JP2003299367A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2003299367A
JP2003299367A JP2002103172A JP2002103172A JP2003299367A JP 2003299367 A JP2003299367 A JP 2003299367A JP 2002103172 A JP2002103172 A JP 2002103172A JP 2002103172 A JP2002103172 A JP 2002103172A JP 2003299367 A JP2003299367 A JP 2003299367A
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low
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switching element
source
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Tetsuya Yokoyama
哲也 横山
Hiroyuki Yamada
博之 山田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インバータ装置が大型化すると耐ノイズ性を上
げる必要があり、スイッチング素子をOFFするにはゲ
ート端子にソース(エミッタ)端子より低い電圧を印加
する必要があった。そのため回路構成が複雑化してい
た。本発明は、非絶縁かつ簡素な電源回路の構成でスイ
ッチング素子のゲート端子に逆バイアスを印加できるイ
ンバータ装置を提供することにある。 【解決手段】3相ブリッジ回路及び交流電動機の駆動源
の直流源から、非絶縁でスイッチング素子をONするの
に最適な電圧となるよう電圧を降圧変換する中位電源回
路と、その中位電源回路から電源供給を受けローサイド
側スイッチング素子のソース(エミッタ)よりも低い電
圧をゲートに可能とするOFF電源回路と、前記中間電
源回路の出力電圧から更に低い電圧に変換する非絶縁型
の低位電源回路とから構成したことに特徴がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気車に搭載され
るインバータ装置、あるいは直流自家発電装置用のイン
バータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、たとえば特開2000−312
488号公報記載の技術がある。ここではゲートドライ
ブ回路を高圧バッテリ(本特許でいう電圧源)からスイ
ッチング素子のドライブ回路(本特許でいうゲートドラ
イブ回路)および制御回路に給電し、ローサイド側ドラ
イブ回路の低電位端は高圧バッテリの低電位端に接続さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
000−312488号公報記載の技術の場合、ローサ
イド側スイッチング素子のドライバ回路の低電位端はほ
ぼ直流源の低電位端と同じ電位であるため、たとえばス
イッチング素子のMOS−FETのようなゲートに2V
以上印加すればONしてしまうものならば、少ないゲー
トの電位変動でON/OFFしてしまう。ドライブ回路
の出力であるスイッチング素子をOFFさせるためのゲ
ート制御電圧は先程の低電位端と同じもしくは少し高め
の電位となる。ドライバ回路の出力段がプッシュプルで
回路構成されている場合、OFF時の電圧はドライバ回
路の飽和電圧によりゲート制御電圧が高くなる、またド
ライバ回路とスイッチング素子のゲート間に配線が存在
することにより電圧降下あるいはノイズによる異常電位
の発生しやすい。よって、ローサイド側スイッチング素
子のドライバ回路の低電位端と直流源の低電位端を同じ
電位にしてしまうと、スイッチング素子が意図しないス
イッチングスピードになること、あるいは意図しないと
きにスイッチングしてしまう危険が高い。ハイサイド側
スイッチング素子とローサイド側スイッチング素子は同
時ONしてアーム短絡を起こし、最悪の場合回路破損に
至る。
【0004】ゲートにソースより低い電圧を印加しない
場合、スイッチング素子により近い場所にゲートドライ
ブ回路を設けねばならない。プリント基板の設置場所に
制限が有り装置の設計に障害となっている。マイコンを
含む制御回路とゲートドライブ回路とは別基板上に搭載
されている。
【0005】本発明は上記に鑑みなされたもので、その
目的は非絶縁かつ簡素な電源回路の構成でスイッチング
素子のゲート端子に逆バイアスを印加できるインバータ
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、直流電力を出力可能な直流源、前記直流
源から給電され、3つのハイサイド側スイッチング素子
及び3つのローサイド側スイッチング素子が3相ブリッ
ジ構成されたインバータ,前記インバータの交流出力電
力で駆動する3相交流電動機,前記ローサイド側スイッ
チング素子のゲートに、ゲート制御電圧を印加するロー
サイド側ゲートドライブ回路,前記ハイサイド側スイッ
チング素子のゲートに、ゲート制御電圧を印加するハイ
サイド側ゲートドライブ回路,前記ゲートドライブ回路
に交流電動機に必要な駆動力を演算し、駆動力に応じた
信号形態に変化するゲート制御信号を出力可能な制御回
路,前記直流源から直流源より低い電圧の中間電圧に変
換する非絶縁型の中位電源回路,前記中間電源回路の出
力電圧より更に低い電圧に変換する非絶縁型の低位電源
回路,前記中位電源回路の給電によりローサイド側スイ
ッチング素子のソース(エミッタ)よりも低い電圧を出力
可能なローサイド側スイッチング素子OFF電源回路を
備えるインバータ装置において、前記ローサイド側ゲー
トドライブ回路は前記中位電源回路より給電され、前記
中位電源回路の低電位端と前記低位電源回路の低電位端
と前記制御回路の低電位端と前記直流源の低電位端はそ
れぞれ2Ω以下で接続され、前記ローサイド側スイッチ
ング素子OFF電源回路は前記ゲートドライブ回路のう
ちローサイド側スイッチング素子を駆動するゲートドラ
イブ回路に接続したものである。
【0007】上記した構成による本発明のインバータ装
置は、ローサイド側スイッチング素子において、スイッ
チング素子とゲートドライブ回路間の配線長が長く、ノ
イズ等の影響によりスイッチング素子に善からぬ電位を
与える懸念のある場合に有効で、より安全な電位をスイ
ッチング素子のゲートに印加できる。より低い電位を印
加可能となるため、スイッチング素子のスイッチングス
ピードを向上でき、スイッチング損失の低減が図れる。
【0008】また、好ましくは、前記中位電源回路から
の給電により、ハイサイド側スイッチング素子用ゲート
ドライブ回路の駆動源としてハイサイド側スイッチング
素子ゲートドライブ電源を備え、その電源は絶縁かつハ
イサイド側スイッチング素子をOFFさせるのに最適な
前記ハイサイド側スイッチング素子のソース(エミッ
タ)より低い電圧をゲートに給電可能としたことに特徴
がある。
【0009】上記した構成による本発明のインバータ装
置は、ハイサイド側スイッチング素子において、スイッ
チング素子とゲートドライブ回路間の配線長が長く、ノ
イズ等の影響によりスイッチング素子に善からぬ電位を
与える懸念のある場合に有効で、より安全な電位をスイ
ッチング素子のゲートに印加できる。より低い電位を印
加可能となるため、スイッチング素子のスイッチングス
ピードを向上でき、スイッチング損失の低減が図れる。
【0010】更に、好ましくは、ローサイド側スイッチ
ング素子のゲートはソースより低い電圧を印加したこと
で前記中間電源回路,低位電源回路,ローサイド側スイ
ッチング素子OFF電源回路,ゲートドライブ回路,制
御回路をプリント基板1枚に搭載するものである。
【0011】上記した構成による本発明のインバータ装
置は、ゲートドライブ回路をスイッチング素子近傍に配
置しなくて済むため、インバータ装置が小型化できる。
【0012】また、本発明は、直流電力を出力可能な直
流源,前記直流源から給電され、3つのハイサイド側ス
イッチング素子及び3つのローサイド側スイッチング素
子が3相ブリッジ構成されたインバータ,前記インバー
タの交流出力電力で駆動する3相交流電動機,前記各ス
イッチング素子にゲート制御電圧を印加するゲートドラ
イブ回路,前記ゲートドライブ回路に交流電動機に必要
な駆動力を演算し、駆動力に応じた信号形態に変化する
ゲート制御信号を出力可能な制御回路,前記直流源から
直流源より低い電圧の中間電圧に変換する非絶縁型の中
位電源回路,前記中間電源回路よりも更に低い電圧に変
換する非絶縁型の低位電源回路,前記交流電動機の線電
流を計測するホール素子を用いた電流検出器を備えるイ
ンバータ装置において、前記電流検出器の電源は、前記
中位電源回路より給電され、その電源の低電位端は前記
直流源の低電位端と2Ω以下で接続したものである。
【0013】上記した構成による本発明のインバータ装
置は、前記電流検出器の電源を前記中位電源回路より給
電することで、電流検出器のための電源回路を装備する
必要が無くなる。回路の小型化,コスト低減が図れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の態様を図
1の図面を参照しながら説明する。なお、従来例にて説
明した内容と重複する箇所については説明を省略する。
【0015】図1にインバータ装置の全体の構成図を示
す。インバータの入力源である直流源1,電圧・電流変
動を低減する平滑コンデンサ2,直流源から直流源より
低い電圧の中間電圧に変換する非絶縁型の中位電源回路
3,中間電源回路から更に低い電圧に変換する非絶縁型
の低位電源回路4,ローサイド側スイッチング素子5,
ゲートドライブ回路に交流電動機に必要な駆動力を演算
し、駆動力に応じた信号形態に変化するゲート制御信号
を出力可能な制御回路6,中位電源回路の給電によりロ
ーサイド側スイッチング素子のソース(エミッタ)より
も低い電圧を出力可能なローサイド側スイッチング素子
OFF電源回路7,ローサイド側スイッチング素子にO
N/OFFするゲート制御電圧を印加するローサイド側
ゲートドライブ回路8,ハイサイド側スイッチング素子
9,ハイサイド側スイッチング素子にON/OFFする
ゲート制御電圧を印加するハイサイド側ゲートドライブ
回路10,ハイサイド側スイッチング素子用ゲートドラ
イブ回路の駆動源としてのハイサイド側ゲートドライブ
電源11,ハイサイド側スイッチング素子9とローサイ
ド側スイッチング素子5をそれぞれ3つで組み合わさる
3相ブリッジ回路12、そして3相ブリッジ回路12の
出力で回転運動を得る交流電動機13からなる。
【0016】中位電源回路3は直流源1に接続され、直
流源1の電源電圧より低い電圧に変換する降圧型スイッ
チング電源回路であり、ここでは直流源1の低電位端を
グランドとして(以下、グランドは直流源1の低電位端
である)10Vとする。中位電源回路3は低位電源回路
4に電源供給し、低位電源回路4は中位電源回路3の電
源電圧より低い電圧に変換する降圧型スイッチング電源
回路であり、ここでは5Vとする。この低位の電源電圧
は、マイコン等電子回路からなる制御回路6に給電さ
れ、制御回路6は公知のように交流電動機13を駆動す
るための3相ブリッジ回路12のスイッチング素子に向
け、ON/OFFさせるための指令信号を出力する。そ
の指令信号は、制御回路6からハイサイド側ゲートドラ
イブ回路10とローサイド側ゲートドライブ回路8に入
力される。ローサイド側ゲートドライブ回路8は、前記
指令信号をローサイド側スイッチング素子5の駆動可能
なゲート信号に変換する回路である。この回路の電源は
中位電源回路3とOFF電源回路7より供給される。こ
の回路のグランドは直流源1の低電位端と同じである。
OFF電源回路7は中位電源回路3より給電され、トラ
ンスを用いたフライバック型スイッチング回路である。
当然、フォワード型でも可能である。平滑された2次出
力側の電位の高電位端は、前記グランドに接続する。一
方の低電位端はスイッチング素子5をOFFするための
適切な電位とする。この電位はOFF電源回路7の低電
位端であり、電位はスイッチング素子の耐ノイズ性やド
ライブ回路とスイッチング素子間のハーネス長,スイッ
チングスピードを考慮して決定する。ここでは−5Vと
する。ローサイド側ゲートドライブ回路8は、これら中
位電源回路3とOFF電源回路7により駆動する。正極
側は中位電源回路3,負極側(グランドよりも低い電
圧)はOFF電源回路7の低電位端となり、中位電源回
路3の出力(高電位端)は10Vと設定したので電源範
囲は、10〜−5Vとなる。ゲートドライブ回路8は、
制御回路6より送られてくるスイッチング素子5を駆動
するための信号を、スイッチング素子5がON/OFF
動作可能な電力に変換するものである。制御回路6から
の信号は、ハイレベル時、低位電源回路4の出力電圧相
当の電位を有する矩形波である。その信号をゲートドラ
イブ回路8は、非絶縁でOFF電源回路7の低電位端を
利用できるようにレベルシフトを行う。つまり、OFF
電源回路7の低電位端がゲートドライブ回路8にとって
メインの低電位端(基準電位)となり、信号はOFF電
源回路7の出力電位分、レベルがシフトダウンする。出
力段はプッシュプルで構成され、スイッチング素子5を
OFFしたいときはゲート端子にOFF電源回路7の低
電位端(−5V)を出力する。逆にONするときはゲー
ト端子に中位電源回路3の高電位端がゲート端子に印加
される。
【0017】図2に中位電源回路3とOFF電源回路
7,ハイサイド側ゲートドライブ電源11の回路構成を
示す。制御対象の電源電圧をフィードバック制御可能な
汎用電源IC14を一つ用い、トランス15の巻数の設
定で各ゲートドライブ回路に供給する電圧を最適化す
る。
【0018】図3は、ハイサイド側スイッチング素子駆
動回路を示す。図3に示したものは、図1及び図2で示
した実施の形態に加え、ハイサイド側スイッチング素子
9用ハイサイド側ゲートドライブ回路10の駆動源とし
てハイサイド側ゲートドライブ電源11は中位電源回路
3から給電する方法を付け加える。ハイサイド側ゲート
ドライブ電源11は絶縁トランスを用いたフライバック
型スイッチング回路である。当然、フォワード型でも可
能である。電源電圧の制御は、トランスの2次側へ平滑
回路16を介した電圧を用い、汎用の電源IC14で行
う。それは周知されているため説明を省く。なお、絶縁
が不要なチャージポンプ式でなくトランスを用いるの
は、スイッチング素子9を駆動するのに要する電力が大
きくできるからである。スイッチング素子9をより安全
にOFF動作させるには、前記のローサイド側スイッチ
ング素子と同様に、ゲート端子にソース(エミッタ)端
子より低い電圧を印加するとよい。ハイサイド側ゲート
ドライブ電源11の絶縁トランスの平滑化された2次出
力側を正極端171,基準電位端172,負極端173に
分ける。基準電位端172はスイッチング素子9のソー
スであり、正極側は基準電位端より10V高く、負極端
は基準電位端より5V低くする回路とする。その電位分
配方法は、周知されているため説明を省く。
【0019】図4は電流検出回路を含めた本発明の一実
施の形態の全体構成を表すブロック図である。図4で示
したものは、図1及び図2で示した一実施の形態に加
え、中位電源回路3の出力(高電位端)を交流電動機1
3の線電流を計測するホール素子を用いた電流検出器1
8の電源入力端子に接続したものである。電流検出器1
8のグランドは、中位電源回路3の低電位端に接続した
ものである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、大型の6相PWMによ
る電力変換器について、ローサイド側スイッチング素子
のドライブ回路を非絶縁かつ簡単な構成で信頼性の向上
をはかったインバータ装置が実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を表すブロック図である。
【図2】中位電源回路とOFF電源回路,ハイサイド側
ゲートドライブ電源の回路構成である。
【図3】ハイサイド側スイッチング素子駆動回路であ
る。
【図4】電流検出器を含めた本発明の全体構成を表すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1…直流源、2…平滑コンデンサ、3…中位電源回路、
4…低位電源回路、5,5a,5b…ローサイド側スイ
ッチング素子、6…制御回路、7…OFF電源回路、
8,8a,8b…ローサイド側ゲートドライブ回路、
9,9a,9b…ハイサイド側スイッチング素子、1
0,10a,10b…ハイサイド側ゲートドライブ回
路、11…ハイサイド側ゲートドライブ電源、12…3
相ブリッジ回路、13…交流電動機、14…電源IC、
15…トランス、16…平滑回路、18…電流検出器、
171…2次出力側正極端、172…2次出力側基準電
位端、173…2次出力側負極端。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H007 AA03 BB06 CA01 CB04 CB05 CC23 DB03 DB09 DC02 EA02 5H576 AA15 CC01 DD02 EE11 GG04 HA04 HB01 JJ03 LL22 MM02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電力が出力可能な直流源と、 前記直流源から給電され、3つのハイサイド側スイッチ
    ング素子及び3つのローサイド側スイッチング素子が3
    相ブリッジ構成されたインバータと、 前記インバータの交流出力電力で駆動する3相交流電動
    機と、 前記ローサイド側スイッチング素子のゲートに、ゲート
    制御電圧を印加するローサイド側ゲートドライブ回路
    と、 前記ハイサイド側スイッチング素子のゲートに、ゲート
    制御電圧を印加するハイサイド側ゲートドライブ回路
    と、 前記ゲートドライブ回路に交流電動機に必要な駆動力を
    演算し、駆動力に応じた信号形態に変化するゲート制御
    信号を出力可能な制御回路と、 前記直流源から直流源より低い電圧の中間電圧に変換す
    る非絶縁型の中位電源回路と、 前記中間電源回路の出力電圧より更に低い電圧に変換す
    る非絶縁型の低位電源回路と、 前記中位電源回路の給電によりローサイド側スイッチン
    グ素子のソース(エミッタ)よりも低い電圧を出力可能
    なローサイド側スイッチング素子OFF電源回路とを備
    えるインバータ装置において、 前記ローサイド側ゲートドライブ回路は前記中位電源回
    路より給電され、 前記中位電源回路の低電位端と前記低位電源回路の低電
    位端と前記制御回路の低電位端と前記直流源の低電位端
    はそれぞれ2Ω以下で接続され、 前記ローサイド側スイッチング素子OFF電源回路は前
    記ゲートドライブ回路のうちローサイド側スイッチング
    素子を駆動するゲートドライブ回路に接続されることを
    特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインバータ装置において、 前記中位電源回路からの給電により、ハイサイド側スイ
    ッチング素子用ゲートドライブ回路の駆動源としてハイ
    サイド側スイッチング素子ゲートドライブ電源を備え、
    その電源は絶縁かつハイサイド側スイッチング素子をO
    FFさせるのに最適な前記ハイサイド側スイッチング素
    子のソース(エミッタ)より低い電圧をゲートに給電可
    能とすることを特徴とするインバータ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のインバータ装置において、
    前記直流電力が出力可能な直流源は、充電可能な2次バ
    ッテリ,電解2重層コンデンサ、或いは直流発電可能な
    燃料電池であることを特徴とするインバータ装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のインバータ装置において、 前記中間電源回路,低位電源回路,ローサイド側スイッ
    チング素子OFF電源回路,ローサイド側ゲートドライ
    ブ回路,ハイサイド側ゲートドライブ回路,制御回路を
    プリント基板1枚に搭載されることを特徴とするインバ
    ータ装置。
  5. 【請求項5】直流電力が出力可能な直流源と、 前記直流源から給電され、3つのハイサイド側スイッチ
    ング素子及び3つのローサイド側スイッチング素子が3
    相ブリッジ構成されたインバータと、 前記インバータの交流出力電力で駆動する3相交流電動
    機と、 前記各スイッチング素子にゲート制御電圧を印加するゲ
    ートドライブ回路と、 前記ゲートドライブ回路に交流電動機に必要な駆動力を
    演算し、駆動力に応じた信号形態に変化するゲート制御
    信号を出力可能な制御回路と、 前記直流源から直流源より低い電圧の中間電圧に変換す
    る非絶縁型の中位電源回路と、 前記中間電源回路よりも更に低い電圧に変換する非絶縁
    型の低位電源回路と、 前記交流電動機の線電流を計測するホール素子を用いた
    電流検出器とを備えるインバータ装置において、 前記電流検出器の電源は、前記中位電源回路より給電さ
    れ、 その電源の低電位端は前記直流源の低電位端と2Ω以下
    で接続されることを特徴とするインバータ装置。
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