JP2003295142A - 光源内蔵型光変調器モジュール - Google Patents

光源内蔵型光変調器モジュール

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JP2003295142A JP2002103242A JP2002103242A JP2003295142A JP 2003295142 A JP2003295142 A JP 2003295142A JP 2002103242 A JP2002103242 A JP 2002103242A JP 2002103242 A JP2002103242 A JP 2002103242A JP 2003295142 A JP2003295142 A JP 2003295142A
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light source
optical
semiconductor laser
optical modulator
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Toshio Sakane
敏夫 坂根
Tsutomu Saito
勉 斉藤
Susumu Murata
進 村田
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光源に半導体レーザを用いた場合でも、半導体
レーザの発光を安定化させ、温度変化などによる光学部
品間の光軸のズレを抑制でき、これらにより効率的かつ
安定的な光変調が実現できる光源内蔵型光変調器モジュ
ールを提供すること。 【解決手段】光源である半導体レーザ27と、電気光学
効果を有する材料からなる基板の表面に光導波路を設け
た光変調素子28を同一の筐体に内蔵する光源内蔵型光
変調器モジュールにおいて、該半導体レーザ27からの
光の偏波面を該光変調素子の最適導波偏波面に一致させ
ると共に、該光変調素子から該半導体レーザに向かう戻
り光を阻止するため、偏波回転素子40を該半導体レー
ザと該光変調素子との間に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源と光変調素子
とを同一の筐体に内蔵する光源内蔵型光変調器モジュー
ルに関し、特に、光源として半導体レーザを用いた光源
内蔵型光変調器モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、高品位な光通信分野においては、
光源に、波長が安定しておりかつスペクトル幅の狭いと
いう特性を有する分布帰還型の半導体レーザ(DFBレ
ーザ)を用い、これを連続(CW)動作させ、半導体レ
ーザの外部に設けた光変調器によりレーザ光を伝送デー
タに対応して変調し、光ファイバなどの伝送路により変
調された光を送信する方法が利用されている。しかも、
光変調器には、LiNbO(以下、LNという)のよ
うな電気光学効果を有する材料からなる基板の表面に光
導波路を形成し、該光導波路を導波する光をその近傍に
設けた電極を介して高速度光変調をかける方法が、多く
用いられている。
【0003】このような変調された光を発生する装置に
おいては、半導体レーザ、光変調器などの個別部品を、
レンズ、光ファイバ等の光学部品を用いて相互に接続し
て、装置構成するのが一般的であるが、近年のデータ伝
送における大容量化・高速化を反映して、光通信の波長
多重化を実施する等の理由から、装置構成が大型化、複
雑化してきており、主要部品の集積化や小型化を図るこ
とが、益々要求されている。
【0004】また、光源として半導体レーザを用いた場
合、安定したレーザ光の発振のためには、半導体レーザ
への有害な戻り光の除去や、半導体レーザの温度制御な
ども必要となる。しかも、半導体レーザからの出力光は
偏波面を有しており、他方、LN光変調器などの外部変
調器も、変調動作が効果的に機能するためには、変調器
内を通過する光が光変調器の最適導波偏波面に設定され
ていることが必要であり、両者の偏波面の整合性を図る
ことも求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】送信側の主要部品であ
る半導体レーザと、外部変調器である光変調素子を同じ
筐体に内蔵して集積化を図る場合には、上述のような課
題に加え、次のような課題が生じる。第1に、半導体レ
ーザからの出力光の偏波面の主な偏光方向と、LN光変
調素子の最適導波偏波面を形成する最適入射偏光方向と
が一般的に異なる方向となる場合があり、このため、両
者を結合する際に偏波回転機能が必要となる。
【0006】第2に、半導体レーザの温度制御を行うた
め、半導体レーザの支持部材中にはペルチェ素子などの
温度制御手段が組み込まれており、半導体レーザや該温
度制御手段から発生する温度変化の影響が支持部材全体
に波及し、支持部材自体の寸法変化を発生させることと
なる。このため、半導体レーザなど該支持部材に支持さ
れた光学部品と、該支持部材の外に配置されている光変
調器などとの間で、光軸のズレが生じ、結果として、結
合損の増大、あるいは結合損の変化を起こし、光変調を
効率的かつ安定的に行うことが困難となる。しかも、L
N光変調素子の導波モードは、モード径が小さく、また
一般に非対称であるため、アライメント許容量は非常に
小さく、特に、筐体などのLN光変調素子を支持する支
持面に対して垂直な方向の許容量は、より小さいという
問題がある。このため、異なる支持部材上に配置された
2つの素子間の光結合を空間光学系で行う場合、各素子
に対して精密に配置でき、かつ各支持部材に寸法変化が
生じた場合でも光軸のズレのない結合光学系を配する必
要がある。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、上記の
種々の問題を解消し、装置全体の小型化を達成すると共
に、特に、光源に半導体レーザを用いた場合でも、半導
体レーザの発光を安定化させ、温度変化などによる光学
部品間の光軸のズレを抑制でき、これらにより効率的か
つ安定的な光変調が実現できる光源内蔵型光変調器モジ
ュールを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、光源である半導体レーザ
と、電気光学効果を有する材料からなる基板の表面に光
導波路を設けた光変調素子を同一の筐体に内蔵する光源
内蔵型光変調器モジュールにおいて、該半導体レーザか
らの光の偏波面を該光変調素子の最適導波偏波面に一致
させると共に、該光変調素子から該半導体レーザに向か
う戻り光を阻止するため、偏波回転素子を該半導体レー
ザと該光変調素子との間に設けたことを特徴とする。
【0009】請求項1に係る発明により、半導体レーザ
からの光の偏波面を光変調素子の最適導波偏波面に一致
させる機能と、光変調素子から半導体レーザに向かう戻
り光を阻止する機能(アイソレータ)とを、同一の偏波
回転素子で実現できるため、装置サイズの増大を抑制で
き、しかも、半導体レーザからの光の偏波面と光変調素
子への入射光に期待される最適導波偏波面とが異なる場
合でも、上記偏波回転素子で一致させることが可能であ
るため、半導体レーザと光変調素子との間の光学的結合
による損失を抑えることができる。
【0010】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載された光源内蔵型光変調器モジュールにおいて、該
偏波回転素子は、上記半導体レーザ側から順に、半導体
レーザの主偏光成分を透過する第一の偏光子、該第一の
偏光子の透過軸に対しその透過光を45°回転させる第
一のファラデー素子、該第一のファラデー素子の出力偏
光を透過させる透過軸を有する第二の偏光子、該第二の
偏光子の透過光を第一のファラデー素子と同一方向に4
5°回転させる第二のファラデー素子を配置し、該第
一、第二のファラデー素子に対し光軸上で同一方向の磁
場を印加する手段を有することを特徴とする。
【0011】請求項2に係る発明により、半導体レーザ
の主偏光成分の偏光軸と、光変調素子の最適入射偏光方
向(光変調素子に入射した光が最も効率良く変調される
ために最適な入射光の偏光方向を意味する)とが、90
°異なる場合でも、半導体レーザと光変調素子との間の
光学的結合による損失を抑えることができる。
【0012】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
記載された光源内蔵型光変調器モジュールにおいて、該
偏波回転素子は、上記半導体レーザ側から順に、半導体
レーザの主偏光成分を透過する第一の偏光子、該第一の
偏光子の透過軸に対しその透過光を45°回転させる第
一のファラデー素子、該第一のファラデー素子の出力偏
光を透過させる透過軸を有する第二の偏光子、該第二の
偏光子の透過光を第一のファラデー素子と同一方向に4
5°回転させる第二のファラデー素子、該第二のファラ
デー素子の出力偏光を透過させる透過軸を有する第三の
偏光子を配置し、該第一、第二のファラデー素子に対し
光軸上で同一方向の磁場を印加する手段を有することを
特徴とする。
【0013】請求項3に係る発明により、半導体レーザ
の主偏光成分の偏光軸と、光変調素子の最適入射偏光方
向とが、90°異なる場合でも、半導体レーザと光変調
素子との間の光学的結合による損失を抑えることができ
るだけでなく、光変調素子側から半導体レーザ側に向か
う戻り光を阻止することが可能となる。
【0014】また、請求項4に係る発明は、請求項1に
記載された光源内蔵型光変調器モジュールにおいて、該
偏波回転素子は、上記半導体レーザ側から順に、半導体
レーザの主偏光成分を透過する第一の偏光子、該第一の
偏光子の透過軸に対しその透過光を45°回転させる第
一のファラデー素子、該第一のファラデー素子の出力偏
光を透過させる透過軸を有する第二の偏光子、該第二の
偏光子の透過光を第一のファラデー素子と逆方向に45
°回転させる第二のファラデー素子を配置し、該第一、
第二のファラデー素子に対し光軸上で互いに逆方向の磁
場を各々に印加する手段を有することを特徴とする。
【0015】請求項4に係る発明により、半導体レーザ
の主偏光成分の偏光軸と、光変調素子の最適入射偏光方
向とが、略同一である場合でも、半導体レーザと光変調
素子との間の光学的結合による損失を抑えることができ
る。
【0016】また、請求項5に係る発明は、請求項1に
記載された光源内蔵型光変調器モジュールにおいて、該
偏波回転素子は、上記半導体レーザ側から順に、半導体
レーザの主偏光成分を透過する第一の偏光子、該第一の
偏光子の透過軸に対しその透過光を45°回転させる第
一のファラデー素子、該第一のファラデー素子の出力偏
光を透過させる透過軸を有する第二の偏光子、該第二の
偏光子の透過光を第一のファラデー素子と逆方向に45
°回転させる第二のファラデー素子、該第二のファラデ
ー素子の出力偏光を透過させる第三の偏光子を配置し、
該第一、第二のファラデー素子に対し光軸上で互いに逆
方向の磁場を各々に印加する手段を有することを特徴と
する。
【0017】請求項5に係る発明により、半導体レーザ
の主偏光成分の偏光軸と、光変調素子の最適入射偏光方
向とが、略同一である場合でも、半導体レーザと光変調
素子との間の光学的結合による損失を抑えることができ
るだけでなく、光変調素子側から半導体レーザ側に向か
う戻り光を阻止することが可能となる。
【0018】また、請求項6に係る発明は、請求項1乃
至5のいずれかに記載された光源内蔵型光変調器モジュ
ールにおいて、上記第一又は第二のファラデー素子に対
し磁界を印加する手段として、永久磁石又は磁界強度を
調整可能な電磁石を用いたことを特徴とする。
【0019】請求項6に係る発明により、永久磁石を用
いる場合には装置の構造を単純化でき、電磁石を用いる
場合には、永久磁石を用いる場合と比較しても、より適
正な偏波回転が実現でき、半導体レーザと光変調素子と
の間の光学的結合による損失の抑制や、光変調素子側か
ら半導体レーザ側に向かう戻り光の阻止などを、より効
果的に実現することができる。
【0020】また、請求項7に係る発明は、光源である
半導体レーザと、電気光学効果を有する材料からなる基
板の表面に光導波路を設けた光変調素子を同一の筐体に
内蔵する光源内蔵型光変調器モジュールにおいて、上記
半導体レーザ、半導体レーザに係るモニタ用受光素子、
ビーム整形光学素子、アイソレータ、および収束光学素
子を支持する光源用支持部材と、該光源用支持部材上に
一端を固定すると共に、他端を該光源用支持部材の外に
配置された上記光変調素子の入力端に対向して固定した
光ファイバとを有することを特徴とする。
【0021】請求項7に係る発明により、半導体レーザ
を含む光学部品を支持する光源用支持部材の寸法・位置
が種々の環境変化や経時変化により変化した場合でも、
上記のように固定配置された光ファイバにより、常に適
正な収束状態を有する光を、光変調素子に入射させるこ
とが可能となる。
【0022】また、請求項8に係る発明は、請求項7に
記載された光源内蔵型光変調器モジュールにおいて、該
光ファイバは偏光保持ファイバであり、上記光変調素子
側に固定された該偏光保持ファイバの応力付与軸を該光
変調素子の最適入射偏光方向に、また、光源用支持部材
側に固定された該偏光保持ファイバの応力付与軸を上記
収束光学素子からの出力光の主偏光方向とすることを特
徴とする。
【0023】請求項8に係る発明により、半導体レーザ
を含む光学部品を支持する光源用支持部材の寸法・位置
が種々の環境変化や経時変化により変化した場合でも、
上記のように固定配置された偏光保持ファイバにより、
常に適正な偏波面と収束状態とを有する光を、光変調素
子に入射させることが可能となる。
【0024】また、請求項9に係る発明は、請求項7又
は8に記載された光源内蔵型光変調器モジュールにおい
て、上記光源用支持部材は、上記半導体レーザに対する
温度制御手段を有していることを特徴とする。
【0025】請求項9に係る発明により、半導体レーザ
の温度を所定温度に維持制御し、安定的なレーザ発光を
実現できるだけでなく、半導体レーザや温度制御手段に
よる温度変化が光源用支持部材に影響を及ぼしても、常
に適正な収束状態又は偏光面を有する光を、光変調素子
に入射させることが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、好適例を
用いて詳細に説明する。光変調器を構成する基板として
は、電気光学効果を有する材料、例えば、ニオブ酸リチ
ウム(LiNbO;以下、LNという)、タンタル酸
リチウム(LiTaO)、PLZT(ジルコン酸チタ
ン酸鉛ランタン)、及び石英系の材料から構成され、特
に、光導波路デバイスとして構成しやすく、かつ異方性
が大きいという理由から、LiNbO結晶、LiTa
結晶、又はLiNbO及びLiTaOからなる
固溶体結晶を用いることが好ましい。本実施例では、ニ
オブ酸リチウム(LN)を用いた例を中心に説明する。
【0027】光変調器を製造する方法としては、LN基
板上にTiを熱拡散させて光導波路を形成し、次いで基
板の一部又は全体に渡りバッファ層を設けずに、LN基
板上に電極を直接形成する方法や、光導波路中の光の伝
搬損失を低減させるために、LN基板上に誘電体SiO
等のバッファ層を設け、さらにその上にTi・Auの
電極パターンの形成及び金メッキ方法などにより数十μ
mの高さの信号電極及び接地電極を構成して、間接的に
当該電極を形成する方法がある。また、バッファ層上に
SiNやSi等の膜体を設けた多層構造とすることも可
能である。一般に、一枚のLNウェハに複数の光変調器
を作り込み、最後に個々の光変調器のチップに切り離す
ことにより、光変調器が製造される。
【0028】次に、本発明の特徴となる構成について説
明する。LN光変調素子は、その変調効率を高めるため
に電気光学係数の最も大きいr33を用いる入力偏光、
および変調電界となる構造を用いる。表面に垂直な方向
に電気光学効果により最も効率的に屈折率を変更できる
結晶軸の方向を有する基板(所謂「Z−CUT型基
板」)のLN光変調素子を図1に、表面に平行な方向で
ありかつ光の進行方向に垂直な方向に、電気光学効果に
より最も効率的に屈折率を変更できる結晶軸の方向を有
する基板(所謂「X−CUT型基板」)のLN光変調素
子を図2に示す。
【0029】図1(図1aはZ−CUT型光変調素子の
俯瞰図であり、図1bはその断面図を示す)において、
1はZ−CUT型基板であり、その基板表面に光導波路
2をTi等の内部拡散によって形成し、その表面にSi
によるバッファ層3を設け、さらに光導波路2の上
にZ方向の電界を作るために、一対の電極4,5を設け
ている。電極4,5間に変調電圧6を印加すると、7の
変調電界が生じ、該変調電界7の光導波路2における電
界成分はほぼZ成分となる。該光導波路2にZ方向偏光
であり、光変調素子の表面16に垂直な偏光成分をもつ
TM波8を導波すると、最も効率良く相互作用がなさ
れ、電界に比例した光の屈折率変化、すなわち光の位相
が変化する。
【0030】また、図2(図2aはX−CUT型光変調
素子の俯瞰図であり、図2bはその断面図を示す)にお
いて、9はX−CUT型基板であり、その基板表面に光
導波路10をTi等の内部拡散によって形成し、その表
面にSiOによるバッファ層11を設け、さらに光導
波路近傍に光導波路10を挟む形で、一対の電極12,
13を形成する。電極12,13に変調電圧14を印加
しすると、15の変調電界が生じ、該変調電界15の光
導波路10における電界成分は、図2aに示すZ方向と
なる。該光導波路10に、Z方向と同方向の偏光成分
(光変調素子の表面に平行な偏光成分)をもつTE波1
8を入力すると、最も効率良く相互作用がなされ、電界
に比例した光の屈折率変化、すなわち光の位相が変化す
る。
【0031】光変調素子の光導波路のモード径は、光導
波路表面に平行な方向に8μm程度、光導波路表面に垂
直な方向に6μm程度である。一方、光通信用途として
用いられる光源は、波長が安定でかつスペクトル幅の狭
い、所詮分布帰還(DFB)型レーザや分布反射(DB
R)型レーザが一般的に用いられる。いずれも導波路型
レーザであり、図3に示すように、チップ19に設けた
リッジ構造の活性層20が長手方向の光導波路となり、
該光導波路中を不図示の回折格子で作るミラー、もしく
は回折格子と反射膜でつくるミラー間を往復して増幅さ
れ、単一周波数の光として出力面21から出力される。
他方、バック面22からも同一周波数の光26が出力さ
れるが、これは一般に半導体レーザの出力光強度を監視
するモニター用途に用いられる。出力光23はチップの
底面24に平行な偏波方向25を主軸とした楕円偏波で
あり、20dB以上の偏光比を持っている。また、ビー
ム形状は底面24に垂直な方向で1μm程度、底面に平
行な方向に2μm程度であり、垂直な方向の発散角が大
きく、遠視野において底面24に垂直な方向の径が大き
な楕円形のビームとなる。
【0032】また、半導体レーザは外部の反射体からの
戻り光があると、その反射体を外部共振ミラーとみな
し、その発振周波数や発光強度が揺らぐ現象が生じる。
このため、このような戻り光を減らす工夫が必要とな
る。一般に半導体レーザモジュールにおいては、レンズ
等の光学系は表面を傾斜、又は、レンズ等の表面に無反
射コートを施すことにより、反射光がレーザに戻ること
を防いでいる。さらに、アイソレータを内蔵し、モジュ
ール外からの戻り光が半導体レーザと結合しないように
している。
【0033】図4は、本実施例である半導体レーザ27
とLN光変調素子28を同一の筺体29に内蔵した光源
内蔵型光変調器モジュールの断面図を示す。ここで、筺
体29はベース30と蓋31からなり、ベース30の内
底面32に半導体レーザモジュールが、また該内底面3
2に平行な別の内底面33にLN光変調素子28が、各
々接着固定されている。半導体レーザ27の出力光の光
軸35とLN変調素子28の導波路軸36が、ほぼ一致
する高さに、内底面32,33の高さを設定する。
【0034】レーザモジュールは、半導体レーザ27
と、バック放射26を受光するホトダイオード37と、
縦横で発散角の異なる出射光23を同一の発散角とする
ビーム整形用の円柱レンズ38と、発散するビームを平
行ビームにする焦点距離f1のレンズ39と、アイソレ
ータ40および集光するための焦点距離f2のレンズ4
1とを含み、これらを上部基板42に接着又は溶接によ
り固定する。該上部基板42をペルチェ素子を用いたサ
ーモクーラ43上に固定し、上部基板温度を一定に制御
して、半導体レーザ27の出力光波長の安定性を向上さ
せる。また、ホトダイオード37は2分割の受光素子ま
たは単一の受光素子で形成され、前者の場合は出力光量
のモニターと同時に波長ズレのモニターも行う。ホトダ
イオード37から出力される検出信号は、当該分野にお
ける周知の技術により、半導体レーザの駆動電圧制御な
どに用いられる。なお、半導体レーザ27を含む上述し
た光源に係る一連の光学部品を保持している上部基板4
2とサーモクーラ43とを合わせて、「光源用支持部
材」と表現している。特にサーモクーラ43を設けない
場合は、上部基板42のみが「光源用支持部材」とな
る。
【0035】半導体レーザ27から出射した光は、レン
ズ38によってほぼ円形断面に整形され、レンズ39に
より平行ビームとなり、アイソレータ40に入射する。
アイソレータ40から出射する平行ビームは、レンズ4
1によって集光され、偏波面を保持する機能を有する光
ファイバ(偏光保持ファイバ)50を経由して、LN光
変調素子28の光導波路36に入射される。さらに、光
導波路36内を導波しながら変調を受けた光は、LN光
変調素子の端面45とbutt接続した出力用光ファイ
バ44から出力される。ここで、46はキャピラリ、4
7は補強部材であり、光ファイバ44とLN光変調素子
28との接合強度を補強する。また、出力用光ファイバ
44は部材48によって、ベース30に封止固定され
る。
【0036】LN光変調素子28の入力端面49におい
ても、キャピラリ51、補強部材52などを利用して、
偏光保持ファイバ50は、該入力端面49にbutt接
続され、光導波路36と結合する。偏光保持ファイバ5
0の応力付与方向(slow方向)を、LN光変調素子
の最適導波方向(Z−CUT型光変調素子ではTM波の
方向、X−CUT型光変調素子ではTE波の方向)とす
る。
【0037】偏光保持ファイバ50の他端53は、レー
ザモジュールの温度安定化された上部基板42に溝を設
けて、該溝に接着ないし溶接固定される。図4の実施例
では、偏光保持ファイバ50の長さは10mm程度であ
る。偏光保持ファイバ50の入射端における応力付与方
向は、ベース30の内底面32に対して、LN光変調素
子の端面49側で偏光保持ファイバ50の出射端におけ
る応力付与方向と同一方向である。すなわち偏光保持フ
ァイバ50は、ネジレが無いように固定される。
【0038】なお、別の応用例としては、偏光保持ファ
イバ自体に余分なストレスが付加されない程度の十分な
長さの偏光保持ファイバを用意し、該偏光保持ファイバ
の入射端と出射端では応力付与方向が、所定角度(例え
ば、90°)異なるように該偏光保持ファイバの両端を
固定することにより、半導体レーザの主偏光成分の偏光
軸と光変調素子の最適入射偏光方向とが異なる場合で
も、偏光保持ファイバを光が通過する際に偏波面を所定
角度回転させ、偏光保持ファイバから出射する際には、
偏波面が光変調素子の最適入射偏光方向と同一となるよ
うに設定することも可能である。
【0039】偏光保持ファイバ50を利用して、半導体
レーザ27とLN光変調素子28との光接続を行う場合
には、レンズ39の焦点距離f1とレンズ41の焦点距
離f2との比f1/f2は、偏光保持ファイバのモード
径10μmに合うように、ほぼ1/2〜1/3とする。
【0040】上述した偏光保持ファイバを用いることに
より、図5に示すような、レンズ41からの収束ビーム
54をLN光変調素子28の端面49に、直接的にフォ
ーカスさせる空間接続系を用いる場合の欠点を除去する
ことできる。すなわち、サーモクーラ43によって基板
42は温度を一定に保たれるが、サーモクーラ43の上
部基板42側とベース30側との温度差は大きく、また
素材が半導体およびセラミックであるために、その線膨
張係数が大きい。したがって、温度などの環境変化や経
時変化に対して、ベース30の内底面32に対する光軸
35の位置を一定に保つことが難しい。他方、LN光変
調素子28の光導波路36への光結合は、その許容量が
小さく、特に、高さ方向の許容量は小さく、1μm程度
以下のアライメントずれ量に抑える必要がある。このた
め、安定な光学的結合を保つには、LN光変調素子28
と同様に、上部基板42をベース30に対して固定させ
る必要があるが、この場合には、光源用支持部材(上部
基板42、サーモクーラ43)の熱膨張変化による機械
的歪を緩和するため、サーモクーラ43の放熱側55
を、ベース30の内底面32に対して浮かせる必要が生
じる。しかしながら、このような構成では、放熱効果が
上がらず、半導体レーザの機能が限定されてしまう。図
4に示した本実施例のように、偏光保持ファイバ50を
介して光源部(上部基板42により支持される部分)と
光変調部(光変調素子)の両者を接続すれば、両者間の
相対的な位置ずれが偏光保持ファイバ50によって吸収
でき、環境変化、経時変化に対しても安定な光接続が可
能となる。
【0041】次に、本発明の別の特徴であるアイソレー
タ機能を有する偏波回転素子について、図6、図7を用
いて説明する。図4に示すように、半導体レーザ27か
らの出力光の偏波方向はベース30の内底面32に平行
である。一方、Z−CUT型光変調素子では、最適な入
射偏波はTM波であり、ベース30の内底面33に垂直
な方向である。両者の偏波方向を一致させるためには、
半導体レーザ27とLN光変調素子28との間に、偏波
を90°回転させる機能素子が必要である。
【0042】図6は、その一例であり、図6aが示すよ
うに、半導体レーザ27側から、第一の偏光子56、第
一の45°ファラデー素子57、第二の偏光子58、第
二の45°ファラデー素子59および第三の偏光子60
とからなる。第一、第二のファラデー素子57、59に
は不図示のSmCoなどの磁石によって、光軸方向の
直流飽和磁場61、62を印加する。偏光子56,5
8、および60の透過軸は、56が水平(内底面32に
平行)、58がファラデー素子57によって回転された
偏波を透過する軸、60は垂直(内底面32に垂直)と
する。これらの構成により、図6bのように、半導体レ
ーザ27からの内底面32に平行な偏波63は、第一の
ファラデー素子57により45°回転し(64)、さら
に第二のファラデー素子59によってさらに45°回転
(65)して、内底面32に垂直な偏波66となる。
【0043】この構成において、LN光変調素子側から
の反射光は、図6cに点線矢印で示すように、無偏波反
射光67の内、垂直成分のみが第三の偏光子を透過(6
8)して第二のファラデー素子59を逆伝播する。逆伝
播光は、ファラデー素子の非相反性によって、同一方向
に45°回転を受け、第二の偏光子の透過軸から90°
回転した偏波となる。これによって、半導体レーザ28
への戻り光は阻止される。ファラデー素子の結晶性、波
長依存性などによって偏光69が完全な直線でなくな
り、第二の偏光子58を漏れ出す光70があったとして
も、第一のファラデー素子57および第一の偏光子56
によって阻止され、半導体レーザ27と結合する戻り光
は極端に少なくなる。
【0044】ファラデー素子57,59はYFe
12(YIG)などの強磁性体である。第三の偏光子6
0は、アイソレーション機能が低下するが、光学部品点
数の減少化のために省略も可能である。以上の構成によ
り、必要な偏波の回転と共に、アイソレータ機能をも実
現できる。
【0045】また、X−CUT型光変調素子との光学的
結合の例について、図7により説明する。LN光変調素
子28の最適入射偏波はベース30の内底面33に平行
であり、半導体レーザ28の主偏光方向と同じである。
この場合には、ファラデー素子、偏光子は図6と同じで
あるが、第二のファラデー素子59に印加する磁場81
を、第一のファラデー素子57への磁場80と逆転させ
る。なお、第三の偏光子72の透過軸は内底面32と並
行とする。ただし、上述したZ−CUT型光変調素子の
場合と同様に、第三の偏光子を削除することも可能であ
る。
【0046】図7の場合、第二の偏光子58を透過した
45°偏光(64’)は、第二のファラデー素子によっ
て逆方向の回転を受け、その出力偏光73は水平に戻
り、第三の偏光子72を透過(74)する。一方、LN
光変調素子側からの戻り光67は、前述のファラデー素
子の非相反性と偏光子とによって、前述と同様に半導体
レーザ27への結合が阻止される。磁場80と磁場81
は独立したSmCoなどの磁石によって供給する。ま
た、偏光子56,58,60,72はラミポール、ある
いはポーラコアのような30μm程度の偏光子である。
【0047】ファラデー素子に磁界を印加する手段に
は、上述の永久磁石を用いる方法だけでなく、電磁石の
ような磁界の強度を変更可能なものであってもよい。こ
の場合には、光変調器からの出力光などをモニタしなが
ら、上記磁界の強度を調整し、最適な変調状態を得るこ
とが可能となる。
【0048】光変調素子としてLNの位相変調素子を例
に説明したが、LN以外の強誘電体変調素子、位相変調
器以外の強度変調器など、あるいはPLC等のパッシブ
素子であっても、偏波依存性のある多様な光導波路素子
に対して、本発明が適応されることは自明である。ま
た、光変調器モジュールの電気信号入出力に係わるコネ
クタおよび接続構造については、本発明の特徴を阻害す
るものでない限り、当該分野において知られている多く
の技術を、本発明に適用できることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、従来の
アイソレータなどの光学部品を活用し、追加すべき部品
点数を抑えているため、光源内蔵型光変調器モジュール
全体の小型化を達成すると共に、特に、光源に半導体レ
ーザを用いた場合でも、温度制御や戻り光の抑制によ
り、半導体レーザの発光を安定化させることが可能とな
る。また、温度変化などによる光学部品間の光軸のズレ
も抑制でき、環境変動、経時変動に左右され難い、効率
的かつ安定的な光変調を実現できる光源内蔵型光変調器
モジュールが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Z−CUT型光変調素子の俯瞰図(図1a)
と断面図(図1b)
【図2】 X−CUT型光変調素子の俯瞰図(図1a)
と断面図(図1b)
【図3】半導体レーザの概略図
【図4】本発明の光源内蔵型光変調器モジュールの断面
【図5】偏光保持ファイバを利用しない光源内蔵型光変
調器モジュールの断面図
【図6】偏波回転機能(90°回転)を持つアイソレー
タを説明する図
【図7】偏波回転機能(0°回転)を持つアイソレータ
を説明する図
【符号の説明】
1,9 LN基板 2,10 光導波路 4,5,12,13 電極 7,15 電界 19,27 半導体レーザ 28 光変調素子 30 筐体のベース 40 アイソレータ 50 偏光保持ファイバ 57,59 ファラデー素子 56,58,60,72 偏光子 61,62,80,81 磁場方向
フロントページの続き (72)発明者 村田 進 東京都千代田区六番町6番地28 住友大阪 セメント株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA03 DA03 DA04 DA05 DA06 DA15 DA17 DA36 DA38 2H047 KA04 PA12 QA03 RA08 2H079 AA02 CA04 DA03 DA04 EA31 EA33 KA12 KA18 KA20 5F073 AB25 AB28 AB30 EA12 FA02 FA07 FA25 FA30

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源である半導体レーザと、電気光学効果
    を有する材料からなる基板の表面に光導波路を設けた光
    変調素子を同一の筐体に内蔵する光源内蔵型光変調器モ
    ジュールにおいて、 該半導体レーザからの光の偏波面を該光変調素子の最適
    導波偏波面に一致させると共に、該光変調素子から該半
    導体レーザに向かう戻り光を阻止するため、偏波回転素
    子を該半導体レーザと該光変調素子との間に設けたこと
    を特徴とする光源内蔵型光変調器モジュール。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された光源内蔵型光変調器
    モジュールにおいて、該偏波回転素子は、上記半導体レ
    ーザ側から順に、半導体レーザの主偏光成分を透過する
    第一の偏光子、該第一の偏光子の透過軸に対しその透過
    光を45°回転させる第一のファラデー素子、該第一の
    ファラデー素子の出力偏光を透過させる透過軸を有する
    第二の偏光子、該第二の偏光子の透過光を第一のファラ
    デー素子と同一方向に45°回転させる第二のファラデ
    ー素子を配置し、該第一、第二のファラデー素子に対し
    光軸上で同一方向の磁場を印加する手段を有することを
    特徴とする光源内蔵型光変調器モジュール。
  3. 【請求項3】請求項1に記載された光源内蔵型光変調器
    モジュールにおいて、該偏波回転素子は、上記半導体レ
    ーザ側から順に、半導体レーザの主偏光成分を透過する
    第一の偏光子、該第一の偏光子の透過軸に対しその透過
    光を45°回転させる第一のファラデー素子、該第一の
    ファラデー素子の出力偏光を透過させる透過軸を有する
    第二の偏光子、該第二の偏光子の透過光を第一のファラ
    デー素子と同一方向に45°回転させる第二のファラデ
    ー素子、該第二のファラデー素子の出力偏光を透過させ
    る透過軸を有する第三の偏光子を配置し、該第一、第二
    のファラデー素子に対し光軸上で同一方向の磁場を印加
    する手段を有することを特徴とする光源内蔵型光変調器
    モジュール。
  4. 【請求項4】請求項1に記載された光源内蔵型光変調器
    モジュールにおいて、該偏波回転素子は、上記半導体レ
    ーザ側から順に、半導体レーザの主偏光成分を透過する
    第一の偏光子、該第一の偏光子の透過軸に対しその透過
    光を45°回転させる第一のファラデー素子、該第一の
    ファラデー素子の出力偏光を透過させる透過軸を有する
    第二の偏光子、該第二の偏光子の透過光を第一のファラ
    デー素子と逆方向に45°回転させる第二のファラデー
    素子を配置し、該第一、第二のファラデー素子に対し光
    軸上で互いに逆方向の磁場を各々に印加する手段を有す
    ることを特徴とする光源内蔵型光変調器モジュール。
  5. 【請求項5】請求項1に記載された光源内蔵型光変調器
    モジュールにおいて、該偏波回転素子は、上記半導体レ
    ーザ側から順に、半導体レーザの主偏光成分を透過する
    第一の偏光子、該第一の偏光子の透過軸に対しその透過
    光を45°回転させる第一のファラデー素子、該第一の
    ファラデー素子の出力偏光を透過させる透過軸を有する
    第二の偏光子、該第二の偏光子の透過光を第一のファラ
    デー素子と逆方向に45°回転させる第二のファラデー
    素子、該第二のファラデー素子の出力偏光を透過させる
    第三の偏光子を配置し、該第一、第二のファラデー素子
    に対し光軸上で互いに逆方向の磁場を各々に印加する手
    段を有することを特徴とする光源内蔵型光変調器モジュ
    ール。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載された光
    源内蔵型光変調器モジュールにおいて、上記第一又は第
    二のファラデー素子に対し磁界を印加する手段として、
    永久磁石又は磁界強度を調整可能な電磁石を用いたこと
    を特徴とする光源内蔵型光変調器モジュール。
  7. 【請求項7】光源である半導体レーザと、電気光学効果
    を有する材料からなる基板の表面に光導波路を設けた光
    変調素子を同一の筐体に内蔵する光源内蔵型光変調器モ
    ジュールにおいて、 上記半導体レーザ、半導体レーザに係るモニタ用受光素
    子、ビーム整形光学素子、アイソレータ、および収束光
    学素子を支持する光源用支持部材と、該光源用支持部材
    上に一端を固定すると共に、他端を該光源用支持部材の
    外に配置された上記光変調素子の入力端に対向して固定
    した光ファイバとを有することを特徴とする光源内蔵型
    光変調器モジュール。
  8. 【請求項8】請求項7に記載された光源内蔵型光変調器
    モジュールにおいて、該光ファイバは偏光保持ファイバ
    であり、上記光変調素子側に固定された該偏光保持ファ
    イバの応力付与軸を該光変調素子の最適入射偏光方向
    に、また、光源用支持部材側に固定された該偏光保持フ
    ァイバの応力付与軸を上記収束光学素子からの出力光の
    主偏光方向とすることを特徴とする光源内蔵型光変調器
    モジュール。
  9. 【請求項9】請求項7又は8に記載された光源内蔵型光
    変調器モジュールにおいて、上記光源用支持部材は、上
    記半導体レーザに対する温度制御手段を有していること
    を特徴とする光源内蔵型光変調器モジュール。
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