JP2003296179A - 情報処理装置及びネットワークファイル方法 - Google Patents

情報処理装置及びネットワークファイル方法

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JP2003296179A
JP2003296179A JP2002095086A JP2002095086A JP2003296179A JP 2003296179 A JP2003296179 A JP 2003296179A JP 2002095086 A JP2002095086 A JP 2002095086A JP 2002095086 A JP2002095086 A JP 2002095086A JP 2003296179 A JP2003296179 A JP 2003296179A
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JP2002095086A
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Junichi Yoshida
順一 吉田
Takahiro Nishikawa
隆博 西川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 秘匿性の高い重要なデータをインターネット
等に接続されたストレージ上に安全に保管するシステム
を実現する。 【解決手段】 データ書込み処理では、データ分割手段
15によりオリジナルデータ5を分割し、データ暗号化
手段13により分割・暗号化されたデータ18に変換
し、データ分配手段11により通信手段10を利用して
ネットワークストレージ30,31,32に対して送信
処理する。データ読出し処理では、データ収集手段12
が通信手段10を経由してネットワークストレージ3
0,31,32に対してネットワークストレージ上の暗
号化蓄積データ40,41,42を送信させ、受信され
た暗号化・分割されたデータ18をデータ復号手段14
及びデータ結合手段16によりオリジナルデータ5が復
元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークに
接続された情報処理装置のデータ保存に係り、特に公開
されたインターネット上でどこからでもアクセス可能
で、個人情報や金融情報等秘匿性の高いデータを安全に
保管するためのネットワークファイルシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の秘匿性の高いデータの保管方式と
して、例えば特開平11−85622号公報に記載され
たコア・データ機密事項の保護記憶システムが存在す
る。図18は上述の保護記憶システムおよびコール元ア
プリケーション・プログラムを示すブロック図である。
図において、1800は情報処理装置上のアプリケーシ
ョン、1801はアプリケーションとリンクされたPS
toreインターフェースライブラリを示す。記憶装置
のアーキテクチャは、記憶サーバ1802と、複数のイ
ンストール可能な記憶プロバイダ1803,1804
と、1つ以上の認証プロバイダ1805、1806を含
む。
【0003】この方式では、図18に示す通り、秘匿デ
ータを扱うアプリケーション1800はPStoreイ
ンターフェース1801を必ずリンクしている。そし
て、RPCで通信している別プロセスの記憶サーバ18
02に対してデータの送受信要求を出す。記憶サーバ1
802は、記憶プロバイダ1803,1804に対し、
暗号鍵とデータのやりとりを行ない、記憶サーバ180
3,1804がデータの暗号化・復号処理を行なう。そ
の際に認証のための手段として認証プロバイダ180
5,1806を活用する。また、データの暗号化の際に
は、暗号化作業と暗号鍵を何段にも分けることで盗聴者
のデータ解読を困難にするように設計されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の秘匿性の高いデ
ータの記憶方法は、ある1つのストレージ(記憶装置)
上にデータを全て格納するため、不正侵入などにより他
者にデータ全体を参照される可能性が有り、暗号を解読
された場合に秘匿情報がすべて漏洩してしまう危険が潜
在している。また、ストレージを提供するプロバイダ自
身がデータを盗用することも可能である。また、通信路
上に盗聴者がいた場合に、ネットワークストレージ(ネ
ットワークに接続されるストレージ)上のデータを参照
する時点で盗聴者からデータを保護できないという問題
点がある。更に、ネットワークストレージが障害発生や
点検のため停止している場合には利用者はネットワーク
ストレージ上のデータに参照することができなくなるた
め、秘匿性が高くかつ重要なデータはネットワークスト
レージ上に置くことができないという問題点があった。
しかも、従来の技術では、ネットワーク上に置かれたデ
ータの保護を行なうためには、利用者側の情報処理装置
とネットワークストレージの両方に専用のシステムを導
入する必要があるため、システム導入に多大な時間と労
力が必要であった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、秘匿性の高い重要なデー
タをネットワークストレージ上でも安全に保管できると
共に、利用者側の情報処理装置に対する新規モジュール
追加のみによる安全性の高いネットワークファイルシス
テムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る情報処
理装置は、ネットワーク上に存在する複数のネットワー
クストレージの情報を格納したネットワークストレージ
テーブルと、ネットワークストレージテーブルの情報に
基づいてオリジナルデータを分割されたデータに変換す
るデータ分割手段と、上記分割されたデータを更に分割
・暗号化されたデータに変換するデータ暗号化手段と、
上記分割・暗号化されたデータをネットワークストレー
ジに送信するデータ分配手段と、ネットワークストレー
ジに対して上記分割・暗号化されたデータを要求して受
信するデータ収集手段と、上記受信したデータに基づき
分割・暗号化されたデータの復号処理を行うデータ復号
手段と、上記分割されたデータの組み立てオリジナルデ
ータの復元を行うデータ結合手段とを備えたものであ
る。
【0007】第2の発明に係る情報処理装置は、第1の
発明において、更に、オリジナルデータの分割方法を規
定するデータ分割方法指定手段と、データを保存するネ
ットワークストレージの数を指定するデータ格納先スト
レージ数指定手段と、データ格納先ストレージ数指定手
段で指定した数だけ残り容量の大きい順番に使用するネ
ットワークストレージを選択する使用可能容量順ストレ
ージ指定手段を備えたものである。
【0008】第3の発明に係る情報処理装置は、第1の
発明において、更にネットワークストレージに対して分
割したデータを保存する際に複数のネットワークストレ
ージに保存するミラーリング手段と、ネットワークスト
レージから受信したデータから重複するデータ部分を取
り除くデータ重複削除手段を備えたものである。
【0009】第4の発明に係る情報処理装置は、第1か
ら第3の発明において、ネットワークストレージの追加
又は削除を行うネットワークストレージテーブル変更手
段と、ローカルストレージと、ネットワークストレージ
の削除である場合にネットワークストレージ上に存在す
るデータを読出してローカルストレージに格納するデー
タバックアップ手段を備えたものである。
【0010】第5の発明に係る情報処理装置は、第1か
ら第4の発明において、ネットワークに接続する通信路
を複数個設けると共に、上記複数の通信路の中からデー
タを送受信する通信路を選択する通信路選択手段を備え
たものである。
【0011】第6の発明に係る情報処理装置は、第1か
ら第5の発明において、オリジナルデータを分割する前
に圧縮するデータ圧縮手段と、データ結合手段で組み立
てられた後の圧縮されたデータを伸張するデータ伸張手
段を備えたものである。
【0012】第7の発明に係るネットワークファイル方
法は、オリジナルデータを分割されたデータに変換する
データ分割ステップと、上記分割されたデータを更に分
割・暗号化されたデータに変換するデータ暗号化ステッ
プと、上記分割・暗号化されたデータをネットワークを
介して複数のネットワークストレージに分配して送信す
るデータ分配ステップと、ネットワークストレージに対
して上記分割・暗号化されたデータを要求して受信する
データ収集ステップと、上記受信したデータに基づき分
割・暗号化されたデータの復号処理を行うデータ復号ス
テップと、上記分割されたデータの組み立てオリジナル
データの復元を行うデータ結合ステップとを備えたもの
である。
【0013】第8の発明に係るネットワークファイル方
法は、第7の発明において、オリジナルデータの分割方
法を規定するデータ分割方法指定ステップと、データを
保存するネットワークストレージの数を指定するデータ
格納先ストレージ数指定ステップと、データ格納先スト
レージ数指定ステップで指定した数だけ残り容量の大き
い順番に使用するネットワークストレージを選択する使
用可能容量順ストレージ指定ステップとを備えたもので
ある。
【0014】第9の発明に係るネットワークファイル方
法は、第7の発明において、ネットワークストレージに
対して分割したデータを保存する際に複数のネットワー
クストレージに保存するミラーリングステップと、ネッ
トワークストレージから受信したデータから重複するデ
ータ部分を取り除くデータ重複削除ステップを備えたも
のである。
【0015】第10の発明に係るネットワークファイル
方法は、第7から第9の発明において、ネットワークス
トレージの追加又は削除を行うネットワークストレージ
テーブル変更ステップと、ネットワークストレージの削
除である場合にネットワークストレージ上に存在するデ
ータを読出してローカルストレージに格納するデータバ
ックアップステップを備えたものである。
【0016】第11の発明に係るネットワークファイル
方法は、第7から第10の発明において、ネットワーク
に接続する複数の通信路の中からデータを送受信する通
信路を選択する通信路選択ステップを備えたものであ
る。
【0017】第12の発明に係るネットワークファイル
方法は、第7から第11の発明において、オリジナルデ
ータを分割する前に圧縮するデータ圧縮ステップと、上
記データ結合ステップで組み立てられた後の圧縮された
データを伸張するデータ伸張ステップを備えたものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1によるネットワークファイルシステムの構
成を示す図である。ここでネットワークファイルシステ
ムとは、利用者側の情報処理装置から、インターネット
等のネットワークを介してアクセス可能なネットワーク
ストレージ(ネットワークに接続された記憶装置)に対
して、秘匿性の高いデータ等を保管するシステムを意味
する。
【0019】図1のネットワークファイルシステムは、
利用者側の情報処理装置1と、この情報処理装置1が接
続されるインターネットに代表されるネットワーク2
と、このネットワークに接続されて情報処理装置1がア
クセス可能な複数のネットワークストレージ30,3
1,32から構成される。
【0020】情報処理装置1は、使用可能なネットワー
クストレージの数や位置等のストレージ情報(ストレー
ジプロバイダ情報)を格納したネットワークストレージ
テーブル17と、ネットワークストレージテーブル17
のストレージ情報に基づいてオリジナルデータ5を分割
されたデータ19に変換するデータ分割手段15と、分
割されたデータ19を更に分割・暗号化されたデータ1
8に変換するデータ暗号化手段13と、分割・暗号化さ
れたデータ18を通信手段10を利用してネットワーク
ストレージ30,31,32に対して送信するデータ分
配手段11とを備えている。
【0021】ネットワークストレージ30,31,32
は、情報処理装置1のデータ分配手段11から送信され
るデータを、ネットワーク2を介して受信し、例えば暗
号化蓄積データA40、暗号化蓄積データB41、暗号
化蓄積データC42として格納する。
【0022】また、情報処理装置1は、通信手段10を
経由してネットワークストレージ30,31,32に対
して暗号化蓄積データ40,41,42を要求して受信
するデータ収集手段12と、データ収集手段12が受信
したデータに基づき分割・暗号化されたデータ18の復
号処理を行うデータ復号手段14と、分割されたデータ
19の組立を行うデータ結合手段16とを備えている。
【0023】次に、情報処理装置1からネットワークス
トレージ30,31,32へのデータ書込み動作につい
て図2のフローチャート図を用いて説明する。データ書
込み処理が開始されると、ステップS200で、データ
分割手段15が、ネットワークストレージテーブル17
に登録されているネットワークストレージ情報からネッ
トワークストレージの数を検出する。ステップS201
では、データ分割手段15がオリジナルデータ5を分割
されたデータ19に変換する。ここで、個々の分割され
たデータには、オリジナルデータ5においての位置情報
が付加される。続いてステップS202で、データ暗号
化手段13が分割されたデータ19を更に分割・暗号化
されたデータ18に変換する。ステップS203では、
データ分配手段11が、ネットワークストレージテーブ
ル17に登録されているネットワークストレージ30,
31,31の位置情報を読み出す。続いてステップS2
04で、データ分配手段11が、通信手段10を利用し
てネットワークストレージ30,31,32に対して分
割・暗号化されたデータ18の断片を1個ずつ汎用プロ
トコルを用いて送信する。上記送信処理終了時に、ステ
ップS205で、各ネットワークストレージ30,3
1,32に対して送信処理が成功したか否かの判定が行
なわれる。上記ステップ205で送信処理が失敗した場
合は、ステップS206で、書込み失敗のメッセージを
出力して処理は終了する。送信処理が成功した場合はそ
のまま処理を終了する。
【0024】次に、ネットワークストレージからのデー
タ読出し動作について図3のフローチャート図を用いて
説明する。データ読出し処理が開始されると、ステップ
S210で、データ収集手段12がネットワークストレ
ージテーブル17に登録されているネットワークストレ
ージ情報を読み出す。続いてステップS211で、デー
タ収集手段12が通信手段10を経由してネットワーク
ストレージ30,31,32に対してネットワークスト
レージ上の暗号化蓄積データ40,41,42を要求す
る。ステップS212で、要求したデータがネットワー
クストレージ上に存在するか否かの判定が行なわれる。
暗号化蓄積データ40,41,42がネットワークスト
レージ30,31,32上に存在しない場合は、ステッ
プS213でデータ不在通知をして処理を終了する。暗
号化蓄積データ40,41,42がネットワークストレ
ージ30,31,32に存在する場合はネットワークス
トレージから送信される上記データの受信を行ない、ス
テップS214にて、受信が正常に完了したか否かの判
定を行なう。受信が正常に完了しなかった場合は、ステ
ップS215にてデータ転送失敗通知を行ない、処理を
終了する。受信が正常に完了した場合はステップS21
6に進む。ステップS216では、データ復号手段14
により、データ収集手段12が受信した暗号化蓄積デー
タ40,41,42に基づき、分割・暗号化されたデー
タ18の復号処理が行なわれる。続いて、ステップS2
17により復号に成功したか否かの判定が行なわれる。
復号に失敗した場合はステップS218で、データ復号
失敗通知を行ない、処理を終了する。復号に成功した場
合はステップS219に進む。ステップS219では、
データ結合手段16により、分割されたデータ19の組
立処理が行なわれる。続いてステップS20により結合
処理が成功したか否かの判定が行われる。組立に失敗し
た場合はステップS221でデータ組立失敗通知を行な
い処理を終了する。データ組立に成功すると、ステップ
S222にてデータ要求者にオリジナルデータ5を渡し
て処理を終了する。
【0025】以上のように実施の形態1によれば、ネッ
トワーク2に接続された複数のネットワークストレージ
30,31,32に対して分割・暗号化したデータを分
散保存するようにしたので、あるネットワークストレー
ジに存在するデータを不正参照された場合も、オリジナ
ルデータ5全体の解読を著しく困難とする効果がある。
また、利用者の情報処理装置1側のみで実現可能であ
り、ネットワークストレージ側の対応は不要であるた
め、システムの実際の適用が容易であるという効果があ
る。
【0026】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるネットワークファイルシステムの構成を示す
図であり、図中、実施の形態1(図1)と同じ符号は同
じ構成要素を表わす。
【0027】図4において、本実施の形態の情報処理装
置1は、データの分割数や分割するサイズなどデータの
分割方法を規定するデータ分割方法指定手段142と、
データを保存するネットワークストレージの数を指定す
るデータ格納先ストレージ数指定手段140と、データ
格納先ストレージ数指定手段140で指定した数だけ残
り容量の大きい順番に使用するネットワークストレージ
を選択する使用可能容量順ストレージ指定手段141を
備えている。その他の構成は実施の形態1と同様であ
る。
【0028】また、図4において、143は分割・暗号
化されたデータ、144は分割されたデータであり、4
40はネットワークストレージ30に格納される暗号化
蓄積データA’、441はネットワークストレージ31
に格納される暗号化蓄積データB’である。
【0029】次に、情報処理装置からネットワークスト
レージへのデータ書込み動作について図5のフローチャ
ート図を用いて説明する。なお、図5において実施の形
態1と同じ動作をするステップについては、同じ符号を
付している。書込み処理が開始されると、ステップS2
50で、データ分割手段15がデータ分割方法指定手段
142で指定されているデータ分割方法を取得する。デ
ータ分割方法指定手段142は、データの分割数や分割
するサイズ等を規定する。ステップS251では、デー
タ分割手段15がオリジナルデータ5を分割されたデー
タ144に変換する。ここで、個々の分割されたデータ
には、オリジナルデータでの位置情報が付加される。続
いて、ステップS202で、データ暗号化手段13が、
分割されたデータ144を更に分割・暗号化されたデー
タ143に変換する。ステップS253では、使用可能
容量順ストレージ指定手段141がネットワークストレ
ージテーブル17に登録されているネットワークストレ
ージ30,31,32に対して使用可能容量の問い合せ
を実施する。ステップS254で、ネットワークストレ
ージの使用可能容量が格納しようとするデータすなわち
暗号化蓄積データ440または441より大きいか否か
の判定が実施される。使用可能容量が足りない場合はス
テップS255にて空き容量不足を通知して処理を終了
する。使用可能容量が充分ある場合はステップS256
に進む。ステップS256では、使用可能容量順ストレ
ージ指定手段141が使用可能容量の大きい順にネット
ワークストレージをデータ格納先ストレージ数指定手段
140で指定された数だけ選択する。ステップS204
では、指定されたネットワークストレージ30,31に
対して分割・暗号化されたデータ143の送信を実行す
る。送信処理終了時にステップS205で各ネットワー
クストレージ30、31に対して送信処理が成功したか
否かの判定が行なわれる。送信処理が失敗した場合はス
テップS206で書込み失敗のメッセージを出力して処
理は終了する。送信処理が成功した場合はそのまま処理
を終了する。
【0030】次に、実施の形態2のネットワークストレ
ージからのデータ読出し動作について図6のフローチャ
ート図を用いて説明する。本実施の形態では、読み出し
開始からステップS217でのデータ復号判定実行が行
なわれるまでは、実施の形態1と同じ動作である。ステ
ップS260では、データ結合手段16が、データ分割
方法指定手段142により規定されたデータ分割方法を
取得する。続いてステップS219では、データ結合手
段16がデータ分割方法指定手段142に従って分割さ
れたデータ144の組立処理を行なう。以後、ステップ
S220から終了までは、実施の形態1と同じ動作であ
る。
【0031】以上のように実施の形態2によれば、使用
可能容量の大きいネットワークストレージから順番にデ
ータを格納することと、データの分割数を指定すること
が可能となるため、ネットワークストレージの使用効率
を向上させることができるという効果がある。
【0032】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3によるネットワークファイルシステムの構成を示す
図であり、図中、実施の形態1(図1)と同じ符号は同
じ構成要素を表わす。
【0033】図7において、本実施の形態の情報処理装
置1は、データの複製数をデータ複製個数指定手段17
0と、ネットワークストレージに割り当てるデータ断片
の組合せを決定するストライピング・ミラーリングルー
ル決定手段171と、ネットワークストレージから受信
した暗号化蓄積データから重複するデータ部分を取り除
くデータ重複削除手段172を備えている。その他の構
成は実施の形態1と同様である。
【0034】また、図7において、470はネットワー
クストレージ30に格納される暗号化蓄積データA''、
471はネットワークストレージ31に格納される暗号
化蓄積データB''、472はネットワークストレージ3
2に格納される暗号化蓄積データC''である。
【0035】次に、情報処理装置からネットワークスト
レージへのデータ書込み動作について図8のフローチャ
ート図を用いて説明する。なお、実施の形態1と同じ動
作をするステップについては、同じ符号をつけている。
【0036】本実施の形態では、書込み動作開始からス
テップS203のネットワークストレージ情報取得が行
なわれるまでは、実施の形態1と同じ動作である。
【0037】ステップS280において、ストライピン
グ・ミラーリングルール決定手段171は、データ複製
個数指定手段170により指定されたデータの複製数を
獲得する。続いて、ステップS281にて、ストライピ
ング・ミラーリングルール決定手段171は、データ送
信手段11がネットワークストレージテーブル17から
獲得したネットワークストレージ情報と、前ステップで
得たデータの複製数に基づいて、ネットワークストレー
ジ30,31,32に割り当てるデータ断片の組合せを
決定する。ここで、1つのネットワークストレージに同
一のデータ断片が複数記録されないように、また、ネッ
トワークストレージに割り当てられるデータ断片の組合
せが各ネットワークストレージ間で同一にならないよう
に組合せを決定する。ステップS204では、データ送
信手段11が、ネットワークストレージ30,31,3
2に対し、ストライピング・ミラーリングルール決定手
段171で決定された組合せに基づく暗号化蓄積データ
470,471,472を送信する。次にステップS2
05で、各ネットワークストレージ30,31,32に
対して送信処理が成功したか否かの判定が行なわれる。
送信処理が失敗した場合はステップS206で書込み失
敗のメッセージを出力して処理は終了する。送信処理が
成功した場合はそのまま処理を終了する。
【0038】次に、ネットワークストレージからのデー
タの読出し動作について図9のフローチャート図を用い
て説明する。なお、実施の形態1と同じ動作をするステ
ップについては、同じ符号をつけている。
【0039】本実施の形態では、読出し動作開始からス
テップS214のデータ読出しが正常に終了したか否か
の判定が行なわれるまでは、実施の形態1と同じ動作で
ある。
【0040】ステップS290で、データ重複除去手段
172は、ネットワークストレージ30,31,32か
ら受信した暗号化蓄積データ470、471、472か
ら重複するデータ部分を取り除く。そして、重複がなく
なった分割・暗号化されたデータ18を生成する。ステ
ップS216移行の処理は、実施の形態1と同じであ
る。
【0041】実施の形態3によれば、分割したデータを
複数のネットワークストレージに重複保管する手段を備
えることで、データの冗長保管を可能とし、使用対象の
ネットワークストレージの1台が停止しても、ネットワ
ークストレージサービスを利用者が使用し続けることが
できる。
【0042】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4によるネットワークファイルシステムの構成を示
す図であり、図中、実施の形態1(図1)と同じ符号は
同じ構成要素を表わす。
【0043】図10において、本実施の形態の情報処理
装置1は、ネットワークストレージの追加か削除かの判
定を行うネットワークストレージテーブル変更手段11
01と、ローカルストレージ6と、ネットワークストレ
ージの削除である場合にネットワークストレージ上に存
在する暗号化蓄積データを読出してローカルストレージ
6に格納するデータバックアップ手段7を備えている。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
【0044】次に、実施の形態4の動作について図11
のフローチャート図を用いて説明する。
【0045】ステップS2110において、ネットワー
クストレージテーブル変更手段1101はネットワーク
ストレージ変更処理の判定を行なう。すなわちここで
は、本発明のシステムに対してネットワークストレージ
の追加であるのか、削除であるのかの判定を行う。ネッ
トワークストレージの追加である場合はステップS21
11にて、ネットワークストレージテーブル17にネッ
トワークストレージ情報を追加して処理を終了する。ネ
ットワークストレージの削除である場合は、ステップS
2112にて、データバックアップ手段7を用いてネッ
トワークストレージ30,31,32からネットワーク
ストレージ上に存在する暗号化蓄積データ40,41,
42を読出してローカルストレージ6に格納する。ステ
ップS2113にてデータの読出しが成功したか否かの
判定を行なう。データの読出しに失敗した場合はステッ
プS2114にてデータ読出しエラー通知を行ない処理
を終了する。データ読出しに成功した場合は処理を継続
する。ステップS2115で、ネットワークストレージ
30,31,32に対してデータ分配手段11を用いて
データ削除を実行する。続いてステップS2116に
て、データ削除が正常終了したか否かの判定を行なう。
データ削除に失敗した場合はステップS2117にてデ
ータ削除失敗通知を行ない処理を終了する。データ削除
に成功した場合は処理を継続する。ステップS2118
にて、ネットワークストレージテーブルから削除対象と
なるネットワークストレージの情報を削除する。その
後、ステップS2119にてデータバックアップ手段個
7にてローカルストレージ6に吸い上げたデータをネッ
トワークストレージに再配置する。ステップS2120
にて再配置に成功したか否かの判定が行なわれる。再配
置に失敗した場合はステップS2121にてデータ再配
置失敗通知を行ない処理を終了する。再配置に成功した
場合はそのまま処理を終了する。
【0046】以上のように実施の形態4によれば、使用
対象のネットワークストレージを追加又は削除する機能
を備えることにより、ネットワークストレージの拡張又
は縮小を自由に行なうことが可能となる。
【0047】実施の形態5.図12はこの発明の実施の
形態5によるネットワークファイルシステムの構成を示
す図であり、図中、実施の形態1(図1)と同じ符号は
同じ構成要素を表わす。
【0048】図12において、本実施の形態の情報処理
装置1は、それぞれ異なるインターネット2への複数の
通信路81,82,83を備えている。
【0049】また、情報処理装置1は、上記複数の通信
路の中からデータを送受信する通信路を選択すると共に
当該通信路の評価を行なう通信路選択手段1120と、
使用可能な通信路を登録した通信路テーブル1121を
備えている。その他の構成は実施の形態1と同様であ
る。
【0050】次に、情報処理装置1からネットワークス
トレージへのデータ書込み動作について図13のフロー
チャート図を用いて説明する。なお、実施の形態1と同
じ動作をするステップについては、同じ符号をつけてい
る。
【0051】本実施の形態では、書込み動作開始からス
テップS202のデータの暗号化が行なわれるまでは、
実施の形態1と同じ動作である。次にステップS213
0にて、通信路選択手段1120は通信路テーブル11
21より通信路情報を取得する。そしてステップS21
31にて、ネットワークストレージとの通信に使用する
通信路を決定する。次にステップS2132にて、通信
路選択手段1120は選択した通信路の評価を行なう。
通信不可能な場合はステップS2133にて、通信路選
択手段1120は未評価通信路の有無を確認し、まだ評
価していない通信路がある場合はステップS2131に
戻り、まだ選択されていない通信路から使用する通信路
を選択する。ステップS2133にて、全ての通信路が
使用不能と判断された場合は、ステップS2134に
て、通信路選択手段1120は通信路選択失敗通知を出
して処理を終了する。ステップS2132にて、通信路
選択手段1120が選択した通信路が通信可能である場
合はステップS203に移行する。以後の処理は実施の
形態1と同じである。
【0052】次に、ネットワークストレージからのデー
タ読出し動作について図14のフローチャート図を用い
て説明する。なお、実施の形態1と同じ動作をするステ
ップについては、同じ符号をつけている。
【0053】本実施の形態では、読出し動作開始からス
テップS210のネットワークストレージテーブルから
ネットワークストレージ情報の取得が行なわれるまで
は、実施の形態1と同じ動作である。ステップS214
0にて、通信路選択手段1120は通信路テーブル11
21より通信路情報を取得する。そしてステップS21
41にて、ネットワークストレージとの通信に使用する
通信路を決定する。ステップS2142にて、通信路選
択手段1120は選択した通信路の評価を行なう。通信
不可能な場合はステップS2143にて、通信路112
0は未評価通信路の有無を確認し、まだ評価していない
通信路がある場合はステップS2141に戻り、まだ選
択されていない通信路から使用する通信路を選択する。
ステップS2143にて、全ての通信路が使用不能と判
断された場合は、ステップS2144にて、通信路選択
手段1120は通信路選択失敗通知を出して処理を終了
する。ステップS2142にて、通信路選択手段112
0が選択した通信路が通信可能である場合はステップS
211に移行する。以後の処理は実施の形態1と同じで
ある。
【0054】実施の形態5によれば、情報処理装置とネ
ットワークストレージの間の通信路を複数設定した上
で、ネットワークストレージとの通信に使用する通信路
をランダムに変更するようにしたので、通信路の盗聴か
らデータの完全漏えいを阻止することができる。
【0055】実施の形態6.図15はこの発明の実施の
形態6によるネットワークファイルシステムの構成を示
す図であり、図中、実施の形態1(図1)と同じ符号は
同じ構成要素を表わす。
【0056】図15において、本実施の形態の情報処理
装置1は、オリジナルデータ5を圧縮するデータ圧縮手
段1150と、圧縮されたデータ1154を伸張するデ
ータ伸張手段1151を備えている。その他の構成は実
施の形態1と同様である。また、1152は暗号化・分
割・圧縮されたデータ、1153は分割・圧縮されたデ
ータ、1154は圧縮されたデータであり、4150は
暗号化圧縮蓄積データA、4151は暗号化圧縮蓄積デ
ータB、4152は暗号化圧縮蓄積データCである。
【0057】次に、情報処理装置からネットワークスト
レージへのデータ書込み動作について図16のフローチ
ャート図を用いて説明する。なお、実施の形態1と同じ
動作をするステップについては、同じ符号をつけてい
る。本実施の形態では、ステップS2160において、
データ圧縮手段がオリジナルデータ5を圧縮して圧縮さ
れたデータ1154へ変換する。ステップS200以降
は、実施の形態1と同一である。但し、処理対象となる
データはすべて圧縮されている。
【0058】次に、ネットワークストレージからのデー
タを読出し動作について図17のフローチャート図を用
いて説明する。本実施の形態では、開始からステップS
220でのデータ組立判定が行なわれるまでは、実施の
形態1と同じ動作である。ステップS2170にて、デ
ータ伸張手段1151により、圧縮されたデータ115
4がオリジナルデータ5に伸張される。その後、ステッ
プS222にて、オリジナルデータの引渡しが行なわれ
る。
【0059】以上のように実施の形態6によれば、ネッ
トワークストレージに格納するデータを分割する前に圧
縮する追加する手段を備えることで、無線環境等の狭帯
域通信路上でも、ネットワークストレージを快適に使用
することができる。
【0060】
【発明の効果】第1及び第7の発明によれば、ネットワ
ークに接続された複数のネットワークストレージに対し
て分割・暗号化したデータを分散保存するようにしたの
で、あるネットワークストレージに存在するデータを不
正参照された場合も、オリジナルデータ全体の解読を著
しく困難とする効果がある。また、利用者の情報処理装
置側のみで実現可能であり、ネットワークストレージ側
の対応は不要であるため、システムの実際の適用が容易
であるという効果がある。
【0061】また、第2及び第8の発明によれば、使用
可能容量の大きいネットワークストレージから順番にデ
ータを格納することと、データの分割数を指定すること
が可能となるため、ネットワークストレージの使用効率
を向上させることができるという効果がある。
【0062】また、第3及び第9の発明によれば、分割
したデータを複数のネットワークストレージに複製保存
することにより、使用対象ネットワークストレージが少
なくとも1台停止又は破損した場合であっても本システ
ムによるサービスを継続使用することが可能となるとい
う効果がある。
【0063】また、第4及び第10の発明によれば、使
用対象のネットワークストレージを追加又は削除する機
能を備えることにより、ネットワークストレージの拡張
又は縮小を自由に行なうことが可能となるという効果が
ある。
【0064】また、第5及び第11の発明によれば、情
報処理装置とネットワークとの間の通信路を複数用意
し、ネットワークストレージとの通信時に通信路をラン
ダムに選択・使用するようにしたので、特定の通信路の
み盗聴からでは、暗号化・分割されたデータを盗聴する
ことができなくなるという効果がある。
【0065】また、第6及び第12の発明によれば、デ
ータの圧縮及び伸張を行なうようにしたので、無線通信
などの通信速度の遅い環境下においても、ネットワーク
ファイルシステムをより快適に使用することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるネットワーク
ファイルシステムの構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるネットワーク
ファイルシステムでのデータ書込み動作を示すフローチ
ャート図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるネットワーク
ファイルシステムでのデータ読込み動作を示すフローチ
ャート図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるネットワーク
ファイルシステムの構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるネットワーク
ファイルシステムでのデータ書込み動作を示すフローチ
ャート図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるネットワーク
ファイルシステムでのデータ読込み動作を示すフローチ
ャート図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるネットワーク
ファイルシステムの構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるネットワーク
ファイルシステムでのデータ書込み動作を示すフローチ
ャート図である。
【図9】 この発明の実施の形態3によるネットワーク
ファイルシステムでのデータ読込み動作を示すフローチ
ャート図である。
【図10】 この発明の実施の形態4によるネットワー
クファイルシステムの構成を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態4によるネットワー
クファイルシステムでのネットワークストレージテーブ
ルの変更動作を示すフローチャート図である。
【図12】 この発明の実施の形態5によるネットワー
クファイルシステムの構成を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態5によるネットワー
クファイルシステムでのデータ書込み動作を示すフロー
チャート図である。
【図14】 この発明の実施の形態5によるネットワー
クファイルシステムでのデータ読込み動作を示すフロー
チャート図である。
【図15】 この発明の実施の形態6によるネットワー
クファイルシステムの構成を示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態6によるネットワー
クファイルシステムでのデータ書込み動作を示すフロー
チャート図である。
【図17】 この発明の実施の形態5によるネットワー
クファイルシステムでのデータ読込み動作を示すフロー
チャート図である。
【図18】 従来のコア・データ機密事項の保護記憶シ
ステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置、2 ネットワーク、5 オリジナル
データ、6 ローカルストレージ、7 データバックア
ップ手段、10 通信手段、11 データ分配手段、1
2 データ収集手段、13 データ暗号化手段、14
データ復号手段、15 データ分割手段、16 データ
結合手段、17 ネットワークストレージテーブル、1
8 暗号化・分割されたデータ、19 分割されたデー
タ、30,31,32 ネットワークストレージ、4
0,41,42 暗号化蓄積データA,B,C、81,
82,83 通信路1,通信路2,通信路3、140
データ格納先ストレージ数指定手段、141 使用可能
容量順ストレージ指定手段、142 データ分割方法指
定手段、143 分割・暗号化されたデータ、144分
割されたデータ、440,441,442 暗号化蓄積
データA’,B’170 データ複製個数指定手段、1
71 ストライピング・ミラーリングルール決定手段、
172 データ重複削除手段、470 暗号化蓄積デー
タA'',B''C''、1101 ネットワークストレージ
テーブル変更手段、1120 通信路選択手段、112
1 通信路テーブル、1150 データ圧縮手段、11
51データ伸張手段、1152 暗号化・分割・圧縮さ
れたデータ、1153 分割・圧縮されたデータ、11
54 圧縮されたデータ、4150,4151,415
2 暗号化圧縮蓄積データA,B,C。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 520 G06F 13/00 520B H04L 9/10 H04L 9/00 621Z Fターム(参考) 5B017 AA03 BA07 BA10 CA07 5B082 DE05 EA11 GA01 GA11 HA00 5J104 PA07 PA14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に存在する複数のネット
    ワークストレージの情報を格納したネットワークストレ
    ージテーブルと、ネットワークストレージテーブルの情
    報に基づいてオリジナルデータを分割されたデータに変
    換するデータ分割手段と、上記分割されたデータを更に
    分割・暗号化されたデータに変換するデータ暗号化手段
    と、上記分割・暗号化されたデータをネットワークスト
    レージに分配して送信するデータ分配手段と、ネットワ
    ークストレージに対して上記分割・暗号化されたデータ
    を要求して受信するデータ収集手段と、上記受信したデ
    ータに基づき分割・暗号化されたデータの復号処理を行
    うデータ復号手段と、上記分割されたデータの組み立て
    オリジナルデータの復元を行うデータ結合手段とを備え
    た情報処理装置。
  2. 【請求項2】 オリジナルデータの分割方法を規定する
    データ分割方法指定手段と、データを保存するネットワ
    ークストレージの数を指定するデータ格納先ストレージ
    数指定手段と、データ格納先ストレージ数指定手段で指
    定した数だけ残り容量の大きい順番に使用するネットワ
    ークストレージを選択する使用可能容量順ストレージ指
    定手段とを備えた請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ネットワークストレージに対して分
    割したデータを保存する際に複数のネットワークストレ
    ージに保存するミラーリング手段と、ネットワークスト
    レージから受信したデータから重複するデータ部分を取
    り除くデータ重複削除手段を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークストレージの追加又は削除
    を行うネットワークストレージテーブル変更手段と、ロ
    ーカルストレージと、ネットワークストレージの削除で
    ある場合にネットワークストレージ上に存在するデータ
    を読出してローカルストレージに格納するデータバック
    アップ手段を備えた請求項1から請求項3のいずれか1
    項に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続する通信路を複数個
    設けると共に、上記複数の通信路の中からデータを送受
    信する通信路を選択する通信路選択手段を備えた請求項
    1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記オリジナルデータを分割する前に圧
    縮するデータ圧縮手段と、上記データ結合手段で組み立
    てられた後の圧縮されたデータを伸張するデータ伸張手
    段を備えた請求項1から請求項5のいずれか1項に記載
    の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 オリジナルデータを分割されたデータに
    変換するデータ分割ステップと、上記分割されたデータ
    を更に分割・暗号化されたデータに変換するデータ暗号
    化ステップと、上記分割・暗号化されたデータをネット
    ワークを介して複数のネットワークストレージに分配し
    て送信するデータ分配ステップと、ネットワークストレ
    ージに対して上記分割・暗号化されたデータを要求して
    受信するデータ収集ステップと、上記受信したデータに
    基づき分割・暗号化されたデータの復号処理を行うデー
    タ復号ステップと、上記分割されたデータの組み立てオ
    リジナルデータの復元を行うデータ結合ステップとを備
    えたネットワークファイル方法。
  8. 【請求項8】 オリジナルデータの分割方法を規定する
    データ分割方法指定ステップと、データを保存するネッ
    トワークストレージの数を指定するデータ格納先ストレ
    ージ数指定ステップと、データ格納先ストレージ数指定
    ステップで指定した数だけ残り容量の大きい順番に使用
    するネットワークストレージを選択する使用可能容量順
    ストレージ指定ステップとを備えた請求項7に記載のネ
    ットワークファイル方法。
  9. 【請求項9】 上記ネットワークストレージに対して分
    割したデータを保存する際に複数のネットワークストレ
    ージに保存するミラーリングステップと、ネットワーク
    ストレージから受信したデータから重複するデータ部分
    を取り除くデータ重複削除ステップを備えたことを特徴
    とする請求項7に記載のネットワークファイル方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークストレージの追加又は削
    除を行うネットワークストレージテーブル変更ステップ
    と、ネットワークストレージの削除である場合にネット
    ワークストレージ上に存在するデータを読出してローカ
    ルストレージに格納するデータバックアップステップを
    備えた請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のネ
    ットワークファイル方法。
  11. 【請求項11】 ネットワークに接続する複数の通信路
    の中からデータを送受信する通信路を選択する通信路選
    択ステップを備えた請求項7から請求項10のいずれか
    1項に記載のネットワークファイル方法。
  12. 【請求項12】 上記オリジナルデータを分割する前に
    圧縮するデータ圧縮ステップと、上記データ結合ステッ
    プで組み立てられた後の圧縮されたデータを伸張するデ
    ータ伸張ステップを備えた請求項7から請求項11のい
    ずれか1項に記載のネットワークファイル方法。
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