JP2003298810A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2003298810A
JP2003298810A JP2002098579A JP2002098579A JP2003298810A JP 2003298810 A JP2003298810 A JP 2003298810A JP 2002098579 A JP2002098579 A JP 2002098579A JP 2002098579 A JP2002098579 A JP 2002098579A JP 2003298810 A JP2003298810 A JP 2003298810A
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JP2002098579A
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Kenji Kobayashi
研示 小林
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の設置場所とは異なる場所で操作が行わ
れる、原稿のセットを必要とする情報処理装置であっ
て、未使用状態にあると誤解されて作業が中断されるこ
とがない情報処理装置を、提供する。 【解決手段】 スキャナを含み、そのスキャナをネット
ワーク接続されているPCに使用させる機能を有する情
報処理装置を、原稿台カバーのロックが可能なスキャナ
を含み、そのスキャナがネットワーク接続されているP
Cによって使用させている間は、スキャナの原稿台カバ
ーをロックする処理(ステップS111及びS113、
ステップS121及びS124)が行われる装置とし
て、構成しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿がセットされ
て使用される情報処理装置であって、その操作が、装置
の設置場所とは異なる場所で行われる情報処理装置に、
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、近年、
LAN上のコンピュータから利用できるスキャナである
ネットワークスキャナが、市販されている。また、ネッ
トワークスキャナとしての機能を有するコピー機や複合
機も、市販されている。
【0003】そのような装置は、実際に操作を行ってい
る者が装置の傍にいない状態で使用される装置である。
このため、そのような装置を利用した作業時には、装置
が使用中であるにも拘わらず、未使用状態であると誤解
した他者により、スキャナカバーが開けられてしまい、
作業が中断される(或いは、原稿台に原稿をセットする
作業をやり直さなければならなくなる)といったこと
が、しばしば生じていた。
【0004】本発明は、このような現状に鑑みなされた
ものであり、本発明の課題は、その操作が装置の設置場
所とは異なる場所で行われるタイプの、原稿のセットを
必要とする情報処理装置であって、作業が中断されるこ
とがない情報処理装置を、提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様の情報処理装置は、原稿台と、
原稿台を覆うための,開閉可能な原稿台カバーと、原稿
台カバーを原稿台を覆った状態に固定するための,外部
機器から固定/非固定の制御が可能な固定機構と、原稿
台上に配置された原稿上の画像を表す画像データを生成
する画像データ生成部とを、含む原稿読取手段と、他装
置と通信を行うための通信手段と、他装置に通信手段を
介して原稿読取手段を使用させる中継手段と、中継手段
が機能している間だけ、原稿読取手段の固定機構に、原
稿台カバーを原稿台を覆った状態に固定させる固定機構
制御手段とを、備える。
【0006】すなわち、本発明の第1の態様の情報処理
装置は、実際の使用が行われている間は、原稿台カバー
がロックされてしまう構成を、有する。従って、この情
報処理装置によれば、原稿読取手段を利用する作業を、
他者により中断されることがない形で、行えることにな
る。
【0007】本発明の第1の態様の情報処理装置を実現
するに際しては、使用中であることを原稿台カバーに触
れる前に他者に気づかせることが出来るようにするため
に、原稿読取手段に人物が接近したことを検出するため
の検出手段と、中継手段が機能している状態にあるとき
に検出手段によって原稿読取手段に人物が接近したこと
が検出された場合に、当該人物に原稿読取手段が使用中
であることを知らせるための警告情報を出力する警告情
報出力手段とを、付加しておくことが望ましい。
【0008】また、警告情報出力手段としては、警告情
報として、図形情報や文字情報を表示するものを採用し
てもよいが、よほど目立つものとしておかないと表示さ
れている情報を見ずに作業が開始されてしまうことが考
えられる。このため、警告情報出力手段としては、警告
情報として、音を出力する手段を採用しておくことが望
ましい。
【0009】そして、本発明の第2の態様の情報処理装
置は、原稿台上に配置された原稿上の画像を表す画像デ
ータを生成するための原稿読取手段と、原稿読取手段に
人物が接近したことを検出するための検出手段と、他装
置と通信を行うための通信手段と、他装置に通信手段を
介して原稿読取手段を使用させる中継手段と、中継手段
が機能しているときに検出手段によって原稿読取手段に
人物が接近したことが検出された場合に、当該人物に原
稿読取手段が使用中であることを知らせるための警告情
報を出力する警告情報出力手段とを、備える。
【0010】すなわち、本発明の第2の態様の情報処理
装置は、実際に使用されている間に、使用希望者が近づ
いてきた場合、警告情報を出力する構成を、有する。従
って、この情報処理装置によっても、原稿読取手段を利
用する作業を、他者により中断されることがない形で、
行えることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
【0012】<第1実施形態>まず、図1乃至図4を用
いて、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の概要説
明を行う。
【0013】図1に示したように、本発明の一実施形態
に係る情報処理装置10は、拡張ボード11sが装着さ
れたスキャナ12と、拡張ボード11pが装着されたプ
リンタ13と、スキャナ12(拡張ボード11s)及び
プリンタ13(拡張ボード11p)に接続されたコピー
操作ユニット11と、スキャナ12に接続されたネット
ワークスキャニングユニット14とで、構成された装置
(システム)である。また、本情報処理装置10は、ネ
ットワークスキャニングユニット14がLANに接続さ
れた形で使用される装置となっている。
【0014】さらに、本情報処理装置10は、図2に示
したように、専用のコピー機と同様の外観を有する装置
となっている。そして、コピー操作ユニット11は、図
3に示したように、その上面に、タッチスクリーン3
1、スタートボタン32s及びテンキー等からなるテン
キー部32等が設けられ、その前面に、対物センサ33
(図2も参照されたい)が設けられたユニットとなって
いる。また、コピー操作ユニット11は、ネットワーク
スキャニングユニット14が装着されるユニットともな
っている。
【0015】本情報処理装置10に用いられているスキ
ャナ12、プリンタ13は、いずれも、単独で(拡張ボ
ード11s、拡張ボード11pを装着しない状態で)コ
ンピュータに接続できる機器である。
【0016】ただし、スキャナ12は、図4(A)、
(B)に模式的に示したように、その本体に、オン/オ
フ制御が外部機器から行える電磁石が設けられており、
本体に取り付けられるADF(自動給紙装置)12a、圧
板12bとして、当該電磁石と対向する部分に金属片が
設けられているものが用意されている機器となってい
る。
【0017】要するに、スキャナ12は、外部機器か
ら、ADF12a/圧板12bのロック/アンロックを
行えるように、既存のスキャナを改良した機器となって
いる。
【0018】また、本情報処理装置10に用いられてい
る拡張ボード11sは、コピー操作ユニット11との間
で高速にデータ転送を行う機能をスキャナ12に付与す
るために開発されたボードである。また、拡張ボード1
1pは、コピー操作ユニット11との間で高速にデータ
転送を行う機能をプリンタ13に付与するために開発さ
れたボードである。
【0019】ネットワークスキャニングユニット14
は、情報処理装置10に、ネットワークスキャンモード
で動作する機能とサーバスキャンモードで動作する機能
とを付与するためのユニットである。ここで、ネットワ
ークスキャンモードとは、情報処理装置10(主として
スキャナ12とネットワークスキャニングユニット1
4)が、LAN上のPCから操作可能な画像読取装置と
して動作するモードのことである。また、サーバスキャ
ンモードとは、情報処理装置10(プリンタ13を除い
た部分)が、スキャナ12にセットされた原稿の画像デ
ータファイルをLAN上のPC内に生成する装置として
動作するモードのことである。
【0020】コピー操作ユニット11は、拡張ボード1
1sが装着されたスキャナ12、拡張ボード11pが装
着されたプリンタ13及び自ユニットからなるシステム
を、コピー機として動作させる(ネットワークスキャニ
ングユニット14を除いた情報処理装置10を、コピー
モードで動作させる)ためのユニットである。コピー操
作ユニット11は、自ユニットに装着されたネットワー
クスキャニングユニット14のユーザ・インターフェー
ス手段として機能するユニットともなっている。
【0021】以上のことを前提として、以下、本情報処
理装置10の構成及び動作を具体的に説明する。
【0022】まず、図5を用いて、コピー操作ユニット
11のハードウェア構成とネットワークスキャニングユ
ニット14のハードウェア構成とを、説明する。
【0023】図示したように、コピー操作ユニット11
は、タッチスクリーン31〔液晶ディスプレイ(LC
D)35上に透明な接触位置センサ36を重ねた素
子〕,テンキー部32,対物センサ33,IR通信制御
回路20,CPU21,ROM22,RAM23,EE
PROM24,通信制御回路25,画像処理回路26,
LCD制御回路27,入力インタフェース回路(入力I
/F)28,センサ制御回路29,警告音発生回路30
等で構成されている。
【0024】IR通信制御回路20は、赤外線により通
信を行うための回路(いわゆる赤外線送受信モジュー
ル)である。CPU21は、情報処理装置10の各部
(コピー操作ユニット11内の各部、スキャナ12及び
プリンタ13)を統合的に制御する制御回路である。R
OM22は、CPU21の動作手順を規定したプログラ
ムやCPU21が利用するデータが記録されている不揮
発性メモリである。RAM23は、各種の情報を一時記
憶しておくためのメモリである。EEPROM24は、
保存しておくことが必要な情報を記憶しておくための書
き換え可能な不揮発性メモリである。
【0025】通信制御回路25は、スキャナ12(拡張
ボード11s)或いはプリンタ13(拡張ボード11
p)との間で情報交換(コマンドの送信、画像データの
受信、印刷データの送信)を行うための回路である。画
像処理回路26は、スキャナ12によって生成された画
像データに対して各種の画像処理を施すための回路であ
る。
【0026】LCD制御回路27は、タッチスクリーン
31(LCD35)上に、CPU21から指示された内
容の画像(画面)を表示する回路である。入力インタフ
ェース回路28は、操作者がテンキー部32或いはタッ
チスクリーン31(接触位置センサ36)に対して行っ
た操作内容を、CPU21に通知する回路である。対物
センサ33は、コピー操作ユニット11(コピーシステ
ム10)の前に操作者が来たことを検出するための赤外
線センサであり、センサ制御回路29は、対物センサ3
3の検出結果をCPU21に通知する回路である。警告
音発生回路30は、スキャナ12が使用中であることを
接近した人物に知らせるための警告音を発生するための
回路である。
【0027】一方、ネットワークスキャニングユニット
14は、CPU41,ROM42,RAM43,EEP
ROM44,SCSI回路45,ネットワークI/F回
路(NW−I/F回路)46,IR通信制御回路47等
で構成されたユニットとなっている。
【0028】ネットワークスキャニングユニット14に
含まれるSCSI回路45は、スキャナ12との間で通
信を行なうためのインタフェース回路であり、NW−I
/F回路46は、ネットワークスキャニングユニット1
4をLANに接続する(LANを構成している他機器と
の間で通信を行なう)ためのインタフェース回路であ
る。
【0029】ROM42は、CPU41の動作手順を規
定するプログラム等が記録された不揮発性メモリであ
り、RAM43は、CPU(プログラム)により各種の
情報の一時記憶に使用されるメモリである。
【0030】EEPROM44は、幾つかのプリセット
情報をユーザ別に記憶しておくための書き換え可能な不
揮発性メモリである。ここで、プリセット情報とは、ネ
ットワークスキャニングユニット14の動作条件を規定
する情報のことであり、プリセット情報には、スキャナ
12に原稿の読み取りを行なわせる条件(原稿サイズ、
原稿の読取解像度等)を指定する情報と、スキャナ12
による原稿の読み取り結果(ネットワークスキャニング
ユニット14がスキャナ12から取得したイメージデー
タ)の格納場所を指定する情報(IPアドレスとフォル
ダ名)とが、含まれている。
【0031】IR通信制御回路47は、赤外線により通
信を行うための回路(いわゆる赤外線送受信モジュー
ル)であり、ネットワークスキャニングユニット14及
びコピー操作ユニット11は、ネットワークスキャニン
グユニット14をコピー操作ユニット11に装着する
と、IR通信制御回路47とIR通信制御回路20とが
対向した状態が形成されるように、構成されている。
【0032】次に、本情報処理装置10の動作を、説明
する。
【0033】まず、図6に示した流れ図を用いて、ネッ
トワークスキャニングユニット14の動作を説明する。
なお、以下の説明では、スキャナ12に取り付けられて
いるADF12a或いは圧板12bのことを、原稿台カ
バーと表記する。
【0034】図示したように、ネットワークスキャニン
グユニット14内のCPU41は、通常の状態では、コ
ピー操作ユニット11、LAN上のパーソナルコンピュ
ータ(以下、PCと表記する)から、各種の要求が送信
されてくるのを待機している(ステップS101)。
【0035】そして、LAN上のPCから、ネットワー
クスキャンモードでの動作の開始を指示する要求である
ネットワークスキャン開始要求が送信されてきた場合
(ステップS102;NWスキャン)、CPU41は、
スキャナ12の電磁石をオンとする制御を行うことによ
り、原稿台カバーをロックする(ステップS121)。
【0036】次いで、CPU41は、IR信号にて(I
R通信制御回路47を利用して)、コピー操作ユニット
11にネットワークスキャン処理を開始したことを通知
する(ステップS122)。具体的には、このステップ
S122にて、CPU41は、ネットワークスキャン処
理を開始したことを示す情報とネットワークスキャン開
始要求を送信してきたPCのIPアドレスとを含むネッ
トワークスキャン開始通知をコピー操作ユニット11に
送信する処理を、行う。
【0037】その後、CPU41は、ネットワークスキ
ャン処理(ステップS123)を開始する。このネット
ワークスキャン処理は、ネットワークスキャニングユニ
ット14(主として、SCSI回路45とNW−I/F
回路46)を、PCとスキャナ12との間の情報交換を
中継する機器として動作させるための処理であり、CP
U21は、このネットワークスキャン処理を、PCか
ら、処理の終了を指示する情報(コマンド)が送信され
てきたときに終了する。
【0038】ネットワークスキャン処理を終了したCP
U41は、スキャナ12の電磁石をオフとするための制
御を行うことにより、原稿台カバーのロックを解除する
(ステップS124)。そして、CPU41は、コピー
操作ユニット11にIR信号にてネットワークスキャン
処理を終了したことを通知する処理(ステップS12
5)を行ってから、各種の要求が受信されるのを待機す
る状態(ステップS101)に戻る。
【0039】そして、CPU41は、コピー操作ユニッ
ト11から、サーバスキャン開始要求が送信されてきた
場合(ステップS101、S102;Sスキャン)に
は、スキャナ12の電磁石をオンとする制御を行うこと
により、原稿台カバーをロックする(ステップS11
1)。次いで、CPU41は、ステップS112にて、
受信したサーバスキャン開始要求で実行が指示されてい
る内容のサーバスキャン処理(スキャナ12にセットさ
れた原稿の画像データファイルをLAN上のPC内に生
成する処理)を、行う。
【0040】そして、サーバスキャン処理を終了したC
PU41は、原稿台カバーのロックを解除する処理(ス
テップS113)と、コピー操作ユニット11に対して
IR信号にてサーバスキャン処理を終了したことを通知
する処理(ステップS114)とを行った後に、各種の
要求が送信されてくるのを待機する状態(ステップS1
01)に戻る。
【0041】サーバスキャン開始要求、ネットワークス
キャン開始要求とは異なる要求をステップS101にて
受信した場合(ステップS102;その他)、CPU4
1は、ステップS131にて、受信した要求に応じた処
理を実行する。例えば、LAN上のPCから所定の要求
が送信されてきた場合、CPU41は、このステップS
131にて、当該PCの操作者の指示に従って、EEP
ROM44に新たなプリセット情報を記憶(追加)する
処理や、EEPROM44に記憶されているプリセット
情報の内容を変更する処理を、行なう。
【0042】また、コピー操作ユニット11からプリセ
ット情報の出力要求が送信されてきた場合、CPU41
は、ステップS131にて、EEPROM44に記憶さ
れているプリンセット情報を送信する処理を行う。
【0043】そして、ステップS131にて、受信した
要求に応じた処理を行ったCPU41は、各種の要求が
送信されてくるのを待機する状態(ステップS101)
に戻る。
【0044】次に、コピー操作ユニット11の動作を、
説明する。
【0045】図7に示したように、コピー操作ユニット
11内のCPU21は、電源が投入された際には、ま
ず、各部が正常に動作していることを確認するための起
動時処理(ステップS201)を実行する。その後、C
PU21は、コピー用基本操作画面をタッチスクリーン
31上に表示する処理(ステップS202)を行う。
【0046】このステップS202の処理によりタッチ
スクリーン31上に表示されるコピー用基本操作画面
は、図8に示したように、操作者に、コピー条件(コピ
ー部数,コピー倍率,原稿タイプ等)を設定させるため
の画面である。また、コピー用基本操作画面は、“スキ
ャン切替”ボタン50を備えた画面となっている。
【0047】このようなコピー用基本操作画面の表示を
行なったCPU21は、各種のイベントの発生を待機
(監視)する処理(ステップS203)を開始する。
【0048】このステップS203の処理にてその発生
が監視される主なイベントには、操作者によるタッチス
クリーン31或いはテンキー部32に対する操作と、警
告イベントと、タイムアウトイベントと、ネットワーク
スキャニングユニット14からのネットワークスキャン
開始通知の受信とがある。ここで、タイムアウトイベン
トとは、操作がなされていない状態が所定時間継続した
ときに発生したと判断されるイベントのことである。ま
た、警告イベントとは、原稿台カバーがロックされてい
る状況で対物センサ33により人物の接近が検出された
ときに発生したと判断されるイベントのことである。
【0049】タイムアウトイベントが発生したことを検
出した場合(ステップS203、S204;タイムアウ
ト)、CPU21は、節電のために、タッチスクリーン
31を何も表示していない状態に移行させる(ステップ
S206)。そして、CPU21は、ステップS203
からの処理を開始する。
【0050】操作者によって何らかの操作がなされた場
合(ステップS203、S204;操作or開始通知受
信)、CPU21は、なされた操作に応じた内容の処理
をステップS205にて行なった後に、ステップS20
3に戻る。
【0051】このステップS205にて、CPU21
は、さまざまな処理を行なう。例えば、タッチスクリー
ン31を非表示状態に移行させていた場合、CPU21
は、このステップS205において、タッチスクリーン
31に、ステップS206の実行直前に表示させていた
画面を再表示させる処理を行う。
【0052】また、コピー用基本操作画面上の“スキャ
ン切替”ボタン50が押下された場合、CPU11は、
ステップS205にて、ネットワークスキャニングユニ
ット14から、現ユーザに関するプリセット情報を取得
する処理(取得済みの場合は、省略される)を行った後
に、図9に示したようなスキャン用基本操作画面、すな
わち、操作者にサーバスキャン条件を設定させるための
画面であるとともに、“コピー切替”ボタン60を備え
た画面であるスキャン用基本操作画面を、タッチスクリ
ーン31上に表示する処理を行う。
【0053】また、このスキャン用基本操作画面上の
“コピー切替”ボタン60が押下された場合(ステップ
S203、S204;操作or開始通知受信)、CPU2
1は、ステップS205にて、コピー用基本操作画面
(図8)をタッチスクリーン31上に表示する処理を行
う。
【0054】また、コピー条件、サーバスキャン条件を
変更する操作がなされた場合、CPU21は、ステップ
S205にて、コピー用基本操作画面、スキャナ用基本
操作画面の内容を、なされた操作に応じたものに変更す
る処理を行う。
【0055】また、コピー用基本操作画面がタッチスク
リーン31上に表示されているときにスタートボタン3
2sが押下された場合、CPU21は、ステップS20
5にて、まず、コピーの進捗状況をユーザに知らせるた
めの画面であるコピー実行中画面をタッチスクリーン3
1上に表示する。その後、CPU21は、スキャナ12
にセットされている原稿のコピーをプリンタ13に生成
させるための処理を開始し、当該処理が終了したとき
に、ステップS205の処理を終了する。
【0056】また、スキャナ用基本操作画面がタッチス
クリーン31上に表示されているときにスタートボタン
32sが押下された場合、CPU21は、ステップS2
05にて、まず、タッチスクリーン31上にサーバスキ
ャン実行中画面を表示する。次いで、CPU21は、I
R通信制御回路26を利用して、ネットワークスキャニ
ングユニット14に対して現サーバスキャン条件でサー
バスキャン処理を行うことを命ずるためのサーバスキャ
ン開始要求を、送信する。そして、CPU21は、ネッ
トワークスキャニングユニット14からサーバスキャン
処理の完了が通知されたときに、ステップS205の処
理を終了する。
【0057】また、ネットワークスキャン処理開始通知
を受信した場合(ステップS203、S204;操作or
開始通知受信)、CPU21は、ステップS205にお
いて、図10に示したようなネットワークスキャン実行
中画面をタッチスクリーン31上に表示する処理を行
う。そして、CPU21は、ネットワークスキャニング
ユニット14からネットワークスキャン処理の完了が通
知されたときに、ステップS205の処理を終了する。
【0058】そして、CPU21は、警告イベントが発
生した場合(ステップS203、S204;警告イベン
ト)には、ステップS207にて、警告音発生回路30
に、スキャナ12が使用中であることを接近した人物に
知らせるための警告音を所定時間に渡って発生させる処
理を行った後、ステップS203に戻って、各種のイベ
ントが発生するのを待機する。
【0059】以上、説明したように、本実施形態に係る
情報処理装置10は、ネットワークスキャン(及びサー
バスキャン)が実行されている間は、圧板12bあるい
はADF12aを開けることができない状態にスキャナ
12が制御される装置となっている。また、ネットワー
クスキャン(及びサーバスキャン)が実行されている間
に、情報処理装置10の使用を希望する者が情報処理装
置10(対物センサ33)の傍にやってきた場合、警告
音を発生する装置ともなっている。従って、本情報処理
装置10は、使用中であるにも拘わらず未使用状態であ
ると判断されて圧板12bあるいはADF12aが開け
られてしまい、作業が中断されるといったことを防止で
きる装置となっていると言うことが出来る。
【0060】<変形形態>実施形態に係る情報処理装置
10は、各種の変形を行なうことが出来る。例えば、各
情報処理装置10は、複数の装置を組み合わせた装置
(システム)であったが、各情報処理装置10を、一体
化された装置として実現しても良い。また、情報処理装
置10は、コピーとサーバスキャンとネットワークスキ
ャンとが行える装置であったが、本情報処理装置10で
用いられている技術を基に、いわゆるネットワークスキ
ャナを製造しても良い。また、警告音を発生する機能を
取り除いた形で、情報処理装置10を実現しても良く、
ロック機能を取り除いた形で、情報処理装置10を実現
しても良い。
【0061】また、警告音が出力されるのではなく、タ
ッチスクリーン31上に、スキャナ12が使用中である
ことを示す文字情報や図形情報が表示されるように、情
報処理装置10を変形しておいても良い。ただし、かな
り目立つ情報が表示されるようにしておかないと、表示
されている情報を見ずに作業が開始されてしまうことに
なる。また、タッチスクリーン31(LCD35)に目
立つ情報を表示させることは困難なので、実施形態のよ
うな構成を採用しておくことが望ましい。
【0062】
【発明の効果】本発明の情報処理装置を用いれば、原稿
を情報処理装置に処理させる作業を、他者により中断さ
れることがない形で行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 実施形態に係る情報処理装置の外観図であ
る。
【図3】 実施形態に係る情報処理装置に用いられてい
るコピー操作ユニット及びネットワークスキャニングユ
ニットの外観図である。
【図4】 実施形態に係る情報処理装置に用いられてい
るスキャナの説明図である。
【図5】 実施形態に係るコピー操作ユニット及びネッ
トワークスキャニングユニットのハードウェア構成図で
ある。
【図6】 ネットワークスキャニングユニットの動作手
順を示した流れ図である。
【図7】 コピー操作ユニットの動作手順を示した流れ
図である。
【図8】 コピー操作ユニットのタッチスクリーンに表
示されるコピー用基本操作画面の説明図である。
【図9】 コピー操作ユニットのタッチスクリーンに表
示されるスキャン用基本操作画面の説明図である。
【図10】 コピー操作ユニットのタッチスクリーンに
表示されるネットワークスキャン実行中画面の説明図で
ある。
【符号の説明】
10 情報処理装置 11 コピー操作ユニット 11s、11p 拡張ボード 12 スキャナ 13 プリンタ 14 ネットワークスキャニングユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台と、前記原稿台を覆うための,開
    閉可能な原稿台カバーと、前記原稿台カバーを前記原稿
    台を覆った状態に固定するための,外部機器から固定/
    非固定の制御が可能な固定機構と、前記原稿台上に配置
    された原稿上の画像を表す画像データを生成する画像デ
    ータ生成部とを含む原稿読取手段と、 他装置と通信を行うための通信手段と、 他装置に前記通信手段を介して前記原稿読取手段を使用
    させる中継手段と、 前記中継手段が機能している間だけ、前記原稿読取手段
    の前記固定機構に、前記原稿台カバーを前記原稿台を覆
    った状態に固定させる固定機構制御手段とを、備えるこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿読取手段に人物が接近したこと
    を検出するための検出手段と、 前記中継手段が機能している状態にあるときに前記検出
    手段によって前記原稿読取手段に人物が接近したことが
    検出された場合に、当該人物に前記原稿読取手段が使用
    中であることを知らせるための警告情報を出力する警告
    情報出力手段とを、さらに、備えることを特徴とする請
    求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記警告情報出力手段は、前記警告情報
    として音を出力することを特徴とする請求項2記載の情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 原稿台上に配置された原稿上の画像を表
    す画像データを生成するための原稿読取手段と、 前記原稿読取手段に人物が接近したことを検出するため
    の検出手段と、 他装置と通信を行うための通信手段と、 他装置に前記通信手段を介して前記原稿読取手段を使用
    させる中継手段と、 前記中継手段が機能しているときに前記検出手段によっ
    て前記原稿読取手段に人物が接近したことが検出された
    場合に、当該人物に前記原稿読取手段が使用中であるこ
    とを知らせるための警告情報を出力する警告情報出力手
    段とを、備えることを特徴とする情報処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012773A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷装置、印刷システム及び印刷制御方法並びに印刷制御プログラム
US7755813B2 (en) 2006-02-27 2010-07-13 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image reading apparatus
US8390841B2 (en) 2006-04-28 2013-03-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Issuing a warning when a user attempts to use a device that is already being used
JP2016100821A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、及び画像読取装置を備える画像形成装置

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