JP2003294838A - 車載レーダ装置および車載用処理装置 - Google Patents

車載レーダ装置および車載用処理装置

Info

Publication number
JP2003294838A
JP2003294838A JP2002098387A JP2002098387A JP2003294838A JP 2003294838 A JP2003294838 A JP 2003294838A JP 2002098387 A JP2002098387 A JP 2002098387A JP 2002098387 A JP2002098387 A JP 2002098387A JP 2003294838 A JP2003294838 A JP 2003294838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
radar device
lane
signal processing
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002098387A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahito Fukute
隆仁 福手
Kazuto Nakamura
和人 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002098387A priority Critical patent/JP2003294838A/ja
Publication of JP2003294838A publication Critical patent/JP2003294838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カーブ走行中であっても、ターゲットが自車両
と同じ車線上のものか隣接する車線上のものかを識別で
きる目標識別能力の高いレーダ装置を提供する。 【解決手段】信号処理手段8は、自車両の左右方向につ
いての、物体(ターゲット)1と自車両との位置ずれ量
を求める。その際、補正演算部19は、自車両がカーブ
した車線を走行中における位置ずれ量を、車線が直進路
である場合の位置ずれ量に補正する構成とする。補正演
算部19は、補正のために、カーブした車線を走行する
自車両の回転半径Rと、自車両の回転中心と前記物体と
の距離R’とを求め、回転半径Rと距離R’との差を補
正後の位置ずれ量とする。この回転半径Rは、自車両の
前後方向および左右方向の加速度を用いて算出すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前方に電波を送信
し、物体からの反射波を信号処理して該物体と自車両と
の位置関係を測定する車載レーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自車線前方を走行する車両や、落
下物、路側物、歩行者など(以下、ターゲットと呼ぶ)と
自車両との距離、相対速度、角度を測定するレーダ装置
が開発され、このレーダ装置の測定結果を使用して処理
を行うさまざまな装置が開発されている。例えば、車両
前方に存在するターゲットに衝突する可能性がある場合
に、その旨を運転者に報知する警報装置や、ターゲット
との車間距離を制御する追従制御装置などがある。この
ためレーダ装置には、衝突する可能性がない路側物や、
追従する必要のない隣接車線の車両等を、自車の車線上
のターゲットとは区別して検知することが望まれる。し
かしながら、一般的にレーダ装置は、自車両とターゲッ
トとの相対位置を検出するため、自車両が旋回するカー
ブ等においては、自車両とターゲットの位置ずれ量に車
線がカーブしているための位置ずれ量が含まれるため、
ターゲットが自車の車線上かどうかを判別することが困
難になる。具体的には、図1のように、自車両2が右カ
ーブを旋回中は、自車線延長上を走行するターゲット1
は自車正面より右側に検知され、直進路における隣接車
線上のターゲットと同じような位置関係になる場合があ
る。また、図2のように、道路左側の路側物3が、正面
に検知されることがある。このような問題を解決するた
めに、特開平8-153300号公報には、横加速度を検出し、
この値が所定値以上になったときには、自車両2が旋回
中であると判断して警報を出力しないようにする警報装
置が、また、特開2000-298800号公報には、自車速と横
加速度から旋回の回転半径を算出し、レーダ装置の距離
測定範囲を限定するレーダ装置および警報装置が記載さ
れている。また、特開2001-151054号公報では、横加速
度と自車速を用いて自車両の回転半径を算出し、警報の
演算に用いる測定距離の最大値を求め、最適警報時間を
変更する警報装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の特開平8-15
3300号、特開2000-298800号、特開2001-151054号公報の
レーダ装置は、旋回中であること、もしくは、旋回半径
が小さいことを検出したならば、警報を停止したり、測
定範囲を限定する構成であるため、旋回中は直進時と比
較してターゲットを検出する性能が制限される。
【0004】本発明の目的は、カーブ走行中であって
も、ターゲットが自車両と同じ車線上のものか隣接する
車線上のものかを識別できる目標識別能力の高い車載レ
ーダ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、自車両の左右方向についての、物体
(ターゲット)と自車両との位置ずれ量を求める際に、
車線がカーブしている場合の位置ずれ量を、車線が直進
路である場合の位置ずれ量に補正する構成とする。
【0006】具体的には、例えば、カーブした車線を走
行する自車両の回転半径Rと、物体の回転半径R’とを
求め、回転半径Rと回転半径R’との差を位置ずれ量と
する構成にすることにより、補正された位置ずれ量を求
める。この回転半径Rは、自車両の前後方向および左右
方向の加速度を用いて算出することができる。また、距
離R’は、自車両と前記物体との距離L、自車両に対す
る物体の角度θ、および、回転半径Rを用いて算出する
ことができる。
【0007】また、上記目的を達成するために、本発明
の別の態様によれば、自車両の前後方向および左右方向
の加速度を検出する検出部を含み、検出部の検出した前
後方向および左右方向の加速度を用いて、自車両の左右
方向についての物体と自車両との位置ずれ量を求める構
成とすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて説明する。
【0009】本実施の形態の車載用ミリ波レーダ装置4
は、図4に示すように、自車両の前方へ向かって電波を
送信する送信アンテナ15と、ターゲット1で反射され
た電波を受信する受信アンテナ16と、送信アンテナ1
5に送信信号を与えると共に受信アンテナ16からの受
信信号を受け取る高周波回路モジュール7と、信号処理
回路8とを有する。本実施の形態では、送信アンテナ1
5から送信する電波の波長帯域は霧や雨でも減衰の少な
いミリ波を用いる。
【0010】信号処理回路8は、高周波回路モジュール
7に送信制御信号を出力する送信制御部14と、高周波
回路モジュール7から受信信号を受け取ってFFT(Fa
st Fourier Transform)処理を施すFFT処理部17
と、これらを制御するシステム制御部13と、ターゲッ
ト信号処理部18とを含む。ターゲット信号処理部は、
FFT処理部17がFFT処理により求めたターゲット
1についてのピーク信号に対して、公知の種々の信号処
理を施すことにより、ターゲット1と自車両2との相対
距離L、相対速度、角度θ(図10参照)を算出する。
また、信号処理回路8には、自車両2の前後方向および
左右方向の加速度をそれぞれ検出する加速度センサ5,
6と、A/D変換器20と、横位置補正演算部19とが
備えられている。横位置補正演算部19は、ターゲット
1と自車両2との相対距離L、角度θの情報と、加速度
センサ5,6の出力とを用いて、ターゲット1と自車両
2との位置ずれ量を求める演算を行う。また、横位置補
正演算部19は、補正演算に自車両2のブレーキ信号を
用いるため、自車両2のブレーキモジュールの制御部4
5と接続されている。横位置補正演算部19が演算した
ターゲット1の位置ずれ量、ならびに、相対距離L、相
対速度、角度θは、コネクタ42から、上位装置21に
受け渡される。上位装置21は、レーダ装置4から受け
取った値を用いて、運転者への報知、および、自車両2
の制御のうちの少なくとも一方を行う。上位装置21
は、例えば、車載レーダ装置4から受け取った測定値を
用いてターゲット1との衝突を判断し、衝突の危険があ
る場合には警報を発したり、自車両2を停止させるため
の制御を行う衝突警報装置や、車載レーダ装置4から受
け取った測定値を用いて、自車両2とターゲット1との
車間距離を維持するように自車両2を制御する追従制御
装置とすることができる。
【0011】レーダ装置4の送信アンテナ15および受
信アンテナ16は、アレイ状のアンテナであり、図3の
ように自車両2の前方に主平面を向けた送受信基板41
上に搭載される。高周波回路モジュール7は、送受信基
板41の裏面側に搭載される。また、信号処理回路8を
構成する上述の各部は、アナログ基板9およびデジタル
基板10のいずれかに実装されている。前後方向加速度
センサ5および左右方向加速度センサ6は、加速度の検
出方向がそれぞれ自車両2の前後方向および左右方向に
一致するように位置合わせされてデジタル基板10に実
装されている。また、各部に駆動電圧を供給する電源回
路は、電源基板11に搭載されている。送受信基板4
1、アナログ基板9,デジタル基板10、電源基板11
は、図3のように平行に重ねられ、筐体43,44内に
収容されている。筐体43には、コネクタ42が備えら
れている。コネクタ42は、横位置補正演算部19を上
位装置21およびブレーキ制御部45と接続するととも
に、電源回路を外部電源に接続する。レーダ装置4は、
図9のように、前後左右方向を自車両2の前後左右方向
と一致させて、自車両2の前面に取り付けられる。
【0012】次に、本実施の形態のレーダ装置4の動作
を説明する。
【0013】システム制御部13からの命令により、送
信制御部14は送信制御信号を生成し、高周波回路モジ
ュール7に出力する。その制御信号にしたがって高周波
回路モジュール7は送信信号を生成し、送信アンテナ1
5は送信信号を電波としてターゲット1に向かって送信
する。送信された電波は、ターゲット1により反射さ
れ、受信アンテナ16により受信される。この受信信号
は、高周波回路モジュール7にて送信信号をミキシング
され、それによって得られるビート信号がFFT処理部
17に受け渡され、FFT処理部17は、FFTを行う
ことによりターゲット1についてのピーク信号を得る。
ターゲット信号処理部18は、ピーク信号について公知
の種々の信号処理を行うことにより、ターゲット1と自
車両2との相対距離L、相対速度、角度θを算出し、算
出結果を横位置補正演算部19に受け渡す。一方、前後
方向加速度センサ5と左右方向加速度センサ6の出力
は、A/D変換器20を通してディジタル値に変換さ
れ、横位置補正演算部19に入力される。
【0014】横位置補正演算部19では、ターゲット信
号処理部18から受け取った、ターゲット1と自車両2
との相対距離L、相対速度、角度θと、加速度センサ
5,6の出力値と、ブレーキ制御部45のブレーキ信号
とを用いて、図5のフローチャートに示した処理を行う
ことにより、ターゲット1と自車両との位置ずれ量を求
める。本実施の形態では、横位置補正演算部19の動作
は、不図示のメモリに予め格納されたプログラムを不図
示のCPUが読み込んで実行することにより実現され
る。
【0015】まず、図5のように、演算に用いるG
f(t)、Gc(t)、L(t)、θ(t)、Brk(t)の各値を、
ターゲット信号処理部18、前後左右方向の加速度セン
サ5,6およびブレーキ制御部45より受け取る(ステ
ップ502)。 Gf(t):時刻tにおける前後方向加速度センサ5の出力
値 Gc(t):時刻tにおける左右方向加速度センサ6の出力
値 L(t):時刻tにおける自車両2とターゲット1との距
離 θ(t):時刻tにおける自車両2とターゲット1との角
度 Brk(t):時刻tにおけるブレーキ制御部ブレーキ信
号(0:ON、1:OFF) 次に、自車両2の停止判定処理を行う(ステップ50
3)。ステップ503ではブレーキ信号Brk(t)と前
後・左右の加速度センサ5,6の出力値Gf(t)、G c(t)
の履歴をモニタし、予め定めた時間(本実施の形態では
過去500ms)において、Gf(t)=Gc(t)=Brk(t)=
0である場合、自車両2が停止していると判断し、前後
加速度センサ出力値の累計値SNの値を0にセットする
(ステップ504)。0にセットされた時刻tが、基準時
刻となる。一方、過去500msにおいて、Gf(t)=Gc
(t)=Brk(t)=0の判断条件を満たさない場合は、下記
の式に従い、時刻tの前後加速度センサ累計値SNを算
出する(ステップ505)。
【0016】SN=SN-1+Gf(t)・ts ただし、SN:基準時刻から時刻tまでの前後加速度セ
ンサ5の出力値の累計値 SN-1:基準時刻から時刻t−tsまでの前後加速度セン
サの累計値 ts:A/D変換器20のサンプリング周期 である。
【0017】上記ステップ504,505のいずれの場
合も、ステップ506に進み、下記の式に従い、図10
に示した自車両2の旋回回転半径R(t)を算出する。
【0018】R(t)=SN 2/Gc(t) つぎに、自車両2の左右方向についてのターゲット1と
自車両2との位置ずれ量(以下横位置のずれ量と称す)
Y(t)を、ステップ506で算出したR(t)を用いて、
求める。まず、レーダ装置4が測定したターゲット1と
自車両2との距離L(t)および角度θ(t)を用いて、図
10のターゲット1の回転半径R'(t)、(すなわち、
自車両2の回転中心Oとターゲット1との距離)を以下
の数1に従い算出する。
【0019】
【数1】 算出したターゲット1の回転半径R'(t)と、ステップ
506で求めた自車両2の回転半径R(t)とを用いて、
時刻tにおける自車両2とターゲット1との横位置のず
れ量Y(t)を求める(ステップ507)。
【0020】Y(t)=R(t)−R'(t) 例えば、図6(a)のように右カーブを走行中において
自車線の延長上に存在するターゲット1については、自
車両2の回転半径R(t)とターゲット1の回転半径R'
(t)が等しいため、補正後の横位置のずれ量Y(t)は0
となり、図6(b)のように直進路における自車両2正
面のターゲット1の横位置のずれ量Y(t)と同じ値に補
正される。また、図7(a)のように、右カーブを走行
中において右隣接車線に存在するターゲット1の場合、
自車両2の回転半径R(t)よりもターゲット1の回転半
径R'(t)が一車線分の幅Wだけ小さいため、横位置ず
れ量Y(t)は+Wであり、図7(b)のように直進路
の自車両2の右隣接車線または対向車線を走行するター
ゲット1の同じ横位置のずれ量Y(t)と同じ値に補正さ
れる。よって、図7(a)の場合、Y(t)の値から、上
位装置21は、右隣接車線または対向車線を走行するタ
ーゲット1であることを、カーブであっても直進路と同
様に判別できる。また、図8(a)のように、道路左に
存在する路側物3がターゲットである場合は、自車両2
の回転半径R(t)よりもターゲットの回転半径R'(t)
が一車線分の幅Wだけ大きいため、横位置のずれ量Y
(t)は−Wとなり、図8(b)のように直進路における
自車両2よりも左側に位置する路側物3または左隣接車
線の車両等の横位置のずれ量Y(t)と同じ値になる。よ
って、上位装置21は、Y(t)の値から左路側物3また
は左隣接車線のターゲットであることを、カーブであっ
ても直進路と同様に判別できる。
【0021】ステップ508では、横位置のずれ量Y
(t)を衝突警報装置や追従制御装置等の上位装置21に
出力し、再び停止判定処理に戻り、同様の処理を繰り返
す。なお、ターゲット信号処理部18が算出したターゲ
ット1と自車両2との相対距離L、相対速度、角度θの
情報も、上位装置21に出力される。
【0022】このように、本実施の形態の横位置補正演
算部19では、カーブ走行中における回転半径を精度良
く求めることができるため、カーブを走行中であって
も、あたかもカーブを走行していない状態のように、タ
ーゲット1と自車両2との横位置のずれ量Y(t)を補
正して出力することができる。よって、上位装置21で
は、自車両2がカーブを走行中であるかどうかを判断す
ることなく、警報演算処理や追従制御処理を行うことが
できる。これにより、上位装置21は、カーブ走行中で
あっても、ターゲット1の測定範囲を制限したり、警報
を停止することなく、直進時と同様に、精度良く衝突防
止や追従制御を行うことができる。
【0023】また、本実施の形態のレーダ装置4は、レ
ーダ装置4内の加速度センサ5,6から前後方向および
左右方向の加速度を得て、ターゲット1と自車両2との
横位置のずれ量Y(t)を求める構成である。よって、
自車両2から自車速や自車両の回転角速度を受け取る必
要がないため、自車両2が車速センサや角速度センサを
備えない構成またはこれらのセンサが故障している場合
であっても、本実施の形態のレーダ装置4によって自車
両2とターゲット1との位置ずれ量をカーブ走行中を含
めて高精度に測定することができる。また、コネクタ4
2のピン数が少なくなるという利点もある。
【0024】なお、上述の実施の形態では、加速度セン
サ5と加速度センサ6の2つを用いて前後方向と左右方
向の加速度を検出しているが、前後方向と左右方向の加
速度の両方を検出できる一つの加速度センサを用い、そ
の出力から前後方向加速度成分と左右方向加速度成分と
を抽出して横位置補正演算部19の演算に用いることも
可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、カーブ走行中であって
も、ターゲットが自車両と同じ車線上のものか隣接する
車線上のものかを識別できる目標識別能力の高いレーダ
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来の車載レーダ装置において、右カ
ーブを走行中における自車線延長上のターゲットの検知
結果を示す説明図である。
【図2】図2は、従来の車載レーダ装置において、右カ
ーブを走行中における道路左側の路側物の検知結果を示
す説明図である。
【図3】図3は、本発明の一実施の形態の車載レーダ装
置4の断面図である。
【図4】図4は、本発明の一実施の形態の車載レーダ装
置4の構成を示すブロック図である。
【図5】図5は、本発明の一実施の形態の車載レーダ装
置4の横位置補正演算の処理内容を表すフローチャート
である。
【図6】図6(a)は、本発明の一実施の形態の車載レ
ーダ装置4において、右カーブを走行中における自車線
延長上のターゲット1の横位置ずれ量を説明するための
説明図であり、図6(b)は、本発明の一実施の形態の
車載レーダ装置4において、直進路を走行中における自
車線延長上のターゲット1の横位置ずれ量を説明するた
めの説明図である。
【図7】図7(a)は、本発明の一実施の形態の車載レ
ーダ装置4において、右カーブを走行中における右隣接
車線上のターゲット1の横位置ずれ量を説明するための
説明図であり、図7(b)は、本発明の一実施の形態の
車載レーダ装置4において、直進路を走行中における右
隣接車線上のターゲット1の横位置ずれ量を説明するた
めの説明図である。
【図8】図8(a)は、本発明の一実施の形態の車載レ
ーダ装置4において、右カーブを走行中における左側路
側物3の横位置ずれ量を説明するための説明図であり、
図8(b)は、本発明の一実施の形態の車載レーダ装置
4において、直進路を走行中における左側路側物3のの
横位置ずれ量を説明するための説明図である。
【図9】図9(a)および(b)は、本発明の一実施の
形態の車載レーダ装置4を自車両2に搭載した状態を自
車両の側面方向と下面方向からそれぞれ示す説明図。
【図10】図10は、本発明の一実施の形態の車載レー
ダ装置4において、横位置補正演算部19が算出するタ
ーゲット1の回転半径R'(t)および自車両2の回転半径
R(t)を示す説明図である。
【符号の説明】 1…ターゲット、2…自車両、3…路側物、4…車載用
レーダ装置、5…前後方向加速度センサ、6…左右方向
加速度センサ、7…高周波回路モジュール、8…信号処
理部、9…アナログ基板、10…デジタル基板、11…
電源基板、13…システム制御部、14…送信制御部、
15…送信アンテナ、16…受信アンテナ、17…FF
T処理部、18…ターゲット信号処理部、19…横位置
補正演算部、20…A/D変換器、21…上位装置、4
1…送受信基板、42…コネクタ、43,44…筐体、
45…ブレーキ制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01S 7/03 G01S 7/03 C Fターム(参考) 5H180 AA01 CC12 CC14 EE15 LL04 LL15 5J070 AB24 AC02 AC06 AC11 AD02 AD08 AE01 AF03 AH31 AH35 BF12 BF19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電波を送信し、物体による反射波を受信
    し、該受信信号から前記物体と自車両との位置関係を測
    定する車載レーダ装置であって、 前記自車両の左右方向についての、前記自車両と前記物
    体の位置ずれ量を求める信号処理手段を有し、 該信号処理手段は、前記車線がカーブしている場合の前
    記位置ずれ量を、前記車線が直進路である場合の前記位
    置ずれ量に補正する補正手段を含むことを特徴とする車
    載レーダ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車載レーダ装置におい
    て、前記補正手段は、カーブした前記車線を走行する前
    記自車両の回転半径Rと、前記物体の回転半径R’とを
    求め、前記回転半径Rと前記回転半径R’との差を前記
    位置ずれ量とすることを特徴とする車載レーダ装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の車載レーダ装置におい
    て、前記信号処理手段は、前記自車両の前後方向および
    左右方向の加速度を検出する検出部を有し、前記補正手
    段は、前記検出部の検出した前記前後方向の加速度と前
    記左右方向の加速度とを用いて前記自車両の回転半径R
    を算出することを特徴とする車載レーダ装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の車載レーダ装置
    において、前記信号処理手段は、前記自車両と前記物体
    との距離Lならびに前記自車両に対する前記物体の角度
    θを前記受信信号から求める手段を有し、前記補正手段
    は、前記回転半径Rと前記距離Lと前記角度θとを用い
    て、前記回転半径R’を算出することを特徴とする車載
    レーダ装置。
  5. 【請求項5】電波を送信し、物体による反射波を受信
    し、該受信信号から前記物体と自車両との位置関係を測
    定する車載レーダ装置であって、 前記自車両の左右方向についての、前記自車両と前記物
    体の位置ずれ量を求める信号処理手段を有し、 該信号処理手段は、前記自車両の前後方向および左右方
    向の加速度を検出する検出部を含み、該検出部の検出し
    た前記前後方向および左右方向の加速度を用いて前記位
    置ずれ量を求めることを特徴とする車載レーダ装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の車載レーダ装置におい
    て、前記信号処理手段は、前記車線がカーブしている場
    合の前記位置ずれ量を、前記車線が直進路である場合の
    前記位置ずれ量に補正する補正手段を含むことを特徴と
    する車載レーダ装置。
  7. 【請求項7】自車両と前方の物体との位置関係を測定
    し、該測定の結果に基づいて、運転者に対する報知、お
    よび、前記自車両の制御のうちの少なくとも一方を行う
    車載用処理装置において、 前方に電波を送信し、前記物体による反射波を受信し、
    該受信信号から前記位置関係を測定する車載レーダユニ
    ットを有し、 該車載レーダユニットは、前記自車両の左右方向につい
    ての、前記自車両と前記物体の位置ずれ量を求める信号
    処理手段を有し、 該信号処理手段は、前記車線がカーブしている場合の前
    記位置ずれ量を、前記車線が直進路である場合の前記位
    置ずれ量に補正する補正手段を含むことを特徴とする車
    載用処理装置。
  8. 【請求項8】自車両と前方の物体との位置関係を測定
    し、該測定の結果に基づいて、運転者に対する報知、お
    よび、前記自車両の制御のうちの少なくとも一方を行う
    車載用処理装置において、 前方に電波を送信し、前記物体による反射波を受信し、
    該受信信号から前記位置関係を測定する車載レーダユニ
    ットを有し、 該車載レーダユニットは、前記自車両の左右方向につい
    ての、前記自車両と前記物体の位置ずれ量を求める信号
    処理手段を有し、 該信号処理手段は、前記自車両の前後方向および左右方
    向の加速度を検出する検出部を含み、該検出部の検出し
    た前記前後方向および左右方向の加速度を用いて前記位
    置ずれ量を求めることを特徴とする車載用処理装置。
JP2002098387A 2002-04-01 2002-04-01 車載レーダ装置および車載用処理装置 Pending JP2003294838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002098387A JP2003294838A (ja) 2002-04-01 2002-04-01 車載レーダ装置および車載用処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002098387A JP2003294838A (ja) 2002-04-01 2002-04-01 車載レーダ装置および車載用処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003294838A true JP2003294838A (ja) 2003-10-15

Family

ID=29240397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002098387A Pending JP2003294838A (ja) 2002-04-01 2002-04-01 車載レーダ装置および車載用処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003294838A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278892A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Mazda Motor Corp 車両の障害物検知装置
JP2009157668A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Hitachi Ltd 外界認識装置
JP2013164391A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Denso Corp レーダ装置
WO2014006919A1 (ja) * 2012-07-06 2014-01-09 株式会社デンソー 並走車検出装置
JP2014025880A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Fujitsu Ten Ltd レーダ装置、車両制御システム、および、信号処理方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278892A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Mazda Motor Corp 車両の障害物検知装置
JP2009157668A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Hitachi Ltd 外界認識装置
JP2013164391A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Denso Corp レーダ装置
US9134409B2 (en) 2012-02-13 2015-09-15 Denso Corporation Vehicle-mounted radar apparatus
WO2014006919A1 (ja) * 2012-07-06 2014-01-09 株式会社デンソー 並走車検出装置
JP2014029324A (ja) * 2012-07-06 2014-02-13 Nippon Soken Inc 並走車検出装置
US9599710B2 (en) 2012-07-06 2017-03-21 Nippon Soken, Inc. Adjacent vehicle detection device
US10656269B2 (en) 2012-07-06 2020-05-19 Soken, Inc. Adjacent vehicle detection device
JP2014025880A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Fujitsu Ten Ltd レーダ装置、車両制御システム、および、信号処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5626224B2 (ja) 障害物検出装置
US9761146B2 (en) Driving support apparatus for a vehicle
US20050203705A1 (en) Vehicle driving control device and vehicle control unit
EP1348977A1 (en) Pavement detector and vertical axial shift detector of on board radar
US7893864B2 (en) Radar apparatus and control method of the same
JP2009041981A (ja) 物体検出装置および方法、ならびに物体検出装置を備えた車両
JP6504078B2 (ja) 衝突予測装置
JP7339114B2 (ja) 軸ずれ推定装置
EP3690484B1 (en) Radar device and target detection method
EP2100164B1 (en) Surroundings monitoring apparatus for a motor vehicle
JP2004085258A (ja) レーダ装置
WO2005066656A1 (ja) 車載レーダ装置およびその信号処理方法
JPH09288178A (ja) 車載モノパルスレーダ装置
JP2003294838A (ja) 車載レーダ装置および車載用処理装置
US20220227362A1 (en) Control device for controlling safety device in vehicle
US20220228862A1 (en) Axial deviation estimating device
JP3577237B2 (ja) 車両用レーダ装置
JP2009250839A (ja) 車両の物体検知装置
JP7344077B2 (ja) 衝突判定装置
JP2001021646A (ja) 車載レーダ装置
US20220227363A1 (en) Control device for controlling safety device in vehicle
US20220187063A1 (en) Wall shape measurement device
US20220206134A1 (en) Wall profile measurement apparatus
WO2019065442A1 (ja) レーダー装置及び物標検出方法