JP2003298998A - ファイル消去方法 - Google Patents

ファイル消去方法

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JP2003298998A
JP2003298998A JP2002103586A JP2002103586A JP2003298998A JP 2003298998 A JP2003298998 A JP 2003298998A JP 2002103586 A JP2002103586 A JP 2002103586A JP 2002103586 A JP2002103586 A JP 2002103586A JP 2003298998 A JP2003298998 A JP 2003298998A
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Hisanobu Tsubaki
尚宜 椿
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタルカメラのメモリカードをフォーマット
をする際にカメラの設定ファイルなどの消去したくない
ファイルが消去されないようにするファイル消去方法を
提供する。 【解決手段】メモリカードに記録されているファイルで
消去したくないファイル及び/又はメモリカードに記録
されているファイルでデジタルカメラで記録再生可能な
ファイル以外のプロテクトされているファイルを、メモ
リカードのフォーマット時にデジタルカメラ内のメモリ
に取り込み、フォーマット終了後にメモリカードに書き
戻す。これによって、メモリカードをフォーマットした
ときに、消去したくないファイル及び/又は消去を予定
していないファイルが消去されないようにすることがで
きる。消去したくないファイル及び/又は消去を予定し
ていないファイルには、デジタルカメラの撮影用や通信
用の設定ファイルなどがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル消去方法
に係り、特に、デジタルカメラの着脱可能な記録媒体を
フォーマットする際に、消去してはいけないファイルを
誤って消去しないようにするファイル消去方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラで着脱可能な記録媒体内
の画像ファイルを消去する方法として3つある。1つめ
は、画像を1枚ずつユーザが指定して消去する方法であ
る。2つめは、記録媒体内の画像ファイルを全部消去す
る方法である。3つめは、記録媒体自身をフォーマット
する方法である。
【0003】一方、 近年のデジタルカメラは通信機能を
持ったものなど高機能化が進んでいる。用意された種々
の機能を実現するためには、多くの設定項目を入力する
必要がある。例えば、デジタルカメラから携帯電話経由
でサーバにダイヤルアップ接続する場合、接続先の電話
番号、アカウント番号、パスワード、その他インターネ
ット通信に関する種々の項目を設定する必要がある。こ
れらの設定については、デジタルカメラのユーザインタ
ーフェースを用いて直接設定する方法もあるが、パソコ
ンで設定項目を記録した設定ファイルを用いてデジタル
カメラへ入力する方法も行われている。
【0004】一度設定された内容は、デジタルカメラ内
のフラッシュメモリに保持されることが多いが、カメラ
の電池が切れた場合などにクリアされることがあり、そ
の場合は設定ファイルを用いて再度所定項目の設定を行
うことになる。
【0005】ところで、上述のように着脱可能な記録媒
体内の画像ファイルを消去する場合、1枚ずつ削除、全
画像削除においては、デジタルカメラが画像ファイルと
認識可能なファイルのみしか削除できない。記録媒体を
フォーマットすることにより画像を消去する場合、記録
媒体内部の全ファイルが消去されるため、カメラ設定用
ファイルなど消去したくないファイルまで消去されてし
まい、さらには書き込み禁止されているファイルまでも
消去されてしまう。
【0006】特開平5−61753は、過失によるファ
イル削除救済方式を開示しており、ファイルの属性及び
領域情報のバックアップをとっておき、過失によるファ
イル削除時にバックアップデータを用いてファイルを復
元する方法を提案している。
【0007】特開平5−81107は、過失による大容
量記憶装置初期化救済方式を開示しており、ファイルの
属性及び領域情報のバックアップをとっておき、過失に
よりフォーマットした場合にバックアップデータを用い
て初期化前のデータを復元する方法を提案している。
【0008】特開平5−290514は、着脱可能な記
録媒体のフォーマット時にファイルシステム部を記録媒
体の非管理領域に記録しておき、過失によりフォーマッ
トした場合はその内容を用いて復元する方法を提案して
いる。
【0009】しかし、これらはいずれもデジタルカメラ
の着脱可能な記録媒体をフォーマットした場合にすべて
のファイルが消去されてしまうときに消去したくないフ
ァイルを消去されないようにする方法を開示してはいな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
を考慮して、デジタルカメラの着脱可能な記録媒体をフ
ォーマットをする際にカメラの設定ファイルなどの消去
したくないファイルが消去されないようにするデジタル
カメラのファイル消去方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、デ
ジタルカメラにおけるファイル消去方法であって、着脱
可能な記録媒体に記録されているファイルで消去したく
ないファイル及びデジタルカメラで記録再生可能なファ
イル以外のプロテクトされているファイルの少なくとも
一方を前記記録媒体のフォーマット時にデジタルカメラ
内のメモリに取り込み、フォーマット終了後に前記記録
媒体に書き戻すファイル消去方法、からなる。
【0012】請求項1の本発明によれば、着脱可能な記
録媒体に記録されているファイルで消去したくないファ
イル及び/又は着脱可能な記録媒体に記録されているフ
ァイルでデジタルカメラで記録再生可能なファイル以外
のプロテクトされているファイルを、前記記録媒体のフ
ォーマット時にデジタルカメラ内のメモリに取り込み、
フォーマット終了後に前記記録媒体に書き戻す。これに
よって、着脱可能な記録媒体をフォーマットしたとき
に、消去したくないファイル及び/又は消去を予定して
いないファイルが消去されないようにすることができ
る。消去したくないファイル及び/又は消去を予定して
いないファイルには、デジタルカメラの撮影用や通信用
の設定ファイルなどがある。
【0013】請求項2の本発明は、前記メモリに取り込
まれるファイルの総容量が前記メモリの容量を超える場
合、前記メモリに取り込まれるファイルのリストが表示
され、消去しないファイルの選択を要求する請求項1の
ファイル消去方法、からなる。
【0014】請求項2の本発明によれば、取り込もうと
するファイルの総容量がメモリの容量を超える場合、ユ
ーザがどのファイルを消去しないようにするか選択す
る。
【0015】請求項3の本発明は、デジタルカメラにお
けるファイル消去方法であって、着脱可能な記録媒体に
記録されているファイルでフォーマット時に消去したく
ないファイル及びデジタルカメラで記録再生可能なファ
イル以外のプロテクトされているファイルの少なくとも
一方を予めフォーマット時に消去しないファイルのリス
トに登録しておくファイル消去方法、からなる。
【0016】請求項3の本発明によれば、着脱可能な記
録媒体に記録されているファイルで消去したくないファ
イル及び/又は着脱可能な記録媒体に記録されているフ
ァイルでデジタルカメラで記録再生可能なファイル以外
のプロテクトされているファイルを、フォーマット時に
消去しないファイルのリストに予め登録しておく。
【0017】これによって、着脱可能な記録媒体をフォ
ーマットしたときに、消去したくないファイル及び/又
は消去を予定していないファイルが一時的にメモリ等に
記憶され、消去されないようにすることができる。消去
したくないファイル及び/又は消去を予定していないフ
ァイルには、デジタルカメラの撮影用や通信用の設定フ
ァイルなどがある。
【0018】請求項4の本発明は、フォーマット時に消
去しないファイルのリストに登録されているファイルの
総容量がデジタルカメラ内のメモリの容量を超える場
合、当該登録されているファイルのリストが表示され、
消去しないファイルの選択を要求する請求項3のファイ
ル消去方法、からなる。
【0019】請求項4の本発明によれば、消去しないフ
ァイルのリストに登録されているファイルの総容量がメ
モリの容量を超える場合、ユーザがどのファイルを消去
しないようにするか選択する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明の
実施の形態を詳説する。
【0021】デジタルカメラ10について説明する。図
1はデジタルカメラ10の外観を示す正面図、図2はデ
ジタルカメラ10の背面図である。
【0022】図1に示すようにデジタルカメラ10の前
面には、沈胴式の撮影レンズ12、ファインダ窓41
4、セルフタイマLED416、マイク418が設けら
れている。デジタルカメラ10の前面には、撮影レンズ
12の沈胴位置で開閉される図示しないレンズカバーが
設けられている。
【0023】図2に示すようにデジタルカメラ10の背
面には、ファインダ420、電源オン撮影スタンバイ、
ストロボ充電中、USBデータ通信中などを点灯、点滅
で表示する2色(赤、緑)のファインダLED422、
撮影/再生モード選択スイッチ424、撮影モード選択
ダイヤル426、マルチファンクションの十字キー42
8、カメラの動作モードや十字キー428の機能等を文
字やアイコンで表示するドットマトリックスの液晶表示
器430、バックスイッチ432、メニュー/OKスイ
ッチ434、画像表示用の液晶モニタ436、スピーカ
438等が設けられている。
【0024】図1に示すように、デジタルカメラ10の
上面には、電源スイッチ440、及びシャッターボタン
442が設けられている。デジタルカメラ10の底面に
は、カメラコネクタ及び電池収納部を開閉する電池カバ
ーが設けられている(いずれも図示せず)。
【0025】デジタルカメラ10の側面(グリップと反
対側の側面)には、音声/映像(A/V)出力端子、デ
ジタル(USB)端子、DC入力端子が設けられている
(いずれも図示せず)。
【0026】このデジタルカメラ10は、撮影/再生モ
ード選択スイッチ424によって撮影モード又は再生モ
ードが選択できるようになっており、撮影モードには撮
影モード選択ダイヤル426によってマニュアル撮影、
オート撮影、動画、ボイスレコーダ等の各モードが選択
できるようになっている。尚、ボイスレコーダモード
は、音声のみを記録するモードである。液晶モニタ43
6は、電子ビューファインダとして使用できるととも
に、撮影した画像、動画やカメラに装填されたメモリカ
ードから読み出した再生画像、動画等を表示することが
できる。また、液晶モニタ436は、撮影可能コマ数や
再生コマ番号の表示、ストロボ発光の有無、マクロモー
ド表示、記録画質(クオリティー)表示、画素数表示等
の情報も表示され、更に各種のメニュー等がメニュー/
OKスイッチ434や十字キー428の操作に応じて表
示される。
【0027】図3はデジタルカメラ10の内部構成を示
したブロック図である。
【0028】同図において、中央処理装置(CPU)4
2は、前述した撮影/再生モード選択スイッチ424、
撮影モード選択ダイヤル426、十字キー428、バッ
クスイッチ432、メニュー/OKスイッチ434、電
源スイッチ440及びシャッターボタン442等を含む
操作部11からの入力に基づいてデジタルカメラ10内
の各回路を統括制御する。
【0029】電源スイッチ440が操作されると、CP
U42はこれを検出し、カメラ内電源をONにする。ま
た、撮影モード選択ダイヤル426によって撮影モード
が選択され、図示しないレンズカバーを開放させるとと
もに、沈胴位置にある撮影レンズ12を撮影位置に繰り
出すための指令をレンズ駆動部20に出力し、レンズカ
バーの開放及び撮影レンズ12の繰り出しを行わせ、撮
影スタンバイ状態にする。
【0030】上記撮影スタンバイ状態時にシャッターボ
タン442が押されると、CPU42はこれを検知し、
撮影モード選択ダイヤル426によって選択されたスチ
ル撮影又は動画撮影を行わせ、その撮影時によって得た
画像データをメモリカード40に記録させる。即ち、C
PU42は、レンズ駆動部20を介してフォーカス制
御、アイリス制御を行い、撮影レンズ12を介して被写
体光を固体撮像素子(CCD)14の受光面上に結像さ
せる。
【0031】CCD14は、受光面に結像された被写体
光をその光量に応じた量の信号電荷に変換する。このよ
うにして蓄積された信号電荷は、その信号電荷に応じた
電圧信号として順次読み出される。CCD14から順次
読み出された電圧信号は、A/D変換器16に加えら
れ、ここでデジタルのR、G、B信号に変換してデジタ
ル信号処理回路24に出力する。
【0032】デジタル信号処理回路24は、A/D変換
器16から加えられる点順次のR、G、B信号を同時式
に変換する同時化処理、ホワイトバランス調整、ガンマ
補正、YC信号処理等の所定の画像処理を行い、更にY
C信号処理によって作成された輝度信号Yとクロマ信号
Cr、Cb(YC信号)を所定のフォーマットに圧縮し
たのち、メモリカード40に記録する。
【0033】尚、動画撮影時には、音声がマイク18に
よって検出され、その検出信号(音声信号)は、A/D
変換器22によってデジタル信号に変換されたのちデジ
タル信号処理回路24に加えられる。そして、デジタル
信号処理回路24は、音声データを画像データとともに
メモリカード40に記録する。
【0034】メモリカード40には上記画像や音声のデ
ータの他、パソコンから設定された撮影用、通信用の設
定項目なども記憶される。内部メモリ34には、信号処
理前のR、G、Bの生データやYC信号などが一時蓄え
られ、パソコンから設定された撮影用、通信用の設定項
目なども以下に述べる所定の操作により一時的に記憶さ
れる。フラッシュメモリ38には、カメラ制御用のプロ
グラムや定数などが記憶される。
【0035】一方、撮影モード選択ダイヤル426によ
って再生モードが選択され、まずメモリカード40に記
録されている最終の画像ファイル(動画ファイルの場合
には最初の1コマ)の圧縮データが読み出され、デジタ
ル信号処理回路24により非圧縮のYC信号に伸長され
たのち、カラー複合映像信号に変換されて液晶モニタ3
6に出力される。これにより、液晶モニタ36にはメモ
リカード40に記録されている最終ファイルのコマ画像
が表示される。動画の1コマが表示されている状態で、
操作部11の操作によって動画再生を開始させると、液
晶モニタ36には動画が再生されるとともに、音声デー
タがD/A変換器26、アンプ28を介してスピーカ3
2に出力され、動画と同時に記録した音声も再生され
る。
【0036】また、十字キー428の左右キーを操作す
ることにより、順方向又は逆方向にコマ送りすることが
でき、コマ送りされたコマ位置の画像ファイルがメモリ
カード40から読み出され、上記と同様にしてスチル画
像や動画が液晶モニタ36に再生される。
【0037】バス54には、USBコントロール19が
接続されており、USBコントロール19にはUSBジ
ャック140が接続されている。内部メモリ34の動画
データ、音声データは、デジタルデータの状態でUSB
コントロール19の駆動によりUSBジャック140か
ら外部機器へ送信される。
【0038】充電回路及びスイッチ回路15には外部電
源が接続しており、CPU42は充電回路及びスイッチ
回路15を作動させる。外部電源からの電源は充電回路
及びスイッチ回路15を経て充電電池13に充電された
り、DCDCコンバータ17により使用できる直流電流
に変換される。DCDCコンバータ17は、入力する直
流電源からカメラの各回路によって要求される各種の電
圧電源を生成し、カメラ内の各回路に供給する。
【0039】本実施の形態の作用を、図7を用いながら
メモリカード40を実際にフォーマットする場合で説明
する。本形態は、メモリカード40に記録されているデ
ジタルカメラの撮影用、通信用の設定ファイルがメモリ
カードフォーマットの際にも消去されないようにするも
のである。図7は、メモリカード40をフォーマットす
る際の処理手順を示したフローチャートである。
【0040】まず、メモリカード40内の消去しないフ
ァイル(以下、「非消去ファイル」という)を検索する
(ステップ100)。次に、検索した非消去ファイルの
総容量を計算する(ステップ102)。非消去ファイル
の総容量とデジタルカメラ10の内部メモリ34の空き
容量とを比較する(ステップ104)。非消去ファイル
の総容量の方が大きいか等しい場合は非消去対象から外
すファイルを選択する(ステップ108)。非消去ファ
イルの総容量の方が小さい場合は非消去ファイルを内部
メモリ34に読み込む(ステップ106)。メモリカー
ド40のフォーマットを実行する(ステップ110)。
フォーマット終了後、内部メモリ34に読み込んだ非消
去ファイルをメモリカード40に書き戻す(ステップ1
12)。これで処理が終了する。
【0041】上記ステップ106の、非消去ファイルを
内部メモリ34に読み込む際の非消去ファイルの選択方
法として次の2通りの方法がある。
【0042】1つめは、非消去ファイルのファイル名又
はファイルの種類を予め登録しておく方法である。非消
去ファイルを登録する方法としては、例えば、次の4つ
の例がある。1.実際にカメラ設定に利用可能なファイ
ル名及びファイルの種類(拡張子など)をカメラの工場
出荷時に内部メモリに自動的に登録しておく。2.カメ
ラのユーザが非消去対象ファイル名、ファイルの拡張子
を指定する。3.カメラのユーザが又は工場出荷時にメ
ーカーが非消去ディレクトリを指定する。4.ファイル
の属性から非消去と判断されたものと同一のファイル名
又は拡張子を持つファイルを自動的に非消去リストに登
録する。
【0043】2つめは、ファイルの属性により消去対象
か否かを判別する方法である。この方法としては、例え
ば、次の4つの例がある。1.Read Only属性
のファイルを自動的に非消去ファイルとする。2.Hi
dden属性のファイルを自動的に非消去ファイルとす
る。3.Read Only and Hidden属
性のファイルを自動的に非消去ファイルとする。4.こ
れら1〜3でかつ特定の名前がファイル名又は拡張子に
含まれているものを非消去ファイルとする。例えば、R
ead Only属性で拡張子が”ini”のファイル
などである。
【0044】メモリカード40のフォーマット前後のフ
ァイル構成を図4−図6を用いて説明する。図4はフォ
ーマット前のメモリカードのファイル構成を示した図で
ある。図5は事前に登録したファイルだけを非消去とし
てフォーマットした場合の処理結果例を示した図であ
る。図6は所定の属性のファイルだけを非消去としてフ
ォーマットした場合の処理結果例を示した図である。
【0045】図4ではファイルが8個存在する。このう
ち、書き込み禁止ファイルが3個存在し、また”set
up.ini”の付いたファイルが2個存在する。
【0046】ここで、”setup.ini”の付いた
ファイルを非消去ファイルとして事前に登録しておいた
場合、メモリカードをフォーマットした後の処理結果は
図5のようになる。すなわち、”setup.ini”
の付いたファイル2個だけが消去されずに残る。
【0047】また、ファイル属性から書込み禁止(Wr
iteProtected)ファイルのみ非消去として
メモリカードをフォーマットした後の処理結果は図6の
ようになる。すなわち、WriteProtected
ファイル3個だけが消去されずに残る。
【0048】こうして、メモリカードをフォーマットし
たときに消去したくないあるいは消去する意図のないフ
ァイルまでも消去してしまうことを防止できる。
【0049】本実施の形態では、デジタルカメラの内部
メモリに一時的に非消去ファイルを退避させたが、メモ
リカードが2個以上使用可能なカメラの場合には、別の
メモリカードに非消去ファイルを退避させてもよい。
【0050】また、フォーマット時に非消去ファイルを
残すモードと、強制的にメモリカードフォーマットを実
施して全ファイルを消去するモードとを、切り替えられ
るようにしてもよい。
【0051】なお、非消去ファイルを選択する方法は、
事前に非消去ファイルを登録しておく方法と、ファイル
属性により非消去ファイルを判断する方法とを組み合わ
せてもよいし、これらを切り替えて使用するようにして
もよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、着脱可能な記録媒体を
フォーマットしたときに、設定ファイル等の消去したく
ないファイル及び/又は消去を予定していないファイル
が消去されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの外観を示す正面図。
【図2】デジタルカメラの背面図。
【図3】デジタルカメラの内部構成を示したブロック
図。
【図4】フォーマット前のメモリカードのファイル構成
を示した図。
【図5】事前に登録したファイルだけを非消去としてフ
ォーマットした場合の処理結果例を示した図。
【図6】所定の属性のファイルだけを非消去としてフォ
ーマットした場合の処理結果例を示した図。
【図7】メモリカードをフォーマットする際の処理手順
を示したフローチャート。
【符号の説明】
10…デジタルカメラ、24…デジタル信号処理回路、
34…内部メモリ、36…液晶モニタ、38…フラッシ
ュメモリ、40…メモリカード、42…CPU、436
…液晶モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B058 CA01 CA26 KA08 YA20 5C022 AA13 AC42 AC69 5C052 AA17 AB02 AB09 CC01 DD02 DD04 GA02 GA07 GB01 GC00 GE06 GE08 GF06 5C053 FA08 FA27 GB06 GB21 HA33 KA01 KA24 KA25 LA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルカメラにおけるファイル消去方法
    であって、着脱可能な記録媒体に記録されているファイ
    ルで消去したくないファイル及びデジタルカメラで記録
    再生可能なファイル以外のプロテクトされているファイ
    ルの少なくとも一方を前記記録媒体のフォーマット時に
    デジタルカメラ内のメモリに取り込み、フォーマット終
    了後に前記記録媒体に書き戻すファイル消去方法。
  2. 【請求項2】前記メモリに取り込まれるファイルの総容
    量が前記メモリの容量を超える場合、前記メモリに取り
    込まれるファイルのリストが表示され、消去しないファ
    イルの選択を要求する請求項1のファイル消去方法。
  3. 【請求項3】デジタルカメラにおけるファイル消去方法
    であって、着脱可能な記録媒体に記録されているファイ
    ルでフォーマット時に消去したくないファイル及びデジ
    タルカメラで記録再生可能なファイル以外のプロテクト
    されているファイルの少なくとも一方を予めフォーマッ
    ト時に消去しないファイルのリストに登録しておくファ
    イル消去方法。
  4. 【請求項4】フォーマット時に消去しないファイルのリ
    ストに登録されているファイルの総容量がデジタルカメ
    ラ内のメモリの容量を超える場合、当該登録されている
    ファイルのリストが表示され、消去しないファイルの選
    択を要求する請求項3のファイル消去方法。
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