JP2003296030A - 座標検出装置及び座標検出方法 - Google Patents

座標検出装置及び座標検出方法

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JP2003296030A
JP2003296030A JP2002094750A JP2002094750A JP2003296030A JP 2003296030 A JP2003296030 A JP 2003296030A JP 2002094750 A JP2002094750 A JP 2002094750A JP 2002094750 A JP2002094750 A JP 2002094750A JP 2003296030 A JP2003296030 A JP 2003296030A
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JP2002094750A
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Takuhiko Nakajima
卓彦 中島
Makoto Kanekawa
誠 金川
Mitsuru Katayanagi
満 片柳
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度の高い座標検出を行うことができる座標
検出装置及び座標検出方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 タッチパネル1の押圧点の電圧X及びY
を複数回サンプリングし、その複数回サンプリングした
連続する2つの電圧X又はYの差を減算器9で算出する
と共に、その連続する2つの電圧X又はYの平均値が平
均値算出手段12で算出される。そして、コンパレータ
10では、減算器9で算出された差の値が所定の閾値以
下であると、信頼性の高い座標データであることを示す
Pass信号が出力される。そして、判定回路13で
は、コンパレータ10から出力されるPass信号に対
応した平均値算出手段12で算出された平均値が信頼性
の高いX又はY座標データとして出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標検出装置及び
座標検出方法に関し、特に、抵抗膜感圧式タッチパネル
の押圧点の座標を検出する座標検出装置及び座標検出方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子手帳やPDA(Person
al Digital Assistants)などが
多く製品化されており、例えば、ペンなどを用いて手書
き入力やアイコン操作を行う製品が増加している。これ
らの製品においては、抵抗膜感圧式タッチパネルが広く
用いられている。これは、抵抗膜感圧式タッチパネル
は、使用するペンの種類を問わず、安価で簡単な構成で
実現できることによる。
【0003】抵抗感圧式タッチパネルの基本構成は、図
4に示すように、樹脂フイルム等で形成された上下2枚
のパネル40及び41を向かい合わせに配置し、その向
かい合わせたパネル40及び41の内側に蒸着等によ
り、例えば、数百Ω程度の導電性シートとしての抵抗膜
42及び43が形成されたサンドイッチ状の構成となっ
ていて、さらに、押圧されていないとき、その抵抗膜4
2及び43が接触しないように、絶縁スペーサ44が設
けられている。
【0004】また、抵抗感圧式タッチパネルは、図4の
抵抗膜42及び43の両側には、図5に示すように、そ
れぞれ電極が設けられ、それぞれの電極は電圧を印加す
るスイッチ素子、MOSトランジスタTR1、TR2、
TR3及びTR4が接続されている。なお、抵抗膜42
及び43に設けられる電極の設置方向は、その抵抗膜4
2及び43において互いに直交するように配置されてい
る。そして、例えば、抵抗膜42はX座標検出用に、抵
抗膜43はY座標検出用に用いられる。
【0005】また、図5に示すように、MOSトランジ
スタTR2が接続される電極に、さらに、MOSトラン
ジスタTR5が設けられている。そして、一端がその電
極に接続されるトランジスタTR5の他端は、抵抗膜4
2及び43の抵抗値より遙に大きい値の抵抗R1を介し
て電源電圧Vccが印加される。このMOSトランジス
タTR5は、タッチパネルが押圧されたことを検出する
ペンダウン検出に用いられるスイッチ素子である。詳し
くは、トランジスタTR1、TR2、TR3、TR4及
びTR5をオンオフ制御する制御信号X0、X1、Y
0、Y1及びPDCTLによって、トランジスタTR
1、TR2及びTR4がオフ、トランジスタTR3及び
TR5がオンされると、タッチパネルが図5に示すP点
で押圧された場合、抵抗膜42及び43は押圧点Pにお
いて接続され、電源電圧Vccが印加される抵抗R1か
らトランジスタTR5、抵抗膜42の押圧点までの抵抗
RX2を介し、さらに、抵抗膜43の押圧点からトラン
ジスタTR3までの抵抗RY1及びトランジスタTR3
を介してグランド方向へ電流が流れる。これにより、抵
抗膜の抵抗値より遥かに大きい値の抵抗R1とトランジ
スタTR5との接続点から出力されるペンダウン信号P
DINは、電源電圧Vccより十分降下したLレベルの
電圧となる。その結果、タッチパネルが押圧されたペン
ダウン検出信号PDINがペンダウンを検出したLレベ
ルとして出力される。そして、タッチパネルの押圧点の
座標検出が開始される。
【0006】一方、タッチパネルが押圧されていない場
合、抵抗膜42と43とは接続されず、電源電圧Vcc
が印加される抵抗R1からトランジスタTR5に電流が
流れないので、抵抗R1とトランジスタTR5との接続
点から出力されるペンダウン信号PDINは、ほぼ電源
電圧Vccの電圧である。その結果、タッチパネルが押
圧されていないペンダウン信号PDINがHレベルとし
て出力される。そして、タッチパネルが押圧されたこと
が検出されるまで、ペンダウン検出動作が継続実行、又
は、所定のサンプリング周期で実行される。
【0007】図6は、従来の座標検出装置の構成を示す
図である。図6において、1は上述した図4及び図5に
示す抵抗膜感圧タッチパネルであって、タッチパネルの
押圧検出動作、押圧点のX座標検出動作、あるいは、押
圧点のY座標検出動作に対応して、スイッチ素子のトラ
ンジスタTR1、TR2、TR3、TR4及びTR5を
オンオフ制御する制御信号X0、X1、Y0、Y1及び
PDCTLを設定することにより、ペンダウン検出信号
PDIN、X座標検出信号X、または、Y座標検出信号
Yが出力される。2は選択回路であって、タッチパネル
1から出力されるペンダウン信号PDIN、X座標検出
信号X及びY座標検出信号Yの何れか1つの信号が選択
出力される。3はアナログ/デジタル変換器(ADC)
であって、選択回路2で選択出力される信号の電圧レベ
ルがデジタル信号に変換出力される。4はCPUであっ
て、上述した図5のタッチパネルのスイッチ素子TR1
乃至TR5をオンオフ制御する制御信号PDCTL、X
0、X1、Y0及びY1信号を出力するとともに、選択
回路2の入力信号PDIN、X及びYの何れか1つの信
号を選択する選択信号SLが出力される。
【0008】そして、図5に示す、例えば、制御信号P
DCTL及びY0の設定によりトランジスタTR5及び
TR3をオンし、タッチパネル1がペンなどにより点P
で押圧される場合、抵抗R1とトランジスタTR5との
接続点では、電源電圧Vccを抵抗1と抵抗RX2及び
RY1とで分圧した分圧電圧がペンダウン検出信号PD
INとして出力される。一方、タッチパネル1に押圧が
ない場合、電源電圧Vccが抵抗R1を介してペンダウ
ン検出信号PDINとして出力される。また、制御信号
X0及びX1の設定によりトランジスタTR1及びTR
2をオンすると、X座標検出用の抵抗膜42の電極に電
源が印加され、押圧点Pでは、抵抗RX1及びRX2に
よって抵抗分圧された電圧が抵抗RY2を介してX座標
検出信号Xとして出力される。また、制御信号Y0及び
Y1の設定によりトランジスタTR3及びTR4をオン
すると、Y座標検出用の抵抗膜43の電極に電源が印加
され、押圧点Pでは、抵抗RY1及びRY2によって抵
抗分圧された電圧が抵抗RX2を介してY座標検出信号
Yとして出力される。
【0009】次に、図6の座標検出装置の動作を図7の
フローチャートを用いて説明する。まず、タッチパネル
1がペンなどにより押圧されたことを検出するペンダウ
ン検出処理を実行する(S61)。ペンダウン検出は、
CPU4から出力されるタッチパネル1のスイッチ素子
TR1、TR2、TR3、TR4及びTR5のオンオフ
制御する信号X0、X1、Y0、Y1及びPDCTLを
設定し、タッチパネル1から出力される信号PDINの
信号レベルを検出することにより行われる。具体的に
は、図5のタッチパネルのスイッチ素子TR3及びTR
5の制御信号Y0及びPDCTLがHレベル、スイッチ
素子TR1の制御信号X0がLレベル、TR2及びTR
4の制御信号X1及びY1がHレベルに設定されること
により、スイッチ素子TR3及びTR5がオンし、他の
スイッチ素子TR1、TR2及びTR4はオフする。す
ると、タッチパネル1の任意の位置が押圧されると、抵
抗R1の抵抗値は抵抗膜の抵抗値より十分に大きい値な
ので、ペンダウン信号PDINの出力電圧が電源電圧V
ccに比べて十分に降下する。この電源電圧Vccより
十分降下した電圧がペンダウン検出信号PDINとして
タッチパネル1から出力される。そして、検出信号PD
INは、選択回路2を介してADコンバータ3へ入力さ
れる。なお、ペンダウン検出の場合、CPU4から出力
される選択信号SLは、選択回路2が信号PDINを選
択出力する値に設定されている。
【0010】次に、ADコンバータ3では、ペンダウン
検出信号PDINがアナログ/デジタル変換され、その
変換されたデジタル信号がCPU4へ出力される。CP
U4では、ADコンバータ3から出力されたデジタル信
号が予め決められた所定の閾値以下であるか否か判定さ
れる(S62)。そして、その判定結果、デジタル信号
が所定の閾値以下でペンダウンがあったと判定される
と、タッチパネル1の押圧点の座標を検出する次のステ
ップS63へ処理を進める。また、デジタル信号が所定
の閾値より大きい値であるとペンダウンがなかったと判
定し、ペンダウン検出処理(S62)を続ける。
【0011】ペンダウンがあったと判定されると、X座
標検出用抵抗膜に電源Vccを印加する(S63)。具
体的には、CPU4では、タッチパネル1のスイッチ素
子の制御信号X0、Y1がHレベル、信号X1、Y0、
PDCTLがLレベルに設定される。すると、タッチパ
ネル1では、図5に示すスイッチ素子TR1及びTR2
がオンし、電流が電源VccからX座標検出用抵抗膜を
介してグランド方向に流れる。そして、図5に示すX座
標及びY座標検出用抵抗膜42及び43では、抵抗RX
1及びRX2の抵抗比で分圧された押圧点の電圧がY方
向検出用抵抗膜43の電極にX方向座標電圧Xとして出
力される。そして、その電圧Xが選択回路2を介してA
Dコンバータ3に入力される。ADコンバータ3では、
入力された電圧Xがデジタル信号に変換されるととも
に、そのデジタル信号がCPU4へ出力される(S6
4)。そして、X座標検出用抵抗膜に電源を接続するス
イッチ素子TR1及びTR2をオフして、Y座標検出動
作である次のステップS65へ処理を進める。
【0012】次に、CPU4では、タッチパネル1のス
イッチ素子の制御信号X1、Y0がHレベル、信号X
0、Y1及びPDCTLがLレベルに設定される。する
と、タッチパネル1では、図5に示すスイッチ素子TR
3及びTR4がオンし、電流が電源VccからY座標検
出用抵抗膜を介してグランド方向に流れる(S65)。
そして、図5に示すX座標及びY座標検出用抵抗膜42
及び43では、抵抗RY1及びRY2の抵抗比で分圧さ
れた押圧点の電圧YがX方向検出用抵抗膜42の電極に
Y方向座標電圧Yとして出力される。そして、その電圧
Yが選択回路2を介してADコンバータ3に入力され
る。ADコンバータ3では、入力された電圧Yがデジタ
ル信号に変換されるとともに、その押圧点に対応するY
座標を示すデジタル信号がCPU4へ出力される(S6
6)。そして、Y座標検出用抵抗膜に電源を接続するス
イッチ素子TR3及びTR4をオフして、次のステップ
S67処理へ進める。
【0013】ステップS67において、CPU4では、
ステップS63乃至S66の処理によりX及びY座標検
出が予め決められた所定数のN回サンプリングされたか
否かを判定し、N回のX及びY座標検出が行われた場
合、そのN回サンプリングされたX及びY座標のデジタ
ルデータの平均値を算出し、その平均値化されたX及び
Yの値がX及びY座標として出力または、その座標に対
応する処理へ移行する。このように、X方向及びY方向
の座標検出を複数回繰り返し、その検出したX及びY座
標データの平均値をX及びY座標として算出している。
一方、X及びY座標検出の検出回数がN回より少ない
と、ステップS63の処理へ戻り、X及びY座標検出処
理を継続する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した平均
化処理だけを行う座標検出装置においては、ノイズ等に
より検出された座標データに誤差が含まれると、最終の
平均値化された座標データにも誤差が含まれ座標データ
の信頼性が低くなるという問題が発生する。また、その
誤差の影響を小さくするためには、サンプリング数を増
やすことも考えられるが、サンプリング数を増やすこと
による検出時間の増大とCPUでの演算時間とが増大
し、処理時間が長くなり好ましい対策ではなかった。
【0015】このため、本発明の課題は、サンプリング
数の増加を抑えるとともに、信頼性の高いタッチパネル
のX及びY座標を検出できる座標検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたものであり、その特徴とするところは、X
座標検出用抵抗膜とY座標検出用抵抗膜とを有するタッ
チパネルの押圧点の座標を検出する座標検出装置であっ
て、前記押圧点のX及びY方向に対応するそれぞれの電
圧をそれぞれ複数回サンプリングし、前記サンプリング
された複数個のデータに対して連続する2つのX又はY
方向データの差を算出する減算手段と、前記連続する2
つのX又はY方向データの平均値を算出する平均値化手
段と、前記減算手段から出力されたX又はY方向データ
の差の値が所定の閾値以下であるとき、前記平均化手段
で算出されたX又はY方向の信頼性の高い座標データと
して出力する判定手段とを備えることを特徴とする。
【0017】また、X座標検出用抵抗膜とY座標検出用
抵抗膜とを有するタッチパネルの押圧点のX方向とY方
向とのそれぞれに対して押圧点の電圧を複数回サンプリ
ングし、前記複数回サンプリングした2連続する押圧点
の電圧の差を算出するとともに平均値を算出し、前記電
圧の差と所定の閾値とを比較し、その比較結果が所定の
閾値以下であると、前記2連続する押圧点の電圧の平均
値を信頼性の高い座標データとすることを特徴とする。
【0018】このように、本発明によれば、複数回サン
プリングした2連続するX方向及びY方向の座標データ
の差をそれぞれ算出し、その算出された差の値が所定の
閾値以下であると、その2連続するデータの平均値を信
頼性の高い座標データと判定し、X方向及びY方向のそ
れぞれに対して信頼性の高い座標データを最終座標デー
タとするようにしたので、信頼性の低いデータが取り除
かれ、より信頼性の高い座標データを検出することが可
能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。図1は、本発明の座標検出装置の構成を
示す図である。図1のタッチパネル1、選択回路2及び
ADコンバータ3は、従来と同じ構成であり、その説明
を省略する。図1において、5は制御回路であって、タ
ッチパネル1のスイッチ素子TR1、TR2、TR3、
TR4及びTR5と選択回路2の制御信号SLがペンダ
ウン検出、X座標検出及びY座標検出に応じて設定出力
される。6はペンダウン検出を判定する第1コンパレー
タであって、第1レジスタ7にCPU13から設定され
た閾値とペンダウン信号PDINがADコンバータ3に
よってデジタル信号に変換された値とを比較し、その比
較結果がレジスタ7に設定された閾値よりペンダウン信
号PDINのデジタル値の方が小さいとペンダウンがあ
ったと判定される。8はバッファであって、ADコンバ
ータ3から出力される電圧X及び電圧Yがデジタル信号
に変換された値を格納する。9は減算器であって、タッ
チパネル1から選択回路2及びADコンバータ3を介し
て、例えば、入力されるタッチパネル1の押圧点のX座
標電圧Xにおいて、現在取り込まれた電圧X(Xb)と
その直前に取り込まれた電圧X(Xa)との差を算出す
る。また、減算器9では、押圧点の電圧Yにおいても、
電圧Xと同様に現在取り込まれた電圧Y(Yb)とその
直前に取り込まれた電圧Y(Ya)との差を算出する。
10は第2コンパレータであって、減算器9から出力さ
れる差データと第2レジスタ11にCPU14から設定
された値とを比較し、その比較結果がレジスタ11に設
定された閾値以下であると、電圧Xaと電圧Xbとの平
均値又は電圧Yaと電圧Ybとの平均値が信頼性の高い
データとして判定する。12は平均値算出回路であっ
て、上述した電圧Xaと電圧Xbとが加算され、その加
算結果を1ビットLSB側にシフトすることにより電圧
XaとXbとの平均値(Xa+Xb)/2を算出する。
また、平均値算出回路12では、上述した電圧Yaと電
圧Ybとの平均値(Ya+Yb)/2も算出される。1
3は判定回路であって、第2コンパレータから出力され
る判定信号Pass/Failに応じて、平均値算出回
路11で算出された(Xa+Xb)/2または、(Ya
+Yb)/2の値が信頼性の高いデータである否かを判
定し、判定信号がPassであると信頼性が高いと判定
され座標データ(Xa+Xb)/2または、(Ya+Y
b)/2がCPU14へ出力される。
【0020】次に、図1の座標検出装置の動作を図2及
び図3を用いて説明する。まず、図2のステップS1に
おいて、タッチパネル1がペンなどにより押圧されたこ
とを検出するペンダウン検出処理を実行する(S1)。
図5に示すタッチパネルのスイッチ素子TR1、TR
2、TR3、TR4及びTR5では、制御回路5から出
力される制御信号Y0及びPDCTLがHレベル、スイ
ッチ素子TR1の制御信号X0がLレベル、TR2及び
TR4の制御信号X1及びY1がHレベルに設定される
ことにより、スイッチ素子TR3及びTR5がオン、他
のスイッチ素子TR1、TR2及びTR4はオフされ
る。すると、タッチパネル1の任意の位置が押圧される
場合、抵抗R1の抵抗値は抵抗膜の抵抗値より十分に大
きい値であるので、ペンダウン信号PDINの出力電圧
は電源電圧Vccに比べて十分に降下した電圧となる。
この電源電圧Vccより十分降下した電圧がペンダウン
検出信号PDINとしてタッチパネル1から出力され
る。そして、検出信号PDINは、選択回路2を介して
ADコンバータ3へ入力される。なお、ペンダウン検出
の場合、制御回路5から出力される選択信号SLは、選
択回路2が信号PDINを選択出力する値に設定されて
いる。そして、ADコンバータ3では、ペンダウン検出
信号PDINの電圧がアナログ/デジタル変化され、そ
の変換されたデジタル信号がコンパレータ6へ出力され
る。
【0021】コンパレータ6では、ADコンバータ3か
ら出力されたデジタル信号が予めCPU13から第1レ
ジスタ7に設定された閾値以下であるか否か判定される
(S2)。そして、その判定結果、デジタル信号が所定
の閾値以下でペンダウンがあったと判定されると、タッ
チパネル1の押圧点の座標を検出する次のステップS3
へ処理を進める。また、デジタル信号が所定の閾値より
大きい値であるとペンダウンがなかったと判定し、ステ
ップS1へ戻る。
【0022】ステップS3では、タッチパネル1の押圧
されたX方向の座標検出を行う。X方向の座標検出は、
図4に示すタッチパネルのスイッチ素子TR1、TR
2、TR3、TR4及びTR5では、制御回路5から出
力される制御信号X0及びY1がHレベル、制御信号X
1、Y0及びPDCTLがLレベルに設定されることに
より、X座標検出用スイッチ素子TR1及びTR2がオ
ンし、図5に示すタッチパネルにおいて、電流が電源V
ccからX座標検出用抵抗膜を介してグランド方向に流
れる(S3)。
【0023】次に、X座標検出用抵抗膜42の押圧点に
おいて、図5に示すように抵抗RX1及びRX2の抵抗
比で分圧された押圧点の電圧XがY方向検出用抵抗膜4
3の抵抗膜を介して抵抗膜43の一端に設けられた電極
側からX方向の座標電圧Xとして出力される。ADコン
バータ3では、その出力された電圧Xが選択回路2を介
して入力され、その入力された電圧Xがデジタル信号に
変換されるとともに、バッファ8へ出力される。バッフ
ァ8では、そのデジタル信号をX座標データXnとして
格納される(S4)。なお、図5において、電圧Xは、
Y座標検出用抵抗膜43のスイッチ素子TR4が接続さ
れる電極側から出力されているが、Y座標検出用抵抗膜
43には電流が流れないので、スイッチ素子TR3が接
続される電極側から電圧Xが検出されてもよい。X座標
検出が終了すると、次のステップS5へ処理を進める。
【0024】Y方向の座標検出は、図4に示すタッチパ
ネルのスイッチ素子TR1、TR2、TR3、TR4及
びTR5では、制御回路5から出力される制御信号Y0
及びX1がHレベル、制御信号Y1、X0及びPDCT
LがLレベルに設定されることにより、Y座標検出用ス
イッチ素子TR3及びTR4がオンし、図5に示すタッ
チパネルにおいて、電流が電源VccからY座標検出用
抵抗膜を介してグランド方向に流れる(S5)。
【0025】次に、図5に示すY座標検出用抵抗膜43
の押圧点において、抵抗RY1及びRY2の抵抗比で分
圧された押圧点の電圧YがX方向検出用抵抗膜42の抵
抗膜を介して抵抗膜42の一端に設けられた電極側から
Y方向の座標電圧Yとして出力される。ADコンバータ
3では、その出力された電圧Yが選択回路2を介して入
力されと、その入力された電圧Yがデジタル信号に変換
されるとともに、バッファ8へ出力される。バッファ8
では、そのデジタル信号をY座標データYnとして格納
される(S6)。なお、図5において、電圧Xは、X座
標検出用抵抗膜42のスイッチ素子TR2が接続される
電極側から出力されているが、X座標検出用抵抗膜42
には電流が流れないので、スイッチ素子TR1が接続さ
れる電極側から電圧Yが検出されてもよい。
【0026】次に、ステップS7では、ステップS3乃
至S6の処理によりX及びY座標検出が予め決められた
所定数のN回、例えば、4回サンプリングされたか否か
を判定する(S7)。その判定の結果、サンプリング数
が4回であると、次のステップS8へ処理を進める。ま
た、サンプリングの回数が所定数のN回より少ないと、
ステップS3のX座標検出処理へ戻る。
【0027】ステップS8では、バッファ8に格納され
たX座標及びY座標データ、例えば、サンプリングされ
た順にX座標データをXa、Xb、Xc、Xd、Y座標
データをYa、Yb、Yc、Ydとすると、減算器9で
は、X座標及びY座標データのそれぞれ連続する座標デ
ータの差を算出する(S8)。詳しくは、減算器9で
は、図3に示すように、X座標データXa、Xb、Xc
及びXdにおいて、(Xa−Xb)、(Xb−Xc)、
(Xc−Xd)とそれぞれ連続する座標データに対して
データ差が算出されると共に、Y座標データYa、Y
b、Yc、Ydに対してもそれぞれ連続する座標データ
の差が算出される。また、平均値算出回路12では、X
及びY座標データの連続する座標データの平均値が算出
される。具体的には、平均値算出回路12では、図3に
示すように、X座標データXa、Xb、Xc及びXdに
おいて、(Xa+Xb)/2、(Xb+Xc)/2、
(Xc+Xd)/2とそれぞれ連続する座標データの平
均値が算出される。
【0028】そして、コンパレータ10では、X座標デ
ータの差(Xa−Xb)、(Xb−Xc)、(Xc−X
d)が予めレジスタ11に設定された閾値より小さい
と、例えば、(Xa−Xb)の値が閾値より小さい場
合、平均値算出回路12で算出されるXaとXbとの平
均値(Xa+Xb)/2が信頼性の高い座標値として判
定され、その判定結果としてPass信号が判定回路1
3へ出力される。また、(Xa−Xb)の値が閾値より
大きいとき、平均値算出回路12で算出されるXaとX
bとの平均値(Xa+Xb)/2が信頼性の低いX座標
値として判定され、その判定結果としてFail信号が
判定回路13へ出力される。そして、判定回路13で
は、図3ア、ウ及びオに示すデータ差(Xa−Xb)、
(Xb−Xc)、(Xc−Xd)の何れか1つが所定の
閾値より小さい場合、その閾値より小さいデータ差に対
応した平均値(Xa+Xb)/2、(Xb+Xc)/
2、(Xc+Xd)/2の何れか1つが信頼性の高いX
座標データと判定される。また、図3エ、カ及びキに示
すデータ差(Xa−Xb)、(Xb−Xc)、(Xc−
Xd)の何れか2つが所定の閾値より小さい場合、図3
エに示すように、(Xa−Xb)と(Xb−Xc)とが
その閾値より小さいと、X座標データ間の差の判定結果
がPass−Pass−Failであるので、Fail
となった直前のPassの(Xb−Xc)に対応する平
均値(Xb+Xc)/2よりPassが連続する最初の
Pass信号に対する平均値(Xa+Xb)/2の方が
信頼性の高いX座標値として判定される。また、図3キ
に示すように、サンプリング結果がFail−Pass
−Passであると、Fallとなった直後のPass
の(Xb−Xc)に対応する平均値X(Xb+Xc)/
2よりPassとなった次のPassに対応する平均値
(Xc+Xd)/2の方が信頼性の高いX座標値として
CPU14へ出力される。また、図3カに示すサンプリ
ング結果がPass−Fail−Passであると、ノ
イズや押圧点がずれたなどにより座標検出データがFa
ilとなったことが考えられるので最初のPassであ
る平均値(Xa+Xb)/2が信頼性の高い座標データ
と判断される。また、図3アに示すように全てのサンプ
リング結果のデータ差が閾値より小さいと、即ち、Pa
ss−Pass−Passであると、前後の信頼性が高
いデータ差(Xb−Xc)に対応する平均値(Xb+X
c)/2がより信頼性が高いX座標データとして判定さ
れる。
【0029】ステップS8において、最も信頼性が高い
X座標データの差が判定されると、その判定されたデー
タ差に対応した平均値が判定回路13からCPU14へ
出力される(S9)。
【0030】なお、ステップS8において、図3アに示
すように全てのデータ差が閾値より大きい場合、全ての
データ差が信頼性の低い座標データとして判定される。
そして、ステップS9で、例えば、サンプリング回数の
中間回数に相当する平均値(Xb+Xc)/2がCPU
14へ出力されるとともに、そのデータ(Xb+Xc)
/2が信頼性の低いデータであること示すFail信号
がCPU14へ出力される。
【0031】上述のように、信頼性の高いX座標データ
を算出する動作を説明したが、信頼性の高いY座標デー
タの算出も上述のステップS8において同様に判定さ
れ、ステップS9で最も信頼性の高いY座標データがC
PU14へ出力される。
【0032】このように、タッチパネル1の押圧点Pの
X及びY座標電圧を複数回サンプリングすると共に、そ
の複数回サンプリングした連続する2つのXまたはY座
標データ間の差を算出し、その差が所定の閾値以下であ
ると、連続した2つのXまたはY座標データの平均値が
最も信頼性の高いXまたはY座標データした。これによ
り、ノイズ等による座標データの差が閾値より大きい、
つまり信頼性の低いXまたはY座標データが含まれず、
より信頼性の高いX及びY座標データが算出される。
【0033】なお、実施例では、タッチパネル1の押圧
点PのX及びY座標電圧を4回サンプリングした場合で
説明したが、特に、4回に限定されるものではなく、4
回より多い回数サンプリングして、連続する2回の座標
データ間の差が所定の閾値より小さい値に対応する連続
する2回の座標データの平均値を信頼性の高い座標デー
タと判定すればよい。
【0034】また、上述した複数回のサンプリングデー
タ、例えば、上述したサンプリングしたX座標データX
a、Xb、Xc及びXdは、1回のサンプリングデータ
に限定されるもではなく、例えば、X座標データXaは
複数回サンプリングされたX座標データの平均値Xaと
することで、一般的な平均化処理の後、その平均値化さ
れた座標値に対して、信頼性が判定されるので、さらに
信頼性の高いX及びY座標データを算出することができ
る。
【0035】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、タッチパ
ネル1の押圧点PのX及びY座標電圧を複数回サンプリ
ングし、その複数回サンプリングした連続する2つの座
標データ間の差をX座標及びY座標のそれぞれに対して
算出し、その差が所定の閾値以下である2つの連続した
座標データの平均値を信頼性の高いX及びY座標データ
としたので、信頼性の低いデータが含まれることなく、
信頼性の高いX及びY座標データを算出することができ
るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の座標検出装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の座標算出方法のフローを示す図であ
る。
【図3】本発明の最終座標を決定するためのテーブル例
を示す図である。
【図4】抵抗膜感圧式タッチパネルの基本構成を示す図
である。
【図5】抵抗膜感圧式タッチパネルに接続されたスイッ
チ素子を示す図である。
【図6】従来の座標検出装置の構成を示す図である。
【図7】従来の座標算出方法のフローを示す図である。
【符号の説明】
1 抵抗膜感圧タッチパネル 2 選択回路 3 ADコンバータ 5 制御回路 6 第1コンパレータ 7 第1レジスタ 8 バッファ 9 減算器 10 第2コンパレータ 11 第2レジスタ 12 平均値算出回路 13 判定回路 14 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片柳 満 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5B068 AA04 BB06 BE08 DE01 5B087 AA02 AC02 AC04 CC26 CC37

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X座標検出用抵抗膜とY座標検出用抵抗
    膜とを有するタッチパネルの押圧点の座標を検出する座
    標検出装置であって、 前記押圧点のX及びY方向に対応するそれぞれの電圧を
    それぞれ複数回サンプリングし、前記サンプリングされ
    た複数個のデータに対して連続する2つのX又はY方向
    データの差を算出する減算手段と、 前記連続する2つのX又はY方向データの平均値を算出
    する平均値化手段と、 前記減算手段から出力されたX又はY方向データの差の
    値が所定の閾値以下であるとき、前記平均化手段で算出
    されたX又はY方向の信頼性の高い座標データとして出
    力する判定手段と、 を備えることを特徴とする座標検出装置。
  2. 【請求項2】 X座標検出用抵抗膜とY座標検出用抵抗
    膜とを有するタッチパネルの押圧点のX方向とY方向と
    のそれぞれに対して押圧点の電圧を複数回サンプリング
    し、 前記複数回サンプリングした2連続する押圧点の電圧の
    差を算出するとともに平均値を算出し、 前記電圧の差と所定の閾値とを比較し、 その比較結果が所定の閾値以下であると、前記2連続す
    る押圧点の電圧の平均値を信頼性の高い座標データとす
    ることを特徴とする座標検出方法。
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