JP2003296248A - 電子メール受信処理方法及び携帯型通信装置 - Google Patents

電子メール受信処理方法及び携帯型通信装置

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JP2003296248A
JP2003296248A JP2002104698A JP2002104698A JP2003296248A JP 2003296248 A JP2003296248 A JP 2003296248A JP 2002104698 A JP2002104698 A JP 2002104698A JP 2002104698 A JP2002104698 A JP 2002104698A JP 2003296248 A JP2003296248 A JP 2003296248A
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Akemasa Matsushita
明正 松下
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NEC Saitama Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信した電子メールを開封することなく、本
当に重要な内容の電子メールか否かを知り得るようにす
ること。 【解決手段】 キーマトリクス6から入力された所定の
文字列は文字列保存メモリ12に記憶される。アンテナ
4及び無線部3を介して受信した電子メールはメモリ1
0内の受信メール保存メモリ11に格納される。CPU
2は、受信メール保存メモリ11に格納した文字列が電
子メールの本文又は題名に含まれていると判断すると、
スピーカ9は前記文字列に対応付けられた報知音を鳴動
させ又、表示部5は前記文字列に対応付けられた表示を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールの受信
時に、受信した電子メールに応じた処理を行う電子メー
ル受信処理方法及び前記電子メール受信処理方法に適し
た携帯型通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、携帯電話機等の携帯型通信装
置を用いて電子メールを送受信する場合、電子メール受
信時に電子メールの受信を報知するようにしたものがあ
る(例えば、特開2002−41414号公報、特開2
001−352365号公報、特開2001−2751
59号公報、特開弊10−283291号公報参照)。
図8は、従来の携帯電話機のブロック図である。図8に
おいて、携帯電話機は、制御部1、中央処理装置(CP
U)2、無線部3、アンテナ4、表示部5、キーマトリ
クス6、受話部7、送話部8、スピーカ9、メモリ1
0、受信メール保存メモリ11、メールアドレス保存メ
モリ13を備えている。図9は、図8のCPU2の処理
を示すフローチャートである。
【0003】図8及び図9に沿って、従来の携帯電話機
の動作を説明すると、先ず、キーマトリクス6からの入
力により、制御部1内のCPU2を介して、メモリ10
内のメールアドレス保存メモリ13に、受信した場合に
所定の報知を行いたい電子メールのアドレス(指定メー
ルアドレス)を予め登録しておくと共に、受信メールが
指定メールアドレスのメールである旨を報知するための
着信音を予め選択登録しておく。
【0004】この状態で、アンテナ4及び無線部3によ
り電子メールを受信すると(ステップS91)、制御部
1内のCPU2は、受信した前記メールをメモリ10内
の受信メール保存メモリ11に格納する。CPU2は、
メールアドレス保存メモリ13に、少なくとも一つの指
定メールアドレスが記憶されているか否かを判断する
(ステップS92)。CPU2は、ステップS92で判
断した結果、メールアドレス保存メモリ13に指定メー
ルアドレスが全く記憶されていないと判断した場合には
通常の報知動作を行う(ステップS95)。即ち、通常
の報知動作として、スピーカ9から通常のメール着信音
を鳴動させ、表示部5にも通常のメール着信表示を行
う。
【0005】CPU2は、ステップS92において、メ
ールアドレス保存メモリ13に、少なくとも一つの指定
メールアドレスが記憶されていると判断した場合には、
受信メール保存メモリ11に格納した前記受信メールの
アドレスがメールアドレス保存メモリ13に登録してあ
る指定メールアドレスであるか否かを判断する(ステッ
プS93)。CPU2は、ステップS93において、受
信メール保存メモリ11に格納された受信メールのアド
レスが、メールアドレス保存メモリ13に登録してある
指定メールアドレスでないと判断した場合は通常の報知
動作を行って、スピーカ9から通常のメール着信音を鳴
動させ又、表示部5にも通常のメール着信表示を行う
(ステップS95)。
【0006】一方、CPUは、ステップS93におい
て、受信メール保存メモリ11に格納された受信メール
のアドレスが、メールアドレス保存メモリ13に登録し
てある指定メールアドレスであると判断した場合には、
指定メールアドレスのメールを受信した旨を示す報知動
作を行う(ステップS94)。即ち、受信したメールが
指定メールアドレスのメールである旨を示すメール着信
音をスピーカ9から鳴動させ又、表示部5にも、指定メ
ールアドレスのメールを受信した旨を示すメール着信表
示を行う。これにより、所定の電子メールを受信したこ
とが報知される。したがって、受信した電子メールを開
封せずに、所望のアドレスのメールを受信したか否かを
知ることが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の携帯電話機では、受信した電子メールが得たい情報
の電子メールか否か等、電子メールの内容は確認するこ
とができず、電子メールの内容とは無関係に報知動作を
行っているため、電子メールの内容に関する重要度が判
断できず、本当に重要な内容の電子メールか否かを知り
得ないという問題がある。
【0008】また、所定アドレスの電子メールを受信し
た旨の報知を行っているにすぎないため、不要な電子メ
ールを保存したり、他の必要な電子メールと混在した状
態で保存しているため、本当に重要な電子メールか否か
の判別が困難になるという問題がある。また、携帯電話
機以外にも、PHS(Personal Handyphone System)等
の他の携帯型通信装置等においても同様の問題がある。
【0009】本発明は、電子メール受信処理方法におい
て、受信メールを開封することなく、本当に重要な内容
の電子メールか否かを容易に知り得るようにすることを
課題とする。また、本発明は、電子メール受信処理方法
において、受信メールを開封することなく、重要度の低
い内容の電子メールか否かを容易に知り得るようにする
ことを課題とする。また、本発明は、前記電子メール受
信処理方法に適した携帯型通信装置を提供することを課
題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、受信し
た電子メールの本文又は題名に、文字列記憶手段に予め
記憶した文字列が含まれる否かを判断する判断過程と、
前記受信した電子メールの本文又は題名に、前記文字列
記憶手段に記憶した文字列が含まれると判断したときに
所定の処理を行う処理過程とを備えて成ることを特徴と
する電子メール受信処理方法が提供される。信した電子
メールの本文又は題名に、文字列記憶手段に記憶した文
字列が含まれると判断したときに所定の処理を行う。
【0011】ここで、前記所定の処理は、前記文字列に
対応する報知処理であるように構成してもよい。また、
前記所定の処理は、前記受信した電子メールを保存しな
い処理であるように構成してもよい。また、前記所定の
処理は、前記受信した電子メールを、前記文字列記憶手
段に記憶した文字列を本文又は題名に含まない電子メー
ルを保存する第1の受信メール記憶手段とは異なる第2
の受信メール記憶手段に保存する処理であるように構成
してもよい。また、前記所定の処理の内容は前記文字列
に対応付けて前記文字列記憶手段に記憶されて成り、前
記受信した電子メールの本文又は題名に前記文字列記憶
手段に記憶した文字列が含まれると判断したときに、前
記文字列に対応する処理を行うように構成してもよい。
【0012】また、本発明によれば、受信した電子メー
ルの発信元メールアドレスが、メールアドレス記憶手段
に予め記憶したメールアドレスか否かを判断する判断過
程と、前記受信した電子メールの発信元メールアドレス
が前記メールアドレス記憶手段に予め記憶したメールア
ドレスのとき、前記電子メールを保存しないように処理
すると共に、前記電子メールを保存しなかった旨を報知
する処理過程とを備えて成ることを特徴とする電子メー
ル受信処理方法が提供される。受信した電子メールの発
信元メールアドレスがメールアドレス記憶手段に予め記
憶したメールアドレスのとき、電子メールを保存しない
ように処理すると共に、前記電子メールを保存しなかっ
た旨を報知する。
【0013】また、本発明によれば、受信した電子メー
ルの発信元メールアドレスが、メールアドレス記憶手段
に予め記憶したメールアドレスか否かを判断する判断過
程と、前記受信した電子メールの発信元メールアドレス
が前記メールアドレス記憶手段に予め記憶したメールア
ドレスのとき、前記電子メールを、前記メールアドレス
記憶手段に記憶したメールアドレスではない電子メール
を保存する第1のメール記憶手段とは異なる第2のメー
ル記憶手段に保存処理する処理過程とを備えて成ること
を特徴とする電子メール受信処理方法が提供される。受
信した電子メールの発信元メールアドレスがメールアド
レス記憶手段に予め記憶したメールアドレスのとき、前
記電子メールを、前記メールアドレス記憶手段に記憶し
たメールアドレスではない電子メールを保存する第1の
メール記憶手段とは異なる第2のメール記憶手段に保存
処理する。
【0014】ここで、前記処理過程における処理内容は
前記メールアドレスに対応付けて前記メールアドレス記
憶手段に記憶されて成り、前記受信した電子メールの発
信元メールアドレスが前記メールアドレス記憶手段に予
め記憶したメールアドレスのときに、前記メールアドレ
スに対応する処理を行うように構成してもよい。また、
本発明によれば、文字列を設定するための入力手段と、
前記入力手段で設定された文字列を記憶する文字列記憶
手段と、受信した電子メールの本文又は題名に、前記文
字列記憶手段に記憶した文字列が含まれる否かを判断す
る文字列判断手段と、前記文字列記憶手段に記憶した文
字列が前記受信した電子メールの本文又は題名に含まれ
ると前記文字列判断手段が判断したときに、所定の処理
を行う処理手段とを備えて成ることを特徴とする携帯型
通信装置が提供される。文字列記憶手段に記憶した文字
列が受信した電子メールの本文又は題名に含まれると文
字列判断手段が判断したときに、処理手段は所定の処理
を行う。
【0015】ここで、前記所定の処理は、前記文字列に
対応する報知処理であるように構成してもよい。また、
前記所定の処理は、前記受信した電子メールを保存しな
い処理であるように構成してもよい。また、前記所定の
処理は、前記受信した電子メールを、前記文字列記憶手
段に記憶した文字列を本文又は題名に含まない電子メー
ルを保存する第1の受信メール記憶手段とは異なる第2
の受信メール記憶手段に保存する処理であるように構成
してもよい。
【0016】また、前記入力手段は処理の内容を設定す
ると共に、前記文字列記憶手段は前記入力手段で設定さ
れた前記文字列に対応付けて前記処理の内容を記憶する
ように構成されて成り、前記受信した電子メールの本文
又は題名に前記文字列記憶手段に記憶した文字列が含ま
れると前記文字列判断手段が判断したときに、前記文字
列に対応する処理を行うように構成してもよい。
【0017】また、本発明によれば、電子メールアドレ
スを設定するための入力手段と、前記入力手段で設定さ
れた電子メールアドレスを記憶するメールアドレス記憶
手段と、受信した電子メールの発信元メールアドレス
が、前記メールアドレス記憶手段に予め記憶したメール
アドレスか否かを判断するメールアドレス判断手段と、
前記受信した電子メールの発信元メールアドレスが前記
メールアドレス記憶手段に記憶したメールアドレスであ
ると前記メールアドレス判断手段が判断したとき、前記
受信した電子メールを保存しないように処理する処理手
段と、前記処理手段が前記電子メールを保存しなかった
旨を報知する報知手段を備えて成ることを特徴とする携
帯型通信装置が提供される。受信した電子メールの発信
元メールアドレスがメールアドレス記憶手段に記憶した
メールアドレスであるとメールアドレス判断手段が判断
したとき、処理手段は前記受信した電子メールを保存し
ないように処理し、報知手段は前記処理手段が前記電子
メールを保存しなかった旨を報知する。
【0018】また、本発明によれば、電子メールアドレ
スを設定するための入力手段と、前記入力手段で設定さ
れた電子メールアドレスを記憶するメールアドレス記憶
手段と、受信した電子メールの発信元メールアドレス
が、前記メールアドレス記憶手段に予め記憶したメール
アドレスか否かを判断するメールアドレス判断手段と、
前記受信した電子メールの発信元メールアドレスが前記
メールアドレス記憶手段に記憶したメールアドレスであ
ると前記メールアドレス判断手段が判断したとき、前記
受信した電子メールを、前記メールアドレス記憶手段に
記憶したメールアドレスではない電子メールを保存する
第1の受信メール記憶手段とは異なる第2の受信メール
記憶手段に保存処理する処理手段とを備えて成ることを
特徴とする携帯型通信装置が提供される。受信した電子
メールの発信元メールアドレスがメールアドレス記憶手
段に記憶したメールアドレスであるとメールアドレス判
断手段が判断したとき、処理手段は、前記受信した電子
メールを、前記メールアドレス記憶手段に記憶したメー
ルアドレスではない電子メールを保存する第1の受信メ
ール記憶手段とは異なる第2の受信メール記憶手段に保
存処理する。
【0019】ここで、前記入力手段は処理の内容を設定
すると共に、前記メールアドレス記憶手段は前記入力手
段で設定されたメールアドレスに対応付けて前記処理の
内容を記憶するように構成されて成り、前記処理手段
は、前記受信した電子メールの発信元メールアドレスが
前記メールアドレス記憶手段に記憶したメールアドレス
であると判断したときに、前記メールアドレスに対応す
る処理を行うように構成してもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本実施の形態
に係る電子メール受信処理方法及び携帯型通信装置につ
いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係
る携帯型通信装置のブロック図で、携帯電話機の例を示
している。
【0021】図1において、携帯電話機は、制御手段と
しての制御部1、処理手段としての中央処理装置(CP
U)2、送受信手段としての無線部3、アンテナ4、報
知手段を構成する表示部5、入力手段としてのキーマト
リクス6、受話部7、送話部8、報知手段を構成するス
ピーカ9、記憶手段としてのメモリ10、受信メール記
憶手段としての受信メール保存メモリ11、文字列記憶
手段としての文字列保存メモリ12を備えている。
【0022】制御部1は、携帯電話機全体を制御する。
CPU2は、メモリ10に予め記憶されたプログラムを
実行することにより後述する処理を行う。無線部3は、
アンテナ4を介して、電子メールや音声等の送受信を行
う。キーマトリクス6は、電話番号や受信した電子メー
ルのうちの所望の電子メールを検索するための文字列等
を入力するためのものである。受信メール保存メモリ1
1は、受信したメールを保存するためのメモリである。
文字列保存メモリ12は、前記文字列を記憶するための
メモリである。受信メール保存メモリ11及び文字列保
存メモリ12はメモリ10に含まれており、メモリ10
にはCPU2が実行するためのプログラムが予め記憶さ
れている。図2は、図1に示した携帯電話機におけるC
PU2の処理を示すフローチャートである。
【0023】図1及び図2を用いて、本発明の第1の実
施の形態の動作を説明する。先ず、受信メールの処理条
件を設定するために、キーマトリクス6を操作すること
によって所望の文字列(検索用文字列)(文字列の例と
しては、例えば、「!広告!」)を入力する。キーマト
リクス6から入力された前記文字列は、制御部1の制御
によって文字列保存メモリ12に記憶される。また、文
字列保存メモリ12に登録した前記文字列(登録済み文
字列)に対応付けて、キーマトリクス6から報知内容
(報知音の種類や報知表示の態様)を選択入力すること
により、前記文字列を含む電子メールを受信した場合
に、通常の電子メールを受信した際の報知動作とは異な
る、前記登録した報知内容で報知が行われるようにする
ことができる。これにより、複数種類の文字列と各文字
列に対応する報知内容とを文字列保存メモリ12に記憶
しておくことにより、電子メールに含まれる文字列に対
応する報知処理が行われる。尚、報知内容を設定しない
場合には、登録されたいずれの種類の文字列を含む電子
メールを受信した場合にも、デフォルトの1種類の報知
がなされる。
【0024】この状態で、アンテナ4及び無線部3によ
り電子メールを受信すると(ステップS21)、制御部
1内のCPU2は、受信した前記メールをメモリ10内
の受信メール保存メモリ11に格納する。CPU2は、
文字列保存メモリ12に、少なくとも1種類の文字列が
記憶されているか否かを判断する(ステップS22)。
CPU2は、ステップS22において、文字列保存メモ
リ12に文字列が全く記憶されていないと判断した場合
には通常のメール受信時の報知動作を行う(ステップS
25)。即ち、通常の報知動作として、スピーカ9から
通常のメール着信音を鳴動させ、表示部5にも通常のメ
ール着信表示を行う。
【0025】CPU2は、ステップS22において、文
字列保存メモリ12に少なくとも1種類の文字列が記憶
されていると判断した場合には、前記文字列が、受信メ
ール保存メモリ11に格納した前記受信メールに含まれ
ているか否かを判断する(ステップS23)。具体的に
は、文字列保存メモリ12に記憶されている全ての種類
の文字列の中のいずれかの文字列が、前記受信メールの
本文又は題名に含まれているか否かを判断する。CPU
2の処理ステップS23は文字列判断手段を構成してい
る。CPU2は、ステップS23において、受信メール
保存メモリ11に格納された受信メールに、文字列保存
メモリ12に登録してある文字列が含まれていないと判
断した場合は通常の報知動作を行って、スピーカ9から
通常のメール着信音を鳴動させ又、表示部5にも通常の
メール着信表示を行う(ステップS25)。
【0026】一方、CPUは、ステップS23におい
て、受信メール保存メモリ11に格納された前記受信メ
ールに、文字列保存メモリ12に登録してある文字列が
含まれると判断した場合には、該文字列に対応付けられ
た報知内容の報知動作を行う(ステップS24)。即
ち、本文又は題名に前記所定の文字列を含む電子メール
を受信した旨を示すメール着信音をスピーカ9から鳴動
させ又、表示部5にも、所定の文字列を含む電子メール
を受信した旨を示すメール着信表示を行う。これによ
り、所定の文字列を含む電子メールを受信したことが報
知される。前記文字列が「!広告!」の場合には、電子
メールの題名や本文に文字列「!広告!」を含む電子メ
ール(一般には広告の電子メールである。)を受信した
ことが報知される。尚、CPU2における処理ステップ
S24、S25は報知手段を構成している。
【0027】以上のように、本第1の実施の形態に係る
電子メール受信処理方法及び携帯型通信装置は、予め検
索用のキーワードとなる文字列を登録すると共に、前記
文字列を含む電子メールを受信した場合に、通常のメー
ル着信音や表示とは異なる報知内容(着信音や着信表
示)を登録しておき、登録された文字列を含むメールを
受信したときのみに、通常のメール着信音とは異なる着
信音を鳴動させ、表示部5にも登録されている文字列を
含む旨を示すメール着信表示を行うことにより、受信メ
ールを開封せずに、電子メールの内容が得たい情報のも
のか否かを容易に判断できるようになり又、電子メール
の内容が重要度の低い情報のものか否かを容易に判断で
きるようになる。よって、重要メール等の開封が遅れて
機会を逸するというような事態の発生を防止することが
可能になるという効果を奏する。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態に係る携
帯型通信装置のブロック図で、携帯電話機の例を示して
おり又、図1と同一部分には同一符号を付している。図
3において、携帯電話機は、制御手段としての制御部
1、処理手段としての中央処理装置(CPU)2、送受
信手段としての無線部3、アンテナ4、報知手段を構成
する表示部5、入力手段としてのキーマトリクス6、受
話部7、送話部8、報知手段を構成するスピーカ9、記
憶手段としてのメモリ10、受信メール記憶手段として
の受信メール保存メモリ11、文字列記憶手段としての
文字列保存メモリ12、メールアドレス記憶手段として
のメールアドレス保存メモリ13を備えている。
【0029】前記第1の実施の形態とは、メモリ10
に、受信メール保存メモリ11及び文字列保存メモリ1
2のみならず、受信した場合に所定の報知を行いたい電
子メールのアドレス(指定メールアドレス)を記憶する
ためのメールアドレス保存メモリ13が含まれている
点、前記第1の実施の形態とは異なるプログラムがメモ
リ10に記憶されており、CPU2の処理が後述するよ
うに相違している。図4は、図3に示した携帯電話機に
おけるCPU2の処理を示すフローチャートである。
【0030】図3及び図4を用いて、本発明の第2の実
施の形態の動作を説明する。先ず、受信メールの処理条
件を設定するために、キーマトリクス6を操作すること
によって所望の文字列(検索用文字列)を入力する。キ
ーマトリクス6から入力された前記文字列は、制御部1
の制御によって文字列保存メモリ12に記憶される。ま
た、文字列保存メモリ12に登録した前記文字列(登録
済み文字列)に対応付けて、キーマトリクス6から報知
内容(報知音の種類や報知表示の態様)を選択入力する
ことにより、前記文字列を含む電子メールを受信した場
合に、通常の着信動作とは異なる、前記登録した報知内
容で報知が行われるようにすることができる。
【0031】これにより、複数種類の文字列と各文字列
に対応する報知内容とを文字列保存メモリ12に記憶し
ておくことにより、電子メールに含まれる文字列に対応
する報知が行われる。尚、報知内容を設定しない場合に
は、登録されたいずれの種類の文字列を含む電子メール
を受信した場合にも、デフォルトの1種類の報知がなさ
れる。
【0032】また、同様にして、受信メールの処理条件
を設定するために、キーマトリクス6を操作することに
よって所望の電子メールアドレス(指定メールアドレ
ス)を入力する。キーマトリクス6から入力された前記
発信元の前記指定メールアドレスは、制御部1の制御に
よってメールアドレス保存メモリ13に記憶される。ま
た、メールアドレス保存メモリ13に登録した前記指定
メールアドレスに対応付けて、キーマトリクス6から報
知内容(報知音の種類や報知表示の態様)を入力するこ
とにより、前記指定メールアドレスの電子メールを受信
した場合に、通常の着信動作とは異なる、前記登録した
報知内容で報知が行われるようにすることができる。
【0033】これにより、複数種類の電子メールアドレ
スと各電子メールアドレスに対応する報知内容とをメー
ルアドレス保存メモリ13に記憶しておくことにより、
受信した電子メールのアドレスが前記指定メールアドレ
スの場合に該指定メールアドレスに対応する報知が行わ
れる。尚、報知内容を設定しない場合には、登録された
いずれの指定メールアドレスの電子メールを受信した場
合にも、デフォルトの1種類の報知がなされる。
【0034】この状態で、アンテナ4及び無線部3によ
り電子メールを受信すると(ステップS41)、制御部
1内のCPU2は、受信した前記メールを受信メール保
存メモリ11内の受信メール保存メモリ11に格納す
る。CPU2は、メールアドレス保存メモリ13に、少
なくとも1種類の指定メールアドレスが記憶されている
か否かを判断する(ステップS42)。CPU2は、ス
テップS42において、メールアドレス保存メモリ13
に指定メールアドレスが全く記憶されていないと判断し
た場合には、文字列保存メモリ12に、少なくとも1種
類の文字列が記憶されているか否かを判断する(ステッ
プS48)。
【0035】CPU2は、ステップS48において、文
字列保存メモリ12に文字列が全く記憶されていないと
判断した場合には通常のメール受信報知動作を行う(ス
テップS411)。即ち、通常の着信動作として、スピ
ーカ9から通常のメール着信音を鳴動させ、表示部5に
も通常のメール着信表示を行う。CPU2は、ステップ
S48において、文字列保存メモリ12に少なくとも1
種類の文字列が記憶されていると判断した場合には、前
記文字列が、受信メール保存メモリ11に格納した前記
受信メールに含まれているか否かを判断する(ステップ
S49)。具体的には、文字列保存メモリ12に記憶さ
れている全ての種類の文字列の中のいずれかの文字列
が、前記受信メールの本文又は題名に含まれているか否
かを判断する。
【0036】CPU2は、ステップS49において、受
信メール保存メモリ11に格納された受信メールに、文
字列保存メモリ12に登録してある文字列が含まれてい
ないと判断した場合は通常の報知動作を行って、スピー
カ9から通常のメール着信音を鳴動させ又、表示部5に
も通常のメール着信表示を行う(ステップS411)。
CPU2は、ステップS49において、受信メール保存
メモリ11に格納された前記受信メールの本文又は題名
に、文字列保存メモリ12に登録してある文字列が含ま
れると判断した場合には、該文字列に対応付けられた報
知内容の報知動作を行う(ステップS410)。即ち、
所定の文字列を含む電子メールを受信した旨を示すメー
ル着信音をスピーカ9から鳴動させ又、表示部5にも、
所定の文字列を含む電子メールを受信した旨を示すメー
ル着信表示を行う。これにより、所定の文字列を含む電
子メールを受信したことが報知される。
【0037】一方、CPU2は、ステップS42におい
て、メールアドレス保存メモリ13に少なくとも1つの
指定メールアドレスが記憶されていると判断した場合に
は、受信メールの発信元メールアドレスがメールアドレ
ス保存メモリ13に登録済みのメールアドレスか否か、
即ち、受信メールの発信元メールアドレスがメールアド
レス保存メモリ13に登録済みの指定メールアドレスと
一致するか否かを判断する(ステップS43)。CPU
2の処理ステップS43はメールアドレス判断手段を構
成している。
【0038】CPU2は、ステップS43において、受
信メールの発信元アドレスがメールアドレス保存メモリ
13に登録済みの指定メールアドレスと一致しないと判
断した場合には、ステップS48に移行して前述した処
理を行う。CPU2は、ステップS43において、受信
メールの発信元アドレスがメールアドレス保存メモリ1
3に登録済みのものと判断した場合には、文字列保存メ
モリ12に、少なくとも1種類の文字列が記憶されてい
るか否かを判断する(ステップS44)。
【0039】CPU2は、ステップS44において、文
字列保存メモリ12に文字列が全く記憶されていないと
判断した場合には、前記指定メールアドレスに対応する
報知動作を行う(ステップS47)。即ち、所定の発信
元メールアドレスの電子メールを受信した旨を示すメー
ル着信音をスピーカ9から鳴動させ又、表示部5にも、
所定の発信元メールアドレスの電子メールを受信した旨
を示すメール着信表示を行う。これにより、所定の発信
元アドレスの電子メールを受信したことが報知される。
【0040】CPU2は、ステップS44において、文
字列保存メモリ12に少なくとも1種類の文字列が登録
されていると判断した場合には、前記文字列が、受信メ
ール保存メモリ11に格納した前記受信メールに含まれ
ているか否かを判断する(ステップS45)。具体的に
は、文字列保存メモリ12に記憶されている全ての種類
の文字列の中のいずれかの文字列が、前記受信メールの
本文又は題名に含まれているか否かを判断する。
【0041】CPU2は、ステップS45において、受
信メール保存メモリ11に格納された受信メールに、文
字列保存メモリ12に登録してある文字列が含まれてい
ないと判断した場合、ステップS47に移行して前述し
た処理を行う。尚、CPU2における処理ステップS4
6、S47、S410、S411は報知手段を構成して
いる。
【0042】CPU2は、ステップS45において、受
信メール保存メモリ11に格納された前記受信メール
に、文字列保存メモリ12に登録してある文字列が含ま
れると判断した場合には、前記登録済みの指定メールア
ドレス及び前記文字列に対応付けられた報知内容の報知
動作を行う(ステップS46)。前記報知動作として
は、前記指定メールアドレスに対応する報知動作及び前
記文字列に対応付けられた報知動作の両方を同時に行う
ようにしてもよい。
【0043】この場合、所定の発信元メールアドレスの
電子メールを受信した旨を示すメール着信音及び所定の
文字列を含む電子メールを受信した旨を示すメール着信
音をスピーカ9から同時に発するようにし、又、表示部
5にも、所定の発信元メールアドレスの電子メールを受
信した旨を示すメール着信表示及び所定の文字列を含む
電子メールを受信した旨を示すメール着信表示を行う。
これにより、所定の発信元メールアドレスで所定の文字
列を含む電子メールを受信したことが報知される。指定
電子メールや文字列として、知人の電子メールアドレス
や仕事等で使用する文字列を使用すれば、特定の者から
の電子メールであることや仕事関係の電子メールである
ことが報知される。よって、受信メールを開封すること
なく、本当に重要な内容の電子メールであるか否かを容
易に知ることが可能になる。また、受信メールを開封す
ることなく、重要度の低い内容の電子メールか否かを容
易に知ることが可能になる。
【0044】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。本第3の実施の形態のハードウェア構成が図
1と相違する点は、受信メール保存メモリ11が、使用
者が設定した所定条件を満たす所定のメール(特定の電
子メール)を保存する第2のフォルダと、前記第2のフ
ォルダとは異なり、前記所定のメール以外のメール(通
常の電子メール)を保存する第1のフォルダとを有して
いる点であり又、CPU2の処理が相違する点であり、
その他の構成は同一であるため、以下の説明では図1を
参照して説明する。尚、前記第1のフォルダは、受信し
た電子メールを一旦保存する記憶部としても機能する。
前記第1のフォルダは第1の受信メール記憶手段を構成
し、前記第2のフォルダは第2の受信メール記憶手段を
構成している。図5は、本発明の第3の実施の形態の処
理を示すフローチャートであり、CPU2によって実行
される処理を示している。
【0045】以下、図1及び図5を用いて、本第3の実
施の形態の動作を説明する。先ず、受信メールの処理条
件を設定するために、キーマトリクス6を操作すること
によって題名に含まれる文字を検索する際に使用する文
字列(題名用文字列)を入力すると共に、前記文字列に
対応付けて、電子メールのメール削除処理(受信した電
子メールを保存しない処理)を行う旨の設定、電子メー
ルを前記第1のフォルダではなく前記第2のフォルダに
格納処理(フォルダ分け処理)する旨の設定、報知内容
(報知音の種類や報知表示の態様)を入力する。前記メ
ール削除処理及びフォルダ分け処理はいずれか一方を設
定するようにしてもよい。前記文字列(登録済み文字
列)、メール削除処理の設定、フォルダ分け処理の設
定、報知内容は対応付けられて文字列保存メモリ12に
記憶される。
【0046】この状態で、アンテナ4及び無線部3によ
り電子メールを受信すると(ステップS51)、制御部
1内のCPU2は、受信した前記メールをメモリ10に
おける受信メール保存メモリ11内の前記第1のフォル
ダに格納する。CPU2は、題名に題名用文字列(例え
ば文字列「!広告!」)を含む電子メールのメール削除
処理が文字列保存メモリ12に設定登録されているか否
かを判断する(ステップS52)。CPU2における処
理ステップS52はメール削除処理設定判断手段を構成
している。
【0047】CPU2は、ステップS52において、メ
ール削除処理が文字列保存メモリ12に設定されていな
いと判断した場合には、受信メールのフォルダ分け処理
が文字列保存メモリに設定されているか否かを判断する
(ステップS55)。CPU2における処理ステップS
55はフォルダ分け設定判断手段を構成している。CP
U2は、ステップS55において、受信メールのフォル
ダ分け処理が文字列保存メモリに設定されていないと判
断した場合には、通常の報知動作を行い(ステップS5
8)、スピーカ9から通常のメール着信音を鳴動させ、
表示部5にも通常のメール着信表示を行う。この場合、
前記受信メールは、前記第1のフォルダにそのまま保存
される。
【0048】CPU2は、ステップS55において、受
信メールのフォルダ分け処理が文字列保存メモリ12に
設定されていると判断した場合には、前記第1のフォル
ダに格納した前記受信メールの題名に前記所定の文字列
が含まれているか否かを判断する(ステップS56)。
CPU2の処理ステップS56は文字列判断手段を構成
している。CPU2は、ステップS56において、前記
第1のフォルダに格納した前記受信メールの題名に前記
所定の文字列が含まれていないと判断した場合には、ス
テップS58に移行して通常の報知動作を行う。この場
合、前記受信メールは、前記第1のフォルダにそのまま
保存される。
【0049】CPU2は、ステップS56において、前
記第1のフォルダに格納した前記受信メールの題名に前
記所定の文字列が含まれていると判断した場合には、フ
ォルダ分け処理及び所定文字列が含まれている電子メー
ルを受信した旨の報知動作を行う(ステップS57)。
前記フォルダ分け処理では、前記第1のフォルダに格納
した前記受信メールを前記第2のフォルダに移動させて
保存する。また、前記報知動作では、前記文字列を題名
に含む電子メールを前記第2のフォルダに格納した旨を
示す報知音がスピーカ9から発生すると共に、報知表示
が表示部5でなされる。尚、報知しないようにしてもよ
い。
【0050】一方、CPU2は、ステップS52におい
て、メール削除処理が文字列保存メモリ12に設定され
ていると判断した場合には、前記第1のフォルダに格納
した前記受信メールの題名に前記文字列が含まれている
か否かを判断する(ステップS53)。CPU2の処理
ステップS53は文字列判断手段を構成している。CP
U2は、ステップS53において、前記第1のフォルダ
に記憶した前記受信メールの題名に前記文字列が含まれ
ていないと判断した場合には、ステップS58に移行し
て通常の報知動作を行う。この場合、前記受信メール
は、前記第1のフォルダにそのまま保存される。
【0051】CPU2は、ステップS53において、前
記第1のフォルダに記憶した前記受信メールの題名に前
記文字列が含まれていると判断した場合には、当該電子
メールを削除すると共に、前記文字列を含む電子メール
を削除した旨の報知動作を行う(ステップS54)。前
記メール削除処理により、前記第1のフォルダに格納し
ていた前記電子メールが削除される。これにより、電子
メールの保存を行わない処理が実行される。また、前記
報知動作では、前記文字列を題名に含む電子メールを削
除した旨を示す報知音がスピーカ9から発生すると共
に、報知表示が表示部5でなされる。尚、CPU2にお
ける処理ステップS54、S57、S58は報知手段を
構成している。
【0052】以上のようにして、題名に所定の文字列を
含む電子メールを受信した場合に、該電子メール保存し
ないようにしたり、通常の電子メールとは別の記憶領域
に保存することが可能になる。一般に、題名に文字列
「!広告!」を含む電子メールは広告の電子メールであ
り、使用者にとっては特に重要ではない場合が多い。よ
って、電子メールの内容を見ることなく、電子メールが
重要か否かを容易に知ることができ、電子メールの重要
度等に応じて受信した電子メールの処理を行うことが可
能になる。
【0053】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。本第4の実施の形態のハードウェア構成が図
3と相違する点は、受信メール保存メモリ11が、使用
者が設定した所定条件を満たす所定のメール(特定の電
子メール)を保存する第2のフォルダと、前記第2のフ
ォルダとは異なり、前記所定のメール以外のメール(通
常の電子メール)を保存する第1のフォルダとを有して
いる点であり又、CPU2の処理が相違する点であり、
その他の構成は同一であるため、以下の説明では図3を
参照して説明する。尚、前記第1のフォルダは、受信し
た電子メールを一旦保存する記憶部としても機能する。
前記第1のフォルダは第1の受信メール記憶手段を構成
し、前記第2のフォルダは第2の受信メール記憶手段を
構成している。図6及び図7は、本発明の第4の実施の
形態の処理を示すフローチャートであり、CPU2によ
って実行される処理を示している。
【0054】以下、図3、図6及び図7を用いて、本第
4の実施の形態の動作を説明する。先ず、受信メールの
処理条件を設定するために、キーマトリクス6を操作す
ることによって所望の文字列、指定メールアドレス、電
子メールのメール削除処理を行う旨の設定、電子メール
を前記第2のフォルダに格納する処理(フォルダ分け処
理)を行う旨の設定、報知内容(報知音の種類や報知表
示の態様)を入力する。前記文字列、メール削除処理の
設定、フォルダ分け処理の設定及び報知内容は対応付け
られて文字列保存メモリ12に記憶される。また、前記
指定メールアドレス、メール削除処理の設定、フォルダ
分け処理の設定及び報知内容は対応付けられてメールア
ドレス保存メモリ13に記憶される。尚、前記文字列に
は、電子メールの本文及び題名中の文字列を検索する際
に使用する検索用文字列と、題名中の文字列を検索する
際に使用する題名用文字列がある。
【0055】この状態で、アンテナ4及び無線部3によ
り電子メールを受信すると(ステップS61)、制御部
1内のCPU2は、受信した前記メールをメモリ10に
おける受信メール保存メモリ11内の前記第1のフォル
ダに格納する。CPU2は、メールアドレス保存メモリ
13に、少なくとも1種類の指定メールアドレスが記憶
されているか否かを判断する(ステップS62)。
【0056】CPU2は、ステップS62において、メ
ールアドレス保存メモリ13に指定メールアドレスが全
く記憶されていないと判断した場合には、文字列保存メ
モリ12に、少なくとも1種類の文字列が記憶されてい
るか否かを判断する(ステップS614)。CPU2
は、ステップS614において、文字列保存メモリ12
に文字列が全く記憶されていないと判断した場合には通
常のメール報知動作を行う(ステップS621)。即
ち、通常の報知動作として、スピーカ9から通常のメー
ル着信音を鳴動させ、表示部5にも通常のメール着信表
示を行う。この場合、前記受信メールは、前記第1のフ
ォルダにそのまま保存される。
【0057】CPU2は、ステップS614において、
文字列保存メモリ12に少なくとも1種類の文字列が記
憶されていると判断した場合には、前記検索用文字列
が、前記第1のフォルダに格納した前記受信メールに含
まれているか否かを判断する(ステップS615)。具
体的には、文字列保存メモリ12に記憶されている全て
の種類の文字列の中のいずれかの文字列が、前記受信メ
ールの本文又は題名に含まれているか否かを判断する。
尚、CPU2における処理ステップS615は文字列判
断手段を構成している。
【0058】CPU2は、ステップS615において、
前記第1のフォルダに格納された前記受信メールに、文
字列保存メモリ12に登録してある検索用文字列が含ま
れていないと判断した場合はステップS621に移行す
る。CPU2は、ステップS615において、前記第1
のフォルダに格納された前記受信メールの題名に文字列
保存メモリ12に登録してある検索用文字列が含まれる
場合に、メール削除処理が設定されているか否かを判断
する(ステップS616)。CPU2における処理ステ
ップS616はメール削除処理設定判断手段を構成して
いる。
【0059】CPU2は、ステップS616において、
メール削除処理が設定されていないと判断した場合に
は、受信メールのフォルダ分け処理が設定されているか
否かを判断する(ステップS619)。CPU2におけ
る処理ステップS619はフォルダ分け設定判断手段を
構成している。CPU2は、ステップS619におい
て、受信メールのフォルダ分け処理が設定されていない
と判断した場合には、ステップS621に移行して通常
の報知処理を行う。この場合、前記受信メールは、前記
第1のフォルダにそのまま保存される。
【0060】CPU2は、ステップS619において、
受信メールのフォルダ分け処理が設定されていると判断
した場合には、前記第1のフォルダに格納された前記受
信メールに題名用文字列が含まれているか否かを判断す
る(ステップS620)。尚、CPU2における処理ス
テップS620は文字列判断手段を構成している。CP
U2は、ステップS620において、前記受信メールに
前記文字列が含まれていないと判断した場合には、ステ
ップS621に移行して通常の報知処理を行う。この場
合、前記受信メールは、前記第1のフォルダにそのまま
保存される。
【0061】CPU2は、ステップS620において、
前記受信メールに前記題名用文字列が含まれていると判
断した場合には、受信メールのフォルダ分け処理及び報
知処理を行う(ステップS612)。前記フォルダ分け
処理では、前記第1のフォルダに保存した前記電子メー
ルを前記第2のフォルダに移動させて保存する。これに
より、受信した電子メールを、文字列保存メモリ12に
記憶した文字列を題名に含まない電子メールを保存する
前記第1のフォルダとは異なる前記第2のフォルダに保
存する所定の処理が行われる。また、前記報知動作で
は、前記題名用文字列を題名に含む電子メールを予備フ
ォルダに格納した旨を示す報知音がスピーカ9から発生
すると共に、報知表示が表示部5でなされる。
【0062】CPU2は、ステップS616において、
メール削除処理が設定されていると判断した場合には、
受信メールの題名に、文字列保存メモリ12に記憶され
た題名用文字列が含まれているか否かを判断する(ステ
ップS617)。CPU2は、ステップS617におい
て、受信メールの題名に前記題名用文字列が含まれてい
ないと判断した場合には、前記検索用文字列に対応する
報知動作を行う(ステップS618)。CPU2は、ス
テップS617において、受信メールの題名に題名用文
字列が含まれていると判断した場合には、前記受信メー
ルの削除処理及び題名に所定文字列(例えば、「!広告
!」)を含む受信メールを削除した旨の報知動作を行う
(ステップS608)。
【0063】一方、CPU2は、ステップS62におい
て、メールアドレス保存メモリ13に少なくとも1つの
指定メールアドレスが登録されていると判断した場合に
は、受信メールアドレスが、登録済みメールアドレスか
否かを判断する(ステップS63)。CPU2における
処理ステップS62はメールアドレス判断手段を構成し
ている。CPU2は、ステップS63において、受信メ
ールアドレスが登録済みメールアドレスではないと判断
した場合には、ステップS614へ移行して前述した処
理を行う。
【0064】CPU2は、ステップS63において、受
信メールアドレスが登録済みメールアドレスと判断した
場合には、文字列保存メモリ12に、少なくとも1種類
の文字列が登録されているか否かを判断する(ステップ
S64)。CPU2は、ステップS64において、文字
列保存メモリ12に文字列が全く登録されていないと判
断した場合には、前記指定メールアドレスに対応する報
知処理を行う(ステップS613)。即ち、スピーカ9
から指定メールアドレスのメールを受信した旨を報知し
又、表示部5にも指定メールアドレスのメールを受信し
た旨の表示を行う。
【0065】CPU2は、ステップS64において、文
字列保存メモリ12に少なくとも1種類の検索用文字列
が記憶されていると判断した場合には、前記検索用文字
列が、前記第1のフォルダに格納した前記受信メールに
含まれているか否かを判断する(ステップS65)。具
体的には、文字列保存メモリ12に記憶されている全て
の種類の検索用文字列の中のいずれかの検索用文字列
が、前記受信メールの本文又は題名に含まれているか否
かを判断する。尚、CPU2における処理ステップS6
5は文字列判断手段を構成している。
【0066】CPU2は、ステップS65において、前
記検索用文字列が前記第1のフォルダに格納した前記受
信メールに含まれていないと判断した場合には、ステッ
プS613に移行する。CPU2は、ステップS65に
おいて、前記検索用文字列が前記第1のフォルダに格納
した前記受信メールに含まれていると判断した場合に
は、題名に文字列保存メモリ12に登録してある所定の
題名用文字列を含む受信メールの削除処理が設定されて
いるか否かを判断する(ステップS66)。CPU2に
おける処理ステップS66はメール削除処理設定判断手
段を構成している。
【0067】CPU2は、ステップS66において、メ
ール削除処理が設定されていないと判断した場合には、
受信メールのフォルダ分け処理が設定されているか否か
を判断する(ステップS610)。CPU2における処
理ステップS610はフォルダ分け設定判断手段を構成
している。CPU2は、ステップS610において、受
信メールのフォルダ分け処理が設定されていないと判断
した場合には、ステップS613に移行する。
【0068】CPU2は、ステップS610において、
受信メールのフォルダ分け処理が設定されていると判断
した場合には、前記受信メールの題名に所定の題名用文
字列が含まれているか否かを判断する(ステップS61
1)。尚、CPU2における処理ステップS611は文
字列判断手段を構成している。CPU2は、ステップS
611において、前記受信メールの題名に前記題名用文
字列が含まれていないと判断した場合には、ステップS
613に移行する。CPU2は、ステップS611にお
いて、前記受信メールの題名に前記題名用文字列が含ま
れていると判断した場合には、受信メールのフォルダ分
け処理及び報知処理を行う(ステップS612)。前記
フォルダ分け処理では、前記第1のフォルダに記憶した
前記電子メールを前記第2のフォルダに移動させて保存
する。
【0069】CPU2は、ステップS66において、メ
ール削除処理が設定されていると判断した場合には、受
信メールの題名に前記所定の文字列が含まれているか否
かを判断する(ステップS67)。尚、CPU2におけ
る処理ステップS67は文字列判断手段を構成してい
る。CPU2は、ステップS67において、受信メール
の題名に前記題名用文字列が含まれていないと判断した
場合には、登録済みの指定メールアドレス及び前記検索
用文字列に対応する報知動作を行う(ステップS60
9)。この場合、前記受信した電子メールは前記第1の
フォルダにそのまま保存される。
【0070】CPU2は、ステップS67において、受
信メールの題名に前記題名用文字列が含まれていると判
断した場合には、前記受信メールの削除処理及び題名に
所定の題名用文字列を含む受信メールを削除した旨の報
知動作を行う(ステップS608)。尚、CPU2にお
ける処理ステップS608、S609、S612、S6
13、S618、S621は報知手段を構成している。
上記動作により、受信メールを開封することなく、本当
に重要な内容の電子メールであるか否かを容易に知るこ
とが可能になる。また、受信メールを開封することな
く、重要度の低い内容の電子メールか否かを容易に知る
ことが可能になる。
【0071】以上述べたように、本発明の実施の形態に
係る電子メール受信処理方法は、受信した電子メールの
本文又は題名に、文字列記憶手段に予め記憶した文字列
が含まれる否かを判断する判断過程と、前記受信した電
子メールの本文又は題名に、前記文字列記憶手段に記憶
した文字列が含まれると判断したときに所定の処理を行
う処理過程とを備えて成ることを特徴としている。前記
所定の処理は、前記文字列に対応する報知処理、前記受
信した電子メールを保存しない処理、又は、前記受信し
た電子メールを、前記文字列記憶手段に記憶した文字列
を本文又は題名に含まない電子メールを保存する第1の
フォルダとは異なる第2のフォルダに保存する処理であ
る。尚、前記所定の処理の内容は前記文字列に対応付け
て前記文字列記憶手段に記憶されて成り、前記受信した
電子メールの本文又は題名に前記文字列記憶手段に記憶
した文字列が含まれると判断したときに、前記文字列に
対応する処理を行う。
【0072】また、本発明の実施の形態に係る電子メー
ル受信処理方法は、受信した電子メールの発信元メール
アドレスが、メールアドレス記憶手段に予め記憶したメ
ールアドレスか否かを判断する判断過程と、前記受信し
た電子メールの発信元メールアドレスが前記メールアド
レス記憶手段に予め記憶したメールアドレスのとき、前
記電子メールを保存しないように処理すると共に、前記
電子メールを保存しなかった旨を報知する処理過程とを
備えて成ることを特徴としている。
【0073】また、本発明の実施の形態に係る電子メー
ル受信処理方法は、受信した電子メールの発信元メール
アドレスが、メールアドレス記憶手段に予め記憶したメ
ールアドレスか否かを判断する判断過程と、前記受信し
た電子メールの発信元メールアドレスが前記メールアド
レス記憶手段に予め記憶したメールアドレスのとき、前
記電子メールを、前記メールアドレス記憶手段に記憶し
たメールアドレスではない電子メールを保存する第1の
メール記憶手段とは異なる第2のメール記憶手段に保存
処理する処理過程とを備えて成ることを特徴としてい
る。
【0074】ここで、前記処理過程における処理内容は
前記メールアドレスに対応付けて前記メールアドレス記
憶手段に記憶されて成り、前記受信した電子メールの発
信元メールアドレスが前記メールアドレス記憶手段に予
め記憶したメールアドレスのときに、前記メールアドレ
スに対応する処理を行うようにしている。したがって、
受信メールを開封することなく、本当に重要な内容の電
子メールであるか否かを容易に知ることが可能になる。
また、重要度の低い内容の電子メールか否かを容易に知
ることが可能になる。
【0075】また、本発明の実施の形態に係る携帯型通
信装置は、文字列を設定するためのキーマトリクス6
と、キーマトリクス6でで設定された文字列を記憶する
文字列保存メモリ12と、受信した電子メールの本文又
は題名に、文字列保存メモリ12に記憶した文字列が含
まれる否かを判断する文字列判断手段(CPU2)と、
文字列保存メモリ12に記憶した文字列が前記受信した
電子メールの本文又は題名に含まれると前記文字列判断
手段が判断したときに、所定の処理を行う処理手段(C
PU2)とを備えて成ることを特徴としている。
【0076】また、本発明の実施の形態に係る携帯型通
信装置は、電子メールアドレスを設定するためのキーマ
トリクス6と、キーマトリクス6で設定された電子メー
ルアドレスを記憶するメールアドレス保存メモリ13
と、受信した電子メールの発信元メールアドレスが、前
記メールアドレス保存メモリ13に予め記憶したメール
アドレスか否かを判断するメールアドレス判断手段(C
PU2)と、前記受信した電子メールの発信元メールア
ドレスが前記メールアドレス保存メモリ13に記憶した
メールアドレスであると前記メールアドレス判断手段が
判断したとき、前記受信した電子メールを保存しないよ
うに処理する処理手段(CPU2)と、前記処理手段が
前記電子メールを保存しなかった旨を報知する報知手段
(CPU2、表示部5、スピーカ9)を備えて成ること
を特徴としている。
【0077】また、本発明の実施の形態に係る携帯型通
信装置は、電子メールアドレスを設定するためのキーマ
トリクス6と、キーマトリクス6で設定された電子メー
ルアドレスを記憶するメールアドレス保存メモリ13
と、受信した電子メールの発信元メールアドレスが、メ
ールアドレス保存メモリ13に予め記憶したメールアド
レスか否かを判断するメールアドレス判断手段(CPU
2)と、前記受信した電子メールの発信元メールアドレ
スが前記メールアドレス保存メモリ13に記憶したメー
ルアドレスであると前記メールアドレス判断手段が判断
したとき、前記受信した電子メールを、通常の電子メー
ルを保存する第1の受信メール記憶手段とは異なる第2
の受信メール記憶手段に保存処理する処理手段(CPU
2)とを備えて成ることを特徴としている。したがっ
て、受信メールを開封することなく、本当に重要な内容
の電子メールであるか否かを容易に知ることが可能にな
携帯型通信装置を提供することが可能になる。また、重
要度の低い内容の電子メールか否かを容易に知ることが
可能にな携帯型通信装置を提供することが可能になる。
【0078】尚、前記各実施の形態では、携帯型通信装
置の例として携帯電話機の例で説明したが、PHS等の
携帯型通信装置をはじめとして、電子メールの受信機能
を有する各種機器に適用することが可能である。また、
フォルダ分け処理や削除処理は、受信メールの題名に所
定の文字が含まれている場合に行うように構成すれば、
これらの処理を行う受信メールを絞り込むことが可能に
なる(例えば、広告ではない電子メールではあるが、た
たたま本文中に「!広告!」が含まれる電子メールを除
外することが可能に可能になる。)が、これらの処理対
象とする受信メールの範囲を広げる場合には、本文、題
名のいずれかに所定の文字が含まれる受信メールに対し
て前記処理を施すようにしてもよい。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、電子メール受信処理方
法において、受信メールを開封することなく、本当に重
要な内容の電子メールであるか否かを容易に知ることが
可能になる。また、本発明によれば、電子メール受信処
理方法において、受信メールを開封することなく、重要
度の低い内容の電子メールか否かを容易に知ることが可
能になる。また、本発明によれば、前記電子メール受信
処理方法に適した携帯型通信装置を提供することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るブロック図
である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における処理を示
すフローチャートである。
【図3】 本発明の第2の実施の形態に係るブロック図
である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態における処理を示
すフローチャートである。
【図5】 本発明の第3の実施の形態における処理を示
すフローチャートである。
【図6】 本発明の第4の実施の形態における処理を示
すフローチャートである。
【図7】 本発明の第4の実施の形態における処理を示
すフローチャートである。
【図8】 従来の携帯電話機のブロック図である。
【図9】 従来の携帯電話機における処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1・・・制御手段としての制御部 2・・・CPU 3・・・送受信手段としての無線部 4・・・アンテナ 5・・・報知手段を構成する表示部 6・・・入力手段としてのキーマトリクス 7・・・受話部 8・・・送話部 9・・・報知手段を構成するスピーカ 10・・・記憶手段としてのメモリ 11・・・受信メール記憶手段としての受信メール保存
メモリ 12・・・文字列記憶手段としての文字列保存メモリ 13・・メールアドレス記憶手段としてのメールアドレ
ス保存メモリ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した電子メールの本文又は題名に、
    文字列記憶手段に予め記憶した文字列が含まれる否かを
    判断する判断過程と、 前記受信した電子メールの本文又は題名に、前記文字列
    記憶手段に記憶した文字列が含まれると判断したときに
    所定の処理を行う処理過程とを備えて成ることを特徴と
    する電子メール受信処理方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の処理は、前記文字列に対応す
    る報知処理であることを特徴とする請求項1記載の電子
    メール受信処理方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の処理は、前記受信した電子メ
    ールを保存しない処理であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の電子メール受信処理方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の処理は、前記受信した電子メ
    ールを、前記文字列記憶手段に記憶した文字列を本文又
    は題名に含まない電子メールを保存する第1の受信メー
    ル記憶手段とは異なる第2の受信メール記憶手段に保存
    する処理であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    電子メール受信処理方法。
  5. 【請求項5】 前記所定の処理の内容は前記文字列に対
    応付けて前記文字列記憶手段に記憶されて成り、前記受
    信した電子メールの本文又は題名に前記文字列記憶手段
    に記憶した文字列が含まれると判断したときに、前記文
    字列に対応する処理を行うことを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか一に記載の電子メール受信処方法。
  6. 【請求項6】 受信した電子メールの発信元メールアド
    レスが、メールアドレス記憶手段に予め記憶したメール
    アドレスか否かを判断する判断過程と、 前記受信した電子メールの発信元メールアドレスが前記
    メールアドレス記憶手段に予め記憶したメールアドレス
    のとき、前記電子メールを保存しないように処理すると
    共に、前記電子メールを保存しなかった旨を報知する処
    理過程とを備えて成ることを特徴とする電子メール受信
    処理方法。
  7. 【請求項7】 受信した電子メールの発信元メールアド
    レスが、メールアドレス記憶手段に予め記憶したメール
    アドレスか否かを判断する判断過程と、前記受信した電
    子メールの発信元メールアドレスが前記メールアドレス
    記憶手段に予め記憶したメールアドレスのとき、前記電
    子メールを、前記メールアドレス記憶手段に記憶したメ
    ールアドレスではない電子メールを保存する第1のメー
    ル記憶手段とは異なる第2のメール記憶手段に保存処理
    する処理過程とを備えて成ることを特徴とする電子メー
    ル受信処理方法。
  8. 【請求項8】 前記処理過程における処理内容は前記メ
    ールアドレスに対応付けて前記メールアドレス記憶手段
    に記憶されて成り、 前記受信した電子メールの発信元メールアドレスが前記
    メールアドレス記憶手段に予め記憶したメールアドレス
    のときに、前記メールアドレスに対応する処理を行うこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載の電子メール受信処
    方法。
  9. 【請求項9】 文字列を設定するための入力手段と、 前記入力手段で設定された文字列を記憶する文字列記憶
    手段と、 受信した電子メールの本文又は題名に、前記文字列記憶
    手段に記憶した文字列が含まれる否かを判断する文字列
    判断手段と、 前記文字列記憶手段に記憶した文字列が前記受信した電
    子メールの本文又は題名に含まれると前記文字列判断手
    段が判断したときに、所定の処理を行う処理手段とを備
    えて成ることを特徴とする携帯型通信装置。
  10. 【請求項10】 前記所定の処理は、前記文字列に対応
    する報知処理であることを特徴とする請求項9記載の携
    帯型通信装置。
  11. 【請求項11】 前記所定の処理は、前記受信した電子
    メールを保存しない処理であることを特徴とする請求項
    9又は10記載の携帯型通信装置。
  12. 【請求項12】 前記所定の処理は、前記受信した電子
    メールを、前記文字列記憶手段に記憶した文字列を本文
    又は題名に含まない電子メールを保存する第1の受信メ
    ール記憶手段とは異なる第2の受信メール記憶手段に保
    存する処理であることを特徴とする請求項9又は10記
    載の携帯型通信装置。
  13. 【請求項13】 前記入力手段は処理の内容を設定する
    と共に、前記文字列記憶手段は前記入力手段で設定され
    た前記文字列に対応付けて前記処理の内容を記憶するよ
    うに構成されて成り、 前記受信した電子メールの本文又は題名に前記文字列記
    憶手段に記憶した文字列が含まれると前記文字列判断手
    段が判断したときに、前記文字列に対応する処理を行う
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一に記載
    の携帯型通信装置。
  14. 【請求項14】 電子メールアドレスを設定するための
    入力手段と、 前記入力手段で設定された電子メールアドレスを記憶す
    るメールアドレス記憶手段と、 受信した電子メールの発信元メールアドレスが、前記メ
    ールアドレス記憶手段に予め記憶したメールアドレスか
    否かを判断するメールアドレス判断手段と、 前記受信した電子メールの発信元メールアドレスが前記
    メールアドレス記憶手段に記憶したメールアドレスであ
    ると前記メールアドレス判断手段が判断したとき、前記
    受信した電子メールを保存しないように処理する処理手
    段と、前記処理手段が前記電子メールを保存しなかった
    旨を報知する報知手段を備えて成ることを特徴とする携
    帯型通信装置。
  15. 【請求項15】 電子メールアドレスを設定するための
    入力手段と、 前記入力手段で設定された電子メールアドレスを記憶す
    るメールアドレス記憶手段と、 受信した電子メールの発信元メールアドレスが、前記メ
    ールアドレス記憶手段に予め記憶したメールアドレスか
    否かを判断するメールアドレス判断手段と、 前記受信した電子メールの発信元メールアドレスが前記
    メールアドレス記憶手段に記憶したメールアドレスであ
    ると前記メールアドレス判断手段が判断したとき、前記
    受信した電子メールを、前記メールアドレス記憶手段に
    記憶したメールアドレスではない電子メールを保存する
    第1の受信メール記憶手段とは異なる第2の受信メール
    記憶手段に保存処理する処理手段とを備えて成ることを
    特徴とする携帯型通信装置。
  16. 【請求項16】 前記入力手段は処理の内容を設定する
    と共に、前記メールアドレス記憶手段は前記入力手段で
    設定されたメールアドレスに対応付けて前記処理の内容
    を記憶するように構成されて成り、 前記処理手段は、前記受信した電子メールの発信元メー
    ルアドレスが前記メールアドレス記憶手段に記憶したメ
    ールアドレスであると判断したときに、前記メールアド
    レスに対応する処理を行うことを特徴とする請求項14
    又は15記載の携帯型通信装置。
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