JP2003299198A - 補聴器 - Google Patents

補聴器

Info

Publication number
JP2003299198A
JP2003299198A JP2002100464A JP2002100464A JP2003299198A JP 2003299198 A JP2003299198 A JP 2003299198A JP 2002100464 A JP2002100464 A JP 2002100464A JP 2002100464 A JP2002100464 A JP 2002100464A JP 2003299198 A JP2003299198 A JP 2003299198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
voice
bone conduction
speech speed
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002100464A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Taniguchi
竹夫 谷口
Koji Miyata
幸二 宮田
Satoru Moriyama
悟 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002100464A priority Critical patent/JP2003299198A/ja
Publication of JP2003299198A publication Critical patent/JP2003299198A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが話速変換された自分の声を聴くこと
により会話に支障をきたすことを防ぐことが可能な補聴
器を提供する。 【解決手段】 骨伝導マイク160からユーザの発する
音声が入力される際には、マイク130から入力された
音声を話速変換せずに骨伝導スピーカ190から出力す
るように制御部100が制御し、骨伝導マイク160か
らユーザの発する音声が入力されない場合には、マイク
130から入力された音声をDSP220にて話速変換
させ、骨伝導スピーカ190から出力するように制御部
100が制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補聴器に関する。
【0002】
【従来の技術】耳の聞こえにくいお年寄り等のユーザが
良く聞こえるようにする為の装置として、例えば補聴器
が使用されている。
【0003】しかし、補聴器を用いて音のレベルを単に
上げるだけでは、相手側が早口でしゃべっている場合に
はユーザが話を聞き取りにくい場合がある。このような
問題点を解決する為に、相手の話す速度を変換する所謂
話速変換部能を補聴器に搭載することが考えられる。
【0004】この話速変換部能を補聴器に搭載すること
により、ユーザは、相手側が話す速度を落として聴くこ
とが可能である。
【0005】又、耳の聞こえにくいユーザの為の装置と
して、骨伝導電話がある。前記骨伝導電話は、相手側か
らの音声信号(電気信号)をハンドセットに搭載された
骨伝導スピーカで振動の信号に変換し、出力するもので
ある。骨伝導スピーカから出力された振動は頭骨を介し
て牛耳に伝わり、この結果ユーザが音声を聞くことがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、補聴器は、空
気中に伝わる音波を拾うものである為、ユーザと相手側
が会話をしている場合には、相手側の音声だけでなくユ
ーザの音声も拾ってしまう。この為、特に話速変換機能
を搭載した補聴器をユーザが使用した場合には、ユーザ
は、他人が話す言葉だけでなくユーザ自身の発する音声
もゆっくりと聞こえてしまい、会話をする際にとまどっ
てしまう。
【0007】このような問題を回避する為に、マイクか
ら入力した相手側の発する音声と自分自身が発する音声
の周波数を異ならせ、音の高低に差異を持たせる機能が
あるが、このような機能を持たせると装置が複雑にな
る。
【0008】又、話速変換機能を用いるのは、相手側の
発する音声を聞き取り易くする為であり、自分が話す内
容まで話速変換すると会話をしづらくすることになる。
この為、できるだけ簡単な構成で相手側の話す音声のみ
話速変換を行うことが好ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決する為のものであり、請求項1記載の補聴器は、
周囲からの音を検出する第1マイクと、ユーザが発する
音を検出する第2マイクと、前記第1マイクから入力し
た音声の話速を変換する話速変換部と、該話速変換部で
変換された音声を出力するスピーカと、前記第2マイク
が前記音を検出した際には、前記話速変換部の話速変換
動作を禁止する制御部と、を有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の補聴器は、周囲からの音を
検出するマイクと、ユーザが発する音を検出する骨伝導
マイクと、前記マイクから入力した音声の話速を変換す
る話速変換部と、前該話速変換部で変換された音声を出
力する骨伝導スピーカと、前記骨伝導マイクが前記音を
検出した際には、前記話速変換部の話速変換動作を禁止
する制御部と、を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明を適用してなる
実施例装置の外観斜視図である。
【0012】図1において、装置本体10にはマイク1
30と話速ボタン230が搭載されており、前記マイク
130が周囲からの音声を入力する。又、装置本体10
にはヘッドセット20が接続されており、前記ヘッドセ
ット20には、骨伝導マイク160と骨伝導スピーカ1
90が搭載されている。
【0013】ユーザは、前記マイク130から入力され
た音声を前記ヘッドセット20の骨伝導スピーカ190
から聞くことが可能である。
【0014】又、前記話速ボタン230が押下される
と、前記マイク130から入力された音声を話速変換さ
せ、前記骨伝導スピーカ190から出力することが可能
である。又、前記骨伝導マイク160からユーザの発す
る音声(振動)が入力されると、前記マイク130から
入力された音声信号を話速変換することを禁止する。
【0015】図2は、本願発明を適用してなる実施例装
置のブロック図である。
【0016】図2において、制御部100は、例えばR
OM(Read Only Memory)からなる記
憶部110に格納されている制御プログラムに基づいて
以下に説明する各回路を司る。
【0017】マイク130は、該マイク130からの音
声信号を増幅するアンプ140と接続されており、前記
アンプ140は第2スイッチ250を介してアナログ信
号をデジタル信号に変換するA/D変換部150と接続
されている。
【0018】骨伝導マイク160は、該骨伝導マイク1
60からの音声信号を増幅するアンプ170と接続され
ており、前記アンプ170はアナログ信号をデジタル信
号に変換するA/D変換部180と接続されている。
【0019】骨伝導スピーカ190は、該骨伝導スピー
カ190へ出力する音声信号を増幅するアンプ200と
接続されており、前記アンプ200は第1スイッチ24
0を介してデジタル信号をアナログ信号に変換するA/
D変換部210と接続されている。
【0020】DSP(Digital Signal
Processor)220は、話速変換機能を有して
おり、話速ボタン230の押下があるとマイク130か
ら入力した音声信号の話速を落とし、骨伝導スピーカ1
90から出力する。
【0021】第1スイッチ240は、アンプ200をA
/D変換部210側又は第2スイッチ250側へと切り
換え接続する。
【0022】第2スイッチ250は、アンプ140をA
/D変換部150側又は第1スイッチ240側へと切換
え接続する。
【0023】図3は、本実施例装置の動作を示すフロー
図である。
【0024】S1ステップにおいて、制御部100は、
アンプ140とA/D変換部150を介してマイク13
0から音声信号を入力したと判定するとS2ステップへ
処理を進める。
【0025】S2ステップでは、制御部100は、話速
ボタン230が押下されたと判定するとS3ステップへ
処理を進め、そうでなければS4ステップへ処理を進め
る。
【0026】S3ステップでは、制御部100は、DS
P220がアンプ170とA/D変換部180を介して
骨伝導マイク160から音声信号を入力したと判定する
とS4ステップへ処理を進め、そうでなければS5ステ
ップへ処理を進める。
【0027】S4ステップでは、制御部100は、DS
P220を制御することにより、話速変換動作を禁止さ
せ、マイク130からの音声信号を話速変換せずに骨伝
導スピーカ190から出力させる。具体的には、制御部
100は、第2スイッチ250をC側に接続させると共
に第1スイッチ240をA側に接続させ、マイク130
から入力された音声信号をアンプ140で増幅させ、第
2スイッチ250、第1スイッチ240を介してアンプ
200へ入力させる。アンプ200で増幅された音声信
号は、骨伝導スピーカ190にて振動の信号として出力
される。その後、制御部100はS1ステップへ処理を
戻す。
【0028】S5ステップでは、制御部100は、第1
スイッチ240をB側に接続すると共に第2スイッチ2
50をD側に接続させ、マイク130から入力された音
声信号をアンプ140で増幅させ、A/D変換部150
でデジタル信号に変換させDSP220へ入力させる。
DSP220へ入力されたデジタル音声信号は、前記D
SP220にて話速変換され、A/D変換部210へ出
力される。前記A/D変換部210でアナログ信号に変
換された音声信号は、第1スイッチ240を介してアン
プ200へと入力され、前記アンプ200にて増幅され
たアナログ音声信号は、骨伝導スピーカ190から出力
される。続いて、制御部100は、S1ステップへ処理
を戻す。
【0029】このように、本実施例装置では、骨伝導マ
イク160からユーザの発する音声信号が入力されると
話速変換動作を停止する為、ユーザが骨伝導スピーカ1
90から話速変換された複数の人の声を聞き、会話にと
まどってしまうことがない。この為、ユーザは、相手側
との会話を必要以上に時間をかけることなく自然に楽し
むことができる。
【0030】又、本実施例では、音声の周波数を変える
構成を設けなくともよい為、装置を簡単に構成できるだ
けでなく、ユーザにとって不要な話速変換処理を行わな
くても良い。
【0031】尚、本実施例では、骨伝導マイク160と
骨伝導スピーカ190をヘッドセット20に設けた構成
としたが、骨伝導マイク160と骨伝導スピーカ190
を一体型にしたイヤホンに本発明を適用しても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明の補聴器は、ユーザが話速変換さ
れた自分の声を聴くことにより会話に支障をきたすこと
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる実施例装置の外観斜視図
である。
【図2】本実施例装置のブロック図である。
【図3】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
100 制御部 130 マイク 160 骨伝導マイク 190 骨伝導スピーカ 220 DSP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 幸二 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 森山 悟 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5D017 BA01 5D045 AA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲からの音を検出する第1マイクと、
    ユーザが発する音を検出する第2マイクと、前記第1マ
    イクから入力した音声の話速を変換する話速変換部と、
    該話速変換部で変換された音声を出力するスピーカと、
    前記第2マイクが前記音を検出した際には、前記話速変
    換部の話速変換動作を禁止する制御部と、を有すること
    を特徴とする補聴器。
  2. 【請求項2】 周囲からの音を検出するマイクと、ユー
    ザが発する音を検出する骨伝導マイクと、前記マイクか
    ら入力した音声の話速を変換する話速変換部と、前該話
    速変換部で変換された音声を出力する骨伝導スピーカ
    と、前記骨伝導マイクが前記音を検出した際には、前記
    話速変換部の話速変換動作を禁止する制御部と、を有す
    ることを特徴とする補聴器。
JP2002100464A 2002-04-02 2002-04-02 補聴器 Pending JP2003299198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002100464A JP2003299198A (ja) 2002-04-02 2002-04-02 補聴器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002100464A JP2003299198A (ja) 2002-04-02 2002-04-02 補聴器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003299198A true JP2003299198A (ja) 2003-10-17

Family

ID=29388403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002100464A Pending JP2003299198A (ja) 2002-04-02 2002-04-02 補聴器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003299198A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168889A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Samii Kk 回胴式遊技機及びその操作制御方法
JP2008511217A (ja) * 2004-08-27 2008-04-10 ビクトリオン テクノロジー カンパニー リミテッド 鼻骨伝導式無線通信伝送装置
JP2009105666A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 拡声通話装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168889A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Samii Kk 回胴式遊技機及びその操作制御方法
JP2008511217A (ja) * 2004-08-27 2008-04-10 ビクトリオン テクノロジー カンパニー リミテッド 鼻骨伝導式無線通信伝送装置
JP2009105666A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 拡声通話装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180014117A1 (en) Wearable headset with self-contained vocal feedback and vocal command
US20170345408A1 (en) Active Noise Reduction Headset Device with Hearing Aid Features
JP3262727B2 (ja) イヤホン
CN110915238B (zh) 语音清晰度增强系统
JP2008263383A (ja) 発声音キャンセル装置、及び発声音のキャンセル方法
CN106170108B (zh) 具有分贝提醒模式的耳机装置
JP4727763B2 (ja) 補聴器および補聴器システム
JP2007019898A (ja) 携帯電話機
EP3777114B1 (en) Dynamically adjustable sidetone generation
CN209642968U (zh) 骨导气导双式助听器
EP3072314B1 (en) A method of operating a hearing system for conducting telephone calls and a corresponding hearing system
JP2003299198A (ja) 補聴器
JP2006287886A (ja) 携帯電話用消音会話マスク
JP2003284194A (ja) 補聴器
JP2020124444A (ja) 発声補助装置および発声補助システム
JP2006337939A (ja) 騒音制御装置、騒音制御装置付き携帯電話及び騒音制御装置付きヘッドセット
EP4250759A1 (en) Earphone and earphone control method
JP2011010246A (ja) 音声変調器および音声データ変調器
JP2009232431A (ja) 「音声拡張器付携帯電話(助聴力携帯)」
SE526085C2 (sv) Öronsnäcka med kommunikationschip
JP2005117484A (ja) 人工喉頭使用者用拡声装置
TW201642675A (zh) 通訊裝置及其音量調整方法
KR200310631Y1 (ko) 별도의 마이크 및 음성신호처리 제어부와 연결된 보청기장치
TW200920165A (en) Earphones with a hearing aid function
JPH11187112A (ja) 通信装置及び通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041111

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061205