JP2003299126A - 携帯通信端末、および、その表示方法 - Google Patents

携帯通信端末、および、その表示方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ページングシステム等の無線通信
システムを利用し、規定されたフォーマットでは表現し
づらい情報、例えば音声情報による情報メッセージサー
ビス(以下音声情報と記す。)を容易に実現・管理で
き、サービスを提供する情報提供会社及びサービスを受
けるユーザー双方が利用しやすいデータベースシステ
ム、データ管理システム、携帯通信端末、及び情報提供
方法を提供することである。 【解決手段】 本実施の形態のページング通信システム
では、音声情報サービス機能を備えたサービスセンター
4を新たに設け、この音声情報サービス機能では、アー
ティスト別チケットの“譲ります。”又は“譲ってくだ
さい。”の音声情報を、サービスセンター4を介してペ
ージャー6、6´間で交換可能としたため、ページャー
6、6´間でアーティスト別チケットの売買情報を簡便
に交換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線呼出し等の通
信システムに接続される情報提供サービスシステムにお
ける、サービス情報の送受信制御を行うデータベースシ
ステム、データ管理システム、携帯通信端末、及び、情
報提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話回線を使用して文字情報の送
受を行う通信システムとして、無線ページングシステム
やホームバンキングシステムなどがある。これらの通信
システムにおいて、特にページングシステムは、最近の
急激な需要の増加に伴って標準規格「RCR STD−
43」(以下RCR STD−43と記す)が実用化さ
れている。
【0003】まず、このRCR STD−43について
簡単に説明する。このRCR STD−43に採用され
るデータ構成を図59に示す。図59において、参照符
号101は1時間に送信されるデータ構成を示す。参照
符号102は1サイクルのデータ構成(以下、サイクル
構成という)を示す。参照符号103は1フレームのデ
ータ構成(以下、フレーム構成という)を示す。データ
構成70は、“0”から“14”までの番号が付けられ
た15サイクルよりなり、1時間に15サイクルが送信
される。サイクル構成71は、“0”から“127”ま
での番号が付けられた128フレームよりなり、4分間
に送信される128フレームが送信される。1フレーム
のデータの送信時間は1.875秒であり、1分間に3
2フレームのデータが送信される。フレーム構成103
は、1フレーム分のデータの構成を示し、そのデータ内
容に応じて8つに区分されている。
【0004】フレーム構成72は、同期部1(S1)1
03A、フレーム情報(FI)103B、同期部2(S
2)103C、ブロック情報部(BI)103D、アド
レスフィールド(AF)103E、ベクトルフィールド
(VF)103F、メッセージフィールド(MF)10
3G、及びアイドルブロック(IB)103Hより構成
されている。
【0005】同期部1(S1)103Aには、2値FS
K変調された1600bpsの112ビットから構成さ
れる。同期部1(S1)103Aは、ブロック情報(B
I)103D以降で送信されるデータの変調方式/伝送
速度が、 2値FSK方式/1600bps 2値FSK方式/3200bps 4値FSK方式/3200bps 4値FSK方式/6400bps の内の何れであるかを規定する情報が格納される。
【0006】フレーム情報(FI)103Bは、2値F
SK変調された1600bpsの32ビットを1ワード
として、1ブロックで構成される。フレーム情報(F
I)103Bには、フレーム番号、サイクル番号、送信
回数を規定する情報などが格納されている。同期部2
(S2)103Cには、同期部1(S1)103Aで規
定された変調方式や伝送速度で受信タイミングをとるた
めのタイミング情報が格納されている。
【0007】ブロック情報(BI)103Dからアイド
ルブロック(IB)103Hに格納された情報は、同期
部1(S1)103Aで規定された変調方式/受信速度
で送信され、160ms単位1ブロックのインターリー
ブデータが11個で構成される。ブロック情報部(B
I)103Dには、後述のアドレスフィールド(AF)
103E及びベクトルフィールド(VF)103Fの起
点となるワード番号やワード数等の情報が格納される。
アドレスフィールド(AF)103Eには、ページング
先のアドレスデータが格納される。ベクトルフィールド
(VF)103Fには、メッセージフィールド(MF)
103Gの起点となるワード番号、ワード数等の情報が
格納される。メッセージフィールド(MF)103Gに
は、ベクトルフィールド(VF)103Fで規定された
データの形態に応じたメッセージデータが格納される。
アイドルブロック(IB)103Hは、未使用ブロック
であり、ここには“1”又は“0”のパターンがセット
される。
【0008】このRCR STD−43を利用すると、
ページングサービスを提供するページングセンターは、
加入者の個別呼出サービスに加えて、天気予報、株価情
報等の種々のサービス内容の情報メッセージを、一度に
大量に加入者(サービス契約者)の所持するページャー
に提供することができる情報提供サービスを実施するこ
とができる。
【0009】また、加入者(ページャーのユーザー、以
下ユーザーと記す)の所持するページャーも、上記「情
報提供サービス」の受信を希望することにより、情報提
供会社から提供される様々なサービス内容の情報メッセ
ージを受信することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
ーのページャーへ一度に大量のデータを送信できるRC
R STD−43であっても、規定されている送信フォ
ーマットでは短い文章であり、送信できるデータ量にも
限界がある。
【0011】また、ページングシステムを利用した情報
提供サービスのサービス内容も、ビジネス情報から、そ
の受信エリアに関連した地域情報まで様々あるため、ユ
ーザーの提供される情報内容へのニーズは、為替相場等
の定形のフォーマットで表現できる情報から、個人売買
やコンサートチケット情報等の規定されたフォーマット
では表現が困難な情報へ変化しつつある。
【0012】したがって、情報提供会社(サービスセン
ター)でも、上記ニーズに合わせて、規定されたフォー
マットでは表現が困難な情報の提供を試みている。しか
しながら、本来よりページャーは、RCR STD−4
3に適合したものであって、規定されたフォーマットの
データしか受信することができない。また、内部のメモ
リの容量の問題から、規格以外のフォーマット形式のデ
ータを一度に大量に受信することができない。
【0013】また、これとは対照的に、パーソナル・コ
ミュニケーション・サービス(PCS)・システムを利
用しセルラーフォンと、ノート型のパーソナルコンピュ
ーターとを接続して、画像や電子メール等の各種フォー
マットのデータファイルを互いに送受信したり、ユーザ
ーが雇用されている企業のデータベースから所望のデー
タファイルをダウンロードする方法が従来から知られて
いる。しかしながら、上記方法では、例えばユーザー
が、セルラーフォンと上記データベースとを回線接続
し、データベースに蓄積された情報をノート型のパーソ
ナルコンピューターにダウンロードする際、ユーザーは
データベースを検索しなければ、ダウンロードすべきデ
ータファイルがどれなのかわからない場合があった。
【0014】さらに、このセルラーフォンを利用した電
子メールサービスの場合、ページャーよりもサービスエ
リアが狭く、周囲の環境によっては受信データにデータ
化け等の障害も頻繁に発生するといった問題もあった。
【0015】一方、セルラーフォンを携帯端末に接続し
てデータを送受信する方法が従来から知られている。し
かしながら、セルラーフォンは、“0”または“1”の
ビット列のデータを音声信号に変換して送受信する。こ
のため、セルラーフォンとセンターとを回線接続し、セ
ンターのデータベースに蓄積された情報が携帯端末にダ
ウンロードされるまで、ユーザーは、どのような情報が
送られてくるかを知ることができない。周囲の環境によ
って電波状態が悪いときには、送受信されるデータが本
来のデータとは異なる場合があった。さらに、セルラー
フォンのサービスエリアは、ページャーよりも狭く、ユ
ーザーがいる場所によっては情報を受信できない場合も
あった。
【0016】本発明の課題は、ページングシステム等の
無線通信システムを利用し、規定されたフォーマットで
は表現しづらい情報、例えば音声情報による情報メッセ
ージサービス(以下音声情報と記す。)を容易に実現・
管理でき、サービスを提供する情報提供会社及びサービ
スを受けるユーザー双方が利用しやすいデータベースシ
ステム、及び通信端末を提供することである。
【0017】また本発明は、のデータベースにどのよう
なデータファイルが蓄積されたかをページングシステム
等の無線通信システムを利用することによって確認で
き、ユーザが受信したデータの内容を確認した後で蓄積
されたデータを通信端末にダウンロードすることができ
るデータ処理システム、及び通信端末を提供することで
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各種データを記憶するデータベースと、このデータベー
スと通信回線網とに接続され、前記データベースを管理
する管理手段と、前記通信回線網に接続された携帯通信
端末とで構成されるデータベースシステムにおいて、前
記管理手段は、前記各種データを、それぞれ当該データ
識別するための識別情報と対応づけて前記データベース
に格納させるデータ格納手段と、前記データベースに格
納されている識別情報を、無線通信回線を介して前記携
帯通信端末へ送信する送信手段と、前記携帯通信端末
は、前記送信手段により送信された識別情報を受信する
受信手段と、前記受信手段により受信された識別情報に
基づいて前記管理手段に接続し、前記データベースから
前記識別情報に対応する情報を出力させる制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0019】この請求項1記載の発明のデータベースシ
ステムによれば、各種データを記憶するデータベース
と、このデータベースと通信回線網とに接続され、前記
データベースを管理する管理手段と、前記通信回線網に
接続された携帯通信端末とで構成されるデータベースシ
ステムにおいて、前記管理手段には、前記各種データ
を、それぞれ当該データ識別するための識別情報と対応
づけて前記データベースに格納させるデータ格納手段
と、前記データベースに格納されている識別情報を、無
線通信回線を介して前記携帯通信端末へ送信する送信手
段と、が備えられ、前記携帯通信端末には、前記送信手
段により送信された識別情報を受信する受信手段と、前
記受信手段により受信された識別情報に基づいて前記管
理手段に接続し、前記データベースから前記識別情報に
対応する情報を出力させる制御手段と、が備えられてい
る。
【0020】したがって、前記識別情報と前記データと
対応づけて前記データベースに格納することにより、当
該データベースシステムの管理者(例えば、ページング
サービスにおける情報提供会社)は、前記識別情報に基
づいてデータを管理する事ができる。また、データベー
スシステムの利用者(例えば、ページングサービスにお
ける加入者、若しくはページャーのユーザー)も、携帯
通信端末(ページャー)に記憶された前記識別情報を用
いて、前記データベースから容易に所望のデータを処理
できる。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に、前記管理手段は、前記データベースに格納させる
データ格納手段によるデータの格納時刻を取得する取得
手段と、この取得手段によって取得された格納時刻を、
前記識別情報と対応づけて前記データベースに格納させ
る時刻格納手段と、前記取得手段により取得された格納
時刻を、前記識別情報とともに前記携帯通信端末に送信
するよう制御する第1の送信制御手段と、を更に備えた
ことを特徴としている。
【0022】この請求項2記載の発明のデータベースシ
ステムによれば、請求項1記載の発明に加え、前記管理
手段では、前記データベースに格納させるデータ格納手
段によるデータの格納時刻を取得する取得手段と、この
取得手段によって取得された格納時刻を、前記識別情報
と対応づけて前記データベースに格納させる時刻格納手
段と、前記取得手段により取得された格納時刻を、前記
識別情報とともに前記携帯通信端末に送信するよう制御
する第1の送信制御手段と、が更に備えられている。
【0023】したがって、前記携帯通信端末のユーザー
は、送信された前記格納時刻に基づいて、データが新し
いか古いかを容易に判別できる。このためデータの利用
価値が高まる。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明に、前記管理手段は、前記データベースに格納させる
手段によって格納されたデータのサイズを取得するサイ
ズ取得手段と、このサイズ取得手段により取得されたサ
イズを、前記識別情報とともに前記携帯通信端末に送信
するよう制御する第2の送信制御手段と、を更に備えた
ことを特徴としている。
【0025】この請求項3記載の発明のデータベースシ
ステムによれば、請求項1記載の発明に加え、前記管理
手段では、前記データベースに格納させる手段によって
格納されたデータのサイズを取得するサイズ取得手段
と、このサイズ取得手段により取得されたサイズを、前
記識別情報とともに前記携帯通信端末に送信するよう制
御する第2の送信制御手段と、が更に備えられている。
【0026】したがって、前記携帯通信端末のユーザー
は、送信されたデータのサイズにしたがって、受信した
識別情報に対応するデータのサイズを予め知ることがで
きる。このため、ユーザーは例えばデータの出力にかか
る時間等を把握することができる。
【0027】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明に、前記携帯通信端末は、前記制御手段によって出力
されたデータを記憶する第1の記憶手段を更に備えたこ
とを特徴としている。
【0028】この請求項4記載の発明のデータベースシ
ステムによれば、請求項1記載の発明に加え、前記携帯
通信端末では、前記制御手段によって出力されたデータ
を記憶する第1の記憶手段が更に備えられている。
【0029】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
データベースを処理するシステムに対し、受信された識
別情報に従い、データベースより所望の情報をダウンロ
ードさせ、携帯通信端末に記憶させることができる。
【0030】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明に、前記管理手段は、前記データベースに格納させる
データ格納手段によって格納されたデータのサイズを取
得するサイズ取得手段と、このサイズ取得手段により取
得されたサイズを、前記識別情報とともに前記携帯通信
端末に送信するよう制御する第2の送信制御手段と、を
更に備え、前記携帯通信端末は、前記第1の記憶手段の
空き容量を計測する計測手段と、前記受信手段により識
別情報とともに受信されたサイズと、この計測手段で計
測された空き容量とを比較する比較手段と、この比較手
段による比較の結果、前記サイズの方が大きい場合、前
記制御手段を禁止する第1の禁止手段と、を更に備えた
ことを特徴としている。
【0031】この請求項5記載の発明のデータベースシ
ステムによれば、請求項4記載の発明に加え、前記管理
手段では、前記データベースに格納させるデータ格納手
段によって格納されたデータのサイズを取得するサイズ
取得手段と、このサイズ取得手段により取得されたサイ
ズを、前記識別情報とともに前記携帯通信端末に送信す
るよう制御する第2の送信制御手段と、が更に備えら
れ、前記携帯通信端末では、前記第1の記憶手段の空き
容量を計測する計測手段と、前記受信手段により識別情
報とともに受信されたサイズと、この計測手段で計測さ
れた空き容量とを比較する比較手段と、この比較手段に
よる比較の結果、前記サイズの方が大きい場合、前記制
御手段を禁止する第1の禁止手段と、が更に備えられて
いる。
【0032】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
受信した識別情報で特定されるデータを該通信端末にダ
ウンロードする際、該携帯通信端末に十分な空き容量が
あるかを把握できる。
【0033】請求項6記載の発明は、請求項4記載の発
明に、前記携帯通信端末は、データを処理するプログラ
ムを、該プログラムが処理できるデータの属性とともに
記憶する第2の記憶手段と、前記識別情報と対応させ
て、該識別情報によって特定されるデータの属性情報を
記憶する第3の記憶手段と、前記受信手段によって受信
された識別情報に基づいて、前記第2の記憶手段より対
応する属性情報を読み出し、前記受信された識別情報で
特定されるデータが、前記第3の記憶手段に記憶される
プログラムによって処理可能か否かを判断する判断手段
と、この判断手段による結果、前記第3の記憶手段に記
憶されるプログラムでは処理不可能と判断した場合、前
記制御手段を禁止する第2の禁止手段と、を更に備えた
ことを特徴としている。
【0034】この請求項6記載の発明のデータベースシ
ステムによれば、請求項4記載の発明に加え、前記携帯
通信端末では、データを処理するプログラムを、該プロ
グラムが処理できるデータの属性とともに記憶する第2
の記憶手段と、前記識別情報と対応させて、該識別情報
によって特定されるデータの属性情報を記憶する第3の
記憶手段と、前記受信手段によって受信された識別情報
に基づいて、前記第2の記憶手段より対応する属性情報
を読み出し、前記受信された識別情報で特定されるデー
タが、前記第3の記憶手段に記憶されるプログラムによ
って処理可能か否かを判断する判断手段と、この判断手
段による結果、前記第3の記憶手段に記憶されるプログ
ラムでは処理不可能と判断した場合、前記制御手段を禁
止する第2の禁止手段と、が更に備えられている。
【0035】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
受信した識別情報で特定されるデータをデータベースよ
りダウンロードした場合、該ダウンロードされたデータ
を処理するためのアプリケーションプログラムが携帯通
信端末に用意されていないという状態を防ぐ事ができ
る。
【0036】請求項7記載の発明は、請求1項記載の発
明に、前記管理手段は、1つ以上の前記携帯通信端末か
らなるグループに一斉に前記識別情報を送信するよう前
記送信手段を制御する第3の送信制御手段を更に備えた
ことを特徴としている。
【0037】この請求項7記載の発明のデータベースシ
ステムによれば、請求項1記載の発明に加え、前記管理
手段では、1つ以上の前記携帯通信端末からなるグルー
プに一斉に前記識別情報を送信するよう前記送信手段を
制御する第3の送信制御手段が更に備えられている。
【0038】したがって、データベースシステムはペー
ジングセンターに対し、情報サービスの加入者への識別
情報の一斉送信を依頼することができる。
【0039】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明に、前記携帯通信端末は、前記識別情報と対応させて
前記受信手段を制御する受信制御情報を記憶する第4の
記憶手段を更に備えたことを特徴としている。
【0040】この請求項8記載の発明のデータベースシ
ステムによれば、請求項1記載の発明に加え、前記携帯
通信端末では、前記識別情報と対応させて前記受信手段
を制御する受信制御情報を記憶する第4の記憶手段が更
に備えられている。
【0041】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
所望のデータについてのみ、その識別情報の受信を知る
ことができる。
【0042】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
明に、前記携帯通信端末は、表示手段と、前記識別情報
と対応させて表示制御情報を記憶する第5の記憶手段
と、前記受信手段によって受信された識別情報に基づい
て、この第5の記憶手段より対応する表示制御情報を読
み出し、前記表示手段を制御する表示制御手段と、を更
に備えたことを特徴としている。
【0043】この請求項9記載の発明のデータベースシ
ステムによれば、請求項1記載の発明に加え、前記携帯
通信端末では、表示手段と、前記識別情報と対応させて
表示制御情報を記憶する第5の記憶手段と、前記受信手
段によって受信された識別情報に基づいて、この第5の
記憶手段より対応する表示制御情報を読み出し、前記表
示手段を制御する表示制御手段と、が更に備えられてい
る。
【0044】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
どのようなデータの識別情報を受信したかを、携帯通信
端末の表示画面を見る事によって確認できる。
【0045】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
発明に、前記携帯通信端末は、報知手段と、前記識別情
報と対応させて報知制御情報を記憶する第6の記憶手段
と、前記受信手段によって受信された識別情報に基づい
て、この第6の記憶手段より対応する報知制御情報を読
み出し、前記報知手段を制御する報知制御手段と、を更
に備えることを特徴としている。
【0046】この請求項10記載の発明のデータベース
システムによれば、請求項1記載の発明に加え、前記携
帯通信端末では、報知手段と、前記識別情報と対応させ
て報知制御情報を記憶する第6の記憶手段と、前記受信
手段によって受信された識別情報に基づいて、この第6
の記憶手段より対応する報知制御情報を読み出し、前記
報知手段を制御する報知制御手段と、が更に備えられ
る。
【0047】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
どのようなデータの識別情報を受信したかを、携帯通信
端末の報知状態によって確認できる。
【0048】請求項11記載の発明は、各種データを記
憶するデータベースと、このデータベースと通信回線網
とに接続され、前記データベースを管理する管理手段と
で構成されるデータ管理システムにおいて、前記管理手
段は、各種データを、それぞれ当該データ識別するため
の識別情報と対応づけて前記データベースに格納させる
データ格納手段と、前記データベースに格納された識別
情報を、前記通信回線網を介してシステムユーザーへ送
信する送信手段と、前記通信回線を介して送られてきた
システムユーザーからの識別情報を受信する受信手段
と、該受信手段で受信した識別情報に基づいて前記デー
タベースを検索し、受信した識別情報に対応するデータ
を前記システムユーザーへ送信するデータ送信手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0049】この請求項11記載の発明のデータ管理シ
ステムによれば、各種データを記憶するデータベース
と、このデータベースと通信回線網とに接続され、前記
データベースを管理する管理手段とで構成されるデータ
管理システムにおいて、前記管理手段では、各種データ
を、それぞれ当該データ識別するための識別情報と対応
づけて前記データベースに格納させるデータ格納手段
と、前記データベースに格納された識別情報を、前記通
信回線網を介してシステムユーザーへ送信する送信手段
と、前記通信回線を介して送られてきたシステムユーザ
ーからの識別情報を受信する受信手段と、該受信手段で
受信した識別情報に基づいて前記データベースを検索
し、受信した識別情報に対応するデータを前記システム
ユーザーへ送信するデータ送信手段と、が備えられてい
る。
【0050】したがって、前記識別情報と前記データと
対応づけて前記データベースに格納することにより、当
該データ管理システムの管理者(例えば、ページングサ
ービスにおける情報提供会社)は、前記識別情報に基づ
いてデータを管理する事ができる。また、データ管理シ
ステムの利用者(例えば、ページングサービスにおける
加入者、若しくはページャーのユーザー)も、前記記憶
された前記識別情報を用いて、前記データベースから容
易に所望のデータを処理できる。
【0051】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の発明に、前記管理手段は、前記データベースに格納さ
せる手段によるデータの格納時刻を取得する取得手段
と、この取得手段によって取得された格納時刻を、前記
識別情報と対応づけて前記データベースに格納させる時
刻格納手段と、前記取得手段により取得された格納時刻
を、前記識別情報とともに前記システムユーザーに送信
するよう制御する第1の送信制御手段と、を更に備えた
ことを特徴としている。
【0052】この請求項12記載の発明のデータ管理シ
ステムによれば、請求項11記載の発明に加え、前記管
理手段は、前記データベースに格納させる手段によるデ
ータの格納時刻を取得する取得手段と、この取得手段に
よって取得された格納時刻を、前記識別情報と対応づけ
て前記データベースに格納させる時刻格納手段と、前記
取得手段により取得された格納時刻を、前記識別情報と
ともに前記システムユーザーに送信するよう制御する第
1の送信制御手段と、が更に備えられている。
【0053】したがって、前記データ管理システムのユ
ーザーは、送信された前記格納時刻に基づいて、データ
が新しいか古いかを容易に判別できる。このためデータ
の利用価値が高まる。
【0054】請求項13記載の発明は、請求項11記載
の発明に、前記管理手段は、前記データベースに格納さ
せる手段によって格納されたデータのサイズを取得する
サイズ取得手段と、このサイズ取得手段により取得され
たサイズを、前記識別情報とともに前記システムユーザ
ーに送信するよう制御する第2の送信制御手段と、を更
に備えたことを特徴としている。
【0055】この請求項13記載の発明のデータ管理シ
ステムによれば、請求項11記載の発明に加え、前記管
理手段では、前記データベースに格納させる手段によっ
て格納されたデータのサイズを取得するサイズ取得手段
と、このサイズ取得手段により取得されたサイズを、前
記識別情報とともに前記システムユーザーに送信するよ
う制御する第2の送信制御手段と、が更に備えられてい
る。
【0056】したがって、データ管理システムのユーザ
ーは、送信されたデータのサイズにしたがって、受信し
た識別情報に対応するデータのサイズを予め知ることが
できる。このため、ユーザーは例えばデータの出力にか
かる時間等を把握することができる。
【0057】請求項14記載の発明は、請求項11記載
の発明に、前記管理手段は、1人以上の前記システムユ
ーザーで構成されるグループに一斉に前記識別情報を送
信するよう前記送信手段を制御する第3の送信制御手段
を更に備えたことを特徴としている。
【0058】この請求項14記載の発明のデータ管理シ
ステムによれば、請求項11記載の発明に加え、前記管
理手段では、1人以上の前記システムユーザーで構成さ
れるグループに一斉に前記識別情報を送信するよう前記
送信手段を制御する第3の送信制御手段が更に備えられ
ている。
【0059】したがって、データ管理システムはページ
ングセンターに対し、情報サービスの加入者への識別情
報の一斉送信を依頼することができる。
【0060】請求項15記載の発明は、通信回線を介し
てデータベースに接続され、前記データベースから所望
のデータを取り出す携帯通信端末であって、無線送信さ
れている前記データベースに蓄積されている複数のデー
タの各々を識別する識別情報を受信する受信手段と、こ
の受信手段により受信された識別情報に基づいて、前記
データベースに接続し、前記データベースから所望のデ
ータを取り出す取出手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0061】この請求項15記載の発明の携帯通信端末
によれば、通信回線を介してデータベースに接続され、
前記データベースから所望のデータを取り出す携帯通信
端末であって、無線送信されている前記データベースに
蓄積されている複数のデータの各々を識別する識別情報
を受信する受信手段と、この受信手段により受信された
識別情報に基づいて、前記データベースに接続し、前記
データベースから所望のデータを取り出す取出手段と、
が備えられている。
【0062】したがって、データ処理システムの利用者
(例えば、ページングサービスにおける加入者、若しく
はページャーのユーザー)も、携帯通信端末(ページャ
ー)に記憶された前記識別情報を用いて、前記データベ
ースから容易に所望のデータを処理できる。
【0063】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の発明に、前記データベースから取り出されたデータを
記憶する第1の記憶手段を更に備えたことを特徴として
いる。
【0064】この請求項16記載の発明の携帯通信端末
によれば、請求項15記載の発明に加え、前記データベ
ースから取り出されたデータを記憶する第1の記憶手段
が更に備えられている。
【0065】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
データベースを処理するシステムに対し、受信された識
別情報に従い、データベースより所望の情報をダウンロ
ードさせ、携帯通信端末に記憶させることができる。
【0066】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の発明に、前記第1の記憶手段の空き容量を計測する計
測手段と、前記受信手段により受信された識別情報よ
り、この識別情報で特定されるデータのサイズを検出す
る検出手段と、この検出手段によって検出されたデータ
のサイズと、前記計測手段によって計測された空き容量
とを比較する比較手段と、この比較手段による比較の結
果、前記サイズの方が大きい場合、前記制御手段を禁止
する第1の禁止手段と、を更に備えたことを特徴として
いる。
【0067】この請求項17記載の発明の携帯通信端末
によれば、請求項16記載の発明に加え、前記第1の記
憶手段の空き容量を計測する計測手段と、前記受信手段
により受信された識別情報より、この識別情報で特定さ
れるデータのサイズを検出する検出手段と、この検出手
段によって検出されたデータのサイズと、前記計測手段
によって計測された空き容量とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較の結果、前記サイズの方が大き
い場合、前記制御手段を禁止する第1の禁止手段と、が
更に備えられている。
【0068】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
受信した識別情報で特定されるデータを該通信端末にダ
ウンロードする際、該携帯通信端末に十分な空き容量が
あるかを把握できる。
【0069】請求項18記載の発明は、請求項16記載
の発明に、データを処理するプログラムを、該プログラ
ムが処理できるデータの属性とともに記憶する第2の記
憶手段と、前記識別情報と対応させて、該識別情報によ
って特定されるデータの属性情報を記憶する第3の記憶
手段と、前記受信手段によって受信された識別情報に基
づいて、前記第2の記憶手段より対応する属性情報を読
み出し、前記受信された識別情報で特定されるデータ
が、第3の記憶手段に記憶されるプログラムによって処
理可能か否かを判断する判断手段と、この判断手段によ
る結果、前記第3の記憶手段に記憶されるプログラムで
は処理不可能と判断した場合、前記制御手段を禁止する
第2の禁止手段と、を更に備えたことを特徴としてい
る。
【0070】請求項18記載の発明の携帯通信端末によ
れば、請求項16記載の発明に加え、データを処理する
プログラムを、該プログラムが処理できるデータの属性
とともに記憶する第2の記憶手段と、前記識別情報と対
応させて、該識別情報によって特定されるデータの属性
情報を記憶する第3の記憶手段と、前記受信手段によっ
て受信された識別情報に基づいて、前記第2の記憶手段
より対応する属性情報を読み出し、前記受信された識別
情報で特定されるデータが、第3の記憶手段に記憶され
るプログラムによって処理可能か否かを判断する判断手
段と、この判断手段による結果、前記第3の記憶手段に
記憶されるプログラムでは処理不可能と判断した場合、
前記制御手段を禁止する第2の禁止手段と、が更に備え
られている。
【0071】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
受信した識別情報で特定されるデータをデータベースよ
りダウンロードした場合、該ダウンロードされたデータ
を処理するためのアプリケーションプログラムが携帯通
信端末に用意されていないという状態を防ぐ事ができ
る。
【0072】請求項19記載の発明は、請求項15記載
の発明に、前記識別情報と対応させて前記受信手段を制
御する受信制御情報を記憶する第4の記憶手段を更に備
えたことを特徴としている。
【0073】この請求項19記載の発明の携帯通信端末
によれば、請求項15記載の発明に加え、前記識別情報
と対応させて前記受信手段を制御する受信制御情報を記
憶する第4の記憶手段が更に備えられている。
【0074】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
所望のデータについてのみ、その識別情報の受信を知る
ことができる。
【0075】請求項20記載の発明は、請求項15記載
の発明に、表示手段と、前記識別情報と対応させて表示
制御情報を記憶する第5の記憶手段と、前記受信手段に
よって受信された識別情報に基づいて、この第5の記憶
手段より対応する表示制御情報を読み出し、前記表示手
段を制御する表示制御手段と、を更に備えたことを特徴
としている。
【0076】この請求項20記載の発明の携帯通信端末
によれば、請求項15記載の発明に加え、前記受信手段
によって受信された識別情報に基づいて、この第5の記
憶手段より対応する表示制御情報を読み出し、前記表示
手段を制御する表示制御手段と、が更に備えられてい
る。
【0077】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
どのようなデータの識別情報を受信したかを、通信端末
の表示画面を見る事によって確認できる。
【0078】請求項21記載の発明は、請求項15記載
の発明に、報知手段と、前記識別情報と対応させて報知
制御情報を記憶する第6の記憶手段と、前記受信手段に
よって受信された識別情報に基づいて、この第6の記憶
手段より対応する報知制御情報を読み出し、前記報知手
段を制御する報知制御手段と、を更に備えたことを特徴
としている。
【0079】この請求項21記載の発明の携帯通信端末
によれば、請求項15記載の発明に加え、報知手段と、
前記識別情報と対応させて報知制御情報を記憶する第6
の記憶手段と、前記受信手段によって受信された識別情
報に基づいて、この第6の記憶手段より対応する報知制
御情報を読み出し、前記報知手段を制御する報知制御手
段と、が更に備えられている。
【0080】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
どのようなデータの識別情報を受信したかを、通信端末
の報知状態によって確認できる。
【0081】請求項22記載の発明は、請求項15記載
の発明に、前記識別情報と、前記データベースに接続す
る為の接続情報とを対応づけて記憶する第7の記憶手段
を更に備えたことを特徴としている。
【0082】この請求項22記載の発明の携帯通信端末
によれば、請求項15記載の発明に加え、前記識別情報
と、前記データベースに接続する為の接続情報とを対応
づけて記憶する第7の記憶手段が更に備えられている。
【0083】したがって、携帯通信端末のユーザーは、
識別情報を受信するのみで、データ処理システムへの回
線接続が容易にできる。
【0084】請求項23記載の発明は、データベースに
蓄積した情報を通信回線網を介してシステムユーザーに
提供する情報提供方法において、前記データベース側に
おいて、該データベースに蓄積されている複数のデータ
の各々を識別する識別情報を、前記通信回線網を介して
前記システムユーザーへ送信するステップと、システム
ユーザー側において、前記送信された識別情報を受信
し、この受信した識別情報に基づいて前記データベース
にアクセスし、当該データベースから前記受信した識別
情報に対応する情報を得るステップと、システムユーザ
ー側において、前記受信した識別情報に基づいて入手す
べき情報を選択し、この選択した識別情報に基づいて前
記データベースにアクセスし、当該データベースから前
記選択した識別情報に対応する情報を得て、システムユ
ーザーへ送信するステップと、を備えたことを特徴とし
ている。
【0085】この請求項23記載の発明の情報提供方法
によれば、データベースに蓄積した情報を通信回線網を
介してシステムユーザーに提供する情報提供方法におい
て、前記データベース側において、該データベースに蓄
積されている複数のデータの各々を識別する識別情報
を、前記通信回線網を介して前記システムユーザーへ送
信するステップと、システムユーザー側において、前記
送信された識別情報を受信し、この受信した識別情報に
基づいて前記データベースにアクセスし、当該データベ
ースから前記受信した識別情報に対応する情報を得るス
テップと、システムユーザー側において、前記受信した
識別情報に基づいて入手すべき情報を選択し、この選択
した識別情報に基づいて前記データベースにアクセス
し、当該データベースから前記選択した識別情報に対応
する情報を得て、システムユーザーへ送信するステップ
と、が備えられている。
【0086】したがって、システムユーザーは音声情報
など非定型的なデータの内容を定形的な識別情報を受信
することによって確認でき、また、この識別情報をデー
タベースに送信するだけで所望のデータを得ることがで
きるので、情報サービスのサービス内容を一層充実させ
ることができる。
【0087】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0088】(第1の実施の形態)図1〜図25は、本
発明を適用した上記高度ページング方式に対応したペー
ジング通信システムの一実施の形態を示す図である。
【0089】まず、構成を説明する。
【0090】図1は、本第1の実施の形態のページング
システムのシステム構成を示す図である。このページン
グシステムでは、情報サービスの内容としてコンサート
等のチケット情報がアーティスト毎に音声で提供され
る。
【0091】図1のページングシステムにおいて、1は
公衆電話である。公衆電話1は、公衆回線網2を介して
ページングセンター3、サービスセンター4、パーソナ
ルコンピュータ7等と接続されている。ここで公衆回線
網2を介して単に「接続」と呼ぶ場合は、物理的な接続
を意味する。以下、例えば、公衆電話1とページングセ
ンター3とが公衆回線網2を介して論理的に接続された
場合は、「回線接続」と呼ぶ。
【0092】ページングセンター3は、送信局(TX)
5と接続されるとともに、公衆回線網2を介してサービ
スセンター4と接続されている。公衆回線網2には、デ
ータ通信用の赤外線モデム9とテレターミナル等で用い
られるデータ通信用の受信局(RX)11も接続されて
いる。
【0093】図1のページングシステムにおいて、6、
6’は、ページャーである。参照符号8は、無線による
データ受信機能及び赤外線によるデータ通信機能を有す
る携帯端末(PDA)である。参照符号10は、無線デ
ータ通信機能を有する携帯端末である。
【0094】ページングセンター3は、図2に示すよう
に、入出力回路301、切換部302、呼出番号照合部
303、加入者メモリ304、音声応答回路305、制
御部306、メッセージレジスタ307、ベクトルレジ
スタ308、アドレスレジスタ309、送信信号処理部
310及びブロック情報記憶用メモリ311により構成
されている。
【0095】入出力回路301は、公衆回線網2に接続
されている。入出力回路301は、公衆回線網2を介し
て回線接続された公衆電話1から呼出対象となるページ
ャー6、6’の呼出番号(電話番号)及びページャー
6、6’に送信するメッセージ情報を入力すると共に、
音声応答回路305からのアナウンスを回線接続された
公衆電話1に対して出力する。
【0096】切換部302は、入出力回路301に接続
されている。切り替え部302は、制御部306の制御
信号に応答して、入出力回路301に入力された入力デ
ータの内の呼出番号を呼出番号照合部303に、メッセ
ージ情報を制御部306に、それぞれ出力する。
【0097】呼出番号照合部303は、切換部302か
ら入力された呼出番号を予め加入者メモリ304に登録
されている複数の呼出番号と比較し、一致するものがあ
るか否かを判定する。
【0098】加入者メモリ304は、呼出対象となるペ
ージャー6、6’の呼出番号と、IDすなわち個別呼び
出しのアドレスデータ(21ビット)とを契約している
加入者毎に関連付けて記憶する。本実施の形態では、加
入者メモリ304は、音声情報サービス受信用のアドレ
スデータ(HC)も記憶している(図示せず)。アドレ
スコードデータ(HC)は、制御部306の制御に従っ
て読み出される。
【0099】制御部306は、ページングセンター3全
体の動作を制御すると共に、一連のページング処理を制
御する。制御部306は、各公衆電話1からの呼び出し
要求に応答してページャー6、6’を呼び出すための処
理を行う。制御部306は、サービスセンター4と公衆
回線網2で接続されており、音声情報サービスの情報メ
ッセージの送信に際し、サービスセンター4から専用回
線を介して送られてくる契約者のページャーの、上記音
声情報サービス受信用のアドレスデータに対応する呼出
番号、及び情報メッセージデータに応じて、一括してペ
ージャー6、6’に送信するページング処理を行う。
【0100】音声応答回路305は、入出力回路301
に接続され、制御部306の制御に従ってアナウンス内
容を生成し、入出力回路301を介して回線接続した発
呼者(公衆電話1)にこのアナウンスを出力する。
【0101】メッセージレジスタ307は、制御部30
6の制御に従ってページャー6、6’に対して発信する
メッセージデータを受け取り、格納すると共に、格納し
たメッセージデータを送信信号処理部310に出力す
る。メッセージレジスタ307は、例えば、4ビット単
位の数値コード(数字データ)で構成されるメッセージ
データや後述する音声情報サービスの情報メッセージの
内容を識別するためのコードデータ(識別データ)を格
納できる記憶容量をもっている。このメッセージレジス
タ307に格納されたメッセージデータは、上記図59
に示したフレーム構成103のメッセージフィールド
(MF)103Gに設定される。
【0102】ベクトルレジスタ308は、制御部306
の制御に従ってアドレスデータと対になるベクトルデー
タを格納すると共に、格納したベクトルデータを送信信
号処理部20に出力する構成を有している。
【0103】アドレスレジスタ309は、制御部306
の制御に従ってページャーを呼び出すアドレスデータ及
びフレームデータ等の情報を受け取り、格納すると共
に、格納したデータを送信信号処理部310に出力す
る。このアドレスレジスタ309に格納されたアドレス
データ及びフレームデータは、それぞれ図59のフレー
ム構成103のアドレスフィールド(AF)103E、
フレーム情報(FI)103Bに格納される。
【0104】送信信号処理部310は、メッセージレジ
スタ307、ベクトルレジスタ308及びアドレスレジ
スタ309に接続されている。送信信号処理部310
は、メッセージデータ、ベクトルデータ、アドレスデー
タ及びフレームデータ等の情報を取り出し、RCR S
TD−43で規定されたデータ形式に変換して送信デー
タを形成すると共に、制御部306の制御に従って送信
データを送信局(TX)5に出力する。
【0105】送信局(TX)5は、送信信号処理部31
0で形成された送信データを受け取り、受け取ったデー
タを変調して、この変調したデータを搬送波としてアン
テナより各ページャー6、6’に無線出力する。
【0106】ブロック情報記憶用メモリ311は、制御
部306の制御に従って図59のフレーム構成103の
ブロック情報(BI)103Dを設定するための設定情
報を記憶する。ブロック情報記憶用メモリ311には、
送信データに基づきアドレスフィールド(AF)103
E及びベクトルフィールド(VF)103Fの起点とな
るワード番号等の情報が格納される。
【0107】図1に示すサービスセンター4は、ページ
ャー6、6’のユーザー(サービス契約者)に対して音
声情報サービスを提供するため、音声情報を管理する機
能や、音声情報を蓄積するデータベース機能を有する。
サービスセンター4は、図3に示すように、入出力回路
41、音声出力回路42、制御部43、時計部44、音
声情報データベース45、情報管理テーブル46及びR
AM47により構成されている。
【0108】入出力回路41は、公衆回線網2に接続さ
れている。入出力回路41は、公衆回線網2に回線接続
されている公衆電話1から音声情報の情報内容を特定す
るためのコードデータやメッセージデータを入力すると
共に、音声出力回路42からの音声情報を公衆回線網2
を介して公衆電話1に出力する。
【0109】音声出力回路42は、入出力回路41に接
続されている。音声出力回路42は、制御部43の制御
に従って後述する音声情報データベース45に格納され
ている音声情報を読み出して生成し、入出力回路41を
介して音声情報出力依頼者(公衆電話1)にこの音声情
報を出力する。音声出力回路42は、後述するアクセス
処理において応答する音声応答内容アナウンス〜も
内部メモリに格納している。
【0110】制御部43は、サービスセンター4全体の
動作を制御する。制御部43は、音声情報サービスに際
して、予め設定された時間間隔で送信依頼されたデータ
を一斉出力する。制御部43は、また、各公衆電話1あ
るいは受信局(RX)11から送られてくる当該音声情
報サービスに関する、音声情報の出力依頼、若しくは提
供処理の要求に応答して、音声情報出力処理及び音声情
報格納処理等を制御する。制御部43は、ページングセ
ンター3と公衆回線網2で接続されており、当該音声情
報サービスに関連する、アドレスデータ#Cによる呼出
依頼の為の呼出番号と、サブアドレスデータ、コードデ
ータ、若しくはフリーワードメッセージデータとからな
る識別情報と、記録時刻とを、専用回線を介してページ
ングセンター3に出力する。
【0111】時計部44は、現在時刻を計時し、計時し
た時刻情報を制御部43に出力する。音声情報データベ
ース45は、音声情報を後述する管理テーブル(TB
1、TB2、TB3…)に音声情報をデジタル化、且つ
圧縮して格納している。そして音声情報サービスに際し
て制御部43により実行される音声情報出力処理に応じ
て、出力依頼された音声情報を解凍して、アナログ処理
し、回線接続された公衆電話1に対し出力する。
【0112】また、音声情報格納処理の場合は、提供依
頼を受けた音声情報を、先に入力されたアクセスNo.
に対応するサブアドレスデータで定義される管理テーブ
ルに、コードデータ、及び記録時刻とともに、格納アド
レスが割り振られて、デジタル圧縮されて格納される。
情報管理テーブル46は、音声情報データベース45に
格納される音声情報を管理する管理テーブルである。音
声管理情報テーブル46は、半導体メモリなどのメモリ
に記憶されている。情報管理テーブル46のメモリ構成
を図4に示す。図示するように、情報管理テーブル46
は、管理テーブルTB1〜TB4毎の管理情報を格納す
るテーブルマネージャーTMと、音声情報データベース
45に格納された音声情報を管理する管理情報を格納す
る管理テーブルTB1〜TB4の各メモリエリアから構
成される。
【0113】テーブルマネージャーTM内の記憶内容を
図5に示す。テーブルマネージャーTMには、アクセス
No.欄、サブアドレスデータ欄及び管理テーブルN
o.欄がそれぞれ対応づけて形成されている。アクセス
No.欄には、音声情報サービスの要求に際して、より
詳細なサービス内容(例えば、アーティスト名を指定す
る場合等)をユーザが指定する場合に、ユーザーの操作
によって公衆電話1から入力されるアクセスNo.デー
タ(この図5では、4桁の数値としている)が格納され
る。サブアドレスデータ欄には、その指定されたアクセ
スNo.と対応付けられる8bitのサブアドレスデー
タが格納される。図5の例では、#S、#T、#U、#
V等がサブアドレスデータとして設定された場合を示し
ている。サブアドレスデータは、音声情報サービスを受
けるユーザがページャー6、6’に設定及び変更するこ
とが可能な情報である。例えば、ページャー6のユーザ
が所望のアーティスト名の音声情報サービスを要求する
場合には、予め音声情報サービスで設定されているアー
ティストのメニューよりページャー6のユーザが後述す
るキー入力部を操作し、所望のアーティスト名を適宜選
択設定することによりサブアドレスが設定される。管理
テーブルNo.欄には、アクセスNo.欄に格納された
アクセスNo.データ及びサブアドレスデータ欄に格納
されたサブアドレスデータに対応する音声情報が、どの
管理テーブルに格納されているかを示す管理テーブルN
o.が格納される。
【0114】管理テーブルTB1〜TB4のうち管理テ
ーブルTB1内の記憶内容を図6に示す。図6の管理テ
ーブルTB1では、コードデータ欄、音声情報データベ
ースメモリアドレス欄及び記録時刻欄が形成されてい
る。コードデータ欄には、音声情報の内容を識別する識
別データであるコードデータ或いはフリーワードデータ
が格納される。図6の例では、コードデータの形態
が“]]01”なら“(チケットを)譲りま
す”、“]]02”なら“譲って下さい”、及び、2桁
の数字コードで1文字を指定してメッセージを形成する
フリーワードメッセージデータ(例えば、ミミヨリジョ
ウホウ等)が設定された場合を示している。これらのデ
ータは、ページャー6のユーザーによる音声情報サービ
スにおける音声情報の提供、出力依頼の指定処理で利用
されるとともに、ページャー6の表示部の表示制御処理
にも利用される。音声情報データベースメモリアドレス
欄には、コードデータ欄に格納されたコードデータに対
応する音声情報の音声情報データベース45内の格納エ
リアのメモリアドレスが格納される。図6の例では、メ
モリアドレスとして、“TB1AD1”、“TB1AD
2”、“TB1AD3”が設定された場合を示してい
る。記録時刻欄には、それぞれ格納されたコードデータ
及び音声情報データベースメモリアドレスに対応して音
声情報が格納された時刻が格納される。この例では、音
声情報の提供依頼が終了した時刻が記録時刻として格納
される。
【0115】管理テーブルTB2〜TB4も、管理テー
ブルTB1と同様に構成されており、異なる音声情報サ
ービスについて管理テーブルTB1と同様のデータが格
納される。
【0116】RAM(Random Access Memory)47は、
制御部43のワークエリアとして使用され、音声情報サ
ービスに関わるデータの一斉出力処理で、一括してペー
ジングセンター3に送られる呼出番号、サブアドレスデ
ータ、及びコードデータ、若しくはフリーワードメッセ
ージデータや、記録時刻等を一時的に格納する。
【0117】次に、ページャー6の外観について説明す
る。図7(a)〜図7(d)は、ページャー6の外観を
示す図であり、それぞれページャ6の正面図、左側面
図、底面図、背面図である。
【0118】ページャー6の正面には、図7(a)に示
すように、表示部61aが設けられている。表示部61
aの表面には、ペン入力可能な透明なタッチパネル61
bが設けられている。ページャー6の正面には、カーソ
ルの右移動ボタン61c、カーソルの左移動ボタン61
d、インクリメントと次データを表示させるボタン61
e、デクリメントと次データを表示させるボタン61f
と、トーン送出を開始するダイアラーキー62、各処理
モードをメニュー表示させる機能キー631、固定伝言
やフリーメッセージ等の文字を呼び出すための文字キー
632、決定及び実行を行う登録キー633及び、バッ
クライトの点灯を指定する照明キー634が設けられて
いる。
【0119】ページャー6の左側面には、図7(b)に
示すように、メニューの呼出及び電源のON/OFFを
行うメニュー/電源キー630と、着呼を報知する際に
点滅するLED76とが設けられている。ページャー6
の底面には、図7(c)に示すように、着呼を報知する
際に報音するスピーカー74が設けられている。ページ
ャー6の背面には、図7(d)に示すように、プッシュ
ホンのダイヤル信号であるDTMF(Dual Tone Multi-
Frequency )信号に対応した音を出力するダイアラース
ピーカー79が設けられている。
【0120】ページャー6の内部の回路は、図8に示す
ように、表示部61a、タッチパネル部61b、ダイア
ラーキー62、キー入力部63、アンテナ64、受信部
65、デコーダ66、制御部67、バッファメモリ6
8、デインタリーブ回路69、ID−ROM70、RO
M71、RAM72、ドライバ73、スピーカー74、
バイブレータ75、LED76、送信バッファ77、D
/A変換部78及びダイアラースピーカー79により構
成されている。バスBには、表示部61a、タッチパネ
ル部61b、ダイアラーキー62、キー入力部63、デ
コーダ66、制御部67、バッファメモリ68、デイン
タリーブ回路69、ID−ROM70、ROM71、R
AM72、ドライバ73及び送信バッファ77が接続さ
れている。
【0121】表示部61aは、キー630〜634の操
作に応答して制御部67から表示データを受け取って文
字や図形等の画像を表示すると共に、カーソルキー61
c〜61fの操作に応答してカーソルを移動させて表示
する。タッチパネル部61bは、所望の操作内容が表示
された表示部61aの座標位置を専用のペン等でタッチ
操作すると、そのタッチ操作に応答して操作信号をバス
Bを介して制御部67に出力する。
【0122】ダイアラーキー62は、その操作回数に応
答して送信バッファ77に格納された送信データをD/
A変換部78を介してダイアラースピーカー79から出
力させることを指示する。キー入力部63は、ダイアラ
ーキー以外のキー郡(61c〜61f、630〜63
4)により構成され、その機能説明は省略する。
【0123】アンテナ64は、送信局(TX)5から無
線で送信された搬送波を受信して受信部65に出力す
る。受信部65は、デコーダー66の制御に従って、後
述するようにID−ROM70に格納されたフレームN
o.に従ったタイムスロットで間欠駆動する。受信部6
5は、アンテナ64が受信した信号を検波、復調して、
2値もしくは4値のデジタルデータに変換し、変換した
2値または4値のデジタルデータをデコーダー66にシ
リアルに出力する。
【0124】デコーダ66は、2値あるいは4値のデジ
タルデータを8bitのパラレルデータに変換してバス
Bに出力する。デコーダ66は、制御部67が入力した
アドレスデータとID−ROM70に登録されたアドレ
スデータとが一致する際に出力される検出信号を受け取
ると、一致したアドレスデータが含まれるフレームのベ
クトルフィールド及びメッセージフィールドの全データ
を受信部65に受信させる。
【0125】バッファメモリ68は、1フレームの受信
データをブロック単位で一時的に順次格納する。デイン
タリーブ回路69は、伝送速度や変調方式を規定する情
報に従ってブロック単位でインターリーブされている受
信データをデインターリーブする。
【0126】ID−ROM70は、ページャー6に設定
された21bitのアドレスデータ、例えば、個別呼出
用アドレスデータ#A、#B、及び他のページャー
6’、6’を共有する音声情報サービス受信用のアドレ
スデータ#Cを、この音声情報サービスを受け付ける公
衆電話番号(TelNo.)とともに記憶する。ID―
ROM70は、また、間欠受信タイミングを示す自己フ
レームのフレームNo.データ等の個別情報を格納す
る。
【0127】ROM(Read Only Memory)71は、制御
部67が実行する表示制御プログラムやその他各種プロ
グラム等を格納する不揮発性の記憶媒体である。ROM
71は、図9に示すように、表示制御プログラムメモリ
DM1、DM2と、フリーワードマトリクスメモリFM
と、プログラムメモリPMの各メモリエリアから構成さ
れている。プログラムメモリPMには、ページャー6の
各回路を制御する制御プログラムが格納されている。
【0128】表示制御プログラムメモリDM1の記憶内
容を図10に示す。図10の表示制御プログラムメモリ
DM1には、アドレスデータ欄、表示制御内容欄及びT
ELNo.欄が形成されている。アドレスデータ欄に
は、ID−ROM70で設定されたアドレスデータが格
納されている。アドレスデータ欄に格納されているアド
レスデータは、図5のテーブルマネージャーTMに格納
されるサブアドレスデータと異なり固定である。表示制
御内容欄には、アドレスデータに対応する表示制御内容
が格納される。図10の例では、アドレスデータ#Aに
対応する表示制御内容として“セグメント「A」を点
灯”、アドレスデータ#Bに対応する表示制御内容とし
て“セグメント「B」を点灯”、アドレスデータ#Cに
対応する表示制御内容として“表示部61aに「アーテ
ィスト・チケット情報」と表示”がそれぞれ格納された
場合を示している。TELNo.欄には、ダイアラース
ピーカー79の出力内容が格納されている。図10の例
では、アドレスデータが#A及び#Bに対してはダイア
ラースピーカー79の出力内容は格納されていないが、
アドレスデータ#Cに対しては、コードデータ等の音声
情報メッセージの提供元であるサービスセンター4の公
衆電話番号(0000−000−000)が格納されて
いる場合を示している。
【0129】表示制御プログラムメモリDM2の記憶内
容を図11に示す。図11の表示制御プログラムメモリ
DM2には、コートデータ欄及び表示制御内容欄が形成
されている。コードデータ欄には、コードデータ“]]
01”、“]]02”、及びフリーワードデータが格納
される。表示制御内容欄には、このコードデータに対応
する表示制御内容として、上述した“「譲ります。」+
記録時刻”、“「譲ってください。」+記録時刻”、
“「フリーワードメッセージ(内容)」+記録時刻”が
格納されている。ここで、フリーワードメッセージは、
着信したメッセージデータがフリーワードメッセージデ
ータであった場合を示す。
【0130】フリーワードマトリクスメモリFMは、当
該ページャー6が着信したメッセージフィールド(M
F)103Gに設定されるメッセージデータにおいて、
当該メッセージデータがフリーワードメッセージデータ
であることを定義する識別データ(ビットパターンで”
11011101:ダイアルデータで”− −”(*2
*2))を検出すると、後続するビットデータを8ビッ
トずつ読み出してその組み合わせより表示すべきキャラ
クターを読み出すためのものであり、図12に示される
ような、4×4ビットのマトリクステーブルが格納され
ている。
【0131】図8のRAM72は、音声情報サービスの
サービス内容や着信したメッセージデータ等を格納する
書き替え可能な記憶媒体である。RAM72は、図13
に示すように、サブアドレス登録メモリSMと、メッセ
ージメモリMMから構成されている。
【0132】このサブアドレス登録メモリSMの記憶内
容を図14に示す。図14のサブアドレス登録メモリS
Mには、サブアドレスデータ欄、表示されるサービス内
容欄及び送信データ欄が形成されている。サブアドレス
データ欄には、図5のテーブルマネージャーTMに示し
た音声情報のサービス内容を指定するサブアドレスデー
タと同一のサブアドレスデータ#S、#Uが格納され
る。表示されるサービス内容欄には、サブアドレスデー
タ#S、#Uに対応して、受信すべき音声情報サービス
のサービス内容が格納される。図14の例では、サブア
ドレスデータ#Sに対応するサービス内容としてアーテ
ィスト名“○山×夫”、サブアドレスデータ#Uに対応
するサービス内容としてアーティスト名“□川△子”が
格納された場合を示している。また、送信データ欄に
は、音声情報サービスの各サービス内容毎に設定される
4桁の送信データが格納される。図14の例では、サブ
アドレスデータ欄及びサービス内容欄に対応する送信デ
ータとして“0000”と“0002”が格納された場
合を示している。この送信データは、サービスセンター
におけるアクセスNo.となる。
【0133】メッセージメモリMMの記憶内容を図15
に示す。図15のメッセージメモリMMには、着信アド
レスデータ欄、サブアドレスデータ欄と、着信データ欄
とからなるデータ内容欄、記録時刻欄及び着信時刻欄が
形成されている。着信アドレスデータ欄には、図10の
表示制御プログラムメモリDM1内のアドレスデータ欄
もしくはID−ROM70に格納されたアドレスデータ
のうちのメッセージデータを着信したアドレスデータが
格納される。サブアドレスデータ欄には、図14のサブ
アドレス登録メモリSM内のサブアドレスデータ中の実
際に着信したサブアドレスデータが格納される。但し、
着信したデータが音声情報サービスを示すものでない場
合は、この欄には何も格納されない。着信データ欄に
は、着信したメッセージデータ等のメッセージフィール
ド(MF)103G内でページャー6に送信されたデー
タ内容が格納される。記録時刻欄には、図6に示した情
報管理テーブルTB内の記録時刻欄に格納される記録時
刻と同一の記録時刻が格納される。但し、着信したデー
タ内容が音声情報サービスでない場合はこの欄には何も
格納されない。着信時刻欄には、当該メッセージデータ
の着信時刻が格納される。
【0134】図8のドライバ73は、バスBを介して制
御部67から入力した報知指示に応答して、スピーカー
74、バイブレータ75及びLED76を駆動制御す
る。送信バッファ77は、ダイアラースピーカー79か
らDTMF音を出力する際にDTMFデータ(送信デー
タ)を一時的に格納する。D/A変換部78は、送信バ
ッファ77に格納されたデジタルのDTMFデータをア
ナログのDTMF信号に変換する。ダイアラースピーカ
ー79は、DTMF信号に対応するDTMF音を出力す
る。
【0135】図1に示す他のページャー6’、6’も、
図7及び図8に示すページャー6と同様に構成されてい
る。
【0136】図1において送信局(TX)5は、ページ
ングセンター3から受信したページング通信信号を無線
通信によりページャー6、6’に送出する。図1におい
てパーソナルコンピュータ7は、各種情報処理機能と通
信モデム機能を有し、処理データを通信モデム機能によ
り公衆回線網2に送出するとともに、公衆回線網2を介
して送受信される通信データを処理する。
【0137】さらに、図1において携帯端末8は、各種
情報処理機能を有し、無線通信機能により送信局(T
X)5から無線送信されるページング信号を受信して処
理する。携帯通信端末8は、赤外線通信機能を有し、通
信データを赤外線モデム9を介して公衆回線網2に対し
て送受信する。
【0138】図1において赤外線モデム9は、携帯通信
端末8との間で赤外線通信機能により通信データを送受
信する機能を有し、携帯通信端末8から送信されるデー
タを変調して公衆回線網2に送出するとともに、公衆回
線網2から送信されるデータを復調して携帯通信端末8
に送出する。
【0139】図1においてPDA(Personal Digital A
ssistant)10は、メモ機能や電話帳機能等の各種情報
処理機能を有するとともに無線データ通信機能を有し、
無線データ通信機能により通信データを受信局11に送
信して公衆回線網2に送出するとともに、送信局(T
X)5から送信される通信データを受信してデータ処理
する。
【0140】次に、本第1の実施の形態の動作を説明す
る。
【0141】本第1の実施の形態のページングシステム
では、ダイアラー機能を持つページャー6、6’の所有
者に対して上記音声情報サービスを提供するために、サ
ービスセンター4に音声情報サービスに関わる音声情報
の蓄積機能(データベース)及び管理機能(処理手段)
を設けている。そして、その音声情報サービスは、音声
情報で提供されるアーティスト情報サービス(アーティ
スト別チケット情報であり、個人売買として“(チケッ
トを)譲ります”、“譲ってください”情報等)である
ものとする。
【0142】ページャー6、6’の表示部61aには、
音声情報サービスに対応するアプリケーションとして、
ページャー6、6’のユーザー自身が個人売買等の情報
を音声情報としてサービスセンター4に登録する“音声
情報提供”と、ページャー6、6’のユーザーが、ペー
ジャー6、6’を操作することにより所望する音声情報
に対応する記録時刻をサービスセンター4へ送信し、音
声情報の出力を依頼する“音声情報サービス”を選択可
能なメニューが表示されるものとする。
【0143】音声情報サービスに関わるサービスセンタ
ー4の一連の処理として、まず、図3のサービスセンタ
ー4内の制御部43により実行される制御処理を図16
に示すフローチャートを参照して説明する。
【0144】サービスセンター4を構成する回路は常に
動作するように制御されており、常に公衆回線網2から
の回線接続を待機する状態にあるとともに、情報管理テ
ーブル46内のテーブルマネージャーTM及び管理テー
ブルTB1、TB2、TB3、…に格納されている管理
情報(コードデータ、音声情報データベースメモリアド
レス、記録時刻)に基づいて、音声情報データベース4
5に格納された音声情報に対応する送信データを一定時
間毎(例えば、1時間毎)に、ページングセンター3及
び送信局5を介して送信対象のページャー6、6’に一
斉に送信する。
【0145】サービスセンター4の制御部43は、上記
待機状態において、入出力回路41から回線接続を検出
したかどうか、その有無を検出する(ステップS1)。
ステップS1で回線接続を検出しなかった場合は、音声
情報の情報サービスデータの一斉送信の送信時刻か否か
を判別する(ステップS2)。例えば、送信すべき時刻
が1時間毎に設定され、前回の送信時刻が11時であっ
た場合は、現在時刻が12時か否かを計時部44を参照
して判別する。ステップS2で一斉送信時刻でないと判
別した場合は、待機状態に戻る。ステップS2一斉送信
時刻になったと判別した場合は、管理テーブル46を検
索する(ステップS3)。そして、この管理テーブル4
6の検索により、前回の送信時刻(11時)の後に新た
に音声情報データベース45に記録された音声情報が有
るか否かを判別する(ステップS4)。すなわち、管理
テーブル46内の管理テーブルTBに格納されている記
録時刻を参照することにより前回の送信時刻(11時)
の後に記録された音声情報の有無を、各テーブルNo.
毎に判別する。
【0146】ステップS4で前回の送信時刻(11時)
の後に記録された音声情報が無いと判別した場合は、待
機状態に戻る。ステップS4で前回の送信時刻(11
時)の後に記録された音声情報が有ると判別した場合
は、複数本の音声情報が存在するか否かを、管理テーブ
ルTBを参照してチェックする(ステップS5)。ステ
ップS5で管理テーブルTBを参照した結果、複数本の
音声情報が存在しない場合は、ステップS7に移行す
る。複数の音声情報が存在する場合は、管理テーブルT
Bに格納されている送信対象の複数のコードデータ若し
くはフリーワードメッセージデータと記録時刻とを、テ
ーブルNo.に対応するサブアドレスデータ毎にRAM
47に一時格納する(ステップS6)。
【0147】この時(12時ちょうど)、情報管理テー
ブル46の管理テーブルTBには、一斉送信の対象とな
る合計4本のコードデータ(フリーワードメッセージデ
ータを含む)が音声情報データベースメモリアドレス及
び記録時刻と共に記憶されているものとする。この4本
のコードデータは、サブアドレスデータ#Sについて3
本、サブアドレスデータ#Uについて1本ある。サブア
ドレスデータ#Sに対応するコードデータは、“]]0
1”、“]]02”及びフリーワードメッセージデータ
“ミミヨリジョウホウ(ダイアルデータで「− −(*
2*2)72728592320485136513
#」”の3つであり、記録時刻はそれぞれ“11:0
5”、“11:10”、“11:30”である。サブア
ドレスデータ#Uに対応するコードデータは、“]]0
2”であり、その記録時刻は“11:25”である。
【0148】そして、アドレスデータ#C(音声情報サ
ービス用)によるデータ送信を依頼するデータを専用回
線を介してページングセンター3に送出する(ステップ
S7)。そして、管理テーブルTBからステップS5で
確認した4本の音声情報サービス内容のそれぞれに対応
するサブアドレスデータ、コードデータ/フリーワード
メッセージデータ及び記録時刻を読み出す。制御部43
は、読み出したこれらのデータから図17に示す構成の
1本のメッセージデータを生成し、音声情報サービス用
アドレスデータ#Cとともにページングセンター3へ送
出する(ステップS8)。そして、本フローチャートの
処理を終了する。
【0149】ページングセンター3は、サービスセンタ
ー4から図17に示した構成のデータを受信すると、ペ
ージングセンター3において生成されたメッセージデー
タを図59のメッセージフィールド(MF)103Gに
格納してRCR STD−43に適用するデータが生成
される。ページングセンター3は、この生成したデータ
を送信局(TX)5に送出する。これによって、図17
に示す構成のデータが送信局(TX)5から音声情報サ
ービス用アドレスデータ#Cを記憶するページャー6、
6’に対して一斉に送信される。
【0150】次に、ページャー6がページングセンター
3により呼び出しを受け、上記の送信データ着信した時
に、制御部67が実行する着信処理について、図18に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0151】制御部67は、電源スイッチ630の操作
による電源投入後、各回路部の初期設定や制御データの
設定を実行して受信待機状態に入る。アンテナ64は、
ページングセンター3から送信局(TX)5を介して無
線で送信される変調波(アドレスデータ、メッセージデ
ータ、)を受信して受信部65に出力する。受信部65
は、デコーダー66の制御に従って、ID−ROM70
に格納されたフレームNo.データに対応するタイムス
ロットで間欠駆動し、アンテナ64が受信した信号を検
波、復調して、デコーダー66に出力する。デコーダー
66は、受信部65より入力されたデータを8bitの
パラレルデータに並び換えてバスBに出力する。制御部
67は、ID−ROM70に登録されたアドレスデータ
とデインターリーブ回路69により、インターリーブ回
復されたアドレスフィールド(AF)103E内のデー
タとを照合する。制御部67はこの照合結果が一致する
際には、デコーダ66に一致信号を出力し、このフレー
ム内のデータを全て取り込むよう受信部65の受信動作
を継続させる。
【0152】この場合、制御部67は、図18のフロー
チャートに示す処理を実行する。
【0153】制御部67は、ページングセンター3から
送信局(TX)5を介して送信された1フレームのデー
タを全て取り込み(ステップS11)、照合・一致した
アドレスデータが#A、#Bか、あるいは#C(情報サ
ービス用アドレスデータ)かを判別する(ステップS1
2)。ステップS11でアドレスデータが#A、#Bで
あると判別した場合は、この着信データをインターリー
ブ回復、誤り訂正処理をしてメッセージメモリMMに格
納し、ドライバ73により駆動されるスピーカー74の
報知音、バイブレータ75の振動、あるいはLED79
の点滅により着信を報知するとともに、図10の表示制
御プログラムメモリDM1内のアドレスデータ#Aある
いは#Bに対応して表示制御内容欄に格納されている
“セグメント「A」を点灯”あるいは“セグメント
「B」を点灯”に基づいて、セグメント「A」あるいは
「B」を表示部61bに表示させて、格納された着信デ
ータに基づくメッセージを表示部61aに表示する(ス
テップS15)。そして、本フローチャートの処理を終
了する。
【0154】ステップS12でアドレスデータが#C
(音声情報サービス用アドレス)であると判別した場合
は、取り込んでインターリーブ回復した着信データのメ
ッセージフィールド(MF)103G内にある識別情報
である、サブアドレスデータ、コードデータ若しくはフ
リーワードメッセージデータの内、サブアドレスデータ
を、図14のサブアドレス登録メモリSM内に格納され
たサブアドレスデータ(#S、#U)と順次照合する
(ステップS13)。そして、一旦着信したデータのサ
ブアドレスデータと格納されたサブアドレスデータとが
一致するものがあるか否かを判別する(ステップS1
4)。そしてステップS14で両者のサブアドレスデー
タが一致しないデータについては、ステップS11で一
致しないサブアドレスに後続するデータを次のサブアド
レス検出される部分まで破棄する(ステップS16)。
そして、このフローチャートの処理を終了する。
【0155】ステップS12でサブアドレスデータが一
致したデータについては、このサブアドレスデータの後
続のデータは、メッセージメモリMMにデータが転送さ
れる。そして、着信したこれらデータ(コードデータ、
フリーワードメッセージデータ、記録時刻)に基づいて
表示部61aに、表示内容を表示する。を例えば、図1
4の場合では、制御部67は、着信したメッセージデー
タの内、サブアドレス登録メモリSMに設定されている
サブアドレスデータ#Sあるいは#Uに後続するデータ
のみをメッセージメモリMMに格納する。そして、これ
らのサブアドレスデータと対応づけてサービス内容欄に
格納されている“ロジャー”あるいは“キャサリン”に
基づいて、表示部61aに“○山×夫”あるいは“□川
△子”と表示部61aに表示させる(ステップS1
5)。そして、本フローチャートによる着信処理を終了
する。
【0156】すなわち、ページャー6、6’は、音声情
報サービス用アドレスデータ#Cで呼び出された場合、
メッセージフィールドのデータを全て取り込んだ後、自
機に設定されているサブアドレスデータが一致する後続
データのみをメッセージメモリMMに取り込み、それ以
外のデータは破棄する。
【0157】以上のように、ページャー6、6’は、ペ
ージングセンター3から送信局(TX)5を介して送信
されたデータについて着信処理をする。この着信処理に
よって、ページャー6、6’は、サービスセンター4よ
り送信されたデータ中のメッセージフィールド(MF)
103Gのデータを取り込む。取り込まれたデータは、
識別データ毎にRAM72内に形成されたメッセージメ
モリMMに格納される。メッセージメモリMMに格納さ
れたデータの格納内容を図19に示す。
【0158】図19は、図15と同じメッセージメモリ
MMの着信データの格納状態を示すものであるが、図1
8に示される着信処理のフローチャートにしたがって、
着信アドレスデータ欄にアドレスデータ#Cで着信した
4本のデータが、新たに格納されている。この図の場
合、ページングセンター3から音声情報サービスに従っ
て一斉送信されたこのデータには少なくともサブアドレ
スデータ#Sと#Uが設定されている為、サブアドレス
データ欄は、サブアドレスデータ#Sと#Uを格納して
いる。そして、サブアドレスデータ#Sに対応するデー
タ内容欄は、音声情報サービスのサービス内容を指定す
る識別データとしてコードデータ“]]01”、“]]
02”、及び“ミミヨリジョウホウ”(フリーワードメ
ッセージデータ)と、その各音声情報がサービスセンタ
ー4に記録された時刻である記録時刻“11:05、1
1:10、11:30”とを格納している。またサブア
ドレスデータ#Uに対応してコードデータ“]]02”
と記録時刻“11:25”を格納している。更に着信時
刻欄は、ページャー6がこれらのデータを受信した時刻
“12:00”を格納している。
【0159】次に、ページャー6からサービスセンター
4に対して、ユーザー公衆回線網2を介してサービスセ
ンター4に対し音声情報サービスに関わる音声情報を提
供したり、サービスセンターに音声情報の出力依頼を行
う場合に、ユーザーからの操作に基づいて、ページャー
6の制御部67が実行する処理について、図20に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0160】ユーザーによりキー入力部63のメニュー
/電源キー630が操作されて音声情報サービスモード
が選択されると、制御部67は、図20に示すフローチ
ャートの処理を開始する。処理開始当初は、制御部67
は、図21に示す音声情報サービスメニューを表示部6
1aに表示させる(ステップS21)。この図21に示
す音声情報サービスメニューでは、ユーザーが行う音声
情報の提供、及び所望のアーティストに関する音声情報
の出力依頼(本実施例ではチケットの売買情報)に対応
して、選択項目“1.音声情報提供”と“2.音声情報
サービス(音声情報出力依頼)”が設けられている。そ
してユーザーが、この選択項目を表示部61a上に設け
られたタッチパネル61bの選択項目該当位置をペン等
でタッチ操作することにより、制御部67が選択を検出
する。
【0161】次に、制御部67は、表示部61aに表示
された音声情報サービスメニューにおいて、検出された
選択項目が音声情報の提供か、あるいは出力依頼かを判
別する(ステップS22)。例えば、図21に図示され
る表示部61aの表示例は、ステップS22に対応して
おり、検出された選択項目「音声情報サービス(出力依
頼)」が参照符号aで示されるがごとく、反転表示され
ている。次に、その検出された選択項目について、図1
4のRAM72のサブアドレス登録メモリSMに格納さ
れているサブアドレスデータ欄を参照する(ステップS
23)。参照した結果、サブアドレスデータを登録して
いないと判別した場合は、所望のサービス内容(アーテ
ィスト名)の音声情報サービスの受信を登録していない
と判断し、本処理を終了する。サブアドレスデータを登
録していると判別した場合は、そのサブアドレスデータ
に対応してサブアドレス登録メモリSM内のサービス内
容欄に格納されている複数のサービス内容を表示する
(ステップS24)。具体的には、図22に示すよう
に、図10の表示制御プログラムメモリDM2内のアド
レスデータ#Cに対応して表示制御内容欄に格納されて
いる“アーティスト・チケット情報”と、アーティスト
・チケット情報の選択項目として図14のサブアドレス
登録メモリSM内のサービス内容欄に格納されているア
ーティスト名“○山×夫”と“□川△子”とを、それぞ
れ表示部61aに表示する。
【0162】次いで、表示部61aに表示されたサービ
ス内容の内ユーザーの操作により特定のサービス内容が
選択されたか否かを検出する(ステップS25)。ステ
ップS25で特定のサービス内容が選択されたことが検
出されると、(図22の例では参照符号bで示す“1.
○山×夫”が選択されて反転表示された状態である)、
制御部67は、その特定のサービス内容に対応するサブ
アドレスデータ(“1.○山×夫”が選択された場合は
サブアドレスデータ#S)を図14のサブアドレス登録
メモリSMから読み出す。制御部67は、読み出したサ
ブアドレスデータに対応するデータ内容を、図19のメ
ッセージメモリMMから読み出す(ステップS26)。
すなわち、データ内容欄のコードデータ“]]01”、
“]]02”、及びフリーワードメッセージデータ“ミ
ミヨリジョウホウ”を読み出す。そして、図11の表示
制御プログラムメモリDM2に格納された表示制御内容
に従って、これらのデータ内容の一部を、図23に示す
ように、一覧形式で表示部61aに表示する(ステップ
S27)。
【0163】具体的には、サブアドレスデータ#Sに対
応してデータ内容欄に設定されているコードデー
タ“]]01”、“]]02”及び“フリーワードデー
タ”に対応して、図11の表示制御プログラムメモリD
M2に格納されたコードデータ“]]01”、“]]0
2”及び“フリーワードメッセージデータ”に対応する
表示制御内容“「譲ります。」+記録時刻”、“「譲っ
てください。」+記録時刻”と“「ミミヨリジョウホ
ウ」+記録時刻”に基づいて、データの内容の先頭部及
び記録時刻を表示部61aに表示する。
【0164】次いで、制御部67は、表示部61aに表
示されたデータの選択の有無を検出する(ステップS2
8)。図23の例では、参照符号cで示す“譲って下さ
い。11:10”の選択が検出されて反転表示された場
合を示している。この場合ユーザーは、このデータの選
択メニューにおいて、“譲ります。 11:05”また
は“譲って下さい。”あるいは“11:10”のいずれ
かに対応するタッチパネル61b上の位置をタッチ操作
すればよい。
【0165】以上のような選択操作を検出すると、制御
部67は、ROM71の表示制御プログラムメモリDM
1よりアドレスデータ#C対応して格納されるサービス
センター4のTelNo.(0000−000−00
0)と、RAM72のサブアドレス登録メモリSMより
選択されたサービス内容(アーティスト名)に基づいて
サブアドレスデータ(#S)に対応するアクセスNo.
(0000)と、上記選択された表示内容すなわち「譲
って下さい。 11:10」に対応するデータとして記
録時刻(1105)とを、それぞれ、1回目、2回目、
3回目の送信データとして送信バッファ77にセットす
る。
【0166】そして、制御部67は、この選択されたデ
ータ“譲って下さい。 11:10”に対応する全デー
タ(“アーティスト・チケット情報”、“○山×夫”、
“譲って下さい”、“11:10”)を表示部61aに
表示させる(ステップS29)。そして、1回目のダイ
アラーキー62の押圧が検出されたかどうかを判別する
(ステップS30)。ステップS30で1回目のダイア
ラーキー62が押圧されたことを検出されたと判別する
と、制御部67は、送信バッファ77に格納されている
サービスセンター4のTelNo.(0000−000
−000)を出力させる。出力されたTelNo.は、
DTMF音としてD/A変換器78を介してダイアラー
スピーカー79から出力される。このTelNo.に対
応するDTMF音は、公衆電話1から出力されることに
よりサービスセンター4と回線接続される(ステップS
31)。
【0167】このページャー6からの発呼(電話番号に
対応するDTMF音の出力)によって公衆電話1とサー
ビスセンター4との間が公衆回線網2を介して回線接続
されると、サービスセンター4は、アナウンス「こち
らはアーティストチケット音声情報サービスセンターで
す。希望されるアーティスト名のアクセスNo.を入力
して下さい。」を、公衆回線網2を介して回線接続され
ている公衆電話1へ出力する。
【0168】次いで、制御部67は、図24に示す表示
メニュー上の参照符号dで示すステップS25で選択さ
れたサービス内容“○山×夫”を反転表示させる(ステ
ップS32)。そして、制御部67は、このサービスセ
ンター4からのアナウンスを聞いたユーザーによる2
回目のダイアラーキー62の押圧が検出されたかどうか
を判別する(ステップS33)。ステップS33で2回
目のダイアラーキー62の押圧が検出されたと判別する
と、制御部67は、送信バッファ77に格納されている
アクセスNo.“0000”を出力させる。出力された
アクセスNo.は、DTMF音としてD/A変換器78
を介してダイアラースピーカー79から出力される。こ
のアクセスNo.に対応するDTMF音は、公衆電話1
から公衆回線網2を介してサービスセンター4に送出さ
れる(ステップS34)。
【0169】サービスセンター4は、アナウンスの出
力後、所定時間ページャー6からのアクセスNo.の入
力の有無を待ち、ページャー6からアクセスNo.“0
000”が入力されたことを検出すると、情報管理テー
ブル46内のテーブルメモリTMを検索してアクセスN
o.“0000”が有るか否かを判別する。この時、該
当するアクセスNo.が無い場合は、サービスセンター
4は、「該当する音声情報はありません。」と出力し
て、処理を終了する。該当するアクセスNo.が有った
場合は、サービスセンター4は、アナウンス「メッセ
ージもしくは記録時刻を入力して下さい。」を出力す
る。
【0170】次いで、制御部67は、図24に示す表示
メニュー上の参照符号eで示す記録時刻“11:10”
を反転表示させる(ステップS35)。そして、サービ
スセンター4からのアナウンスを聞いたユーザーによ
る3回目のダイアラーキー62の押圧が検出されたかど
うかを判別する(ステップS36)。ステップ36で3
回目のダイアラーキー62の押圧が検出されたと判別す
ると、制御部67は、送信バッファ77に格納されてい
る記録時刻に対応する識別データ“1110”を出力さ
せる。出力された識別データ“1110”は、DTMF
音としてD/A変換器78を介してダイアラースピーカ
ー79から出力される。この識別データに対応するDT
MF音は、公衆電話1から公衆回線網2を介してサービ
スセンター4に送出される(ステップS37)。そし
て、このフローチャートの処理を終了する。
【0171】サービスセンター4は、このページャー6
から記録時刻に対応する識別データを受信すると、情報
管理テーブル46内の管理テーブルTB1を検索して記
録時刻“11:10”が有るか否かを判別する。この
時、該当する記録時刻が無い場合は、「該当する音声情
報はありません。」と出力して、処理を終了する。該当
する記録時刻が有った場合は、管理テーブルTB1に記
録時刻に対応して音声情報データベースメモリアドレス
欄に格納されているメモリアドレスTB1AD2に基づ
いて、音声情報データベース45に記憶されている音声
情報を読み出して出力する。
【0172】このサービスセンター4からの音声情報の
出力を公衆電話1で受け取ることにより、ページャー6
の所有者は、“ロジャー”に関する音声情報を聞くこと
ができる。
【0173】したがって、ページャー6のユーザが、サ
ービスセンター4に対して音声情報の出力依頼を要求す
る場合は、 メニュー/電源キー630を操作して音声情報サー
ビスメニューを表示部61aに表示する。 タッチパネル61bを操作して音声情報の出力依頼
(音声情報サービス)を選択する。 ダイアラーキー62を3回操作する。だけでサービ
スセンター4への回線接続、アクセスNo.の送信及び
コードデータの送信が自動的に行われる。このため、こ
の実施の形態のシステムによれば、ページャー6のユー
ザが音声情報サービスにおける音声情報の出力要求の時
や、音声情報を提供する時の操作が簡単になる。
【0174】上記第1の実施の形態では、ページャー6
からサービスセンター4に対して音声情報サービスの音
声情報出力依頼を出力する場合を説明した。しかしなが
ら、サブアドレスデータ#Cを記憶している他のページ
ャー6’からも、ユーザーが、上記と同様の処理操作を
行うことにより、音声情報サービスを受けることができ
る。
【0175】以上のように、本実施の形態のページング
システムでは、音声情報データベースに音声情報を蓄積
し、音声情報サービス機能を備えたサービスセンター4
を新たに設けた。そして、音声情報サービス機能を利用
して、アーティスト別チケットの“譲ります。”又は
“譲ってください。”等の規定のフォーマットで送信さ
れた識別情報に対応てし、音声情報を出力可能とした。
【0176】また、本実施の形態では、識別データとし
て2種類のコードデータ( “]]01”,“]]0
2”)を使用したサービスについて説明したが、コード
データを使用したサービスに限定するものではない。音
声情報の内容を特定するようなメッセージデータをサー
ビスセンター4とページャー6でそれぞれ記憶管理して
いる場合は、3回目の送信データとして選択した着信メ
ッセージデータを上記記録時刻の代わりに送信バッファ
77にセットすることができる。すなわち、サービスセ
ンター4に出力依頼する音声情報を特定できれば、識別
データの形態は限定されることはなく、例えばキーワー
ド等でも適用可能である。サービスセンター4の音声情
報データベース45に格納される音声情報を指定する音
声情報データベースメモリアドレスを識別データとして
使用してもよい。
【0177】更に、上記第1の実施の形態のページャー
6内のROM71には、内部に表示制御プログラムメモ
リDM2を形成し、この表示制御プログラムメモリDM
2内にコードデータ欄及び表示制御内容欄を形成して、
コードデータと表示制御内容を関連付けて格納するよう
にしたが、この表示制御プログラムメモリDM2をRA
M72に形成しユーザが所望するコードデータに対応し
て受信制御情報を格納して、所望のコードデータ受信す
るようにしてもよい。
【0178】図25は、この場合に使用される表示制御
プログラムメモリDM2の記憶内容の例を示す。図25
の表示制御プログラムメモリDM2では、コードデータ
欄に“]]01”、“]]02”、“フリーワードデー
タ”を格納し、これに対応するように受信制御フラグ欄
に“1”、“0”を格納している。この場合、受信制御
フラグが“1”に設定されているコードデータ“]]0
1”(譲ります。)のみを着信できる。言い換えれば、
コードデータ“]]01”が着信した場合に、“譲りま
す。”が表示され、同じサブアドレスデータで
も、“]]01”以外のコードデータは、破棄される。
【0179】また、コードデータの種類に対応して報知
制御フラグを設定して、着信したサブアドレスデータに
設定されているコードデータの種類に対応して報知制御
をしてもよい。このようにすると、例えば、コードデー
タ“]]01”(譲ります。)と、“]]02”(譲っ
て下さい。)では、着信報知音(メロディ)を異ならせ
る等の報知制御が可能になる。
【0180】なお、音声情報データベース45におい
て、音声情報が新規に登録された際、出力にかかるであ
ろう時間(出力所要時間)を測定しておき、コードデー
タ送信時にこの出力所要時間をも送信するようにする
と、ぺ−ジャー6,6’のユーザーは、音声情報出力依
頼の時、着信した出力所要時間から、所望の音声情報は
時間的にどの位長いのかを理解できる。
【0181】(第2の実施の形態)以下、図26〜図5
8を参照して、本発明の第2の実施の形態の通信システ
ムについて、説明する。
【0182】本第2の実施の形態では、ユーザーが、自
分が雇用されているオフィスのデータベースに該ユーザ
ー宛てにどのようなデータが蓄積されたかをページング
システムを利用して確認することができ、該ユーザーが
内容を確認してから、携帯端末等にデータベースに蓄積
されたデータをダウンロードすることができる通信シス
テムについて説明する。
【0183】図26は、本第2の実施の形態の通信シス
テムの構成を示す図である。
【0184】この通信システムにおいて、公衆電話1、
ページングセンター3、オフィス(データ処理システ
ム)14、及びセルラー電話サービスセンター15がI
SDN(Integrated Services Digital Network )12
を介して接続されている。第1の実施の形態の場合と同
様に、ISDN12を介して単に「接続」と呼ぶ場合
は、物理的な接続を意味する。以下、例えば、公衆電話
1とページングセンター4とがISDN12を介して論
理的に接続された場合は、「回線接続」と呼ぶ。
【0185】参照符号8A〜8Fは、オフィス14の社
員が所有するページャー機能を有する携帯端末であり、
同一のグループアドレスデータを有する。携帯通信端末
8A〜8Fは、それぞれ1つ以上のサブアドレスデータ
を有する。携帯通信端末8A〜8Fは、後述するように
このサブアドレスデータによってオフィス14から送信
されたメッセージデータが自己宛のメッセージデータで
あるかどうかを判別し、自己宛てのメッセージである場
合はこのメッセージデータに基づくメッセージを表示部
に表示する。参照符号100の楕円内の携帯通信端末8
C〜8Eは、オフィス14の営業1課の社員が有するも
のであり、同一のサブアドレスデータを記憶している
(携帯通信端末8A〜8Fの構成については、後述す
る。)。参照符号10はノート型パーソナルコンピュー
タ(以下、PCという)であり、図示しないPCカード
スロットには、ページング機能を有するPCカードがセ
ットされている。また参照符号11はセルラーフォンで
ある。PC10及びセルラーフォン11は、共にオフィ
ス14の社員が有するものである。参照符号9は、携帯
通信端末8Eがサーバー142とデータ通信を行うため
のモデムである。
【0186】ページングセンター3は、ページングネッ
トワーク13を介して送信局(TX)5と接続されてい
る。この実施の形態におけるページングセンター3の構
成は、図27に示すように、第1の実施の形態のものと
実質的に同一である。但し、この実施の形態の通信シス
テムでは、ページングセンター3は、後述するようにオ
フィス14から呼出、及びメッセージデータの送信依頼
を受けた場合はアルファニューメリックなメッセージデ
ータを送信できるIPアドレスデータに対応する呼出番
号でアクセスされるため、制御部306は入出力回路3
01がIPアドレスを受信したかどうかを、加入者メモ
リ304を参照しながら判別し、IPアドレスデータに
対応する呼出番号でアクセスされたと判別したときは、
音声出力回路304にアナウンスを出力させることな
く、後続の処理を行う。入出力回路301はISDN1
2に接続され、制御部306はオフィス14内のモデム
141に接続されている。
【0187】セルラー電話サービスセンター15は、セ
ルラーネットワーク16を介して送受信局(TRX)1
7と接続されている。従ってPC10は、セルラーフォ
ン11と接続することで、サーバー142と回線接続さ
れ、サーバー142とデータ通信を行うことができる。
【0188】オフィス14には、その内部において当該
オフィスに蓄積されるデータを集中して処理する、モデ
ム141、サーバー142及びデータベース143から
なるデータ処理システムが構築されている。サーバー1
42は、メインフレームは既存のオフィスコンピュータ
などで構成され、データベース143の管理機能及びモ
デム142を介しての通信機能を備える。
【0189】データベース143は、図28に示すよう
に、情報記憶部145と、情報管理テーブル146と、
バッファ領域147とによって構成される。情報記憶部
145は、情報管理テーブル146によって後述するよ
うにアドレス指定された各ファイルが格納される領域で
あり、データファイルの属性毎に領域が分けられてい
る。バッファ領域147は、データの一時記憶領域とし
て使用される。
【0190】情報管理テーブル146の記憶内容を図2
9に示す。図示するように、情報管理テーブル146
は、管理テーブルTBR1〜TBR4毎の管理情報を格
納するテーブルマネージャーTMRと、情報記憶部14
5に記憶された情報を管理する管理情報を格納する管理
テーブルTBR1〜TBR4の各エリアから構成され
る。管理テーブルTBR1〜TBR4は、格納されるデ
ータファイルの属性に従って分けられている。
【0191】テーブルマネージャTMRの記憶内容を図
30に示す。テーブルマネージャTMRには、コードデ
ータ欄、管理テーブルNo.欄及びデータ属性欄が形成
されている。コードデータ欄には、データファイルの属
性を識別する識別データであるコードデータが格納され
る。図30の例では、コードデータの形態が“]]0
1”なら“音声”、コードデータの形態が“]]02”
なら“文書”、コードデータの形態が“]]03”なら
“表データ”、コードデータの形態が“]]04”なら
“静止画像”…である場合を示している。管理テーブル
No.欄には、コードデータ欄に格納されたコードデー
タに対応する情報がどの管理テーブルに格納されている
かを示す管理テーブルNo.が格納される。データ属性
欄には、コードデータ欄に格納されたコードデータ及び
管理テーブルNo.欄に格納された管理テーブルNo.
に対応する情報のデータ属性(音声、文書、表データ、
静止画像等の種別)が格納される。
【0192】管理テーブルTBR1の記憶内容を図31
に示す。図31の管理テーブルTBR1は、データファ
イルの属性が音声用の管理テーブルであり、アクセスN
o.欄、メッセージデータ欄、添付ファイル格納アドレ
ス欄、ファイル名欄、サイズ欄及び記録時刻欄が形成さ
れている。アクセスNo.欄には、アクセスNo.
(2)が格納される。アクセスNo.(2)は、後述す
るように、サブアドレスデータに対応して割り付けられ
たものである。管理テーブルTBR1は、アクセスN
o.(2)に従って領域が分けられている。メッセージ
データ欄には、携帯通信端末8A〜8Fに送信するメッ
セージの内容が格納されている。添付ファイル格納アド
レス欄には、メッセージデータ欄に格納されたメッセー
ジデータに対応するファイルが記憶されている情報記憶
部145内のアドレスが格納される。ファイル名欄に
は、当該ファイルのファイル名が格納される。サイズ欄
には、当該ファイルのサイズの情報がKB単位で格納さ
れる。記録時刻欄には、当該ファイルが記録された時刻
が格納される。図31の例では、「サンプリングデータ
送ります。」というメッセージデータに対応するファイ
ルが、ファイル名“SAM.WAV”として70KBの
サイズで11:05にアドレスTB1AD1に格納さ
れ、そのファイル名は上記メッセージデータ、アクセス
No.(2)“0001”、サイズ、及び記録時刻と対
応づけられて格納されている状態を示している。
【0193】管理テーブルTBR2の記憶内容を図32
に示す。図32の管理テーブルTBR2は、データファ
イルの属性が文書用の管理テーブルであり、アクセスN
o.欄、メッセージデータ欄、添付ファイル格納アドレ
ス欄、ファイル名欄、サイズ欄及び記録時刻欄が形成さ
れている。アクセスNo.欄には、アクセスNo.
(2)が格納される。管理テーブルTBR2は、アクセ
スNo.(2)に従って領域が分けられている。メッセ
ージデータ欄には、携帯通信端末8A〜8Fに送信する
メッセージの内容が格納されている。添付ファイル格納
アドレス欄には、メッセージデータ欄に格納されたメッ
セージデータに対応するファイルが記憶されている情報
記憶部145内のアドレスが格納される。ファイル名欄
には、当該ファイルのファイル名が格納される。サイズ
欄には、当該ファイルのサイズの情報がKB単位で格納
される。記録時刻欄には、当該ファイルが記録された時
刻が格納される。図31の例では、「7/1のメールの
内容です。」というメッセージデータに対応するファイ
ルが、ファイル名“Mail.TXT”として70KB
のサイズで11:10にアドレスTB2AD1に格納さ
れ、そのファイル名は上記メッセージデータ、アクセス
No.(2)“0001”、サイズ、及び記録時刻と対
応づけられて格納されている状態を示している。
【0194】管理テーブルTBR3の記憶内容を図33
に示す。図33の管理テーブルTBR3は、データファ
イルの属性が表データ(表計算)用の管理テーブルであ
り、アクセスNo.欄、メッセージデータ欄、添付ファ
イル格納アドレス欄、ファイル名欄、サイズ欄及び記録
時刻欄が形成されている。アクセスNo.欄には、アク
セスNo.(2)が格納される。管理テーブルTBR3
は、アクセスNo.(2)に従って領域が分けられてい
る。メッセージデータ欄には、携帯通信端末8A〜8F
に送信するメッセージの内容が格納されている。添付フ
ァイル格納アドレス欄には、メッセージデータ欄に格納
されたメッセージデータに対応するファイルが記憶され
ている情報記憶部145内のアドレスが格納される。フ
ァイル名欄には、当該ファイルのファイル名が格納され
る。サイズ欄には、当該ファイルのサイズの情報がKB
単位で格納される。記録時刻欄には、当該ファイルが記
録された時刻が格納される。図33の例では、「顧客管
理表です。」というメッセージデータに対応するファイ
ルが、ファイル名“CUST.TBL”として10KB
のサイズで11:30にアドレスTB3AD2に格納さ
れ、そのファイル名は上記メッセージデータ、アクセス
No.(2)“0001”、サイズ、及び記録時刻と対
応づけられて格納され、また、「営業評価です。」とい
うメッセージデータに対応するファイルが、ファイル名
“NOR.XLS”として20KBのサイズで11:2
5にアドレスTB3AD1に格納され、そのファイル名
は、上記メッセージデータ、アクセスNo.(2)“0
002”、サイズ、及び記録時刻と対応づけられて格納
されている状態を示している。
【0195】携帯通信端末8A〜8Fの内部の回路は、
図34に示すように、アンテナ81、受信部82、デコ
ーダ83、制御部84、バッファメモリ85、デインタ
リーブ回路86、表示部87a、タッチパネル部87
b、キー入力部88、89、ID−ROM90、ROM
91、RAM92、ドライバ93、スピーカー94、バ
イブレータ95、LED96、送信バッファ97及びイ
ンタフェース(I/F)97により構成されている。バ
スB’には、デコーダ83、制御部84、バッファメモ
リ85、デインタリーブ回路86、表示部87a、タッ
チパネル部87b、キー入力部88、89、ID−RO
M90、ROM91、RAM92、ドライバ93及び送
信バッファ77が接続されている。
【0196】キー入力部88は、電源キーによって構成
される。キー入力部89は、後述するメッセージモード
などの携帯通信端末8のモードを設定するためのモード
設定キー群から構成される。
【0197】表示部87aは、タッチパネル部87b及
びキー入力部88、89の操作に応答して制御部84か
ら表示データを受け取って文字や図形等の画像を表示す
る。タッチパネル部87bは、所望の操作内容が表示さ
れた表示部87aの座標位置を専用のペン等でタッチ操
作すると、そのタッチ操作に応答して操作信号をバスB
を介して制御部84に出力する。
【0198】ROM91は、制御部84が実行する表示
制御プログラムやその他各種プログラム等を格納する不
揮発性の記憶媒体である。ROM91は、図35に示す
ように、表示制御プログラムメモリDM11、DM12
と、キャラクタジェネレータCGと、プログラムメモリ
PMの各メモリエリアから構成されている。プログラム
メモリPMには、後述するフローチャートに示す処理プ
ログラムの他、携帯通信端末8のアプリケーションプロ
グラムが格納されている。
【0199】表示制御プログラムメモリDM11の記憶
内容を図36に示す。図36の表示制御プログラムメモ
リDM11には、アドレスデータ欄、表示制御内容欄及
びアクセスNo.データ欄が形成されている。アドレス
データ欄には、ID−ROM90で設定されたアドレス
データが格納されている。表示制御内容欄には、着信し
たアドレスデータに対応する表示制御内容が格納され
る。図36の例では、アドレスデータ#Aに対応する表
示制御内容として“セグメント「A」を点灯”、アドレ
スデータ#Bに対応する表示制御内容として“セグメン
ト「B」を点灯”、アドレスデータ#Cに対応する表示
制御内容として“表示部87aに「社内」と表示”がそ
れぞれ格納された場合を示している。アクセスNo.デ
ータ欄には、オフィス14のデータベース145にアク
セスするためのアクセスNo.(1)が格納されてい
る。図36の例では、アドレスデータが#A及び#Bに
対してはアクセスNo.データ(1)は格納されていな
いが、アドレスデータ#Cに対しては、データベース1
45へアクセスするためのアクセスNo.(0000−
000−000)が格納されている場合を示している。
【0200】表示制御プログラムメモリDM12の記憶
内容を図37に示す。図37の表示制御プログラムメモ
リDM12には、コートデータ欄及び表示制御内容欄が
形成されている。コードデータ欄には、コードデー
タ“]]01”〜“]]06”…が格納される。表示制
御内容欄には、コードデータ“]]01”〜“]]0
6”…に対応する表示制御内容として、それぞれ“音声
データファイルを示すアイコン+ファイル名+サイズ
(KB)+記録時刻”、“文書データファイルを示すア
イコン+ファイル名+サイズ(KB)+記録時刻”、
“表データデータファイルを示すアイコン+ファイル名
+サイズ(KB)+記録時刻”、“静止画像データファ
イルを示すアイコン+ファイル名+サイズ(KB)+記
録時刻”、“動画像データファイルを示すアイコン+フ
ァイル名+サイズ(KB)+記録時刻”、“書庫データ
ファイルを示すアイコン+ファイル名+サイズ(KB)
+解凍後のサイズ(KB)+記録時刻”、が格納され
る。
【0201】図34のRAM92は、制御部84のワー
クエリアとして使用される他、サービス内容や着信した
メッセージ等を格納する書き替え可能な記憶媒体であ
る。RAM92は、図38に示すように、サブアドレス
登録メモリSMRと、メッセージメモリMMRと、デー
タメモリDDRと、ワークエリアWRから構成されてい
る。
【0202】サブアドレス登録メモリSMRの記憶内容
を図39に示す。図39のサブアドレス登録メモリSM
Rには、サブアドレスデータ欄、表示内容欄及びアクセ
スNo.データ欄が形成されている。サブアドレスデー
タ欄には、携帯通信端末8A〜8Fのそれぞれに設定さ
れたサブアドレスデータ#S、#T、#Uが格納され
る。ここに格納されているサブアドレスデータは、当該
携帯端末に設定されたものすべてである。表示内容欄に
は、後述する着信メッセージの表示画像での表示内容
(メッセージの宛先)が格納される。アクセスNo.デ
ータ欄には、サブアドレスデータ毎に設定され、携帯通
信端末8A〜8Fからサーバー142にアクセスし、サ
ーバー142にデータベース143内のファイルを管理
する管理テーブルTBを操作させるときに用いる4桁の
アクセスNo.が格納される。
【0203】メッセージメモリMMRの記憶内容を図4
0に示す。図40のメッセージメモリMMRには、着信
アドレスデータ欄、サブアドレスデータ欄、ダウンロー
ド済み確認フラグ欄、コードデータ欄、ファイル名欄、
サイズ欄、記録時刻欄、着信時刻欄及びメッセージデー
タ欄が形成されている。着信アドレスデータ欄には、図
36の表示制御プログラムメモリDM11内のアドレス
データ欄もしくはID−ROM90に格納されたアドレ
スデータのうちのメッセージデータを着信したアドレス
データが格納される。サブアドレスデータ欄には、図3
9のサブアドレス登録メモリSMR内のサブアドレスデ
ータ中の実際に着信したサブアドレスデータが格納され
る。但し、着信したデータがオフィス14からのもので
ない場合は、サブアドレスデータは格納されない。ダウ
ンロード済みフラグ欄には、ファイル名欄に格納された
ファイル名のファイル本体がデータベース143から携
帯通信端末8A〜8Fにダウンロードされたかどうかを
示すフラグFが格納される。また、着信したメッセージ
データ等はメッセージフィールド(MF)103G内で
携帯通信端末8A〜8Fにその内容が格納される。ファ
イル名欄には、着信データに含まれるファイル名が格納
される。サイズ欄には、ファイル名欄に格納されたファ
イル名のファイルのサイズが格納される。記録時刻欄に
は、図31〜33に示した情報管理テーブル145内の
記録時刻欄に格納される記録時刻と同一の記録時刻が格
納される。着信時刻欄には、メッセージデータ着信時の
着信時刻が格納される。メッセージデータ欄には、携帯
通信端末8A〜8Fに送信されたメッセージの内容が格
納される。
【0204】データメモリDDRは、当該携帯通信端末
8A〜8Fで作成処理したデータをファイル名を付けて
格納したり、また、後述するデータベース143からの
ダウンロード処理に関し、ダウンロードされたファイル
(添付ファイル)を格納するエリアを有する。また、当
該携帯通信端末8A〜8Fで作成処理したデータファイ
ルを、データベース143へアップロードする際は、こ
のエリアに格納されたものがアップロードの対象とな
る。
【0205】ワークエリアWRは、実際に処理中のデー
タを一時的に格納する為のエリアである。携帯通信端末
8において、アンテナ81、受信部82、デコーダ8
3、バッファメモリ85、デインタリーブ回路86、I
D−ROM90、ドライバ93、スピーカー94、バイ
ブレータ95及びLED96の構成は、それぞれ第1の
実施の形態のページャー6の対応するものの構成と実質
的に同一である。
【0206】次に、本第2の実施の形態の動作を説明す
る。
【0207】本実施の形態の通信システムでは、オフィ
ス14のデータベース143に情報が蓄積されているこ
とをメッセージとして携帯通信端末8A〜8Fに送信
し、その情報を携帯通信端末8A〜8Fにダウンロード
するまでの処理を例として説明する。また、サーバー1
42にアクセスすることにより、ダウンロードした情報
に対して電子メールなどによりメッセージをデータベー
ス143にアップロードする場合について説明する。
【0208】この通信システムにおいて実行される一連
の処理として、まず、図26のオフィス14内のサーバ
ー142がオートで実行する処理について、図41に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0209】サーバー142は、常に動作しておりIS
DN網2からの回線接続を待機する状態にあるととも
に、情報管理テーブル146内のテーブルマネージャー
TMR及び管理テーブルTBRに格納されている管理情
報に基づいて、情報記憶部145に格納された情報に対
応するメッセージデータを一定時間毎(例えば、1時間
毎)に、ページングセンター3及び送信局5を介して携
帯通信端末8A〜8Cに一斉に送信する。
【0210】オフィス14のサーバー142は、上記待
機状態において、入出力回路41からアクセスNo.
(1)が入力されたかどうかを判別することによってI
SDN網2を介して回線接続の有無を検出する(ステッ
プS41)。ステップS41で回線接続を検出しなかっ
た場合は、コードデータの一斉送信の送信時刻か否かを
判別する(ステップS42)。例えば、前回の送信時刻
が11時であり、今回の送信時刻が12時か否かを計時
部44を参照して判別する。ステップS42で一斉送信
時刻でないと判別した場合は、待機状態に戻る。ステッ
プS42一斉送信時刻になったと判別した場合は、情報
管理テーブル146を検索する(ステップS43)。そ
して、情報管理テーブル146の検索により、前回の送
信時刻(11時)の後に記録された情報が情報記憶部1
45有るか否かを判別する(ステップS44)。すなわ
ち、管理テーブルTBR1〜TBR4に格納されている
記録時刻を参照して前回の送信時刻(11時)の後に記
録された情報の有無を、各テーブルNo.毎に判別す
る。
【0211】ステップS44で前回の送信時刻(11
時)の後に記録された情報が無いと判別した場合は、待
機状態に戻る。ステップS44で前回の送信時刻(11
時)の後に記録された情報が有ると判別した場合は、複
数本の情報が存在するか否かを、管理テーブルTBR1
〜TBR4を参照してチェックする(ステップS4
5)。ステップS45で管理テーブルTBRを参照した
結果、複数本の情報が存在しない場合は、ステップS4
7に移行する。複数本の情報が存在する場合は、管理テ
ーブルTBRに格納されているそれらの情報に対応する
メッセージデータ、ファイル名、サイズ及び記録時刻、
さらにテーブルマネージャTMRに格納されているコー
ドデータを、サブアドレスデータ毎にバッファ領域14
7に一時格納する(ステップS46)。
【0212】この時(12時ちょうど)、管理テーブル
146の管理テーブルTB1〜TB4には、図31〜図
33に示すように、新たに記録されたメッセージデー
タ、添付ファイル格納アドレス、ファイル名、サイズ及
び記録時刻が格納されているものとする。
【0213】サーバー142からアドレスデータ#C
(IPアドレスデータであり、携帯通信端末8A〜8F
のグループアドレスデータ)によるデータ送信を依頼す
るデータをISDN12を介してページングセンター3
に送出する(ステップS47)。そして、ステップS4
6でバッファ領域147に格納されたメッセージデー
タ、ファイル名、サイズ、記録時刻、及びコードデータ
をページングセンター3へ送出する(ステップS4
8)。そして、本フローチャートの処理を終了する。
【0214】ページングセンター3は、ステップS4で
データ処理システムから送出されてきた一連のデータを
処理し送信局5を介して、アドレスデータ#Cを有する
携帯通信端末8A〜8Fに送信する。
【0215】図42は、ページングセンター3からへ送
出されるメッセージフィールド(MF)103Gのデー
タ構成を示すものである。図示される通り、サブアドレ
スデータ毎に少なくとも1組以上のメッセージデータ、
コードデータ、ファイル名、サイズ及び記録時刻の組か
らなるデータが格納されている。
【0216】次に、このページングセンター3から送信
されたデータは、携帯通信端末8A〜8Fに着信される
が、この携帯通信端末8A〜8Fにおけるデータの着信
時の処理は、第1の実施の形態においてページャー6、
6’が行う処理(図18)と実質的に同一である。
【0217】この着信処理によって、例えば、携帯通信
端末8EのRAM92内のメッセージメモリMMRに
は、図43に示すようなデータが格納される。携帯通信
端末8Eの表示部87aには、図43に示すようにメッ
セージメモリMMRに格納されたデータに基づいて表示
制御処理(図18、ステップS15)を行うことによっ
て、図44に示す画像が表示される。この画像において
は、着信したデータに基づいて次のようなデータが表示
される。参照符号0aで示すように、サブアドレスデー
タに基づいて誰宛のメッセージであるか(この例では、
営業1課の社員宛)が表示される。参照符号0bで示す
ように、同時に着信したメッセージの数とそのうちの何
番目のメッセージであるか(この例では、4つのメッセ
ージ中の1番目)が表示される。参照符号0cで示すよ
うに、着信したメッセージデータの内容(この例では、
「サンプリングデータ送ります。」)が表示される。参
照符号0dで示すように、着信したコードデータに対応
する表示制御メモリDM12に格納されている表示制御
内容が表示される。この例では、音声データであること
を示すアイコンと、ファイル名“SAM.WAV”と、
サイズ“70KB”と、記録時刻“11:05”が表示
される。さらに、この画像においては、「着信メッセー
ジ」の表題と、着信日時と、後述する読み出しモード時
にデータベース143からの情報のダウンロードを指定
するための指示文とが表示される。
【0218】次に、メッセージを着信した携帯通信端末
8A〜8Fにデータベース143に蓄積されたデータを
ダウンロードし、さらにダウンロードされたデータに対
するメッセージなど、データを携帯通信端末8A〜8F
からデータベース143にアップロードするまでの処理
について説明する。ここでは、携帯通信端末8Eにおけ
る処理を例としてあげるが、他の携帯通信端末において
も同様に処理可能である。
【0219】図45、図46は、携帯通信端末8Cの制
御部84によって実行されるモード検出の処理及び読み
出しモード時の処理を示すフローチャートである。図4
7は、携帯通信端末8Eの制御部84によって実行され
るメッセージ送信モード時の処理を示すフローチャート
である。これらのフローチャートの処理は、携帯通信端
末8Eのユーザがキー入力部89を操作することによっ
てスタートする。このとき、携帯通信端末8Eは、モデ
ム9を介してISDN12と接続されているものとす
る。モデム9は、携帯通信端末8Eに内蔵されたもので
も外付けのものであってもよい。また、図47のフロー
チャートに移行するときは、サーバー142に送信する
添付ファイルは既に用意され、携帯通信端末8EのRA
M92のデータメモリDDRに格納されているものとす
る。
【0220】処理がスタートすると、まず、制御部84
は、図48に示すようなモードを選択するためのメニュ
ーを表示部87aに表示させる。このメニューは、
“1.メッセージ送信”と“2.メッセージ読出”の2
つのモードが選択できるようにするものである(ステッ
プS61)。この状態で、制御部84は、タッチパネル
87bのいずれかのモードの表示位置に対応する位置が
ペンでタッチされたかどうかを検出することによってモ
ードの選択が検出されたかどうかを判別する(ステップ
S62)。ステップS62でモードの選択が検出されて
いないと判別されるまでは、ステップS61、S62の
処理を繰り返す。ステップS62でモードの選択が検出
されたと判別された場合は、制御部84は、“メッセー
ジ送信”と“メッセージ読出”とのいずれのモードが選
択されたかを判別する(ステップS63)。ステップS
63で“メッセージ読出”モードが選択されたと判別さ
れた場合は、ステップS64の処理に進む。一方、ステ
ップS63で“メッセージ送信”モードが選択されたと
判別された場合は、図47のステップS85の処理に進
む。
【0221】ステップS64では、制御部84は、図4
9に示すように、アドレスデータ毎に着信したメッセー
ジデータの件数を表示部87aに表示させる。この例で
は、図43に示すようにメッセージメモリMMRにメッ
セージデータが記憶されており、1番目のアドレスデー
タ(#A)に1件、2番目のアドレスデータ(#B)に
0件、社内アドレスデータ(#C)に4件のメッセージ
データが着信したことが表示されている。次に、制御部
84は、携帯通信端末8Eのユーザがタッチパネル部8
7bのいずれかのアドレスデータに対応する位置をペン
でタッチすることによって、表示部87aに表示されて
いるアドレスデータのうちのいずれかのアドレスデータ
が選択されたかどうかを判別する(ステップS65)。
ステップS65でアドレスデータが#Cが選択されたと
判別したときは、ステップS66の処理に進む。ステッ
プS65でアドレスデータ#Aまたは#Bが選択された
判別したときは、後述するステップS82の処理に進
む。ステップS65でいずれのアドレスデータも選択さ
れていないと判別したときは、ステップS64、S65
の処理を繰り返す。
【0222】ステップS66では、制御部84は、図5
0に示すように、選択されたアドレスデータ#Cのメッ
セージのすべてを表示部87aにリストにして表示させ
る。このリストでは、各メッセージデータの前に、チェ
ックボックスとメッセージの宛先とが表示される。メッ
セージメモリMMR内のダウンロード済みフラグがセッ
トされているとき、チェックボックス内に“∨”マーク
が表示される。宛先は、メッセージメモリMMR内のサ
ブアドレスデータに基づいて、「社」(社員全員)、
「営1」(営業1課)、或いは「個」(端末を有する個
人宛)のいずれかが表示される。次に、制御部84は、
携帯通信端末8Eのユーザがタッチパネル部87bのい
ずれかのメッセージに対応する位置をペンでタッチした
かどうかを判別することによって、表示部87aに表示
されているメッセージデータのうちのいずれかのメッセ
ージデータが選択されたかどうかを判別する(ステップ
S67)。ステップS67でいずれのメッセージデータ
も選択されていないと判別したときは、ステップS6
6、S67の処理を繰り返す。ステップS67でいずれ
かのメッセージデータが選択されたと判別したときは、
制御部84は、メッセージメモリMMR内にコードデー
タが選択されたメッセージデータと対応付けられて記憶
されているかどうかを判別する(ステップS68)。
【0223】ステップS68でコードデータが記憶され
ていると判別したときは、制御部84は、図51に示す
ように、表示制御プログラムメモリDM12に従ってス
テップS67で選択したメッセージデータと共に対応す
るファイルに関する情報を表示部87aに表示させる。
ここで表示部87aに表示される画像は、図44に示し
たものと同一である(ステップS69)。次に、制御部
84は、ダウンロードの指定が検出されたかどうか、す
なわち、図51に示す「ダウンロードしますか?」とい
う問に対して、タッチパネル部87bの“Y”の表示位
置がペンでタッチされたかどうかを判別する(ステップ
S70)。ステップS70でダウンロードの指定が検出
されないと判別されたときは、ステップS69、S70
の処理を繰り返す。
【0224】ステップS69でダウンロードの指定が検
出されたときは、表示制御プログラムメモリDM11内
のアドレスデータ#Cに対応して格納されているアクセ
スNo.(1)“0000−000−000”を読み出
して、送信バッファ97に格納する。さらに、ステップ
S67で選択されたメッセージデータに対応するコード
データ、アクセスNo.(2)、ファイル名をメッセー
ジメモリMMRから読み出して、送信バッファ97に格
納する(ステップS71)。次に、制御部84は、図5
2に示すようなアクセスNo.(1)の出力を待機する
画像を表示部87aに表示させる(ステップS72)。
この状態で、制御部84は、アクセスNo.(1)の出
力の実行が検出されたかどうか、すなわち、図52に示
す“実行?”の問に対して、タッチパネル部87bの
“Y”の表示位置がペンでタッチされたかどうかを判別
する(ステップS73)。ステップS73でアクセスN
o.(1)の出力の実行が検出されないと判別されたと
きは、ステップS72、S73の処理を繰り返す。ステ
ップS73でアクセスNo.(1)の出力の実行が検出
されたと判別したときは、アクセスNo.(1)を出力
し、モデム9及びISDN12を介して、携帯通信端末
8Eとサーバー142とを回線接続させる。制御部87
は、この回線接続を検出することによってステップS7
4の処理に進む。
【0225】ステップS74では、制御部84は、図5
3に示すようなコードデータ、アクセスNo.(2)及
びファイル名(以下、後続データという)の出力を待機
する画像を表示部87aに表示させる(ステップS7
5)。この状態で、制御部84は、後続データの出力の
実行が検出されたかどうか、すなわち、図53に示す
“実行?”の問に対して、タッチパネル部87bの
“Y”の表示位置がペンでタッチされたかどうかを判別
する(ステップS76)。ステップS75で後続データ
の出力の実行が検出されないと判別されたときは、ステ
ップS75、S76の処理を繰り返す。ステップS75
で後続データの実行が検出されたと判別したときは、送
信バッファ97に格納された後続データをインタフェー
ス98、モデム9、ISDN12を介して順次サーバー
142に出力する(ステップS77)。
【0226】ステップS77で後続データがサーバー1
42に出力されると、オフィス14のサーバ142は、
データベース143から対応するファイルを読み出し、
モデム141、ISDN12を介して当該ファイルの携
帯通信端末8Eへの送信を開始する。これによって、当
該ファイルの携帯通信端末8Eへのダウンロードが開始
される(ステップS78)。
【0227】ダウンロードが開始されると、制御部84
は図54に示すような、ダウンロードされたデータ量を
グラフで示すダウンロード実行中の画像を表示部87a
に表示させる。この画像の表示と並行して、制御部84
は、ファイルのダウンロードを終了したことを示す終了
信号を検出したかどうかを判別する(ステップS7
9)。ステップS79で終了信号を検出していないと判
別したときは、ステップS78、S79の処理を繰り返
す。ステップS79で終了信号を検出したと判別したと
きは、メッセージメモリMMR中の対応するダウンロー
ド済み確認フラグFを“1”にセットする(ステップS
80)。そして、ステップS66の処理に戻る。このと
き、表示部87aに表示されるメッセージのリストに
は、図55に示すように、メッセージ「サンプリングデ
ータ送ります。」に対応するチェックボックスに“∨”
マークが表示される。
【0228】ステップS68でコードデータが記憶され
ていないと判別したときは、制御部84は、当該着信メ
ッセージの内容をすべて表示部87aに表示させる(ス
テップS81)。この状態からキー入力部89を操作す
ることによって制御部84に割り込みが生じ、制御部8
4は、このフローチャートの処理を終了する。
【0229】ステップS82では、ステップS82で
は、制御部84は、ステップS66での処理と同様に、
選択されたアドレスデータに対応するメッセージのリス
トを表示部87aに表示させる。但し、アドレスデータ
#A或いはアドレスデータ#Bでの着信メッセージに
は、対応するファイルはデータベース143に格納され
ていることがないので、図50に示したリストと異な
り、チェックボックスは表示されない。次に、制御部8
4は、携帯通信端末8Eのユーザがタッチパネル部87
bのいずれかのメッセージに対応する位置をペンでタッ
チしたかどうかを判別することによって、表示部87a
に表示されているメッセージデータのうちのいずれかの
メッセージデータが選択されたかどうかを判別する(ス
テップS83)。ステップS83でいずれのメッセージ
データも選択されていないと判別したときは、ステップ
S82、S83の処理を繰り返す。ステップS83でい
ずれかのメッセージデータが選択されたと判別したとき
は、制御部84は、当該着信メッセージの内容をすべて
表示部87aに表示させる(ステップS84)。この状
態からキー入力部89を操作することによって制御部8
4に割り込みが生じ、制御部84は、このフローチャー
トの処理を終了する。
【0230】図47のステップS85では、表示部87
aにメッセージのアップロード先のアクセスNo.
(2)を入力するための画像が表示される。この表示に
従って、携帯通信端末8Eのユーザはタッチパネル部8
7bをペンでタッチしてアップロード先のアクセスN
o.(2)を入力する。アクセスNo.(2)の入力を
終了すると、携帯通信端末8Eのユーザは、タッチパネ
ル部87bの入力の終了を指示するボックスの位置をペ
ンでタッチする。制御部84は、タッチパネル部87b
のこのボックスの位置がタッチされたかどうかを判別す
ることによって、入力の終了を検出したかどうかを判別
する(ステップS86)。ステップS86で入力の終了
を検出したと判別するまでは、ステップS85、S86
の処理を繰り返す。ステップS86で入力の終了を検出
したと判別したときは、ステップS86で入力の終了を
検出したと判別したときは、ステップS85で入力した
アクセスNo.(2)を送信バッファ97に格納する
(ステップS87)。
【0231】次に、表示部87aにメッセージを入力す
るための画像が表示される。この指示に従って、携帯通
信端末8Eのユーザはタッチパネル部87bをペンでタ
ッチしてメッセージを入力する(ステップS88)。メ
ッセージの入力が終了すると、携帯通信端末8Eのユー
ザは、タッチパネル部87bの入力の終了を指示するボ
ックスの位置をペンでタッチする。制御部84は、タッ
チパネル部87bのこのボックスの位置がタッチされた
かどうかを判別することによって、入力の終了を検出し
たかどうかを判別する(ステップS89)。ステップS
89で入力の終了を検出したと判別するまでは、ステッ
プS88、S89の処理を繰り返す。ステップS89で
入力の終了を検出したと判別したときは、ステップS8
6で入力の終了を検出したと判別したときは、ステップ
S88で入力したメッセージを送信バッファ97に格納
する(ステップS90)。
【0232】次に、表示部87aに添付するファイルを
指示するための画像が表示される。この画像では、デー
タメモリDDRに格納されたすべてのファイルがリスト
として表示される。携帯通信端末8Eのユーザは、この
リストから添付するファイルを選択してタッチパネル部
87bの対応する位置をペンでタッチすることによっ
て、添付するファイルを指示する(ステップS91)。
ステップS92では、ステップS91で添付するファイ
ルの指示があったかどうかを判別する。ステップS92
で添付するファイルの指示があったと判別するまでは、
ステップS91、S92の処理を繰り返す。ステップS
92で添付するファイルの指示があったと判別したとき
は、制御部84は、添付するファイル名の拡張子に基づ
いてコードデータを選択する。例えば、拡張子が“TX
T”であるときは、文書データであるので、コードデー
タとして“]]02”が選択される。そして、制御部8
4は、選択したコードデータを送信バッファ97に格納
する(ステップS93)。制御部84は、添付するファ
イル、そのファイル名、サイズを送信バッファ97に格
納する。さらに、制御部84は、アクセスNo.(1)
をID−ROM90から読み出して、送信バッファ97
に格納する(ステップS94)。
【0233】次に、制御部84は、図52に示すのと同
様のアクセスNo.(1)の出力を待機する画像を表示
部87aに表示させる(ステップS95)。この状態
で、制御部84は、アクセスNo.(1)の出力の実行
が検出されたかどうか、すなわち、“実行?”の問に対
して、タッチパネル部87bの“Y”の表示位置がペン
でタッチされたかどうかを判別する(ステップS9
6)。ステップS96でアクセスNo.(1)の出力の
実行が検出されないと判別されたときは、ステップS9
5、S96の処理を繰り返す。ステップS96でアクセ
スNo.(1)の出力の実行が検出されたと判別したと
きは、アクセスNo.(1)を出力し、モデム9及びI
SDN12を介して携帯通信端末8Eとサーバー142
とを回線接続させる(ステップS97)。制御部87
は、この回線接続を検出することによってステップS9
8の処理に進む。
【0234】ステップS98では、制御部84は、メッ
セージ、コードデータ、アクセスNo.(2)、添付す
るファイル、ファイル名及びサイズ(以下、後続データ
という)の出力を待機する画像を表示部87aに表示さ
せる(ステップS97)。この状態で、制御部84は、
後続データの出力の実行が検出されたかどうか、すなわ
ち、“実行?”の問に対して、タッチパネル部87bの
“Y”の表示位置がペンでタッチされたかどうかを判別
する(ステップS99)。ステップS99で後続データ
の出力の実行が検出されないと判別されたときは、ステ
ップS98、S99の処理を繰り返す。ステップS99
で後続データの実行が検出されたと判別したときは、送
信バッファ97に格納された後続データをインタフェー
ス98、モデム9、ISDN12を介して順次オフィス
14に出力する(ステップS100)。これにより、後
続データがオフィス14にアップロードされ、アクセス
No.(2)やコードデータに従って、メッセージ、フ
ァイル名及びサイズ、並びに添付したファイルがデータ
ベース143に記憶される。
【0235】以上説明したように、本実施の形態の通信
システムでは、データベース143にどのようなデータ
ファイルが蓄積されたかをページングシステムを利用し
てオフィス14から携帯通信端末8A〜8Fに送信す
る。このため、携帯通信端末8A〜8Fのユーザ(社
員)は、データベース143に蓄積されたデータファイ
ルをダウンロードする前にどのようなデータファイルが
データベース143に蓄積されているか、たとえば、蓄
積されているデータの属性やサイズを予め知ることがで
きる。このため、いきなりデータをダウンロードされて
携帯通信端末8A〜8Fのメモリの容量が不足してしま
うという事態を防ぐことができる。
【0236】また、データベース143に蓄積されたデ
ータを携帯通信端末8A〜8Fにダウンロードする場合
も、表示部87aに表示される画像に従って、 タッチパネル87bを操作してデータのダウンロー
ドを指示する。 タッチパネル87bを操作してアクセスNo.
(1)を出力する。 タッチパネル87bを操作して後続データを出力す
る。 だけで携帯通信端末8A〜8Fとサーバー142との間
が回線接続され、データベース143に蓄積されたデー
タがダウンロードされる。このため、データベース14
3に蓄積されたデータを携帯通信端末8A〜8Fにダウ
ンロードするための操作が簡単になる。また、データベ
ース143に蓄積するデータは、携帯通信端末8A〜8
Fからアップロードすることもできる。このため、携帯
通信端末8A〜8Fの相互間でデータのやりとりを行う
ことができる。
【0237】上記の実施の形態では、ROM91の記憶
内容は、表示制御プログラムメモリDM11、表示制御
プログラムメモリDM12、キャラクタジェネレータC
G及びプログラムメモリPMであった。しかしながら、
ROM91の記憶内容に、他のプログラム(アプリケー
ションプログラム)やデータなどを加えてもよい。
【0238】図56は、上記の実施の形態の変形例であ
るアプリケーションプログラムマネージャメモリAPM
Mを設けたROM91の記憶内容を示す図である。この
アプリケーションプログラムマネージャメモリAPMM
に格納されたアプリケーションプログラムマネージャ
は、例えば、メッセージデータに付加されていたデータ
ファイルの属性を示すコードデータやファイル名の拡張
子から携帯通信端末8A〜8Fに当該ファイルを実行可
能なアプリケーションプログラムが1つ以上ROM91
のプログラムメモリPMに格納されているかどうかを判
断する。
【0239】そして、当該ファイルを実行するアプリケ
ーションプログラムがないと判断されたときは、図44
に示す画像の「ダウンロードしますか? Y/N」の部
分を「実行するプログラムがありません。」と変えた着
信メッセージを表示部87aに表示する。これにより、
不要なデータによってメモリが消費されることを防ぐこ
とができる。
【0240】図57は、上記第2の実施の形態の変形例
であるダウンロードデータマネージャメモリDDMMを
設けたROM91の記憶内容を示す図である。このダウ
ンロードデータマネージャメモリDDMMに格納された
ダウンロードデータマネージャは、メッセージデータに
付加されていたサイズをRAM92のデータメモリDD
Rの空き容量と比較するものである。比較の結果、デー
タメモリDDRの空き容量が当該サイズのデータをダウ
ンロードするのに十分でなかったときは、図44に示す
画像の「ダウンロードしますか? Y/N」の部分を
「メモリの空き容量が足りません。」と変えた着信メッ
セージを表示部87aに表示する。この場合、このまま
で当該ファイルをダウンロードすることが禁止される。
これにより携帯通信端末8A〜8Fのユーザは、不要な
ファイルを整理してデータメモリDDRに十分な空き領
域を作ってからデータをダウンロードすることが可能と
なる。
【0241】また、携帯通信端末8A〜8Fにおいて、
メッセージデータに対応するファイルをダウンロードす
ることができる条件がすべて整っている場合、すなわ
ち、データメモリDDRの空き容量があり、当該ファイ
ルを実行するアプリケーションプログラムもある場合
は、図45のステップS70でダウンロードをするかど
うかのユーザからの確認を待たずに、当該ファイルをダ
ウンロードしてもよい。
【0242】本第2の実施の形態の携帯通信端末8A〜
8Fでも、第1の実施の形態のページャー6と同様に、
ユーザが所望するコードデータに対応して受信制御情報
を格納して、所望の携帯のデータがデータベース143
に蓄積されたことを示すメッセージデータのみを表示部
87aに表示させてもよい。図57は、この場合に使用
される表示制御プログラムメモリDM12の記憶内容の
例を示す。図57の表示制御プログラムメモリDM12
では、コードデータ欄に“]]01”〜“]]06”を
格納し、受信制御フラグ欄にそれぞれ“1”、“0”、
“0”、“1”、“0”、“0”を格納している。この
場合、受信制御フラグが“1”に設定されているコード
データ“]]01”及び“]]04”に対応する音声デ
ータと静止画像データがデータベース143に蓄積され
ている場合のみ、メッセージデータが表示部87aに表
示される。
【0243】本第2の実施の形態では、携帯通信端末8
A〜8Fは、ページャーの機能を有するものであり、こ
のページャー機能を利用してデータベースに蓄積された
データに関する情報を送信していた。しかしながら、ペ
ージャーは携帯通信端末とは別個の個体としてもよい。
この場合は、ページャーの機能を有しない携帯端末やP
Cを所持する社員などにもデータベースに蓄積されたデ
ータに関する情報を送信することができる。
【0244】また、本実施の形態では、サーバー142
は、データベース143にデータファイルが新たに格納
された時、サブアドレスデータによって指定される携帯
端末に、簡単なメッセージとともに、識別情報を送信し
て、該データベース143に格納されたデータのダウン
ロードを指示していたが、これに限らず、サーバー14
2は、データベース143において、データファイルが
削除されたり、データファイルがコピーされたり、何か
しらの処理が発生したことを検出すると、処理されたデ
ータベース143のテーブルよりサブアドレスを特定
し、当該処理の発生を、このサブアドレスで特定される
携帯端末に送信するようにしてもよい。
【0245】さらに上記第1、及び第2の実施例では、
ページングシステムを利用して、サブアドレス、及びコ
ードデータ等の識別情報を送信するようにしていたが、
これに限らず、PCSシステムで使用される、回線接続
の為の制御チャネルを利用して、識別情報を送信するよ
うにしても良い。
【0246】そしてこのようにすることにより、例えば
第2の実施の形態において、データ着信後、ユーザーの
確認・指示をまってからダウンロードを実行していたこ
とを、データ着信後、自動的に識別情報に従ってPCS
システムを利用してデータ管理システムと回線接続し、
ダウンロードを実行させるようにしても良い。
【0247】
【発明の効果】請求項1記載の発明のデータベースシス
テムによれば、前記識別情報と前記データと対応づけて
前記データベースに格納することにより、当該データベ
ースシステムの管理者(例えば、ページングサービスに
おける情報提供会社)は、前記識別情報に基づいてデー
タを管理する事ができる。また、データベースシステム
の利用者(例えば、ページングサービスにおける加入
者、若しくはページャーのユーザー)も、携帯通信端末
(ページャー)に記憶された前記識別情報を用いて、前
記データベースから容易に所望のデータを処理できる。
【0248】請求項2記載の発明のデータベースシステ
ムによれば、前記携帯通信端末のユーザーは、送信され
た前記格納時刻に基づいて、データが新しいか古いかを
容易に判別できる。このためデータの利用価値が高ま
る。
【0249】請求項3記載の発明のデータベースシステ
ムによれば、前記携帯通信端末のユーザーは、送信され
たデータのサイズにしたがって、受信した識別情報に対
応するデータのサイズを予め知ることができる。このた
め、ユーザーは例えばデータの出力にかかる時間等を把
握することができる。
【0250】請求項4記載の発明のデータベースシステ
ムによれば、携帯通信端末のユーザーは、データベース
を処理するシステムに対し、受信された識別情報に従
い、データベースより所望の情報をダウンロードさせ、
携帯通信端末に記憶させることができる。
【0251】請求項5記載の発明のデータベースシステ
ムによれば、携帯通信端末のユーザーは、受信した識別
情報で特定されるデータを該通信端末にダウンロードす
る際、該携帯通信端末に十分な空き容量があるかを把握
できる。
【0252】請求項6記載の発明のデータベースシステ
ムによれば、携帯通信端末のユーザーは、受信した識別
情報で特定されるデータをデータベースよりダウンロー
ドした場合、該ダウンロードされたデータを処理するた
めのアプリケーションプログラムが携帯通信端末に用意
されていないという状態を防ぐ事ができる。
【0253】請求項7記載の発明のデータベースシステ
ムによれば、データベースシステムはページングセンタ
ーに対し、情報サービスの加入者への識別情報の一斉送
信を依頼することができる。
【0254】請求項8記載の発明のデータベースシステ
ムによれば、携帯通信端末のユーザーは、所望のデータ
についてのみ、その識別情報の受信を知ることができ
る。
【0255】請求項9記載の発明のデータベースシステ
ムによれば、携帯通信端末のユーザーは、どのようなデ
ータの識別情報を受信したかを、携帯通信端末の表示画
面を見る事によって確認できる。
【0256】請求項10記載の発明のデータベースシス
テムによれば、携帯通信端末のユーザーは、どのような
データの識別情報を受信したかを、携帯通信端末の報知
状態によって確認できる。
【0257】請求項11記載の発明のデータ管理システ
ムによれば、前記識別情報と前記データと対応づけて前
記データベースに格納することにより、当該データ管理
システムの管理者(例えば、ページングサービスにおけ
る情報提供会社)は、前記識別情報に基づいてデータを
管理する事ができる。また、データ管理システムの利用
者(例えば、ページングサービスにおける加入者、若し
くはページャーのユーザー)も、前記記憶された前記識
別情報を用いて、前記データベースから容易に所望のデ
ータを処理できる。
【0258】請求項12記載の発明のデータ管理システ
ムによれば、前記データ管理システムのユーザーは、送
信された前記格納時刻に基づいて、データが新しいか古
いかを容易に判別できる。このためデータの利用価値が
高まる。
【0259】請求項13記載の発明のデータ管理システ
ムによれば、データ管理システムのユーザーは、送信さ
れたデータのサイズにしたがって、受信した識別情報に
対応するデータのサイズを予め知ることができる。この
ため、ユーザーは例えばデータの出力にかかる時間等を
把握することができる。
【0260】請求項14記載の発明のデータ管理システ
ムによれば、データ管理システムはページングセンター
に対し、情報サービスの加入者への識別情報の一斉送信
を依頼することができる。
【0261】請求項15記載の発明の携帯通信端末によ
れば、データ処理システムの利用者(例えば、ページン
グサービスにおける加入者、若しくはページャーのユー
ザー)も、携帯通信端末(ページャー)に記憶された前
記識別情報を用いて、前記データベースから容易に所望
のデータを処理できる。
【0262】請求項16記載の発明の携帯通信端末によ
れば、携帯通信端末のユーザーは、データベースを処理
するシステムに対し、受信された識別情報に従い、デー
タベースより所望の情報をダウンロードさせ、携帯通信
端末に記憶させることができる。
【0263】請求項17記載の発明の携帯通信端末によ
れば、携帯通信端末のユーザーは、受信した識別情報で
特定されるデータを該通信端末にダウンロードする際、
該携帯通信端末に十分な空き容量があるかを把握でき
る。
【0264】請求項18記載の発明の携帯通信端末によ
れば、携帯通信端末のユーザーは、受信した識別情報で
特定されるデータをデータベースよりダウンロードした
場合、該ダウンロードされたデータを処理するためのア
プリケーションプログラムが携帯通信端末に用意されて
いないという状態を防ぐ事ができる。
【0265】請求項19記載の発明の携帯通信端末によ
れば、携帯通信端末のユーザーは、所望のデータについ
てのみ、その識別情報の受信を知ることができる。
【0266】請求項20記載の発明の携帯通信端末によ
れば、携帯通信端末のユーザーは、どのようなデータの
識別情報を受信したかを、通信端末の表示画面を見る事
によって確認できる。
【0267】請求項21記載の発明の携帯通信端末によ
れば、携帯通信端末のユーザーは、どのようなデータの
識別情報を受信したかを、通信端末の報知状態によって
確認できる。
【0268】請求項22記載の発明の携帯通信端末によ
れば、携帯通信端末のユーザーは、識別情報を受信する
のみでデータ処理システムへの回線接続が容易にでき
る。
【0269】請求項23記載の発明の情報提供方法によ
れば、システムユーザーは音声情報など非定型的なデー
タの内容を定形的な識別情報を受信することによって確
認でき、また、この識別情報をデータベースに送信する
だけで所望のデータを得ることができるので情報サービ
スのサービス内容を一層充実させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のページングシステムの
システム構成を示す図である。
【図2】図1のページングセンター3内部の概略構成を
示すブロック図である。
【図3】図1のサービスセンター4内部の概略構成を示
すブロック図である。
【図4】図3の情報管理テーブル46の構成を示す図で
ある。
【図5】図4のテーブルマネージャーTMの記憶内容を
示す図である。
【図6】図4の情報管理テーブル内のテーブルTB1の
記憶内容を示す図である。
【図7】図1のページャー6の外観を示す図である。
【図8】図7のページャー6内部の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図9】図8のROM71内のメモリエリア構成を示す
図である。
【図10】図9の表示制御プログラムメモリDM1内の
記憶内容を示す図である。
【図11】図9の表示制御プログラムメモリDM2内の
記憶内容を示す図である。
【図12】図9のフリーワードマトリクスメモリFM内
に格納される変換用マトリクステーブルを示す図であ
る。
【図13】図8のRAM72内のメモリエリア構成を示
す図である。
【図14】図13のサブアドレス登録メモリSM内の記
憶内容を示す図である。
【図15】図13のメッセージメモリMM内の記憶内容
を示す図である。
【図16】図3のサービスセンター内の制御部により実
行される制御処理のフローチャートである。
【図17】図16のサービスセンター4の制御処理に基
づいて、サービスセンター4よりページングセンター3
へ出力され、メッセージフィールド(MF)103Gに
格納されるデータの内容を示す図である。
【図18】図8のページャー6により実行される着信処
理のフローチャートである。
【図19】図18の着信処理により図13のメッセージ
メモリMMに格納されたデータ内容の一例を示す図であ
る。
【図20】図8の制御部により実行される音声情報の出
力依頼の制御処理のフローチャートである。
【図21】図20の制御処理において図8の表示部61
aに表示される音声情報サービスメニューの一例を示す
図である。
【図22】図21の音声情報サービスメニューでサービ
ス内容が選択された場合に図8の表示部61aに表示さ
れるサービス内容の一例を示す図である。
【図23】図22において選択されたサービス内容に対
応する着信データの一部及び記録時刻を図8の表示部に
表示した状態を示す図である。
【図24】図20の各ステップで選択されたサービス内
容及び着信データに基づいて図8の表示部61aに表示
される画像を示す図である。
【図25】受信制御フラグを設定した表示制御プログラ
ムメモリDM2の記憶内容を示す図である。
【図26】本発明の第2の実施の形態の通信システムの
構成を示す図である。
【図27】図26のページングセンター3内部の概略構
成を示すブロック図である。
【図28】図26のデータベース143の記憶内容を示
す図である。
【図29】図28のデータベース内の情報管理テーブル
146の記憶内容を示す図である。
【図30】図29の情報管理テーブル内のテーブルマネ
ージャTMRの記憶内容を示す図である。
【図31】図29の情報管理テーブル内の管理テーブル
TBR1の記憶内容を示す図である。
【図32】図29の情報管理テーブル内の管理テーブル
TBR2の記憶内容を示す図である。
【図33】図29の情報管理テーブル内の管理テーブル
TBR3の記憶内容を示す図である。
【図34】図26の携帯通信端末8内部の概略構成を示
すブロック図である。
【図35】図34のROM91内のメモリエリア構成を
示す図である。
【図36】図35の表示制御プログラムメモリDM11
内の記憶内容を示す図である。
【図37】図35の表示制御プログラムメモリDM12
内の記憶内容を示す図である。
【図38】図34のRAM92内のメモリエリア構成を
示す図である。
【図39】図38のサブアドレス登録メモリSMR内の
記憶内容を示す図である。
【図40】図38のメッセージメモリMMR内の記憶内
容を示す図である。
【図41】図26のデータ処理システム内のサーバ14
2によって実行される処理を示すフローチャートであ
る。
【図42】図41のサーバ142の処理に基づいて、オ
フィス14よりページングセンター3へ出力され、メッ
セージフィールド(MF)72Gに格納されるデータの
内容を示す図である。
【図43】携帯通信端末8における着信処理により図4
0のメッセージメモリMMRに格納されたデータ内容の
一例を示す図である。
【図44】携帯通信端末8における着信処理により図3
4の表示部87aに表示される着信メッセージの一例を
示す図である。
【図45】図34の制御部によって実行されるモード検
出の処理及び読み出しモード時の処理を示す一部のフロ
ーチャートである。
【図46】図45に続いて制御部によって実行されるモ
ード検出の処理及び読み出しモード時の処理を示す一部
のフローチャートである。
【図47】図34の制御部によって実行されるメッセー
ジ送信モード時の処理を示すフローチャートである。
【図48】図45のステップS61の処理で表示部87
aに表示される画像を示す図である。
【図49】図45のステップS64の処理で表示部87
aに表示される画像を示す図である。
【図50】図45のステップS66の処理で表示部87
aに表示される画像を示す図である。
【図51】図45のステップS69の処理で表示部87
aに表示される画像を示す図である。
【図52】図45のステップS71、S72の処理で表
示部87aに表示される画像を示す図である。
【図53】図45のステップS74、S75の処理で表
示部87aに表示される画像を示す図である。
【図54】図45のステップS77の処理で表示部87
aに表示される画像を示す図である。
【図55】図45のステップS80からステップS66
に移行したときに表示部87aに表示される画像を示す
図である。
【図56】アプリケーションプログラムマネージャメモ
リを設けたROM91の記憶内容を示す図である。
【図57】ダウンロードデータマネージャメモリを設け
たROM91の記憶内容を示す図である。
【図58】受信制御フラグを設定した表示制御プログラ
ムメモリDM12の記憶内容を示す図である。
【図59】高度ページングシステムの標準規格「RCR
STD−43」で規定されたデータ構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 公衆電話 2 公衆回線網 3 ページングセンター 4 サービスセンター 5 送信局(TX) 6、6´ ページャー 7 パーソナルコンピュータ(モデム付) 8 携帯情報端末(赤外線モデム付) 9 赤外線モデム 10 PDA(無線データ通信機能付) 11 受信局(RX) 41 入出力回路 42 音声出力回路 43 制御部 44 時計部 45 音声情報データベース 46 音声情報管理テーブル 47 RAM 61a 液晶表示部 61b タッチパネル部 62 ダイヤラキー 63 キー入力部 64 アンテナ 65 受信部 66 デコーダ 67 制御部 68 バッファメモリ 69 デインタリーブ回路 70 ID−ROM 71 ROM 72 RAM 73 ドライバ 74 スピーカー 75 バイブレータ 76 LED 77 送信バッファ 78 D/A変換部 79 ダイヤラースピーカー 301 入出力回路 302 切換部 303 呼出番号照合部 304 加入者メモリ 305 音声応答回路 306 制御部 307 メッセージレジスタ 308 ベクトルレジスタ 309 アドレスレジスタ 310 送信信号処理部 311 ブロック情報記憶用メモリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年4月7日(2003.4.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 携帯通信端末、および、その表示方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線呼出し等の通
信システムに適用される携帯通信端末、および、その表
示方法に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明の課題は、データベースにどのよう
なデータファイルが蓄積されたかをページングシステム
等の無線通信システムを利用することによって確認で
き、ユーザが受信したデータの内容を確認した後で蓄積
されたデータファイルをダウンロードすることができ、
更に受信したメッセージデータを確認した際、データフ
ァイルが既にダウンロードされたか否かを確認すること
がきる携帯通信端末、および、その表示方法を提供する
ことである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外部のデータベースに記憶された各種データを識別する
ための識別情報とメッセージデータとを受信する受信手
段と、この受信手段によって受信された識別情報に基づ
いて前記外部のデータベースに接続して、対応するデー
タをダウンロードするダウンロード手段と、前記受信手
段によって受信された識別情報とメッセージデータとを
対応付けて記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶さ
れたメッセージデータを読み出す読出手段と、この読出
手段によってメッセージデータが読み出されると、この
メッセージデータに対応付けられて記憶された識別情報
に基づいて、前記ダウンロード手段により対応するデー
タが既にダウンロードされているか否かを判別する判別
手段と、この判別手段による判別結果を、前記読み出さ
れたメッセージデータと共に表示する表示手段と、を備
えたことを特徴としている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】この請求項1記載の発明の携帯通信端末
よれば、外部のデータベースに記憶された各種データを
識別するための識別情報とメッセージデータとを受信す
る受信手段と、この受信手段によって受信された識別情
報に基づいて前記外部のデータベースに接続して、対応
するデータをダウンロードするダウンロード手段と、前
記受信手段によって受信された識別情報とメッセージデ
ータとを対応付けて記憶する記憶手段と、この記憶手段
に記憶されたメッセージデータを読み出す読出手段と、
この読出手段によってメッセージデータが読み出される
と、このメッセージデータに対応付けられて記憶された
識別情報に基づいて、前記ダウンロード手段により対応
するデータが既にダウンロードされているか否かを判別
する判別手段と、この判別手段による判別結果を、前記
読み出されたメッセージデータと共に表示する表示手段
、が備えられている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】したがって、前記読出手段により記憶手段
からメッセージデータが読み出された際、このメッセー
ジデータに対応付けられて記憶された識別情報に対応す
るデータが既にダウンロードされているか否かが表示さ
れるので、ユーザは受信したメッセージの内容と、対応
するデータが既にダウンロードされたか否かを容易に確
認できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において前記記憶手段は、前記受信された識別情報と
メッセージデータとを対応付けて複数組記憶し、前記記
憶手段に複数記憶されているメッセージデータと、この
メッセージデータに対応付けられて記憶されている識別
情報に対応するデータが既にダウンロードされているか
否かを判別するための表示情報とをリスト表示するリス
ト表示手段を更に備えたことを特徴としている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】この請求項2記載の発明の携帯通信端末
よれば、請求項1記載の発明に加え、前記記憶手段は
記受信された識別情報とメッセージデータとを対応付け
て複数組記憶し、前記記憶手段に複数記憶されているメ
ッセージデータと、このメッセージデータに対応付けら
れて記憶されている識別情報に対応するデータが既にダ
ウンロードされているか否かを判別するための表示情報
とをリスト表示するリスト表示手段が更に備えられてい
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】したがって、前記携帯通信端末のユーザー
は、受信したメッセージデータのリスト表示の際、この
メッセージデータに対応付けられて記憶されている識別
情報に対応するデータが既にダウンロードされているか
否かを一度に確認することができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明に、前記記憶手段に記憶されるメッセージデ
ータ、若しくは識別情報に対応して、この識別情報に対
応するデータが既にダウンロードされたか否かを示すフ
ラグ情報を記憶するフラグ情報記憶手段を更に備えたこ
とを特徴としている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】この請求項3記載の発明の携帯通信端末
よれば、請求項1または2記載の発明に加え、前記記憶
手段に記憶されるメッセージデータ、若しくは識別情報
に対応して、この識別情報に対応するデータが既にダウ
ンロードされたか否かを示すフラグ情報を記憶するフラ
グ情報記憶手段が更に備えられる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】したがって、識別情報に対応するデータが
ダウンロード済みか否かをフラグ情報で管理するので、
メッセージデータの読み出しの際、直ちにダウンロード
されたか否かを表示させることができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
何れかに記載の発明に、前記ダウンロード手段によりダ
ウンロードされたデータを記憶するダウンロードデータ
記憶手段を更に備えたことを特徴としている。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】この請求項4記載の発明の携帯通信端末
よれば、請求項1乃至3記載の発明に加え、前記ダウン
ロード手段によりダウンロードされたデータを記憶する
ダウンロードデータ記憶手段が更に備えられる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】したがって、ダウンロードされたデータを
いつでも読み出して再生出力させることができる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
何れかに記載の発明に、自端末への呼び出しを検出する
検出手段を更に備え、前記受信手段は、この検出手段に
よる呼び出しに続いてメッセージデータと識別情報とを
受信することを特徴としている。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】この請求項5記載の発明の携帯通信端末
よれば、請求項1乃至4の何れかに記載の発明に加え、
自端末への呼び出しを検出する検出手段が更に備えら
れ、前記受信手段は、この検出手段による呼び出しに続
いてメッセージデータと識別情報とを受信する
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】したがって、ユーザーは呼び出しを確認し
た後、直ちにメッセージデータと識別情報とを確認する
ことができる。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】請求項6記載の発明は、外部のデータベー
スに通信回線を介して接続し、各種データをダウンロー
ドする携帯通信端末の表示方法であって、前記外部のデ
ータベースに記憶された各種データを識別するための識
別情報とメッセージデータとを受信する受信ステップ
と、この受信ステップにて受信された識別情報に基づい
て前記外部のデータベースに接続して、対応するデータ
をダウンロードするダウンロードステップと、前記受信
ステップにて受信された識別情報とメッセージデータと
を対応付けてメモリに記憶させる記憶ステップと、この
記憶ステップにて記憶されたメッセージデータを読み出
す読出ステップと、この読出ステップにてメッセージデ
ータが読み出されると、このメッセージデータに対応付
けられて記憶された識別情報に基づいて、前記ダウンロ
ードステップにより対応するデータが既にダウンロード
されているか否かを判別する判別ステップと、この判別
ステップによる判別結果を、前記読み出されたメッセー
ジデータと共に表示部に表示させる表示ステップとから
なることを特徴としている。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】この請求項6記載の発明の携帯通信端末の
表示方法によれば、外部のデータベースに通信回線を介
して接続し、各種データをダウンロードする携帯通信端
末の表示方法は、前記外部のデータベースに記憶された
各種データを識別するための識別情報とメッセージデー
タとを受信する受信ステップと、この受信ステップにて
受信された識別情報に基づいて前記外部のデータベース
に接続して、対応するデータをダウンロードするダウン
ロードステップと、前記受信ステップにて受信された識
別情報とメッセージデータとを対応付けてメモリに記憶
させる記憶ステップと、この記憶ステップにて記憶され
たメッセージデータを読み出す読出ステップと、この読
出ステップにてメッセージデータが読み出されると、こ
のメッセージデータに対応付けられて記憶された識別情
報に基づいて、前記ダウンロードステップにより対応す
るデータが既にダウンロードされているか否かを判別す
る判別ステップと、 この判別ステップによる判別結果
を、前記読み出されたメッセージデータと共に表示部に
表示させる表示ステップと、からなる。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】したがって、メモリからメッセージデータ
が読み出された際、このメッセージデータに対応付けら
れて記憶された識別情報に対応するデータが既にダウン
ロードされているか否かが表示されるので、ユーザは受
信したメッセージの内容と、対応するデータが既にダウ
ンロードされたか否かを容易に確認できる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】削除
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】削除
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】削除
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】削除
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】削除
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】削除
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】削除
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】削除
【手続補正32】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】削除
【手続補正33】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】削除
【手続補正34】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】削除
【手続補正35】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】削除
【手続補正36】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】削除
【手続補正37】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】削除
【手続補正38】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】削除
【手続補正39】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】削除
【手続補正40】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】削除
【手続補正41】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】削除
【手続補正42】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】削除
【手続補正43】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】削除
【手続補正44】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】削除
【手続補正45】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】削除
【手続補正46】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】削除
【手続補正47】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】削除
【手続補正48】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】削除
【手続補正49】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】削除
【手続補正50】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】削除
【手続補正51】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】削除
【手続補正52】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】削除
【手続補正53】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】削除
【手続補正54】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】削除
【手続補正55】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】削除
【手続補正56】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】削除
【手続補正57】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】削除
【手続補正58】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】削除
【手続補正59】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】削除
【手続補正60】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】削除
【手続補正61】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】削除
【手続補正62】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】削除
【手続補正63】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】削除
【手続補正64】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】削除
【手続補正65】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0077
【補正方法】削除
【手続補正66】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】削除
【手続補正67】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】削除
【手続補正68】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】削除
【手続補正69】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】削除
【手続補正70】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】削除
【手続補正71】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】削除
【手続補正72】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】削除
【手続補正73】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0085
【補正方法】削除
【手続補正74】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】削除
【手続補正75】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0247
【補正方法】変更
【補正内容】
【0247】
【発明の効果】請求項1記載の発明の携帯通信端末によ
れば、前記読出手段により記憶手段からメッセージデー
タが読み出された際、このメッセージデータに対応付け
られて記憶された識別情報に対応するデータが既にダウ
ンロードされているか否かが表示されるので、ユーザは
受信したメッセージの内容と、対応するデータが既にダ
ウンロードされたか否かを容易に確認できる。
【手続補正76】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0248
【補正方法】変更
【補正内容】
【0248】請求項2記載の発明の携帯通信端末によれ
ば、前記携帯通信端末のユーザーは、受信したメッセー
ジデータのリスト表示の際、このメッセージデータに対
応付けられて記憶されている識別情報に対応するデータ
が既にダウンロードされているか否かを一度に確認する
ことができる。
【手続補正77】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0249
【補正方法】変更
【補正内容】
【0249】請求項3記載の発明の携帯通信端末によれ
ば、識別情報に対応するデータがダウンロード済みか否
かをフラグ情報で管理するので、メッセージデータの読
み出しの際、直ちにダウンロードされたか否かを表示さ
せることができる。
【手続補正78】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0250
【補正方法】変更
【補正内容】
【0250】請求項4記載の発明の携帯通信端末によれ
ば、ダウンロードされたデータをいつでも読み出して再
生出力させることができる。
【手続補正79】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0251
【補正方法】変更
【補正内容】
【0251】請求項5記載の発明の携帯通信端末によれ
ば、ユーザーは呼び出しを確認した後、直ちにメッセー
ジデータと識別情報とを確認することができる。
【手続補正80】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0252
【補正方法】変更
【補正内容】
【0252】請求項6記載の発明の携帯通信端末の表示
方法によれば、メモリからメッセージデータが読み出さ
れた際、このメッセージデータに対応付けられて記憶さ
れた識別情報に対応するデータが既にダウンロードされ
ているか否かが表示されるので、ユーザは受信したメッ
セージの内容と、対応するデータが既にダウンロードさ
れたか否かを容易に確認できる。
【手続補正81】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0253
【補正方法】削除
【手続補正82】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0254
【補正方法】削除
【手続補正83】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0255
【補正方法】削除
【手続補正84】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0256
【補正方法】削除
【手続補正85】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0257
【補正方法】削除
【手続補正86】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0258
【補正方法】削除
【手続補正87】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0259
【補正方法】削除
【手続補正88】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0260
【補正方法】削除
【手続補正89】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0261
【補正方法】削除
【手続補正90】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0262
【補正方法】削除
【手続補正91】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0263
【補正方法】削除
【手続補正92】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0264
【補正方法】削除
【手続補正93】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0265
【補正方法】削除
【手続補正94】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0266
【補正方法】削除
【手続補正95】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0267
【補正方法】削除
【手続補正96】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0268
【補正方法】削除
【手続補正97】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0269
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA34 BB23 CC14 DD17 DD53 EE02 EE10 EE16 FF02 FF06 FF31 GG01 GG11 HH22 HH23 5K101 LL13 MM07 NN18 RR18

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種データを記憶するデータベースと、こ
    のデータベースと通信回線網とに接続され、前記データ
    ベースを管理する管理手段と、前記通信回線網に接続さ
    れた携帯通信端末とで構成されるデータベースシステム
    において、 前記管理手段は、 前記各種データを、それぞれ当該データ識別するための
    識別情報と対応づけて前記データベースに格納させるデ
    ータ格納手段と、 前記データベースに格納されている識別情報を、無線通
    信回線を介して前記携帯通信端末へ送信する送信手段
    と、 前記携帯通信端末は、 前記送信手段により送信された識別情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段により受信された識別情報に基づいて前記
    管理手段に接続し、前記データベースから前記識別情報
    に対応する情報を出力させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータベースシステム。
  2. 【請求項2】前記管理手段は、 前記データベースに格納させるデータ格納手段によるデ
    ータの格納時刻を取得する取得手段と、 この取得手段によって取得された格納時刻を、前記識別
    情報と対応づけて前記データベースに格納させる時刻格
    納手段と、 前記取得手段により取得された格納時刻を、前記識別情
    報とともに前記携帯通信端末に送信するよう制御する第
    1の送信制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のデータベ
    ースシステム。
  3. 【請求項3】前記管理手段は、 前記データベースに格納させる手段によって格納された
    データのサイズを取得するサイズ取得手段と、 このサイズ取得手段により取得されたサイズを、前記識
    別情報とともに前記携帯通信端末に送信するよう制御す
    る第2の送信制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のデータベ
    ースシステム。
  4. 【請求項4】前記携帯通信端末は、 前記制御手段によって出力されたデータを記憶する第1
    の記憶手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載
    のデータベースシステム。
  5. 【請求項5】前記管理手段は、 前記データベースに格納させるデータ格納手段によって
    格納されたデータのサイズを取得するサイズ取得手段
    と、 このサイズ取得手段により取得されたサイズを、前記識
    別情報とともに前記携帯通信端末に送信するよう制御す
    る第2の送信制御手段と、 を更に備え、 前記携帯通信端末は、 前記第1の記憶手段の空き容量を計測する計測手段と、 前記受信手段により識別情報とともに受信されたサイズ
    と、この計測手段で計測された空き容量とを比較する比
    較手段と、 この比較手段による比較の結果、前記サイズの方が大き
    い場合、前記制御手段を禁止する第1の禁止手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項4記載のデータベ
    ースシステム。
  6. 【請求項6】前記携帯通信端末は、 データを処理するプログラムを、該プログラムが処理で
    きるデータの属性とともに記憶する第2の記憶手段と、 前記識別情報と対応させて、該識別情報によって特定さ
    れるデータの属性情報を記憶する第3の記憶手段と、 前記受信手段によって受信された識別情報に基づいて、
    前記第2の記憶手段より対応する属性情報を読み出し、
    前記受信された識別情報で特定されるデータが、前記第
    3の記憶手段に記憶されるプログラムによって処理可能
    か否かを判断する判断手段と、 この判断手段による結果、前記第3の記憶手段に記憶さ
    れるプログラムでは処理不可能と判断した場合、前記制
    御手段を禁止する第2の禁止手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項4記載のデータベ
    ースシステム。
  7. 【請求項7】前記管理手段は、 1つ以上の前記携帯通信端末からなるグループに一斉に
    前記識別情報を送信するよう前記送信手段を制御する第
    3の送信制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項
    1記載のデータベースシステム。
  8. 【請求項8】前記携帯通信端末は、 前記識別情報と対応させて前記受信手段を制御する受信
    制御情報を記憶する第4の記憶手段を更に備えたことを
    特徴とする請求項1記載のデータベースシステム。
  9. 【請求項9】前記携帯通信端末は、 表示手段と、 前記識別情報と対応させて表示制御情報を記憶する第5
    の記憶手段と、 前記受信手段によって受信された識別情報に基づいて、
    この第5の記憶手段より対応する表示制御情報を読み出
    し、前記表示手段を制御する表示制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のデータベ
    ースシステム。
  10. 【請求項10】前記携帯通信端末は、 報知手段と、 前記識別情報と対応させて報知制御情報を記憶する第6
    の記憶手段と、 前記受信手段によって受信された識別情報に基づいて、
    この第6の記憶手段より対応する報知制御情報を読み出
    し、前記報知手段を制御する報知制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1記載のデータベ
    ースシステム。
  11. 【請求項11】各種データを記憶するデータベースと、
    このデータベースと通信回線網とに接続され、前記デー
    タベースを管理する管理手段とで構成されるデータ管理
    システムにおいて、 前記管理手段は、 各種データを、それぞれ当該データ識別するための識別
    情報と対応づけて前記データベースに格納させるデータ
    格納手段と、 前記データベースに格納された識別情報を、前記通信回
    線網を介してシステムユーザーへ送信する送信手段と、 前記通信回線を介して送られてきたシステムユーザーか
    らの識別情報を受信する受信手段と、 該受信手段で受信した識別情報に基づいて前記データベ
    ースを検索し、受信した識別情報に対応するデータを前
    記システムユーザーへ送信するデータ送信手段と、 を備えたことを特徴とするデータ管理システム。
  12. 【請求項12】前記管理手段は、 前記データベースに格納させる手段によるデータの格納
    時刻を取得する取得手段と、 この取得手段によって取得された格納時刻を、前記識別
    情報と対応づけて前記データベースに格納させる時刻格
    納手段と、 前記取得手段により取得された格納時刻を、前記識別情
    報とともに前記システムユーザーに送信するよう制御す
    る第1の送信制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項11記載のデータ
    管理システム。
  13. 【請求項13】前記管理手段は、 前記データベースに格納させる手段によって格納された
    データのサイズを取得するサイズ取得手段と、 このサイズ取得手段により取得されたサイズを、前記識
    別情報とともに前記システムユーザーに送信するよう制
    御する第2の送信制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項11記載のデータ
    管理システム。
  14. 【請求項14】前記管理手段は、 1人以上の前記システムユーザーで構成されるグループ
    に一斉に前記識別情報を送信するよう前記送信手段を制
    御する第3の送信制御手段を更に備えたことを特徴とす
    る請求項11記載のデータ管理システム。
  15. 【請求項15】通信回線を介してデータベースに接続さ
    れ、前記データベースから所望のデータを取り出す携帯
    通信端末であって、 無線送信されている前記データベースに蓄積されている
    複数のデータの各々を識別する識別情報を受信する受信
    手段と、 この受信手段により受信された識別情報に基づいて、前
    記データベースに接続し、前記データベースから所望の
    データを取り出す取出手段と、 を備えたことを特徴とする携帯通信端末。
  16. 【請求項16】前記データベースから取り出されたデー
    タを記憶する第1の記憶手段を更に備えたことを特徴と
    する請求項15記載の携帯通信端末。
  17. 【請求項17】前記第1の記憶手段の空き容量を計測す
    る計測手段と、 前記受信手段により受信された識別情報より、この識別
    情報で特定されるデータのサイズを検出する検出手段
    と、 この検出手段によって検出されたデータのサイズと、前
    記計測手段によって計測された空き容量とを比較する比
    較手段と、 この比較手段による比較の結果、前記サイズの方が大き
    い場合、前記制御手段を禁止する第1の禁止手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項16記載の携帯通
    信端末。
  18. 【請求項18】データを処理するプログラムを、該プロ
    グラムが処理できるデータの属性とともに記憶する第2
    の記憶手段と、 前記識別情報と対応させて、該識別情報によって特定さ
    れるデータの属性情報を記憶する第3の記憶手段と、 前記受信手段によって受信された識別情報に基づいて、
    前記第2の記憶手段より対応する属性情報を読み出し、
    前記受信された識別情報で特定されるデータが、第3の
    記憶手段に記憶されるプログラムによって処理可能か否
    かを判断する判断手段と、 この判断手段による結果、前記第3の記憶手段に記憶さ
    れるプログラムでは処理不可能と判断した場合、前記制
    御手段を禁止する第2の禁止手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項16記載の携帯通
    信端末。
  19. 【請求項19】前記識別情報と対応させて前記受信手段
    を制御する受信制御情報を記憶する第4の記憶手段を更
    に備えたことを特徴とする請求項15記載の携帯通信端
    末。
  20. 【請求項20】表示手段と、 前記識別情報と対応させて表示制御情報を記憶する第5
    の記憶手段と、 前記受信手段によって受信された識別情報に基づいて、
    この第5の記憶手段より対応する表示制御情報を読み出
    し、前記表示手段を制御する表示制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項15記載の携帯通
    信端末。
  21. 【請求項21】報知手段と、 前記識別情報と対応させて報知制御情報を記憶する第6
    の記憶手段と、 前記受信手段によって受信された識別情報に基づいて、
    この第6の記憶手段より対応する報知制御情報を読み出
    し、前記報知手段を制御する報知制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項15記載の携帯通
    信端末。
  22. 【請求項22】前記識別情報と、前記データベースに接
    続する為の接続情報とを対応づけて記憶する第7の記憶
    手段を更に備えたことを特徴とする請求項15記載の携
    帯通信端末。
  23. 【請求項23】データベースに蓄積した情報を通信回線
    網を介してシステムユーザーに提供する情報提供方法に
    おいて、 前記データベース側において、該データベースに蓄積さ
    れている複数のデータの各々を識別する識別情報を、前
    記通信回線網を介して前記システムユーザーへ送信する
    ステップと、 システムユーザー側において、前記送信された識別情報
    を受信し、この受信した識別情報に基づいて前記データ
    ベースにアクセスし、当該データベースから前記受信し
    た識別情報に対応する情報を得るステップと、 システムユーザー側において、前記受信した識別情報に
    基づいて入手すべき情報を選択し、この選択した識別情
    報に基づいて前記データベースにアクセスし、当該デー
    タベースから前記選択した識別情報に対応する情報を得
    て、システムユーザーへ送信するステップと、を備えた
    ことを特徴とする情報提供方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7702434B2 (en) * 2003-09-03 2010-04-20 Volkswagen Ag Indicating apparatus for a motor vehicle

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