JP2003297501A - ジャック - Google Patents

ジャック

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JP2003297501A
JP2003297501A JP2002104995A JP2002104995A JP2003297501A JP 2003297501 A JP2003297501 A JP 2003297501A JP 2002104995 A JP2002104995 A JP 2002104995A JP 2002104995 A JP2002104995 A JP 2002104995A JP 2003297501 A JP2003297501 A JP 2003297501A
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jack
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receiving element
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JP2002104995A
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Takayuki Osada
孝之 長田
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Hosiden Corp
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Hosiden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化しても容易に組立得る電気信号光信号
兼用型のジャックを合理的に構成する。 【解決手段】 ボディ1の側面1Sに対してプラグ挿入
孔Aを形成し、このボディ1の底面1Bに対して、コン
タクト挿入開口Fcと受光素子挿入開口Fbとを形成
し、コンタクト挿入開口FcにコンタクトCを挿入し、
受光素子挿入開口Fbに受光素子Bを挿入し、コンタク
トCの端子3Dと受光素子Bの端子23との底面をボデ
ィ1の底面1Bと一致する仮想平面上に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号用のプラ
グに接触するコンタクトと、光信号用のプラグからの光
を受ける受光素子とをボディに備えているジャックに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように構成されたジャック
として特開平6‐140106号公報に示されるものが
存在する。この従来の技術では、金型成形によって保持
体(本発明のボディ)に対して電気接続端子(本発明の
コンタクト)を一体形成すると共に、保持体に形成した
挿通孔の内端部に光半導体(本発明の受光素子)を配置
している。そして、挿通孔に対してプラグを挿通した場
合には、電気接続端子の識別端子とプラグとの電気的な
導通状態からプラグの種類を判別するよう構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冒頭に記載したよう
に、電気信号と光信号とを受けるよう構成されたジャッ
クは、専用のプラグと併せてオーディオ機器に多く用い
られている。具体的な使用形態として、CDプレーヤで
再生した音楽情報を携帯型のMDプレーヤに伝送してダ
ビングを行う際には、音楽情報を劣化させないよう光を
伝送するプラグを用いてデジタル化された光信号を伝送
することや、携帯型のMDプレーヤで再生した音声情報
をミニコンポ等に伝送して大型のスピーカを駆動する際
には、電気信号を伝送するプラグを用いてアナログ電気
信号で音楽情報の伝送を行うことが行われている。
【0004】携帯型のMDプレーヤは小型化を求められ
ることから現在使用されているジャックでは、小型のφ
2.5mmのプラグを使用するよう規格化されている
が、携帯型の機器の小型化に伴い一層の小型化も望まれ
ている。そこで、公報番号を挙げた従来の技術のジャッ
クを、そのままの構造でスケールダウンして小型化する
ことも考えられる。しかしながら、公報番号を挙げた従
来の技術では、保持体の金型成形時に電気接続端子をイ
ンサートしているので、このインサート時において電気
接続端子の位置精度を高める必要があるばかりか、光半
導体を組み込む際の精度も要求されるものとなり改善の
余地がある。
【0005】このような製造形態に代えて、成形された
保持体に対して電気接続端子を取り付けてジャックを構
成することも考えられるが、例えば、保持体の異なる面
に対して電気接続端子を備える場合には、異なる形態の
複数の工程を必要とし、組立の工程数が増大するものと
なり改善の余地がある。
【0006】本発明の目的は、小型化しても容易に組立
可能な電気信号光信号兼用型のジャックを合理的に構成
する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ジャックの特徴、作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕電気信号用のプラグに接触するコンタクトと、
光信号用のプラグからの光を受ける受光素子とをボディ
に備えているジャックにおいて、前記ボディの側面に対
してプラグ挿入孔を形成すると共に、このボディの底面
にコンタクト挿入開口と、受光素子挿入開口とを形成
し、コンタクト挿入開口からコンタクトを挿入し、受光
素子挿入開口から受光素子を挿入して構成してある点に
ある。
【0008】〔作用・効果〕上記特徴によると、ジャッ
クを組立てる際にはボディの位置を決めた状態で、この
ボディの底面に形成されたコンタクト挿入開口からコン
タクトを挿入し、この同じ底面に形成された受光素子挿
入口から受光素子を挿入することで済む。つまり、ボデ
ィの複数の面に形成した開口から必要とするパーツを挿
入するものと比較すると、本発明では、コンタクトや受
光素子を挿入するための工程が複雑化せず、この複数の
工程を実行する場合に必要とするボディの位置決め回数
も1度で済む。その結果、コンタクトの挿入と受光素子
の挿入との工程が簡素化され、自動組立も容易に行える
ジャックが構成されたのである。特に、組立時における
ボディの位置決めの精度を高めるために、ボディをセッ
ティングするために時間を要する場合でも、工程を少な
くしているので組立時間を長引かせる不都合に繋がるこ
とが無い。
【0009】本発明の請求項2に係るジャックの特徴、
作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項1記載のジャックにおいて、前記コンタ
クト挿入開口の外部位置に前記コンタクトに一体形成し
た端子を配置し、前記受光素子挿入開口の外部位置に前
記受光素子の端子を配置すると共に、夫々の端子の姿勢
をボディの底面と平行する姿勢に設定してある点にあ
る。
【0010】〔作用・効果〕上記特徴によると、ボディ
の底面側にコンタクトに一体形成した端子と、受光素子
の端子とを配置し、夫々の端子をボディの底面と平行す
る姿勢に設定してあるので、このジャックを基板に実装
する場合には、ジャックの底面を基板面に沿わせる姿勢
にセッティングすることで、コンタクトあるいは受光素
子と基板のプリント配線部等とを短い距離で結ぶものと
なる。その結果、基板に対して短い距離で信号のアクセ
スが可能な形態での実装が可能となった。
【0011】本発明の請求項3に係るジャックの特徴、
作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項2記載のジャックにおいて、前記プラグ
挿入孔が、平坦に形成された前記側面に形成され、前記
端子の基板に対する接触面が、前記ボディの底面と略一
致する仮想平面上に配置されている点にある。
【0012】〔作用・効果〕上記特徴によると、プラグ
挿入孔が平坦な側面に形成されるので、例えば、プラグ
挿入孔の開口位置にスリーブを突設したものと比較し
て、ボディの小型化を可能にするものとなり、又、この
ジャックを基板に実装した場合には、基板面に対してボ
ディの底面を接触させた状態で、基板の導電部に対して
端子を導通させることが可能となる。その結果、小型化
を可能にするばかりか、基板に対する実装時にはジャッ
クの姿勢を安定させて支持強度も高め得るものとなっ
た。
【0013】本発明の請求項4に係るジャックの特徴、
作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項1〜3のいずれか1項に記載のジャック
において、前記コンタクトが、プラグの基端部位に接触
する基端コンタクトと、このプラグの先端部位に接触す
る先端コンタクトとを備えて構成されると共に、この先
端コンタクトが、プラグの先端部位に接触することで導
通状態に達する少なくとも2つのコンタクトで構成され
ている点にある。
【0014】〔作用・効果〕上記特徴によると、例え
ば、光信号用のプラグであっても、電気信号用のプラグ
であっても、その先端部に金属等の導通部分を形成して
おき、プラグ挿入孔から挿入した場合に、少なくとも2
つのコンタクトと接触させるよう、このコンタクトとの
相対位置関係を設定することにより、これらのコンタク
トの導通、非導通をチェックすることでプラグの挿入、
非挿入を検出できる。その結果、プラグの挿入、非挿入
を簡便に判別することが可能となった。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1、図2、図3に示すように、
プラグ挿入孔Aが形成されたボディ1と、このボディ1
の内部でプラグ挿入孔Aに沿って配置された複数のコン
タクトCと、このボディ1の内部でプラグ挿入孔Aの内
端に位置を設定して配置された1つの受光素子Bとを備
えて電気信号・光信号兼用型のジャックが構成されてい
る。
【0016】このジャックは図3に示す電気信号用のプ
ラグPeと光信号用のプラグPpとを使用できるもので
ある。夫々のプラグP(電気信号用のプラグPeと光信
号用のプラグPpとの総称)とも直径Dが2mmで、全
長Lを6.7mmに設定しており、電気信号用のプラグ
Peは、銅合金等の良導体で成る基端部11と、中間部
12と、小径部13aを有した先端部13とを有すると
共に、これらの間に絶縁リング14を配置し、これらを
ハンドル15に支持して成り、これら基端部11と、中
間部12と、先端部13とを独立した導通部として機能
させている。又、光信号用のプラグPpは基端部位から
先端近くまで絶縁材17で形成し、小径部13aを有し
た先端部13だけに銅合金等の良導体で形成してハンド
ル15に支持し、内部に光ファイバー18を挿通してい
る。
【0017】前記ボディ1は絶縁性で非透光性の樹脂に
よって上面1Tと、複数の側面1Sと、底面1Bとを有
したブロック状に成形されている。このボディ1では、
平坦に成形された1つの側面1Sに対して前記プラグ挿
入孔Aを形成し、底面1Bに対して夫々のコンタクトC
を挿入する複数のコンタクト挿入開口Fcと、受光素子
Bを挿入する1つの受光素子挿入開口Fbとを形成し、
又、ボディ1の上面1TにはコンタクトCの一部を嵌合
させる支持開口Gcと、受光素子Bの一部を嵌合させる
位置決め開口Gbとを形成している。
【0018】前記コンタクトC(以下に説明するコンタ
クトC1、C2、C3の総称)は、プラグ挿入孔Aの開
口側から、このプラグ挿入孔Aの内端側に向けて配置し
た一対の第1コンタクトC1(基端コンタクトの一
例)、単一の第2コンタクトC2、一対の第3コンタク
トC3(先端コンタクトの一例)とで成り、このジャッ
クに対して例えば、前記電気信号用のプラグPeを挿入
した場合には、プラグPeの基端部11に一対の第1コ
ンタクトC1が接触して導通状態に達し、このプラグP
eの中間部12に第2コンタクトC2が接触して導通状
態に達し、このプラグPeの先端部13の小径部13a
に一対の第3コンタクトC3が接触して、この一対の第
3コンタクトC3同士が導通状態に達するよう夫々のコ
ンタクトC1、C2、C3の位置が設定されている。
【0019】図1、図3、図4、図5に示すように、夫
々のコンタクトCは銅合金等の導電性で細い帯状の金属
板3をプレス成形することにより、プラグPに対する接
触部3Aと、この接触部3Aに対して弾性付勢力を作用
させる湾曲部3Bと、端子3Cとを一体的に形成したも
のである。第1コンタクトC1及び第2コンタクトC2
は、接触部3AをプラグPの基端部11の外周に沿う円
弧状に成形すると共に、この接触部3Aに小さな突起3
Tを形成しており、この接触部3Aに連なる状態で湾曲
部3Bを形成し、この湾曲部3Bに連なる状態で端子3
Cを形成してあり、この端子3Cと湾曲部3Bとの中間
位置に圧接部3Dを形成している。又、第1、第2コン
タクトC1、C2の圧接部3Dの幅Wをコンタクト挿入
開口Fcにおける対応する幅Wと略一致させ、組立時に
は第1、第2コンタクトC1、C2をボディ1のコンタ
クト挿入開口Fcに挿入することで、その圧接部3Dの
幅方向にコンタクト挿入開口Fcから圧接力を作用させ
て第1、第2コンタクトC1、C2を摩擦保持するよう
に構成してある。しかも、この挿入状態においては、湾
曲部3Bがボディ上面1Tの支持開口Gcに嵌り込んで
接触部3Aの位置を決めるものとなっており、端子3C
がボディ1の底面1Bと平行姿勢となり、この端子3C
の底面(基板に対向する面)がボディ1の底面と一致す
る仮想平面上に存在するよう位置関係が設定されてい
る。
【0020】前記一対の第3コンタクト3Cは図3に示
すように、夫々のサイズが少し異なるものであるが、基
本的には底面側からの方向視で全体が略「U」字型にな
るよう成形してあり、その一端にプラグ挿入孔Aの側に
張り出す形態で接触部3Aを形成し、この接触部3Aに
連なる状態で湾曲部3Bを形成し、他方の端部に圧接部
3Dと、端子3Cとを形成している。又、この一対の第
3コンタクト3Cは対応するコンタクト挿入開口Fcか
ら挿入することで、圧接部3Dをボディ1に形成した溝
状部1Dに嵌め込む形態となり、主として面方向に圧接
力を作用させる状態で摩擦保持され、この挿入状態にお
いては、一方の圧接部3Dがボディ上面1Tの支持開口
Gcに嵌り込んで接触部の位置を保持するものとなり、
端子3Cがボディ1の底面1Bと平行姿勢となり、この
端子3Cの底面(基板に対向する面)がボディ1の底面
1Bと一致する仮想平面上に存在するよう位置関係が設
定されている。
【0021】前記受光素子Bは、光信号を電気信号に変
換するフォトトランジスタやフォトダイオード等の光半
導体の受光部21を構成するチップを透光性樹脂で成る
パッケージ22に封止すると共に、このチップに導通す
る複数の端子23をパッケージ22の外面に形成してあ
る。又、この受光素子Bは前記受光素子挿入開口Fbか
ら挿入してボディ1との摩擦力、あるいは、接着剤を用
いた接着により保持している。この保持状態では、受光
素子Bの一部がボディ上面1Tの位置決め開口Gbに嵌
り込んで位置決め状態となる。この受光素子Bの端子2
3はパッケージ22の外面において、前記プラグ挿入孔
Aの開口と反対側に折り曲げられ、この端子がボディ1
の底面1Bと平行姿勢となり、この端子23の底面(基
板に対向する面)がボディ1の底面1Bと一致する仮想
平面上に存在するよう位置関係が設定されている。
【0022】又、コンタクトCの端子3Cの底面とボデ
ィ1の底面1Bとを同一平面上に位置させるために前記
コンタクト挿入開口Fcからボディ1の側面1Sの方向
に向けて切り欠き部1Cを形成し、受光素子Bの端子2
3の底面とボディ1の底面1Bとを同一平面上に位置さ
せるために前記受光素子挿入開口Fbからボディ1の側
面1Sの方向に向けて切り欠き部1Cを形成してある。
【0023】この構成により、本ジャックを組立てる際
には、例えば、組立装置のテーブルに対してボディ1
を、その底面1Bを上方に向けた状態でセットし、この
底面1Bに形成した複数のコンタクト挿入開口Fcから
対応するコンタクトCを挿入し、この底面1Bに形成し
た受光素子挿入開口Fbから受光素子Bを挿入する工程
を実行することで済み、ボディ1の位置決めを一度行う
だけで精度の高い組立作業を実現している。
【0024】そして、このジャックを基板30に実装し
た場合には、基板30の実装面に対してボディ1の底面
1Bを接触させた状態で、夫々の端子3C、23を対応
するプリント配線部31に接触させるものとなり、夫々
の端子3C、23をハンダ付けにより導通状態の接続す
ることで、夫々の端子3C、23が基板30のプリント
配線部31に対して電気的に導通する状態に達すると同
時に、このハンダ付けによりジャックがプリント基板3
0固定される。
【0025】従って、基板30に実装された本発明のジ
ャックのプラグ挿入孔Aに対して電気信号用のプラグP
eを適正な位置(ハンドル15がボディ1に接触する位
置)まで挿入した場合には、一対の第1コンタクトC1
が弾性付勢力によってプラグPeの基端部11を挟み込
む状態で基端部11に同時に接触し、第2コンタクトC
2が弾性付勢力によってプラグPeの中間部12に接触
し、一対の第3コンタクトC3が弾性付勢力によってプ
ラグPeの先端部13の小径部13aに同時に接触する
状態に達し、第1、第2、第3コンタクトC1、C2、
C3とプラグPeとの間で信号のアクセスが可能となる
と共に、一対の第1コンタクトC1でプラグPeの基端
部11を挟み込むので、この挿入状態におけるプラグP
eの基端位置を安定させ、一対の第3コンタクトC3同
士が導通状態に達するので、プラグPeが適正な位置ま
で挿入されたことを電気的に判別できるものとなる。
【0026】又、本発明のジャックに対して光信号用の
プラグPpを適正な位置まで挿入した場合には、電気信
号用のプラグPeの場合と同様に一対の第1コンタクト
C1でプラグPpの絶縁部17の基端部位を挟み込むこ
とでプラグPpの基端位置を安定させながら、一対の第
1コンタクトC1が絶縁部17が非導通状態にあること
でプラグが光信号用のものであることを判別できると同
時に、一対の第3コンタクトC3同士が先端部13に接
触して導通状態に達することでプラグPpが適正な位置
まで挿入されたことを判別でき、又、光ファイバー18
からの光信号を受光素子Bで受信できるものとなる。
【0027】図面には示していないが、本発明のジャッ
クを使用する場合には、第1コンタクトC1同士の間に
電圧を印加し、この第1コンタクトC1同士の導通、非
導通を検出することで(厳密には、電圧変化に基づい
て)、プラグPが電気信号用のプラグPeであるか、光
信号用のプラグPpであるかを判別するプラグ判別回路
を基板30に備えると共に、一対の第3コンタクトC3
同士の間に電圧を印加し、この第3コンタクトC3同士
の導通、非導通を検出することでプラグPの挿抜を判別
する挿入判別回路を基板30に備えるものとなり、本ジ
ャックにプラグPが挿入された場合には、このプラグ判
別回路の判別結果に基づいて使用されたプラグPの種類
を判別し、かつ、挿入判別回路でプラグPが適正に挿入
されたことを判別し、挿入判別回路で適正に挿入された
ことを判別した場合には、プラグ判別回路で判別された
プラグPに対応した情報処理の実行を許す処理系を備え
るものとなる。
【0028】このように、本発明では、ボディ1の底面
1Bの側から全てのコンタクトCと、受光素子Bとを挿
入して組立て得るので、例えば、ボディ1の金型成形時
に複数のコンタクトCをインサートするものや、ボディ
1の複数の面からコンタクトや受光素子を挿入する工程
で組立てるものと比較して、精度の向上が容易で組立工
程数を低減できるものにして、このジャックが小型化さ
れても組立時間の短縮を実現している。又、ボディ1の
底面1と複数のコンタクトC夫々の端子3Cの底面と、
受光素子Bの端子23の底面とを同じ仮想平面上に配置
してあるので、基板30に実装する場合でも、基板30
に対してボディ1を浮き上がらせることなく、コンパク
トな実装形態になると同時に、このボディ1に対してプ
ラグPを挿抜する際に、例えば、コジリ力が作用した場
合でも、この力をボディ1の底面1Bに接するプリント
基板30に受け止めさせて強固な支持状態を実現するも
のとなっている。特に、ボディ1におけるプラグ挿入孔
Aの開口側に配置した一対の第1コンタクトC1の端子
3Dが基板30にハンダ固定されるので、この部位に単
一の端子を配置したものと比較して支持強度を高めるの
である。
【0029】〔別実施の形態〕本発明は上記実施の形態
以外に、例えば、コンタクトの数は、実施の形態に示し
た数より多いものであっても、少ないものであって良
く、電気信号用のプラグはアナログ信号、デジタル信号
の何れの信号のアクセスを行うものであっても良い。更
に、本発明のジャックのボディを、電気信号専用のジャ
ックに使用することや、本発明のジャックから光素子挿
入用開口を除いた構造のボディを電気信号専用のジャッ
クに使用する等、ボディや組立工程の僅かな修正や変更
を行うことで、パーツの兼用化や、一層の小型化、ある
いは、多様なバリエーションのジャックを実現するもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジャックの分解斜視図
【図2】基板に実装したジャックとプラグとを示す斜視
【図3】ジャックの断面と2種のプラグとを示す図
【図4】プラグを挿入した状態のジャックの断面図
【図5】プラグの非挿入時と、挿入時とにおけるジャッ
クの断面図
【符号の説明】
1 ボディ 1B 底面 1S 側面 3D 端子 23 端子 A プラグ挿入孔 B 受光素子 C コンタクト C1 基端コンタクト C3 先端コンタクト Fc コンタクト挿入開口 Fb 受光素子挿入開口 P プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H037 AA01 BA11 DA03 DA06 5E023 AA01 AA16 BB04 BB22 BB28 CC26 EE07 GG15 HH06 HH18 HH30 5E087 EE08 FF06 GG06 GG16 MM02 PP06 QQ01 RR27 RR36 RR47

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号用のプラグに接触するコンタク
    トと、光信号用のプラグからの光を受ける受光素子とを
    ボディに備えているジャックであって、 前記ボディの側面に対してプラグ挿入孔を形成すると共
    に、このボディの底面にコンタクト挿入開口と、受光素
    子挿入開口とを形成し、コンタクト挿入開口からコンタ
    クトを挿入し、受光素子挿入開口から受光素子を挿入し
    て構成してあるジャック。
  2. 【請求項2】 前記コンタクト挿入開口の外部位置に前
    記コンタクトに一体形成した端子を配置し、前記受光素
    子挿入開口の外部位置に前記受光素子の端子を配置する
    と共に、夫々の端子の姿勢をボディの底面と平行する姿
    勢に設定してある請求項1記載のジャック。
  3. 【請求項3】 前記プラグ挿入孔が、平坦に形成された
    前記側面に形成され、前記端子の基板に対する接触面
    が、前記ボディの底面と略一致する仮想平面上に配置さ
    れている請求項2記載のジャック
  4. 【請求項4】 前記コンタクトが、プラグの基端部位に
    接触する基端コンタクトと、このプラグの先端部位に接
    触する先端コンタクトとを備えて構成されると共に、こ
    の先端コンタクトが、プラグの先端部位に接触すること
    で導通状態に達する少なくとも2つのコンタクトで構成
    されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のジャッ
    ク。
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