターン3とゲート
パターン1との間隔などに関する制約がなくなる。
(幅)によらずウェーハ25に転写されることのない好
適な透過率の範囲について説明する。図4〜図11に、
位相差を0〜90度の範囲で10度刻みに変化させたと
きの好適な透過率の範囲を示す。図4〜図11は、いず
れも上述の図3の例と同様のシミュレーション条件によ
り得られたフォーカス特性図で、縦軸に、転写されるパ
ターンの幅(ライン寸法(nm))がとられ、横軸に、
デフォーカス(μm)がとられている。また、各図に
は、透過率を30〜100%の範囲で10%刻みに変化
させた結果が示されている。
度とした場合のもので、透過率が30%と50〜60%
においてフラットな特性を得られている。透過率30%
で最もフラットな特性を得られているが、この場合は、
ウェーハ上に転写されるゲートパターンのライン寸法が
目的の寸法(160nm)から大きく外れてしまう他、
半透明パターンがそのライン寸法によってはウェーハ上
に転写されることになる。透過率50〜60%では、フ
ラットな領域は透過率30%の場合に比べて小さいもの
の、目的のライン寸法を得られている。また、この透過
率50〜60%の範囲では、半透明パターンはそのライ
ン寸法によらずウェーハ上に転写されることがないこと
が実験的に得られている。
0度とした場合のもので、上記図4に示したものと同
様、透過率が30%と50〜60%においてフラットな
特性を得られている。ここでも、透過率30%の場合
は、ウェーハ上に転写されるゲートパターンのライン寸
法が目的の寸法(160nm)から大きく外れてしまう
他、半透明パターンがそのライン寸法によってはウェー
ハ上に転写されることになる。また、透過率50〜60
%の場合は、目的のライン寸法を得られており、この透
過率の範囲では、半透明パターンはそのライン寸法によ
らずウェーハ上に転写されることがないことが実験的に
得られている。
0度とした場合のもので、透過率が30%と60〜70
%においてフラットな特性を得られている。ここでも、
透過率30%の場合は、ウェーハ上に転写されるゲート
パターンのライン寸法が目的の寸法(160nm)から
大きく外れてしまう他、半透明パターンがそのライン寸
法によってはウェーハ上に転写されることになる。一
方、透過率60〜70%の場合は、目的のライン寸法を
得られており、この透過率の範囲では、半透明パターン
はそのライン寸法によらずウェーハ上に転写されること
がないことが実験的に得られている。
0度とした場合のもので、透過率が40%と60〜70
%においてフラットな特性を得られている。透過率40
%の場合は、ウェーハ上に転写されるゲートパターンの
ライン寸法が目的の寸法(160nm)から大きく外れ
てしまう他、半透明パターンがそのライン寸法によって
はウェーハ上に転写されることが懸念される。一方、透
過率60〜70%の場合は、目的のライン寸法を得られ
ており、この透過率の範囲では、半透明パターンはその
ライン寸法によらずウェーハ上に転写されることがない
ことが実験的に得られている。
0度とした場合のもので、透過率が40〜50%と70
〜80%においてフラットな特性を得られている。透過
率40〜50%の場合は、ウェーハ上に転写されるゲー
トパターンのライン寸法が目的の寸法(160nm)か
ら大きく外れてしまっている。一方、透過率70〜80
%の場合は、目的のライン寸法を得られており、この透
過率の範囲では、半透明パターンはそのライン寸法によ
らずウェーハ上に転写されることがないことが実験的に
得られている。
0度とした場合のもので、透過率が50〜60%と90
〜100%においてフラットな特性を得られている。透
過率50〜60%の場合は、ウェーハ上に転写されるゲ
ートパターンのライン寸法が目的の寸法(160nm)
から大きく外れてしまっている。一方、透過率90〜1
0%の場合は、目的のライン寸法を得られており、この
透過率の範囲では、半透明パターンはそのライン寸法に
よらずウェーハ上に転写されることがないことが実験的
に得られている。
れぞれ、位相差を60度、70度とした場合のものであ
る。いずれの場合も、ウェーハ上に転写されるゲートパ
ターンのライン寸法が目的の寸法(160nm)から大
きく外れてしまっている。この結果から、位相差が60
度を超えた場合には、透過率に関係なくウェーハ上に転
写されるゲートパターンのライン寸法が目的の寸法(1
60nm)から大きく外れてしまうことが予想される。
の好適な透過率以下の表のようなこととなる。
する。図12は図1に示したレチクルの作製手順の一例
を示す図で、(a)〜(f)は、一連の作製工程を示す
断面工程図である。
英よりなる透明基板31上に、膜厚が15nmの酸化ス
ズよりなる半透明膜32、膜厚が75nmのMoSiO
Nよりなる半透明膜33、クロムまたは酸化クロムより
なる遮光膜34を順次成膜し、さらにその上にレジスト
膜35を全面に塗布する。そして、ゲートパターン(図
1のゲートパターン3)を含む半導体基板上に転写され
るメインパターンのマスク描画を行う。このマスク描画
は、通常のフォトマスクの作製において行われるメイン
パターンのマスク描画と同じである。
ク描画により露光されたレジスト膜35に所定の現像処
理を施してメインパターンに対応するレジストパターン
を形成し、このレジストパターンをマスクにして遮光膜
34および半透明膜33をエッチングにより除去する。
スト膜35を完全に剥離した後、新たなレジスト膜3
5’を全面に塗布する。そして、レジスト膜35’に透
明領域(図1の透明領域12)のマスク描画を行う。こ
のマスク描画は、通常のフォトマスクの作製において行
われるメインパターンのマスク描画と同じである。
ク描画により露光されたレジスト膜35’に所定の現像
処理を施してレジストパターンを形成し、このレジスト
パターンをマスクにして半透明膜32をエッチングによ
り除去する。
膜34を部分的に除去し、最後に、図5(f)に示すよ
うに、レジスト膜35’を完全に剥離して図1に示した
レチクルを得る。
描画で形成される、半導体基板上に転写されるパターン
とは、ゲートパターン以外の重ね合わせマーク、重ね合
わせチェックマーク等のデバイス機能以外に半導体製造
で必要なパターンも含んでいる。この部分は遮光膜34
および半透明膜32、33がともに残った状態となって
いる。遮光膜34は、通常のフォトマスクに使用されて
いる構造および膜厚でも良いが、膜厚をそれより薄くす
ることもできる。遮光膜34の下にある半透明膜32、
33はその透過率が6%であり、遮光膜34を合わせた
全体の透過率が0.1%以下であれば、露光特性上はほ
ぼ完全な遮光と見なせる。
ーン(ゲートパターン)に隣接ずる部分のみが透明領域
となっているが、通常、1μm以上の寸法の重ね合わせ
マーク等に半透明膜が残っても問題は生じない。
に使用されるデータについて具体的に説明する。
Design)上で作成したデータ(パターンのデータ)を
使用する。このCADデータの作成では、まず、ハーフ
トーン位相シフト領域(図1のハーフトーン位相シフト
領域11)とするCADデータ上の層を指定する。ここ
では、ゲートパターンの層のみを指定する。次いで、ゲ
ートパターンの層をリサイズして、透明領域の層を作成
する。ハーフトーン位相シフトマスクでは、マスクパタ
ーン寸法とウエーハ上における転写パターン寸法との間
でオフセットを入れるのが一般的であるが、ここでは、
ウエーハ上での転写パターン寸法が125nmであるラ
インパターンの、CAD上でのマスクパターン寸法を1
15nmとする、片側5nmのオフセット(ハーフトー
ン位相シフト用のマスクバイアス)を付加する。このと
き、透明領域形成のリサイズ量は0.1μmとする。ま
た、孤立パターンに近いゲートパターンには、光近接効
果補正(OPC:Optical Proximity Correction)を考
慮して、ウエーハ上での転写パターン寸法が160nm
となるように、CAD上でのマスクパターン寸法を17
2nmとする。このようにして作成したCADデータに
従ってマスク描画を行う。
モリセルアレイ周辺部に配置されるゲートパターンのよ
うな孤立パターンに適用したものであるが、メモリセル
アレイ部の密集パターンに対しても適用することができ
る。
ォトマスクの概略構成を説明するための図で、(a)は
平面図、(b)は(a)のA−A’断面図である。この
フォトマスクは、上述の図1に示したレチクルと同様、
投影露光装置(図2に示したステッパ露光装置など)に
おいて用いられるレチクルであって、メモリセルアレイ
部分(ライン・アンド・スペースパターン)に対応する
部分が模式的に示されている。
a〜1cは、いずれも同じライン寸法で、等間隔に設け
られている。ゲートパターン1cの側には、さらにゲー
トパターン1cに沿って補助パターンである半透明パタ
ーン3が形成されている。
ン1a〜1cはいずれも、図1に示したゲートパターン
と同様の構造のもので、透明基板31上に半透明膜3
2、33を順次積層した構造になっている。各ゲートパ
ターン1a〜1cの部分がそれぞれハーフトーン位相シ
フト領域11となっている。半透明パターン3も、図1
に示した半透明パターンと同様の構造で、半透明膜32
よりなり、この半透明パターン3の部分が半透明領域1
3となっている。各ハーフトーン位相シフト領域11お
よび半透明領域13のそれぞれの間には透明領域12
(透明基板101のみの部分)がある。
示したレチクルと同様、補助パターンである半透明パタ
ーン3で生じる位相差を利用してフォーカス特性の傾き
を補正することで、通常の遮光パターンを用いる補助パ
ターンと同等の焦点深度が得られるとともに、半透明パ
ターン3の透過率を高く設定して、半透明パターン3が
ウェーハに転写されることを確実に防止することができ
る。基本的には、半透明パターン3の透過率は、半透明
パターン3がそのライン寸法によらずウェーハに転写さ
れることのない範囲に設定する。
立パターンまたは密集パターンに適用したものである
が、本発明は、これに限定されるものではない。例え
ば、広範囲なピッチのラインパターンにも適用すること
ができる。
ーンを、ピッチが260nmから孤立となる範囲にわた
って変化するように複数本形成した場合の光近接効果
(OPC)の簡便な補正について説明する。
2/3輪帯照明とする。また、半透明膜の透過率は70
%でその位相差は25度とする。図14に、ライン幅が
100nmのラインパターンを、ピッチが260nmか
ら孤立となる範囲にわたって変化するように複数本形成
したレチクルを用い、一番密なピッチ260nmのパタ
ーンに露光量を合わせたときの、ライン寸法とピッチの
関係を示す。図14中、「−●−」で示した線はOPC
処理をかけた実施例(本発明のもの)、「−□−」で示
した線はOPC処理を欠けていない比較例である。
寸法のマスクであってもピッチによりウエーハ上での転
写寸法は30nm程度変化している。一方、OPC処理
を欠けた実施例(本発明)のものは、ラインパターンを
80nmリサイズして透明領域データを作製して、遮光
領域に接する周辺を透明領域にし、さらにその周辺を半
透明領域としている。この実施例の場合は、パターンの
ピッチによりその間にできる半透明領域の幅が変化する
ことになるため、各ピッチで半透明膜の効果の程度が変
化して転写されるライン寸法のピッチ依存性を低減する
ことができている。このように、本実施例の条件によれ
ば、ピッチ依存性が10nm程度に低減される。
ば、補助パターン(図1、図14の半透明パターン3)
はライン寸法が大きくても、半導体基板(ウェーハ)側
に転写されることはない。このため、補助パターンの作
製のために特別な微細パターンの加工や高精度な加工は
必要なく、また、補助パターンの配置に焦点深度の拡大
効果と転写性の関係を考慮したり、隣接するメインパタ
ーンとの関係を考慮したりする必要もない。よって、補
助パターンの作製にあたっては、ゲートパターンをリサ
イズして透明領域のデータを作成するだけの工数増加に
押さえることができる。
マスク作製上の精度を考慮して微少図形の削除を行う場
合もある。たとえば、ピッチ280nmのところで発生
する20nm幅の半透明領域(例えば、1/4倍のステ
ッパ露光で使用するマスクの場合であれば、マスク上で
80nmである。)は削除しないとマスク描画時にレジ
ストパターンが倒れてゴミとなる可能性もある。この場
合、ピッチ280nmは従来技術と同じ寸法になるが、
300nm以上の範囲では上述した本発明の特徴による
効果は同じである。
補助パターンの設計において、ライン寸法や隣接するメ
インパターンとの位置関係を考慮する必要がないので、
従来の場合と比べて設計工数が少なく、また、設計上の
自由度も高い、という効果がある。
構成を説明するための図で、(a)は平面図、(b)は
(a)のA−A’断面図である。
装置の概略構成図である。
ーカス特性を説明するための特性図である。
を30〜100%の範囲で10度刻みに変化させたとき
の補助パターンによるフォーカス特性を説明するための
特性図である。
率を30〜100%の範囲で10度刻みに変化させたと
きの補助パターンによるフォーカス特性を説明するため
の特性図である。
率を30〜100%の範囲で10度刻みに変化させたと
きの補助パターンによるフォーカス特性を説明するため
の特性図である。
率を30〜100%の範囲で10度刻みに変化させたと
きの補助パターンによるフォーカス特性を説明するため
の特性図である。
率を30〜100%の範囲で10度刻みに変化させたと
きの補助パターンによるフォーカス特性を説明するため
の特性図である。
率を30〜100%の範囲で10度刻みに変化させたと
きの補助パターンによるフォーカス特性を説明するため
の特性図である。
過率を30〜100%の範囲で10度刻みに変化させた
ときの補助パターンによるフォーカス特性を説明するた
めの特性図である。
過率を30〜100%の範囲で10度刻みに変化させた
ときの補助パターンによるフォーカス特性を説明するた
めの特性図である。
図で、(a)〜(f)は、一連の作製工程を示す断面工
程図である。
概略構成を説明するための図で、(a)は平面図、
(b)は(a)のA−A’断面図である。
ピッチの関係を示す図である。
ォトマスクの概略構成を模式的に示す図で、(a)は平
面図、(b)は(a)のA−A’断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 転写対象面に露光転写されるメインパタ
ーンと、 前記メインパターンに沿って設けられた補助パターン
と、 前記メインパターンと前記補助パターンの間に設けられ
た透明領域とを有し、 前記補助パターンは、当該補助パターンを透過した光と
前記透明領域を透過した光との位相差が所定の範囲に設
定され、かつ、透過率が、当該補助パターンがそのライ
ン寸法および前記メインパターンからの距離に関係なく
前記転写対象面に転写されない範囲に設定されているこ
とを特徴とするフォトマスク。 - 【請求項2】 前記位相差が0度〜50度の範囲である
ことを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。 - 【請求項3】 前記位相差が0度〜10度の範囲で、前
記透過率が50%〜60%の範囲であることを特徴とす
る請求項2に記載のフォトマスク。 - 【請求項4】 前記位相差が20度〜30度の範囲で、
前記透過率が60%〜70%の範囲であることを特徴と
する請求項2に記載のフォトマスク。 - 【請求項5】 前記位相差が40度で、前記透過率が7
0%〜80%の範囲であることを特徴とする請求項2に
記載のフォトマスク。 - 【請求項6】 前記位相差が50度で、前記透過率が9
0%〜100%の範囲であることを特徴とする請求項2
に記載のフォトマスク。 - 【請求項7】 前記メインパターンは、所定の寸法のラ
インが一定のピッチで複数本設けられた密集パターンで
あり、該密集パターンの回りに前記補助パターンが形成
されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか
1項に記載のフォトマスク。 - 【請求項8】 前記メインパターンが孤立パターンであ
ることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記
載のフォトマスク。 - 【請求項9】 前記補助パターンのライン寸法が前記メ
インパターンより大きいことを特徴とする請求項1から
6のいずれか1項に記載のフォトマスク。
Priority Applications (1)
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Publication Number | Publication Date |
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Country | Link |
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-
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- 2002-04-12 JP JP2002110537A patent/JP2003302739A/ja active Pending
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