JP2003298394A - 相互コンダクタンス型増幅回路、相互コンダクタンス型フィルタ回路及びフィルタ処理方法 - Google Patents

相互コンダクタンス型増幅回路、相互コンダクタンス型フィルタ回路及びフィルタ処理方法

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JP2003298394A
JP2003298394A JP2002104108A JP2002104108A JP2003298394A JP 2003298394 A JP2003298394 A JP 2003298394A JP 2002104108 A JP2002104108 A JP 2002104108A JP 2002104108 A JP2002104108 A JP 2002104108A JP 2003298394 A JP2003298394 A JP 2003298394A
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Koji Okada
浩司 岡田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カットオフ周波数の可変範囲を拡張した相互コ
ンダクタンス型フィルタ回路を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 定電流回路のカレントミラー比の設定を
可変とすることで、又は定電流回路の出力電流を可変と
することで、又は定電流領域で動作する複数のトランジ
スタの動作状態を切り換えることで、相互コンダクタン
ス型フィルタ回路のカットオフ周波数を可変とする。ト
ランジスタの定電流特性を喪失させることなく、カット
オフ周波数を可変範囲を拡張することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信器、オーディ
オ機器又はHDD・MOなどの光・磁気記録装置などで
使用されるフィルタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルタ回路は、通信器やオーディオ機
器において、特定の周波数を選別したり、ノイズを除去
したりするのに使用される。例えば、ローパスフィルタ
は低域の周波数信号を通過させ、ハイパスフィルタは広
域の周波数信号を通過させ、バンドパスフィルタは特定
の幅の間の周波数信号を通過させる。
【0003】近年、電子機器は高精度化が要求され、電
子機器に搭載される電子回路で使用されるフィルタ回路
もその例外ではない。特に、電子機器においては、広帯
域化の要求が高まっており、電子回路に搭載されるフィ
ルタ回路においても広帯域化が要求される。そのため、
高精度を維持しつつ、広帯域化を実現できるフィルタ回
路が必要とされている。
【0004】図1にgmアンプ回路(相互コンダクタン
ス型増幅回路)で使用される従来のgmフィルタ回路
(相互コンダクタンス型フィルタ回路)を示す。gmフ
ィルタ回路は、差動入力信号を受信する第1のトランジ
スタ1と第2のトランジスタ2と、第1のトランジスタ
1及び第2のトランジスタ2に接続される3個の定電流
源3、4及び5と、差動の出力端子に接続される2個の
容量6、7とで構成される。
【0005】gmフィルタ回路のカットオフ周波数fc
は、式1で示される。
【0006】
【式1】
【0007】電子機器において広帯域化を実現させるた
めには、gmフィルタ回路のカットオフ周波数を変化さ
せる必要がある。カットオフ周波数を変化させるには、
次の二通りの方法が考えられる。 (1)gmフィルタ回路に流れる電流を変化させる第1
の方法 図2に示すように、フィルタ回路の定電流源の電流値を
変化させる。
【0008】図3は、MOSトランジスタにおけるドレ
イン電流(Vd)と相互コンダクタンス(gm)との関
係を示す。図3に示すように、gmはVdの平方根に比
例する特性をもつ。従って、電流値(Vd)を大きくす
ればgmが大きくなり、式1によりカットオフ周波数も
高くなる。反対に、電流値(Vd)を小さくすればgm
が小さくなり、カットオフ周波数は低くなる (2)gmフィルタ回路に可変抵抗を挿入する第2の方
法 図4に示すように、フィルタ回路の差動入力信号を受信
する第1のトランジスタ15と第2のトランジスタ16
とのソース間に可変抵抗を挿入する。抵抗を変化させる
ことでgmを変化させ、カットオフ周波数を変化させ
る。抵抗値を大きくすれば電流の変化量(Δi)が小さ
くなってgmは小さくなり、カットオフ周波数は低くな
る。反対に、抵抗値を小さくすれば電流の変化量(Δ
i)が大きくなってgmは大きくなり、カットオフ周波
数は高くなる。
【0009】しかしながら、これらのカットオフ周波数
を変化させる方法には以下のような問題がある。 (1)gmフィルタ回路に流れる電流を変化させる第1
の方法の問題点 定電流源は、一般的にトランジスタで構成され、このト
ランジスタを定電流領域で使用することで、定電流源と
する。
【0010】図5に、トランジスタにおけるソース・ド
レイン電圧(Vds)とソース・ドレイン電流(Id
s)との一般的な関係を示す。図5において、三極管領
域(抵抗領域)は、Vdsの変化に伴ってIdsも変化
する領域を示す。五極管領域(定電流領域)は、Vds
が変化してもIdsがほとんど変化しなくなる領域を示
す。定電流源は、トランジスタ特性の五極管領域(定電
流領域)を利用するものである。カットオフ周波数の変
化が小さい場合、即ち電流値が小さい場合、例えば図5
の曲線a、b又はcに示される範囲の場合は、五極管領
域が存在し、トランジスタの定電流性を確保することが
できる。しかしながら、カットオフ周波数を高くする場
合、即ち電流値を大きくする場合、例えば図5の曲線d
のように電流値を大きくする場合には、五極管領域が存
在しないか又は五極管領域が狭いため、トランジスタの
定電流性を確保することができない。そのため、定電流
源を必要とするgmフィルタ回路を正常に動作させるこ
とができなくなる。従って、gmフィルタ回路の正常動
作を確保するため(トランジスタの定電流性を確保する
ため)に、変化させる電流量が制限され、カットオフ周
波数の可変範囲が限定される。
【0011】また、定電流源として、図6に示すような
カレントミラー回路で構成される定電流源を使用する場
合が多い。そして、定電流性特性を向上させるために、
図7に示すようにトランジスタ27及び29を縦積みに
する。
【0012】図8は、図1に示す従来のgmフィルタ回
路において、定電流源としてトランジスタを縦積みにし
たカレントミラー回路で構成される回路を使用したもの
である。図1のgmフィルタ回路に対して、トランジス
タ35、37、39、42及び44が縦積みにされてい
る。これらの縦積みされたトランジスタは、定電流特性
を向上させるために必要ではあるが、一方で出力信号の
振幅を小さくするという問題を生じさせる。電子回路の
低電力化が進む近年において、出力信号の小振幅化は大
きな問題である。 (2)gmフィルタ回路に可変抵抗を挿入する第2の方
法の問題点 カットオフ周波数の可変範囲を大きく設定する場合に
は、可変抵抗の抵抗値を大きく変化させる必要がある。
しかしながら、抵抗値を大きく設定すると、差動回路と
しての機能が失われ2つのシングル入力と1つのシング
ル出力とを有する回路と同等となってしまう。そのた
め、電源変動及びノイズに強いという差動回路の特性を
利用することができないという問題が生じる。従って、
差動回路特性を生かすために、抵抗値を大きく設定する
ことができず、カットオフ周波数の可変範囲が限定され
る。
【0013】このように、gmフィルタ回路に可変抵抗
を挿入する第2の方法においても、gmフィルタ回路に
流れる電流量を変化させる第1の方法と同じく、カット
オフ周波数の可変範囲が限定されるという問題が生じ
る。また、トランジスタの縦積みによる出力電圧の振幅
の縮小化という問題も同様に存在する。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】上記課
題を解決するために、本発明は、差動信号入力部と、前
記差動信号入力部に接続され、第1のカレントミラー比
と第2のカレントミラー比とを切り換えて設定できる第
1のカレントミラー回路と、前記差動信号入力部に接続
され、前記第1のカレントミラー比と前記第2のカレン
トミラー比とを切り換えて設定できる第2のカレントミ
ラー回路とを備えることを特徴とする相互コンダクタン
ス型増幅回路を提供する。
【0015】また、本発明は、信号入力部と、前記信号
入力部に接続され、第1の出力電流と第2の出力電流と
を切り換えて出力できるスイッチ回路を備えるカレント
ミラー回路と、前記スイッチ回路を制御するスイッチ制
御回路とを備えることを特徴とする相互コンダクタンス
型増幅回路を提供する。
【0016】更に、本発明は、第1の制御信号に基づい
て、第1のトランジスタを定電流領域で動作させて第1
の出力電流を出力し、第2の制御信号に基づいて、前記
第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを定電流領
域で動作させて第2の出力電流を出力するアンプ回路
と、前記アンプ回路に接続され、前記第1の出力電流電
流又は前記第2の出力電流に基づいて入力信号に対する
カットオフ周波数を生成するカットオフ周波数生成回路
とを備えることを特徴とする相互コンダクタンス型フィ
ルタ回路を提供する。
【0017】本発明に係る相互コンダクタンス型増幅回
路及び相互コンダクタンス型フィルタ回路によれば、以
下の効果を得ることができる。 (1)カットオフ周波数の可変範囲を拡張することがで
きる。
【0018】本発明においては、第1のカレントミラー
回路及び第2のカレントミラー回路とにおいて、第1の
カレントミラー比と第2のカレントミラー比とを切り換
えて設定することができる。即ち、第1のカレントミラ
ー回路及び第2のカレントミラー回路のカレントミラー
比を変化させることにより、トランジスタの定電流特性
を保持しながらカットオフ周波数を大きく変化させるこ
とができる。
【0019】また、本発明においては、第1のカレント
ミラー回路及び第2のカレントミラー回路とにおいて、
第1の出力電流と第2の出力電流とを切り換えて出力さ
せることができる。即ち、第1のカレントミラー回路及
び第2のカレントミラー回路の出力する出力電流を変化
させることにより、トランジスタの定電流特性を保持し
ながらカットオフ周波数を大きく変化させることができ
る。
【0020】更に、本発明においては、第1のトランジ
スタ及び第2のトランジスタを切り換えて定電流領域で
動作させることができる。即ち、第1トランジスタ及び
第2トランジスタの定電流領域での動作を変化させるこ
とにより、トランジスタの定電流特性を保持しながらカ
ットオフ周波数を大きく変化させることができる。 (2)出力電圧の振幅が小さくなることを回避できる。 (3)電源変動及びノイズに強いという差動回路特性を
充分に利用することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】[第1実施例]図9は、本発明の
第1実施例を示す。
【0022】本発明の第1実施例は、電流量の大きな変
化にかかわらずトランジスタの定電流特性を確保して、
カットオフ周波数の可変範囲を拡張するものである。
【0023】図9おけるgmフィルタ回路50は、基本
設定された基本カットオフ周波数を2倍に変更すること
ができる。
【0024】gmフィルタ回路は50は、(a)差動入
力信号が供給される第1のNチャネルトランジスタN1
と第2のNチャネルトランジスタN2とで構成される差
動入力部、(b)カレントミラー回路で構成される、第
1の差動入力信号に対応する第1の定電流回路 (c)カレントミラー回路で構成される、第2の差動入
力信号に対応する第2の定電流回路、(d)第1の可変
電流源(定電流源でも可)PS1、(e)第1の容量C
1と第2の容量C2、(f)スイッチ制御回路、を備え
る。
【0025】第1のカレントミラー回路は、第1の差動
入力信号In+に対応して設けられる。第1のカレント
ミラー回路は、第1のPチャネルトランジスタP1、第
3のPチャネルトランジスタP3、と第4のPチャネル
トランジスタP4、第1のスイッチSW1、第2のスイ
ッチSW2、第3のスイッチSW3、第4のスイッチS
W4、第2の可変電流源(定電流源でも可)PS2、及
び第3の可変電流源(定電流源でも可)PS3で構成さ
れる。第1のスイッチSW1は第3のPチャネルトラン
ジスタP3と出力端子Out+との間に配置され、第2
のスイッチSW2は第2の可変電流源PS2と出力端子
Out+との間に配置され、第3のスイッチSW3は第
4のPチャネルトランジスタP4と出力端子Out+と
の間に配置され、第4のスイッチSW4は第4の可変電
流源(定電流源でも可)PS4と出力端子Out+との
間に配置される。
【0026】第2のカレントミラー回路は、第2の差動
入力信号In−に対して設けられる。第2のカレントミ
ラー回路は、第2PチャネルトランジスタP2、第5の
PチャネルトランジスタP5、第6のPチャネルトラン
ジスタP6、第5のスイッチSW5、第6のスイッチS
W5、第7のスイッチSW7、第8のスイッチSW8、
第4の可変電流源PS4、及び第5の可変電流源(定電
流源でも可)PS5で構成される。第5のスイッチSW
5は第5のPチャネルトランジスタP5と出力端子Ou
t−との間に配置され、第6のスイッチSW6は第4の
可変電流源PS4と出力端子Out−との間に配置さ
れ、第7のスイッチSW7は第6のPチャネルトランジ
スタP6と出力端子Out−との間に配置され、第8の
スイッチSW8は第5の可変電流源PS5と出力端子O
ut−との間に配置される。
【0027】第1乃至第8のスイッチSW1〜SW8
は、例えば、図10.1に示すようなトランスファーゲ
ートが使用される。図9に示すスイッチSW1とスイッ
チSW2とで構成される第1のスイッチ回路、スイッチ
SW3とスイッチSW4とで構成される第2のスイッチ
回路、スイッチSW5とスイッチSW6とで構成される
第3のスイッチ回路、及び、スイッチSW7とスイッチ
SW8とで構成される第4のスイッチ回路は、図10.
1に示すスイッチ回路で構成される。スイッチ回路は、
トランスファーゲート52及び53とインバータ54と
で構成される。そして、スイッチ回路は、スイッチ制御
回路からの制御信号Sn(図9に示すスイッチ制御回路
51の場合には、制御信号はS1及びS2)で制御され
る。
【0028】スイッチ制御回路からの制御信号S1及び
S2に基づいて第1乃至第4のスイッチ回路を制御する
ことにより、第1のカレントミラー回路及び第2のカレ
ントミラー回路のカレントミラー比を変更させることが
できる。カレントミラー比の変更に基づいて流れる電流
量が変化し、gm(相互コンダクタンス)が変化する。
従って、カレントミラー比を変更させることで、gmを
変化させることができ、最終的にカットオフ周波数を変
化させることができる。
【0029】第1のカレントミラー回路においては、第
1のスイッチ制御回路と第2のスイッチ制御回路とに基
づいてカレントミラー比を1:1又は1:2に設定でき
る。第2のカレントミラー回路においては、第3のスイ
ッチ制御回路と第4のスイッチ制御回路とに基づいてカ
レントミラー比を1:1又は1:2に設定できる。
【0030】図10.2は、制御信号の内容を示す。第
1の制御信号S1は、第1のスイッチ回路と第3のスイ
ッチ回路とに供給される。第2の制御信号S2は第2の
スイッチ回路と第4のスイッチ回路とに供給される。基
本設定された基本カットオフ周波数(1倍)を設定する
場合には、第1の制御信号S1はスイッチをオンさせ
て、第2の制御信号S2はスイッチをオフさせる。この
制御に基づいて、第1のカレントミラー回路と第2のカ
レントミラー回路とのカレントミラー比がそれぞれ1:
1に設定され、第1のカレントミラー回路及び第2のカ
レントミラー回路は、基本カットオフ周波数を生成する
ための第1の出力電流を出力する。この第1の出力電流
は、第1のカレントミラー回路の第1のPチャネルトラ
ンジスタP1及び第3のPチャネルトランジスタP3、
第2のカレントミラー回路の第2のPチャネルトランジ
スタP2及び第5のPチャネルトランジスタP5により
生成される。基本カットオフ周波数の2倍をのカットオ
フ周波数を設定する場合には、第1の制御信号S1がス
イッチをオンさせるとともに第2の制御信号もスイッチ
をオンさせる。この制御に基づいて、第1のカレントミ
ラー回路と第2のカレントミラー回路とのカレントミラ
ー比がそれぞれ1:2に設定され、第1のカレントミラ
ー回路及び第2のカレントミラー回路は、基本カットオ
フ周波数の2倍のカットオフ周波数を生成するための第
2の出力電流を出力する。この第2の出力電流は、第1
のカレントミラー回路の第1のPチャネルトランジスタ
P1、第3のPチャネルトランジスタP3及び第4のP
チャネルトランジスタP4、第2のカレントミラー回路
の第2のPチャネルトランジスタP2、第5のPチャネ
ルトランジスタP5及第6のPチャネルトランジスタP
6によって生成される。第1の出力電流生成時には動作
しなかった第4のPチャネルトランジスタP4及び第6
のPチャネルトランジスタP6が加わって生成されるこ
とにより、第2の出力電流は、第1の出力電流よりも大
きくなる。このように、定電流を生成するためにトラン
ジスタを複数使用することにより(定電流を生成するた
めのトランジスタを分散させることにより)、トランジ
スタの定電流性を喪失させることなく(特定のトランジ
スタに大きなソース・ドレイン電圧(Vds)を印加さ
せて定電流領域を消失させることなく)、カットオフ周
波数の可変範囲を拡張することができる。
【0031】スイッチ制御回路は、図10.2に示す制
御内容を実現できる回路であればよい。スイッチ制御回
路の例を、図11、図12及び図13に示す。
【0032】図11におけるスイッチ制御回路55は、
レジスタ56で構成される。レジスタ56に記憶される
内容を制御信号Snとして出力し、スイッチ回路の制御
を行う。レジスタ56の内容は、専用インターフェイス
などによって書き換えることができる。
【0033】図12におけるスイッチ制御回路57は、
マイクロコンピュータ及びメモリ58で構成される。マ
イクロコンピュータの制御に基づいてメモリに記憶され
た内容を制御信号Snとして出力し、スイッチ回路の制
御を行う。
【0034】図13におけるスイッチ制御回路59は、
レジスタ60、マイクロコンピュータ61及びメモリ6
2で構成される。マイクロコンピュータの制御に基づい
てメモリに記憶された内容が一旦レジスタに記憶され、
レジスタに記憶された内容を制御信号Snとして出力
し、スイッチ回路の制御を行う。
【0035】以上、図9におけるカットオフ周波数の設
定のためのスイッチ制御をまとめると以下のようにな
る。 (a)カットオフ周波数を基本となる基本カットオフ周
波数に設定する場合(カレントミラー比1:1)、第1
のカレントミラー回路の第1のスイッチSW1及び第2
のスイッチSW2をオン、第1のカレントミラー回路の
第3のスイッチSW3及び第4のスイッチSW4をオ
フ、第2のカレントミラー回路の第5のスイッチSW5
及び第6のスイッチSW6をオン、第2のカレントミラ
ー回路の第7のスイッチSW7及び第8のスイッチSW
8をオフ、にする。これは、図9に示されているスイッ
チの状態である。 (b)カットオフ周波数を基本となる基本カットオフ周
波数の2倍に設定する場合(カレントミラー比1:
2)、第1のカレントミラー回路の第1のスイッチSW
1及び第2のスイッチSW2をオン、第1のカレントミ
ラー回路の第3のスイッチSW3及び第4のスイッチS
W4をオン、第2のカレントミラー回路の第5のスイッ
チSW5及び第6のスイッチSW6をオン、第2のカレ
ントミラー回路の第7のスイッチSW7及び第8のスイ
ッチSW8をオン、にする。
【0036】このように、本発明の第1実施例において
は、制御信号に基づき、定電流領域で動作可能なトラン
ジスタの動作状態を切り換えてカレントミラー比を変更
させる。そして、このカレントミラー比の変更に伴って
変化する電流量に基づきgmを変化させて、カットオフ
周波数を可変としている。変化の範囲は、第1のカレン
トミラー回路及び第2のカレントミラー回路に対して設
けられる、スイッチ、Pチャネルトランジスタ及び定電
流源の組の数n(nは整数)で決定できる。即ち、第1
のカレントミラー回路及び第2のカレントミラー回路に
対してn個の組を設ければ、基本カットオフ周波数のn
倍のカットオフ周波数を得ることができる。図10.
1、図11、図12及び図13において制御信号をSn
として表現しているのは、n倍のカットオフ周波数を得
ることができる旨を示したものであるとともに、n倍の
カットオフ周波数を得る場合にはn個の制御信号を要す
ることを示したものである。なお、本発明の第1実施例
においては、スイッチ、Pチャネルトランジスタ及び定
電流源の組の数は2個であり、カットオフ周波数の変化
の範囲は2倍である。
【0037】上記のようにnを増加させていけば、カッ
トオフ周波数を増加させることができる。そして、図9
に示す第1の電流源PS1に、定電流源を使用すれば、
カットオフ周波数の変化は離散的(段階的)変化とな
り、可変電流源を使用すればカットオフ周波数の変化は
アナログ(無段階的)変化となる。例えば、第1の電流
源PS1を2mAに設定した場合(定電流源とした場
合)、上記のスイッチ制御では出力電流は1mAとな
り、上記のスイッチ制御では出力電流は2mAとな
る。そして、nを増加させることにより出力電流は3m
A、4mA・・・・と増加していくが、1mAの整数比
倍での粗調整となり、1mAよりも小さい電流での微調
整を行うことができない。そこで、第1の電流源を可変
とし、例えば、電流値を0.5mA〜1mAの間で可変
とすれば、のスイッチ制御では0.5mA〜1mAの
間の出力電流をアナログ的に得ることができ、のスイ
ッチ制御では1mA〜2mAの間の出力電流をアナログ
的に得ることができる。このように、第1の電流源に、
可変電流源を使用することにより、1mAよりも小さな
単位で出力電流を調整することができる。 [第2実施例]図14は、本発明の第2実施例を示す。
【0038】本発明の第1実施例におけるgmフィルタ
回路50は、カレントミラー比の変化に基づいてgmを
増加させてカットオフ周波数を高い値に変更させるもの
である。 これとは反対に、本発明の第2実施例におけ
るgmフィルタ回路60は、カレントミラー比の変更に
基づいてgmを減少させてカットオフ周波数を低い値に
変化させるものである。図14おけるgmフィルタ回路
60は、基本設定された基本カットオフ周波数を1/2
倍に変更することができる。
【0039】gmフィルタ回路は60は、(a)差動入
力信号が供給される第3のNチャネルトランジスタN3
と第4のNチャネルトランジスタN4とで構成される差
動入力部、(b)カレントミラー回路で構成される、第
1の差動入力信号に対応する第3の定電流回路 (c)カレントミラー回路で構成される、第2の差動入
力信号に対応する第4の定電流回路、(d)第6の可変
電流源(定電流源でも可)PS6、(e)第3の容量C
3と第4の容量C4、(f)スイッチ制御回路(図示さ
れず)、を備える。
【0040】本発明の第1実施例におけるgmフィルタ
回路50においては、第1の差動入力信号又は第2の差
動入力信号を受信する各Nチャネルトランジスタのドレ
インに接続されるPチャネルトランジスタはそれぞれ1
個であった。しかしながら、本発明の第2実施例のgm
フィルタ回路60においては、第1の差動入力信号又は
第2の差動入力信号を受信する各Nチャネルトランジス
タのドレインに接続されるPチャネルトランジスタはそ
れぞれ2個である。即ち、第1の差動入力信号を受信す
る第3のNチャネルトランジスタN3に接続されるPチ
ャネルトランジスタは、第7のPチャネルトランジスタ
P7と第8のPチャネルトランジスタP8の2個であ
り、第2の差動入力信号を受信する第4のNチャネルト
ランジスタN4に接続されるPチャネルトランジスタ
は、第9のPチャネルトランジスタP9と第10のPチ
ャネルトランジスタP10の2個である。
【0041】カットオフ周波数の設定は以下のようなス
イッチ制御で行われる。 (a)カットオフ周波数を基本となる基本カットオフ周
波数に設定する場合(カレントミラー比1:1)、第3
のカレントミラー回路の第9のスイッチSW9及び第1
0のスイッチSW10をオン、第3のカレントミラー回
路の第11のスイッチSW11及び第12のスイッチS
W12をオン、第4のカレントミラー回路の第13のス
イッチSW13及び第14のスイッチSW14をオン、
第4のカレントミラー回路の第15のスイッチSW15
及び第16のスイッチSW16をオン、にする。 (b)カットオフ周波数を基本となる基本カットオフ周
波数の1/2倍に設定する場合(カレントミラー比2:
1)、第3のカレントミラー回路の第9のスイッチSW
9及び第10のスイッチSW10をオン、第3のカレン
トミラー回路の第11のスイッチSW11及び第12の
スイッチSW12をオフ、第4のカレントミラー回路の
第13のスイッチSW13及び第14のスイッチSW1
4をオン、第4のカレントミラー回路の第15のスイッ
チSW15及び第16のスイッチSW16をオフ、にす
る。これは、図14に示されているスイッチの状態であ
る。
【0042】このように、本発明の第2実施例において
は、カレントミラー比を変更することで、電流の変化量
を減少させるとともにgmを減少させて、カットオフ周
波数を低い方向へ可変としている。そして、変化の範囲
は、第3のカレントミラー回路及び第4のカレントミラ
ー回路に対して設けられる、Nチャネルトランジスタの
ソースに接続されるPチャネルトランジスタの数で決定
できる。本発明の第2実施例においては、Nチャネルト
ランジスタのソースに接続されるPチャネルトランジス
タの数は2個であるため、カットオフ周波数の変化範囲
は1/2倍である。このPチャネルトランジスタの数を
多くすれば、カットオフ周波数の変化範囲を何分の一倍
にも設定することができる。 [第3実施例]図15は、本発明の第3実施例を示す。
【0043】本発明の第3実施例におけるgmフィルタ
回路61は、本発明の第1実施例におけるgmフィルタ
回路50に対して定電流特性の向上を図ったものであ
る。
【0044】本発明の第3実施例においては、本発明の
第1実施例におけるgmフィルタ回路50に対して、P
チャネルトランジスタP16、P18、P20、P2
2、P24及びP26を縦積みにしている。 [第4実施例]図16は、本発明の第4実施例を示す。
【0045】本発明の第4実施例におけるgmフィルタ
回路62は、本発明の第1実施例におけるgmフィルタ
回路50に対して高速化を図ったものである。
【0046】本発明の第4実施例においては、本発明の
第1実施例におけるgmフィルタ回路50において、M
OSトランジスタをバイポーラトランジスタに置き換え
ている。即ち,第1のNチャネルトランジスタN1、第
2のNチャネルトランジスタN2、第1のPチャネルト
ランジスタP1、第2のPチャネルトランジスタP2、
第3のPチャネルトランジスタP3、第4のPチャネル
トランジスタP4、第5のPチャネルトランジスタP5
及び第6のPチャネルトランジスタP6を、第1のバイ
ポーラトランジスタB1,第2のバイポーラトランジス
タB2,第3のバイポーラトランジスタB3、第4のバ
イポーラトランジスタB4、第5のバイポーラトランジ
スタB5、第6のバイポーラトランジスタB6、第7の
バイポーラトランジスタB7及び第8のバイポーラトラ
ンジスタB8に置き換えている。 [第5実施例]図17は、本発明の第5実施例を示す。
【0047】本発明の第5実施例におけるgmフィルタ
回路63は、本発明の第1実施例におけるgmフィルタ
回路50に対して出力信号をシングル化して、gmフィ
ルタ回路を提供できる範囲、即ちgmフィルタ回路の利
用範囲を広めようとしたものである。本発明の第1実施
例におけるgmフィルタ回路50は差動の出力信号を出
力するが、gmフィルタ回路に接続される後段の回路に
は差動信号を処理しない簡易な回路もあり得る。そのた
め、本発明の第5実施例は、出力信号を一つとしてい
る。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を得ること
ができる。 (1)カットオフ周波数の可変範囲を拡張することがで
きる。 (2)出力電圧の振幅が小さくなることを回避できる。 (3)電源変動及びノイズに強いという差動回路特性を
充分に利用することができる。
【0049】本願発明においては、上記の効果を奏する
ため、例えば、周波数の高いDVDと周波数の低いCD
の双方と搭載したコンパチブルなAV製品を提供するこ
とができる。また、CDROMのリードチャネルにおけ
る40倍速用フィルタなどを簡易に実現させることがで
きる。
【0050】[付記]以上の説明に関して更に以下の項
を開示する。 (付記1)差動信号入力部と、前記差動信号入力部に接
続され、第1のカレントミラー比と第2のカレントミラ
ー比とを切り換えて設定できる第1のカレントミラー回
路と、前記第1のカレントミラー比と前記第2のカレン
トミラー比とを切り換えて設定できる第2のカレントミ
ラー回路とを備えることを特徴とする相互コンダクタン
ス型増幅回路(請求項1)。 (付記2)前記第1のカレントミラー比と前記第2のカ
レントミラー比との切り換えを制御するスイッチ制御回
路を備えることを特徴とする(付記1)に記載の相互コ
ンダクタンス型増幅回路。 (付記3)前記スイッチ制御回路は、レジスタ、マイク
ロコンピュータ又はメモリの少なくとも何れか一つを含
むことを特徴とする(付記2)に記載の相互コンダクタ
ンス型増幅回路回路。 (付記4)前記第1のカレントミラー回路及び前記第2
のカレントミラー回路は、トランジスタが縦積みに接続
されていることを特徴とする(付記1)に記載の相互コ
ンダクタンス型増幅回路。 (付記5)前記第1のカレントミラー回路と前記第2の
カレントミラー回路とは、定電流源又は可変電流源を含
むことを特徴とする(付記1)に記載の相互コンダクタ
ンス型増幅回路。 (付記6)(付記1)記載の相互コンダクタンス型増幅
回路を備えることを特徴とする相互コンダクタンス型フ
ィルタ回路(請求項7)。 (付記7)差動信号入力部と、前記差動信号入力部に接
続される第1のカレントミラー回路と、前記差動信号入
力部に接続される第2のカレントミラー回路とを備え、
前記第1のカレントミラー回路と第2のカレントミラー
回路との少なくとも一方は、第1の出力電流と第2の出
力電流とを切り換えて出力できるスイッチ回路を備える
ことを特徴とする相互コンダクタンス型増幅回路(請求
項2)。 (付記8)前記スイッチ回路を制御するスイッチ制御回
路を備えることを特徴とする(付記7)に記載の相互コ
ンダクタンス型増幅回路。 (付記9)前記スイッチ制御回路は、レジスタ、マイク
ロコンピュータ又はメモリの少なくとも何れか一つを含
むことを特徴とする(付記8)に記載の相互コンダクタ
ンス型増幅回路。 (付記10)前記第1のカレントミラー回路及び前記第
2のカレントミラー回路は、トランジスタが縦積みに接
続されていることを特徴とする(付記7)に記載の相互
コンダクタンス型増幅回路。 (付記11)1つ又は2つの出力端子を備えることを特
徴とする(付記7)に記載の相互コンダクタンス型増幅
回路。 (付記12)前記第1のカレントミラー回路と前記第2
のカレントミラー回路とは、定電流源又は可変電流源を
含むことを特徴とする(付記7)に記載の相互コンダク
タンス型増幅回路。 (付記13)(付記7)記載の相互コンダクタンス型増
幅回路を備えることを特徴とする相互コンダクタンス型
フィルタ回路(請求項7)。 (付記14)差動信号入力部と、第1の制御信号に基づ
いて、第1のトランジスタを定電流領域で動作させる第
1のスイッチ回路と、第2の制御信号に基づいて、前記
第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを定電流領
域で動作させる第2のスイッチ回路と、を備えることを
特徴とする相互コンダクタンス型増幅回路(請求項
3)。 (付記15)前記第1のスイッチ回路と前記第2のスイ
ッチ回路とを制御するスイッチ制御回路を備えることを
特徴とする(付記14)に記載の相互コンダクタンス型
増幅回路。 (付記16)前記スイッチ制御回路は、レジスタ、マイ
クロコンピュータ又はメモリの少なくとも何れか一つを
含むことを特徴とする(付記15)に記載の相互コンダ
クタンス型増幅回路。 (付記17)前記第1のカレントミラー回路と前記第2
のカレントミラー回路とは、定電流源又は可変電流源を
含むことを特徴とする(付記14)に記載の相互コンダ
クタンス型増幅回路。 (付記18)(付記14)記載の相互コンダクタンス型
増幅回路を備えることを特徴とする相互コンダクタンス
型フィルタ回路(請求項7)。 (付記19)信号入力部と、前記信号入力部に接続さ
れ、第1の出力電流と第2の出力電流とを切り換えて出
力できるスイッチ回路を備えるカレントミラー回路と、
前記スイッチ回路を制御するスイッチ制御回路とを備え
ることを特徴とする相互コンダクタンス型増幅回路(請
求項4)。 (付記20)前記スイッチ制御回路は、レジスタ、マイ
クロコンピュータ又はメモリの少なくとも何れか一つを
含むことを特徴とする(付記19)に記載の相互コンダ
クタンス型増幅回路。 (付記21)前記カレントミラー回路は、トランジスタ
が縦積みに接続されていることを特徴とする(付記1
9)に記載の相互コンダクタンス型増幅回路。 (付記22)1つ又は2つの出力端子を備えることを特
徴とする(付記19)に記載の相互コンダクタンス型増
幅回路。 (付記23)前記カレントミラー回路は、定電流源又は
可変電流源を含むことを特徴とする(付記19)に記載
の相互コンダクタンス型増幅回路。 (付記24)(付記19)記載の相互コンダクタンス型
増幅回路を備えることを特徴とする相互コンダクタンス
型フィルタ回路(請求項7)。 (付記25) 信号入力部と、前記信号入力部に接続さ
れるカレントミラー回路と、を備えた相互コンダクタン
ス型増幅回路において、前記カレントミラー回路は第1
の制御信号又は第2の制御信号に基づいて制御されるス
イッチ回路を備え、前記スイッチ回路の動作に基づいて
第1の出力電流又は第2の出力電流を選択的に出力する
ことを特徴とする相互コンダクタンス型増幅回路(請求
項5)。 (付記26)前記スイッチ回路を制御するスイッチ制御
回路を備えることを特徴とする(付記25)に記載の相
互コンダクタンス型増幅回路。 (付記27)前記スイッチ制御回路は、レジスタ、マイ
クロコンピュータ又はメモリの少なくとも何れか一つを
含むことを特徴とする(付記26)に記載の相互コンダ
クタンス型増幅回路。 (付記28)前記カレントミラー回路は、トランジスタ
が縦積みに接続されていることを特徴とする(付記2
5)に記載の相互コンダクタンス型増幅回路。 (付記29)1つ又は2つの出力端子を備えることを特
徴とする(付記25)に記載の相互コンダクタンス型増
幅回路。 (付記30)前記カレントミラー回路は、定電流源又は
可変電流源を含むことを特徴とする(付記25)に記載
の相互コンダクタンス型増幅回路。 (付記31)(付記25)記載の相互コンダクタンス型
増幅回路を備えることを特徴とする相互コンダクタンス
型フィルタ回路(請求項7)。 (付記32)第1の制御信号に基づいて、第1のトラン
ジスタを定電流領域で動作させて第1の出力電流を出力
し、第2の制御信号に基づいて、前記第1のトランジス
タ及び第2のトランジスタを定電流領域で動作させて第
2の出力電流を出力するアンプ回路と、前記アンプ回路
に接続され、前記第1の出力電流電流又は前記第2の出
力電流に基づいて入力信号に対するカットオフ周波数を
生成するカットオフ周波数生成回路とを備えることを特
徴とする相互コンダクタンス型フィルタ回路(請求項
6)。 (付記33)前記第1の出力電流又は前記第2の出力電
流の生成を制御するスイッチ制御回路を備えることを特
徴とする(付記32)に記載の相互コンダクタンス型フ
ィルタ回路。 (付記34)前記スイッチ制御回路は、レジスタ、マイ
クロコンピュータ又はメモリの少なくとも何れか一つを
含むことを特徴とする(付記33)に記載の相互コンダ
クタンス型フィルタ回路。 (付記35)1つ又は2つの出力端子を備えることを特
徴とする(付記32)に記載の相互コンダクタンス型フ
ィルタ回路。 (付記36)前記アンプ回路は、定電流源又は可変電流
源を含むことを特徴とする(付記32)に記載の相互コ
ンダクタンス型フィルタ回路。 (付記37)入力信号を受信し、制御信号に基づいて第
1のカレントミラー比又は第2のカレントミラー比を設
定し、前記第1のカレントミラー比又は前記第2のカレ
ントミラー比に基づく出力電流に応じたカットオフ周波
数に基づいて前記入力信号をフィルタ処理することを特
徴とするフィルタ処理方法(請求項8)。 (付記38)入力信号を受信し、制御信号に基づいて第
1の出力電流又は第2の出力電流を選択的に出力し、前
記第1の出力電流又は前記第2の出力電流に応じたカッ
トオフ周波数に基づいて前記入力信号をフィルタ処理す
ることを特徴とするフィルタ処理方法(請求項9)。 (付記39)第1の制御信号に基づいて第1のスイッチ
回路をオンさせて第1の出力電流を出力するか、又は、
第2の制御信号に基づいて該第1のスイッチ回路と第2
のスイッチ回路とをオンさせて第2の出力電流を出力
し、前記第1の出力電流又は前記第2の出力電流に応じ
たカットオフ周波数に基づいて入力信号をフィルタ処理
することを特徴とするフィルタ処理方法(請求項1
0)。 (付記40)第1の制御信号に基づいて、第1のトラン
ジスタを定電流領域で動作させて第1の出力電流を出力
し、第2の制御信号に基づいて、前記第1のトランジス
タ及び第2のトランジスタを定電流領域で動作させて第
2の出力電流を出力し、前記第1の出力電流電流又は前
記第1の出力電流に基づいて入力信号に対するカットオ
フ周波数を決定することを特徴とするフィルタ処理方法
(請求項11)。 (付記41)入力信号を受信し、制御信号に基づいて第
1の出力電流又は第2の出力電流を選択することにより
出力電流を粗調整し、可変電流源の電流に基づいて出力
電流を微調整し、前記出力電流に応じたカットオフ周波
数に基づいて前記入力信号をフィルタ処理することを特
徴とするフィルタ処理方法(請求項12)。 (付記42)差動信号入力部と、n個(nは正の整数)
の異なるカレントミラー比を設定できるn個のカレント
ミラー回路を備えることを特徴とする相互コンダクタン
ス型増幅回路。 (付記43)差動信号入力部と、n個(nは正の整数)
のカレントミラー回路とを備え、前記n個のカレントミ
ラー回路の少なくとも一つは、複数の異なる出力電流を
出力できるスイッチ回路を備えることを特徴とする相互
コンダクタンス型増幅回路。 (付記44)信号入力部と、異なる出力電流を切り換え
て出力できるスイッチ回路を備えるn個(nは正の整
数)のカレントミラー回路と、前記スイッチ回路を制御
するスイッチ制御回路とを備えることを特徴とする相互
コンダクタンス型増幅回路。 (付記45)信号入力部と、n個(nは正の整数)カレ
ントミラー回路とを備えた相互コンダクタンス型増幅回
路において、前記n個(nは正の整数)のカレントミラ
ー回路は、制御信号に基づいて制御されるスイッチ回路
を備え、前記スイッチ回路の動作に基づいて複数の異な
る出力電流を選択的に出力することを特徴とする相互コ
ンダクタンス型増幅回路。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の第1のgmフィルタ回路を示す図であ
る。
【図2】従来の第1のカットオフ周波数を変更できるg
mフィルタ回路を示す図である。
【図3】トランジスタのId−gm特性である。
【図4】従来の第2のカットオフ周波数を変更できるg
mフィルタ回路を示す図である。
【図5】トランジスタ特性を示す図である。
【図6】従来の第1の定電流回路である。
【図7】従来の第2の定電流回路である。
【図8】従来の第2のgmフィルタ回路を示す図であ
る。
【図9】本発明の第1実施例を示す図である。
【図10】スイッチの一例(10.1)及びスイッチの
制御内容(10.2)を示す図である。
【図11】スイッチ制御回路の一例を示す図である。
【図12】スイッチ制御回路の一例を示す図である。
【図13】スイッチ制御回路の一例を示す図である。
【図14】本発明の第2実施例を示す図である。
【図15】本発明の第3実施例を示す図である。
【図16】本発明の第4実施例を示す図である。
【図17】本発明の第5実施例を示す図である。
【符号の説明】
Nn(nは整数) Nチャネルトランジス
タ Pn(nは整数) Pチャネルトランジス
タ PSn(nは整数) 可変電流源 SWn(nは整数) スイッチ Cn(nは整数) 容量 Bn(nは整数) バイポーラトランジ
スタ 50,60,61,62,63 gmフィルタ回路 51,55,57,59 スイッチ制御回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5J066 AA01 AA12 CA61 FA18 HA08 HA10 HA17 HA25 HA26 HA29 HA39 KA04 KA05 KA07 KA09 KA33 KA41 MA21 ND01 ND12 ND22 ND23 PD02 TA01 TA02 5J098 AA03 AA14 AB03 AB12 AB13 AC02 AC09 AC20 AC22 AC29 CA01 5J500 AA01 AA12 AC61 AF18 AH08 AH10 AH17 AH25 AH26 AH29 AH39 AK04 AK05 AK07 AK09 AK33 AK41 AM21 AT01 AT02 DN01 DN12 DN22 DN23 DP02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】差動信号入力部と、 前記差動信号入力部に接続され、第1のカレントミラー
    比と第2のカレントミラー比とを切り換えて設定できる
    第1のカレントミラー回路と、 前記差動信号入力部に接続され、前記第1のカレントミ
    ラー比と前記第2のカレントミラー比とを切り換えて設
    定できる第2のカレントミラー回路と、 を備えることを特徴とする相互コンダクタンス型増幅回
    路。
  2. 【請求項2】差動信号入力部と、 前記差動信号入力部に接続される第1のカレントミラー
    回路と、 前記差動信号入力部に接続される第2のカレントミラー
    回路と、 を備え、 前記第1のカレントミラー回路と第2のカレントミラー
    回路との少なくとも一方は、第1の出力電流と第2の出
    力電流とを切り換えて出力できるスイッチ回路を備える
    ことを特徴とする相互コンダクタンス型増幅回路。
  3. 【請求項3】差動信号入力部と前記差動信号入力部に接
    続され、第1の制御信号に基づいて第1のトランジスタ
    を定電流領域で動作させる第1のスイッチ回路と、 前記差動信号入力部に接続され、第2の制御信号に基づ
    いて前記第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを
    定電流領域で動作させる第2のスイッチ回路と、 を備えることを特徴とする相互コンダクタンス型増幅回
    路。
  4. 【請求項4】信号入力部と、 前記信号入力部に接続され、第1の出力電流と第2の出
    力電流とを切り換えて出力できるスイッチ回路を備える
    カレントミラー回路と、 前記スイッチ回路を制御するスイッチ制御回路と、 を備えることを特徴とする相互コンダクタンス型増幅回
    路。
  5. 【請求項5】信号入力部と、 前記信号入力部に接続されるカレントミラー回路と、 を備えた相互コンダクタンス型増幅回路において、 前記カレントミラー回路は、 第1の制御信号又は第2の制御信号に基づいて制御され
    るスイッチ回路を備え、 前記スイッチ回路の動作に基づいて第1の出力電流又は
    第2の出力電流を選択的に出力することを特徴とする相
    互コンダクタンス型増幅回路。
  6. 【請求項6】第1の制御信号に基づいて、第1のトラン
    ジスタを定電流領域で動作させて第1の出力電流を出力
    し、第2の制御信号に基づいて、前記第1のトランジス
    タ及び第2のトランジスタを定電流領域で動作させて第
    2の出力電流を出力するアンプ回路と、 前記アンプ回路に接続され、前記第1の出力電流電流又
    は前記第2の出力電流に基づいて入力信号に対するカッ
    トオフ周波数を生成するカットオフ周波数生成回路と、 を備えることを特徴とする相互コンダクタンス型フィル
    タ回路。
  7. 【請求項7】請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
    又は請求項5に記載の相互コンダクタンス型増幅回路を
    備えることを特徴とする相互コンダクタンス型フィルタ
    回路。
  8. 【請求項8】入力信号を受信し、 制御信号に基づいて第1のカレントミラー比又は第2の
    カレントミラー比を設定し、 前記第1のカレントミラー比又は前記第2のカレントミ
    ラー比に基づく出力電流に応じたカットオフ周波数に基
    づいて前記入力信号をフィルタ処理することを特徴とす
    るフィルタ処理方法。
  9. 【請求項9】入力信号を受信し、 制御信号に基づいて第1の出力電流又は第2の出力電流
    を選択的に出力し、 前記第1の出力電流又は前記第2の出力電流に応じたカ
    ットオフ周波数に基づいて前記入力信号をフィルタ処理
    することを特徴とするフィルタ処理方法。
  10. 【請求項10】第1の制御信号に基づいて、第1のトラ
    ンジスタを定電流領域で動作させて第1の出力電流を出
    力し、 第2の制御信号に基づいて、前記第1のトランジスタ及
    び第2のトランジスタを定電流領域で動作させて第2の
    出力電流を出力し、 前記第1の出力電流電流又は前記第1の出力電流に基づ
    いて入力信号に対するカットオフ周波数を決定すること
    を特徴とするフィルタ処理方法。
  11. 【請求項11】第1の制御信号に基づいて第1のスイッ
    チ回路をオンさせて第1の出力電流を出力するか、又
    は、第2の制御信号に基づいて該第1のスイッチ回路と
    第2のスイッチ回路とをオンさせて第2の出力電流を出
    力し、 前記第1の出力電流又は前記第2の出力電流に応じたカ
    ットオフ周波数に基づいて入力信号をフィルタ処理する
    ことを特徴とするフィルタ処理方法。
  12. 【請求項12】入力信号を受信し、 制御信号に基づいて第1の出力電流又は第2の出力電流
    を選択することにより出力電流を粗調整し、 可変電流源の電流に基づいて出力電流を微調整し、 前記出力電流に応じたカットオフ周波数に基づいて前記
    入力信号をフィルタ処理することを特徴とするフィルタ
    処理方法。
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