JP2003298429A - 非線形歪補償装置 - Google Patents

非線形歪補償装置

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JP2003298429A JP2002093423A JP2002093423A JP2003298429A JP 2003298429 A JP2003298429 A JP 2003298429A JP 2002093423 A JP2002093423 A JP 2002093423A JP 2002093423 A JP2002093423 A JP 2002093423A JP 2003298429 A JP2003298429 A JP 2003298429A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】出力電力の帰還形回路を使用せずに、電源電圧
や周囲温度等の外部変動要因による無線部の歪補償量の
変動に対応できる非線形歪補償装置を提供する。 【解決手段】あらかじめ取得した複数の電源電圧変動の
それぞれに対応する無線部の歪補償データを格納する歪
補償データテーブル106と、電源電圧の変動に応じて
歪補償データテーブル106に格納されている歪補償デ
ータを選択するテーブル切り替え制御部109と、出力
IQ信号を選択された歪補償データを用いて非線形歪補
償する歪補償演算部105と、非線形歪補償された出力
IQ信号を直交変調する直交変調部113と、直交変調
された変調信号を増幅する電力増幅部114とを有する
ことにより、電源電圧110の変動に関係なく非線型歪
を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信装置等
に使用する無線部で生じる非線形成分を除去する非線形
歪補償装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動体通信装置等に使用
する無線部で生じる非線形成分を除去する非線形歪補償
装置としては、特開平11−177470号公報に記載
したものが知られている。図4を参照して、このような
従来の非線形歪補償装置の構成を説明する。図4に示す
非線形歪補償装置は、入力した直交ベースバンド信号4
01から送信信号のパワー値を計算するパワー計算部4
02と、直交変調部408の非線形歪補償係数を格納す
る第1の参照テーブル403と増幅部409の非線形歪
補償係数を格納する第2の参照テーブル404と、第1
および第2の参照テーブル403、404から変調信号
410の非線形歪補償係数を求める補償係数計算部40
5と、第1および第2の参照テーブル403、404に
格納されている無線部411の非線形歪補償係数とベー
スバンド信号401とを掛け合わせる歪補償演算部40
6と、直交変調部408および電力増幅部409を含む
無線部411とにより構成される。
【0003】次に、上記のように構成された従来の非線
形歪補償装置の動作について説明する。補償係数計算部
405は出力するベースバンド信号の振幅値に応じてパ
ワー計算部402により無線部410を構成する直交変
調部408および電力増幅部409の既知の非線形歪補
償量を第1および第2の参照テーブル403、404か
ら受け取り、無線部411全体の非線形歪補償量を算出
する。歪補償演算部406は補償係数計算部405から
出力された非線形歪補償量を直交ベースバンド信号40
1に複素積にて掛け合わせることにより、無線部411
の入力信号に非線形歪補償量を加えた信号を入力するこ
とができ、非線形歪特性を有する無線部411の出力信
号において、歪成分のない信号が得られ、非線形歪補償
を実現することが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の非線形歪補償装置においては、電源電圧、周囲温度
等の外部変動要因による無線部の歪補償量の変動に応じ
て歪補償量を変動させることができないため、最適な非
線形歪補償を行うことが困難であるという問題があっ
た。本発明は、上記従来の問題を解決するためになされ
たもので、出力電力の帰還形回路を使用せずに、電源電
圧や周囲温度等の外部変動要因による無線部の歪補償量
の変動に対応できる非線形歪補償装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における非線形歪
補償装置は、あらかじめ取得した複数の電源電圧変動の
それぞれに対応する電力増幅部の歪補償データを格納す
る歪補償データテーブルと、前記電源電圧の変動に応じ
て前記歪補償データテーブルに格納されている歪補償デ
ータを選択するテーブル切り替え制御部と、選択された
歪補償データを用いて出力IQ信号を非線形歪補償する
歪補償演算部と、非線形歪補償された出力IQ信号を直
交変調する直交変調部と、直交変調された変調信号を増
幅する電力増幅部とを有するという構成を有している。
この構成により、歪補償テーブルの傾き方向およびゲイ
ン方向への変化に対する適応情報を電源電圧変動として
制御し、テーブルを切り替えることによって電源電圧変
動に対応する歪補償を行うことができる。
【0006】本発明における非線形歪補償装置は、前記
歪補償データテーブルがあらかじめ取得した複数の温度
変動のそれぞれに対応する歪補償データを格納する機能
を有し、前記テーブル切り替え制御部は温度の変動に応
じて前記歪補償データテーブルに格納されている歪補償
データを選択する機能を有するという構成を有してい
る。この構成により、適応情報を温度変動として制御
し、テーブルを切り替えることによって温度変動に対応
する歪補償を行うことができる。
【0007】本発明における非線形歪補償装置は、前記
歪補償データテーブルがあらかじめ取得した複数の電源
電圧の変動および温度変動のそれぞれに対応する歪補償
データを格納する機能を有し、前記テーブル切り替え制
御部は前記電源電圧の変動または前記温度変動に応じて
前記歪補償データテーブルに格納されている歪補償デー
タを選択する機能を有するという構成を有している。こ
の構成により、適応情報を電源電圧変動および温度変動
として制御し、テーブルを切り替えることによって電源
電圧変動および温度変動に対応する歪補償を行うことが
できる。
【0008】本発明における非線形歪補償装置は、あら
かじめ取得した電源電圧変動のそれぞれに対応する電力
増幅部の複数の歪補償データから1本の歪補償基本デー
タに対する電源電圧変動による変化分の近似式を計算す
る変動近似式計算部と、前記1本の歪補償基本データに
前記変動近似式から得られた電源電圧変動による変化分
の近似式を掛け合わせて新たな歪補償データを生成する
係数更新部と、生成された歪補償データを用いて出力I
Q信号を非線形歪補償する歪補償演算部と、非線形歪補
償された出力IQ信号を直交変調する直交変調部と、直
交変調された変調信号を増幅する電力増幅部とを有する
という構成を有している。この構成により、歪補償テー
ブルの切り替えを行わずに、歪補償データの係数の逐次
更新による制御により電源電圧変動に対応する歪補償を
行うことができ、テーブル切り替え制御の複雑さを省く
ことができる。
【0009】本発明における非線形歪補償装置は、前記
変動近似式計算部が、あらかじめ取得した温度変動に対
する電力増幅部の歪補償データから温度変動による歪補
償データ変化分の近似式を計算する機能を有するという
構成を有している。この構成により、適応情報を温度変
動として制御し、歪補償データの係数の逐次更新により
温度変動に対応する歪補償を行うことができる。
【0010】本発明における非線形歪補償装置は、前記
変動近似式計算部が、あらかじめ取得した電源電圧変動
および温度変動に対する前記電力増幅部の歪補償データ
からそれぞれ電源電圧変動または温度変動による歪補償
データの変化分の近似式を計算する機能を有するという
構成を有している。この構成により、適応情報を電源電
圧変動および温度変動として制御し、歪補償データ係数
の逐次更新により電源電圧変動および温度変動に対応す
る歪補償を行うことができる。
【0011】本発明における非線形歪補償装置は、温
度、電源電圧を含む動作環境の変動による出力電力変動
に対応して利得制御信号を出力する送信電力制御手段
と、前記利得制御信号の制御により出力電力を調整する
可変電力増幅部とを有する出力電力制御手段を備えると
いう構成を有している。この構成により、出力電力の帰
還形回路を使用せずに、無線部の動作環境変動による歪
補償量の変動に対し、可変電力増幅部を送信電力制御手
段からの利得制御信号により制御することにより、非線
形歪補償量を保持することができる。
【0012】本発明における非線形歪補償装置は、前記
出力電力制御手段が、温度、電源電圧を含む動作環境の
変動による出力電力変動に対応して出力IQ振幅を調整
するIQ振幅調整部を備えるという構成を有している。
この構成により、無線部に出力電力の帰還形回路を使用
せずに、無線部の動作環境変動による歪補償量変動に対
応して、出力IQ振幅をデジタル処理により調整し、非
線形歪補償量を保持することができる。
【0013】本発明における非線形歪補償装置は、前記
送信電力制御手段が、温度、電源電圧を含む動作環境の
変動による出力電力変動に対応し、前記可変電力増幅部
の非線型歪補償量を一定にするよう出力電力を変動させ
る機能を有するという構成を有している。この構成によ
り、出力電力の帰還形回路を使用せずに、無線部の動作
環境の変動による歪補償量変動に対応して、無線部を制
御し、非線形歪補償量を保持することができる。
【0014】本発明における非線形歪補償装置は、使用
する複数の周波数に対応する歪補償量を保有し、前記送
信電力制御手段により選択させる制御部を有するという
構成を有している。この構成により、無線部の周波数変
動による歪補償量変動に対応して、非線形歪補償量を設
定することができる。
【0015】本発明における非線形歪補償装置は、前記
電力増幅部が、TDMA動作時に、送信スロットの送信
前に無入力電力状態で一定時間前もって動作する機能を
有するという構成を有している。この構成により、電力
増幅部の急激な温度上昇を低減でき、電力増幅部と温度
検出部との温度誤差を少なくすることができる。
【0016】本発明における非線形歪補償装置は、前記
制御部が、TDMA動作時に温度を検出する温度検出部
と、待ち受け受信時に検出した温度とスロット送信時に
検出した温度とを比較し、温度誤差偏位量を加えて出力
電力を調整する機能とを有するという構成を有してい
る。この構成により、次回送信立ち上がり時の電力増幅
部と温度検出部との過渡状態における温度誤差を推定
し、その温度誤差を含めて温度制御を行うことにより、
遅延なく電力増幅部の温度変動に対応する非線形歪補償
を行うことができる。
【0017】本発明における非線形歪補償装置は、前記
制御部が、TDMA動作時における出力電力の立ち上げ
時および立ち下げ時に、歪補償テーブルもしくは歪補償
係数を切り替える機能を有するという構成を有してい
る。この構成により、TDMA動作の出力電力の立ち上
げおよび立ち下げ途中における出力電力変動による歪補
償量変動に対応した、非線形歪補償量を設定することが
できる。
【0018】本発明における非線形歪補償装置は、前記
制御部が、TDMA動作時における各送受信スロット間
で歪補償テーブルもしくは歪補償係数を切り替える機能
を有するという構成を有している。この構成により、各
送信スロット間で歪補償テーブルもしくは歪補償係数を
切り替えることにより、歪補償量の変動を低減すること
ができる。
【0019】本発明における非線形歪補償装置は、前記
制御部が、TDMA動作時における歪補償テーブルもし
くは歪補償係数の切り替えを任意の時間持続させる機能
を有するという構成を有している。この構成により、各
送信スロット間で歪補償テーブルもしくは歪補償係数を
切り替える際に生じる急峻な歪補償量の変動を低減する
ことができる。
【0020】本発明における非線形歪補償装置は、前記
制御部が、TDMA動作時における出力電力の立ち上げ
時および立ち下げ時のそれぞれに対応した歪補償テーブ
ルもしくは歪補償係数を切り替える機能を有するという
構成を有している。この構成により、各送信スロットの
出力電力の立ち上げ時および立ち下げ時のヒステリシス
により生じる歪補償量の変動を低減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の第1ないし第3の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1を参照して、本発明の
第1の実施の形態における非線形歪補償装置の構成を説
明する。図1に示す非線形歪補償装置は、パワー計算部
104と、歪補償データテーブル106と、歪補償演算
部105と、D/A変換部107、108と、適応情報
を電源電圧110とするか温度111にするかにより歪
補償データテーブル106に格納されている歪補償デー
タを切り替え選択するテーブル切り替え制御部109と
を有するベースバンド部101と、直交変調部113
と、電力増幅部114と、アンテナ115とを有する無
線部112とを有して構成される。なお、このベースバ
ンド部101および無線部112は、無線送受信装置の
一部を構成する。
【0022】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における非線形歪補償装置の動作を説明する。
まず、あらかじめ、電力増幅部114の適応情報(電源
電圧110)に対応する複数の逆歪特性を取得して、そ
れを歪補償データとして歪補償データテーブル106に
格納し、それぞれの適応情報に対応して行われるテーブ
ル切り替え制御部109の制御により歪補償データデー
ブル106に格納されている歪補償データを切り替え選
択して、その選択された歪補償データと入力されたIQ
信号102、103を非線形歪補償演算部(歪補償演算
部ともいう)105で演算して歪補償し、歪補償された
IQ信号をD/A変換部107、108および直交変調
部113を介して電力増幅部114で増幅される。
【0023】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、適応情報である電源電圧110に応じて歪補償デー
タテーブル106を切り替えて適切な歪補償データを使
用することにより、電源電圧の変動に関わりなく、非線
型歪を低減することができるという効果が得られる。
【0024】また、適応情報を温度111とし、あらか
じめ電力増幅部113の逆歪特性を取得しておき、温度
の変動に応じて歪補償データテーブルを切り替えること
により、温度変動に関わりなく、非線型歪を低減するこ
とができるという効果が得られる。
【0025】さらに、適応情報を電源電圧110および
温度変動111とし、あらかじめ電力増幅部113の逆
歪特性を取得しておき、各適応情報に応じて歪補償デー
タテーブルを切り替えることにより、電源電圧の変動お
よび温度の変動に関わりなく、非線型歪を低減すること
ができるという効果が得られる。
【0026】(第2の実施の形態)次に、図2を参照し
て、本発明の第2の実施の形態における非線形歪補償装
置の構成を説明する。図2に示す本実施の形態における
非線形歪補償装置は、図1に示す第1の実施の形態のも
のとは、1本の歪補償基本データ(複数の歪補償データ
の基本データ)207と、適応情報(電源電圧212)
に対する歪補償基本データ207の変化分に近似した変
動近似式208を係数更新部206で掛け合わせて新た
な歪補償データを生成し、歪補償演算部205によりI
Q信号202、203と演算する点が相違している。そ
の他の構成部は第1の実施の形態のものと同様である。
【0027】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、電源電圧212に応じて逐次制御による歪補償が可
能なため、テーブル切り替え制御の複雑さを省き、電源
電圧が変動しても連続して常に一定の歪補償効果を保ち
つつ非線型歪を低減することができるという効果が得ら
れる。
【0028】また、適応情報を温度211とし、あらか
じめ電力増幅部215の逆歪特性からその変動近似式2
08を取得しておき、温度211に応じて遂時制御で歪
補償データを生成することにより、テーブル切り替え制
御の複雑さを省き、温度が変動しても連続して常に一定
の歪補償効果を保ちつつ非線型歪を低減することができ
るという効果が得られる。
【0029】さらに、適応情報を電源電圧212および
温度211とし、あらかじめ電力増幅部215の逆歪特
性からその変動近似式208を取得しておき、電源電圧
212および温度211に応じて遂時制御で歪補償デー
タを生成することにより、テーブル切り替え制御の複雑
さを省き、電源電圧変動および温度変動に関わりなく、
連続して常に一定の効果を保ちつつ非線型歪を低減する
ことができるという効果が得られる。
【0030】(第3の実施の形態)次に、図3を参照し
て、本発明の第3の実施の形態における非線形歪補償装
置の構成を説明する。図3に示す本実施の形態における
非線形歪補償装置は、図1および図2に示す第1および
第2の実施の形態のものとは、出力電力制御手段として
出力電力調整可能な可変電力増幅部314と利得制御信
号を出力する送信電力制御手段316とを設け、出力電
力を一定に保持するよう制御する点が相違している。そ
の他の構成部は第1の実施の形態および第2の実施の形
態のものと同様である。
【0031】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、各適応情報(電源電圧310、温度311)に応じ
た出力電力の変動に対し、その出力電力変動量をあらか
じめデータとして送信電力制御手段316に保有してお
き、各適応情報に応じた出力電力変動量により可変電力
増幅部314を制御する。このように可変電力増幅部3
14を制御することにより、出力電力検波部を含む帰還
形回路を使用せずに、出力電力を一定に保持することが
できる。そのため、制御部による処理を軽減できると共
に、各適応情報で変動する無線部312の歪補償に対応
できる歪補償量を歪補償データもしくは歪補償基本デー
タから選択できることにより、電源電圧変動および温度
変動に関わりなく、非線形歪を低減しつつ出力電力を一
定に保持できるという効果が得られる。
【0032】また、出力電力制御機能としてIQ振幅調
整部317を用い、適応情報(電源電圧310、温度3
11)による出力電力変動に対する出力変動量をあらか
じめデータとして送信電力制御手段316に保有してお
き、各適応情報によりIQ振幅調整部317を制御す
る。これにより電源電圧変動および温度変動に関わりな
く、非線形歪を低減しつつ、無線部312に制御回路を
追加することなく、出力電力を一定に保持することがで
きるという効果が得られる。
【0033】また、各適応情報(電源電圧310、温度
311)に対応して、1つの非線型歪補償量が有効とな
る出力電力変動量をあらかじめデータとして送信電力制
御手段316に保有しておき、各適応情報に対応して非
線型歪補償量が一定となるよう送信電力制御手段316
により出力電力を変動させて制御する。これにより一つ
の歪補償テーブルもしくは1つの歪補償係数のみで、電
源電圧変動および温度変動に関わりなく、非線形歪を低
減することができ、歪補償データ量および制御機能を縮
小できるという効果が得られる。
【0034】また、各適応情報(電源電圧310、温度
311)に加え、使用する周波数毎にその歪補償量をあ
らかじめデータとして図示しない制御部に保有してお
き、送信電力制御手段316により選択制御する。これ
により使用する周波数に関わりなく、非線形歪を低減で
きるという効果が得られる。
【0035】また、制御部の制御により、この送受信装
置によるTDMA動作の送信スロットの送信前に無入力
電力状態で可変電力増幅部314を一定時間前もって動
作させておくことにより、可変電力増幅部314の温度
を定常使用状態に近づけておく。これにより、送信スロ
ット内の可変電力増幅部314の急激な温度上昇を低減
することができ、可変電力増幅部314の温度と温度検
出部の検出温度との温度誤差を少なくすることができ
る。これによりTDMA動作時でも適応情報に対応した
最適な歪補償テーブルもしくは歪補償係数を選択するこ
とができ、非線形歪を低減できるという効果が得られ
る。
【0036】また、制御部の制御により、待ち受け受信
時に検出した温度と各送信スロットの送信時に検出した
温度とを比較することにより、TDMA動作の次回送信
立ち上がり時における可変電力増幅部314の温度と温
度検出部の温度との過渡状態における温度誤差偏移を推
定し、その温度誤差偏移量を加えて温度補正を行うこと
により、遅延なく可変電力増幅部314の温度変動に対
応することができる。これによりTDMA動作時でも各
適応情報に対応した出力電力制御を遅延なく行うことが
でき、最適な歪補償テーブルもしくは歪補償係数を選択
することができるので、非線形歪を最適に低減できると
いう効果が得られる。
【0037】また、制御部の制御により、TDMA動作
の出力電力の立ち上げ時および立ち下げ時における出力
電力の変動に対応する歪補償テーブルもしくは歪補償係
数をデータとして図示しない制御部に保有しておき、出
力電力の変動に対応してそのデータを切り替え制御す
る。これにより、変動した各出力電力に対する非線形歪
補償量を設定することができるので、TDMA動作の出
力電力の立ち上げ時および立ち下げ時においても動作環
境に対応して最適な歪補償テーブルもしくは歪補償係数
を選択でき、非線形歪を最適に低減できるという効果が
得られる。
【0038】また、制御部により、TDMA動作の各送
受信スロット間において、その出力電力値に応じた歪補
償テーブルもしくは歪補償係数に切り替えるよう制御す
る。これにより、各送受信スロット内で歪補償テーブル
もしくは歪補償係数を切り替えた際のデータ不連続によ
り生じる歪補償量の変動を低減することができるので、
非線形歪を低減できるという効果が得られる。
【0039】また、制御部の制御により、TDMA動作
時における各送受信スロット間で歪補償テーブルもしく
は歪補償係数を任意の時間を持続させて切り替えるよう
制御する。これによりTDMA動作の送受信スロット間
で歪補償テーブルもしくは歪補償係数を切り替える際
に、歪補償テーブルもしくは歪補償係数を任意の時間持
続たせて、歪補償テーブルもしくは歪補償係数を切り替
える際に生じるデータ不連続から発生する歪補償量の変
動を低減し非線形歪を低減することができるという効果
が得られる。
【0040】また、制御部の制御により、TDMA動作
時における出力電力の立ち上げおよび立ち下げのそれぞ
れに対応した歪補償テーブルもしくは歪補償係数を切り
替え制御する。これにより、各送信スロットの出力電力
の立ち上げ時および立ち下げ時におけるヒステリシスに
より生じた歪補償量の変動に対応するよう、歪補償テー
ブルもしくは歪補償係数を切り替えることができ、TD
MA動作の出力電力の立ち上げ時および立ち下げ時にお
いても、非線形歪を低減できるという効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】本発明における非線形歪補償装置は、上
記のように構成され、特に、適応情報として電源電圧、
周囲温度等の動作環境の変動による無線部の歪補償量の
変動に対応する歪補償量のデータをあらかじめ保有して
おき、各適応情報に対応してその歪補償テーブルを切替
えもしくは歪み補償係数と出力電力を制御することによ
り、出力電力の帰還形回路を使用せずに、電力増幅部の
非線形歪を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における非線形歪補
償装置を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態における非線形歪補
償装置を示すブロック図、
【図3】本発明の第3の実施の形態における非線形歪補
償装置を示すブロック図、
【図4】従来の非線形歪補償装置を示すブロック図。
【符号の説明】
101、201、301、407 ベースバンド部 102、202、302 I信号 103、203、303 Q信号 104、204、304、402 パワー計算部 105、205、305、406 歪補償演算部 106、306 歪補償データテーブル 107、108、209、210、307、308 D
/A変換部 109、309 テーブル切り替え制御部 110、212、310 電源電圧 111、211、311 温度 112、213、312、411 無線部 113、214、313、408 直交変調部 114、215、314、409 電力増幅部 115、216、315 アンテナ 206 係数更新部 207 歪補償基本データ 208 変動近似式 403 参照テーブル1 404 参照テーブル2 405 補償係数計算部 410 変調信号
フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA01 AA41 CA02 CA04 CA21 FA20 GN02 GN07 HA38 HA43 KA33 KA34 KA53 MA20 SA14 TA01 5J500 AA01 AA41 AC02 AC04 AC21 AF20 AH38 AH43 AK33 AK34 AK53 AM20 AS14 AT01 5K004 AA01 AA05 AA08 BA02 FF05 JF04 5K046 AA05 BA04 DD01 DD13 DD21 5K060 BB07 CC04 CC12 DD04 FF06 FF09 HH01 HH06 HH31 HH32 HH39 KK06 LL01

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらかじめ取得した複数の電源電圧変動の
    それぞれに対応する電力増幅部の歪補償データを格納す
    る歪補償データテーブルと、前記電源電圧の変動に応じ
    て前記歪補償データテーブルに格納されている歪補償デ
    ータを選択するテーブル切り替え制御部と、選択された
    歪補償データを用いて出力IQ信号を非線形歪補償する
    歪補償演算部と、非線形歪補償された出力IQ信号を直
    交変調する直交変調部と、直交変調された変調信号を増
    幅する電力増幅部とを有することを特徴とする非線形歪
    補償装置。
  2. 【請求項2】前記歪補償データテーブルはあらかじめ取
    得した複数の温度変動のそれぞれに対応する歪補償デー
    タを格納する機能を有し、前記テーブル切り替え制御部
    は温度の変動に応じて前記歪補償データテーブルに格納
    されている歪補償データを選択する機能を有することを
    特徴とする請求項1記載の非線形歪補償装置。
  3. 【請求項3】前記歪補償データテーブルはあらかじめ取
    得した複数の電源電圧の変動および温度変動のそれぞれ
    に対応する歪補償データを格納する機能を有し、前記テ
    ーブル切り替え制御部は前記電源電圧の変動または前記
    温度変動に応じて前記歪補償データテーブルに格納され
    ている歪補償データを選択する機能を有することを特徴
    とする請求項1記載の非線形歪補償装置。
  4. 【請求項4】あらかじめ取得した電源電圧変動のそれぞ
    れに対応する電力増幅部の複数の歪補償データから1本
    の歪補償基本データに対する電源電圧変動による変化分
    の近似式を計算する変動近似式計算部と、前記1本の歪
    補償基本データに前記変動近似式から得られた電源電圧
    変動による変化分の近似式を掛け合わせて新たな歪補償
    データを生成する係数更新部と、生成された歪補償デー
    タを用いて出力IQ信号を非線形歪補償する歪補償演算
    部と、非線形歪補償された出力IQ信号を直交変調する
    直交変調部と、直交変調された変調信号を増幅する電力
    増幅部とを有することを特徴とする非線形歪補償装置。
  5. 【請求項5】前記変動近似式計算部は、あらかじめ取得
    した温度変動に対する電力増幅部の歪補償データから温
    度変動による歪補償データ変化分の近似式を計算する機
    能を有することを特徴とする請求項4記載の非線形歪補
    償装置。
  6. 【請求項6】前記変動近似式計算部は、あらかじめ取得
    した電源電圧変動および温度変動に対する前記電力増幅
    部の歪補償データからそれぞれ電源電圧変動または温度
    変動による歪補償データの変化分の近似式を計算する機
    能を有することを特徴とする請求項4記載の非線形歪補
    償装置。
  7. 【請求項7】温度、電源電圧を含む動作環境の変動によ
    る出力電力変動に対応して利得制御信号を出力する送信
    電力制御手段と、前記利得制御信号の制御により出力電
    力を調整する可変電力増幅部とを有する出力電力制御手
    段を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    かに記載の非線形歪補償装置。
  8. 【請求項8】前記出力電力制御手段は、温度、電源電圧
    を含む動作環境の変動による出力電力変動に対応して出
    力IQ振幅を調整するIQ振幅調整部を備えることを特
    徴とする請求項7記載の非線形歪補償装置。
  9. 【請求項9】前記送信電力制御手段は、温度、電源電圧
    を含む動作環境の変動による出力電力変動に対応し、前
    記可変電力増幅部の非線型歪補償量を一定にするよう出
    力電力を変動させる機能を有することを特徴とする請求
    項7記載の非線形歪補償装置。
  10. 【請求項10】使用する複数の周波数に対応する歪補償
    量を保有し、前記送信電力制御手段により選択させる制
    御部を有することを特徴とする請求項7ないし9のいず
    れかに記載の非線形歪補償装置。
  11. 【請求項11】前記電力増幅部は、TDMA動作時に、
    送信スロットの送信前に無入力電力状態で一定時間前も
    って動作する機能を有することを特徴とする請求項7な
    いし10のいずれかに記載の非線形歪補償装置。
  12. 【請求項12】前記制御部は、TDMA動作時に温度を
    検出する温度検出部と、待ち受け受信時に検出した温度
    とスロット送信時に検出した温度とを比較し、温度誤差
    偏位量を加えて出力電力を調整する機能とを有すること
    を特徴とする請求項7ないし11のいずれかに記載の非
    線形歪補償装置。
  13. 【請求項13】前記制御部は、TDMA動作時における
    出力電力の立ち上げ時および立ち下げ時に、歪補償テー
    ブルもしくは歪補償係数を切り替える機能を有すること
    を特徴とする請求項7ないし12のいずれかに記載の非
    線形歪補償装置。
  14. 【請求項14】前記制御部は、TDMA動作時における
    各送受信スロット間で歪補償テーブルもしくは歪補償係
    数を切り替える機能を有することを特徴とする請求項7
    ないし13のいずれかに記載の非線形歪補償装置。
  15. 【請求項15】前記制御部は、TDMA動作時における
    歪補償テーブルもしくは歪補償係数の切り替えを任意の
    時間持続させる機能を有することを特徴とする請求項7
    ないし14のいずれかに記載の非線形歪補償装置。
  16. 【請求項16】前記制御部は、TDMA動作時における
    出力電力の立ち上げ時および立ち下げ時のそれぞれに対
    応した歪補償テーブルもしくは歪補償係数を切り替える
    機能を有することを特徴とする請求項7ないし15のい
    ずれかに記載の非線形歪補償装置。
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