JP2003300617A - 移動設備および移動設備使用の棚設備 - Google Patents

移動設備および移動設備使用の棚設備

Info

Publication number
JP2003300617A
JP2003300617A JP2002107225A JP2002107225A JP2003300617A JP 2003300617 A JP2003300617 A JP 2003300617A JP 2002107225 A JP2002107225 A JP 2002107225A JP 2002107225 A JP2002107225 A JP 2002107225A JP 2003300617 A JP2003300617 A JP 2003300617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving
duct body
duct
carriage
driving force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002107225A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikiaki Ishiguro
幹朗 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2002107225A priority Critical patent/JP2003300617A/ja
Publication of JP2003300617A publication Critical patent/JP2003300617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 往復移動自在な移動体への駆動力の伝達を、
塵埃の発生を最小限として行える移動設備を提供する。 【解決手段】 一定の搬送経路40上で往復移動自在な
移動体33に駆動部35を設けた。移動体33と固定側
55の間に駆動力伝達手段を設けた。駆動力伝達手段は
複数に分けたダクト体41からなり、分割部分42,4
3を縦方向軸心45,47,49の周りに回動自在に連
結して、移動体33と固定側55の間に配設した。分割
部分42,43を縦方向軸心45,47,49の周りに
回動させることで、移動体33の移動時において、ダク
ト体41は床面上に対して摺接状に当接離間せず、以て
移動体33への駆動力の伝達を、塵埃の発生を最小限と
して行える。塵埃により物品Bに悪影響を及ぼす恐れが
なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばクリーン
室内で物品の移動を行うときなどに使用される移動設備
および移動設備使用の棚設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動設備としては、たと
えば特開平6−100163号に見られる台車使用の搬
送設備が提供されている。この従来構成は、大気室と別
雰囲気室とを仕切る壁体に通路が形成され、この通路は
シャッターにより開閉自在に構成されている。そして、
通路を通って大気室と別雰囲気室とに亘って走行可能な
台車が設けられ、この台車と大気室の床側との間にはケ
ーブルベア(登録商標)が設けられている。
【0003】この従来構成によると、シャッターを開動
させることで、通路を通して大気室と別雰囲気室とに亘
って台車を走行させ得、その際に台車側の走行駆動装置
には、ケーブルベアに組み込まれた動力ケーブルを介し
て動力が供給されるとともに、ケーブルベアに組み込ま
れた信号ケーブルを介して制御信号が与えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記した従来構
成によると、ケーブルベアは、側面視においてCの字状
(逆Cの字状)に配設されていることから、台車の走行
に伴って、床面上に対して摺接状に当接離間されること
になり、以て塵埃が発生することになる。この塵埃によ
り物品(荷)に悪影響を及ぼす恐れがあり、また別雰囲
気室がクリーン室のときにはクリーン度に悪影響を及ぼ
すことになる。
【0005】そこで本発明の請求項1記載の発明は、往
復移動自在な移動体への駆動力の伝達を、塵埃の発生を
最小限として行える移動設備を提供することを目的とし
たものである。
【0006】また請求項7記載の発明は、塵埃の発生を
最小限とした移動設備を使用した棚設備を提供すること
を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の移動設備は、一定の搬
送経路上で往復移動自在な移動体に駆動部が設けられ、
前記移動体と固定側との間に駆動力伝達手段が設けら
れ、この駆動力伝達手段は複数に分けられたダクト体か
らなり、分割部分が縦方向軸心の周りに回動自在に連結
されて、移動体と固定側との間に配設されていることを
特徴としたものである。
【0008】したがって請求項1の発明によると、分割
部分を縦方向軸心の周りに回動させることによって、移
動体の移動時においてダクト体は床面に対して摺接状に
当接離間することはなく、以て往復移動自在な移動体へ
の駆動力の伝達を、塵埃の発生を最小限として行える。
【0009】また本発明の請求項2記載の移動設備は、
上記した請求項1記載の構成において、駆動力伝達手段
は、移動体に対して縦方向軸心の周りに回動自在な第1
ダクト体部分と、固定側に対して縦方向軸心の周りに回
動自在な第2ダクト体部分とを有し、これらダクト体部
分の遊端間が縦方向軸心の周りに相対回動自在に連結さ
れていることを特徴としたものである。
【0010】したがって請求項2の発明によると、移動
体の移動に伴って、両ダクト体部分を縦方向軸心の周り
において、自動的にかつ好適に回動し得る。そして本発
明の請求項3記載の移動設備は、上記した請求項2記載
の構成において、移動体が一定の搬送経路における終端
の停止位置に達したとき、両ダクト体部分が余裕を持っ
て位置されていることを特徴としたものである。
【0011】したがって請求項3の発明によると、移動
体を反対側の停止位置側に移動させる際に、両ダクト体
部分を円滑に回動させ得る。さらに本発明の請求項4記
載の移動設備は、上記した請求項1〜3のいずれかに記
載の構成において、駆動力伝達手段の回動が、移動体の
幅内で行われることを特徴としたものである。
【0012】したがって請求項4の発明によると、搬送
経路の外側方に、駆動力伝達手段を回動させるためのス
ペースを不要とし得る。しかも本発明の請求項5記載の
移動設備は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の
構成において、移動体と固定側に対する駆動力伝達手段
の回動連結位置が、移動体の幅中心に対して一側寄りで
あることを特徴としたものである。
【0013】したがって請求項5の発明によると、移動
体を固定側とは反対側に移動させたとき、搬送経路にお
いては、移動体の幅中心に対して他側寄り部分に広めの
スペースを確保し得る。
【0014】また本発明の請求項6記載の移動設備は、
上記した請求項1〜5のいずれかに記載の構成におい
て、移動体に走行駆動装置が設けられ、ダクト体の回動
動作が走行駆動装置に干渉されることなく行われるよう
に構成されていることを特徴としたものである。
【0015】したがって請求項6の発明によると、走行
駆動装置を備えた移動体に対するダクト体の配設を容易
に行える。そして本発明の請求項7記載の移動設備使用
の棚設備は、一定の搬送経路上で往復移動自在な移動体
に駆動部が設けられ、前記移動体と固定側との間に駆動
力伝達手段が設けられ、この駆動力伝達手段は複数に分
けられたダクト体からなり、分割部分が縦方向軸心の周
りに回動自在に連結されて、移動体と固定側との間に配
設されて移動設備が構成され、前記搬送経路における移
動体の一方の停止位置側には、保管用棚装置と出し入れ
装置とが設けられ、この出し入れ装置によって、一方の
停止位置の移動体との間で物品の受け渡しが行えるよう
に構成されていることを特徴としたものである。
【0016】したがって請求項7の発明によると、塵埃
の発生を最小限とした移動設備を採用し得、そして出し
入れ装置と移動体とを介して、保管用棚装置に対して物
品の入出庫を行え、以て塵埃により物品に悪影響を及ぼ
す恐れがなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
クリーン室に配設された棚設備側への物品の搬入出に採
用した状態として、図に基づいて説明する。
【0018】図2〜図5に示すように、囲壁体1によっ
てクリーン室(一方の域の一例)5が形成され、そして
囲壁体1の外側にはセミクリーン室(他方の域の一例)
9が形成されている。前記クリーン室5は、クリーン手
段(図示せず。)などによって所定のクリーン度が保た
れるとともに、加圧によって所定の気圧が保たれてい
る。
【0019】前記クリーン室5内には、保管用棚装置1
1と出し入れ装置21とからなる2基(単数基または複
数基)の棚設備10が設けられている。すなわち、一対
の保管用棚装置11は通路7を置いて併設され、この通
路7内に出し入れ装置21が一定経路8上で往復走行可
能に配設されている。
【0020】前記保管用棚装置11は、前後(一定経路
8の方向に対して直交状の横方向)ならびに左右(一定
経路8の方向)にそれぞれ複数配設された支柱12と、
これら支柱12の前後間に配設されるラチス13と、前
記支柱12の左右間に並行して配設されるビーム14
と、前後で対向した支柱12の側面間に配設される腕木
体15などから構成され、以て左右の腕木体15間の上
方に保管用空間16が形成されている。
【0021】その際に腕木体15は上下方向の複数箇所
に設けられ、以て保管用棚装置11には、左右方向なら
びに上下方向において、それぞれ複数の保管用空間16
が形成されている。以上の12〜16などによって保管
用棚装置11の一例が構成される。
【0022】前記出し入れ装置21は、床側レール25
に支持案内されかつ天井側レール26に案内されて通路
7内の一定経路8上で往復走行可能な走行機体22と、
この走行機体22側のポスト22aに案内される昇降台
23と、この昇降台23上に設けられたフォーク形式の
出し入れ体24などにより構成されている。ここで出し
入れ体24は、前記保管用空間16に対して出退可能に
かつ左右の腕木体15間で昇降可能に構成され、以て物
品Bを支持している実のパレットA、または空のパレッ
トAを受け渡し可能に構成されている。以上の22〜2
6などによって出し入れ装置21の一例が構成される。
【0023】前記保管用棚装置11の一端外方の位置と
前記セミクリーン室9とに亘って移動設備31が設けら
れている。すなわち、前記囲壁体1における一端側の側
壁部1Aには貫通部2が形成され、この貫通部2を通し
て前記移動設備31が配設されている。そして貫通部2
には、たとえば昇降シャッター形式の開閉手段3が設け
られている。
【0024】図1、図2、図5〜図7に示すように、前
記移動設備31には、開放された貫通部2を通ってクリ
ーン室5とセミクリーン室9に亘って往復移動自在な台
車(移動体の一例)33と、この台車33側に駆動力を
伝達するダクト体(駆動力伝達手段)41などが設けら
れている。
【0025】すなわち床F側には、貫通部2を通してク
リーン室5とセミクリーン室9に亘って一対の床レール
32が敷設されている。前記台車33には、少なくとも
外輪部がウレタン樹脂などから形成された複数の車輪3
4が設けられ、これら車輪34が床レール32に支持案
内されることで、クリーン室5内に形成された内部ホー
ムポジション(一方の停止位置)38とセミクリーン室
9に形成された外部ホームポジション(他方の停止位
置)39との間に形成された一定の搬送経路40上にお
いて、往復移動自在に構成されている。
【0026】そして前記台車33の他側寄りの位置に
は、往復移動させるための走行駆動装置(駆動部の一
例)35が設けられている。ここで走行駆動装置35
は、正逆駆動可能な電動モータや変速機などにより構成
されており、前記車輪34の車輪軸に連動連結されてい
る。また台車33には、前記走行駆動装置35に接続さ
れた台車側端子ボックス36が設けられている。さらに
前記台車33上には、前記パレットAを支持可能な受け
部37が設けられている。
【0027】ここで、一定の搬送経路40における台車
33の一方の停止位置である内部ホームポジション38
と前記出し入れ装置21のホームポジション27とが同
列状に設定されることで、前記内部ホームポジション3
8側に、保管用棚装置11と出し入れ装置21とが設け
られ、以て出し入れ装置21によって、内部ホームポジ
ション38に停止された台車33の受け部37との間
で、パレットA(物品B)の受け渡しが行えるように構
成されている。
【0028】前記ダクト体41は、前記台車33と固定
側との間に設けられるもので、台車33に設けられた台
車側端子ボックス36と、内部ホームポジション38側
において床F上に設けられた固定側端子ボックス(固定
側の一例)55との間に設けられた一対の(複数に分け
られた)ダクト体部分(分割部分の一例)42,43な
どにより構成される。
【0029】すなわちダクト体41は、台車側端子ボッ
クス36に対して縦軸体44を介して連結されることで
縦方向軸心45の周りに回動自在とされた第1ダクト体
部分42と、固定側端子ボックス55に対して縦軸体4
6を介して連結されることで縦方向軸心47の周りに回
動自在とされた第2ダクト体部分43とを有し、これら
ダクト体部分42,43は、その遊端間が縦軸体48を
介して連結されることで、縦方向軸心49の周りに相対
回動自在に連結されている。
【0030】その際に、ダクト体部分42,43の遊端
間の連結は、台車33側の第1ダクト体部分42の遊端
が上位でかつ固定側の第2ダクト体部分43の遊端が下
位として、遊端どうしが重ね合わされた状態で行われ
る。そしてダクト体部分42,43内に渡っては動力ケ
ーブル(電力ケーブル)50や信号ケーブル51などが
格納されている。なお縦軸体44,46,48は、たと
えば筒状であって、その内部にケーブル50,51が通
されることで、これらケーブル50,51は、図7に示
すように、立ち上げ状に配線されることになる。前記固
定側端子ボックス55に隣接されて床F側には制御ボッ
クス56が設けられている。
【0031】これによりダクト体部分42,43が、縦
方向軸心45,47,49の周りに伸縮回動自在ならび
に向き変更回動自在に連結されて、台車33と固定側と
の間に配設されることになる。その際に、台車33と固
定側に対するダクト体41の回動連結位置、すなわち、
台車側端子ボックス36に対して連結される縦方向軸心
45の位置と、固定側端子ボックス55に対して連結さ
れる縦方向軸心47の位置とが、台車33の幅中心(車
幅中心)33Aに対して一側寄りとされている。
【0032】そして固定側端子ボックス55の搬送経路
40の方向での配設位置と、ダクト体部分42,43の
長さ、つまり縦方向軸心45,47,49間の長さとの
設定によって、ダクト体41の伸縮回動ならびに向き変
更回動が、台車33の幅(車幅)33B内で行われるよ
うに構成されている。なお第1ダクト体部分42に対応
した縦方向軸心45,49間の長さと、第2ダクト体部
分43に対応した縦方向軸心47,49間の長さとは等
しく設定されている。
【0033】これにより、台車33が外部ホームポジシ
ョン39に停止されたときには、縦方向軸心49が幅中
心33A側に位置されて、両ダクト体部分42,43が
大きな鈍角の余裕を持った状態で位置されることにな
る。また、台車33が内部ホームポジション38側に移
動されたときには、両ダクト体部分42,43が鋭角へ
と回転されながら第1ダクト体部分42が第2ダクト体
部分43の上方で通過される。さらに、台車33が内部
ホームポジション38に停止されたときには、第1ダク
ト体部分42が固定側端子ボックス55よりも内部ホー
ムポジション38側に位置されて、両ダクト体42,4
3部分が大きな鈍角の余裕を持った状態で位置されるこ
とになる。
【0034】以上の42〜51などによりダクト体(駆
動力伝達手段)41の一例が構成され、そして32〜5
6などにより移動設備31の一例が構成される。このよ
うな移動設備31によると、一定の搬送経路40の少な
くとも一部がクリーン室5に位置され、そして台車33
は、開閉手段3により仕切られる一対の域、つまりクリ
ーン室5とセミクリーン室9との間に亘って往復移動自
在に構成される。
【0035】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。通常時には、開閉手段3を閉動させている
ことで、加圧によるクリーン室5のクリーン度を維持し
ており、以て物品Bの保管を所定のクリーン条件下で行
っている。そして棚設備10において、図1の仮想線や
図5の実線、図6の仮想線に示すように、内部ホームポ
ジション38に停止させた台車33と保管用棚装置11
との間でのパレットA(物品B)の入出庫作業は、出し
入れ装置21により行われる。
【0036】すなわちパレットAの出庫作業を行うに、
まず出し入れ装置21を、床側レール25による支持案
内や天井側レール26による案内などによって、通路7
内の一定経路8上で往復走行させ、目的とする位置に停
止させる。次いで昇降台23を昇降させ、目的とする段
の保管用空間16に出し入れ体24を対向させる。そし
て、出し入れ体24をフォーク動させて保管用棚装置1
1内に突入させ、保管用空間16に保管しているパレッ
トAに下方から対向させる。
【0037】この状態で、昇降台23を上昇させて出し
入れ体24をパレットAに下方から当接させ、引き続い
ての上昇によってパレットAの持ち上げを行う。このよ
うにしてパレットAの持ち上げ支持を行ったのち、出し
入れ体24をフォーク動させて保管用棚装置11内から
退出させることで、パレットAと出し入れ体24とを昇
降台23上に収め得る。
【0038】そして、出し入れ装置21を一定経路8上
で走行させてホームポジション27に停止させること
で、内部ホームポジション38に停止させている台車3
3に対向させ得、この状態で出し入れ装置21の各部を
上述とはほぼ逆に作動させることで、出し入れ体24に
より支持していたパレットAを台車33の受け部37上
に渡し得る。
【0039】次いで側壁部1A側の開閉手段3を開動さ
せ、貫通部2を開放させた状態で走行駆動装置35を作
動させることで、内部ホームポジション38に停止させ
ていた台車33を搬送経路40上で移動させる。これに
より台車33を、セミクリーン室9に出したのち、図1
の実線や図5の仮想線、図6の実線に示すように、外部
ホームポジション39に停止させ得る。この前後に開閉
手段3を、ダクト体41に支障ない中間位置まで閉動さ
せる。なお開閉手段3は、開動させたままでもよい。
【0040】このようにして外部ホームポジション39
に停止させた台車33上のパレットAは、セミクリーン
室9において走行されるフォークリフト(図示せず。)
によって台車33上から取り出される。以上により、保
管用棚装置11に保管していたパレットA、すなわち物
品Bを、出し入れ装置21と台車33とを介してセミク
リーン室9側に出庫し得る。
【0041】なお、併設された別の移動設備31などを
使用して、上記とは逆作用を行うことによって、セミク
リーン室9側のパレットA、すなわち物品Bを保管用棚
装置11の目的とする保管用空間16に入庫して保管し
得る。
【0042】上述したようなパレットAの入出庫作業時
において、ダクト体(駆動力伝達手段)41などは、次
のように作用される。すなわち、台車33を内部ホーム
ポジション38に停止させている状態においてダクト体
41は、図1の仮想線や図5の実線、図6の仮想線に示
すように、第1ダクト体部分42を固定側端子ボックス
55よりも内部ホームポジション38側に位置させると
ともに、第2ダクト体部分43を第1ダクト体部分42
に対してさらに内部側に位置させ、そして両ダクト体部
分42,43を、伸びきることなく、鈍角の余裕を持た
せた状態で位置させている。
【0043】これによりダクト体41は、全てクリーン
室5内に納まった状態になり、このとき図7の(b)に
示すように、固定側端子ボックス55からの電力を、両
ダクト体部分43,42内に亘って格納している動力ケ
ーブル50を介して台車側端子ボックス36に与えてい
る。
【0044】この状態で、開閉手段3を開動させ、貫通
部2を開放させた状態で走行駆動装置35を作動させる
のであり、その際に、制御ボックス56から走行信号が
発せられる。この走行信号は、固定側端子ボックス55
から、両ダクト体部分43,42内に亘って格納してな
る信号ケーブル51を介して台車側端子ボックス36に
与えられ、以て台車側端子ボックス36を介しての指示
により、台車側端子ボックス36から走行駆動装置35
に電力を与えることになる。
【0045】これにより走行駆動装置35を正駆動(ま
たは逆駆動)させ、以て車輪34を床レール32上で正
回転駆動(または逆回転駆動)させることになる。する
と台車33は、搬送経路40上で外部ホームポジション
39側へと移動し、通路7を通ってセミクリーン室9へ
と出て行く。その際にダクト体41の両ダクト体部分4
2,43は、台車33の移動力によって自動的に、床面
fの上方において、縦方向軸心45,47,49の周り
に伸縮回動ならびに向き変更回動を行う。
【0046】すなわち台車33の移動に伴って、まず図
1の仮想線イ〜ニに示すように、第1ダクト体部分42
を縦方向軸心45の周りに他側寄りに回動させるととも
に、第2ダクト体部分43も縦方向軸心47の周りに他
側寄りに回動させ、以て両ダクト体部分42,43を、
他側寄りに変位する縦方向軸心49の周りに、次第に鋭
角となるように相対的に回動させることになる。そし
て、第1ダクト体部分42を縦方向軸心45の周りで他
側寄りに真横に回動させたとき、第2ダクト体部分43
も縦方向軸心47の周りで他側寄りに真横に回動させる
ことになり、以て両ダクト体部分42,43を重合させ
ることになる。
【0047】引き続いての台車33の移動に伴って、第
1ダクト体部分42を第2ダクト体部分43の上方で通
過させることになる。次いで、第1ダクト体部分42を
縦方向軸心45の周りに一側寄りに回動させるととも
に、第2ダクト体部分43も縦方向軸心47の周りに一
側寄りに回動させ、以て両ダクト体部分42,43を、
一側寄りに変位する縦方向軸心49の周りに、次第に鈍
角となるように相対的に回動させることになる。
【0048】そして、台車33を外部ホームポジション
39に停止させたときには、図1の実線や図6の実線に
示すように、縦方向軸心49を幅中心33A側に位置さ
せて、両ダクト体部分42,43を、伸びきることな
く、大きな鈍角の余裕を持たせた状態で位置させること
になる。このとき図7の(a)に示すように、動力ケー
ブル50を介しての電力供給や信号ケーブル51を介し
ての信号付与は継続されている。
【0049】なお走行駆動装置35の逆駆動(または正
駆動)によって、台車33を外部ホームポジション39
から内部ホームポジション38へと移動させるときに
は、ダクト体41の両ダクト体部分42,43は、上述
とは逆の動作を行うことになる。
【0050】このように、ダクト体41の両ダクト体部
分42,43を動作させることによって、固定側端子ボ
ックス55から台車側端子ボックス36への、動力ケー
ブル50を介しての電力供給や、信号ケーブル51を介
しての信号授受を、常に好適に維持し得る。
【0051】上記した実施の形態のように、一定の搬送
経路40上で往復移動自在な台車33に走行駆動装置3
5が設けられ、台車33と固定側端子ボックス55との
間には駆動伝達手段が設けられ、この駆動伝達手段は複
数に分けられたダクト体41からなり、分割されたダク
ト体部分42,43が、縦方向軸心45,47,49の
周りに回動自在に連結されて、台車33と固定側端子ボ
ックス55との間に配設された構成によると、両ダクト
体部分42,43を縦方向軸心45,47,49の周り
に回動させることによって、台車33の移動時において
両ダクト体部分42,43は床面fに対して摺接状に当
接離間することはなく、以て往復移動自在な台車33へ
の駆動力の伝達を、塵埃の発生を最小限として行えるこ
とになる。したがって、塵埃により物品Bに悪影響を及
ぼす恐れがなくなるとともに、クリーン室5やセミクリ
ーン室9のクリーン度を常に好適に維持し得る。
【0052】上記した実施の形態のように、ダクト体4
1は、台車33に対して縦方向軸心45の周りに回動自
在な第1ダクト体部分42と、固定側端子ボックス55
に対して縦方向軸心47の周りに回動自在な第2ダクト
体部分43とを有し、これらダクト体部分42,43の
遊端間が縦方向軸心49の周りに相対回動自在に連結さ
れた構成によると、台車33の移動に伴って、両ダクト
体部分42,43を縦方向軸心45,47,49の周り
において、自動的にかつ好適に回動し得る。
【0053】上記した実施の形態のように、台車33が
一定の搬送経路40における両ホームポジション(終端
の停止位置)38,39に達したとき、両ダクト体部分
42,43が余裕を持って位置される構成によると、台
車33を反対側のホームポジション39,38に移動さ
せる際に、両ダクト体部分42,43を円滑に回動させ
得る。
【0054】上記した実施の形態のように、ダクト体4
1の回動が、台車33の幅33B内で行われる構成によ
ると、搬送経路40の外側方に、ダクト体41を回動さ
せるためのスペースを不要とし得、以て全体をコンパク
トに構成し得る。
【0055】上記した実施の形態のように、台車33と
固定側端子ボックス55に対するダクト体41の回動連
結位置45,47を、台車33の幅中心33Aに対して
一側寄りとした構成によると、台車33を外部ホームポ
ジション39に移動させたとき、搬送経路40において
は、台車33の幅中心33Aに対して他側寄り部分に広
めのスペースを確保し得、以てクリーン室5への作業者
の出入りなどを容易に行える。
【0056】上記した実施の形態のように、台車33に
走行駆動装置35が設けられ、ダクト体41の回動動作
が走行駆動装置35に干渉されることなく行われるよう
にした構成によると、走行駆動装置35を備えた台車3
3に対するダクト体41の配設を容易に行えることにな
る。
【0057】上記した実施の形態のように、一定の搬送
経路40上で往復移動自在な台車33に走行駆動装置3
5が設けられ、台車33と固定側端子ボックス55との
間には駆動伝達手段が設けられ、この駆動伝達手段は複
数に分けられたダクト体41からなり、分割されたダク
ト体部分42,43が、縦方向軸心45,47,49の
周りに回動自在に連結されて、台車33と固定側端子ボ
ックス55との間に配設されることで移動設備31が構
成され、搬送経路40における台車33の一方の停止位
置38側には、保管用棚装置11と出し入れ装置21と
が設けられ、この出し入れ装置21によって、一方の停
止位置38の台車33との間で物品Bの受け渡しが行え
る構成によると、塵埃の発生を最小限とした移動設備3
1を採用し得、そして出し入れ装置21と台車33とを
介して、保管用棚装置11に対して物品Bの入出庫を行
え、以て塵埃により物品Bに悪影響を及ぼす恐れがなく
なり、特にクリーン室5やセミクリーン室9に好適に採
用し得る。
【0058】上記した実施の形態のように、ダクト体4
1として、平面視でくの字状(スカラー形式)のダクト
式としたことで、上下の隙間、すなわち台車33の本体
下面から床面fまでの隙間Sを小さいものとして、全体
を構成できる。
【0059】上記した実施の形態のように、ダクト体4
1にケーブル50,51を格納した形式を採用すること
により、むき出し部が存在せず、ケーブル50,51を
保護できることになり、以て安価な(ランクが下の)ケ
ーブルの採用を可能にできる。
【0060】上記した実施の形態では、駆動部として走
行用の走行駆動装置35が示されているが、これは台車
33に設けられた昇降機構の昇降駆動装置や、台車33
に設けられたクランプ機構の挟持装置など、各種の駆動
装置であってもよい。
【0061】上記した実施の形態では、駆動力伝達手段
として、動力ケーブル50や信号ケーブル51が格納さ
れたダクト体41の形式が示されているが、これは油圧
や空気圧などの流体供給ホースが格納されたダクト体4
1の形式などであってもよい。
【0062】上記した実施の形態では、ダクト体41と
して、一対のダクト体部分42,43からなる形式が示
されているが、これは3個以上のダクト体部分からなる
組み合わせ形式などであってもよい。
【0063】上記した実施の形態では、駆動力伝達手段
として、1組(1本)のダクト体41からなる形式が示
されているが、これは複数組(複数本)のダクト体41
からなる形式などであってもよい。
【0064】上記した実施の形態では、駆動力伝達手段
の回動が、台車33の幅33B内で行われる形式が示さ
れているが、これは幅33Bの外で行われる形式などで
あってもよい。
【0065】上記した実施の形態では、台車33と固定
側端子ボックス55に対するダクト体41の回動連結位
置45,47が、台車33の幅中心33Aに対して一側
寄りとした形式が示されているが、これは台車33の幅
中心33Aに対して他側寄りとした形式や、台車33の
幅中心33Aの上とした形式などであってもよい。
【0066】上記した実施の形態では、移動設備31が
床面f上に配設された形式が示されているが、これはピ
ット内に配設することで、床面fよりも下に配設した形
式などであってもよい。
【0067】上記した実施の形態では、開閉手段3とし
て昇降シャッター形式が示されているが、これは横方向
のスライド形式や観音開き形式などであってもよい。上
記した実施の形態では、台車33を、開閉手段3により
仕切られる一対の域間、すなわちクリーン室5とセミク
リーン室9とに亘って往復移動自在に構成した形式が示
されているが、これは開閉手段3が省略され、搬送経路
40を同じ環境下(同じクリーン度)の室内や、大気室
(一般室)などに形成して、台車33を往復移動自在に
構成した形式などであってもよい。
【0068】上記した実施の形態では、移動体として、
車輪34を有する台車33が示されているが、これは床
側のガイド体に摺接案内される移動体や、上方レール体
に吊り下げ状で支持案内される移動体などであってもよ
い。また移動体の往復移動が、床レール32を省略した
(レールレス)搬送経路40で行われる形式などであっ
てもよい。
【0069】上記した実施の形態では、移動体として、
水平状の搬送経路40上で移動可能な形式が示されてい
るが、これは、始終端のいずれかが上位の傾斜状の搬送
経路40上で移動体が移動可能で、内部ホームポジショ
ン38と外部ホームポジション39とに段差がある形式
などであってもよい。
【0070】上記した実施の形態では、クリーン室5に
保管用棚装置11と出し入れ装置21とが設けられた形
式が示されているが、これは保管用棚装置11のみが設
けられてフォークリフトや人手作業により物品Bの出し
入れを行う形式などであってもよい。
【0071】上記した実施の形態では、棚設備10の入
出庫用に移動設備31を使用した形式が示されている
が、これは棚設備10の入出庫装置に連続して移動設備
31を配設し、以て中継搬送用の移動設備31として使
用した形式などであってもよい。
【0072】上記した実施の形態では、出し入れ装置2
1として床側走行式が示されているが、これは天井側走
行式などであってもよい。また出し入れ装置21とし
て、フォーク方式の出し入れ体24を有する形式が示さ
れているが、これは挟持(クランプ)形式、吊り形式な
どであってもよく、これらの場合には台車33の受け部
37や保管用空間16などの形状が変更される。
【0073】上記した実施の形態では、一定の搬送経路
40における台車33の一方の停止位置である内部ホー
ムポジション38と出し入れ装置21のホームポジショ
ン27とが同列状に設定された形式、すなわち、保管棚
装置11の端部外方に搬送経路40が形成されるように
移動設備31が配設された形式が示されているが、これ
は保管棚装置11の内部から側面外方に搬送経路40が
形成されるように、すなわち一定経路8に対して搬送経
路40が直交状となるように移動設備31が配設された
形式などであってもよい。
【0074】上記した実施の形態では、パレットAを介
して物品Bを取り扱う形式が示されているが、これは物
品Bを直接に取り扱う形式、物品Bが収納された容器を
取り扱う形式などであってもよい。
【0075】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、分
割部分を縦方向軸心の周りに回動させることによって、
移動体の移動時において、ダクト体は床面に対して摺接
状に当接離間することはなく、以て往復移動自在な移動
体への駆動力の伝達を、塵埃の発生を最小限として行う
ことができる。したがって、塵埃により物品に悪影響を
及ぼす恐れがなくなる。
【0076】また上記した本発明の請求項2によると、
移動体の移動に伴って、両ダクト体部分を縦方向軸心の
周りにおいて、自動的にかつ好適に回動できる。そして
上記した本発明の請求項3によると、移動体を反対側の
停止位置側に移動させる際に、両ダクト体部分を円滑に
回動させることができる。
【0077】さらに上記した本発明の請求項4による
と、搬送経路の外側方には、駆動力伝達手段を回動させ
るためのスペースを不要にでき、以て全体をコンパクト
に構成できる。
【0078】しかも上記した本発明の請求項5による
と、移動体を固定側とは反対側に移動させたとき、搬送
経路においては、移動体の幅中心に対して他側寄り部分
に広めのスペースを確保でき、以てスペースを利用して
作業者の出入りなどを容易に行うことができる。
【0079】また上記した本発明の請求項6によると、
走行駆動装置を備えた移動体に対するダクト体の配設を
容易に行うことができる。そして上記した本発明の請求
項7によると、塵埃の発生を最小限とした移動設備を採
用でき、また出し入れ装置と移動体とを介して、保管用
棚装置に対して物品の入出庫を行うことができ、以て塵
埃により物品に悪影響を及ぼす恐れがなくなり、特にク
リーン室やセミクリーン室に好適に採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、移動設備の一部切
り欠き平面図である。
【図2】同移動設備を使用した棚設備の一部切り欠き斜
視図である。
【図3】同移動設備を使用した棚設備の平面図である。
【図4】同移動設備を使用した棚設備の要部の平面図で
ある。
【図5】同移動設備を使用した棚設備の要部の側面図で
ある。
【図6】同移動設備における移動手段の一部切り欠き側
面図である。
【図7】同移動設備におけるケーブルの動きを示し、
(a)は移動体が外部ホームポジションに停止したとき
の概略斜視図、(b)は移動体が内部ホームポジション
に停止したときの概略斜視図である。
【符号の説明】
1 囲壁体 2 貫通部 3 開閉手段 5 クリーン室(一方の域) 7 通路 8 一定経路 9 セミクリーン室(他方の域) 10 棚設備 11 保管用棚装置 16 保管用空間 21 出し入れ装置 22 走行機体 23 昇降台 24 出し入れ体 27 ホームポジション 31 移動設備 33 台車(移動体) 33A 台車33の幅中心 33B 台車33の幅 35 走行駆動装置(駆動部) 36 台車側端子ボックス 38 内部ホームポジション(一方の停止位置) 39 外部ホームポジション(他方の停止位置) 40 搬送経路 41 ダクト体(駆動力伝達手段) 42 第1ダクト体部分(分割部分) 43 第2ダクト体部分(分割部分) 44 縦軸体 45 縦方向軸心(回動連結位置) 46 縦軸体 47 縦方向軸心(回動連結位置) 48 縦軸体 49 縦方向軸心(回動連結位置) 50 動力ケーブル 51 信号ケーブル 55 固定側端子ボックス(固定側) 56 制御ボックス A パレット B 物品 F 床 f 床面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の搬送経路上で往復移動自在な移動
    体に駆動部が設けられ、前記移動体と固定側との間に駆
    動力伝達手段が設けられ、この駆動力伝達手段は複数に
    分けられたダクト体からなり、分割部分が縦方向軸心の
    周りに回動自在に連結されて、移動体と固定側との間に
    配設されていることを特徴とする移動設備。
  2. 【請求項2】 駆動力伝達手段は、移動体に対して縦方
    向軸心の周りに回動自在な第1ダクト体部分と、固定側
    に対して縦方向軸心の周りに回動自在な第2ダクト体部
    分とを有し、これらダクト体部分の遊端間が縦方向軸心
    の周りに相対回動自在に連結されていることを特徴とす
    る請求項1記載の移動設備。
  3. 【請求項3】 移動体が一定の搬送経路における終端の
    停止位置に達したとき、両ダクト体部分が余裕を持って
    位置されていることを特徴とする請求項2記載の移動設
    備。
  4. 【請求項4】 駆動力伝達手段の回動が、移動体の幅内
    で行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の移動設備。
  5. 【請求項5】 移動体と固定側に対する駆動力伝達手段
    の回動連結位置が、移動体の幅中心に対して一側寄りで
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    移動設備。
  6. 【請求項6】 移動体に走行駆動装置が設けられ、ダク
    ト体の回動動作が走行駆動装置に干渉されることなく行
    われるように構成されていることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の移動設備。
  7. 【請求項7】 一定の搬送経路上で往復移動自在な移動
    体に駆動部が設けられ、前記移動体と固定側との間に駆
    動力伝達手段が設けられ、この駆動力伝達手段は複数に
    分けられたダクト体からなり、分割部分が縦方向軸心の
    周りに回動自在に連結されて、移動体と固定側との間に
    配設されて移動設備が構成され、前記搬送経路における
    移動体の一方の停止位置側には、保管用棚装置と出し入
    れ装置とが設けられ、この出し入れ装置によって、一方
    の停止位置の移動体との間で物品の受け渡しが行えるよ
    うに構成されていることを特徴とする移動設備使用の棚
    設備。
JP2002107225A 2002-04-10 2002-04-10 移動設備および移動設備使用の棚設備 Pending JP2003300617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002107225A JP2003300617A (ja) 2002-04-10 2002-04-10 移動設備および移動設備使用の棚設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002107225A JP2003300617A (ja) 2002-04-10 2002-04-10 移動設備および移動設備使用の棚設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003300617A true JP2003300617A (ja) 2003-10-21

Family

ID=29391282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002107225A Pending JP2003300617A (ja) 2002-04-10 2002-04-10 移動設備および移動設備使用の棚設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003300617A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107635891B (zh) 机器人库存处理
JP6314713B2 (ja) 階間搬送設備
US20130202392A1 (en) Article Transport Facility
KR20160084420A (ko) 물품 수납 설비
CN106915609B (zh) 容器输送设备
KR101504146B1 (ko) 반송시스템
JP2003072905A (ja) 荷取り扱い設備
WO2011158308A1 (ja) 処理設備
EP3872004A1 (en) A mini load crane for use in an automated warehouse and a method for storing and picking goods in the automated warehouse
JP2017088316A (ja) 自動倉庫システム
JP2007182277A (ja) スタッカークレーンおよび物品収納設備
JP2003300617A (ja) 移動設備および移動設備使用の棚設備
JP7310713B2 (ja) 物品搬送設備
JP7054460B2 (ja) 天井搬送車
JPH10279023A (ja) 自動倉庫
JP2000124284A (ja) 搬送装置
JPH06183513A (ja) 荷保管設備
JP4813580B2 (ja) ローダ装置
JPH10218313A (ja) 物品保管設備
JP2012001344A (ja) 処理設備
JP3804456B2 (ja) 荷取り扱い設備
JP3388148B2 (ja) 物品搬送設備
JP2712870B2 (ja) 搬送装置使用の組立て設備
JP2610526B2 (ja) クリーンルーム内の荷取扱い設備
JP2023147457A (ja) 自動倉庫システム