JP2003295307A - カメラシステム - Google Patents
カメラシステムInfo
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- JP2003295307A JP2003295307A JP2002095715A JP2002095715A JP2003295307A JP 2003295307 A JP2003295307 A JP 2003295307A JP 2002095715 A JP2002095715 A JP 2002095715A JP 2002095715 A JP2002095715 A JP 2002095715A JP 2003295307 A JP2003295307 A JP 2003295307A
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- adapter
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- lens
- flash
- camera
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ＷコンあるいはＴコンを装着して閃光発光を行
っても自由に撮影が行えるカメラシステムを提供するこ
と。 【解決手段】レンズ仕様の異なるコンバージョンレンズ
１２１を備えるアダプタ１２０をカメラ本体１１０側に
装着したときにアダプタ１２０が備える導光部１２３に
よってカメラ本体側の閃光発光部での閃光がアダプタ１
２０にけられないように、閃光発光部１１１から発せら
れた閃光をアダプタ１２０先端にまで導き、閃光を行
う。
っても自由に撮影が行えるカメラシステムを提供するこ
と。 【解決手段】レンズ仕様の異なるコンバージョンレンズ
１２１を備えるアダプタ１２０をカメラ本体１１０側に
装着したときにアダプタ１２０が備える導光部１２３に
よってカメラ本体側の閃光発光部での閃光がアダプタ１
２０にけられないように、閃光発光部１１１から発せら
れた閃光をアダプタ１２０先端にまで導き、閃光を行
う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバージョンレ
ンズを備えたアダプタがカメラ本体のレンズ前面に着脱
自在に装着されるカメラシステムに関する。
ンズを備えたアダプタがカメラ本体のレンズ前面に着脱
自在に装着されるカメラシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】カメラ本体が備える撮影レンズと協同し
てその撮影レンズのみとは異なるレンズ仕様を実現する
コンバージョンレンズを装着して撮影を行う場合があ
る。近年では電子カメラにおいてもこのようなアダプタ
が多数発売されている。その中にＷＩＤＥコンバータア
ダプタ（以下、Ｗコンという）あるいはＴＥＬＥコンバ
ータアダプタ（以下Ｔコンという）と呼ばれるものがあ
る。
てその撮影レンズのみとは異なるレンズ仕様を実現する
コンバージョンレンズを装着して撮影を行う場合があ
る。近年では電子カメラにおいてもこのようなアダプタ
が多数発売されている。その中にＷＩＤＥコンバータア
ダプタ（以下、Ｗコンという）あるいはＴＥＬＥコンバ
ータアダプタ（以下Ｔコンという）と呼ばれるものがあ
る。
【０００３】このＷコンあるいはＴコンといったアダプ
タには、カメラ本体側の撮影レンズ前面に着脱自在に装
着されてカメラ本体側の撮影レンズと協同してカメラ本
体側の撮影レンズのみとは異なるレンズ仕様を実現する
ためのコンバージョンレンズが備えられている。Ｗコン
の方は広角レンズに対応する焦点距離に設定することが
可能なコンバージョンレンズが、Ｔコンの方には望遠レ
ンズに対応する焦点距離に設定することが可能なコンバ
ージョンレンズがそれぞれ備えられている。
タには、カメラ本体側の撮影レンズ前面に着脱自在に装
着されてカメラ本体側の撮影レンズと協同してカメラ本
体側の撮影レンズのみとは異なるレンズ仕様を実現する
ためのコンバージョンレンズが備えられている。Ｗコン
の方は広角レンズに対応する焦点距離に設定することが
可能なコンバージョンレンズが、Ｔコンの方には望遠レ
ンズに対応する焦点距離に設定することが可能なコンバ
ージョンレンズがそれぞれ備えられている。
【０００４】このようなＷコンあるいはＴコンといった
アダプタをカメラ本体に装着して撮影を行うカメラシス
テムではカメラ本体側に配備された閃光発光部からの閃
光発光によって夜間あるいは暗い場所での撮影を行うこ
とがある。
アダプタをカメラ本体に装着して撮影を行うカメラシス
テムではカメラ本体側に配備された閃光発光部からの閃
光発光によって夜間あるいは暗い場所での撮影を行うこ
とがある。
【０００５】図６にこのカメラシステム２００を用いて
夜間などに撮影が行われてカメラ本体２１０側に配備さ
れた閃光発光部２１１から閃光発光が行われたときに、
装着されたアダプタによって生じるけられの状況を示
す。なお、説明を分かりやすくするため、アダプタ２２
０が装着されない場合についても閃光発光の状況を示し
ておく。
夜間などに撮影が行われてカメラ本体２１０側に配備さ
れた閃光発光部２１１から閃光発光が行われたときに、
装着されたアダプタによって生じるけられの状況を示
す。なお、説明を分かりやすくするため、アダプタ２２
０が装着されない場合についても閃光発光の状況を示し
ておく。
【０００６】図６は閃光発光部２１１から発光された閃
光の照射範囲を示す図である。ここで、図６（ａ）はア
ダプタ２２０の非装着時の照射範囲を示す図、図６
（ｂ）はアダプタ２２０の装着時の照射範囲を示す図で
ある。
光の照射範囲を示す図である。ここで、図６（ａ）はア
ダプタ２２０の非装着時の照射範囲を示す図、図６
（ｂ）はアダプタ２２０の装着時の照射範囲を示す図で
ある。
【０００７】図６（ａ）に示すようにアダプタ２２０が
装着されなければ閃光がなんの障害もなく被写体に向け
て領域Ａの範囲に照射される。
装着されなければ閃光がなんの障害もなく被写体に向け
て領域Ａの範囲に照射される。
【０００８】ところがＷコンあるいはＴコンといったア
ダプタ２２０がカメラ本体２１０のレンズ鏡胴２１２前
面に装着されて撮影を行うカメラシステム２００が構成
された場合にはカメラ本体２１０側の閃光発光部２１１
からの閃光がＷコンあるいはＴコンといったアダプタ２
２０によってけられてしまうという事態が発生すること
がある。このようなけられが生じるときには図６（ｂ）
に示すように閃光発光部２１１からの閃光が領域Ａの範
囲に広がると、ＷコンあるいはＴコンといったアダプタ
２２０によってけられて領域Ｂの範囲に光が照射されな
くなる。
ダプタ２２０がカメラ本体２１０のレンズ鏡胴２１２前
面に装着されて撮影を行うカメラシステム２００が構成
された場合にはカメラ本体２１０側の閃光発光部２１１
からの閃光がＷコンあるいはＴコンといったアダプタ２
２０によってけられてしまうという事態が発生すること
がある。このようなけられが生じるときには図６（ｂ）
に示すように閃光発光部２１１からの閃光が領域Ａの範
囲に広がると、ＷコンあるいはＴコンといったアダプタ
２２０によってけられて領域Ｂの範囲に光が照射されな
くなる。
【０００９】図７はけられの影響を受けた写真を示す図
である。
である。
【００１０】図６（ｂ）に示すように領域Ｂに閃光が照
射されなかった場合は図７に示すように領域Ｂに陰りの
ある写真になってしまう。
射されなかった場合は図７に示すように領域Ｂに陰りの
ある写真になってしまう。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】従来のＷコンあるいは
Ｔコンといったアダプタ２２０が装着されるカメラシス
テム２００においてはカメラ本体２１０側の閃光発光部
２１１から発光された閃光がＷコンあるいはＴコンとい
ったアダプタ２２０によってけられることがあるのでそ
のアダプタに備えられるコンバージョンレンズの倍率に
規制をかけることもある。したがってこのようなこの従
来のカメラシステムではＷコンあるいはＴコンといった
アダプタ２２０に備えられるコンバージョンレンズの倍
率によっては閃光発光を伴う撮影が行えないという状況
が発生する。
Ｔコンといったアダプタ２２０が装着されるカメラシス
テム２００においてはカメラ本体２１０側の閃光発光部
２１１から発光された閃光がＷコンあるいはＴコンとい
ったアダプタ２２０によってけられることがあるのでそ
のアダプタに備えられるコンバージョンレンズの倍率に
規制をかけることもある。したがってこのようなこの従
来のカメラシステムではＷコンあるいはＴコンといった
アダプタ２２０に備えられるコンバージョンレンズの倍
率によっては閃光発光を伴う撮影が行えないという状況
が発生する。
【００１２】本発明は、上記事情に鑑み、Ｗコンあるい
はＴコンといったアダプタに備えられるコンバージョン
レンズの倍率が大きなものであっても制約なしに閃光発
光を伴う撮影を行えるカメラシステムを提供することを
目的とする。
はＴコンといったアダプタに備えられるコンバージョン
レンズの倍率が大きなものであっても制約なしに閃光発
光を伴う撮影を行えるカメラシステムを提供することを
目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のカメラシステムは、撮影に同期して閃光を発光する
閃光発光部と、被写体を結像する撮影レンズを内蔵した
鏡胴とを備えたカメラ本体と、前記撮影レンズ前面に着
脱自在に装着され、該撮影レンズと協同して外撮影レン
ズのみとは異なるレンズ仕様を実現するコンバージョン
レンズを備えたアダプタとを有し、前記アダプタが、前
記閃光発光部で発光した閃光をカメラ前方に導く導光部
を備えたものであることを特徴とする。
明のカメラシステムは、撮影に同期して閃光を発光する
閃光発光部と、被写体を結像する撮影レンズを内蔵した
鏡胴とを備えたカメラ本体と、前記撮影レンズ前面に着
脱自在に装着され、該撮影レンズと協同して外撮影レン
ズのみとは異なるレンズ仕様を実現するコンバージョン
レンズを備えたアダプタとを有し、前記アダプタが、前
記閃光発光部で発光した閃光をカメラ前方に導く導光部
を備えたものであることを特徴とする。
【００１４】上記発明のカメラシステムによれば、アダ
プタが装着されても、上記導光部によって閃光発光部で
発光された閃光の配光を整えて、その導光部の先端部ま
で閃光を導き、その先端部から閃光を照射することがで
きるので、けられを生じる恐れがなくなる。つまり、レ
ンズ鏡胴の先端部に閃光発光部を配置することと同じ作
用が得られ、良好な閃光発光特性が得られる。
プタが装着されても、上記導光部によって閃光発光部で
発光された閃光の配光を整えて、その導光部の先端部ま
で閃光を導き、その先端部から閃光を照射することがで
きるので、けられを生じる恐れがなくなる。つまり、レ
ンズ鏡胴の先端部に閃光発光部を配置することと同じ作
用が得られ、良好な閃光発光特性が得られる。
【００１５】ここで、上記導光部が、上記閃光発光部で
発光した閃光をカメラ前方に導く光ファイバの束を備え
たものであることが好ましい。
発光した閃光をカメラ前方に導く光ファイバの束を備え
たものであることが好ましい。
【００１６】このように光ファイバの束を備えると、光
ファイバの可撓性によって閃光を導く上記導光部に柔軟
性を持たせることができ、配光の特性を改善することが
できる。
ファイバの可撓性によって閃光を導く上記導光部に柔軟
性を持たせることができ、配光の特性を改善することが
できる。
【００１７】また、上記発明のカメラシステムは、前記
アダプタとして、前記撮影レンズと協同して該撮影レン
ズのみの焦点距離よりも短い焦点距離を持つレンズを実
現するワイドタイプのコンバージョンレンズを備えた第
１のアダプタと、前記撮影レンズと協同して該撮影レン
ズのみの焦点距離よりも長い焦点距離を持つレンズを実
現するテレタイプのコンバージョンレンズを備えた第２
のアダプタとを備え、前記第１のアダプタは、該第１の
アダプタが前記カメラ本体に装着されたときに、アダプ
タ非装着時の前記閃光発光部から発せられた閃光の照射
範囲よりも広い照射範囲を実現する導光部を有し、前記
第２のアダプタは、該第２のアダプタが前記カメラ本体
に装着されたときに、アダプタ非装着時の前記閃光発光
部から発せられた閃光の照射範囲よりも狭い照射範囲を
実現する導光部を有するものであることが好ましい。
アダプタとして、前記撮影レンズと協同して該撮影レン
ズのみの焦点距離よりも短い焦点距離を持つレンズを実
現するワイドタイプのコンバージョンレンズを備えた第
１のアダプタと、前記撮影レンズと協同して該撮影レン
ズのみの焦点距離よりも長い焦点距離を持つレンズを実
現するテレタイプのコンバージョンレンズを備えた第２
のアダプタとを備え、前記第１のアダプタは、該第１の
アダプタが前記カメラ本体に装着されたときに、アダプ
タ非装着時の前記閃光発光部から発せられた閃光の照射
範囲よりも広い照射範囲を実現する導光部を有し、前記
第２のアダプタは、該第２のアダプタが前記カメラ本体
に装着されたときに、アダプタ非装着時の前記閃光発光
部から発せられた閃光の照射範囲よりも狭い照射範囲を
実現する導光部を有するものであることが好ましい。
【００１８】このように上記第１のアダプタあるいは上
記第２のアダプタといったアダプタの種類に応じた照射
範囲を実現する上記導光部を有すると、いずれのアダプ
タが装着されたときにおいてもその導光部によって所望
の閃光の照射範囲を得ることができる。
記第２のアダプタといったアダプタの種類に応じた照射
範囲を実現する上記導光部を有すると、いずれのアダプ
タが装着されたときにおいてもその導光部によって所望
の閃光の照射範囲を得ることができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
説明する。
【００２０】図１は本発明の第１の実施形態を示すカメ
ラシステムの外観図である。
ラシステムの外観図である。
【００２１】図１に示すようにアダプタ１２０がカメラ
本体１１０に装着される。このアダプタ１２０にはカメ
ラ本体１１０の撮影レンズと協同して、たとえば広角レ
ンズあるいは望遠レンズといった仕様を満足するコンバ
ージョンレンズ１２１が備えられている。これらのコン
バージョンレンズ１２１が備えられたアダプタ１２０は
略筒状の部材を有し、その部材は被写体が向けられる方
向に向かってその開口が広げられている。その略円筒状
の筒の中にコンバージョンレンズ１２１が備えられてい
る。その開口が広げられている側とは反対の側にはこの
アダプタ１２０をカメラ本体１１０に着脱自在とするた
めのねじ部１２２が設けられている。このアダプタ側に
設けられたねじ部１２２と合うようにしてカメラ本体１
１０側にもねじ部が設けられており、双方のねじ部が噛
み合うことによってコンバージョンレンズ１２１の備え
られるアダプタ１２０がカメラ本体１１０に装着され
る。このときにはカメラ本体１１０のレンズ鏡胴１１２
内にある撮影レンズの前面に、コンバージョンレンズ１
２１が配設されて、そのコンバージョンレンズ１２１と
レンズ鏡胴１１２に内蔵された撮影レンズとで広角ある
いは望遠といったレンズ仕様が実現される。
本体１１０に装着される。このアダプタ１２０にはカメ
ラ本体１１０の撮影レンズと協同して、たとえば広角レ
ンズあるいは望遠レンズといった仕様を満足するコンバ
ージョンレンズ１２１が備えられている。これらのコン
バージョンレンズ１２１が備えられたアダプタ１２０は
略筒状の部材を有し、その部材は被写体が向けられる方
向に向かってその開口が広げられている。その略円筒状
の筒の中にコンバージョンレンズ１２１が備えられてい
る。その開口が広げられている側とは反対の側にはこの
アダプタ１２０をカメラ本体１１０に着脱自在とするた
めのねじ部１２２が設けられている。このアダプタ側に
設けられたねじ部１２２と合うようにしてカメラ本体１
１０側にもねじ部が設けられており、双方のねじ部が噛
み合うことによってコンバージョンレンズ１２１の備え
られるアダプタ１２０がカメラ本体１１０に装着され
る。このときにはカメラ本体１１０のレンズ鏡胴１１２
内にある撮影レンズの前面に、コンバージョンレンズ１
２１が配設されて、そのコンバージョンレンズ１２１と
レンズ鏡胴１１２に内蔵された撮影レンズとで広角ある
いは望遠といったレンズ仕様が実現される。
【００２２】一方、このアダプタ１２０にはコンバージ
ョンレンズ１２１を通して撮影レンズまで被写体像を導
くための光路とは別に、その光路の上方に中空部１２０
ｂを備えた導光部１２３が設けられている。この導光部
１２３には、アダプタ１２０が回されてレンズ鏡胴１１
２に装着されたときにはカメラ本体側の閃光発光部１１
１で発光された閃光を受け入れることができる位置にそ
の導光部１２３の後端部に設けられた開口１２３ａが配
設される。また、導光部１２３の先端の位置はアダプタ
１２０の先端の位置とほぼ同じ位置に配置されている。
このアダプタ１２０が装着されて閃光が照射されるとき
には、開口１２３ａに繋がる中空部１２３ｂによって導
光部１２３の先端にまで閃光が導かれる。この導光部１
２３の内壁１２３ｃには閃光が中空部１２３ｂの先端に
まで導かれるように反射率の良い塗装が施されており、
閃光がそのまま導光部１２３の先端にまで導かれる。
ョンレンズ１２１を通して撮影レンズまで被写体像を導
くための光路とは別に、その光路の上方に中空部１２０
ｂを備えた導光部１２３が設けられている。この導光部
１２３には、アダプタ１２０が回されてレンズ鏡胴１１
２に装着されたときにはカメラ本体側の閃光発光部１１
１で発光された閃光を受け入れることができる位置にそ
の導光部１２３の後端部に設けられた開口１２３ａが配
設される。また、導光部１２３の先端の位置はアダプタ
１２０の先端の位置とほぼ同じ位置に配置されている。
このアダプタ１２０が装着されて閃光が照射されるとき
には、開口１２３ａに繋がる中空部１２３ｂによって導
光部１２３の先端にまで閃光が導かれる。この導光部１
２３の内壁１２３ｃには閃光が中空部１２３ｂの先端に
まで導かれるように反射率の良い塗装が施されており、
閃光がそのまま導光部１２３の先端にまで導かれる。
【００２３】図２（ａ）はＷコンが装着された場合の、
導光部１２３の先端からの閃光の様子を示す図、図２
（ｂ）はＴコンが装着された場合の、導光部１２３の先
端からの閃光の様子を示す図である。
導光部１２３の先端からの閃光の様子を示す図、図２
（ｂ）はＴコンが装着された場合の、導光部１２３の先
端からの閃光の様子を示す図である。
【００２４】また、図３（ａ）はＷコンが装着された場
合の閃光の照射範囲を示す図、図３（ｂ）はＷコン、Ｔ
コンといったアダプタが装着されない場合の閃光の照射
範囲を示す図、また図３（ｃ）はＴコンが装着された場
合の閃光の照射範囲を示す図である。
合の閃光の照射範囲を示す図、図３（ｂ）はＷコン、Ｔ
コンといったアダプタが装着されない場合の閃光の照射
範囲を示す図、また図３（ｃ）はＴコンが装着された場
合の閃光の照射範囲を示す図である。
【００２５】図２（ａ）に示すようにＷコンが装着され
た場合には、導光部１２３の先端から、閃光が、照射範
囲Ｒｅｇ１に広げられて被写体に向けて照射される。こ
のときには閃光発光部１１１から発せられる閃光がその
先端まで導かれ、図３（ｂ）に示す、アダプタが装着さ
れないときの閃光の照射範囲Ｒｅｇ２よりも広い照射範
囲Ｒｅｇ１が得られるように、その導光部１２３の先端
から閃光が照射される。これにより、図３（ａ）に示す
Ｗコンの撮影領域Ｖｉｅｗ１を包含するような閃光の照
射範囲Ｒｅｇ１が得られる。
た場合には、導光部１２３の先端から、閃光が、照射範
囲Ｒｅｇ１に広げられて被写体に向けて照射される。こ
のときには閃光発光部１１１から発せられる閃光がその
先端まで導かれ、図３（ｂ）に示す、アダプタが装着さ
れないときの閃光の照射範囲Ｒｅｇ２よりも広い照射範
囲Ｒｅｇ１が得られるように、その導光部１２３の先端
から閃光が照射される。これにより、図３（ａ）に示す
Ｗコンの撮影領域Ｖｉｅｗ１を包含するような閃光の照
射範囲Ｒｅｇ１が得られる。
【００２６】また、図２（ｂ）に示すようにＴコンが装
着された場合には、導光部１２３の先端から、閃光が、
照射範囲Ｒｅｇ３に広げられて被写体に向けて照射され
る。このときには閃光発光部１１１から発せられる閃光
がその先端まで導かれ、図３（ｂ）に示す、アダプタが
装着されないときの閃光の照射範囲Ｒｅｇ２よりも狭い
照射範囲Ｒｅｇ３が得られるようにその導光部１２の先
端から閃光が照射される。これにより、図３（ｃ）に示
すＴコンの撮影領域Ｖｉｅｗ３を包含するような閃光の
照射範囲Ｒｅｇ３が得られる。このようにそれぞれのア
ダプタにあった導光部１２３を設けて配光を整えること
によって閃光の照射範囲の最適化を図ることもできる。
着された場合には、導光部１２３の先端から、閃光が、
照射範囲Ｒｅｇ３に広げられて被写体に向けて照射され
る。このときには閃光発光部１１１から発せられる閃光
がその先端まで導かれ、図３（ｂ）に示す、アダプタが
装着されないときの閃光の照射範囲Ｒｅｇ２よりも狭い
照射範囲Ｒｅｇ３が得られるようにその導光部１２の先
端から閃光が照射される。これにより、図３（ｃ）に示
すＴコンの撮影領域Ｖｉｅｗ３を包含するような閃光の
照射範囲Ｒｅｇ３が得られる。このようにそれぞれのア
ダプタにあった導光部１２３を設けて配光を整えること
によって閃光の照射範囲の最適化を図ることもできる。
【００２７】また、このようにアダプタ１２０側に閃光
を先端まで導く導光部１２３を設けると、閃光発光部１
１１からの閃光が導光部１２３の先端つまりアダプタ１
２０の先端まで導かれてから閃光が照射されるようにな
るので、アダプタ１２０による閃光のけられが生じなく
なる。
を先端まで導く導光部１２３を設けると、閃光発光部１
１１からの閃光が導光部１２３の先端つまりアダプタ１
２０の先端まで導かれてから閃光が照射されるようにな
るので、アダプタ１２０による閃光のけられが生じなく
なる。
【００２８】図４は導光部１２３の中空部１２３ｂに、
光ファイバ１２３ｅの束を充填した例を示す図である。
図４（ａ）は光軸と直交する方向でアダプタ１２０を切
断した断面図であり、また図４（ｂ）は光軸方向に沿っ
てアダプタ１２０を切断した断面図である。
光ファイバ１２３ｅの束を充填した例を示す図である。
図４（ａ）は光軸と直交する方向でアダプタ１２０を切
断した断面図であり、また図４（ｂ）は光軸方向に沿っ
てアダプタ１２０を切断した断面図である。
【００２９】図４では導光部１２３のカメラ本体側の開
口部に光ファイバ１２３ｅの、一本一本の開口端部が配
設されると閃光発光部１１１で発光された閃光が多数の
光ファイバ１２３ｅに分配される。この分配された閃光
が、それぞれ光ファイバ１２３ｅを通して導光部１２３
先端まで導かれる。したがってこの光ファイバ１２３ｅ
の束の中の、それぞれの光ファイバ１２３ｅによって導
光部１２３の先端つまりアダプタの先端位置まで閃光が
規則正しく導かれて配光が行われる。
口部に光ファイバ１２３ｅの、一本一本の開口端部が配
設されると閃光発光部１１１で発光された閃光が多数の
光ファイバ１２３ｅに分配される。この分配された閃光
が、それぞれ光ファイバ１２３ｅを通して導光部１２３
先端まで導かれる。したがってこの光ファイバ１２３ｅ
の束の中の、それぞれの光ファイバ１２３ｅによって導
光部１２３の先端つまりアダプタの先端位置まで閃光が
規則正しく導かれて配光が行われる。
【００３０】このようにすると、導光部１２３の内壁に
反射率の良い塗装が施されたときよりも、より規則正し
い配光が行われて、導光部１２３先端まで閃光が導かれ
るようになる。
反射率の良い塗装が施されたときよりも、より規則正し
い配光が行われて、導光部１２３先端まで閃光が導かれ
るようになる。
【００３１】図５は図４の変形例を示すである。図５は
クローズアップレンズ１２１ａがアダプダ１２０ａに備
えられたときの状態を示す概念図である。
クローズアップレンズ１２１ａがアダプダ１２０ａに備
えられたときの状態を示す概念図である。
【００３２】図５に示すように導光部のカメラ本体１１
０側の開口部には光ファイバ１２３ｅの束が結束されて
配設され、導光部の先端側には光ファイバ１２３ｅの束
の結束が解かれて、光ファイバ１２３ｅ一本、一本がア
ダプタ１２０ａの外周に沿って配設されている。このよ
うに光ファイバ１２３ｅの可撓性を用いて導光部１２３
に柔軟性を持たせることができ、導光部の後端側には閃
光を受け入れるため、光ファイバ１２３ｅを結束して配
設し、先端側にはその結束が解かれた光ファイバ１２３
ｅ一本、一本を別々に閃光の照射範囲に合わせて配設す
ることもできる。
０側の開口部には光ファイバ１２３ｅの束が結束されて
配設され、導光部の先端側には光ファイバ１２３ｅの束
の結束が解かれて、光ファイバ１２３ｅ一本、一本がア
ダプタ１２０ａの外周に沿って配設されている。このよ
うに光ファイバ１２３ｅの可撓性を用いて導光部１２３
に柔軟性を持たせることができ、導光部の後端側には閃
光を受け入れるため、光ファイバ１２３ｅを結束して配
設し、先端側にはその結束が解かれた光ファイバ１２３
ｅ一本、一本を別々に閃光の照射範囲に合わせて配設す
ることもできる。
【００３３】したがって、クローズアップレンズ１２１
ａが備えられているアダプタ１２０ａが装着されたとき
でもアダプタ１２０ａの先端部で配光が整えられてから
閃光が照射される。
ａが備えられているアダプタ１２０ａが装着されたとき
でもアダプタ１２０ａの先端部で配光が整えられてから
閃光が照射される。
【００３４】以上、説明したように光ファイバの可撓性
を活用して、柔軟に導光部を構成して、配光を整えるこ
ともできる。
を活用して、柔軟に導光部を構成して、配光を整えるこ
ともできる。
【００３５】以上、説明したようにどのような倍率のコ
ンバージョンレンズを備えるアダプタがカメラ本体側の
レンズ鏡胴に装着されても、けられが生じないカメラシ
ステムを提供することができる。
ンバージョンレンズを備えるアダプタがカメラ本体側の
レンズ鏡胴に装着されても、けられが生じないカメラシ
ステムを提供することができる。
【００３６】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のカメラ
によれば、ＷコンあるいはＴコンといったコンバージョ
ンレンズを備えるアダプタをカメラ本体に装着したとき
にそのコンバージョンレンズの倍率がどのようなもので
あっても閃光発光を伴う撮影が自由に行えるカメラシス
テムを提供することができる。
によれば、ＷコンあるいはＴコンといったコンバージョ
ンレンズを備えるアダプタをカメラ本体に装着したとき
にそのコンバージョンレンズの倍率がどのようなもので
あっても閃光発光を伴う撮影が自由に行えるカメラシス
テムを提供することができる。
【図１】本発明の第１の実施形態を示すカメラシステム
の外観図である。
の外観図である。
【図２】ＷコンあるいはＴコンが装着された場合の閃光
の様子を示す図である。
の様子を示す図である。
【図３】ＷコンあるいはＴコンが装着された場合の閃光
の照射範囲を示す図である。
の照射範囲を示す図である。
【図４】導光部に、光ファイバの束を備えたアダプタを
示す図である。
示す図である。
【図５】図２に示す実施形態の変形例を示す図である。
【図６】閃光発光部から発せられる閃光の照射範囲を示
す図である。
す図である。
【図７】けられの影響を受けた写真を示す図である。
１００ カメラシステム
１１０ カメラ本体
１１１ 閃光発光部
１１２ レンズ鏡胴
１２０ １２０ａ アダプタ
１２１ １２１ａ コンバージョンレンズ
１２２ ねじ部
１２３ 補助部材
１２３ａ 開口
１２３ｂ 中空部
１２３ｃ 内壁
１２３ｄ 透過板
１２３ｅ 光ファイバ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０３Ｂ 17/12 Ｇ０３Ｂ 17/12 Ｚ
Claims (3)
- 【請求項１】 撮影に同期して閃光を発光する閃光発光
部と、被写体を結像する撮影レンズを内蔵した鏡胴とを
備えたカメラ本体と、 前記撮影レンズ前面に着脱自在に装着され、該撮影レン
ズと協同して該撮影レンズのみとは異なるレンズ仕様を
実現するコンバージョンレンズを備えたアダプタとを有
し、 前記アダプタが、前記閃光発光部で発光した閃光をカメ
ラ前方に導く導光部を備えたものであることを特徴とす
るカメラシステム。 - 【請求項２】 前記導光部が、前記閃光発光部で発光し
た閃光をカメラ前方に導く光ファイバの束を備えたもの
であることを特徴とする請求項１記載のカメラシステ
ム。 - 【請求項３】 前記アダプタとして、前記撮影レンズと
協同して該撮影レンズのみの焦点距離よりも短い焦点距
離を持つレンズを実現するワイドタイプのコンバージョ
ンレンズを備えた第１のアダプタと、前記撮影レンズと
協同して該撮影レンズのみの焦点距離よりも長い焦点距
離を持つレンズを実現するテレタイプのコンバージョン
レンズを備えた第２のアダプタとを備え、 前記第１のアダプタは、該第１のアダプタが前記カメラ
本体に装着されたときに、アダプタ非装着時の前記閃光
発光部から発せられた閃光の照射範囲よりも広い照射範
囲を実現する導光部を有し、 前記第２のアダプタは、該第２のアダプタが前記カメラ
本体に装着されたときに、アダプタ非装着時の前記閃光
発光部から発せられた閃光の照射範囲よりも狭い照射範
囲を実現する導光部を有するものであることを特徴とす
る請求項１記載のカメラシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002095715A JP2003295307A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | カメラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002095715A JP2003295307A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | カメラシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003295307A true JP2003295307A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29239074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002095715A Withdrawn JP2003295307A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | カメラシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003295307A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9294660B2 (en) | 2013-03-13 | 2016-03-22 | Olloclip, Llc | Removable lenses for mobile electronic devices |
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| US9661200B2 (en) | 2013-08-07 | 2017-05-23 | Olloclip, Llc | Auxiliary optical components for mobile devices |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002095715A patent/JP2003295307A/ja not_active Withdrawn
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| US10488742B2 (en) | 2014-06-19 | 2019-11-26 | Portero Holdings, Llc | Multi-lens optical attachment for mobile devices |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |