JP2003296132A - パッチ適用システム及びパッチ適用方法及びパッチ適用プログラム - Google Patents

パッチ適用システム及びパッチ適用方法及びパッチ適用プログラム

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JP2003296132A
JP2003296132A JP2002094721A JP2002094721A JP2003296132A JP 2003296132 A JP2003296132 A JP 2003296132A JP 2002094721 A JP2002094721 A JP 2002094721A JP 2002094721 A JP2002094721 A JP 2002094721A JP 2003296132 A JP2003296132 A JP 2003296132A
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JP2002094721A
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Nobuhiro Kobayashi
信博 小林
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のパッチ適用システムにおいては、導入
済をもとにパッチが未導入かどうかを判定するので、導
入済リストが何者かに改ざんされたり、古い情報で上書
きされた場合に、必要なパッチが導入されなかったり、
不要なパッチが導入されてしまい、プログラムが正しく
修正されないという問題があった。 【解決手段】 初期状態のソフトウエアのパッチレベル
を目標パッチレベルにするために必要なファイル操作の
リストをパッチ差分として抽出し、上記初期状態のソフ
トウエアのパッチレベルを現状パッチレベルにするため
に必要なファイル操作のリストを現状差分として抽出
し、パッチ差分と現状差分とから現状パッチレベルのソ
フトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレベルを
上記目標パッチレベルにするためのファイル操作のリス
トを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラムを修
正するためのパッチをソフトウエアに適用するパッチ適
用システム及びパッチ適用方法及びパッチ適用プログラ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21は例えば、マイクロソフト株式会
社の製品アップグレードに用いられるWindows(R) Updat
e と呼ばれる従来のパッチ適用システムである。Window
s(R) Update は、Windows(R)のオンライン拡張機能であ
り、クライアントマシンに既にインストールされている
パッチがスキャンされ、追加すべきパッチがサーバから
ダウンロードされることでプログラムが修正される。
【0003】この従来の技術においては、例えば相互に
通信可能なネットワーク(図示せず)と、ネットワーク
に接続されたパッチ用サーバマシン1001と、ネット
ワークに接続されたサーバマシン1002と、ネットワ
ークに接続されたクライアントマシン1003からなる
環境において、クライアントマシン1003の確認プロ
グラム取得手段1004は、ユーザからの確認プログラ
ム実行要求1005を受けると確認プログラム取得要求
1006をネットワーク経由でサーバマシン1002へ
送り、確認プログラムクライアント1007をネットワ
ーク経由でサーバマシン1002から受け、この確認プ
ログラムクライアント1007を確認プログラムクライ
アント起動手段1008へと送る。確認プログラムクラ
イアント起動手段1008は、上記確認プログラム取得
手段1004から上記確認プログラムクライアント10
07を受け取り、受け取った確認プログラムクライアン
トを1007を確認プログラムクライアント1007a
として起動する。
【0004】このクライアントマシン1003において
起動された確認プログラムクライアント1007におい
て、蓄積済みリスト取得手段1009はクライアントメ
イン処理部1010からの蓄積済リスト取得要求101
1をネットワーク経由でサーバマシン1006へ送り、
蓄積済リスト1012をネットワーク経由でサーバマシ
ン1002から受けとり、クライアントメイン処理部1
010へ送る。この蓄積済みリスト1012はパッチ用
サーバマシン1001からサーバマシン1002が獲得
したものであり、パッチ用サーバマシン1001が蓄積
しているパッチのリストである。未導入リスト生成部1
013は、上記蓄積済リスト1012をクライアントメ
イン処理部1010から受け取るとともに、クライアン
トマシン1003に導入済のパッチのリストである導入
済リスト1014を読みこみ、まだ導入していないパッ
チのリストである未導入リスト1015を生成する。次
いで、未導入パッチ取得手段1016が、未導入リスト
生成部1013の生成した未導入リスト1015をもと
に未導入パッチのパッチ取得要求1017をネットワー
ク経由でパッチ用サーバマシン1001へ送り、パッチ
用サーバマシン1001からネットワーク経由で未導入
パッチ1018を受け取り、クライアントメイン処理部
1010に送る。
【0005】パッチ適用部1019は、クライアントメ
イン処理部1010から未導入パッチ1018を受ける
とクライアントマシン1003へ導入し、導入したパッ
チを導入済リスト1014へ追加する。クライアントメ
イン処理部1010は、確認プログラムクライアント起
動手段1008から起動された確認プログラムクライア
ント1020の中で処理を開始し、蓄積済リスト取得要
求1011を蓄積済リスト取得手段1009へ送り、蓄
積済リスト1012を蓄積済リスト取得手段1009か
ら受けて未導入リスト生成部1013へ送り、未導入パ
ッチ1018を未導入パッチ取得手段1016から受け
てパッチ適用部1019へ送る。
【0006】このような従来のパッチ適用システムにお
いては、サーバマシン1002からクライアントマシン
1003へと送られて起動された確認プログラムクライ
アント1007aの未導入リスト生成部1013が蓄積
済リスト1012をクライアントメイン処理部1010
から受けとるとともにクライアントマシン1003へ導
入済のパッチのリストである導入済リスト1014を読
み込んで、まだ導入していないパッチのリストである未
導入リスト1015を生成する。更に、未導入パッチ取
得手段1016が未導入リスト生成部1013から未導
入リスト1015を受け取り、未導入のパッチ取得要求
1017をネットワーク経由でパッチ用サーバマシン1
001へ送り、パッチ用サーバマシン1001から未導
入パッチ1018を受けとる。そして、クライアントメ
イン処理部1010が未導入パッチ1018を受取りパ
ッチ適用部1019へ送り、パッチ適用部1019は、
未導入パッチ1018をクライアントマシン1003へ
導入し、導入したパッチを導入済リスト1014へ追加
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のパ
ッチ適用システムにおいては、導入済リスト1014を
もとにパッチが未導入かどうかを判定するので、導入済
リスト1014が何者かに改ざんされたり、古い情報で
上書きされた場合に、必要なパッチが導入されなかった
り、不要なパッチが導入されてしまい、プログラムが正
しく修正されないという問題があった。また、導入され
たパッチが消去されたり、導入されたパッチの内容が書
き換えられた場合に、たとえばセキュリティホールなど
のプログラムの欠陥が放置されてしまうという問題があ
った。
【0008】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、実際にクライアントマシンに導
入されているパッチの状態を調べることで、必要なパッ
チが導入されるパッチ適用システム及びパッチ適用方法
及びパッチ適用プログラムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパッチ適
用システムは、端末装置にインストールされたソフトウ
エアに対してパッチを適用し該ソフトウエアのパッチレ
ベルを現状パッチレベルから目標パッチレベルに修正す
るパッチ適用システムであり、上記ソフトウエアのパッ
チレベルを該ソフトウエアが上記端末装置にインストー
ルされた直後の初期状態における初期パッチレベルから
上記目標パッチレベルにするために必要なファイル操作
のリストであるパッチ差分を抽出するパッチ差分抽出手
段と、上記ソフトウエアを上記初期パッチレベルから上
記現状パッチレベルにするために必要なファイル操作の
リストである現状差分を抽出する現状差分抽出手段と、
上記パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベ
ルのソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレ
ベルを上記目標パッチレベルにするためのファイル操作
のリストである要適用差分を求める要適用差分取得手段
と、上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフトウ
エアに適用する差分適用手段を備えたものである。
【0010】この発明に係るパッチ適用システムは、端
末装置にインストールされたソフトウエアに対してパッ
チを適用し、該ソフトウエアのパッチレベルを現状パッ
チレベルから目標パッチレベルに修正するパッチ適用シ
ステムであり、上記端末装置は該端末装置のハードウエ
ア構成と同一の仮想的ハードウエアを有するバーチャル
マシンを備え、該バーチャルマシンは上記ソフトウエア
が該バーチャルマシンにインストールされた直後の初期
状態の上記ソフトウエアを有しているパッチ適用システ
ムにおいて、パッチ差分抽出手段と、現状差分抽出手段
と、要適用差分取得手段と、差分適用手段とを備え、上
記パッチ差分抽出手段は、上記初期状態のソフトウエア
のパッチレベルを上記目標パッチレベルにするために必
要なファイル操作のリストをパッチ差分として抽出し、
上記現状差分抽出手段は、上記初期状態のソフトウエア
のパッチレベルを現状パッチレベルにするために必要な
ファイル操作のリストを現状差分として抽出し、上記要
適用差分取得手段は、上記パッチ差分と現状差分とか
ら、上記現状パッチレベルのソフトウエアに適用して該
ソフトウエアのパッチレベルを上記目標パッチレベルに
するためのファイル操作のリストを要適用差分として求
め、上記差分適用手段は、上記要適用差分を上記現状パ
ッチレベルのソフトウエアに適用するものである。こと
を特徴とするパッチ適用システム。
【0011】この発明に係るパッチ適用システムは、端
末装置にインストールされたソフトウエアに対してパッ
チを適用し、該ソフトウエアのパッチレベルを現状パッ
チレベルから目標パッチレベルに修正するパッチ適用シ
ステムであり、バーチャルマシン生成手段と、パッチ差
分抽出手段と、現状差分抽出手段と、要適用差分取得手
段と、差分適用手段とを備え、上記バーチャルマシン生
成手段は、上記端末装置のハードウエア構成と同一の仮
想的ハードウエアを有するバーチャルマシンを生成し、
上記ソフトウエアを上記バーチャルマシンにインストー
ルして上記ソフトウエアの該インストール直後の状態で
ある初期状態を生成し、上記パッチ差分抽出手段は、上
記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを上記目標パ
ッチレベルにするために必要なファイル操作のリストを
パッチ差分として抽出し、上記現状差分抽出手段は、上
記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを現状パッチ
レベルにするために必要なファイル操作のリストを現状
差分として抽出し、上記要適用差分取得手段は、上記パ
ッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベルのソ
フトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレベルを
上記目標パッチレベルにするためのファイル操作のリス
トを要適用差分として求め、上記差分適用手段は、上記
要適用差分を上記現状パッチレベルのソフトウエアに適
用するものである。
【0012】この発明に係るパッチ適用システムは、上
記パッチ適用手段は、上記初期状態のソフトウエアに所
定のパッチを適用して、該ソフトウエアをそのパッチレ
ベルが上記目標パッチレベルであるパッチ適用済み状態
とし、上記パッチ差分抽出手段は、上記ソフトウエアが
上記パッチ適用済み状態である時に上記バーチャルマシ
ンが保有するファイルと、上記ソフトウエアが上記初期
状態である時に上記バーチャルマシンが保有するファイ
ルを比較して上記パッチ差分を抽出し、上記現状差分抽
出手段は、現状で上記端末装置が保有するファイルと、
上記ソフトウエアが上記初期状態である時に上記バーチ
ャルマシンが保有するファイルを比較して上記現状差分
を抽出するものである。
【0013】この発明に係るパッチ適用システムは、上
記パッチ適用手段は、上記ソフトウエアに適用するパッ
チを管理するパッチ用サーバマシンに現状パッチレベル
と目標パッチレベルを送信し、上記パッチサーバマシン
から上記ソフトウエアのパッチレベルを現状パッチレベ
ルから目標パッチレベルにするための目標パッチを獲得
して上記ソフトウエアに適用するものである。
【0014】この発明に係るパッチ適用システムは、上
記パッチ適用手段は、上記現状パッチレベルのソフトウ
エアを目標パッチレベルにするために複数のパッチを要
する場合、該複数のパッチを上記パッチ用サーバマシン
から所定の順に獲得して順次上記ソフトウエアに適用す
るものである。
【0015】この発明に係るパッチ適用システムは、上
記パッチ差分、現状差分、要適用差分にリスト化された
各ファイル操作は、ファイルの追加、削除、更新のいず
れかのファイル操作分類であり、一のファイルに関する
パッチ差分のファイル操作分類と該一のファイルに関す
る現状差分のファイル操作分類との組合せにより、該一
のファイルに関する上記要適用差分のファイル操作分類
を決定することを特徴とするものである。
【0016】この発明に係るパッチ適用方法は、端末装
置にインストールされたソフトウエアに対してパッチを
適用し該ソフトウエアのパッチレベルを現状パッチレベ
ルから目標パッチレベルに修正する下記ステップを備え
たパッチ適用方法である。 (1)上記ソフトウエアのパッチレベルを該ソフトウエ
アが上記端末装置にインストールされた直後の初期状態
における初期パッチレベルから上記目標パッチレベルに
するために必要なファイル操作のリストであるパッチ差
分を抽出するパッチ差分抽出ステップ; (2)上記ソフトウエアを上記初期パッチレベルから上
記現状パッチレベルにするために必要なファイル操作の
リストである現状差分を抽出する現状差分抽出ステッ
プ; (3)上記パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッ
チレベルのソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパ
ッチレベルを上記目標パッチレベルにするためのファイ
ル操作のリストである要適用差分を求める要適用差分取
得ステップ; (4)上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフト
ウエアに適用する差分適用ステップ。
【0017】この発明に係るパッチ適用方法は、端末装
置にインストールされたソフトウエアに対してパッチを
適用し、該ソフトウエアのパッチレベルを現状パッチレ
ベルから目標パッチレベルに修正するパッチ適用方法で
あり、バーチャルマシン生成ステップと、パッチ差分抽
出ステップと、現状差分抽出ステップと、要適用差分取
得ステップと、差分適用ステップとを備え、上記バーチ
ャルマシン生成ステップにおいて、上記端末装置のハー
ドウエア構成と同一の仮想的ハードウエアを有するバー
チャルマシンを生成し、上記ソフトウエアを上記バーチ
ャルマシンにインストールして上記ソフトウエアの該イ
ンストール直後の状態である初期状態を生成し、上記パ
ッチ差分抽出ステップにおいて、上記初期状態のソフト
ウエアのパッチレベルを上記目標パッチレベルにするた
めに必要なファイル操作のリストをパッチ差分として抽
出し、上記現状差分抽出ステップにおいて、上記初期状
態のソフトウエアのパッチレベルを現状パッチレベルに
するために必要なファイル操作のリストを現状差分とし
て抽出し、上記要適用差分取得ステップにおいて、上記
パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベルの
ソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレベル
を上記目標パッチレベルにするためのファイル操作のリ
ストを要適用差分として求め、上記差分適用ステップに
おいて、上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフ
トウエアに適用するものである。
【0018】この発明に係るパッチ適用方法は、パッチ
適用ステップをさらに備え、上記パッチ適用ステップに
おいて、上記初期状態のソフトウエアに所定のパッチを
適用して、該ソフトウエアをそのパッチレベルが上記目
標パッチレベルであるパッチ適用済み状態とし、上記パ
ッチ差分抽出において、上記ソフトウエアが上記パッチ
適用済み状態である時に上記バーチャルマシンが保有す
るファイルと、上記ソフトウエアが上記初期状態である
時に上記バーチャルマシンが保有するファイルを比較し
て上記パッチ差分を抽出し、上記現状差分抽出ステップ
において、現状で上記端末装置が保有するファイルと、
上記ソフトウエアが上記初期状態である時に上記バーチ
ャルマシンが保有するファイルを比較して上記現状差分
を抽出するようにしたものである。
【0019】この発明に係るパッチ適用方法は、上記パ
ッチ適用ステップにおいて、上記ソフトウエアに適用す
るパッチを管理するパッチ用サーバマシンに現状パッチ
レベルと目標パッチレベルを送信し、上記パッチサーバ
マシンから上記ソフトウエアのパッチレベルを現状パッ
チレベルから目標パッチレベルにするための目標パッチ
を獲得して上記ソフトウエアに適用するようにしたもの
である。
【0020】この発明に係るパッチ適用方法は、上記パ
ッチ適用ステップにおいて、上記現状パッチレベルのソ
フトウエアを目標パッチレベルにするために複数のパッ
チを要する場合、該複数のパッチを上記パッチ用サーバ
マシンから所定の順に獲得して順次上記ソフトウエアに
適用するようにしたものである。
【0021】この発明に係るパッチ適用方法は、上記パ
ッチ差分、現状差分、要適用差分にリスト化された各フ
ァイル操作は、ファイルの追加、削除、更新のいずれか
のファイル操作分類であり、一のファイルに関するパッ
チ差分のファイル操作分類と該一のファイルに関する現
状差分のファイル操作分類との組合せにより、該一のフ
ァイルに関する上記要適用差分のファイル操作分類を決
定するようにしたものである。
【0022】この発明に係るパッチ適用方法は、上記バ
ーチャルマシン生成ステップにおいて、上記バーチャル
マシンを上記端末装置以外の第2の端末装置のメモリー
空間内に生成し、上記ソフトウエアを上記第2の端末装
置のメモリ空間内に生成したバーチャルマシンにインス
トールして上記ソフトウエアの初期状態を生成するおう
にしたものである。
【0023】この発明に係るパッチ適用プログラムは、
端末装置にインストールされたソフトウエアに対してパ
ッチを適用し該ソフトウエアのパッチレベルを現状パッ
チレベルから目標パッチレベルに修正するパッチ適用シ
ステムとしてコンピュータを機能させるためのパッチ適
用プログラムであり、上記パッチ適用システムは、上記
ソフトウエアのパッチレベルを該ソフトウエアが上記端
末装置にインストールされた直後の初期状態における初
期パッチレベルから上記目標パッチレベルにするために
必要なファイル操作のリストであるパッチ差分を抽出す
るパッチ差分抽出手段と、上記ソフトウエアを上記初期
パッチレベルから上記現状パッチレベルにするために必
要なファイル操作のリストである現状差分を抽出する現
状差分抽出手段と、上記パッチ差分と現状差分とから、
上記現状パッチレベルのソフトウエアに適用して該ソフ
トウエアのパッチレベルを上記目標パッチレベルにする
ためのファイル操作のリストである要適用差分を求める
要適用差分取得手段と、上記要適用差分を上記現状パッ
チレベルのソフトウエアに適用する差分適用手段を備え
たものである。
【0024】この発明に係るパッチ適用プログラムは、
端末装置にインストールされたソフトウエアに対してパ
ッチを適用し、該ソフトウエアのパッチレベルを現状パ
ッチレベルから目標パッチレベルに修正するパッチ適用
システムとしてコンピュータを機能させるパッチ適用プ
ログラムであり、上記端末装置は該端末装置のハードウ
エア構成と同一の仮想的ハードウエアを有するバーチャ
ルマシンを備え、該バーチャルマシンは上記ソフトウエ
アが該バーチャルマシンにインストールされた直後の初
期状態の上記ソフトウエアを有しており、上記パッチ適
用システムは、パッチ差分抽出手段と、現状差分抽出手
段と、要適用差分取得手段と、差分適用手段とを備え、
上記端末装置は該端末装置のハードウエア構成と同一の
仮想的ハードウエアを有するバーチャルマシンを備え、
該バーチャルマシンは上記ソフトウエアが該バーチャル
マシンにインストールされた直後の初期状態の上記ソフ
トウエアを有しており、上記パッチ差分抽出手段は、上
記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを上記目標パ
ッチレベルにするために必要なファイル操作のリストを
パッチ差分として抽出し、上記現状差分抽出手段は、上
記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを現状パッチ
レベルにするために必要なファイル操作のリストを現状
差分として抽出し、上記要適用差分取得手段は、上記パ
ッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベルのソ
フトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレベルを
上記目標パッチレベルにするためのファイル操作のリス
トを要適用差分として求め、上記差分適用手段は、上記
要適用差分を上記現状パッチレベルのソフトウエアに適
用するようにしたものである。
【0025】この発明に係るパッチ適用プログラムは、
端末装置にインストールされたソフトウエアに対してパ
ッチを適用し、該ソフトウエアのパッチレベルを現状パ
ッチレベルから目標パッチレベルに修正するパッチ適用
システムとしてコンピュータを機能させるパッチ適用プ
ログラムであり、上記パッチ適用システムは、バーチャ
ルマシン生成手段と、パッチ差分抽出手段と、現状差分
抽出手段と、要適用差分取得手段と、差分適用手段とを
備え、上記バーチャルマシン生成手段は、上記端末装置
のハードウエア構成と同一の仮想的ハードウエアを有す
るバーチャルマシンを生成し、上記ソフトウエアを上記
バーチャルマシンにインストールして上記ソフトウエア
の該インストール直後の状態である初期状態を生成し、
上記パッチ差分抽出手段は、上記初期状態のソフトウエ
アのパッチレベルを上記目標パッチレベルにするために
必要なファイル操作のリストをパッチ差分として抽出
し、上記現状差分抽出手段は、上記初期状態のソフトウ
エアのパッチレベルを現状パッチレベルにするために必
要なファイル操作のリストを現状差分として抽出し、上
記要適用差分取得手段は、上記パッチ差分と現状差分と
から、上記現状パッチレベルのソフトウエアに適用して
該ソフトウエアのパッチレベルを上記目標パッチレベル
にするためのファイル操作のリストを要適用差分として
求め、上記差分適用手段は、上記要適用差分を上記現状
パッチレベルのソフトウエアに適用するようにしたもの
である。
【0026】この発明に係るパッチ適用プログラムは、
上記パッチ適用システムはパッチ適用手段をさらに備
え、上記パッチ適用手段は、上記初期状態のソフトウエ
アに所定のパッチを適用して、該ソフトウエアをそのパ
ッチレベルが上記目標パッチレベルであるパッチ適用済
み状態とし、上記パッチ差分抽出手段は、上記ソフトウ
エアが上記パッチ適用済み状態である時に上記バーチャ
ルマシンが保有するファイルと、上記ソフトウエアが上
記初期状態である時に上記バーチャルマシンが保有する
ファイルを比較して上記パッチ差分を抽出し、上記現状
差分抽出手段は、現状で上記端末装置が保有するファイ
ルと、上記ソフトウエアが上記初期状態である時に上記
バーチャルマシンが保有するファイルを比較して上記現
状差分を抽出するようにしたものである。
【0027】この発明に係るパッチ適用プログラムは、
上記パッチ適用手段は、上記ソフトウエアに適用するパ
ッチを管理するパッチ用サーバマシンに現状パッチレベ
ルと目標パッチレベルを送信し、上記パッチサーバマシ
ンから上記ソフトウエアのパッチレベルを現状パッチレ
ベルから目標パッチレベルにするための目標パッチを獲
得して上記ソフトウエアに適用するようにしたものであ
る。
【0028】この発明に係るパッチ適用プログラムは、
上記パッチ適用手段は、上記現状パッチレベルのソフト
ウエアを目標パッチレベルにするために複数のパッチを
要する場合、該複数のパッチを上記パッチ用サーバマシ
ンから所定の順に獲得して順次上記ソフトウエアに適用
するようにしたものである。
【0029】この発明に係るパッチ適用プログラムは、
上記パッチ差分、現状差分、要適用差分にリスト化され
た各ファイル操作は、ファイルの追加、削除、更新のい
ずれかのファイル操作分類であり、一のファイルに関す
るパッチ差分のファイル操作分類と該一のファイルに関
する現状差分のファイル操作分類との組合せにより、該
一のファイルに関する上記要適用差分のファイル操作分
類を決定するようにしたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1を図
1から図17を用いて説明する。図について説明する
と、図1はこの実施の形態1のパッチ適用システムの構
成図、図2はパッチ用サーバマシンの構成を示す図、図
3はサーバマシンの構成を示す図、図4はクライアント
マシンの構成を示す図、図5はバーチャルマシン生成手
段の動作のフローチャート、図6はパッチ適用手段の動
作のフローチャート、図7はパッチ選択手段の動作のフ
ローチャート、図8は各差分抽出結果の抽出法の説明
図、図9はパッチ差分抽出手段の動作のフローチャー
ト、図10は現状差分抽出手段の動作のフローチャー
ト、図11は要適用差分生成の説明図、図12から図1
5は要適用差分取得手段動作のフローチャート、図1
6、図17は差分適用手段の動作のフローチャートであ
る。
【0031】図1において、マシン同士が通信を行うネ
ットワーク1と、ネットワーク1に接続されパッチ適用
の対象となるソフトウエア(パッチ適用対象ソフトウエ
ア)がインストールされたクライアントマシン2と、ネ
ットワーク1に接続されクライアントマシン2にインス
トールされたソフトウエアの修正を行うサーバマシン3
と、ネットワーク1に接続されクライアントマシン2に
インストールされたソフトウエアを修正するためのパッ
チ5を提供するパッチ用サーバマシン4とが存在する。
【0032】上記クライアントマシン2がこの発明にお
ける端末装置である。
【0033】図2はパッチ用サーバマシン4の構成を示
すもので、クライアントマシン2にインストールされた
ソフトウエアを修正するパッチ5と、パッチ5を集積す
るパッチ集積データベース(パッチ集積DB)6と、パ
ッチ集積DB6が保持するパッチ5をクライアントマシ
ン2に提供するパッチ提供サーバ7を備える。
【0034】前記パッチ提供サーバ7は、クライアント
マシン2からパッチ適用対象ソフトウエアの現在のパッ
チレベル(現状パッチレベル)と目標パッチレベル9を
取得し、目標とするパッチ5を送付するパッチ提供手段
19と、パッチ提供手段19から現在のパッチレベルと
目標パッチレベル9を受取り、パッチ取得命令を送りパ
ッチ5を入手しパッチ提供手段19へ目標としたパッチ
5(目標パッチ)を渡すパッチ提供サーバメイン処理部
20と、パッチ提供サーバメイン処理部20からパッチ
取得命令を受取りパッチ集積DB6からパッチ5を取出
しパッチ提供サーバメイン処理部20へパッチ5を渡す
パッチ選択手段21を備える。
【0035】ここでパッチレベルとは、例えばあるプロ
グラムを修正するためのパッチが複数回供給された場合
の各回のパッチを識別するための符号であり、例えば1
回目に供給されたパッチはパッチレベルa、2回目に供
給されたパッチはパッチレベルb、以後同様に3回目は
パッチレベルc、4回目はパッチレベルd、・・・とい
うように付けられる。上記の説明において、パッチ提供
手段19が「クライアントマシン2から現在のパッチレ
ベルと目標パッチレベル9を取得し、目標とするパッチ
5を送付する」というのは、例えば、クライアントマシ
ン2の現在のパッチレベルが最も古いaであり、目標と
するパッチレベルが最新のdであるとき、パッチ提供手
段19は「現在のパッチレベル」として”a”を、「目
標パッチレベル9」として”d”を取得し、パッチレベ
ルが”d”であるパッチ5を送付することを意味する。
【0036】図3はサーバマシン3の構成を示すもの
で、このサーバマシン3は、クライアントマシン2で実
行されプログラムを修正する修正プログラム8と、クラ
イアントマシン2の目的とするプログラム修正状態を指
定する目標パッチレベル9と、修正プログラム8と目標
パッチレベル9をクライアントマシン2へ提供する修正
プログラムサーバ10を備える。この修正プログラムサ
ーバ10は、受取った修正プログラム8をクライアント
マシン2へ提供する修正プログラム提供手段22と、ク
ライアントマシン2からの目標パッチレベル提供要求を
受取り後述のサーバメイン処理部24へ渡しそのサーバ
メイン処理部24から渡された目標パッチレベル9をク
ライアントマシン2へ提供する目標パッチレベル提供手
段23と、目標パッチレベル9の入力をトリガーとして
修正プログラム8を読込み修正プログラム提供手段22
へ渡し目標パッチレベル提供手段23の上位として目標
パッチレベル提供要求を受取り目標パッチレベル9を渡
すサーバメイン処理部24を備える。
【0037】図4はクライアントマシン2の構成を示す
もので、このクライアントマシン2は上記修正プログラ
ム8を上記サーバマシン3から取得し実行する修正プロ
グラム取得手段11と、上記修正プログラム8内で仮想
的なクライアントマシン2を生成するバーチャルマシン
生成手段12、目標パッチレベル提供要求を上記サーバ
マシン3へ送り上記目標パッチレベル9を上記サーバマ
シン3から取得する目標パッチレベル取得手段13、現
在のパッチレベルと目標パッチレベル9を受取りパッチ
用サーバマシン4へ目標パッチレベル提供要求として現
在のパッチレベルと目標パッチレベル9を送り、目標と
するパッチ(目標パッチ)5を取得し目標とするパッチ
5を提供するパッチ取得手段25と、目標パッチレベル
取得手段13から目標パッチレベル9を受取り現在のパ
ッチレベルと目標パッチレベル9をパッチ取得手段25
へ渡し目標とするパッチ5を取得し、バーチャルマシン
の初期状態にパッチ5を適用しパッチ適用済状態にする
パッチ適用手段14と、バーチャルマシンの初期状態と
パッチ適用済状態との差分として目標パッチレベルの差
分抽出結果を抽出するパッチ差分抽出手段15と、バー
チャルマシンの初期状態とクライアントマシン2の現在
の状態との差分として現状の差分抽出結果を抽出する現
状差分抽出手段16と、現状差分抽出手段16からの現
状の差分抽出結果とパッチ差分抽出手段15からの目標
パッチレベルの差分抽出結果から適用すべき差分として
要適用差分を取得する要適用差分取得手段17と、前記
要適用差分取得手段17からの要適用差分に基づいて現
在の状態にパッチ適用済状態を反映させる差分適用手段
18を備える。
【0038】この修正プログラム8がこの発明における
パッチ適用システムである。またこの修正プログラム8
がこの発明におけるパッチ適用プログラムであり、サー
バマシン3およびクライアントマシン2においてそれぞ
れ図示しない記憶媒体に記憶され、クライアントマシン
2の図示しないメモリ、または記憶媒体上で実行され
る。クライアントマシン2において、パッチ適用対象ソ
フトウエアも上記記憶媒体上に格納されている。
【0039】このように構成されたパッチ適用システム
においては、予めパッチ用サーバマシン4のパッチ集積
DB6にクライアントマシン2のプログラムを修正する
ためのパッチ5が集積されている。 そして、サーバマ
シン3の修正プログラムサーバ10へクライアントマシ
ン2を目的とするプログラム修正状態にする為に必要と
されるパッチの適用状態を指定する目標パッチレベル9
が与えられる。修正プログラムサーバ10のサーバメイ
ン処理部24が目標パッチレベル9を受取ると修正プロ
グラム8を読込み、読みこんだ修正プログラム8を読込
み修正プログラム提供手段22へ渡す。読込み修正プロ
グラム提供手段22は修正プログラム8をクライアント
マシン2へネットワーク1経由で提供する。
【0040】以後の修正プログラム8の動作は概略下記
の順になる。 1.バーチャルマシンを生成し、パッチ適用対象ソフト
ウエアをインストールして初期状態とする 2.目標パッチを獲得する 3.バーチャルマシンに目標パッチを適用してパッチ適
用済み状態とする 4.バーチャルマシンの初期状態とバーチャルマシンの
パッチ適用済み状態の差分「目標パッチレベルの差分抽
出結果」を抽出するパッチ差分 5.バーチャルマシンの初期状態とクライアントマシン
の現在の状態の差分「現状の差分抽出結果」を抽出する 6.上記「目標パッチレベルの差分抽出結果」と「現状
の差分抽出結果」から「要適用差分」を取得する 7.「要適用差分」をクライアントマシンの現在の状態
に適用して、クライアントマシンを目的とするパッチレ
ベル状態にする
【0041】上記パッチ適用済状態におけるパッチレベ
ルがこの発明における「目標パッチレベル」と等しく、
クライアントマシン2が保持するパッチ適用対象ソフト
ウエアのパッチレベルをこの「目標パッチレベル」にす
ることを目的として、修正プログラム8が動作する。
【0042】上記のように読込み修正プログラム提供手
段22は修正プログラム8をクライアントマシン2へネ
ットワーク1経由で提供すると、次に、クライアントマ
シン2の修正プログラム取得手段11が修正プログラム
8をサーバマシン3からネットワーク1経由で取得し、
この取得した修正プログラム8を実行する。実行された
修正プログラム8のバーチャルマシン生成手段12は、
図5の手順により処理を行う。
【0043】手順5-1にて処理を開始する。手順5-2にて
バーチャルマシンの仮想ハードウェアを構築する。これ
は、例えばネットワールド社の製品である「VMWAR
E」(R)などを利用して実現するものであり、このク
ライアントマシン2と同じハードウェア構成(例えばC
PUやディスク構成など)を持つ仮想的なハードウェア
であるバーチャルマシンを生成するものである。生成さ
れたバーチャルマシンは図4においては、バーチャルマ
シン生成手段12に含まれるものとする。手順5-3にて
バーチャルマシンのOSをバーチャルマシンにインスト
ールする。手順5-4にて、クライアントマシン2にイン
ストールされているアプリケーション(ソフトウエア)
の内、少なくともパッチ適用の対象のアプリケーション
をバーチャルマシンにインストールする。手順5-5にて
バーチャルマシンの設定ファイルを更新する。手順5-6
にてバーチャルマシンの初期状態の生成が完了する。手
順5-7にて処理を終了する。
【0044】以上の手順で生成された初期状態のバーチ
ャルマシンは、クライアントマシン2の初期状態に相当
するものである。図5に示した一連の処理がこの発明に
おけるバーチャルマシン生成ステップである。
【0045】次に、修正プログラム8で生成された目標
パッチレベル取得手段13が目標パッチレベル提供要求
をサーバマシン3へネットワーク1経由で送る。サーバ
マシン3の修正プログラムサーバ10の目標パッチレベ
ル提供手段23がクライアントマシン2からの目標パッ
チレベル提供要求をネットワーク1経由で受取りサーバ
メイン処理部24へ渡す。サーバメイン処理部24は目
標パッチレベル9を目標パッチレベル提供手段23へ渡
す。目標パッチレベル提供手段23は目標パッチレベル
9をクライアントマシン2へネットワーク1経由で送
る。クライアントマシン2の修正プログラム8の目標パ
ッチレベル取得手段13が目標パッチレベル9をサーバ
マシン3からネットワーク1経由で取得しパッチ適用手
段14へ渡す。
【0046】次に、修正プログラム8で生成されたパッ
チ適用手段14がバーチャルマシンの現在のパッチレベ
ル(最初は「初期状態」)と目標パッチレベル取得手段
13から受取った目標パッチレベル9をパッチ取得手段
25へ渡し、パッチ取得手段25がパッチ用サーバマシ
ン4から目標とするパッチ5(目標パッチ)を取得し、
パッチ適用手段14バーチャルマシンの初期状態にパッ
チ5を適用しバーチャルマシンをパッチ適用済状態にす
【0047】以後、例えば「バーチャルマシンの現在の
パッチレベル」、「クライアントマシンの初期状態のパ
ッチレベル」等の表現は、「バーチャルマシンにインス
トールされたパッチ適用対象ソフトウエアの現在のパッ
チレベル」、「クライアントマシンにインストールされ
たパッチ適用対象ソフトウエアの初期状態のパッチレベ
ル」を意味するものである。他の類似の表現も同様であ
る。
【0048】ここでパッチ適用手段14は、図6の手順
により処理を行う。手順6-1にて処理を開始する。手順6
-2にて初期状態のバーチャルマシンのパッチレベルを初
期化する。手順6-3にてバーチャルマシンの現在のパッ
チレベルをパッチ取得手段25へ送り、パッチ取得手段
25は受取った現在のバーチャルマシンのパッチレベル
Lv(N)をパッチ用サーバマシン4へネットワーク1
経由で送る。この手順6-3を初めて通過する時はN=0
でありこの「現在のパッチレベル」とは初期化されたバ
ーチャルマシンのパッチレベルLv(0)である。
【0049】ここでパッチレベルは前記の例のように、
例えば古い順にパッチレベルLv(0)=a、パッチレ
ベルLv(1)=b、パッチレベルLv(2)=c、・
・・となっているものとする。
【0050】手順6-4にて目標パッチレベル9をパッチ
取得手段25へ送り、パッチ取得手段25は受取った目
標パッチレベル9をパッチ用サーバマシン4へネットワ
ーク1経由で送る。手順6-5にてパッチ取得手段25は
パッチ用サーバマシン4から手順6-3で送付したパッチ
レベルLv(N)の次レベル(手順6-3で送付したパッ
チレベルより1つ新しいレベル)のパッチ5をネットワ
ーク1経由で取得する。この取得したパッチ5のレベル
をLv(N+1)とする。パッチ適用手段14はこの取
得したパッチ5をパッチ取得手段25から取得する。手
順6-6にて取得したパッチ5(レベルLv(N+1))
をバーチャルマシンに適用する。手順6-7にて適用した
パッチにて現在のパッチレベルを更新し、パッチレベル
Lv(N+1)とする。手順6-8にてパッチレベルが目
標パッチレベルL(M)に到達しているかチェックす
る。到達している場合、すなわちN+1=Mであってレ
ベルLv(N+1)=レベルL(M)の場合は手順6-9
に処理を移す。到達していない場合はN+1を新たなN
として手順6-3に処理を移す。手順6-9にて処理を終了
し、バーチャルマシンは目標とするパッチ5が適用され
たパッチ適用済み状態となる。
【0051】一方、パッチ用サーバマシン4のパッチ提
供サーバ7では、パッチ提供手段19がクライアントマ
シン2から現在のパッチレベルと目標パッチレベル9を
受取りパッチ提供サーバメイン処理部20へ渡す。パッ
チ提供サーバメイン処理部20は受取った現在のパッチ
レベルと目標パッチレベル9をパッチ選択手段21へ渡
す。
【0052】パッチ選択手段21は、図7の手順により
処理を行う。手順7-1にて処理を開始する。手順7-2にて
パッチ提供サーバメイン処理部20から現在のパッチレ
ベル(バーチャルマシンの現在のパッチレベル)を受取
る。手順7-3にてパッチ提供サーバメイン処理部20か
ら現在の目標パッチレベル9を受取る。手順7-4にてパ
ッチ集積DB6に集積されているパッチ5の一覧である
集積済パッチリストを生成する。手順7-5にて手順続行
の可否を確認する為に現在のパッチレベルに対応するパ
ッチが集積済パッチリストに含まれているかチェックす
る。含まれている場合は手順7-6に処理を移す。含まれ
ていない場合は手順7-7へ処理を移す。手順7-6にて手順
続行の可否を確認する為に目標パッチレベル9に対応す
るパッチが集積済パッチリストに含まれているかチェッ
クする。含まれている場合は手順7-8に処理を移す。含
まれていない場合は手順7-7へ処理を移す。手順7-7にて
手順続行不可能として処理を中断する。手順7-8にて集
積済パッチリストの中で現在のパッチレベルの次レベル
(手順7-2で受け取ったパッチレベルより1つ上、すな
わち1つ新しいレベル)に該当するパッチ5を選定す
る。手順7-9にて手順7-8で選定したパッチ5をパッチ集
積DB6から取得する。手順7-10にてパッチ5をパッチ
提供サーバメイン処理部20へ渡す。手順7-11にて処理
を終了する。
【0053】パッチ提供サーバメイン処理部20は手順
7-10にて受取ったパッチ5をパッチ提供手段19へ渡
す。パッチ提供手段19は受取ったパッチ5をネットワ
ーク1経由でクライアントマシン2へ送る。クライアン
トマシン2のパッチ取得手段25はパッチ5をパッチ用
サーバマシン4からネットワーク1経由で受取る。
【0054】次に、修正プログラム8により形成された
パッチ差分抽出手段15が、バーチャルマシンの初期状
態とバーチャルマシンのパッチ適用済状態との差分を
「目標パッチレベルの差分抽出結果」として抽出する。
この「目標パッチレベルの差分抽出結果」はバーチャル
マシンが初期状態で保有する(バーチャルマシンに初期
状態で存在する)ファイルと、バーチャルマシンがパッ
チ適用済み状態で保有するファイルを比較し、各ファイ
ルをこの間に追加されたファイル、削除されたファイ
ル、更新されたファイルに分類して抽出したものであ
る。この抽出法を図8の(1)に示す。
【0055】この「目標パッチレベルの差分抽出結果」
がこの発明におけるパッチ差分であり、初期状態のソフ
トウエアのパッチレベルを上記目標パッチレベルにする
ために必要なファイル操作のリストである。
【0056】ここでバーチャルマシンが初期状態で保有
するファイルはクライアントマシン2が初期状態で保有
するファイルに対応するものである(図5の手順5-4に
おいて、バーチャルマシン生成手段がクライアントマシ
ン2にインストールされているアプリケーションをバー
チャルマシンにインストールしている)。また、バーチ
ャルマシンがパッチ適用済み状態で保有するファイル
は、クライアントマシン2が目標パッチを適用された時
(これを「パッチ適用済状態」と呼ぶことにする)に保
有すべきファイルである。すなわち「目標パッチレベル
の差分抽出結果」は、クライアントマシン2が初期状態
からパッチ適用済状態になるまでの間に追加されたファ
イル、削除されたファイル、更新されたファイルを抽出
したものに相当する。
【0057】パッチ差分抽出手段15は、図9の手順に
より処理を行うが、図9の手順8-2から手順8-6までが追
加または削除されたファイルのチェック、手順8-7から
手順8-10までが更新されたファイルのチェックのステッ
プである。
【0058】手順8-1にて処理を開始する。手順8-2にて
追加されたり削除されたファイルのチェックを開始す
る。手順8-3にてバーチャルマシンの初期状態のファイ
ルの一覧を作成する。手順8-4にてバーチャルマシンの
パッチ適用済状態のファイルの一覧を作成する。手順8-
5にてバーチャルマシンの初期状態のファイルの一覧に
含まれずパッチ適用状態のファイルの一覧に含まれるフ
ァイルを追加されたファイルとして一覧を作成する。手
順8-6にて初期状態のファイルの一覧に含まれパッチ適
用状態のファイルの一覧に含まれないファイルを削除さ
れたファイルとして一覧を作成する。
【0059】手順8-7にて初期状態のファイルと同一フ
ァイル名のパッチ適用済状態のファイルの更新チェック
を開始する。手順8-8にて同一ファイル名のファイルの
更新日時の比較を行い異なる場合は更新されたファイル
の一覧に追加する。手順8-9にて同一ファイル名のファ
イルのサイズの比較を行い異なる場合は更新されたファ
イルの一覧に追加する。手順8-10にて同一ファイル名の
ファイルで上記手順8-8、8-9で更新されたファイルの一
覧に追加されなかったファイルのハッシュ値を一般的な
数学的技術の一つであるハッシュ関数(例えばMD5)
を用いて算出し、初期状態とパッチ適用状態とで異なる
場合は更新されたファイルの一覧に追加する。手順8-11
にて追加されたファイル一覧と削除されたファイル一覧
と更新されたファイル一覧を「目標パッチレベルの差分
抽出結果」として作成する。手順8-12にて処理を終了す
る。
【0060】図9の一連の動作がこの発明におけるパッ
チ差分抽出ステップである。
【0061】次に、現状差分抽出手段16が、バーチャ
ルマシンの初期状態とクライアントマシン2の現在のパ
ッチ適用状態(現在の状態)の差分を「現パッチレベル
の差分抽出結果」として抽出する。この「現パッチレベ
ルの差分抽出結果」はバーチャルマシンが初期状態で保
有するファイルと、クライアントマシン2が現在保有す
るファイルを比較するものであるが、前述のようにバー
チャルマシンが初期状態で保有するファイルはクライア
ントマシン2が初期状態で保有するファイルに対応する
ものである(図5の手順5-4において、バーチャルマシ
ン生成手段がクライアントマシン2にインストールされ
ているアプリケーションをバーチャルマシンにインスト
ールしている)。すなわち「現パッチレベルの差分抽出
結果」は、各ファイルをクライアントマシン2が初期状
態から現在の状態になるまでの間に追加されたファイ
ル、削除されたファイル、更新されたファイルに分類し
て抽出したものに相当する。この抽出法を図8(2)に
示す。
【0062】この「現パッチレベルの差分抽出結果」が
この発明における現状差分であり、初期状態のソフトウ
エアのパッチレベルを現状パッチレベルにするために必
要なファイル操作のリストである。
【0063】現状差分抽出手段16は、図10の手順に
より処理を行うが、図10の手順9-2から手順9-6までが
追加または削除されたファイルのチェック、手順9-7か
ら手順9-10までが更新されたファイルのチェックのステ
ップである。
【0064】手順9-1にて処理を開始する。手順9-2にて
追加されたり削除されたファイルのチェックを開始す
る。手順9-3にてバーチャルマシンの初期状態のファイ
ルの一覧を作成する。手順9-4にてクライアントマシン
2の現在の状態のファイルの一覧を作成する。手順9-5
にてバーチャルマシンの初期状態のファイルの一覧に含
まれずクライアントマシン2の現在の状態のファイルの
一覧に含まれるファイルを追加されたファイルとして一
覧を作成する。手順9-6にてバーチャルマシンの初期状
態のファイルの一覧に含まれクライアントマシン2の現
在の状態のファイルの一覧に含まれないファイルを削除
されたファイルとして一覧を作成する。
【0065】手順9-7にてバーチャルマシンの初期状態
のファイルと同一ファイル名のクライアントマシン2の
現在の状態のファイルの更新チェックを開始する。手順
9-8にて同一ファイル名のファイルの更新日時の比較を
行い異なる場合は更新されたファイルの一覧に追加す
る。手順9-9にて同一ファイル名のファイルのサイズの
比較を行い異なる場合は更新されたファイルの一覧に追
加する。手順9-10にて同一ファイル名のファイルで上記
手順9-8、9-9で更新されたファイルの一覧に追加されな
かったファイルのハッシュ値を一般的な数学的技術の一
つであるハッシュ関数(例えばMD5)を用いて算出
し、バーチャルマシンの初期状態とクライアントマシン
の現在の状態とで異なる場合は更新されたファイルの一
覧に追加する。手順9-11にて追加されたファイル一覧と
削除されたファイル一覧と更新されたファイル一覧を
「現パッチレベルの差分抽出結果」として作成する。手
順9-12にて処理を終了する。
【0066】図10の一連の動作がこの発明における現
状差分抽出ステップである。
【0067】次に、要適用差分取得手段17が、「現パ
ッチレベルの差分抽出結果」と「目標パッチレベルの差
分抽出結果」との差分を「要適用差分」として抽出す
る。「要適用差分」とは、クライアントマシン2の現在
の状態をパッチ適用済状態にするために、追加、削除、
更新すべきファイルを記載したものである。要適用差分
取得手段14が要適用差分を抽出する手法を図11に示
し、詳細なフローチャートを図12〜図15に示す。
【0068】図11のように、「現パッチレベルの差分
抽出結果」中の(1)追加ファイル、(2)削除ファイ
ル、(3)更新ファイル、または含まれないファイルの
分類と、「目標パッチレベルの差分抽出結果」中の追加
ファイル、削除ファイル、更新ファイルの分類との組合
せにより、「要適用差分」の追加ファイル、削除ファイ
ル、更新ファイルのいずれかに分類する。ただし要適用
差分に反映されない組合せもある。
【0069】ここで「現パッチレベルの差分抽出結果」
の各分類の意味するところについて、再度図8(2)を
参照しながら説明する。順に条件1〜条件4とする。 (条件1)「現パッチレベルの差分抽出結果」中の追加
ファイルについて 「現パッチレベルの差分抽出結果」中の「追加ファイ
ル」は、バーチャルマシンがその初期状態においては保
有していなかった、すなわちクライアントマシン2がそ
の初期状態においては保有していなかった(クライアン
トマシン2に初期状態で存在しなかった)が、クライア
ントマシン2が現在保有している(クライアントマシン
2に現在存在する)ファイルである。 (条件2)「現パッチレベルの差分抽出結果」中の削除
ファイルについて 「現パッチレベルの差分抽出結果」中の「削除ファイ
ル」は、バーチャルマシンがその初期状態においては保
有していた、すなわちクライアントマシン2がその初期
状態においては保有していたが、クライアントマシン2
が現在は保有していないファイルである。 (条件3)「現パッチレベルの差分抽出結果」中の更新
ファイルについて 「現パッチレベルの差分抽出結果」中の「更新ファイ
ル」は、バーチャルマシンがその初期状態において保有
しており、すなわちクライアントマシン2がその初期状
態において保有しており、クライアントマシン2が現在
も同一ファイル名のファイルを保有しているファイルで
ある。 (条件4)「現パッチレベルの差分抽出結果」中に含ま
れないファイルについて 「現パッチレベルの差分抽出結果」中に含まれないファ
イルは、下記(ア)(イ)のいずれかである。 (ア)バーチャルマシンがその初期状態で保有していな
いファイル、すなわちクライアントマシンがその初期状
態で保有していないファイルであり、かつクライアント
マシン2が現在保有していないファイル。 (イ)バーチャルマシンがその初期状態で保有している
ファイル、すなわちクライアントマシン2がその初期状
態で保有しているファイルであり、同じ状態でクライア
ントマシン2が現在保有しているファイル。
【0070】ここで「目標パッチレベルの差分抽出結
果」の各分類の意味するところについて、再度図8
(1)を参照して説明する。順に条件A〜条件Dとす
る。 (条件A)「目標パッチレベルの差分抽出結果」中の追
加ファイルについて「目標パッチレベルの差分抽出結
果」中の「追加ファイル」は、バーチャルマシンがその
初期状態においては保有していなかった、すなわちクラ
イアントマシン2がその初期状態においては保有してい
なかったが、クライアントマシン2が理想状態において
は保有すべきファイルである。 (条件B)「目標パッチレベルの差分抽出結果」中の削
除ファイルについて「目標パッチレベルの差分抽出結
果」中の「削除ファイル」は、バーチャルマシンがその
初期状態においては保有していた、すなわちクライアン
トマシン2がその初期状態においては保有していたが理
想状態においては保有する必要がないファイルである。 (条件C)「目標パッチレベルの差分抽出結果」中の更
新ファイルについて「目標パッチレベルの差分抽出結
果」中の「更新ファイル」は、バーチャルマシンがその
初期状態において保有していた、すなわちクライアント
マシン2がその初期状態において保有しており、理想状
態においても同一ファイル名のファイルを保有すべきフ
ァイルである。 (条件D)「目標パッチレベルの差分抽出結果」中に含
まれないファイルについて「目標パッチレベルの差分抽
出結果」中に含まれないファイルは、下記(ウ)(エ)
のいずれかである。 (ウ)バーチャルマシンがその初期状態で保有していな
いファイル、すなわちクライアントマシン2がその初期
状態で保有していないファイルであり、かつクライアン
トマシン2が理想状態においても保有する必要がないフ
ァイル。 (エ)バーチャルマシンがその初期状態で保有している
ファイル、すなわちクライアントマシン2がその初期状
態で保有しているファイルであり、クライアントマシン
2が理想状態においても同じ状態で保有すべきファイ
ル。
【0071】続いて「現パッチレベルの差分抽出結果」
と「目標パッチレベルの差分抽出結果」とを組合せて要
適用差分を生成する手順について、図11を参照しなが
ら以下の順に説明する。 (1)「現パッチレベルの差分抽出結果」中の「追加フ
ァイル」について (2)「現パッチレベルの差分抽出結果」中の削除ファ
イルについて (3)「現パッチレベルの差分抽出結果」中の更新ファ
イルについて (4)「現パッチレベルの差分抽出結果」中に含まれな
いファイルについて
【0072】なお上記(1)〜(4)のいずれのファイ
ルであっても「目標パッチレベルの差分抽出結果」に含
まれないファイル、すなわち条件Dに該当するファイル
は、クライアントマシン2が初期状態においても理想状
態においても保有しないファイル、または初期状態と理
想状態で変化しないファイルであり、このパッチ適用対
象ソフトウエアには関知しないファイルとして、要適用
差分には含まない「不要」とする
【0073】(1)「現パッチレベルの差分抽出結果」
中の「追加ファイル」について 「目標パッチレベルの差分抽出結果」の「追加ファイ
ル」に含まれる場合は、上記条件1と条件Aとから、ク
ライアントマシン2が現在保有しており、パッチ適用済
状態でも保有すべきファイルであるので、今後更新(上
書きも含む)される「更新ファイル」に分類する。 「目標パッチレベルの差分抽出結果」の「削除ファイ
ル」に含まれることは、上記条件1と条件Bとから本来
有り得ない組合せである。しかし便宜的に要適用差分の
「削除ファイル」に分類する。 「目標パッチレベルの差分抽出結果」の「更新ファイ
ル」に含まれることは、上記条件1と条件Cとから本来
有り得ない組合せである。しかし便宜的に要適用差分の
「更新ファイル」に分類する。
【0074】(2)「現パッチレベルの差分抽出結果」
の中の「削除ファイル」について 「目標パッチレベルの差分抽出結果」中の「追加ファ
イル」に含まれることは、上記条件2と条件Aとから本
来有り得ない組合せである。しかし便宜的に要適用差分
の「追加ファイル」に分類する。 「目標パッチレベルの差分抽出結果」中の「削除ファ
イル」に含まれていることは、上記条件2と条件Bとか
ら、クライアントマシン2が現在保有していない上に理
想状態で保有する必要がないファイルであるので、要適
用差分には含まない。 「目標パッチレベルの差分抽出結果」中の「更新ファ
イル」に含まれることは、上記条件2と条件Cとから、
クライアントマシン2が現在保有していないが理想状態
で保有すべきファイルであるので、要適用差分の「追加
ファイル」に分類する。
【0075】(3)「現パッチレベルの差分抽出結果」
中の「更新ファイル」について 「目標パッチレベルの差分抽出結果」中の「追加ファ
イル」に含まれることは、上記条件3と条件Aとから本
来有り得ない組合せである。しかし便宜的に要適用差分
の「更新ファイル」に分類する。 「目標パッチレベルの差分抽出結果」中の「削除ファ
イル」に含まれていることは、上記条件3と条件Bとか
ら、クライアントマシン2が現在保有しているが理想状
態で保有する必要がないファイルであるので、要適用差
分の「削除ファイル」に分類する。 「目標パッチレベルの差分抽出結果」中の「更新ファ
イル」に含まれることは、上記条件3と条件Cとから、
クライアントマシン2が現在保有しており、パッチ適用
済状態でも保有すべきファイルであるので、今後更新
(上書きも含む)される「更新ファイル」に分類する。
【0076】(4)「現パッチレベルの差分抽出結果」
中に含まれないファイルについてこの「現パッチレベル
の差分抽出結果」中に含まれないファイルは上記条件4
の通り、クライアントマシン2がその初期状態および現
在において、保有していないファイルである。「目標パ
ッチレベルの差分抽出結果」において、「追加ファイ
ル」「削除ファイル」「更新ファイル」となっているも
のは、それぞれ上記条件A、B、Cを参照して、それぞ
れ要適用差分においても「追加ファイル」「削除ファイ
ル」「更新ファイル」と分類する。
【0077】 図12から図15が要適用差分取得手段
17が図11のように要適用差分を決定する動作のフロ
ーチャートである。図11の要適用差分の欄の括弧内の
番号は、図12から図15の該当するステップを示す番
号である。
【0078】図12から図15の一連の動作がこの発明
における要適用差分抽出ステップである。
【0079】 図12において、手順10-1にて処理を開
始する。手順10-2にて現パッチレベルの差分抽出結果か
ら追加されたファイル一覧を取出す。手順10-3にてその
ファイル一覧からファイルを1つ取出す。手順10-4にて
そのファイル一覧から全てのファイルを取出しているか
チェックする。もし全てのファイルを取出している場合
は、手順10-15へ処理を移す。もし全てのファイルを取
出していない場合は、手順10-5へ処理を移す。手順10-5
にてその取出したファイルが目標パッチレベルの追加さ
れたファイル一覧に含まれるかチェックする。もし含ま
れる場合は手順10-6へ処理を移す。もし含まれない場合
は、処理10-8へ処理を移す。手順10-6にてその取出した
ファイルを要適用差分の更新するファイル一覧に追加す
る。手順10-7にてその取出したファイルと同じファイル
を目標パッチレベルの追加されたファイル一覧から削除
する。そして手順10-3へ処理を移す。手順10-8にてその
取出したファイルが目標パッチレベルの削除されたファ
イル一覧に含まれるかチェックする。もし含まれる場合
は手順10-9へ処理を移す。もし含まれない場合は、処理
10-11へ処理を移す。手順10-9にてその取出したファイ
ルを要適用差分の削除するファイル一覧に追加する。手
順10-10にてその取出したファイルと同じファイルを目
標パッチレベルの削除されたファイル一覧から削除す
る。そして手順10-3へ処理を移す。手順10-11にてその
取出したファイルが目標パッチレベルの更新されたファ
イル一覧に含まれるかチェックする。もし含まれる場合
は手順10-12へ処理を移す。もし含まれない場合は、処
理10-14へ処理を移す。手順10-12にてその取出したファ
イルを要適用差分の更新するファイル一覧に追加する。
手順10-13にてその取出したファイルと同じファイルを
目標パッチレベルの更新されたファイル一覧から削除す
る。そして手順10-3へ処理を移す。手順10-14にてその
取出したファイルはパッチにより変化しないファイルな
ので関知しないファイルと判断する。そして手順10-3へ
処理を移す。
【0080】図13において、手順10-15にて現パッチ
レベルの差分抽出結果から削除されたファイル一覧を取
出す。手順10-16にてそのファイル一覧からファイルを
1つ取出す。手順10-17にてそのファイル一覧から全て
のファイルを取出しているかチェックする。もし全ての
ファイルを取出している場合は、手順10-27へ処理を移
す。もし全てのファイルを取出していない場合は、手順
10-18へ処理を移す。手順10-18にてその取出したファイ
ルが目標パッチレベルの追加されたファイル一覧に含ま
れるかチェックする。もし含まれる場合は手順10-19へ
処理を移す。もし含まれない場合は、処理10-21へ処理
を移す。手順10-19にてその取出したファイルを要適用
差分の追加するファイル一覧に追加する。手順10-20に
てその取出したファイルと同じファイルを目標パッチレ
ベルの追加されたファイル一覧から削除する。そして手
順10-16へ処理を移す。手順10-21にてその取出したファ
イルが目標パッチレベルの削除されたファイル一覧に含
まれるかチェックする。もし含まれる場合は手順10-22
へ処理を移す。もし含まれない場合は、処理10-23へ処
理を移す。手順10-22にてその取出したファイルと同じ
ファイルを目標パッチレベルの削除されたファイル一覧
から削除する。そして手順10-16へ処理を移す。手順10-
23にてその取出したファイルが目標パッチレベルの更新
されたファイル一覧に含まれるかチェックする。もし含
まれる場合は手順10-24へ処理を移す。もし含まれない
場合は、処理10-26へ処理を移す。手順10-24にてその取
出したファイルを要適用差分の追加するファイル一覧に
追加する。手順10-25にてその取出したファイルと同じ
ファイルを目標パッチレベルの更新されたファイル一覧
から削除する。そして手順10-16へ処理を移す。手順10-
26にてその取出したファイルはパッチにより変化しない
ファイルなので関知しないファイルと判断する。そして
手順10-16へ処理を移す。
【0081】図14において、手順10-27にて現パッチ
レベルの差分抽出結果から更新されたファイル一覧を取
出す。手順10-28にてそのファイル一覧からファイルを
1つ取出す。手順10-29にてそのファイル一覧から全て
のファイルを取出しているかチェックする。もし全ての
ファイルを取出している場合は、手順10-40へ処理を移
す。もし全てのファイルを取出していない場合は、手順
10-30へ処理を移す。手順10-30にてその取出したファイ
ルが目標パッチレベルの追加されたファイル一覧に含ま
れるかチェックする。もし含まれる場合は手順10-31へ
処理を移す。もし含まれない場合は、処理10-33へ処理
を移す。手順10-31にてその取出したファイルを要適用
差分の更新するファイル一覧に追加する。手順10-32に
てその取出したファイルと同じファイルを目標パッチレ
ベルの追加されたファイル一覧から削除する。そして手
順10-28へ処理を移す。手順10-33にてその取出したファ
イルが目標パッチレベルの削除されたファイル一覧に含
まれるかチェックする。もし含まれる場合は手順10-34
へ処理を移す。もし含まれない場合は、処理10-36へ処
理を移す。手順10-34にてその取出したファイルを要適
用差分の削除するファイル一覧に追加する。手順10-35
にてその取出したファイルと同じファイルを目標パッチ
レベルの削除されたファイル一覧から削除する。そして
手順10-28へ処理を移す。手順10-36にてその取出したフ
ァイルが目標パッチレベルの更新されたファイル一覧に
含まれるかチェックする。もし含まれる場合は手順10-3
7へ処理を移す。もし含まれない場合は、処理10-39へ処
理を移す。手順10-37にてその取出したファイルを要適
用差分の更新するファイル一覧に追加する。手順10-38
にてその取出したファイルと同じファイルを目標パッチ
レベルの更新されたファイル一覧から削除する。そして
手順10-28へ処理を移す。手順10-39にてその取出したフ
ァイルはパッチにより変化しないファイルなので関知し
ないファイルと判断する。そして手順10-28へ処理を移
す。
【0082】図15において、手順10-40にて目標パッ
チレベルの差分抽出結果から追加されたファイル一覧を
取出す。手順10-41にてそのファイル一覧からファイル
を1つ取出す。手順10-42にてそのファイル一覧から全
てのファイルを取出しているかチェックする。もし全て
のファイルを取出している場合は、手順10-44へ処理を
移す。もし全てのファイルを取出していない場合は、手
順10-43へ処理を移す。手順10-43にてその取出したファ
イルを要適用差分の追加するファイル一覧に追加。そし
て手順10-41へ処理を移す。手順10-44にて目標パッチレ
ベルの差分抽出結果から削除されたファイル一覧を取出
す。手順10-45にてそのファイル一覧からファイルを1
つ取出す。手順10-46にてそのファイル一覧から全ての
ファイルを取出しているかチェックする。もし全てのフ
ァイルを取出している場合は、手順10-48へ処理を移
す。もし全てのファイルを取出していない場合は、手順
10-47へ処理を移す。手順10-47にてその取出したファイ
ルを要適用差分の削除するファイル一覧に追加。そして
手順10-45へ処理を移す。手順10-48にて目標パッチレベ
ルの差分抽出結果から更新されたファイル一覧を取出
す。手順10-49にてそのファイル一覧からファイルを1
つ取出す。手順10-50にてそのファイル一覧から全ての
ファイルを取出しているかチェックする。もし全てのフ
ァイルを取出している場合は、手順10-52へ処理を移
す。もし全てのファイルを取出していない場合は、手順
10-51へ処理を移す。手順10-51にてその取出したファイ
ルを要適用差分の更新するファイル一覧に追加。そして
手順10-49へ処理を移す。手順10-52にて追加するファイ
ル一覧と削除するファイル一覧と更新するファイル一覧
を要適用差分として作成する。手順10-53にて処理を終
了する。
【0083】次に、差分適用手段18が、要適用差分を
もとにパッチ適用済状態の内容を現在の状態へと反映さ
せる。差分適用手段18は、図16、図17の手順によ
り処理を行う。
【0084】図16、図17の一連の動作がこの発明に
おける差分適用ステップである。
【0085】図16において、手順12-1にて処理を開始
する。手順12-2にて要適用差分結果から追加するファイ
ル一覧を取出す。手順12-3にてそのファイル一覧からフ
ァイルを1つ取出す。手順12-4にてそのファイル一覧か
ら全てのファイルを取出しているかチェックする。もし
全てのファイルを取出している場合は、手順12-7へ処理
を移す。もし全てのファイルを取出していない場合は、
手順12-5へ処理を移す。手順12-5にてパッチ適用済状態
からそのファイルに該当するファイルそのものを取出
す。手順12-6にて現在の状態にパッチ適用済状態の該当
するファイルを追加する。そして、手順12-3に処理を移
す。手順12-7にて要適用差分結果から削除するファイル
一覧を取出す。手順12-8にてそのファイル一覧からファ
イルを1つ取出す。手順12-9にてそのファイル一覧から
全てのファイルを取出しているかチェックする。もし全
てのファイルを取出している場合は、手順12-11へ処理
を移す。もし全てのファイルを取出していない場合は、
手順12-10へ処理を移す。手順12-10にて現在の状態から
該当するファイルを削除する。そして、手順12-8に処理
を移す。
【0086】図17において、手順12-11にて要適用差
分結果から更新するファイル一覧を取出す。手順12-12
にてそのファイル一覧からファイルを1つ取出す。手順1
2-13にてそのファイル一覧から全てのファイルを取出し
ているかチェックする。もし全てのファイルを取出して
いる場合は、手順12-16へ処理を移す。もし全てのファ
イルを取出していない場合は、手順12-14へ処理を移
す。手順12-14にてパッチ適用済状態からそのファイル
に該当するファイルそのものを取出す。手順12-15にて
現在の状態に該当するファイルを上書きする。そして、
手順12-12に処理を移す。手順12-16にて処理を終了す
る。
【0087】以上の動作においては、「現状の差分抽出
結果」と「目標パッチレベルの差分」とから「要適用差
分」を取得している。これは、例えばクライアントマシ
ン2の初期状態においてインストールされていなかった
パッチ適用対象外のソフトウエア(ファイル)が例えば
ユーザによりその後インストールされたとすると、この
ファイルは図11の記法に従えば、 初期状態:×、 現状:◎、 パッチ適用済み状
態:× となる。「パッチ適用済状態」と「現状」の比較からこ
のファイルを判定すると、「要適用差分」においては削
除すべきファイルと分類されてしまい、パッチ適用対象
外のファイルが削除されてしまうという不具合が起き
る。これを防止するために「現状の差分抽出結果」と
「目標パッチレベルの差分」とから「要適用差分」を取
得している。
【0088】以上のような動作により、目標とするパッ
チレベルにおいて追加,削除,更新されたファイルが現
在の状態に反映されることとなり、ソフトウエアが自動
的に修正される。その結果、例えばセキュリティホール
などのソフトウエアの欠陥が修正される。
【0089】また、ソフトウエアの実際の現状パッチレ
ベルを使用して必要なパッチ(目標パッチ)を抽出する
ので、確実にパッチを適用することが可能となる。
【0090】また、現状の差分抽出結果」と「目標パッ
チレベルの差分」とから「要適用差分」を取得している
ので修正すべきソフトウエアと無関係の部分に関して
は、影響を及ぼさずに済む。すなわち現在保有していて
目標パッチレベルに含まれないファイルが削除されてし
まうことがなく、確実なパッチ適用操作を行うことがで
きる。
【0091】なお上記の例では、バーチャルマシン生成
手段12はクライアントマシン2内のメモリ空間内にバ
ーチャルマシンを生成したが、バーチャルマシンを上記
クライアントマシン2以外の第2の端末装置のメモリ空
間内に生成し、このバーチャルマシンに対して手順5-3
〜5-7を実行して初期状態のバーチャルマシンを生成し
てもよい。 この場合は第2の端末装置にも修正プログ
ラム8をインストールしてその中のバーチャルマシン生
成手段12の機能のみを使用してもよいし、第2の端末
装置にはバーチャルマシン生成手段12の機能のみを持
たせてもよい。いずれの場合であっても、第2の端末装
置が持つバーチャルマシン生成手段12と、クライアン
トマシン2が持つ修正プログラム8のバーチャルマシン
生成手段12以外の部分とから、この発明におけるパッ
チ適用装置およびパッチ適用プログラムが形成される。
またこの場合でも図5の一連の動作がこの発明における
バーチャルマシン生成ステップである。
【0092】実施の形態2.図18はこの発明の実施の
形態2であるプログラム自動修正システムであり、上記
実施の形態1に記載のプログラム自動修正システムにお
けるパッチ用サーバマシン4とサーバマシン3を1つの
サーバマシン3で実現したものである。
【0093】実施の形態3.図19はこの発明の実施の
形態3であるプログラム自動修正システムであり、上記
実施の形態1に記載のプログラム自動修正システムにお
けるパッチ提供サーバ7を修正プログラム8内部にも
ち、パッチ集積DB6を可搬な記憶装置であるパッチ集
積記憶装置26により実現したものである。パッチ集積
記憶装置26は、例えばCD-ROMのような媒体にて実現す
る。
【0094】実施の形態4.実施の形態1では、修正プ
ログラム8がバーチャルマシン生成手段12を含む例を
示した。しかし、図20のように、修正プログラム8は
バーチャルマシン生成手段12を含まなくてもよい。こ
の場合、ソフトウエアで実現されるバーチャルマシン生
成手段12は、予めクライアントマシン2にインストー
ルされていることとする。動作は実施の形態1と同様で
ある。このような構成にすることにより、サーバマシン
3からクライアントマシン2に送信する修正プログラム
の規模が小さくなり、送信時間が短縮されるという効果
がある。また、クライアントマシン2のユーザがソフト
ウエアへのパッチ適用以外の目的で予めバーチャルマシ
ン生成手段を保有している場合、保有するバーチャルマ
シン生成手段を有効に活用できるという効果がある。
【0095】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ソフト
ウエアの実際の現状パッチレベルを使用して必要なパッ
チを抽出するので、確実にパッチを適用することが可能
となるという効果がある。
【0096】また修正すべきソフトウエアと無関係の部
分に関しては、影響を及ぼさずに済むという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示すパッチ適用シス
テムの構成図。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるパッチ用サー
バマシンの構成図。
【図3】 本発明の実施の形態1におけるサーバマシン
の構成図。
【図4】 本発明の実施の形態1におけるクライアント
マシンの構成図。
【図5】 本発明の実施の形態1におけるバーチャルマ
シン生成手段の動作のフローチャート図。
【図6】 本発明の実施の形態1におけるパッチ適用手
段の動作のフローチャート図。
【図7】 本発明の実施の形態1におけるパッチ選択手
段の動作のフローチャート図。
【図8】 本発明の実施の形態1における各差分抽出結
果の抽出法の説明図。
【図9】 本発明の実施の形態1におけるパッチ差分抽
出手段の動作のフローチャート図。
【図10】 本発明の実施の形態1における現状差分抽
出手段の動作のフローチャート図。
【図11】 本発明の実施の形態1における要適用差分
生成の説明図。
【図12】 本発明の実施の形態1における要適用差分
取得手段の動作のフローチャート図。
【図13】 本発明の実施の形態1における要適用差分
取得手段の動作のフローチャート図。
【図14】 本発明の実施の形態1における要適用差分
取得手段の動作のフローチャート図。
【図15】 本発明の実施の形態1における要適用差分
取得手段の動作のフローチャート図。
【図16】 本発明の実施の形態1における差分適用手
段の動作のフローチャート図。
【図17】 本発明の実施の形態1における差分適用手
段の動作のフローチャート図。
【図18】 本発明の実施の形態2を示すパッチ適用シ
ステムの構成図。
【図19】 本発明の実施の形態3を示すパッチ適用シ
ステムの構成図。
【図20】 本発明の実施の形態4を示すパッチ適用シ
ステムの構成図
【図21】 従来技術におけるパッチ適用システムの構
成図。
【符号の説明】
1 ネットワーク、 2 クライアントマシン、 3
サーバマシン、 4パッチ用サーバマシン、 5 パッ
チ、 6 パッチ集積DB、 7 パッチ提供サーバ、
8 修正プログラム、 9 目標パッチレベル、 1
0 修正プログラムサーバ、 11 修正プログラム取
得手段、 12 バーチャルマシン生成手段、 13
目標パッチレベル取得手段、 14 パッチ適用手段、
15パッチ差分抽出手段、 16 現状差分抽出手
段、 17 要適用差分取得手段、 18 差分適用手
段、 19 パッチ提供手段、 20 パッチ提供サー
バメイン処理部、 21 パッチ選択手段、 22 修
正プログラム提供手段、23 目標パッチレベル提供手
段、 24 サーバメイン処理部、 25 パッチ取得
手段、 26 パッチ集積記憶装置、1001 パッチ
用サーバマシン、 1002 サーバマシン、 100
3 クライアントマシン、 1004確認プログラム取
得手段、 1005 確認プログラム実行要求、 10
06確認プログラム取得要求、 1007 確認プログ
ラムクライアント、 1007a 確認プログラムクラ
イアント、 1008 確認プログラムクライアント起
動手段、 1009 蓄積済みリスト取得手段、 10
10 クライアントメイン処理部、 1011 蓄積済
リスト取得要求、 1012 蓄積済リスト、、 10
13 未導入リスト生成部、 1014 導入済リス
ト、 1015未導入リスト、 1016 未導入パッ
チ取得手段、 1017 未導入パッチのパッチ取得要
求、 1018 未導入パッチ、 1019 パッチ適
用部、1020 確認プログラムクライアント。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置にインストールされたソフトウ
    エアに対してパッチを適用し該ソフトウエアのパッチレ
    ベルを現状パッチレベルから目標パッチレベルに修正す
    るパッチ適用システムであり、 上記ソフトウエアのパッチレベルを該ソフトウエアが上
    記端末装置にインストールされた直後の初期状態におけ
    る初期パッチレベルから上記目標パッチレベルにするた
    めに必要なファイル操作のリストであるパッチ差分を抽
    出するパッチ差分抽出手段と、 上記ソフトウエアを上記初期パッチレベルから上記現状
    パッチレベルにするために必要なファイル操作のリスト
    である現状差分を抽出する現状差分抽出手段と、 上記パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベ
    ルのソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレ
    ベルを上記目標パッチレベルにするためのファイル操作
    のリストである要適用差分を求める要適用差分取得手段
    と、 上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフトウエア
    に適用する差分適用手段を備えたことを特徴とするパッ
    チ適用システム。
  2. 【請求項2】 端末装置にインストールされたソフトウ
    エアに対してパッチを適用し、該ソフトウエアのパッチ
    レベルを現状パッチレベルから目標パッチレベルに修正
    するパッチ適用システムであり、 上記端末装置は該端末装置のハードウエア構成と同一の
    仮想的ハードウエアを有するバーチャルマシンを備え、
    該バーチャルマシンは上記ソフトウエアが該バーチャル
    マシンにインストールされた直後の初期状態の上記ソフ
    トウエアを有しているパッチ適用システムにおいて、 パッチ差分抽出手段と、現状差分抽出手段と、要適用差
    分取得手段と、差分適用手段とを備え、上記パッチ差分
    抽出手段は、 上記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを上記目標
    パッチレベルにするために必要なファイル操作のリスト
    をパッチ差分として抽出し、 上記現状差分抽出手段は、 上記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを現状パッ
    チレベルにするために必要なファイル操作のリストを現
    状差分として抽出し、 上記要適用差分取得手段は、 上記パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベ
    ルのソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレ
    ベルを上記目標パッチレベルにするためのファイル操作
    のリストを要適用差分として求め、 上記差分適用手段は、 上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフトウエア
    に適用することを特徴とするパッチ適用システム。
  3. 【請求項3】 端末装置にインストールされたソフトウ
    エアに対してパッチを適用し、該ソフトウエアのパッチ
    レベルを現状パッチレベルから目標パッチレベルに修正
    するパッチ適用システムであり、 バーチャルマシン生成手段と、パッチ差分抽出手段と、
    現状差分抽出手段と、要適用差分取得手段と、差分適用
    手段とを備え、 上記バーチャルマシン生成手段は、 上記端末装置のハードウエア構成と同一の仮想的ハード
    ウエアを有するバーチャルマシンを生成し、上記ソフト
    ウエアを上記バーチャルマシンにインストールして上記
    ソフトウエアの該インストール直後の状態である初期状
    態を生成し、 上記パッチ差分抽出手段は、上記初期状態のソフトウエ
    アのパッチレベルを上記目標パッチレベルにするた めに必要なファイル操作のリストをパッチ差分として抽
    出し、 上記現状差分抽出手段は、 上記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを現状パッ
    チレベルにするために必要なファイル操作のリストを現
    状差分として抽出し、 上記要適用差分取得手段は、 上記パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベ
    ルのソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレ
    ベルを上記目標パッチレベルにするためのファイル操作
    のリストを要適用差分として求め、 上記差分適用手段は、 上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフトウエア
    に適用することを特徴とするパッチ適用システム。
  4. 【請求項4】 パッチ適用手段をさらに備え、 上記パッチ適用手段は、 上記初期状態のソフトウエアに所定のパッチを適用し
    て、該ソフトウエアをそのパッチレベルが上記目標パッ
    チレベルであるパッチ適用済み状態とし、 上記パッチ差分抽出手段は、 上記ソフトウエアが上記パッチ適用済み状態である時に
    上記バーチャルマシンが保有するファイルと、上記ソフ
    トウエアが上記初期状態である時に上記バーチャルマシ
    ンが保有するファイルを比較して上記パッチ差分を抽出
    し、 上記現状差分抽出手段は、 現状で上記端末装置が保有するファイルと、上記ソフト
    ウエアが上記初期状態である時に上記バーチャルマシン
    が保有するファイルを比較して上記現状差分を抽出する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のパッ
    チ適用システム。
  5. 【請求項5】 上記パッチ適用手段は、 上記ソフトウエアに適用するパッチを管理するパッチ用
    サーバマシンに現状パッチレベルと目標パッチレベルを
    送信し、上記パッチサーバマシンから上記ソフトウエア
    のパッチレベルを現状パッチレベルから目標パッチレベ
    ルにするための目標パッチを獲得して上記ソフトウエア
    に適用することを特徴とする請求項4に記載のパッチ適
    用システム。
  6. 【請求項6】 上記パッチ適用手段は、 上記現状パッチレベルのソフトウエアを目標パッチレベ
    ルにするために複数のパッチを要する場合、該複数のパ
    ッチを上記パッチ用サーバマシンから所定の順に獲得し
    て順次上記ソフトウエアに適用することを特徴とする請
    求項5に記載のパッチ適用システム。
  7. 【請求項7】 上記パッチ差分、現状差分、要適用差分
    にリスト化された各ファイル操作は、ファイルの追加、
    削除、更新のいずれかのファイル操作分類であり、一の
    ファイルに関するパッチ差分のファイル操作分類と該一
    のファイルに関する現状差分のファイル操作分類との組
    合せにより、該一のファイルに関する上記要適用差分の
    ファイル操作分類を決定することを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれかに記載のパッチ適用システム。
  8. 【請求項8】 端末装置にインストールされたソフトウ
    エアに対してパッチを適用し該ソフトウエアのパッチレ
    ベルを現状パッチレベルから目標パッチレベルに修正す
    る下記ステップを備えたことを特徴とするパッチ適用方
    法。 (1)上記ソフトウエアのパッチレベルを該ソフトウエ
    アが上記端末装置にインストールされた直後の初期状態
    における初期パッチレベルから上記目標パッチレベルに
    するために必要なファイル操作のリストであるパッチ差
    分を抽出するパッチ差分抽出ステップ; (2)上記ソフトウエアを上記初期パッチレベルから上
    記現状パッチレベルにするために必要なファイル操作の
    リストである現状差分を抽出する現状差分抽出ステッ
    プ; (3)上記パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッ
    チレベルのソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパ
    ッチレベルを上記目標パッチレベルにするためのファイ
    ル操作のリストである要適用差分を求める要適用差分取
    得ステップ; (4)上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフト
    ウエアに適用する差分適用ステップ。
  9. 【請求項9】 端末装置にインストールされたソフトウ
    エアに対してパッチを適用し、該ソフトウエアのパッチ
    レベルを現状パッチレベルから目標パッチレベルに修正
    するパッチ適用方法であり、 バーチャルマシン生成ステップと、パッチ差分抽出ステ
    ップと、現状差分抽出ステップと、要適用差分取得ステ
    ップと、差分適用ステップとを備え、 上記バーチャルマシン生成ステップにおいて、 上記端末装置のハードウエア構成と同一の仮想的ハード
    ウエアを有するバーチャルマシンを生成し、上記ソフト
    ウエアを上記バーチャルマシンにインストールして上記
    ソフトウエアの該インストール直後の状態である初期状
    態を生成し、 上記パッチ差分抽出ステップにおいて、 上記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを上記目標
    パッチレベルにするために必要なファイル操作のリスト
    をパッチ差分として抽出し、 上記現状差分抽出ステップにおいて、 上記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを現状パッ
    チレベルにするために必要なファイル操作のリストを現
    状差分として抽出し、 上記要適用差分取得ステップにおいて、 上記パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベ
    ルのソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレ
    ベルを上記目標パッチレベルにするためのファイル操作
    のリストを要適用差分として求め、 上記差分適用ステップにおいて、 上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフトウエア
    に適用することを特徴とするパッチ適用方法。
  10. 【請求項10】 パッチ適用ステップをさらに備え、 上記パッチ適用ステップにおいて、 上記初期状態のソフトウエアに所定のパッチを適用し
    て、該ソフトウエアをそのパッチレベルが上記目標パッ
    チレベルであるパッチ適用済み状態とし、 上記パッチ差分抽出において、 上記ソフトウエアが上記パッチ適用済み状態である時に
    上記バーチャルマシンが保有するファイルと、上記ソフ
    トウエアが上記初期状態である時に上記バーチャルマシ
    ンが保有するファイルを比較して上記パッチ差分を抽出
    し、 上記現状差分抽出ステップにおいて、 現状で上記端末装置が保有するファイルと、上記ソフト
    ウエアが上記初期状態である時に上記バーチャルマシン
    が保有するファイルを比較して上記現状差分を抽出する
    ことを特徴とする請求項9に記載のパッチ適用方法。
  11. 【請求項11】 上記パッチ適用ステップにおいて、 上記ソフトウエアに適用するパッチを管理するパッチ用
    サーバマシンに現状パッチレベルと目標パッチレベルを
    送信し、上記パッチサーバマシンから上記ソフトウエア
    のパッチレベルを現状パッチレベルから目標パッチレベ
    ルにするための目標パッチを獲得して上記ソフトウエア
    に適用することを特徴とする請求項10に記載のパッチ
    適用方法。
  12. 【請求項12】 上記パッチ適用ステップにおいて、 上記現状パッチレベルのソフトウエアを目標パッチレベ
    ルにするために複数のパッチを要する場合、該複数のパ
    ッチを上記パッチ用サーバマシンから所定の順に獲得し
    て順次上記ソフトウエアに適用することを特徴とする請
    求項11に記載のパッチ適用方法。
  13. 【請求項13】 上記パッチ差分、現状差分、要適用差
    分にリスト化された各ファイル操作は、ファイルの追
    加、削除、更新のいずれかのファイル操作分類であり、
    一のファイルに関するパッチ差分のファイル操作分類と
    該一のファイルに関する現状差分のファイル操作分類と
    の組合せにより、該一のファイルに関する上記要適用差
    分のファイル操作分類を決定することを特徴とする請求
    項8または請求項9に記載のパッチ適用方法。
  14. 【請求項14】 上記バーチャルマシン生成ステップに
    おいて、 上記バーチャルマシンを上記端末装置以外の第2の端末
    装置のメモリー空間内に生成し、上記ソフトウエアを上
    記第2の端末装置のメモリ空間内に生成したバーチャル
    マシンにインストールして上記ソフトウエアの初期状態
    を生成することを特徴とする請求項9に記載のパッチ適
    用方法。
  15. 【請求項15】 端末装置にインストールされたソフト
    ウエアに対してパッチを適用し該ソフトウエアのパッチ
    レベルを現状パッチレベルから目標パッチレベルに修正
    するパッチ適用システムとしてコンピュータを機能させ
    るためのパッチ適用プログラムであり、 上記パッチ適用システムは、 上記ソフトウエアのパッチレベルを該ソフトウエアが上
    記端末装置にインストールされた直後の初期状態におけ
    る初期パッチレベルから上記目標パッチレベルにするた
    めに必要なファイル操作のリストであるパッチ差分を抽
    出するパッチ差分抽出手段と、 上記ソフトウエアを上記初期パッチレベルから上記現状
    パッチレベルにするために必要なファイル操作のリスト
    である現状差分を抽出する現状差分抽出手段と、 上記パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベ
    ルのソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレ
    ベルを上記目標パッチレベルにするためのファイル操作
    のリストである要適用差分を求める要適用差分取得手段
    と、 上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフトウエア
    に適用する差分適用手段を備えたことを特徴とするパッ
    チ適用プログラム。
  16. 【請求項16】 端末装置にインストールされたソフト
    ウエアに対してパッチを適用し、該ソフトウエアのパッ
    チレベルを現状パッチレベルから目標パッチレベルに修
    正するパッチ適用システムとしてコンピュータを機能さ
    せるパッチ適用プログラムであり、 上記端末装置は該端末装置のハードウエア構成と同一の
    仮想的ハードウエアを有するバーチャルマシンを備え、
    該バーチャルマシンは上記ソフトウエアが該バーチャル
    マシンにインストールされた直後の初期状態の上記ソフ
    トウエアを有しており、 上記パッチ適用システムは、 パッチ差分抽出手段と、現状差分抽出手段と、要適用差
    分取得手段と、差分適用手段とを備え、 上記端末装置は該端末装置のハードウエア構成と同一の
    仮想的ハードウエアを有するバーチャルマシンを備え、
    該バーチャルマシンは上記ソフトウエアが該バーチャル
    マシンにインストールされた直後の初期状態の上記ソフ
    トウエアを有しており、 上記パッチ差分抽出手段は、 上記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを上記目標
    パッチレベルにするために必要なファイル操作のリスト
    をパッチ差分として抽出し、 上記現状差分抽出手段は、 上記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを現状パッ
    チレベルにするために必要なファイル操作のリストを現
    状差分として抽出し、 上記要適用差分取得手段は、 上記パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベ
    ルのソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレ
    ベルを上記目標パッチレベルにするためのファイル操作
    のリストを要適用差分として求め、 上記差分適用手段は、 上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフトウエア
    に適用することを特徴とするパッチ適用プログラム。
  17. 【請求項17】 端末装置にインストールされたソフト
    ウエアに対してパッチを適用し、該ソフトウエアのパッ
    チレベルを現状パッチレベルから目標パッチレベルに修
    正するパッチ適用システムとしてコンピュータを機能さ
    せるパッチ適用プログラムであり、 上記パッチ適用システムは、 バーチャルマシン生成手段と、パッチ差分抽出手段と、
    現状差分抽出手段と、要適用差分取得手段と、差分適用
    手段とを備え、 上記バーチャルマシン生成手段は、 上記端末装置のハードウエア構成と同一の仮想的ハード
    ウエアを有するバーチャルマシンを生成し、上記ソフト
    ウエアを上記バーチャルマシンにインストールして上記
    ソフトウエアの該インストール直後の状態である初期状
    態を生成し、 上記パッチ差分抽出手段は、 上記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを上記目標
    パッチレベルにするために必要なファイル操作のリスト
    をパッチ差分として抽出し、 上記現状差分抽出手段は、 上記初期状態のソフトウエアのパッチレベルを現状パッ
    チレベルにするために必要なファイル操作のリストを現
    状差分として抽出し、 上記要適用差分取得手段は、 上記パッチ差分と現状差分とから、上記現状パッチレベ
    ルのソフトウエアに適用して該ソフトウエアのパッチレ
    ベルを上記目標パッチレベルにするためのファイル操作
    のリストを要適用差分として求め、 上記差分適用手段は、 上記要適用差分を上記現状パッチレベルのソフトウエア
    に適用することを特徴とするパッチ適用プログラム。
  18. 【請求項18】 上記パッチ適用システムはパッチ適用
    手段をさらに備え、上記パッチ適用手段は、 上記初期状態のソフトウエアに所定のパッチを適用し
    て、該ソフトウエアをそのパッチレベルが上記目標パッ
    チレベルであるパッチ適用済み状態とし、 上記パッチ差分抽出手段は、 上記ソフトウエアが上記パッチ適用済み状態である時に
    上記バーチャルマシンが保有するファイルと、上記ソフ
    トウエアが上記初期状態である時に上記バーチャルマシ
    ンが保有するファイルを比較して上記パッチ差分を抽出
    し、 上記現状差分抽出手段は、 現状で上記端末装置が保有するファイルと、上記ソフト
    ウエアが上記初期状態である時に上記バーチャルマシン
    が保有するファイルを比較して上記現状差分を抽出する
    ことを特徴とする請求項15から請求項17のいずれか
    に記載のパッチ適用プログラム。
  19. 【請求項19】 上記パッチ適用手段は、 上記ソフトウエアに適用するパッチを管理するパッチ用
    サーバマシンに現状パッチレベルと目標パッチレベルを
    送信し、上記パッチサーバマシンから上記ソフトウエア
    のパッチレベルを現状パッチレベルから目標パッチレベ
    ルにするための目標パッチを獲得して上記ソフトウエア
    に適用することを特徴とする請求項18に記載のパッチ
    適用プログラム。
  20. 【請求項20】 上記パッチ適用手段は、 上記現状パッチレベルのソフトウエアを目標パッチレベ
    ルにするために複数のパッチを要する場合、該複数のパ
    ッチを上記パッチ用サーバマシンから所定の順に獲得し
    て順次上記ソフトウエアに適用することを特徴とする請
    求項19に記載のパッチ適用プログラム。
  21. 【請求項21】 上記パッチ差分、現状差分、要適用差
    分にリスト化された各ファイル操作は、ファイルの追
    加、削除、更新のいずれかのファイル操作分類であり、
    一のファイルに関するパッチ差分のファイル操作分類と
    該一のファイルに関する現状差分のファイル操作分類と
    の組合せにより、該一のファイルに関する上記要適用差
    分のファイル操作分類を決定することを特徴とする請求
    項15から請求項17のいずれかに記載のパッチ適用プ
    ログラム。
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