JP2003295557A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003295557A
JP2003295557A JP2002095140A JP2002095140A JP2003295557A JP 2003295557 A JP2003295557 A JP 2003295557A JP 2002095140 A JP2002095140 A JP 2002095140A JP 2002095140 A JP2002095140 A JP 2002095140A JP 2003295557 A JP2003295557 A JP 2003295557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming apparatus
image forming
pattern
transfer belt
life
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002095140A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Okanishi
正 岡西
Tomohiro Honma
智裕 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002095140A priority Critical patent/JP2003295557A/ja
Publication of JP2003295557A publication Critical patent/JP2003295557A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体を新品に交換した際に、レジ検知装
置による検知を行い、像担持体の初期段階における検知
レベルをタグにメモリし、メモリ値と検知レベルの相対
判定をする。本発明により簡単で安価な構成で像担持体
の寿命を検知してユーザに報知することが可能となり、
かつ、画像品質の低下を防ぐことも可能となる。 【解決手段】 転写ベルト上に制御用のトナー像パター
ンを形成するパターン形成手段と、トナー像パターン読
み取る検出手段と、読み取りトナー像パターンに基づき
画像形成設定に関する設定を補正する補正制御手段と、
検出信号に基づいて得られる検知情報をメモリタグに記
憶する情報記憶手段と、検知情報を基に転写ベルトの寿
命を報知する転写ベルト寿命報知手段とを備えているこ
とを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を用いたカラー画像形成装置に関するものであり、特に
色ずれ検出用のパターンを検知する検出装置を利用した
転写ベルトの寿命検出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式の画像形成装置(例
えば、複写機、レーザービームプリンタ)において、オ
フィス等における事務処理の高品位化及び迅速化に伴
い、高画質化及び高速化される傾向にある。
【0003】かかる要求に応え得る画像形成装置として
は、従来、電子写真方式のカラー画像形成装置におい
て、感光体上に複数色のトナー像を順次重ね合わせるこ
とによって多色画像をえるものであり、例えば各色のト
ナー像を一つの感光体上に順次形成する毎に記録用紙に
転写し、記録用紙上でトナー像を重ね合わせるものがあ
る。前記のようなカラー画像形成装置においてフルカラ
ーの画像を形成するためには、3色または4色分の像露
光を行う走査光学系及び各色の現像装置を用い、トナー
像を形成する毎に転写装置により一枚の記録用紙上に転
写する必要がある。このため、記録用紙を担持しながら
周囲移動する媒体担持搬送装置(以下転写ベルトと略
す)を用い、転写装置との対向位置に記録用紙を複数回
搬送し、各色のトナー像を順次重ね合わせて転写するよ
うになっている。
【0004】係る、多色画像の形成に要する時間を短縮
するために、図7に示すような像露光を行う走査光学系
や各色の現像装置を複数備えたカラー画像形成部によ
り、複数色のトナー像を形成するいわゆるタンデム型の
カラー画像形成装置がすでに提案されている。このカラ
ー画像形成装置は、例えば記録用紙を担持して搬送する
転写ベルトとその周囲に複数の感光体とを配置し、それ
ぞれの感光体と対向して設けられた帯電器、走査光学
系、現像装置によって形成された複数色のトナー像を順
次記録用紙に転写するというものである。
【0005】ここで、図7について詳細に説明する。4
色分の画像形成装置には、感光体ドラム101Bk、1
01Y、101M及び101C、可視像を記録用紙25
に転写する転写装置102Bk、102Y、102M及
び102C、像書き込み装置画像形成ユニット106B
k、106Y、106M及び106Cと、レーザ光L1
07Bk、107Y、107M及び107Cを照射して
当該感光ドラム101Bk、101Y、101M及び1
01C上に潜像を形成するスキャナユニット108B
k、108Y、108M及び108C(スキャナユニッ
トは1色分Cのみを図示する)、画像信号に基づいて画
像形成を行う各装置を制御する制御部23を有してい
る。
【0006】当該制御部23は、画像信号のデジタル化
や階調分析等の処理を行うCPU28と、処理された画
像信号に基づき各色の画像形成部の走査を制御する画像
信号出力制御部131Bk、131Y、131M及び1
31Cと、色ずれ量を補正するための各色の画像形成部
から走査されるレーザ光L107Bk、107Y、10
7M及び107Cのタイミングを制御する色ずれ補正制
御部132と、画像形成を行う各装置の動作を制御する
画像形成制御部133と、いつでも記憶、読み出し可能
なRAM24を有している。当該スキャナユニット10
8Bk、108Y、108M及び108Cは、レーザ光
L107Bk、107Y、107M及び107Cを発光
させるレーザユニット134Bk、134Y、134M
及び134C、当該レーザ光L107Bk、107Y、
107M及び107Cを水平走査させるポリゴンミラー
135Bk、135Y、135M及び135C、当該ポ
リゴンミラー135Bk、135Y、135M及び13
5Cを定速回転させるスキャナモータ136Bk、13
6Y、136M及び136C、当該レーザ光L107B
k、107Y、107M及び107Cを結像させるfθ
レンズ137Bk、137Y、137M及び137C、
水平走査の開始点を示すBD信号を検出する光検出器1
38Bk、138Y、138M及び138C、反射ミラ
ー139Bk、139Y、139M及び139Cで構成
する。当該レーザ光L107Bk、107Y、107M
及び107Cは制御部23からレーザユニット134B
k、134Y、134M及び134Cに送られる画像信
号でオンオフ変調されている。当該CPU28は画像信
号のデジタル処理、シューティング補正、階調補正、色
濃度調整等を行う。また当該RAM24には、画像位置
検出用のレジパターン等のトナー画像を形成する画像信
号が記憶されている。
【0007】ところで、上記のように構成されるタンデ
ム型のカラー画像形成装置は、複数個の画像形成ユニッ
トを用いて一つの画像を形成する方式であるため、かな
り高速にカラー画像を形成することが可能である。しか
し、画像形成の高速化を図ると、各色の画像形成部によ
り形成される画像の位置合わせ具合、すなわちカラーの
レジストレーションが極度に悪化して色ずれを起こし、
高画質化および高速化を両立させることは極めて困難で
あった。
【0008】これは画像形成装置の機内温度の変化や画
像形成装置に外力が加わることにより、各画像形成部の
位置や大きさ、更には画像形成部内の部品の位置や大き
さが微妙に変化することに起因する、このうち、機内温
度の変化や外力は避けられないものであり、例えば、紙
詰まりの復帰、メンテナンスによる部品交換、カラー画
像形成装置の移動などの日常的な作業が、カラー画像形
成装置への外力を加えることとなる。また色ずれの種類
としては、画像が転写される転写ベルトの進行方向(副
走査方向)のずれ、進行方向に対して直角方向(主走査
方法)のずれ、さらに主走査方向の範囲の拡大縮小(主
走査倍率)などがある。
【0009】このような色ずれの発生を解消するため
に、カラー画像形成装置における各色のトナー像の転写
位置ずれを補正する色ずれ補正方法が提案されている。
この色ずれ補正方法としては、例えば、原稿画像情報に
対応した可視画像を形成するとともに、色ずれ検出用画
像パターン(以下レジパターン像と略す)の可視画像を
も形成する複数の画像形成部と、前記各画像形成部にて
形成され移動部材上に転写されたレジパターン像を検知
する検知手段とを有し、当該検知手段から出力された検
出信号に基づいて転写画像ずれを補正すべく前記各画像
形成部を制御するように構成したカラー画像形成装置が
既に提案されている。
【0010】この転写画像ずれの補正技術を図7示すダ
ンデム型のカラー画像形成装置に適用した場合には、ブ
ラック色、イエロー色、マゼンタ色、シアン色の4つの
各画像形成部において、転写ベルト11の進行方向に対
して直交する方向に沿って図8に示すような複数のレジ
パターン像12Bk、12Y、12M、12C(a側)
及び13Bk、13Y、13M、13C(b側)を所定
の間隔で、転写ベルト11の全周にわたり形成する。
【0011】本従来例ではこれらa側とb側に形成され
たレジパターンを検知することで、色ずれ補正を行う。
当該レジパターン像12Bk、12Y、12M、12C
及び13Bk、13Y、13M、13Cは、図9に示す
ような発光素子(LED)14a、14bと受光素子
(PD部)15a、15bからなるセンサ(以下レジセ
ンサと略す)16a、16bにおいて、発光素子(LE
D)14a、14bからの反射光を用いて、多数の受光
画素を受光素子(PD部)15a、15bによってサン
プリングして、各色のレジパターン像12Bk、12
Y、12M、12C及び13Bk、13Y、13M、1
3Cの間隔を算出して、これが所定の基準値に等しくな
るように各画像形成部や画像の形成タイミングを補正す
ることにより、より高画質化を実現するというものであ
る。また、当該転写ベルト11上に形成されたレジパタ
ーン像12Bk、12Y、12M、12C及び13B
k、13Y、13M、13Cは、サンプリング後にはク
リーニングシーケンスが実行され、クリーニング処理さ
れる。
【0012】ここから、当該転写ベルト11上にレジパ
ターン像が形成され、色ずれ補正が実行されるまでの流
れを説明する。図8のレジパターン像12Bk、12
Y、12M、12C及び13Bk、13Y、13M、1
3Cはこの記憶されている画像信号に基づき画像信号出
力制御部131Bk、131Y、131M及び131C
が制御され、画像形成部内におけるスキャナユニット1
08Bk,108Y、108M及び108Cから感光体
ドラム101Bk、101Y、101M及び101Cに
レジパターン像12Bk、12Y、12M、12C及び
13Bk、13Y、13M、13Cを形成するレーザ光
L107Bk、107Y、107M及び107Cが出力
されるようになっている。
【0013】当該転写ベルト11は、ベルトの部材が支
持体120,121,122により無端移動が可能なる
ように支持されている。この転写ベルト11の素材はカ
ーボンを含むPVDF製樹脂で多少黒味かかった透明な
状態になっており、各感光ドラム101Bk、101
Y、101M及び101C上に形成された画像位置検出
用のレジパターン像12Bk、12Y、12M、12C
及び13Bk、13Y、13M、13Cが、当該転写ベ
ルト11表面に直接転写されるようになっている。当該
転写ベルト11との対向位置に、転写されたレジパター
ン像12Bk、12Y、12M、12C及び13Bk、
13Y、13M、13Cを検出するレジセンサ16a及
び16bを備えており、当該レジセンサ16a及び16
bからの信号が当該色ずれ補正制御部132に入力され
るようになっている。当該レジセンサ16a及び16b
はLED14a及び14bから照射される光を反射検出
することによって、当該転写ベルト11上に転写された
各色で構成されたレジパターン像12Bk、12Y、1
2M、12C及び13Bk、13Y、13M、13Cを
検知する。当該色ずれ補正制御部132において、各色
で構成された当該レジパターン像12Bk、12Y、1
2M、12C及び13Bk、13Y、13M、13Cの
うち、ブラック色のパターン像12Bk、13Bkを基
準として他の色のパターンがどの位ずれているのかによ
り、他の3色の色ずれを演算するものである。さらにこ
の色ずれ量に基づきレーザ光L107Bk、107Y、
107M及び107Cの照射タイミングの補正値を演算
するものである。
【0014】当該画像信号出力制御部131Bk、13
1Y、131M及び131Cは、CPU28から画像信
号が入力されると、画像信号に基づき画像形成部による
レーザ光107Bk、107Y、107M及び107C
の走査及び走査タイミングを制御する。このとき、色ず
れ補正制御部132から補正信号が入力されると、各色
の像書き込み装置106Bk、106Y、106M及び
106Cは走査タイミングをずらしてレーザ光走査信号
を出力するように制御され、トナー像が記録用紙上に転
写される位置が補正されるようになっている。
【0015】つまり、搬送される記録用紙に第一の感光
ドラム101Bkからのブラック色のトナー像が転写さ
れ、さらに搬送されて第二の感光ドラム101Yからイ
エロー色のトナー像、第三の感光ドラム101Mからマ
ゼンタ色、第四の感光ドラム101Cからシアン色のト
ナー像が同じ位置に転写されるように、各色の画像形成
部にレーザ光L107Bk、107Y、107M及び1
07Cの走査タイミングが制御される。当該色ずれ補正
制御部132には画像の補正値をRAM24に記憶し、
レジパターン像12Bk、12Y、12M、12C及び
13Bk、13Y、13M、13Cの検出動作の終了時
には、レーザ光L107Bk、107Y、107M及び
107Cの走査タイミングをずらすための補正値が記憶
される。そして画像形成工程においては当該補正値に基
づいてレーザ光L107Bk、107Y、107M及び
107Cの走査が行われる。
【0016】ここで、本発明に関わる、従来のカラー画
像形成装置における色ずれ補正手段のシーケンスについ
て、図10に沿って以下に説明する。
【0017】まず、色ずれ補正手段のシーケンスが開始
されると共に転写ベルト11の上に残留付着したトナー
を除去する(S401)。さらに色ずれ検出を正確に行
うため、転写ベルト表面11に光を照射するLED14
a、14bの光量を一定にする必要がある。当該LED
14a、14bの発光量を一定にするために、LED1
4a、14bに近接する形でPD部15a、15bが設
置されている。LED14a、14bで照射した光はP
D部15a、15bで受光後、受光光量に比例した電流
がPD部15a、15bに流れる。
【0018】図11に示すようにPD部15a、15b
に電流が流れることによって、PD部15a、15bと
直列に接続された抵抗R1、R1´の両端に電流値に比
例した電圧値があらわれる。その電圧値は増幅器20
a,20bを介して電圧値V1a,V1bに増幅され、
光量制御回路21a,21bに入力される。当該光量制
御回路21a,21b内には、光量を一定にするための
電圧値V0a,V0bがあらかじめ設定されている。
【0019】当該光量制御回路21a,21b内は入力
されたV1とV0を比較し、V1a、V1b>V0であ
る場合にはLOW信号を出力し、V1a、V1b<V0
である場合にはHIGH信号を出力する。LOW信号、
およびHIGH信号はLED電流制御回路22a,22
bに入力され、LOW信号が入力された場合にはLED
14a、14bに流れる電流を減少するように、また、
HIGH信号が入力された場合にはLED14a、14
bに流れる電流を増大するように働くことになる。この
光量一定制御はループ制御となっていて、常時にLED
14a、14bの光量を監視し、光量が一定になるよう
に働く(S402)。
【0020】次に各色の色ずれ量を検出するために、転
写ベルト11表面にレジパターン像12Bk、12Y、
12M、12C及び13Bk、13Y、13M、13C
を形成し、そのレジパターン像の位置をレジセンサ16
a、16bによって検出し、その反射光量をもってトナ
ー位置を検出する(S403)。その検出信号はA/D
変換され制御部23に送られ、制御部23はその検出信
号から色ずれ量を算出、色ずれ補正値として内部RAM
24に記憶し(S404)、記憶された色ずれ補正値を
基に各色の書き出しタイミングを再設定して各色間の色
ずれを補正している(S405)。
【0021】図12の搬送方向色ずれ検出用パターン6
01は、記録用紙25の搬送方向色ずれを検出するため
のレジパターン像の1例を示している。(601)のよ
うなレジパターン像は図13に示すようなレジパターン
像(701)を1つの基本パターンブロックとしてブラ
ック色(Bk)、イエロー色(Y)、マゼンタ色
(M)、シアン色(C)、各色について所定の間隔で、
転写ベルト11表面に形成される。
【0022】図13(701)においてTs1〜Ts3
は搬送方向の基準色レジパターン像が検出されるタイミ
ング、Ts2´は搬送方向の検出色レジパターン像が検
出されるタイミング、Tm1〜Tm3は走査方向の基準
色レジパターン像が検出されるタイミング、Tm1´〜
Tm3´は走査方向の検出色レジパターン像が検出され
るタイミングである。レジパターン像(701)は基準
色を設定し(例えばBk)、基準色と検出色(Bk以
外)のレジパターン像(701)を検出して色ずれ量を
測定する。具体的には基準色を検出したときの時刻と、
検出色を検出したときの時刻の時間間隔から色ずれ量を
求める。
【0023】図13に示す基準色の時間間隔(Ts3−
Ts1)をTrefとし、検出色の時間間隔(Ts2´
―Ts1)をT0とすると色ずれ量に相当する時間ΔT
は、 ΔT=T0−Vref/2 で求められる。
【0024】図13(701)のレジパターン像におい
ては、走査方向での色ずれはない場合における例を示し
ている。実際に色ずれ補正シーケンスを実行する場合に
は搬送方向と走査方向の両者の色ずれは合成されたパタ
ーンとなる。
【0025】次に走査方向の各色間の色ずれ量を検出す
るためのレジパターン像は図12(602)を使用す
る。上述と同様に基準色を設定し(例えばBk)、基準
色と検出色(Bk以外)のレジパターン像を検出して色
ずれ量を測定する。具体的には基準色を検出したときの
時刻と検出色を検出したときの時刻の時間間隔から色ず
れ量を求める。
【0026】図13(702)に示す基準色の時間間隔
(Tm3−Tm1)をHrefとし、検出色の時間間隔
(Tm2´―Tm1´)をH0とすると色ずれ量に相当
する時間ΔHは、 ΔH=(H0−1/2Href)/2 で求められる。
【0027】図13(702)のレジパターン像におい
ては、搬送方向での色ずれはない場合における例を示し
ている。実際に色ずれ補正シーケンスを実行する場合に
は搬送方向と走査方向の両者の色ずれは合成されたパタ
ーンとなる。
【0028】上述における説明で求めた走査方向の色ず
れ量算出結果は制御部23に送られ、内部CPU28に
記憶設定されている各色の画像形成タイミングに、搬送
方向の色ずれ量の算出結果が差し引かれ、新たな各色の
画像形成タイミングが設定されて記憶される。そして新
たに設定された画像形成タイミングで次回の画像形成、
あるいは色ずれ検出シーケンスが実行される。
【0029】ところで、上述で説明した色ずれ検出シー
ケンスの場合には、記録用紙25を通紙した場合、搬送
ジャム及び、クリーニングシーケンス等の要因により、
転写ベルト11表面に傷等が発生する場合がある。この
ような要因があると、転写ベルト11表面に例として図
8のようなレジパターン像12Bk、12Y、12M、
12C及び13Bk、13Y、13M、13Cを転写し
てレジセンサ16a、16bによって検出する際に、発
生した傷もサンプリングしてしまうため、検出誤差が生
じる問題があった。
【0030】そこで、従来における上述課題を解決する
手段の一つとして、レジセンサ16a、16bを使用し
て、当該転写ベルト11表面を一様に所定時間サンプリ
ングすることにより得られる反射光量が、あらかじめ設
定した所定光量値を下回った場合、当該転写ベルト11
の寿命として報知する。当該寿命検知により、転写ベル
ト11が寿命であることをユーザに促すことにより、当
該転写ベルト11を新品へ交換することで、検出誤差を
低減させ色ずれ補正を損なうことなく常時高画質化が可
能となる画像形成装置について既に提案されている。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記出
願に係る画像形成装置では、転写ベルト11のカーボン
分布ばらつき及びベルト厚バラツキ及びベルトのたわみ
等のDC的な要因により必ずしも一定の反射光量が得る
ことができない。そのため、例えば、転写ベルト11が
寿命に到達してユーザが当該転写ベルト11を交換した
場合、交換された転写ベルト11は必ずしもベルト新品
のものとはいえなく、そのため、レジセンサ16a、1
6bによる寿命検知時における反射光量があらかじめ設
定した所定光量値を下回ってしまう可能性があり、さら
に当該転写ベルトが寿命でないのにも関わらず、寿命と
して誤検知してしまう可能性もある。
【0032】また、上記出願に係る提案では、当該転写
ベルトの寿命を検知するために当該色ずれ補正シーケン
スとは別に寿命検知用シーケンスが必要となり、画像形
成装置におけるステータスチェックをより複雑なものに
してしまいシーケンス時間を大幅に超過してしまうとい
う問題がある。逆に転写ベルト11の交換の度にかなら
ず上述寿命検知シーケンスを実行しなければ転写ベルト
11の素性チェックが行いえなく寿命判断ができないと
いう問題もある。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
カラー画像形成装置は、回転駆動される少なくとも1つ
以上の像担持体と、当該像担持体上に静電潜像を形成す
る潜像手段と、当該静電潜像にトナーを付着させトナー
像を形成する現像器と、当該トナー像を転写材へ転写す
る転写手段と、当該転写材上に担持された記録用紙を所
定方向に搬送する搬送手段と、当該搬送手段により搬送
する記録用紙に対し、当該転写手段によって色の異な
る、少なくとも1つ以上のトナー像を形成するカラー画
像形成装置において、前記搬送手段により周囲駆動され
る転写ベルト表面に画像制御用のトナー像パターンを形
成するパターン形成手段と、当該画像制御用トナー像パ
ターンを読み取る検出手段と、当該画像制御用トナー像
パターンに基づき、カラー画像形成装置の画像形成に関
する設定を補正する補正制御手段と、前記検出手段から
の検出信号に基づいて得られる検知情報等をメモリに記
憶する情報記憶手段と、当該情報記憶手段の情報を基に
転写材の寿命を報知する転写材寿命報知手段とを備える
よう構成されている。
【0034】また、本発明の請求項13に係るカラー画
像形成装置は、回転駆動される少なくとも1つ以上の像
担持体と、当該像担持体上に静電潜像を形成する潜像手
段と、当該静電潜像にトナーを付着させトナー像を形成
する現像手段と、当該トナー像を転写材へ転写する転写
手段と、当該転写材上に担持された記録用紙を所定方向
に搬送する搬送手段と、当該搬送手段により搬送される
記録用紙に対し、当該転写手段によって直接色の異なる
少なくとも1つ以上のトナー像を形成するカラー画像形
成装置において、当該搬送手段により周囲駆動される転
写材表面に画像制御用のトナー像パターンを形成するパ
ターン形成手段と、当該画像制御用トナー像パターンを
読み取るパターン検出手段と、当該画像制御用トナー像
パターンを読み取り、当該トナー像パターンに基づきカ
ラー画像形成装置の画像形成に関する設定を補正する補
正制御手段と、当該パターン検出手段からの検出信号に
基づいて得られる検知情報をもとに、転写材の寿命を検
知する転写材寿命検知手段とを備えるように構成されて
いる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明による転写ベルト1
1の寿命検知手段に関する実施形態例を図面を参照しつ
つ説明する。なお前述の従来例で説明した機能について
は、同一の番号を付し説明の詳細を省く。
【0036】(実施例1)従来例に示した画像形成装置
の動作であって、請求項1に記載の発明の実施形態であ
る画像形成装置における転写ベルト11の寿命検知方法
について説明する。
【0037】図1に示す画像形成装置100の色ずれ補
正動作が開始されると、RAM24からレジパターン像
を形成する信号が出力され、この信号が各色の画像信号
出力制御部131Bk、131Y、131M及び131
Cに入力される。当該画像信号出力制御部131Bk、
131Y、131M及び131Cはこの信号に基づき画
像形成部10Bk、10Y、10M及び10Cにおける
レーザ光L107Bk、107Y、107M及び107
Cの出力を制御し、これにより当該画像形成部10B
k、10Y、10M及び10Cから各感光体ドラム10
1Bk、101Y、101M及び101Cにレジパター
ン像を形成するレーザ光L107Bk、107Y、10
7M及び107Cが照射される。
【0038】一方色ずれ補正動作を開始する信号が入力
されると、画像形成動作制御部132により各感光体ド
ラム101Bk、101Y、101M及び101C、転
写ベルト11、一次帯電器102Bk、102Y、10
2M及び102C、現像器103Bk、103Y、10
3M及び103C等が起動され、感光体ドラム102B
k、102Y、102M及び102C表面が各一次帯電
器102Bk、102Y、102M及び102Cにより
一様に帯電される。
【0039】その後、前記のようにスキャナユニット1
08Bk、108Y、108M及び108Cからレジパ
ターン像12Bk、12Y、12M、12C及び13B
k、13Y、13M、13Cを形成するレーザ光L10
4Bk、104Y、104M及び104Cが照射され各
感光体ドラム101Bk、101Y、101M及び10
1C表面に潜像が形成される。
【0040】これらの潜像は、各色の現像器103B
k、103Y、103M及び103Cにより現像されて
トナー像とされた後、各転写装置105Bk、105
Y、105M及び105Cによって周回移動する転写ベ
ルト11表面を全周にわたり、レジパターン像12B
k、12Y、12M、12C及び13Bk、13Y、1
3M、13Cが形成される。転写されたレジパターン像
12Bk、12Y、12M、12C及び13Bk、13
Y、13M、13Cはレジセンサ16a、16bによっ
て光を照射したときの反射光量を検知される。
【0041】当該レジパターン像12Bk、12Y、1
2M、12C及び13Bk、13Y、13M、13Cを
検知後、レジセンサ16a、16bにおけるPD部15
a、15bが検出したレジパターン像の反射光量に比例
した電流がPD部15a、15bに流れ、当該PD部1
5a、15bに直列に接続されているR1によってB点
には光量に比例した電圧値(反射光量値)が検出され、
その電圧値(反射光量値)は増幅器20a、20bによ
って図2に示すような電圧値(反射光量値)V2a,V
2bが出力され、図に示す反射光量判定回路142a、
142bに入力する。
【0042】加えて従来例における形態から本実施例に
おける画像形成装置の追加機能として、図1に示すよう
に転写ベルトユニット119においてラベル状のメモリ
140を有している。転写ベルトユニット119に構成
される当該メモリ140は、当該転写ベルト11を交換
してもメモリ140に制御部23内に構成されるメモリ
制御部141を介してアクセスすることにより転写ベル
トユニット119の違いによるステータスの確認が行え
るようになっている。上述に示したシステムを利用して
制御部23に構成されるCPU28は、色ずれ検出動作
時にメモリ制御部141を介して転写ベルトユニット1
19に構成されるメモリ140より転写ベルト11のス
テータスを読み込み、図に示す反射光量判定回路142
a、142bに入力される。
【0043】当該メモリ140から読み込まれる情報と
しては、色ずれ補正動作時に使用した転写ベルト11の
表面上に形成したレジパターン像の反射光量レベルであ
る。転写ベルト11の寿命検知をする方法として、当該
メモリ140より読み取った反射光量レベルと色ずれ検
出動作時における反射光量レベルから演算した値(以下
TH1a、TH1bとする)が所定の値(以下TH2と
する)と比較して転写ベルト11の寿命を判断する。当
該TH2の値は、外的要因によりレジセンサ16a、1
6bの基板上に発生する電気的ノイズの影響のため、図
3に示す時刻t7時のようなスパイク電圧が検出される
場合がある。
【0044】図3に示すような電圧波形V3が図に示す
反射光量判定回路142に入力された場合、図3に示す
時刻t3〜t4、t5〜t6、t7の間でHIGH信号
を出力し、それ以外の時間帯ではLOW信号が制御部2
3に対して出力される。ただし、転写ベルト11が寿命
から程遠い場合には、寿命と判定してしまうようなTH
1a<TH2及びTH1b<TH2となることは、電気
的ノイズの影響を除いて起こりずらいものであり、それ
らを考慮して設定しておく。前記電気的ノイズの影響を
取り除く実施系に関しては、後で別途説明する。
【0045】色ずれ検出動作終了時にレジセンサ16
a、16bから反射光量判定回路142a,142bに
入力された電圧値(反射光量値)をV1a、V1bとし
て、転写ベルト11が新品時に色ずれ検出動作を行い検
出された電圧値(反射光量値)をV2a、V2bとし
て、
【0046】
【数1】
【0047】となるように演算される。
【0048】演算結果は制御部23内CPU28に図3
に示されるようなパルス波形として入力される。CPU
28はパルス波形を受け取った後、そのパルス幅からパ
ルスのオン幅を算出する。
【0049】例えば、パルス波形を受け取った場合に
は、t3aとt4a間の時間Δt1a及びt3bとt4
b間の時間Δt1b、t5aとt6a間の時間Δt2a
及びt5bとt6b間の時間Δt2bを導き出す。算出
された時間Δt1aと時間Δt2a及び時間Δt1bと
時間Δt2bは、一度制御部内RAM24に記憶され
る。当該RAM23には電気的ノイズや転写ベルト11
の汚れとしては無視できるものを排除し、寿命を判断す
るための時間基準Δtref1が記憶されている。例え
ばΔt1a及びΔt1b、Δt2a及びΔt2bのどち
らかがΔtref1よりも大きい場合には、転写ベルト
11を寿命として制御部内CPU側に出力するように定
義している。
【0050】またΔtref1は時刻t7a及びt7b
におけるスパイク電圧に反応しないように時間設定して
おけば、図5に示すようなスパイク電圧に関して転写ベ
ルト11を寿命として誤検知しない構成とできる。
【0051】(実施例2)次に本発明の第2の実施形態
について説明する。先の実施例1においては転写ベルト
11が寿命かどうかを判断する手段において、反射光量
判定回路内に反射光量判定基準TH2を設け、CPU2
8に入力されるパルス波形のオン時間がRAM24内に
ある寿命を判断するための定義時間Δtref1と比較
して、Δtref1の方が小さい場合を転写ベルト11
の寿命としてCPU28側に出力していた。
【0052】本実施例では第1実施例によるところの形
態に転写ベルト11の新品時からの記録用紙25を印字
したカウント数をも監視しておくおことで、転写ベルト
11の寿命をより的確に検出することが可能である。説
明の簡略化のために、レジセンサ16a,16bを使用
しての寿命検知までの動作説明及び図は第1実施例と同
様のため説明は省く。
【0053】図1に示すCPU28は、メモリ制御部1
40を介してメモリ141にアクセスすることにより色
ずれ補正動作時に使用した転写ベルト11の表面上に形
成したレジパターン像の反射光量レベルに加えて当該転
写ベルト11の新品時から記録用紙25を印字したカウ
ント数(以下SH2とする)をも読み込む。読み込んだ
値SH2は制御部内RAM24に一度記憶される。当該
RAM24にはあらかじめ印字枚数における転写ベルト
11を寿命として所定値(枚数)SH1が記憶されてい
る。印字枚数における転写ベルト11の寿命判断として
以下の条件に基づき演算されてCPU28側に出力す
る。
【0054】
【数2】
【0055】その後当該CPU28内において第1実施
例に記述した項及び上述項の結果を基に、以下のよ
うに判定され最終的に転写ベルトの寿命であるとユーザ
に報知する。
【0056】
【数3】
【0057】上述で得られた結果及び当該転写ベルト
11表面の反射光量及び印字枚数は、上述におけるシー
ケンスを実行の度に転写ベルト11に構成されるメモリ
141にメモリ制御部140を介して逐次上書き変更さ
れる。
【0058】本実施例1、2においては、寿命検知を行
う為にレジセンサ16a、16b二つのセンサを用いて
の説明を行った。しかしセンサは一つで寿命検知を行う
構成にしてもかまわない。
【0059】または、センサが二つ以上で構成していて
もよくセンサの個数には限定されるものではない。
【0060】本実施例1,2においては多色画像形成装
置を用いて説明を行った。しかし、本実施例における寿
命検出手段は多色画像形成装置に限定されるものではな
く、本実施例1、2においては色ずれ補正制御中に寿命
検知を行うことについて説明を行った。しかし、色ずれ
補正制御中に限らず濃度検知制御中において寿命検知を
してもかまわない。
【0061】本実施例1,2は転写ベルト11を交換し
た際及び色ずれ補正制御中において寿命検知をすること
について説明した。しかし、転写ベルト11を交換した
際もしくは色ずれ補正制御中に限らず、画像形成装置に
おける現像器交換後もしくはスリープモード復帰時、所
定枚数印字後において寿命検知してもかまわない。
【0062】(実施例3)次に本発明の第3の実施形態
について説明する。先の実施例1及び実施例2では、転
写ベルト11が寿命かどうかを判断する第一手段におい
て、パルス波形を発生するために、反射光量判定回路内
に反射光量判定基準TH2を設け、CPU28に入力さ
れるパルス波形のオン時間がRAM24内にある寿命を
判断するための定義時間Δtref1と比較して、Δt
ref1の方が小さい場合を転写ベルト11の寿命とし
てCPU28側に出力していた。これに対し、本実施例
によるところのRAM24内に寿命判断時間を複数(n
個)記憶、定義しておくことで、転写ベルト11の寿命
を各段階的に検出することが可能である。説明の簡略化
のために、RAM24内に定義しておく寿命判断時間は
二つ(例えば、Δtref1、Δtref2の2種類)
とし、図2、図3と図4を用いて詳細な動作説明を行
う。レジセンサ16a,16bを使用しての寿命検知ま
での動作説明は、第一実施例と同様のため説明は省く。
【0063】制御部23内におけるCPU28におい
て、レジセンサ16a,16bによりレジパターン像を
読み取ることで得られる図2で示すような出力パルス波
形を受け取った後、そのパルス幅からパルスのオン幅を
算出する(S801)。
【0064】例えば、図3においてパルス波形を受け取
った場合には、t3a及びt3bとt4a及びt4bそ
れぞれの間の時間Δt1a及びΔt1b、t5a及びt
5bとt6a及びt6b間の時間Δt2a及びΔt2b
を導き出す。算出された時間Δt1a及びΔt1bとΔ
t2a及びΔt2bはRAM24に送信後、RAM24
に記憶される(S802)。当該RAM24には電気的
ノイズ等を排除し、寿命を判断するための時間基準Δt
ref1が記憶されている。このΔtref1は転写ベ
ルト11の寿命を判断するために定義した時間である。
【0065】例えば、Δt1a及びΔt1b、Δt2a
及びΔt2b<Δtref1であった場合には転写ベル
ト11は寿命として検出されず、後に記述する寿命判定
2(S805)に以降する。しかし、Δt1a及びΔt
1b、Δt2a及びΔt2bのどちらかがΔtref1
よりも大きい場合には、転写ベルト11を寿命として検
出する(S803,S804)。
【0066】・寿命判定2(S805) 前述に示したとおりΔt1、Δt2<Δtref1であ
った場合には、あらかじめRAM24に記憶されたΔt
ref2とRAM24に記憶されたΔt1a及びΔt1
b、Δt2a及びΔt2bとを比較する。Δtref2
は転写ベルト11の寿命が近いことを判断するために定
められた時間で、Δtref1>Δtref2である。
Δtref2とΔt1a及びΔt1b、Δt2a及びΔ
t2bを比較した結果、Δt1a及びΔt1b、Δt2
a及びΔt2bのどちらかがΔtref2よりも大きい
場合には、転写ベルト11の寿命が近いことを検出する
(S806、S807)。また、Δtref1、Δtr
ef2は時刻t7におけるスパイク電圧に反応しないよ
うに時間設定しておけば、図3に示されるようなスパイ
ク電圧に関して転写ベルト11を寿命と判断しない構成
とできる。
【0067】なお、本実施例は実施例1及び2と組み合
わせることでさらに精度を高められることは言うまでも
ない。さらに本実施例では説明の簡略化のため寿命判断
時間は二つで説明を行った。しかし、冒頭でも述べたよ
うに多段階的に寿命判断時間を発展させてもよい。
【0068】(実施例4)次に本発明の第4の実施形態
について説明する。本実施例は第1の実施例におけるレ
ジセンサ16a、16bを使用しての色ずれ補正制御中
に寿命検知を行うことに対して、当該レジセンサ16
a、16bを使用して濃度検知制御中に寿命検知を行う
ことを特徴とする。なお画像形成装置における構成は第
1実施例と同じであるため、ここでは詳細な説明を省
く。
【0069】ここで本実施例における濃度検知制御に関
して概要を図12を用いて説明する。本濃度検知制御を
行う目的とするところは、環境・耐久等の変化によらず
適正濃度が得られるよう、「濃度検知制御シーケンス」
を実行することで、高圧基板144から現像器に加える
現像バイアスを制御する。当該濃度検知制御には以下に
示す、2種類の制御がある。
【0070】Dmax制御 例として60HEX(150lpi)の濃度を安定させ
ることを目的とし、以下に示す手順により制御を行う。
【0071】1)まずクリーニングシーケンスが実行さ
れる(S901)。
【0072】2)現像バイアスを変化させながら、図1
3に示すようなDmax用のトナーパッチ145Bk、
145M、145Y、145C及び146Bk、146
M、146Y、146Cを転写ベルト11表面にレジセ
ンサ16a、16b左右のセンサ下になるように形成す
る(S902)。
【0073】3)レジセンサ16a、16bを用いてト
ナーパッチ145Bk、145M、145Y、145C
及び146Bk、146M、146Y、146Cを検知
する(S903)。
【0074】4)レジセンサ16a、16bの出力に基
づいて、濃度が適正になるように現像バイアスを算出す
る(S904)。
【0075】5)上述4)項にて算出した値をCPU2
8に送信、その値を設定、メモリする(S905)。
【0076】Dhalf制御 続けて制御部内画像形成制御部133におけるハーフト
ーン制御のため、当該画像形成制御部133より出力さ
れるハーフトーン濃度をレジセンサ16a、16bを使
用して検知し、検知結果をCPU28に返す。また本D
halfシーケンスはDmax後に続けて行うことを条
件とする。レジセンサ16a、16bを使用しての検知
は以下の手順により実行される。
【0077】1)まずクリーニングシーケンスが実行さ
れる(S906)。
【0078】2)図に示すようなDhalf用のハーフ
トーン画像147Bk、147M、147Y、147C
及び148Bk、148M、148Y、148Cを転写
ベルト11上の表面にDmax時と同様に左右センサ下
にくるように形成する(S907)。
【0079】3)レジセンサ16a、16bを用いてハ
ーフトーン画像147Bk、147M、147Y、14
7C及び148Bk、148M、148Y、148Cの
濃度を検知する(S908)。
【0080】4)レジセンサ16a、16bの出力を濃
度変換テーブルにより濃度情報に変化して、CPU25
に通知する(S909)。
【0081】5)終了後再度クリーニングシーケンスが
実行される(S910)。
【0082】本実施例4における濃度検知制御に関して
は、以下に示す条件がある。
【0083】クリーニングシーケンスが実行された場
合、例として転写ベルト11上に形成されたトナーパッ
チはクリーナブレード17により、転写ベルト11が周
囲回転することで付着したトナーをこすり落として除去
する。除去されたトナーは、クリーニングブレード17
下部に設けられた廃トナー容器18に蓄えられる。
【0084】上述で示した一様にシーケンスはレジセン
サ16a、16bにおける乱反射成分の補正を行う為、
Dmax,Dhalf共に実行される。
【0085】次にレジセンサ16a、16bを使用して
濃度検知制御用パッチの検知方法について説明する。
【0086】まずレジセンサ16a、16bからCPU
28への取り込みは全て10bit(0〜3.3V)と
する。平均化後の出力も10bit(0〜3.3)とす
る。当該CPU28は同時にセンサ暗電流測定、LED
消灯時のセンサ出力を測定する。また同時に下地検知と
呼ばれる濃度検知制御用パッチの形成に先立って、パッ
チを形成する位置の下地出力(転写ベルト11より得ら
れる反射光量)を測定する。ここで得られた反射光量V
1a、V1bはCPU28に送信される。当該CPU2
8にはあらかじめ設定した値V0を有し、以下に示すよ
うに定義され寿命判断をする。
【0087】
【数4】
【0088】(実施例5)次に本発明の第5の実施形態
について説明する。先の実施例4においては転写ベルト
11が寿命かどうかを判断する手段において、CPU内
にあらかじめ反射光量判定基準V0を設け、CPU28
に入力されるパルス波形のV1a、V1bと比較して、
V0の方が小さい場合を転写ベルト11の寿命としてC
PU28側に出力していた。本実施例では第4実施例に
よるところの形態に転写ベルト11の新品時からの記録
用紙25を印字したカウント数をも監視しておくおこと
で、転写ベルト11の寿命をより的確に検出することが
可能である。説明の簡略化のために、レジセンサ16
a,16bを使用しての寿命検知までの動作説明及び図
は第4実施例と同様のため説明は省く。
【0089】CPU28は、実施例1、2でも説明した
通り寿命判断するための手段として、転写ベルトユニッ
ト119に構成されているメモリ141にメモリ制御部
140を介してアクセスし転写ベルトユニット119の
ステータス情報を読み込む。このときは該転写ベルト1
1の新品時からの記録用紙25を印字したカウント数S
H2を読み込む。読み込んだ値(カウント数)SH2は
同様に制御部内RAM24に一度記憶される。当該RA
M24にはあらかじめ印字枚数における転写ベルトを寿
命として所定値(枚数)SH1が記憶されている。
【0090】印字枚数における転写ベルトの寿命判断と
しては以下の条件に基づき決定される。
【0091】
【数5】
【0092】をCPU28側に出力する。その後当該C
PU28内において上述〜項の結果を基に、以下の
ように判定され最終的に転写ベルトの寿命であるとユー
ザに報知する。
【0093】
【数6】
【0094】本実施例においては、寿命検知を行う為に
レジセンサ16a、16b二つのセンサを用いての説明
を行った。しかしセンサ単体で寿命検知を行う構成にし
てもかまわない。
【0095】本実施例においては、寿命検知を行う為に
レジセンサ16a、16b二つのセンサを用いての説明
を行った。しかしセンサが二つ以上で構成していてもか
まわない。
【0096】本実施例においては多色画像形成装置を用
いて説明を行った。しかし、本実施例における寿命検出
手段は多色画像形成装置に限定されるものではなく、単
色画像形成装置にも適応可能である。
【0097】本実施例は転写ベルト11を交換した際及
び色ずれ補正制御中において寿命検知をすることについ
て説明した。しかし、転写ベルト11を交換した際もし
くは色ずれ補正制御中に限らず、画像形成装置における
現像器交換後もしくはスリープモード復帰時、所定枚数
印字後において寿命検知してもかまわない。
【0098】
【発明の効果】本発明は、画像形成装置の上記従来技術
の問題点を解決するためになされたもので、その目的と
するところは、転写ベルト表面の傷や、汚れが進行に伴
う、当該転写ベルトの寿命を的確にユーザに報知するこ
とで、レジセンサによる誤検知を低減し、適切な色ずれ
補正を行い、より高画質な画像形成装置を提供すること
にある。また画像形成装置の状態チェック時における転
写ベルトの寿命検知シーケンスの迅速化が可能な画像形
成装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例、実施例における画像形成装置の構成
図。
【図2】 従来例、実施例におけるレジパターン図。
【図3】 従来例、実施例におけるレジセンサ構成図。
【図4】 従来例における色ずれ補正シーケンスのフロ
ーチャート。
【図5】 従来例における色ずれ補正制御各構成ブロッ
ク図。
【図6】 従来例、実施例における各色ずれ検出用パタ
ーン図。
【図7】 従来例、実施例における色ずれ補正を説明す
るためのレジパターン図。
【図8】 実施例における画像形成装置の構成ブロック
図。
【図9】 実施例における色ずれ補正方法を示すための
図。
【図10】 実施例におけるレジセンサで転写ベルトを
検出したときの検出波形V2。
【図11】 実施例におけるレジセンサで転写ベルトを
検出したときの検出波形V3と、その波形からA/D変
換された後のパルス波形。
【図12】 実施例におけるトナー濃度検知制御シーケ
ンスのフローチャート。
【図13】 実施例におけるトナー濃度検知制御シーケ
ンスにて使用されるトナーパターン図。
【符号の説明】
11:転写ベルト 12:レジパターン像a 13:レジパターン像b 14:発光素子(LED) 15:受光素子(PD部) 16:レジセンサ 20:増幅器 21:光量制御回路 22:LED電流制御回路 23:制御部 24:RAM 25:記録用紙 28:CPU 101:感光体ドラム 102:転写装置 106:像書き込み装置 107:レーザ光L 108:スキャナユニット 131:画像信号出力制御部 132:色ずれ制御部 133:画像形成制御部 134:レーザユニット 135:ポリゴンミラー 136:スキャナモータ 137:fθレンズ 138:光検出器 139:反射ミラー 140:メモリタグ制御部 141:メモリタグ 142:反射光判定回路 601:搬送方向色ずれ検出用パターン 602:主走査方向色ずれ検出用パター
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 512 G03G 21/00 512 Fターム(参考) 2H027 DA09 DA45 DE02 DE07 EA02 EA05 EC03 EC06 EC07 EC09 EC10 ED06 ED09 ED17 ED24 EE02 EE03 EE04 EE07 EE08 EF04 EF09 FA28 HA02 HA03 HA06 HA12 HB01 HB05 HB07 HB09 HB16 HB17 2H200 FA02 FA04 GA12 GA23 GA34 GA44 GA47 GA56 HA03 HB12 HB22 JA02 JA28 JA29 JA30 JB06 JB48 JB49 JB50 NA02 NA06 PA04 PA20 PB16 PB18 PB34 PB39 2H300 EB04 EB07 EB12 ED03 EF02 EF06 EF08 EF13 EF15 EF17 EH16 EH21 EH36 EJ09 EJ39 FF05 GG21 GG48 QQ03 QQ26 RR20 RR21 RR31 RR37 RR38 RR39 RR44 RR50 TT03 TT04 TT05

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動される少なくとも1つ以上の像担
    持体と、当該像担持体上に静電潜像を形成する潜像手段
    と、当該静電潜像にトナーを付着させトナー像を形成す
    る現像装置と、当該トナー像を転写材へ転写する転写手
    段と、当該転写材上に担持された記録紙を所定方向に搬
    送する搬送手段と、当該搬送手段により搬送する記録紙
    に対し、当該転写手段によって直接色の異なる、少なく
    とも1つ以上のトナー像を形成するカラー画像形成装置
    において、前記搬送手段により回転駆動される転写ベル
    ト上に、制御用のトナー像パターンを形成するパターン
    形成手段と、当該制御用トナー像パターンを読み取る検
    出手段と、当該制御用トナー像パターンを読み取り、当
    該読み取りトナー像パターンに基づき、カラー画像形成
    装置の画像形成設定に関する設定を補正する補正制御手
    段と、前記検出手段からの検出信号に基づいて得られる
    検知情報をメモリタグに記憶する情報記憶手段と、前記
    情報記憶手段の情報を基に転写ベルトの寿命を報知する
    転写ベルト寿命報知手段と、を備えていることを特徴と
    するカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記制御補正手段による転写ベルトの寿命
    検知は、制御用トナー像パターン検出中に行うことを特
    徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記制御用トナー像パターンは、複数通り
    有することを特徴とする請求項1又は2に記載のカラー
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記制御用トナー像パターンが色ずれ補正
    制御用パターンであると共に、補正制御手段は、当該パ
    ターンの読み取り画像に基づき色ずれを補正するように
    装置の設定を補正することを特徴とする請求項1、2又
    は3に記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記制御用トナー像パターンが濃度補正用
    パターンであると共に、補正制御手段は、当該パターン
    の読み取り画像に基づき画像濃度を補正するように装置
    の設定を補正することを特徴とする請求項1から4のい
    ずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記検出手段は、光半導体素子を用いるこ
    とで前記制御用トナー像パターンを読み取ることを特徴
    とする請求項1から5のいずれか1項に記載のカラー画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】前記検出手段は、前記搬送する転写材上面
    に光を照射する発光手段と、前記発光手段により前記転
    写材で反射した光を受光する受光手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のカ
    ラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記転写材が転写ベルトであると共に、そ
    の全体が像担持体と当接及び接離する方向に移動可能に
    配設されていることを特徴とする請求項1から7のいず
    れか1項に記載のカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記情報記憶手段は、CPUからの指令に
    よりメモリタグに自由に記憶、読み出しが可能でありか
    つ複数通りの情報を記憶することが可能であることを特
    徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のカラー
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記情報記憶手段は、制御用トナー像パ
    ターン検出中に行うことを特徴とする請求項1から9の
    いずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記転写材の寿命は、前記転写ベルト新
    品時に前記検出手段により得られた検出値を前記情報記
    憶手段によりメモリタグに記憶して、改めて前記検出手
    段により検出した値と前記記憶リした値とを比較し、あ
    らかじめ耐久寿命として設定した所定値を超えた場合を
    寿命と判断し、前記転写ベルトが寿命であることを報知
    することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項
    に記載のカラー画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記検出レベルによる転写ベルトの寿命
    検知は、画像形成装置の初期化中にも行うことを特徴と
    する請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成
    装置。
  13. 【請求項13】回転駆動される少なくとも1つ以上の像
    担持体と、前記像担持体上に静電潜像を形成する潜像手
    段と、前記静電潜像にトナーを付着させトナー像を形成
    する現像手段と、当該トナー像を転写ベルトへ転写する
    転写手段と、当該転写ベルト上に担持された記録用紙を
    所定方向に搬送する搬送手段と、当該搬送手段により搬
    送される記録用紙に対し、前記転写手段によって直接色
    の異なる少なくとも1つ以上のトナー像を形成するカラ
    ー画像形成装置において、当該搬送手段により周囲駆動
    される転写ベルト上に制御用のトナー像パターンを形成
    するパターン形成手段と、当該制御用トナー像パターン
    を読み取るパターン検出手段と、当該制御用トナー像パ
    ターンを読み取り、当該トナー像パターンに基づきカラ
    ー画像形成装置の画像形成に関する設定を補正する補正
    制御手段と、当該パターン検出手段からの検出信号に基
    づいて得られる検知情報をもとに、転写ベルトの寿命を
    検知する転写ベルト寿命検知手段と、を備えていること
    を特徴とするカラー画像形成装置。
  14. 【請求項14】前記制御補正手段による転写ベルトの寿
    命検知は、制御用トナー像パターン検出中に行うことを
    特徴とする請求項13に記載のカラー画像形成装置。
  15. 【請求項15】上記制御用トナー像パターンは、複数通
    り有することを特徴とする請求項13又は14に記載の
    カラー画像形成装置。
  16. 【請求項16】前記制御用トナー像パターンが色ずれ補
    正制御用パターンであると共に、補正制御手段は、当該
    パターンの読み取り画像に基づき色ずれを補正するよう
    に装置の設定を補正することを特徴とする請求項13、
    14又は15に記載のカラー画像形成装置。
  17. 【請求項17】前記制御用トナー像パターンが濃度補正
    用パターンであると共に、補正制御手段は、当該パター
    ンの読み取り画像に基づき画像濃度を補正するように装
    置の設定を補正することを特徴とする請求項13から1
    6のいずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
  18. 【請求項18】前記検出手段は、光半導体素子を用いる
    ことで前記制御用トナー像パターンを読み取ることを特
    徴とする請求項13から17のいずれか1項に記載のカ
    ラー画像形成装置。
  19. 【請求項19】前記検出手段は、前記搬送する転写ベル
    ト上面に光を照射する発光手段と、前記発光手段により
    前記転写ベルトで反射した光を受光する受光手段と、を
    有することを特徴とする請求項13から18のいずれか
    1項に記載のカラー画像形成装置。
  20. 【請求項20】前記転写材が転写ベルトであると共に、
    その全体が像担持体と当接及び接離する方向に移動可能
    に配設されていることを特徴とする請求項13から19
    のいずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
  21. 【請求項21】前記転写材の寿命は、CPU内に、転写
    材新品時から耐久末期時までを当該寿命検知手段により
    検知した値を逐次相対比較するためのテーブルを有し、
    あらかじめ耐久寿命としてテーブル上に設定した所定値
    を超えた場合を寿命と判断し、当該転写材が耐久寿命で
    あることを報知することを特徴とする請求項13から2
    0のいずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
  22. 【請求項22】前記検出レベルによる転写ベルトの寿命
    検知は、画像形成装置の初期化中にも行うことを特徴と
    する請求項13から21のいずれか1項に記載のカラー
    画像形成装置。
JP2002095140A 2002-03-29 2002-03-29 画像形成装置 Pending JP2003295557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002095140A JP2003295557A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002095140A JP2003295557A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003295557A true JP2003295557A (ja) 2003-10-15

Family

ID=29238774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002095140A Pending JP2003295557A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003295557A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330123A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007256369A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US7546075B2 (en) 2004-12-27 2009-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus featuring a multilayer member with a roughened layer surface to irregularly reflect incident light and method for making the multilayer member
US8035667B2 (en) 2007-01-11 2011-10-11 Ricoh Company, Ltd. Image forming method, image forming apparatus and toner image pattern

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7546075B2 (en) 2004-12-27 2009-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus featuring a multilayer member with a roughened layer surface to irregularly reflect incident light and method for making the multilayer member
JP2006330123A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP4635716B2 (ja) * 2005-05-24 2011-02-23 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007256369A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8035667B2 (en) 2007-01-11 2011-10-11 Ricoh Company, Ltd. Image forming method, image forming apparatus and toner image pattern

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5105941B2 (ja) 画像形成装置
US7505057B2 (en) Apparatus, method, and program for color image forming capable of efficiently correcting displacement
JP4695899B2 (ja) 画像形成装置
US8797600B2 (en) Image forming apparatus and gradation correction method with density unevenness detection
JPH06278323A (ja) カラーレジストレーション誤差補正方法
US20090297200A1 (en) Image forming apparatus
JP2007102189A (ja) 色ずれ補正装置、色ずれ補正方法、画像形成装置、色ずれ補正プログラム及び記録媒体
JP6112778B2 (ja) 画像形成装置、濃度検出パターンの検出方法及び形成方法
JP2007148080A (ja) カラー画像形成装置
JP2012237867A (ja) 画像形成装置
CN101539741A (zh) 彩色图像形成设备,位置偏移补正方法,位置偏移补正程序以及记录介质
US20130022364A1 (en) Image forming apparatus, method thereof, and computer program product
JP4841389B2 (ja) 画像形成装置
JP2006215451A (ja) カラー画像形成装置
JP2003295557A (ja) 画像形成装置
JP2005017768A (ja) 多色画像形成装置
JP2000305336A (ja) 画像形成装置
JP2010204445A (ja) 画像形成装置
JP2003228216A (ja) 画像形成装置
JP2008209659A (ja) 画像形成装置及び制御方法
JP5157875B2 (ja) 画像形成装置、色ずれ補正方法、プログラムおよび記録媒体
JP2008225171A (ja) 画像形成装置、位置ずれ調整方法、および位置ずれ調整プログラム
JP2000258966A (ja) 画像形成装置
JP2001134034A (ja) カラー画像形成位置ずれ検出装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2007310322A (ja) 画像形成装置