JP2003301821A - 棚 板 - Google Patents
棚 板Info
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- JP2003301821A JP2003301821A JP2002110481A JP2002110481A JP2003301821A JP 2003301821 A JP2003301821 A JP 2003301821A JP 2002110481 A JP2002110481 A JP 2002110481A JP 2002110481 A JP2002110481 A JP 2002110481A JP 2003301821 A JP2003301821 A JP 2003301821A
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Abstract
えること。 【解決手段】 複数枚の帯状単体3を並列させると共に
隣接する帯状単体3どうしを連結具10で連結して成る
棚板であって、各帯状単体3は、天板部4とその左右両
側辺から垂下する左右両側板部5、及び天板部4と側板
部5との間の角部に沿って形成されたスリット状連結用
孔9を備え、連結具10は、帯状単体間で互いに隣接す
る2つの前記スリット状連結用孔9に下向きに挿入可能
で帯状単体3間で互いに隣接する2枚の前記側板部5を
挟む一対の挟持板部11a,11bを備えた倒立U形板
から成るもので、当該一対の挟持板部11a,11bに
は、互いに隣接する両帯状単体3の天板部4の下側に突
出する抜け止め部12a,12bが設けられた構成。
Description
設して棚を構成するのに使用される棚板、特に複数枚の
帯状単体を並列させると共に隣接する帯状単体どうしを
連結具で連結して成る棚板に関するものである。
2916号公報に記載されたもの(以下、従来構造とい
う)が知られている。この従来構造の棚板では、併用さ
れる連結具は、隣接する2つの帯状単体が互いに離間す
るのを防止することは出来るが、隣接する2つの帯状単
体の下方への撓み量が負荷(荷重)の違いで異なるため
に、両帯状単体間に段差が生じるのを防止することがで
きない。しかもその連結具は、2部品からなるものでコ
スト高になるばかりでなく、その装着も、棚板構成用の
帯状単体をその両端部で互いに連結一体化する前、即
ち、帯状単体を並列させるときに同時に連結具を組み付
けなければならず、手間がかかる欠点があった。
来の問題点を解消し得る棚板を提供することを目的とす
るものであって、その手段を後述する実施形態の参照符
号を付して示すと、複数枚の帯状単体3を並列させると
共に隣接する帯状単体3どうしを連結具10で連結して
成る棚板2であって、各帯状単体3は、天板部4とその
左右両側辺から垂下する左右両側板部5、及び天板部4
と側板部5との間の角部に沿って形成されたスリット状
連結用孔9を備え、連結具10は、帯状単体3,3間で
互いに隣接する2つの前記スリット状連結用孔9に下向
きに挿入可能で帯状単体3間で互いに隣接する2枚の前
記側板部5を挟む一対の挟持板部11a,11bを備え
た倒立U形板から成るもので、当該一対の挟持板部11
a,11bには、互いに隣接する両帯状単体3の天板部
4,4の下側に突出する抜け止め部12a,12bが設
けられた構成となっている。
記連結具10の抜け止め部12a,12bは、互いに隣
接する両帯状単体3の天板部4下に上向き先端が隣接す
る斜め上向きの弾性舌片14から構成することが出来
る。この場合、当該抜け止め用弾性舌片14は、前記一
対の挟持板部11a,11bに形成された門形切込み1
3で囲まれた部分を外側へ斜め上向きに折曲させて構成
することが出来る。
体3の側板部5の外側面位置に達するように形成し、前
記連結具10の上端Uターン部17を、帯状単体3間で
互いに隣接する2つのスリット状連結用孔9間に嵌まり
込ませて、帯状単体3の天板部4の表面から上方に突出
しないように構成するのが望ましい。この構成を採用す
る場合、前記連結具10の一対の挟持板部11a,11
bは、その中間高さ位置に、帯状単体3間で互いに隣接
する2枚の側板部5の全体の板厚Tと略同一かそれより
狭いくびれ部15を形成すると共に、当該くびれ部15
から挟持板部11a,11bの先端までの間に先端側ほ
ど広がった導入部16を形成するように、屈曲させるこ
とが出来るし、又、前記一対の挟持板部11a,11b
の先端間の間隔は、帯状単体3間で互いに隣接する2枚
の側板部5の全体の板厚Tより大きいが、帯状単体3間
で互いに隣接する2つの前記スリット状連結用孔9の内
側辺間の間隔Dより小さくすることが出来る。
付図に基づいて説明すると、図1は、本発明の棚板で構
成される棚の一例を示しており、1A,1Bは棚両端の
側枠であり、この両側枠1A,1B間に上下複数断に本
発明の棚板2が架設されている。各棚板2の両端の支持
方法は、従来周知の手段が採用される。而して、各棚板
2は、図2に示すように、並列する複数枚の帯状単体3
(図示例では3枚の帯状単体3)から構成される。
に、天板部4とその左右両側辺から垂下する左右両側板
部5、当該左右両側板部5の下辺から内向きに延出する
リップ部6、両リップ部6の内側辺から天板部4の裏面
側に向かって直角に立ち上がる立ち上がり板部7とを備
えると共に、前記天板部4には、その長さ方向に連続し
且つ天板部4の裏面側に突出するリブ8a〜8dが形成
されたもので、帯状鉄板のロール加工によって一体成形
することが出来るものである。前記リブ8a〜8dとし
ては、図示のように天板部4の表面から凹入する断面略
V字形のリブを形成することが出来るが、このリブのV
字形両側壁部を互いに重ね合わせたような、天板部4の
表面側から見て凹入する溝状空間を実質的に持たない断
面I型のリブであっても良いし、両側壁部が平行で底部
が円弧状の断面U字形のリブであっても良い。
との間の角部には、長さ方向適当間隔おきにスリット状
連結用孔9が設けられている。この連結用孔9は、図4
Bに示すように、帯状単体3の側板部5の外側面位置に
達するように形成することにより、当該連結用孔9内に
側板部5の切欠き端面5aを露出させている。図示例で
は、連結用孔9内に露出する側板部5の切欠き端面5a
が天板部4の裏面より若干下になるように構成している
が、この側板部5の切欠き端面5aと天板部4の表面と
の間の段差は、後述する連結具の構成板材の板厚より薄
くならないように構成すれば良く、例えば、側板部5の
切欠き端面5aが天板部4の裏面と同一レベルとなるよ
うに構成することが出来る。
記の帯状単体3を複数枚(図示例では3枚)並列させて
構成するものであるが、このとき、隣り合う2枚の帯状
単体3,3が前記連結用孔9を利用して装着される連結
具10によって互いに連結される。この連結具10は、
図6に示すように、一対の挟持板部11a,11bを備
えたバネ鋼板製の倒立U形板から成るもので、当該一対
の挟持板部11a,11bには抜け止め部12a,12
bが設けられている。
bは、一対の挟持板部11a,11bに形成された門形
切込み13で囲まれた部分を外側へ斜め上向きに折曲さ
せて成る弾性舌片14から構成されている。而して、一
対の挟持板部11a,11bは、図7Bに示すように帯
状単体3,3間で互いに隣接する2枚の側板部5,5の
全体の板厚Tと略同一かそれより狭いくびれ部15を中
間高さ位置に形成すると共に、当該くびれ部15から挟
持板部先端までの間に先端側ほど広がった導入部16を
形成するように、左右対称形に屈曲させている。又、一
対の挟持板部11a,11bの先端間の間隔は、図7B
に示すように帯状単体3,3間で互いに隣接する2枚の
側板部5,5の全体の板厚Tより大きいが、帯状単体
3,3間で互いに隣接する2つの連結用孔9,9の内側
辺間の間隔Dより小さい。従って、一対の挟持板部11
a,11bの先端間の間隔を弾性に抗して狭めたり広げ
たりすることなく、当該一対の挟持板部11a,11b
を、帯状単体3,3間で互いに隣接する2つの連結用孔
9,9内に上から振り分け状に容易に挿入することが出
来る。又、一対の抜け止め部12a,12b(弾性舌片
14)の先端間の間隔Lは、抜け止めである以上当然で
あるが、図7Bに示すように帯状単体3,3間で互いに
隣接する2つの連結用孔9,9の内側辺間の間隔Dより
大きい。
に示すように、棚板2を構成する各帯状単体3間に於い
て互いに隣接する連結用孔9,9に両挟持板部11a,
11bを上から挿入するが、その挿入途中で左右一対の
弾性舌片14の外側面が前記連結用孔9,9の側縁(帯
状単体3の側板部5に対し内側の側縁)に接することに
なるので、この段階から連結具10を下向きに強く押圧
して、左右一対の弾性舌片14を互いに接近する内側へ
弾性変形させながら連結具10を両連結用孔9,9に挿
入する。而して、左右一対の弾性舌片14が完全に両連
結用孔9,9から下に入り込んだとき、両弾性舌片14
が外側へ弾性復帰し、連結具10の装着が完了する。こ
のとき、両弾性舌片14の先端、即ち、抜け止め部12
a,12bが連結用孔9,9の側縁を弾くことになるの
で、パチンと音がして作業者はその状態、即ち、左右一
対の抜け止め部12a,12bが連結用孔9,9の下側
に達した連結具装着完了状態を確実に感じ取ることが出
来る。
ように、隣り合う両帯状単体3,3間に連結具10を装
着することにより、両帯状単体3,3の互いに隣接する
側板部5,5が、連結具10の一対の挟持板部11a,
11bのくびれ部15で挟まれ、互いに連結される。
又、この連結具10の使用状態に於いて、連結用孔9,
9に対して連結具10が上方に移動することは、両弾性
舌片14の先端、即ち、抜け止め部12a,12bが各
帯状単体3,3の天板部4の裏面に当接することにより
阻止されるので、連結具10が上方に抜けて外れる恐れ
はない。更に、隣り合う両帯状単体3,3の内、一方の
帯状単体3が他方の帯状単体3に対して下がるように撓
もうとしたとき、図9Bに示すように、両抜け止め部1
2a,12b(弾性舌片14)の内、下がろうとする帯
状単体3側の抜け止め部12aが当該下がろうとする帯
状単体3の天板部4の裏面に当接し、この連結具10自
体は、両挟持板部11a,11bを繋ぐ上端Uターン部
17が他方の帯状単体3の側板部5の切欠き端面5aで
受止められているので、結局、下がろうとする帯状単体
3は連結具10を介して他方の帯状単体3で受止めら
れ、その下方への撓み変形が阻止され、両帯状単体3,
3間に許容限度を超える大きな段差が生じることはな
い。
す必要が生じたときは、帯状単体3,3の裏側から連結
具10の一対の弾性舌片14を指先等で弾性に抗して挟
み付けて、一対の抜け止め部12a,12b間の間隔を
隣接する連結用孔9,9の内側辺間の間隔D(図7B参
照)より狭めることにより、両連結用孔9,9から上方
へ抜き取ることが出来る。
使用することができるものであって、係る本発明の棚板
は、並列して当該棚板を構成する帯状単体を互いに隣接
するものどうし連結具で連結したものであるが、当該連
結具は、帯状単体間で互いに隣接する2つのスリット状
連結用孔に一対の挟持板部を上から挿入して隣接する帯
状単体間に跨がらせると共に、その抜け止め部を両帯状
単体の天板部下側に入り込ませるものであるから、この
連結具の装着状態では、隣接する両帯状単体の許容限度
を超える上下方向の相対移動を防止出来る。従って、並
列する複数枚の帯状単体の内、特定の帯状単体のみに荷
重が集中するような状況に於いても、当該帯状単体が隣
接する帯状単体よりも大きく下に撓んで段差が生じると
いうようなことがなくなり、常に平坦な棚板表面を確保
することが出来る。
に隣接する2つのスリット状連結用孔に一対の挟持板部
を上から挿入するものであるから、予め帯状単体を並列
させると共にその長さ方向端部を棚受け等を介して支持
枠に支持させた状態、即ち、棚板として所定位置に組み
込んだ後からでも必要に応じて連結具を組み付け、当該
連結具による作用効果を得ることが出来る。
具の一対の挟持板部を帯状単体側のスリット状連結用孔
に挿入した際、両挟持板部に設けられた抜け止め部、即
ち、弾性舌片を前記連結用孔の側辺で容易に弾性変位さ
せて当該連結用孔を容易に通過させることが出来るの
で、連結具の装着が容易に行える。しかも、連結用孔を
通過した抜け止め部、即ち、弾性舌片は、帯状単体の天
板部の下側に上向き先端が隣接する斜め上向きの姿勢に
弾性復帰し、この姿勢では、連結具の上方への抜け出し
移動を強力に阻止出来るので、先に説明した帯状単体間
の段差発生を強力且つ確実に防止出来る。更に実施形態
に於いて説明したように、弾性舌片が連結用孔を通過し
たときの弾性復帰時の弾け音で作業者に連結具が所定位
置に確実に装着されたことを感覚的に知らしめることが
出来、連結具の確実な装着が容易に行える。
の抜け止め部、即ち、弾性舌片を別部材の取り付けで構
成するのではなく、一対の挟持板部に一体に形成するこ
とが出来、連結具の大幅なコストダウンを図ることが出
来る。
結用孔が天板部の側辺でその側板部より内側に形成され
るときのように、連結具装着時に当該連結具の上端Uタ
ーン部が帯状単体の天板部表面レベルより上に突出させ
ないで済み、棚板表面に突出する連結具の上端Uターン
部で荷が引っ掛かる不都合を回避出来る。この場合、請
求項5に記載の構成によれば、連結具の一対の挟持板部
を帯状単体間で隣接する2つのスリット状連結用孔へ挿
入することが容易になるにもかかわらず、当該一対の挟
持板部のくびれ部で帯状単体間で重なる2枚の側板部を
確実に挟ませることが出来、取り付けられた連結具のが
たつきを防止出来る。更に、請求項6に記載の構成によ
れば、連結具の一対の挟持板部を帯状単体間で隣接する
2つのスリット状連結用孔へ挿入することが一層容易に
なる。
る。
であり、B図は同一部省略側面図である。
同要部の拡大縦断側面図である。
は連結具の正面図である。
あり、B図は同縦断側面図である。
ある。
単体間の段差発生時の状態を示す縦断側面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】複数枚の帯状単体を並列させると共に隣接
する帯状単体どうしを連結具で連結して成る棚板であっ
て、各帯状単体は、天板部とその左右両側辺から垂下す
る左右両側板部、及び天板部と側板部との間の角部に沿
って形成されたスリット状連結用孔を備え、連結具は、
帯状単体間で互いに隣接する2つの前記スリット状連結
用孔に下向きに挿入可能で帯状単体間で互いに隣接する
2枚の前記側板部を挟む一対の挟持板部を備えた倒立U
形板から成るもので、当該一対の挟持板部には、互いに
隣接する両帯状単体の天板部の下側に突出する抜け止め
部が設けられている、棚板。 - 【請求項2】前記連結具の抜け止め部は、互いに隣接す
る両帯状単体の天板部下に上向き先端が隣接する斜め上
向きの弾性舌片から構成されている、請求項1に記載の
棚板。 - 【請求項3】前記連結具の抜け止め用弾性舌片は、前記
一対の挟持板部に形成された門形切込みで囲まれた部分
を外側へ斜め上向きに折曲させて構成された、請求項2
に記載の棚板。 - 【請求項4】前記スリット状連結用孔は、帯状単体の側
板部の外側面位置に達するように形成され、前記連結具
の上端Uターン部が、帯状単体間で互いに隣接する2つ
のスリット状連結用孔間に嵌まり込んで、帯状単体の天
板部表面から上方に突出しないように構成された、請求
項1〜3の何れかに記載の棚板。 - 【請求項5】前記連結具の一対の挟持板部は、その中間
高さ位置に、帯状単体間で互いに隣接する2枚の側板部
の全体の板厚と略同一かそれより狭いくびれ部を形成す
ると共に、当該くびれ部から挟持板部先端までの間に先
端側ほど広がった導入部を形成するように、屈曲させて
ある、請求項4に記載の棚板。 - 【請求項6】前記連結具の一対の挟持板部の先端間の間
隔は、帯状単体間で互いに隣接する2枚の側板部の全体
の板厚より大きいが、帯状単体間で互いに隣接する2つ
の前記スリット状連結用孔の内側辺間の間隔より小さ
い、請求項5に記載の棚板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002110481A JP4131373B2 (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 棚板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002110481A JP4131373B2 (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 棚板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003301821A true JP2003301821A (ja) | 2003-10-24 |
JP4131373B2 JP4131373B2 (ja) | 2008-08-13 |
Family
ID=29393613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002110481A Expired - Fee Related JP4131373B2 (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 棚板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4131373B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008198398A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Sony Corp | バックライト装置及び表示装置 |
-
2002
- 2002-04-12 JP JP2002110481A patent/JP4131373B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008198398A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Sony Corp | バックライト装置及び表示装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4131373B2 (ja) | 2008-08-13 |
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