JP2003300117A - ワーク支持ユニットおよびワーク支持方法 - Google Patents

ワーク支持ユニットおよびワーク支持方法

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JP2003300117A
JP2003300117A JP2002105637A JP2002105637A JP2003300117A JP 2003300117 A JP2003300117 A JP 2003300117A JP 2002105637 A JP2002105637 A JP 2002105637A JP 2002105637 A JP2002105637 A JP 2002105637A JP 2003300117 A JP2003300117 A JP 2003300117A
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JP
Japan
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supported
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JP2002105637A
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English (en)
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Osamu Saito
修 斉藤
Masahiko Kotani
正彦 小谷
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Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定位置に機種に応じて異なる高さの凹凸が形
成されたワークを安定して支持することのできるワーク
支持ユニットの提供。 【解決手段】本発明は、支持面にそれぞれ異なる高さの
凹凸が形成された複数種のワークを支持するためのワー
ク支持ユニットであって、各ワークに共通して設定され
る基準位置を支持する基準支持部3と、各ワークの凹凸
位置に対応して設けられるエアシリンダ4とを有し、こ
のエアシリンダ4は、支持するワークの凹凸に対応して
伸縮可能なピストンロッド4aと、各ピストンロッド4
aを伸縮不能に保持するロック機構5とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種のワークに
各種部品を組付ける場合に各ワークを安定して支持して
おくことが可能なワーク支持ユニットおよびワーク支持
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、矩形状の弾球遊戯機盤を搬送し、
これに順次釘、風車、レール等の各種部品を組付ける遊
戯機盤の組立搬送ラインにおいては、複数機種の弾球遊
戯機盤の組立て作業を一の組立搬送ラインにおいて行う
のが一般的となっている。この場合、弾球遊戯機盤のラ
イン側の支持面は、機種に関係なくある程度決まった位
置に凹凸部分が形成される構成となっているが、これら
の凹凸部分の高さが各種部品の取付位置、取付数に応じ
て若干異なる。従って、従来の組立搬送ラインにおいて
は、弾球遊戯機盤の機種に共通するコーナー部分(四
隅)を支持するワーク支持ユニットを設け、これに弾球
遊戯機盤を支持してラインを流すようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、弾球遊戯機盤
において、釘、風車、レール等の部品の取付位置は板の
中央領域に集中しているため、コーナー部分を支持して
いるだけの従来のワーク支持ユニットにおいては、部品
の組付け作業にともなう作業機器の推力等により機盤の
中央領域が撓み、これにより、釘の打ち込み量が設定値
より少なくなったり、風車、レール等が盤面から浮いて
組付けられてしまう等、正確な部品の組付けを行うこと
ができなくなってしまう不具合が発生していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
て創成されたものであり、支持面にそれぞれ異なる高さ
の凹凸が形成された複数種のワークを支持するためのワ
ーク支持ユニットであって、各ワークに共通して設定さ
れる基準位置を支持する基準支持部と、各ワークの凹凸
位置に対応して設けられる凹凸支持部とを有し、この凹
凸支持部は、支持するワークの凹凸に対応して伸縮可能
な支持部材と、各支持部材を伸縮不能に保持するロック
機構とを備えていることを特徴とする。なお、前記支持
部材は、流体圧駆動機器に具備されてワークを持ち上げ
ない力で作動するものであることが望ましい。
【0005】また、本発明は、ワークを支持する時に流
体圧駆動機器の作動流体を開放して支持部材を伸縮可能
とし、ワークの凹凸に対して突出し過ぎる支持部材をワ
ークの凹凸で押して後退させた後、各流体圧駆動機器に
作動流体を付与して各支持部材をワークの凹凸に当接さ
せ、ロック機構の作動により支持部材を伸縮不能に保持
することを特徴とするものでもある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1および図2において、1は支
持面Fにそれぞれ異なる高さの凹凸が形成された複数種
のワークWを支持するためのワーク支持ユニットであ
る。このワーク支持ユニット1は、弾球遊戯機盤をワー
クWとする弾球遊戯機盤の組立搬送ラインに適用され、
当該搬送ライン(図示せず)の搬送路(図示せず)を搬
送されるものであり、この搬送ラインの搬送路に設置さ
れるベース2を有する。このベース2の四隅には、複数
機種のワークWに共通して設定される基準位置たるコー
ナー部(四隅)を支持するための基準支持部3が設けら
れている。また、ワークWの凹凸部分に対応する基盤上
には、凹凸支持部の一例であって流体圧駆動機器の一例
たるロック機構付きエアシリンダ4(以下、単にエアシ
リンダ4という)が配置されている。これらのエアシリ
ンダ4,4・・・は、ワークWの支持面Fにおける凹凸
部分r1,r2,r3・・・に接するために必要充分な
ストローク量を持つピストンロッド4aを備え、このピ
ストンロッド4aは、シリンダ気室4b内への作動流体
(圧縮エア)の給排によって伸縮するように構成されて
いる。また、これらエアシリンダ4,4・・・は、ピス
トンロッド4aが伸長してワークWに当接した際にピス
トンロッド4aがワークが持ち上げることがないよう
に、所定圧の圧縮エアで駆動される。また、このエアシ
リンダ4に備えられたロック機構5は、ピストンロッド
4aがワークWに当接して移動できなくなり、シリンダ
気室4b内の圧力が所定値以上になると作動し、ピスト
ンロッド4aをその位置で伸縮不能にロックして保持す
るように構成されている。このロック機構付きエアシリ
ンダ4は、特開2000−240612号公報等によっ
て公知になっているものであるため、ここでは詳しい説
明を省略する。
【0007】上記ワーク支持ユニット1においては、基
準支持部2にワークWのコーナー部分を嵌め込んで支持
した時、ワークWの支持面Fに形成される凹凸部分r
1,r2,r3・・・に対応してエアシリンダ4が位置
する。
【0008】ワーク支持ユニット1にワークWを支持す
る時、エアシリンダ4のロック機構5は解除され、また
シリンダ気室4bの給排口(図示せず)は大気開放され
ている。よって、ワークWを設置する時にワークWの凹
凸部分r1,r2,r3・・・に対して突出しすぎてい
るピストンロッド4aは、凹凸部分に押されてシリンダ
気室4b内に後退する。このようにしてワーク支持ユニ
ット1にワークWを設置すると、続いて各エアシリンダ
4にピストンロッド4aを伸長させるべく圧縮エアが供
給され、各エアシリンダ4のピストンロッド4aが対応
する凹凸r1,r2,r3・・・に当接するまで伸長す
る。このように、各ピストンロッド4aは、ロック機構
5が作動しない状態にあってはワークWの凹凸r1,r
2,r3・・・に応じて伸縮可能に構成される。つま
り、本実施の形態においては、ピストンロッド4aが支
持部材の一例を成しているのである。
【0009】前述のように各ピストンロッド4aが凹凸
r1,r2,r3・・・に当接して各シリンダ気室4b
内の圧力が上昇すると、すぐさまロック機構5に圧縮エ
アが供給され、これによってピストンロッド4aが固定
的にロック保持される。
【0010】ワークWは、前述のように凹凸r1,r
2,r3・・・にエアシリンダ4のピストンロッド4a
が当接した状態でワーク支持ユニット1とともに組立搬
送ラインを搬送され、同ライン上の所定位置において釘
打ち、風車の取り付け、レールの取り付け等の部品組付
け作業を受ける。この時ワークWの各部は、エアシリン
ダ4のピストンロッド4aが凹凸r1,r2,r3・・
・に接することで支持されているため、釘打ち、風車の
取り付け、レールの取り付け等が集中するワークの中央
領域が撓むことがなく、よって正確な部品の組付けが可
能となる。
【0011】なお、以上の説明ではワークWとして弾球
遊戯機盤を例に挙げたが、本ワーク支持ユニット1は、
種類に関係なくある程度決まった位置に凹凸部分が形成
され、かつ種類に応じて当該凹凸部分の高さが異なるよ
うなワークであれば、これを支持することができるもの
である。また、図面においては、ワークWの周縁部分寄
りにエアシリンダ4を配置しているが、エアシリンダ4
は、ワークWの中央領域部分の部品の組付けに支障を来
さない位置に配置することもできるものである。さら
に、エアシリンダ4に供給する圧縮エアの圧力設定によ
りピストンロッド4aがワークを持ち上げないように構
成しているが、ワークWを上から押さえておく手段を設
け、この手段によりワークWを押さえた状態でエアシリ
ンダ4を作動させることによってもワークWの浮き上が
りを阻止することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明のワーク支持ユニットおよびワー
ク支持方法によれば、複数のワークにおいて高さの異な
る凹凸部分が形成されている場合にも、この凹凸部分に
追従して支持部材を当接させ、支持部材を保持すること
によりワークを支持することができる。従って、弾球遊
戯機盤のように、支持面の所定の位置に機種に応じて異
なる高さの凹凸部分が形成されているワークについて、
ワークを全体的に支持することも可能となり、部品組付
けにともなうワークの撓み等を防止して正確な部品の組
付けが可能になる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワーク支持ユニットの斜視説明図
である。
【図2】図1のA−A線に係る断面図であって、ワーク
を支持した状態を示す動作説明図である。
【符号の説明】
1 ワーク支持ユニット 2 ベース 3 基準支持部 4 ロック機構付きエアシリンダ 4a ピストンロッド 4b シリンダ気室 5 ロック機構 W ワーク F 支持面 r1,r2,r3・・・ 凹凸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持面にそれぞれ異なる高さの凹凸が形成
    された複数種のワークを支持するためのワーク支持ユニ
    ットであって、 各ワークに共通して設定される基準位置を支持する基準
    支持部と、各ワークの凹凸位置に対応して設けられる凹
    凸支持部とを有し、この凹凸支持部は、支持するワーク
    の凹凸に対応して伸縮可能な支持部材と、各支持部材を
    伸縮不能に保持するロック機構とを備えていることを特
    徴とするワーク支持ユニット。
  2. 【請求項2】支持部材は、流体圧駆動機器に具備されて
    ワークを持ち上げない力で作動することを特徴とする請
    求項1に記載のワーク支持ユニット。
  3. 【請求項3】ワークを支持する時に流体圧駆動機器の作
    動流体を開放して支持部材を伸縮可能とし、ワークの凹
    凸に対して突出し過ぎる支持部材をワークの凹凸で押し
    て後退させた後、各流体圧駆動機器に作動流体を付与し
    て各支持部材をワークの凹凸に当接させ、ロック機構の
    作動により支持部材を伸縮不能に保持することを特徴と
    するワーク支持方法。
JP2002105637A 2002-04-08 2002-04-08 ワーク支持ユニットおよびワーク支持方法 Pending JP2003300117A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009125153A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Newgin Corp 遊技盤製造用パレットコンベア、遊技盤搬送システム及び遊技盤製造ライン
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KR101300254B1 (ko) 2011-11-30 2013-08-26 한국철도기술연구원 부재 사이의 간격 정밀도 향상 장치
CN110744473A (zh) * 2019-10-28 2020-02-04 天津盛相电子有限公司 汽车外覆件组装用辅助工装

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