JP2003301618A - 微気候配慮の植栽を備えた住宅システム - Google Patents

微気候配慮の植栽を備えた住宅システム

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JP2003301618A
JP2003301618A JP2002109212A JP2002109212A JP2003301618A JP 2003301618 A JP2003301618 A JP 2003301618A JP 2002109212 A JP2002109212 A JP 2002109212A JP 2002109212 A JP2002109212 A JP 2002109212A JP 2003301618 A JP2003301618 A JP 2003301618A
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Keiji Shimizu
敬示 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物外部の微気候形成機能を効率的かつ効果
的に利用した室内気候を形成することで、建物内部の室
内気候を良好に保ち、また住宅設備を補完し、住み手の
健康と環境問題にも配慮した、優れた生活環境を整備す
ること。 【解決手段】 高断熱性および熱容量の大きい建物T
と、その建物Tの周辺に配置された微気候配慮の植栽と
を備える。植栽は、住宅Tの南面に配置された落葉広葉
樹Aと住宅Tの北面に配置された屋敷林Bとを含む。住
宅Tの南側及び北側には開閉できる開口部12、13が
設けられている。住宅Tの屋根は反射率の高い屋根材3
で形成され、屋根面下部には排熱層4が設けられてい
る。屋根の妻面には排熱口6と屋根の桁側軒裏には外気
取入口7が設けられており、住宅Tの内装材はソイルセ
ラミックスや珪藻土で形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微気候と室内気候
に配慮した住宅システムに関する。
【0002】
【背景の技術】かつて資源エネルギーを利用できなかっ
た時代、伝統的住生活は四季の移り変わるこの風土にお
いて、自然を遮断しないでその中に調和して、むしろ四
季を楽しむ知恵を取り入れた住まいであった。人々は暑
さ寒さを少しでも和らげるために、敷地内に屋敷林や生
垣をつくり、樹木などを植えていた。樹木には周辺の気
候を緩和する微気候形成の機能があり、家のまわりにヒ
ューマンスケールの気候を作り上げていた。
【0003】図9に微気候と室内気候の関係を示す。建
物内部の室内気候は外部の微気候の条件に左右されてい
る。また、微気候は小気候に、小気候は中気候に影響を
受けている。つまり、それぞれの気候は入れ子の関係に
あり、例えば、日本に住む人々の生活環境は、地球上の
他の地域や宇宙空間とも密接につながっている。従っ
て、この微気候を有効利用することが望ましい。
【0004】しかし現代では、植栽が果たしてきた機能
が住宅設備などに置き換えられるようになり、主に審美
的な対象として据えられるようになった。見た目の美し
さといった審美的機能にウエイトが偏り、微気候形成機
能の役割が小さくなってしまった。その為、生活環境を
向上させる上での重要な役割である、微気候にはほとん
ど配慮されていない。
【0005】また、人間は他の生物と同様に気候風土に
合致するよう長い時間をかけて進化してきたが、最近の
住宅内のあまりにも変化のない均質な人工環境調整は生
物学的には不健康であるという指摘もされている。この
ような視点から、住宅の室内環境は空気調和など人工的
な手法での環境調整を主体として考えるのではなく、そ
の地域の気候風土の特性を活かした自然気候調節を主と
し、それだけではカバーしきれない夏の暑さ、冬の寒さ
に対して人工的な手段で補うことが、健康的な住まいづ
くりにつながる。
【0006】例えば、夏季において住宅の南面は日中、
直射日光が強く陽射しを遮りたいが、冬季は陽射しを取
り込み室内を暖かくしたいので、葉が落葉する落葉樹を
植栽することが望ましい。また、建物については、熱の
損失が少なく、室内温度をできるだけ一定に保てること
が、生活環境が良好にするうえで望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、建物
外部の微気候形成機能を効率的かつ効果的に利用した室
内気候を形成することで、建物内部の室内気候を良好に
保ち、また、住宅設備を補完し、住み手の健康と環境問
題にも配慮した、優れた生活環境を整備することができ
る、微気候配慮の植栽を備えた住宅システムを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、高断熱性およ
び熱容量の大きい建物と、その建物の周辺に配置された
微気候配慮の植栽とを備え、その植栽は、建物の南面に
配置された落葉広葉樹と、建物の北面に配置された常緑
樹とを含み、建物の南側及び北側には開閉できる開口部
が設けられている構成を採用した。
【0009】このような本発明によれば、建物外部の微
気候形成機能を効率的かつ効果的に利用した室内気候を
形成することで、建物内部の室内気候を良好に保ち、ま
た住宅設備を補完し、住み手の健康と環境問題にも配慮
した、優れた生活環境を整備することができる。
【0010】即ち、高断熱性および熱容量の大きい建物
は、熱しにくく、また冷めにくい性質があり、外気の変
動に対して室温が極端に左右されることなく、夏涼しく
冬暖かい室内環境を形成することができる。さらに建物
の南面に配置された落葉広葉樹と、建物の北面に配置さ
れた常緑樹は、室内気候を形成する元になる微気候を効
果的に利用することができる。落葉広葉樹は建物南面か
らの日射調節を行い、また樹木の葉が陽射しを受け蒸散
作用が盛んになり、光合成が形成される。このため、温
気の上昇流が発生するので室内の気温上昇を防ぐことが
できる。
【0011】また建物の北面は日陰であり、地表面の冷
放射による滞留した冷気がある。北面に配置された常緑
樹からは冷気の下降流が発生し、空気密度の低くなった
南面へ冷気が引き込まれ、建物の南側の開口部から室内
に涼風が吹き込まれるようになる。このため、微気候を
有効的に利用した室内気候を形成することができる。
【0012】前記建物の屋根は反射率の高い屋根材で形
成され、建物の屋根面下部には排熱層が設けられている
ことが望ましい。このように構成した場合、屋根面にあ
たる日射を効率よく反射することになり、屋根面からの
日射による熱伝導を防ぐことができる。また、屋根面下
部に排熱層を設けることにより、熱くなった屋根面から
放射された熱をすばやく外気に放出することになる。
【0013】前記建物の屋根の妻面には排熱口が設けら
れ、建物の屋根の桁側軒裏には外気取入口が設けられて
いることが望ましい。このように構成した場合、建物の
小舎裏排熱効果がある。特に高気密住宅においては、夏
季の小舎裏温度は50〜60℃まで高温になるため、屋
根の桁側軒裏の外気取入口から外気を取り込み、妻面の
排熱口で高温な空気を抜くことができるため、室内温度
を一定に保ち、エアコンなどの資源エネルギーの使用量
を抑え、環境面にも配慮した室内環境を形成することが
できる。
【0014】前記建物の内装材はソイルセラミックスま
たは珪藻土の少なくとも一方で形成されていることが望
ましい。このように形成した場合、室内の湿度と温度を
一定に保つことができる。人間の体の約60%は水分で
あり、健康的で快適な相対湿度であるといわれている4
0〜60%を保つことができるため夏のエアコンや冬の
暖房などの資源エネルギーの使用量を抑え、環境面と健
康面に配慮した室内環境を形成することができる。
【0015】前記植栽の一部が屋敷林を含むことが望ま
しい。このように植栽した場合、地域の気候特性や風向
きによって植栽した常緑樹が、高生垣となり防風及び風
の誘因効果に良好に作用する。特に建物の日陰に植栽し
た際は、冷気の下降流により室内に風を誘因することが
でき、室内気候に良好な形態とすることができる。ま
た、冬季や季節風が強い際には防風効果に良好である。
【0016】乾燥寒暖地域に建設された建物では、外壁
面積が最小限に近づくように設計された平面正方形に近
い形状であることが望ましい。このように形成した場
合、建物の外壁面積が小さいため熱の損失が少なくなり
エネルギー効率に良好である。特に寒さの厳しい地域で
は断熱化を行うための最も有効な手段となり室内環境を
快適な状態に保つことができる。
【0017】高温多湿地域に建設された建物は、東西に
長く形成されていることが望ましい。このように形成し
た場合、建物が横長の形態となり南北の風を室内に誘因
するため、通風効果に良好な形態とすることができ、室
内気候を快適な状態に保つことになる。さらに、夏季の
エアコンなどの資源エネルギーの使用を抑えることにも
なるため、環境面にも配慮した建物を形成することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る微気
候と室内気候の関係を示す正面図である。
【0019】この実施の形態では、高断熱性および熱容
量の大きい建物と、その建物の周辺に配置された微気候
配慮の植栽とを備えている住宅システムを例に示す。
【0020】図1に示すように、2階建ての建物(以
下、住宅という)Tは、敷地11の中に建てられてい
る。また壁面には開閉できる開口部12、13を備えて
おり、屋根の形態は切妻屋根10となっている。住宅T
からみた南面には天蓋形の形態をした高木の落葉広葉樹
Aが植栽されている。落葉広葉樹Aは夏季に葉が茂るた
め葉が太陽光8を遮ることになり、日射遮蔽を効果的に
行うことができる。また、冬季には葉が落葉するので日
射取得を行うことが可能である。さらに樹木の葉が太陽
光8を受け蒸散作用が盛んになり、光合成が活発化さ
れ、温気の上昇流が発生するため住宅Tの室内の気温上
昇を防ぐことになる。
【0021】住宅Tからみた北面には高木の屋敷林Bが
植栽されている。屋敷林Bは葉の密な常緑樹であり、住
宅Tに寄せて植栽されている。住宅Tの北面は日陰であ
り、地表面の冷放射による滞留した冷気がある。そして
屋敷林Bから冷気の下降流が発生するため、空気密度の
低くなった住宅Tの南面へ冷気が引き込まれ、風9が開
口部12より室内を通り、開口部13に向けて吹き抜け
る構造となっている。また、屋敷林Bは葉の密な高木で
あるため冬季においての防風効果もある。従って、微気
候を有効に利用した室内気候を形成することができる。
また、この例では北面に屋敷林Bを植栽しているが地域
の気候特性と風向きに考慮して東西面に植栽することも
できる。
【0022】住宅Tは高断熱性で熱容量の大きいコンク
リート構造となっているため、外気の変動に対して室温
の変化が小さい。これはコンクリートに蓄えられた1℃
分の熱量は、コンクリートの1500倍もある体積の空
気を1℃高めることができるためである。つまり図2
(a)に示すように、住宅Tは熱容量が大きく断熱が良
い構造をしているので、時間の経過と比例して室温を一
定に保つことができる。これは図2(b)に示すよう
に、暖房を停止してからの室温の変化を見てみると、変
化の割合が小さく室温が安定しているということがわか
る。
【0023】また図3(a)に示すのは、対照的に熱容
量が小さく、断熱が悪い構造をした住宅であり、図3
(b)のグラフでは暖房を停止してからの室温の変化の
割合が大きく、室温が安定していないことがわかる。従
って、高断熱性で熱容量の大きい住宅Tは、室温安定効
果により室内気候を良好な状態とすることができる。
【0024】住宅Tの屋根は図4に示すように、反射率
の高い屋根材3で形成され、屋根面下部には排熱層4が
設けられている。屋根材3は白銀色の屋根瓦で形成され
屋根面にあたる日射の80〜90%を反射することがで
きる。排熱層4は屋根材3と外壁5の間に設けられてお
り、熱くなった屋根面から放射された熱をすばやく外気
に放出することにより、室内熱環境の悪化を抑えること
ができる。特に日本においては、夏季、水平面に受ける
日射量は東西壁面の約2倍もあるために、エアコンの使
用低減にもつながり、環境面においても有効な手段であ
る。
【0025】図5に示すように、住宅Tの屋根は切妻屋
根で妻面には排熱口6が設けられ、住宅Tの屋根の桁側
軒裏には外気取入口7が設けられている。これは、現代
の高気密住宅において、夏季の小舎裏温度は50〜60
度まで高温になるため、天井1枚を隔てて、小舎裏では
大きな暖房をつけ室内では冷房をつけているような矛盾
することがおきているため、屋根の桁側軒裏の外気取入
口7から外気を取り込み、妻面の排熱口6で高温な空気
を抜くことにより、エアコンなどの資源エネルギーの使
用量を抑え、環境面に配慮した良好な室内環境を形成し
ている。
【0026】図6に示すように、住宅Tの床はソイルセ
ラミックスで形成され、壁は珪藻土で形成されている。
ソイルセラミックスは土、珪砂、石灰などを粉状にして
調合したもので、マンション等の気密性の高い住宅で
は、湿度が上昇しやすく、カビやダニの発生が問題とな
るので、ソイルセラミックスが水蒸気を吸出し、湿度調
整が可能である。また温度を一定に保つ効果もある。住
宅Tの床をソイルセラミックスで形成することにより、
健康的で快適な相対湿度であるといわれている40〜6
0%を保つことができるため冷暖房などの資源エネルギ
ーの使用量を抑え、環境面と健康面に配慮した室内環境
を形成することができる。
【0027】また、住宅Tの壁の内装材である珪藻土
は、太古に生息した植物プランクトンが堆積し、長い年
月の間に熱や圧力により有機物が分解して後に残った珪
藻殻を採取した天然素材で形成されている。珪藻土は木
材の壁に比べると吸湿能力が約2.5倍で放湿能力は
3.5倍ほどある。さらに、調湿効果以外にも断熱、保
温、脱臭、空気清浄、結露防止、吸音、防火性などのさ
まざまな効果がある。従って、冷暖房などの資源エネル
ギーの使用量を抑え、環境面と健康面に配慮した室内環
境を形成することができる。
【0028】図7(b)に示すように、住宅T2の外壁
面積は南北、東西の比率が1:1.56となっている。
これは日本においてほとんどの地域に適した形状である
が、特に温帯地域に適している。また図7(a)に示
す、住宅T1の外壁面積は南北、東西の比率が1:1.
1となっており、外壁面積が最小限に近づくように設計
された平面正方形に近い形状である。住宅の各部位から
熱が流出する割合(図8)は、外壁が最も多く全体の約
34%にもなる。しかし住宅T1では、外壁面積が小さ
いため熱の損失が少なくなりエネルギー効率に良好であ
る。特に乾燥寒暖地域では寒さが厳しく断熱化を行うた
めの最も有効な手段となり室内環境を快適な状態に保つ
ことができる。
【0029】図7(c)は、外壁面積は南北、東西の比
率が1:2.69となっている。これは高温多湿地域で
特に有効で建物が東西に長く形成されており南北の風を
室内に誘因するため、通風効果に良好な形態であり、室
内気候を快適な状態に保つことになる。さらに、夏季の
エアコンなどの資源エネルギーの使用を抑えることにも
なるため、環境面にも配慮した住宅を形成することがで
きる。このように、地域の気候特性に応じて住宅の形状
に配慮することで、快適な生活環境を形成することがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、建物外
部の微気候形成機能を効率的かつ効果的に利用した室内
気候を形成することで、建物内部の室内気候を良好に保
ち、また住宅設備を補完し、住み手の健康と環境問題に
も配慮した、優れた生活環境を整備することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る微気候と室内気候およ
び住宅と植栽の関係を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る住宅と熱容量・断熱
効果を示す正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る住宅と熱容量・断熱
効果を示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る住宅と屋根の断面図
である。
【図5】本発明の実施の形態に係る住宅と小舎裏を示す
斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るソイルセラミックス
使用時の相対湿度表を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る各地域における住宅
の形状を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る住宅の熱流出度を示
す正面図である。
【図9】微気候と室内気候の関係を示した図である。
【符号の説明】
3 屋根材 4 排熱層 5 外壁 6 排熱口 7 外気取入口 8 太陽光 9 風 10 切妻屋根 11 敷地 12 開口部 13 開口部 A 落葉広葉樹 B 屋敷林 T 住宅(建物) T1 住宅 T2 住宅 T3 住宅

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高断熱性および熱容量の大きい建物と、
    その建物の周辺に配置された微気候配慮の植栽とを備
    え、その植栽は、建物の南面に配置された落葉広葉樹
    と、建物の北面に配置された常緑樹とを含み、前記建物
    の南側及び北側には開閉できる開口部が設けられている
    ことを特徴とする、微気候配慮の植栽を備えた住宅シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の微気候配慮の植栽を備え
    た住宅システムにおいて、前記建物の屋根は反射率の高
    い屋根材で形成され、前記建物の屋根面下部には排熱層
    が設けられていることを特徴とする、微気候配慮の植栽
    を備えた住宅システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の微気候配慮の植栽を備え
    た住宅システムにおいて、前記建物の屋根の妻面には排
    熱口が設けられ、前記建物の屋根の桁側軒裏には外気取
    入口が設けられていることを特徴とする、微気候配慮の
    植栽を備えた住宅システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の微気候配慮の植栽を備え
    た住宅システムにおいて、前記建物の内装材はソイルセ
    ラミックスまたは珪藻土の少なくとも一方で形成されて
    いることを特徴とする、微気候配慮の植栽を備えた住宅
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の微気候配慮の植栽を備え
    た住宅システムにおいて、前記植栽の一部が屋敷林を含
    むことを特徴とする、微気候配慮の植栽を備えた住宅シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の微気候配慮の植栽を備え
    た住宅システムにおいて、乾燥寒暖地域に建設された前
    記建物では、外壁面積が最小限に近づくように設計され
    た平面正方形に近い形状であることを特徴とする、微気
    候配慮の植栽を備えた住宅システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の微気候配慮の植栽を備え
    た住宅システムにおいて、高温多湿地域に建設された前
    記建物では、東西に長く形成されていることを特徴とす
    る、微気候配慮の植栽を備えた住宅システム。
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