JP2003294387A - 内面溝付管及びその製造方法 - Google Patents

内面溝付管及びその製造方法

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JP2003294387A JP2002100593A JP2002100593A JP2003294387A JP 2003294387 A JP2003294387 A JP 2003294387A JP 2002100593 A JP2002100593 A JP 2002100593A JP 2002100593 A JP2002100593 A JP 2002100593A JP 2003294387 A JP2003294387 A JP 2003294387A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡管後の長さの変動を抑制し、熱交換器を製
造する際の加工性が良好な内面溝付管及びその製造方法
を提供する。 【解決手段】 転造加工中に保持ダイス3を抽伸方向の
管供給側又は管引抜側に一定速度で移動させる。これに
より、保持ダイス3に係合している保持プラグ2が抽伸
方向に移動し、保持ダイス2に連結されている溝付プラ
グ5が抽伸方向に移動する。この結果、溝付プラグ5に
おける素管1が押付けられる部分が移動する。これによ
り、溝付プラグ5の磨耗した部分で素管1を加工し続け
ることを防止し、平均フィン高さのLWC長手方向にお
ける最大値と最小値との差が0.03mm以下であり、
管軸直交断面において測定した平均底肉厚のLWC長手
方向における最大値と最小値との差が0.03mm以下
である内面溝付管9を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルームエアコン等
の熱交換器の伝熱管として使用される内面溝付管及びそ
の製造方法に関し、特に、熱交換器を製造する際の加工
性の向上を図った内面溝付管及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ルームエアコン等の熱交換器の伝熱管と
して、内面溝付管が使用されている。内面溝付管には、
転造加工により製造されるシームレス内面溝付管及び高
周波誘導溶接等により製造される溶接内面溝付管の2種
類がある。このうち、生産性において、シームレス内面
溝付管は溶接内面溝付管よりも優れている。
【0003】図3は、従来のシームレス内面溝付伝熱管
の製造装置を示す断面図である。この従来のシームレス
内面溝付伝熱管(以下、内面溝付管という)の製造装置
について説明する。図3に示すように、銅又は銅合金か
らなる素管1の内部に、保持プラグ2が挿入されてい
る。保持プラグ2の形状は、管供給側(上流側)の外径
が素管1の内径よりやや小さく、管引抜き側(下流側)
の外径は管供給側の外径よりも小さくなっている。保持
プラグ2と整合する位置における素管1の外面には、保
持プラグ2と共に素管1を縮径加工する保持ダイス3が
配置されている。また、保持プラグ2には棒状の連結軸
4を介して溝付プラグ5が連結されている。溝付プラグ
5の外周面には、素管1の内周面に形成すべき形状の溝
が加工されている。溝付プラグ5は連結軸4を軸として
自在に回転することができる。そして、この溝付プラグ
5に整合する位置の素管1の外面には、複数個の転造ボ
ール6が素管1の管軸を中心として管円周方向に公転回
転可能に配設されている。転造ボール6は加工リング1
0により保持されている。各転造ボール6は自転するこ
とができ、各転造ボール6は素管1の外面に転接しなが
ら、加工リング10内を遊星回転することができる。溝
付プラグ5及び転造ボール6は転造部7を構成する。更
に、転造部7の管引抜き方向下流側には、内面に溝が形
成された素管1の外径を所定の寸法に縮径加工する仕上
げダイス8が設けられている。
【0004】次に、内面溝付管の製造方法について説明
する。先ず、素管1を管引抜き側に引き抜くことによ
り、素管1を保持プラグ2及び保持ダイス3により縮径
加工する。次に、この縮径加工された素管1を、素管1
の外側を遊星回転する転造ボール6によって押圧するこ
とによって縮径すると共に、溝付プラグ5に押圧する。
これにより、素管1の内面に溝付プラグ5の溝が転写さ
れ、螺旋状に延びるフィンが形成される。このとき、溝
付プラグ5は、素管1の内面に自らが形成したフィン
に、溝斜面が押されて自転する。
【0005】また、このとき、溝付プラグ5は連結軸4
を介してフローティングプラグ2に連結されており、フ
ローティングプラグ2は素管1の引抜きによる摩擦力及
び保持ダイス3からの抗力により、保持ダイス3と整合
する位置に静止しているため、溝付プラグ5も転造ボー
ル6と整合する位置に停止している。
【0006】次に、転造部7を通過した内面に溝が形成
された素管1は、仕上げダイス8により更に縮径され、
所定の外径を有する内面溝付管9となる。なお、管の内
面におけるフィン間が溝となる。フィンの高さ、即ち溝
の深さは内面溝付管によって異なるが、例えば0.2±
0.05mm程度である。
【0007】このようにして転造加工された内面溝付管
は、整列して巻取られ、長さが1500乃至5000m
程度のLWC(Level Wound Coil:整列巻取りコイル)
となる。次に、このLWCを焼鈍して、エアコンメーカ
等に向けて出荷する。
【0008】そして、この内面溝付管(LWC)はエア
コンメーカにてヘアピン曲げ加工され、相互に平行に配
列されたフィンプレートの穴に挿通され、拡管加工され
てフィンプレートに連結される。その後、フィンプレー
トと内面溝付管とがロウ付けされて、熱交換器に組み立
てられる。例えば、コイルの長さが5000mである場
合、1台のエアコンに例えば14.4mの内面溝付管を
使用するため、1コイルから例えば277台のエアコン
分の内面溝付管を採ることができる。以下、この熱交換
器の製造方法について詳細に説明する。
【0009】図4はヘアピン曲げ加工後の内面溝付管の
形状を示す側面図である。図4に示すように、内面溝付
管9は、曲げ部9aにおいて180°の角度で曲げら
れ、曲げ部9aの両側の直管部9b(以下、足ともい
う)は相互に平行になる。曲げピッチ、即ち、直管部9
bの管軸間の距離は管の外径によって異なり、例えば外
径が7mmの内面溝付管の場合、曲げピッチは例えば約
21mmである。ヘアピン曲げ加工においては、内面溝
付管9の一方の管端をクランプで拘束し、他方の管端を
フリーな状態にしながら、曲げ加工を施す。曲げ加工時
には、管の内部に芯金(マンドレル)を挿入し、曲げ加
工に伴って管が潰れたり、楕円になったりすることを防
止する。芯金の直径は管の内径で決まる。そのため、1
コイル内で管の内径が変動すると、管と芯金との間のク
リアランスが変化し、管の潰れ、楕円化、及び足長さの
変動等の不具合を生じる。
【0010】ヘアピン曲げ加工後の内面溝付管を、アル
ミニウムからなるフィンプレートの穴に内面溝付管を挿
通し、拡管加工を施す。拡管加工は、内面溝付管の内部
にビュレットを挿入することにより行う。ビュレットの
外径は内面溝付管の内径よりも若干大きいものとする。
これにより、内面溝付管を押し広げ、内面溝付管とフィ
ンプレートとの間の密着性を向上させることができる。
このとき、管は外径が拡大するため、管軸方向には縮み
が発生する。次に、2次フレアーを施し、フィンプレー
トに挿入されていない管端部を押し広げる。次いで、3
次フレアーを施し、2次フレアーにより拡管された部分
のうち、管端に近い部分を更に拡管する。2次フレアー
及び3次フレアーによっても、内面溝付管は長手方向に
縮む。
【0011】次に、2次及び3次フレアーにより拡管し
た部分に、ヘアピントップと同じ形状に加工したリター
ンベンドを挿入し、内面溝付管からなるヘアピン管とリ
ターンベントとをロウ付けし、ヘアピン管同士を連結す
る。これにより、ルームエアコン等に使用される熱交換
器を製作することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術には以下に示すような問題点がある。上述の
ような内面溝付管を使用して熱交換器を作製する場合、
拡管加工後の内面溝付管の外径が長手方向の場所により
変化して内面溝付管とフィンプレートとの間の密着性が
変動し、また足の長さが不均一になったり、2次及び3
次のフレアー代が変動することにより、フレアー割れ及
びロウ付け不良を生じることがある。この結果、熱交換
器の伝熱性能の低下及び歩留りの低下が発生するという
問題点がある。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、拡管後の長さの変動を抑制し、熱交換器を
製造する際の加工性が良好な内面溝付管及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る内面溝付管
は、管内面にフィンが形成された内面溝付管において、
管軸直交断面において測定した平均フィン高さの管長手
方向における最大値と最小値との差が0.03mm以下
であり、管軸直交断面において測定した前記フィン間の
溝における平均底肉厚の管長手方向における最大値と最
小値との差が0.03mm以下であることを特徴とす
る。
【0015】本発明においては、管軸直交断面において
測定した平均フィン高さの管長手方向における最大値と
最小値との差を0.03mm以下とし、前記フィン間の
溝における平均底肉厚の管長手方向における最大値と最
小値との差を0.03mm以下とすることにより、管の
断面形状を管長手方向において均一にすることができ
る。これにより、拡管加工における加工率が一定とな
り、縮み量の変動を抑えることができる。この結果、拡
管加工後の管の長さの変動を抑え、ヘアピン曲げ加工後
の足長さを揃えることができる。このため、2次及び3
次のフレアー代の変動を抑制することができ、熱交換器
のヘアピン足長さが安定する。この結果、フレアー割れ
及びロウ付け不良等の不具合の発生を防止することがで
きる。これにより、熱交換器の伝熱性能が向上する。
【0016】また、前記内面溝付管は整列巻取りコイル
に巻き取られていてもよい。この場合、前記平均フィン
高さは、前記コイル全長における最大値と最小値との差
が0.03mm以下となり、前記平均底肉厚は、前記コ
イル全長における最大値と最小値との差が0.03mm
以下となる。
【0017】更に、管軸直交断面において測定した前記
平均フィン高さが0.15mm以上であり、管軸直交断
面において測定した前記フィンの山頂角が40°以下で
あり、前記フィンのリード角が18°以上であることが
好ましい。これにより、内面溝付管の伝熱性能を向上さ
せることができる。
【0018】更にまた、管軸直交断面において測定した
前記平均フィン高さが0.20mm以上であり、管軸直
交断面において測定した前記フィンの山頂角が30°以
下であり、前記フィンのリード角が25°以上であるこ
とが好ましい。これにより、内面溝付管の伝熱性能をよ
り一層向上させることができる。
【0019】本発明に係る内面溝付管の製造方法は、素
管を保持ダイス及び複数個の転造ボールにより順次縮径
加工すると共に、前記素管内に保持プラグとこの保持プ
ラグに連結軸を介して相対的に回転可能に連結された溝
付プラグとを配置し、前記保持プラグを前記保持ダイス
に係合させて前記溝付プラグを前記転造ボールの配設位
置に位置させ、前記転造ボールにより前記素管を前記溝
付プラグに押圧することにより前記素管の内面に前記溝
付プラグの溝形状を転写する工程と、内面に前記溝形状
が転写された素管を仕上げダイスにより順次縮径加工す
る工程と、を有し、前記溝形状を転写する工程におい
て、前記保持ダイスと前記転造ボールとの間の間隔を変
化させることにより、前記溝付プラグにおける前記素管
が押圧される位置を変化させることを特徴とする。
【0020】本発明においては、溝付プラグにおいて素
管が押圧される位置を移動させることにより、溝付プラ
グの磨耗した面で素管を加工し続けることを防止し、常
に新しい面で素管を加工することができる。これによ
り、溝付プラグの磨耗による内面溝付管の溝形状の変動
を抑制することができる。この結果、平均フィン高さの
管長手方向における最大値と最小値との差が0.03m
m以下であり、平均底肉厚の管長手方向における最大値
と最小値との差が0.03mm以下である内面溝付管を
製造することができる。
【0021】本発明に係る他の内面溝付管の製造方法
は、素管を保持ダイス及び複数個の転造ボールにより順
次縮径加工すると共に、前記素管内に保持プラグとこの
保持プラグに連結軸を介して相対的に回転可能に連結さ
れた溝付プラグとを配置し、前記保持プラグを前記保持
ダイスに係合させて前記溝付プラグを前記転造ボールの
配設位置に位置させ、前記転造ボールにより前記素管を
前記溝付プラグに押圧することにより前記素管の内面に
前記溝付プラグの溝形状を転写する工程と、内面に前記
溝形状が転写された素管を仕上げダイスにより順次縮径
加工する工程と、を有し、前記溝形状を転写する工程に
おいて、前記素管の周囲を回転し前記素管から離れるに
従って幅が細くなる形状を備えた楔形シムに印加する遠
心力を調節してこの楔形シムを前記素管から離れる方向
に移動させ、この楔形シムの移動に伴って前記楔形シム
に前記転造ボールに向かう方向に押圧される部材により
前記転造ボールを前記楔形シムから離れる方向に押圧し
て、前記素管と共に前記転造ボールを挟む位置に配設さ
れ前記転造ボールとの接触面が前記素管の管軸に対して
傾斜している加工リングに前記転造ボールを押付けて前
記転造ボールを前記素管に向かって押圧することを特徴
とする。
【0022】本発明においては、溝形状を転写する工程
において、加工リングに印加される遠心力の大きさに応
じて、転造ボールを素管に向かって押圧させることによ
り、加工に伴う発熱により工具が熱膨張しても、転造ボ
ールの素管に対する押圧量が変動することを防止でき
る。これにより、工具の熱膨張による内面溝付管の溝形
状の変動を抑制し、平均フィン高さの管長手方向におけ
る最大値と最小値との差が0.03mm以下であり、平
均底肉厚の管長手方向における最大値と最小値との差が
0.03mm以下である内面溝付管を製造することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明者等は、前述の課題を解決
するために鋭意実験研究を行い、拡管加工後の内面溝付
管の長さが不均一になる原因は、拡管前の内面溝付管の
断面形状が管長手方向で不均一となることにあり、この
原因は、内面溝付管の加工に伴って、溝付プラグの磨
耗、工具の熱膨張、素材の偏肉等により、管の内面に形
成される溝の形状が変動することであることを突き止め
た。
【0024】即ち、従来の内面溝付管の製造方法におい
ては、溝付プラグの磨耗、工具の熱膨張、素材の偏肉等
により、1LWC内で内面溝付管の断面形状が不均一に
なり、LWCの巻き取り始めと巻き取り終わりとの間で
管の断面形状が変化してしまう。例えば、図3に示す溝
付プラグ5の溝が磨耗し、素管1の内面に形成されるフ
ィンの高さが低くなる。また、加工リング10が熱膨張
し、転造ボール6の公転軌道の直径が大きくなることに
より、転造ボール6が素管1を押圧する押圧量が減少す
る。これにより、素管1の内面に形成されるフィンの高
さが低くなり、溝底肉厚が厚くなる。通常、このような
変化は加工長さに伴って徐々に進行する。
【0025】このように、内面溝付管9の断面形状が変
化することにより、拡管による管の縮み量が変動し、拡
管後の管の長さが変動する。この結果、2次及び3次の
フレアー代が変動し、フレアー割れ及びロウ付け不良を
生じる。例えば、内面溝付管の内径が大きくなると、拡
管加工の加工率が低くなり、縮み代が小さくなる。この
ため、フィンプレートにより拘束されない非拘束部が長
くなり、2次及び3次フレアーで銅管の管端を押し広げ
る際に、管端が割れる又はフィンプレート間において内
面溝付管が曲がる等の不具合を生じる。また、溝の形状
が変化すると、拡管工程における拡管代が変動し、フィ
ンプレートとの密着性が変動する。この結果、伝熱性能
が低下し、熱交換器の性能が低下する。また、熱交換器
の歩留りが低下する。
【0026】そこで、本発明者等は検討を重ね、平均フ
ィン高さの管長手方向における最大値と最小値との差を
0.03mm以下とし、溝の平均底肉厚の管長手方向に
おける最大値と最小値との差を0.03mm以下とする
ことにより、前述の課題を解決できること、及び、この
ような内面溝付管を製造する方法を見出し、本発明を完
成した。
【0027】以下、本発明の実施例について添付の図面
を参照して具体的に説明する。先ず、本発明の第1の実
施例について説明する。本実施例に係る内面溝付管は、
管内面に螺旋状に延びるフィンが形成されており、フィ
ン間が溝になっている。このフィンの管軸直交断面にお
ける平均フィン高さは0.20mm以上であり、このフ
ィンの山頂角は30°以下であり、このフィンのリード
角は25°以上である。また、この内面溝付管はLWC
に巻き取られている。そして、前記平均フィン高さのL
WC長手方向における最大値と最小値との差は0.03
mm以下であり、管軸直交断面において測定した平均底
肉厚のLWC長手方向における最大値と最小値との差は
0.03mm以下である。
【0028】以下、本発明の各構成要件における数値限
定理由について説明する。
【0029】平均フィン高さの管長手方向における最大
値と最小値との差:0.03mm以下 前記差が0.03mmを超えると、コイルの長手方向の
採取場所により拡管加工に伴う管の縮み量が変動し、拡
管後の管の長さが変動する。これにより、2次及び3次
のフレアー代が変動し、管端を押し広げる際に、管端が
割れたりフィンプレート間において内面溝付管が曲がっ
たりする不具合を生じる。また、溝の形状が変化する
と、拡管工程における拡管代が変動し、フィンプレート
との密着性が変動する。この結果、伝熱性能が低下し、
熱交換器の性能が低下する。従って、平均フィン高さの
管長手方向における最大値と最小値との差は0.03m
m以下とする。
【0030】平均底肉厚の管長手方向における最大値と
最小値との差:0.03mm以下 前記差が0.03mmを超えると、コイルの長手方向の
採取場所により拡管加工に伴う管の縮み量が変動し、拡
管後の管の長さが変動する。これにより、2次及び3次
のフレアー代が変動し、管端を押し広げる際に、管端が
割れたりフィンプレート間において内面溝付管が曲がっ
たりする不具合を生じる。また、溝の形状が変化する
と、拡管工程における拡管代が変動し、フィンプレート
との密着性が変動する。この結果、伝熱性能が低下し、
熱交換器の性能が低下する。従って、溝の平均底肉厚の
管長手方向における最大値と最小値との差は0.03m
m以下とする。
【0031】管軸直交断面における平均フィン高さ:
0.15mm以上 管軸直交断面における平均フィン高さを0.15mm以
上とすると、内面溝付管の伝熱性能が向上する。従っ
て、管軸直交断面における平均フィン高さは0.15m
m以上であることが好ましい。より好ましくは0.20
mm以上である。
【0032】管軸直交断面におけるフィンの山頂角:4
0°以下 管軸直交断面におけるフィンの山頂角を40°以下とす
ると、冷媒の凝縮時に冷媒液が濡れ広がりにくくなり、
管内面において乾いた領域が得られやすくなるため、凝
縮性能が向上する。従って、管軸直交断面における山頂
角は40°以下であることが好ましい。より好ましくは
30°以下である。
【0033】リード角:18°以上 フィンのリード角を18°以上とすると、内面溝付管の
凝縮性能が向上する。従って、リード角は18°以上で
あることが好ましい。より好ましくは25°以上であ
る。なお、リード角とは、内面溝付管の内面展開図にお
いて、フィンが延びる方向と管軸に平行な直線とのなす
角度である。
【0034】図1は本実施例における内面溝付管の製造
装置を示す断面図である。図1に示すように、この製造
装置においては、保持ダイス3を抽伸方向(図1に示す
矢印の方向)に沿って一定速度で移動させるダイス微動
装置(図示せず)が設けられている。図1に示す製造装
置における上記以外の構成は、前述の図3に示す製造装
置の構成と同一である。
【0035】本実施例においては、転造加工中に保持ダ
イス3を抽伸方向の管供給側又は管引抜側に一定速度で
移動させる。これにより、保持ダイス3に係合している
保持プラグ2が抽伸方向に移動し、保持ダイス2に連結
されている溝付プラグ5が抽伸方向に移動する。この結
果、溝付プラグ5における素管1が押付けられる部分が
移動する。これにより、溝付プラグ5の磨耗した部分で
素管1を加工し続けることを防止し、常に溝付プラグ5
の新しい表面で、素管1の内面に溝を形成することがで
きる。このため、溝付プラグ5の磨耗による内面溝付管
9の溝形状の変動を抑制することができ、溝形状が安定
する。なお、素管1の温度及び内面潤滑油の温度も溝の
形状に影響を及ぼすため、これらの温度もできるだめ一
定に保つことが好ましい。この結果、前述の本実施例に
係る内面溝付管を製造することができる。本実施例にお
ける上記以外の内面溝付管の製造方法は、図3に示す従
来の内面溝付管の製造方法と同じである。
【0036】本実施例の内面溝付管は、LWC長手方向
における平均フィン高さ及び平均底肉厚の変動が小さ
く、管の断面形状が均一化されているため、拡管加工に
おける加工率が一定となり、縮み量の変動を抑えること
ができる。この結果、拡管加工後の管の長さの変動を抑
え、2次及び3次のフレアー代の変動を抑制し、フレア
ー割れ及びロウ付け不良等の不具合を防止することがで
きる。これにより、フィンプレートと内面溝付管との間
の密着性が向上し、熱交換器の伝熱性能が向上する。
【0037】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本実施例に係る内面溝付管の構成は、前述の第1
の実施例に係る内面溝付管の構成と同じである。図2は
本実施例における内面溝付管の製造装置を示す断面図で
ある。図2に示すように、本実施例の製造装置において
は、転造ボール6の軌道を規定する加工リングとして加
工リング11を設ける。そして、加工リング11と転造
モータ12との間に回転部材13を設ける。加工リング
11の転造ボール6との接触面は素管1の管軸に対して
傾斜しており、この接触面における転造モータ12側の
領域は、転造モータ12の反対側の領域よりも素管1か
ら離れている。
【0038】また、転造モータ12における転造ボール
6側にはシム14が連結されており、シム14には楔形
シム15が接触されており、楔形シム15にはシム16
が接触しており、シム16には部材17が連結されてお
り、部材17の先端部は転造ボール6に接触するように
なっている。即ち、転造モータ12から転造ボール6に
向かって、シム14、楔形シム15、シム16及び部材
17がこの順に配置されている。楔形シム15は、素管
1に近い側の端部の幅が広く、素管1から遠い側の端部
の幅が狭い楔形であり、真鍮等の変形しやすい材料によ
り構成されている。図2に示す製造装置における上記以
外の構成は、前述の図3に示す製造装置の構成と同一で
ある。
【0039】本実施例においては、転造加工中に転造ボ
ール6の公転回転数を高速にすることにより、楔形シム
15に作用する遠心力が増加し、楔形シム15を素管1
から離れる方向に移動させる。これにより、楔形シム1
5がシム16を転造モータ12から離れる方向に押しや
り、部材17が転造ボール6を転造モータ12から離れ
る方向に押圧し、加工リング11の傾斜面に押付ける。
この結果、転造ボール6が加工リング11に素管1に向
かう方向に押圧され、転造ボール6が素管1を押圧する
押圧量が増加する。
【0040】この結果、加工リング11等の工具が、転
造加工に伴って発生する熱により膨張しても、転造ボー
ル6の公転回転数を高くすることにより、前記膨張の影
響を相殺し、素管1に対する転造ボール6の押圧量を一
定に保つことができる。この結果、内面溝付管の溝形状
が安定し、前述の本実施例に係る内面溝付管を製造する
ことができる。本実施例における上記以外の内面溝付管
の製造方法は、図3に示す従来の内面溝付管の製造方法
と同じである。
【0041】本実施例においては、LWC長手方向にお
ける平均フィン高さ及び平均底肉厚の変動を抑え、管の
断面形状を均一化することができる。この結果、内面溝
付管の拡管加工における加工率を一定とし、縮み量の変
動を抑えることができる。この結果、拡管加工後の管の
長さの変動を抑え、2次及び3次のフレアー代の変動を
抑制し、フレアー割れ及びロウ付け不良等の不具合を防
止することができる。
【0042】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。本実施例においては、前述の第1の実施例と第2
の実施例を組み合わせた方法により、内面溝付管を製造
する。即ち、図1に示すように保持ダイスを移動可能に
配設した内面溝付管の製造装置に、図2に示すような加
工リング及び楔形シム等を設け、転造加工中に溝付プラ
グ5の加工面を移動させると共に、転造ボール6の公転
回転数を調節して転造ボールの押圧量を一定に保つこと
ができる。これにより、製造される内面溝付管の溝形状
をより一層安定化することができる。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例の効果について、その
特許請求の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説
明する。前述の第1乃至第3の実施例に係る内面溝付管
の製造方法及び従来の製造方法により、内面溝付管のL
WCを製造した。この内面溝付管の外径は7mm、平均
フィン高さは0.20mm、平均底肉厚は0.25mm
とした。また、LWCの長さは4000mとした。ま
た、転造ボールの公転回転数は30000rpmとし、
抽伸速度は60m/分とした。更に、保持ダイスを移動
させる場合の移動速度は0.5mm/時とした。なお、
楔形シムはASTMに記載されている合金番号C485
00の銅合金により形成し、他のシムはJISに記載さ
れているS45C合金により形成した。
【0044】このような内面溝付管の製造工程におい
て、100m毎に内面溝付管を500mmの長さにサン
プリングして、形状、即ちフィン高さ及び底肉厚を測定
した。形状測定は、サンプリングした内面溝付管の管軸
直交断面を研磨し、光学顕微鏡にて100倍の倍率で観
察し、円周方向において等間隔に8点測定し、その平均
値を採用した。そして、コイル(LWC)全長における
平均フィン高さ及び平均底肉厚の最大値と最小値との差
を算出した。また、参考として、LWC巻き始め部と巻
き終わり部との差も算出した。
【0045】このようにして作製した内面溝付管を使用
して熱交換器を作製し、不具合が発生した熱交換器の台
数の全生産台数に対する割合を算出した。不具合発生率
が5%以下の場合は問題ない(良好)と判断し、5%を
超える場合は(不良)と判断した。形状測定結果及び不
具合発生率の評価結果を表1に示す。表1において、前
述の第1の実施例の製造方法により製造した例は「工具
磨耗」と表記し、第2の実施例の製造方法により製造し
た例は「楔形シム」と表記し、第3の実施例の製造方法
により製造した例は「工具磨耗+楔形シム」と表記し、
従来の製造方法により製造した例は「対策なし」と表記
した。
【0046】
【表1】
【0047】表1に示すNo.1乃至5は本発明の実施
例である。実施例No.1乃至5は、内面溝付管の製造
工程において、ダイス微動装置を使用して工具磨耗を防
止するか、楔形シムを使用して転造ボールの押圧量を安
定化するか、又はこれらの対策の双方を実施したため、
平均フィン高さの差異及び平均底肉厚の差異が0.03
mm以下であり、熱交換器の不具合発生率が5%以下で
あり、良好であった。これに対して、No.6及び7は
比較例である。比較例No.6及び7は、前述の対策を
講じていないため、平均フィン高さの差異及び平均底肉
厚の差異が0.03mmを超えてしまい、熱交換器の不
具合発生率が5%より大きくなり、不良であった。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
平均フィン高さの差異及び平均底肉厚の差異を0.03
mm以下とすることにより、拡管工程における縮み代の
変動を抑え、拡管後の管の長さの変動を抑制することが
できる。この結果、熱交換器を製造する際の加工性が良
好な内面溝付管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における内面溝付管の製
造装置を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例における内面溝付管の製
造装置を示す断面図である。
【図3】従来のシームレス内面溝付伝熱管の製造装置を
示す断面図である。
【図4】ヘアピン曲げ加工後の内面溝付管の形状を示す
側面図である。
【符号の説明】
1;素管 2;保持プラグ 3;保持ダイス 4;連結軸 5;溝付プラグ 6;転造ボール 7;転造部 8;仕上げダイス 9;内面溝付管 9a;曲げ部 9b;直管部 10、11;加工リング 12;転造モータ 13;回転部材 14、16;シム 15;楔形シム 17;部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 亨 神奈川県秦野市平沢65番地 株式会社神戸 製鋼所秦野工場内 (72)発明者 小関 清憲 神奈川県秦野市平沢65番地 株式会社神戸 製鋼所秦野工場内 (72)発明者 岩本 秀樹 神奈川県秦野市平沢65番地 株式会社神戸 製鋼所秦野工場内 Fターム(参考) 3H111 AA01 BA04 CB02 CB14 CB22 CB29 DB09 EA10 4E096 EA04 EA18 FA03 FA11 FA23 FA24 GA18 HA28 KA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管内面にフィンが形成された内面溝付管
    において、管軸直交断面において測定した平均フィン高
    さの管長手方向における最大値と最小値との差が0.0
    3mm以下であり、管軸直交断面において測定した前記
    フィン間の溝における平均底肉厚の管長手方向における
    最大値と最小値との差が0.03mm以下であることを
    特徴とする内面溝付管。
  2. 【請求項2】 整列巻取りコイルに巻き取られているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の内面溝付管。
  3. 【請求項3】 管軸直交断面において測定した前記平均
    フィン高さが0.15mm以上であり、管軸直交断面に
    おいて測定した前記フィンの山頂角が40°以下であ
    り、前記フィンのリード角が18°以上であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の内面溝付管。
  4. 【請求項4】 管軸直交断面において測定した前記平均
    フィン高さが0.20mm以上であり、管軸直交断面に
    おいて測定した前記フィンの山頂角が30°以下であ
    り、前記フィンのリード角が25°以上であることを特
    徴とする請求項3に記載の内面溝付管。
  5. 【請求項5】 素管を保持ダイス及び複数個の転造ボー
    ルにより順次縮径加工すると共に、前記素管内に保持プ
    ラグとこの保持プラグに連結軸を介して相対的に回転可
    能に連結された溝付プラグとを配置し、前記保持プラグ
    を前記保持ダイスに係合させて前記溝付プラグを前記転
    造ボールの配設位置に位置させ、前記転造ボールにより
    前記素管を前記溝付プラグに押圧することにより前記素
    管の内面に前記溝付プラグの溝形状を転写する工程と、
    内面に前記溝形状が転写された素管を仕上げダイスによ
    り順次縮径加工する工程と、を有し、前記溝形状を転写
    する工程において、前記保持ダイスと前記転造ボールと
    の間の間隔を変化させることにより、前記溝付プラグに
    おける前記素管が押圧される位置を変化させることを特
    徴とする内面溝付管の製造方法。
  6. 【請求項6】 素管を保持ダイス及び複数個の転造ボー
    ルにより順次縮径加工すると共に、前記素管内に保持プ
    ラグとこの保持プラグに連結軸を介して相対的に回転可
    能に連結された溝付プラグとを配置し、前記保持プラグ
    を前記保持ダイスに係合させて前記溝付プラグを前記転
    造ボールの配設位置に位置させ、前記転造ボールにより
    前記素管を前記溝付プラグに押圧することにより前記素
    管の内面に前記溝付プラグの溝形状を転写する工程と、
    内面に前記溝形状が転写された素管を仕上げダイスによ
    り順次縮径加工する工程と、を有し、前記溝形状を転写
    する工程において、前記素管の周囲を回転し前記素管か
    ら離れるに従って幅が細くなる形状を備えた楔形シムに
    印加する遠心力を調節してこの楔形シムを前記素管から
    離れる方向に移動させ、この楔形シムの移動に伴って前
    記楔形シムに前記転造ボールに向かう方向に押圧される
    部材により前記転造ボールを前記楔形シムから離れる方
    向に押圧して、前記素管と共に前記転造ボールを挟む位
    置に配設され前記転造ボールとの接触面が前記素管の管
    軸に対して傾斜している加工リングに前記転造ボールを
    押付けて前記転造ボールを前記素管に向かって押圧する
    ことを特徴とする内面溝付管の製造方法。
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