JP2003294191A - 地下埋設管の補修装置 - Google Patents

地下埋設管の補修装置

Info

Publication number
JP2003294191A
JP2003294191A JP2002097534A JP2002097534A JP2003294191A JP 2003294191 A JP2003294191 A JP 2003294191A JP 2002097534 A JP2002097534 A JP 2002097534A JP 2002097534 A JP2002097534 A JP 2002097534A JP 2003294191 A JP2003294191 A JP 2003294191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
repair
buried pipe
underground buried
repaired
repairing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002097534A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3769515B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Shibasawa
一嘉 柴澤
Mitsuaki Maeda
光昭 前田
Keiichi Tsukagoshi
慶一 塚越
Michio Komatsuzaki
通雄 小松崎
Masashi Ikeno
正志 池野
Kenji Kuwabara
賢二 桑原
Shuji Uesugi
修二 上杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Kouwa Co Ltd
Ministry of Land Infrastructure and Transport Hokuriku Regional Development Bureau
Original Assignee
Kowa Co Ltd
Kouwa Co Ltd
Ministry of Land Infrastructure and Transport Hokuriku Regional Development Bureau
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Co Ltd, Kouwa Co Ltd, Ministry of Land Infrastructure and Transport Hokuriku Regional Development Bureau filed Critical Kowa Co Ltd
Priority to JP2002097534A priority Critical patent/JP3769515B2/ja
Publication of JP2003294191A publication Critical patent/JP2003294191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3769515B2 publication Critical patent/JP3769515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来工法のように大掛かりな仕掛けは必要な
く、迅速且つ確実に地下埋設管の補修作業が行え、工期
を飛躍的に短縮することができ、しかも、極めて簡易構
造故に工費も抑えることができる実用性に秀れた地下埋
設管の補修装置を提供するものである。 【解決手段】 地下に埋設される地下埋設管1の内面に
生じた補修を必要とする補修部位Aを補修する装置であ
って、前記補修部位Aに吹付材を吹き付けて該補修部位
Aを補修する吹き付け機構と、前記補修部位Aを補修部
材で覆って該補修部位Aを補修する覆い機構とを有し、
この吹き付け機構と覆い機構は前記地下埋設管1内で移
動する搬送体4に設けられ、この搬送体4は、前記吹き
付け機構による前記補修部位Aの補修及び前記覆い機構
による前記補修部位Aの補修が可能となる位置まで移動
するように構成されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下埋設管の補修
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、地下に形成された掘削穴に配設される地下埋設管、
例えば消雪用の井戸、水道用の井戸、工業用の井戸を構
成するケーシング管の点検作業は、ケーシング管内に水
中カメラを挿入してケーシング管の腐食状況を目視によ
り確認し、その後、補修が必要な場合には、例えば井戸
を掘り替える方法や、既存の埋設されているケーシング
管の内側に、別途ケーシング管を挿入する補修方法が行
われている。
【0003】ところが、これら従来工法は、井戸の上部
に櫓を組むなどの大掛かりな仕掛けが必要となり、よっ
て、工期が非常に長く、そして、コスト高であるなどの
問題点が生じている。特に、工期が長くなることは、消
雪用井戸の場合には消雪不能状態が継続し、交通機能の
低下の問題が生じ、また、水道用井戸の場合には地域住
民への長期にわたる水供給停止の問題が生じ、更に、工
業用井戸では生産能力の低下の問題が生じる。
【0004】本発明は、上述の問題点を解決する画期的
な地下埋設管の補修装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】地下に埋設される地下埋設管1の内面に生
じた補修を必要とする補修部位Aを補修する装置であっ
て、前記補修部位Aに吹付材を吹き付けて該補修部位A
を補修する吹き付け機構と、前記補修部位Aを補修部材
で覆って該補修部位Aを補修する覆い機構とを有し、こ
の吹き付け機構と覆い機構は前記地下埋設管1内で移動
する搬送体4に設けられ、この搬送体4は、前記吹き付
け機構による前記補修部位Aの補修及び前記覆い機構に
よる前記補修部位Aの補修が可能となる位置まで移動す
るように構成されていることを特徴とする地下埋設管の
補修装置に係るものである。
【0007】また、請求項1記載の地下埋設管の補修装
置において、吹き付け機構によって補修部位Aに吹付材
を吹き付けた後、覆い機構によって該補修部位Aに環状
補修部材2を添設するように構成されていることを特徴
とする地下埋設管の補修装置に係るものである。
【0008】また、請求項1,2いずれか1項に記載の
地下埋設管の補修装置において、前記覆い機構は、左右
端部2a・2bが連結体3により連結された状態が縮径
状態であり、また、該連結体3が切断された状態が拡径
状態の環状補修部材2であり、この環状補修部材2は、
前記連結体3を切断することで拡径され前記補修部位A
に添設状態となるように構成されていることを特徴とす
る地下埋設管の補修装置に係るものである。
【0009】また、請求項3記載の地下埋設管の補修装
置において、環状補修部材2として、縮径作用に抗して
拡径する拡径弾性を備えた環状補修部材2が採用されて
いることを特徴とする地下埋設管の補修装置に係るもの
である。
【0010】また、請求項3,4いずれか1項に記載の
地下埋設管の補修装置において、搬送体4には、環状補
修部材2の連結体3を切断する切断操作及び吹付材の吹
き付け操作の双方を行う操作機構5が設けられているこ
とを特徴とする地下埋設管の補修装置に係るものであ
る。
【0011】また、請求項1〜5いずれか1項に記載の
地下埋設管の補修装置において、吹き付け機構は、圧搾
空気溜め部41と、吹付材溜め部42と、ノズル43と、吹き
付け作動部44とから成り、吹き付け作動部44の作動によ
り前記圧搾空気溜め部41から圧搾空気が送出され前記吹
付材溜め部42の吹付材が該圧搾空気によりノズル43から
吹き出すように構成されていることを特徴とする地下埋
設管の補修装置に係るものである。
【0012】また、請求項6記載の地下埋設管の補修装
置において、圧搾空気溜め部41と吹付材溜め部42は、夫
々容器により構成されていることを特徴とする地下埋設
管の補修装置に係るものである。
【0013】また、請求項6,7いずれか1項に記載の
地下埋設管の補修装置において、搬送体4には、ノズル
43の向きを周方向に回転せしめる回転駆動源6が設けら
れていることを特徴とする地下埋設管の補修装置に係る
ものである。
【0014】また、請求項8記載の地下埋設管の補修装
置において、搬送体4には、ノズル43の周方向への回転
と共に、視認方向が可変するカメラ7が設けられている
ことを特徴とする地下埋設管の補修装置に係るものであ
る。
【0015】また、請求項1〜9いずれか1項に記載の
地下埋設管の補修装置において、搬送体4には、該搬送
体4を地下埋設管1の内部において固定する固定機構10
が設けられていることを特徴とする地下埋設管の補修装
置に係るものである。
【0016】また、請求項10記載の地下埋設管の補修
装置において、固定機構10として、地下埋設管1の内面
の対向する複数箇所を押圧せしめる押圧体11が採用され
ていることを特徴とする地下埋設管の補修装置に係るも
のである。
【0017】
【発明の作用及び効果】地下に埋設される地下埋設管1
の内面に生じた補修を必要とする補修部位A(例えば井
戸を構成する地下埋設管1の所定箇所に腐食によって生
じた穴)を補修するに際し、搬送体4を前記補修部位A
の補修が可能となる位置まで移動し、吹き付け機構若し
くは覆い機構により該補修部位Aの補修を行う。
【0018】吹き付け機構による補修部位Aの補修は、
該補修部位Aに吹付材を吹き付け、この吹付材によって
補修部位Aを覆うことにより行う。
【0019】覆い機構による補修部位Aの補修は、該補
修部位Aを補修部材で覆うことにより行う。
【0020】また、吹き付け機構による補修部位Aの補
修と覆い機構による補修部位Aの補修とを併用し、例え
ば、先ず、補修部位Aに吹付材を吹き付け、続いて、こ
の吹付材の上を補修部材で覆うと、補修部位Aが吹付材
と補修部材とによって二重に覆われ、それだけ良好な補
修が達成される。更に、この場合、吹付材の固化によっ
て地下埋設管1と補修部材とが該吹付材を介して強固に
密着固定することになり、それだけ良好な補修が達成さ
れる。
【0021】本発明は上述のように構成したから、従来
工法のように大掛かりな仕掛けは必要なく、迅速且つ確
実に地下埋設管の補修作業が行えることになり、工期を
飛躍的に短縮することができ、しかも、極めて簡易構造
故に工費も抑えることができる実用性に秀れた地下埋設
管の補修装置となる。
【0022】
【発明の実施の態様】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
【0023】本実施例は、地下に埋設される地下埋設管
1の内面に生じた補修を必要とする補修部位Aを補修す
る装置であって、前記補修部位Aに吹付材を吹き付けて
該補修部位Aを補修する吹き付け機構と、前記補修部位
Aを補修部材で覆って該補修部位Aを補修する覆い機構
とを有し、この吹き付け機構と覆い機構は前記地下埋設
管1内で移動する搬送体4に設けられ、この搬送体4
は、前記吹き付け機構による前記補修部位Aの補修及び
前記覆い機構による前記補修部位Aの補修が可能となる
位置まで移動するように構成されているものである。
【0024】地下埋設管1は、例えば、井戸を構成する
ケーシング管材である。
【0025】吹き付け機構は、吹き付け時には流動体
(液体若しくはゲル体等)で、吹き付け後に固化するタ
イプの吹付材を吹き付ける構成である。
【0026】また、吹き付け機構は、圧搾空気溜め部41
と、吹付材溜め部42と、ノズル43と、吹き付け作動部44
とから成り、吹き付け作動部44の作動により前記圧搾空
気溜め部41に詰入されている圧搾空気が送出され、前記
吹付材溜め部42に詰入されている吹付材が該圧搾空気に
より押し出されてノズル43から吹き出す機構である。
【0027】また、圧搾空気溜め部41と吹付材溜め部42
は、夫々別の容器によって構成されている。これは、同
一の容器に圧搾空気と吹付材とを詰入する構成であると
該容器が大型化し、これにより搬送体4が大型化してし
まうことを防止する為である。
【0028】覆い機構は、板状の補修部材を補修部位A
に添設させるものが採用されている。
【0029】また、補修部材は、左右端部2a,2bが
連結体3により連結された状態が縮径状態であり、ま
た、該連結体3が切断された状態が拡径状態の環状補修
部材2が採用されている。
【0030】この環状補修部材2は、金属製の薄板材を
C字状に湾曲したものであり、縮径作用に抗して拡径す
る拡径弾性を生じるように構成されている。
【0031】また、この環状補修部材2にしてその分離
した左右端部2a,2bには、貫通孔13,13が夫々穿設
されている。
【0032】連結体3は、ワイヤ状のものが採用されて
いる。
【0033】前記環状補修部材2は、前記左右端部2
a,2bの夫々の貫通孔13,13にワイヤ状の連結体3の
両端部を貫通係止することによって連結された状態が縮
径状態であり、この連結体3が切断されて前記連結が解
除された状態が拡径状態である。
【0034】尚、連結体3は、ワイヤ状のものの他に
も、例えば長尺の板材や針金等が採用可能である。
【0035】搬送体4は、縦長の略円柱状のものが採用
されている。
【0036】搬送体4は、上下に二分割された構成であ
り、上体4aと下体4bとは該下体4bに固定された軸
体12を介して連設され、この軸体12を回動せしめること
により上体4aに対して下体4bが回動(周方向回動)
するように構成されている。
【0037】搬送体4(下体4b)の下部には、下部収
納部33が設けられ、この下部収納部33には、該搬送体4
の下方を照らす下部照明体14と、該下部照明体14によっ
て照らされた搬送体4の下方の状態を確知する下部カメ
ラ15が設けられている。この下部照明体14及び下部カメ
ラ15は、搬送体4が地下埋設管1(井戸等)の内部を降
下移動していく際に該地下埋設管1に補修を必要とする
補修部位Aが存在するか否かを確知する為(補修部位A
の有無の調査)に使用される。
【0038】尚、下部カメラ15は、地下埋設管1の内周
を同時に写し出せる広角タイプのものであれば、視野を
固定すべく、搬送体4に固定される構成が良く、また、
地下埋設管1の内周の一部しか写し出せない狭角タイプ
のものであれば、該地下埋設管1の内周の全部を視野に
捕らえるべく、任意の方向に可動自在に構成する方が良
い。
【0039】図中、符号34は、下部カメラ15を保護する
為の透明な保護板である。
【0040】この下部照明体14及び下部カメラ15の上方
にして前記下体4bには、前記連結体3の切断操作を行
う為の操作機構5が設けられている。
【0041】この操作機構5は、ケース36の内部に横設
されたボールネジ16と、このボールネジ16を回動せしめ
るモータ17と、このボールネジ16の先端部に連設され該
ボールネジ16の回動によって井戸直径方向へ水平に移動
自在な移動体18と、該移動体18に付設された切断部19と
から構成されている。
【0042】また、切断部19は、ワイヤ状の連結体3を
挟圧することで切断可能なニッパ状のものが採用されて
いる。
【0043】この切断部19について詳述すると、中央部
が交叉軸着された二本の操作体20a,20bと、この二本
の操作体20a,20bの先端部に夫々設けられた刃部21,
21とから成り、この二本の操作体20a,20bの基端部間
を広狭せしめることで、前記刃部21,21間が広狭し、該
刃部21,21によって前記連結体3を切断し得る構成であ
る。
【0044】また、前記二本の操作体20a,20bの内、
一方の操作体20aの基端部は、下体4bの適所に軸着さ
れ、他方の操作体20bの基端部は、前記移動体18に軸着
されている。
【0045】従って、前記モータ17の駆動によってボー
ルネジ16が回動し、このボールネジ16の回動によって移
動体18が井戸直径方向へ水平に移動すると、該移動体18
の付設された前記他方の操作体20bは水平移動し、一方
の操作体20aは水平移動せず、よって、該他方の操作体
20bの基端部と一方の操作体20aとの間が広狭し、前記
刃部21,21による連結体3の切断が可能となる。
【0046】この操作機構5の上方には、縮径状態の前
記環状補修部材2を係止する係止部22が設けられてい
る。
【0047】この係止部22は、前記上体4aから垂設さ
れた長尺板体により構成され、下端部には鉤状で前記環
状補修部材2を下方から支持する支持部23が設けられ、
また側部は環状補修部材2の内面に当接して該環状補修
部材2の横ずれを防止する当接部24に構成されている。
【0048】また、当接部24は平断面において放射状に
複数本、本実施例では三本、設けられている。これは環
状補修部材2の内面の複数箇所を当接部24によって支持
することで、水平方向のどの方向へも該環状補修部材2
が横ずれしないようにする為である。
【0049】また、この係止部22は、該係止部22に係止
された縮径状態の前記環状補修部材2の前記連結体3
が、前記操作機構5の切断部19の刃部21,21間に位置し
て該位置に保持されるように構成されている。
【0050】また、係止部22は、該係止部22の外側面に
延長板22’を付設することで径大な環状補修部材2も係
止できるように構成されている。尚、図1は延長板22’
を付設した場合、図2は延長板22’を付設しない場合で
ある。
【0051】また、環状補修部材2の前記左右端部2
a,2bと対向する位置の下部には、下方程広がるV字
状の切欠部59が設けられ、一方、前記係止部22には、該
切欠部59に嵌入可能は係止凸部60が設けられ、この係止
凸部60と切欠部59との凹凸嵌合により、該環状補修部材
2の自然回動を防止するように構成されている(図8参
照)。この環状補修部材2の自然回動防止により、前記
環状補修部材2の連結体3と、該連結体3を切断可能な
前記操作機構5との位置関係はより一層良好に保持され
る。
【0052】また、この係止部22に係止された環状補修
部材2の上方にして前記下体4bの周囲は、該環状補修
部材2と同構造の予備の環状補修部材2’を保持する保
持部8に設定されている。
【0053】この保持部8の予備の環状補修部材2’
は、前記係止部22に係止された環状補修部材2によって
下方から支持される。また、予備の環状補修部材2’の
内面は、前記係止部22の当接部24(若しくは延長板22’
の当接部24)と当接しており、該予備の環状補修部材
2’の横ずれは防止される。
【0054】また、この保持部8に保持された予備の環
状補修部材2’は、該予備の環状補修部材2’の連結体
3’が前記係止部22に係止された環状補修部材2の連結
体3の上方となるように配設されている。この位置関係
により、前記環状補修部材2の連結体3が切断されて該
環状補修部材2が拡径した後、下方からの支持を失って
降下移動した予備の環状補修部材2’が係止部22に支持
された際、該予備の環状補修部材2’の連結体3’が前
記操作機構5に切断され得る位置に配設されることにな
り、よって、該予備の環状補修部材2’を用いての次の
補修作業が可能となる。
【0055】また、この予備の環状補修部材2’の降下
移動は、前記垂設状態の係止部22の当接部24によってガ
イドされ、良好に行われる。
【0056】このように、本実施例は、環状補修部材2
を拡径して補修部位Aに添設せしめた後、保持部8に保
持された予備の環状補修部材2’の連結体3’を操作機
構5により切断し得る位置に移動せしめる機構として、
連結体3の切断による環状補修部材2の除去及び当接部
24による降下ガイドを採用したが、例えば、別途ワイヤ
ーリール等を用いたクレーン装置等の移動機構を採用し
ても良い。
【0057】係止部22の支持部23の上部にして、且つ、
前記支持部23に支持された環状補修部材2の内方となる
位置には、補修部位Aを確知する為のカメラ7(メイン
カメラ)が配設されている。
【0058】また、このカメラ7の視認方向は、井戸の
直径方向(縮径状態の環状補修部材2が拡径する方向)
で、且つ、前記環状補修部材2の左右端部2a,2b間
にして連結体3が存在しない方向(左右端部2a,2b
間の隙間)に設定されている。
【0059】図中、符号35は、前記カメラ7を保護する
為の透明な保護板である。
【0060】このカメラ7の上部にして前記係止部22に
係止された環状補修部材2の内方となる位置には、該カ
メラ7の視認方向を照らす照明体25(ライト)が設けら
れている。
【0061】また、この照明体25は、該照明体25から発
せられた光が前記環状補修部材2の左右端部2a,2b
間の方向(連結体3が邪魔にならない方向の方が良い)
に照射されるように配設されている。
【0062】この照明体25の上部にして前記下体4bの
上部には前記軸体12が設けられており、この軸体12は前
記上体4aに設けられた回転駆動源6(モータ)に変速
ギヤ32を介して連設されている。
【0063】従って、回転駆動源6の駆動により下体4
bは上体4aに対して周方向に回動することになり、必
然的に該下体4bに設けられた各機構等、具体的には、
環状補修部材2,予備の環状補修部材2’,操作機構
5,カメラ7,照明体25等も一緒に周方向に回動するこ
とになる。
【0064】カメラ7の近傍にして前記係止部22に係止
された環状補修部材2の内方となる位置には、前記吹き
付け機構の前記圧搾空気溜め部41と前記吹付材溜め部42
とが並設状態で設けられている。
【0065】この圧搾空気溜め部41と吹付材溜め部42と
は、第一連通管45を介して連通せしめられている。
【0066】また、カメラ7の近傍にして前記係止部22
に係止された環状補修部材2の内方となる位置には、前
記吹き付け機構の前記ノズル43が設けられている。
【0067】このノズル43は、前記吹付材溜め部42と第
二連通管46を介して連通せしめられている。
【0068】圧搾空気溜め部41の上部には、押圧作動に
よって該圧搾空気溜め部41の圧搾空気を解放する押動部
47が設けられている。
【0069】また、この押動部47の上方には、前記操作
機構5の作動によって作動する吹き付け作動部44が設け
られている。
【0070】この吹き付け作動部44の下部は前記操作機
構5の移動体18に連結されており、該移動体18の前後移
動によって該吹き付け作動部44も前後移動するように構
成されている。
【0071】この吹き付け作動部44の上部には水平方向
に延びる凸部48が設けられている。また、この凸部48の
下面にはテーパー部49が設けられており、吹き付け作動
部44を前後移動せしめた際、該テーパー部49がテーパー
作用によって前記圧搾空気溜め部41の押動部47を押動す
るように構成されている。
【0072】従って、操作機構5を作動すると、吹き付
け作動部44が作動して前記テーパー部49が前記押動部47
を押動し、これにより圧搾空気溜め部41内の圧搾空気が
第一連通管45を介して吹付材溜め部42に送出され、この
送出された圧搾空気により吹付材溜め部42内の吹付材が
第二連通管46を介してノズル43に送出され、該ノズル43
から該吹付材が吹き出されることになる。
【0073】回転駆動源6の上部にして上体4aには、
該上体4aを地下埋設管1内部において固定する固定機
構10が設けられている。
【0074】この固定機構10は、上体4aの側部に放射
状に設けられ且つ該側部から突没する押圧体11によって
構成されており、この放射状に設けられた押圧体11が突
出して前記地下埋設管1の内面を押圧することで該上体
4aを地下埋設管1内部において固定する。
【0075】この押圧体11は、上下方向に所定間隔を置
いて上下に並設された二枚の操作板38a,38bと、この
二枚の操作板38a,38bの間隔を広狭せしめる広狭機構
と、上側の操作板38aと前記押圧体11とを夫々連設し且
つ該上側の操作板38aと各押圧体11とに枢着された第一
連設体39aと、この第一連設体39aと下側の操作板38b
とを夫々連設し且つ該連設体39と各下側の操作板38bと
に枢着された第二連設体39bとからなる突没機構によ
り、上体4aの側部から突没するように構成されてい
る。
【0076】また、上下二枚の操作板38a,38bは、夫
々駆動軸31に遊嵌されて上下動自在となっている。
【0077】即ち、この突没機構によれば、上下二枚の
操作板38a,38bの間隔を広げると、第二連設体39bが
第一連設体39aを引動し、この引動によって押圧体11が
没入することになり、また、上下二枚の操作板38a,38
bの間隔を狭くすると第二連設体39bが第一連設体39a
を押動し、この押動によって押圧体11が突出することに
なる。
【0078】尚、上下二枚の操作板38a,38bのいずれ
か一方が駆動軸31に固定されていても良い。
【0079】図中、符号26は、前記回転駆動源6等を駆
動させる為のバッテリー、27は、押圧体11の先端に連設
され実際に地下埋設管1の内面と当接する当接体、28
は、軸体12を下体4bに嵌挿せしめる為の嵌挿孔、29
は、搬送体18の移動をガイドするガイド杆、30は、搬送
体4を昇降せしめる為のワイヤー(このワイヤーは地上
の適宜な駆動装置に連結され、該駆動装置とで搬送体4
を移動する機構となっている。)、31は、押圧体11の突
没を駆動する駆動軸、37は前記軸体12が嵌合可能な筒状
の支柱、40はパッキンである。
【0080】以下、本実施例の使用方法について詳述す
る。尚、補修する地下埋設管1は井戸、補修部位Aは腐
食穴を例示する。
【0081】搬送体4の係止部22に環状補修部材2を係
止していない状態で(環状補修部材2を装着していない
状態で)、地下埋設管1の上部開口部より、ワイヤー30
に接続した該搬送体4を降下移動せしめる。この降下移
動中において、下部照明体14及び下部カメラ15を用いて
地下埋設管1に補修を必要する補修部位Aが存在するか
否かを調査する。尚、補修部位Aが存在しない場合に
は、搬送体4を地上に戻して調査を完了する。
【0082】補修を必要する補修部位Aが発見された
ら、該補修部位Aがカメラ7(メインカメラ)の視認方
向となるように、搬送体4を昇降せしめ、且つ、回転駆
動源6により下体4bを周方向に回転せしめる。
【0083】続いて、操作機構5を作動し、前記吹き付
け機構を用いて補修部位Aに吹付材を吹き付ける。
【0084】尚、この吹付材の吹き付けの際、必要に応
じて固定機構10を作動し、押圧体11を突出せしめて当接
部24を地下埋設管1の内面に当接し、搬送体4の上下位
置を固定しても良い。
【0085】続いて、一旦搬送体4を引き上げ、該搬送
体4の係止部22に環状補修部材2を係止する。また、搬
送体4の保持部8に予備環状補修部材2’を保持せしめ
る。
【0086】続いて、再度地下埋設管1の上部開口部よ
り、ワイヤー30に接続した該搬送体4を降下移動せし
め、前述と同様、下部照明体14,下部カメラ15,カメラ
7(メインカメラ)等により、カメラ7の視認方向が前
記吹付材を吹き付けた補修部位Aとなるように該搬送体
4を操作する。
【0087】このまま連結体3を切断すると、拡径され
た環状補修部材2の左右端部2a,2b間に補修部位A
が位置することになり、該補修部位Aの補修が不良とな
る為、続いて回転駆動源6を作動し、下体4b、即ち、
環状補修部材2を周方向に回転せしめることで、前記環
状補修部材2の左右端部2a,2b間以外に補修部位A
が位置するようにする。尚、この下体4bの周方向への
回転は、180°回転が最も良い。
【0088】続いて、回転駆動源6を停止し、且つ、操
作機構5を前記テーパー部49が前記押動部47を押動しな
い程度に作動して前記連結体3を切断することで縮径状
態の環状補修部材2を拡径させ、該拡径により該環状補
修部材2を地下埋設管1の内面に前記吹付材を介して添
設させ、この添設により該環状補修部材2で補修部位A
を閉塞する。
【0089】この際、補修部位A及び環状補修部材2の
高さにカメラ7が存在し、該カメラ7は環状補修部材2
の左右端部2a,2b間から補修部位Aを視認していた
から、前記下体4bの周方向への回転によって該環状補
修部材2の高さが変化したりせず、この回転した環状補
修部材2による補修部位Aの補修を確実に行えることに
なる。
【0090】更に、この拡径して地下埋設管1の内面に
添設した環状補修部材2が搬送体4の係止部22から除去
されたことにより、該環状補修部材2上に載置されてい
た予備の環状補修部材2’が降下移動し、係止部22に係
止された状態となる。
【0091】続いて、回転駆動源6を作動し、カメラ7
を用い、前記環状補修部材2によって補修部位Aの補修
が確実に行われたか否かを確認する。
【0092】補修が確実に行われていた場合には、固定
機構10による搬送体4の上下位置の固定を解除し、該搬
送体4を井戸の上部開口部から回収する。
【0093】また、予備の環状補修部材2’が搬送体4
に残っている為、もし、前記の補修作業での補修が不良
であった場合、若しくは、補修部位Aの上下巾が環状補
修部材2の上下巾より広くて一体の環状補修部材2での
補修が出来なかった場合等では、例えば、一旦、固定機
構10による搬送体4の固定を解除し且つ移動機構9によ
って搬送体4の上下位置を可変し、再度、上記と同様の
手順で予備の環状補修部材2’によって補修部位Aの補
修を行う。
【0094】以上の手順により、本実施例を用いての地
下埋設管1の補修を行うことができる。
【0095】また、経時変化によって吹付材が固化する
と、該吹付材が環状補修部材2と地下埋設管1とを強固
に連結する。
【0096】尚、上記各部の作動は、リモコン等を用い
た遠隔操作により行う。また、カメラ7及び下部カメラ
15による画像は、地上に設置したモニタに写し、該モニ
タを見つつ前記遠隔操作を行う。
【0097】本実施例は上述のように構成したから、従
来工法のように大掛かりな仕掛けは必要なく、迅速且つ
確実に地下埋設管1の補修作業が行えることになり、工
期を飛躍的に短縮することができ、しかも、極めて簡易
構造故に工費も抑えられる実用性,作業性,コスト安に
秀れた地下埋設管の補修装置となる。
【0098】また、補修部位Aの補修は、吹付材と補修
部材とによって二重に行う構成であるから、それだけ確
実に補修部位Aを補修できる実用性に秀れた地下埋設管
の補修装置となる。
【0099】また、補修部材は吹付材によって地下埋設
管1と強固に連結されるから、補修部材が補修部位Aか
ら脱落することは可及的に防止され、それだけ確実に補
修部位Aを補修できる実用性に秀れた地下埋設管の補修
装置となる。
【0100】また、縮径作用に抗して拡径しようとする
拡径弾性を備えた環状補修部材2を採用したから、極め
て簡易構造でありながら確実に補修部位Aを補修できる
実用性に秀れた地下埋設管の補修装置となる。
【0101】また、縮径状態の環状補修部材2の拡径に
よる補修部位Aの補修は、該環状補修部材2の左右端部
2a,2b間を連結する連結体3の切断だけで行えるか
ら、該環状補修部材2による補修作業は極めて簡単に行
えることになる。
【0102】また、回転駆動源6が設けられているか
ら、環状補修部材2の左右端部2a,2b間と補修部位
Aとの位置関係を良好な補修が可能な位置関係に確実に
設定することができ、それだけ確実な補修が行えること
になる。
【0103】また、環状補修部材2の周方向への回転と
共に視認方向が可変するカメラ7が設けられているか
ら、該カメラ7によって補修部位Aの位置を確実に視認
した後に補修を行うことができ、この点においても確実
な補修が行えることになる。
【0104】また、このカメラ7の視認方向とノズル43
からの吹付材の吹き付け方向とが同じであるから、該吹
付材を補修部位Aに確実に吹き付けることができ、この
点においても確実な補修が行えることになる。
【0105】また、予備の環状補修部材2’が設けられ
ているから、補修不良の都度若しくは補修部位Aの数に
よって繰り返し搬送体4を地下埋設管1の内部から取り
出したりする必要もなく、それだけ良好且つ迅速に補修
部位Aの補修を行えることになる。
【0106】また、固定機構10によって搬送体4を固定
した状態で環状補修部材2を拡径することができ、この
点においても該環状補修部材2での補修部位Aの隠蔽を
確実に行えることになる。
【0107】また、吹付材と溜めておく吹付材溜め部42
とこの吹付材を吹き出す為の圧搾空気を溜めておく圧搾
空気溜め部41とを別の容器としたから、吹き付け機構の
構造をコンパクトにすることができ、それだけ搬送体4
をコンパクトにして細い地下埋設管1の補修を可能とす
ることができる。
【0108】また、吹付材の吹き付けだけでも補修部位
Aの補修を行えるから、例えば、必要補修度合いが小さ
い場合には該補修を吹付材の吹き付けだけとすることに
より補修部材の使用量を最小限とすることができ、これ
により多数の補修部位Aを補修する場合の便宜を図るこ
とができる。
【0109】尚、本実施例は、井戸のような立坑タイプ
のものだけではなく、例えば、下水管等の横坑タイプの
ものでも補修を実施することができる。この場合、装置
の構成は本実施例を横向きとしたものとなる。
【0110】また、吹き付け作動部44の構造として、該
吹き付け作動部44の前後移動によって前記テーパー部49
が圧搾空気溜め部41の押動部47を押動するだけのもので
はなく、例えば、該吹き付け作動部44の前後移動によっ
て突起が押動部47を押動し且つこの突起が押動部47上を
通過した後が前記押動が解除されるように構成し、更
に、この解除後に操作機構5の切断部19が環状補修部材
2の連結体3を切断するように構成すれば、吹付材の吹
き付けの後、続けて、環状補修部材2による補修を行う
ことができ、それだけ補修作業性の良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の説明斜視図である。
【図2】本実施例の要部を説明側面図である。
【図3】本実施例の説明側面図である。
【図4】本実施例の吹き付け機構の説明平面図である。
【図5】本実施例の図2中X−X線の説明平断面図であ
る。
【図6】本実施例の図2中Y−Y線の説明平断面図であ
る。尚、環状補修部材2を拡径する前の状態である。
【図7】本実施例の図2中Y−Y線の説明平断面図であ
る。尚、環状補修部材2を拡径して補修部位Aを補修し
た状態である。
【図8】本実施例の一部の説明拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 地下埋設管 2 環状補修部材 2’ 予備の環状補修部材 2a・2b 端部 3 連結体 4 搬送体 5 操作機構 6 回転駆動源 7 カメラ 10 固定機構 11 押圧体 41 圧搾空気溜め部 42 吹付材溜め部 43 ノズル 44 吹き付け作動部 A 補修部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 光昭 新潟県新潟市山田2310−5 国土交通省北 陸地方整備局北陸技術事務所内 (72)発明者 塚越 慶一 新潟県新潟市山田2310−5 国土交通省北 陸地方整備局北陸技術事務所内 (72)発明者 小松崎 通雄 新潟県新潟市新光町6番地1 株式会社興 和内 (72)発明者 池野 正志 新潟県新潟市新光町6番地1 株式会社興 和内 (72)発明者 桑原 賢二 新潟県新潟市新光町6番地1 株式会社興 和内 (72)発明者 上杉 修二 新潟県新潟市南笹口2丁目1−65 国土交 通省北陸地方整備局新潟国道工事事務所内 Fターム(参考) 2D055 DB02 LA16 3H025 EA01 EB03 EB13 EB21 EC01 ED02 EE01 EE04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下に埋設される地下埋設管の内面に生
    じた補修を必要とする補修部位を補修する装置であっ
    て、前記補修部位に吹付材を吹き付けて該補修部位を補
    修する吹き付け機構と、前記補修部位を補修部材で覆っ
    て該補修部位を補修する覆い機構とを有し、この吹き付
    け機構と覆い機構は前記地下埋設管内で移動する搬送体
    に設けられ、この搬送体は、前記吹き付け機構による前
    記補修部位の補修及び前記覆い機構による前記補修部位
    の補修が可能となる位置まで移動するように構成されて
    いることを特徴とする地下埋設管の補修装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の地下埋設管の補修装置に
    おいて、吹き付け機構によって補修部位に吹付材を吹き
    付けた後、覆い機構によって該補修部位に環状補修部材
    を添設するように構成されていることを特徴とする地下
    埋設管の補修装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載の地下
    埋設管の補修装置において、前記覆い機構は、左右端部
    が連結体により連結された状態が縮径状態であり、ま
    た、該連結体が切断された状態が拡径状態の環状補修部
    材であり、この環状補修部材は、前記連結体を切断する
    ことで拡径され前記補修部位に添設状態となるように構
    成されていることを特徴とする地下埋設管の補修装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の地下埋設管の補修装置に
    おいて、環状補修部材として、縮径作用に抗して拡径す
    る拡径弾性を備えた環状補修部材が採用されていること
    を特徴とする地下埋設管の補修装置。
  5. 【請求項5】 請求項3,4いずれか1項に記載の地下
    埋設管の補修装置において、搬送体には、環状補修部材
    の連結体を切断する切断操作及び吹付材の吹き付け操作
    の双方を行う操作機構が設けられていることを特徴とす
    る地下埋設管の補修装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれか1項に記載の地下
    埋設管の補修装置において、吹き付け機構は、圧搾空気
    溜め部と、吹付材溜め部と、ノズルと、吹き付け作動部
    とから成り、吹き付け作動部の作動により前記圧搾空気
    溜め部から圧搾空気が送出され前記吹付材溜め部の吹付
    材が該圧搾空気によりノズルから吹き出すように構成さ
    れていることを特徴とする地下埋設管の補修装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の地下埋設管の補修装置に
    おいて、圧搾空気溜め部と吹付材溜め部は、夫々容器に
    より構成されていることを特徴とする地下埋設管の補修
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項6,7いずれか1項に記載の地下
    埋設管の補修装置において、搬送体には、ノズルの向き
    を周方向に回転せしめる回転駆動源が設けられているこ
    とを特徴とする地下埋設管の補修装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の地下埋設管の補修装置に
    おいて、搬送体には、ノズルの周方向への回転と共に、
    視認方向が可変するカメラが設けられていることを特徴
    とする地下埋設管の補修装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9いずれか1項に記載の地
    下埋設管の補修装置において、搬送体には、該搬送体を
    地下埋設管の内部において固定する固定機構が設けられ
    ていることを特徴とする地下埋設管の補修装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の地下埋設管の補修装
    置において、固定機構として、地下埋設管の内面の対向
    する複数箇所を押圧せしめる押圧体が採用されているこ
    とを特徴とする地下埋設管の補修装置。
JP2002097534A 2002-03-29 2002-03-29 地下埋設管の補修装置 Expired - Lifetime JP3769515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002097534A JP3769515B2 (ja) 2002-03-29 2002-03-29 地下埋設管の補修装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002097534A JP3769515B2 (ja) 2002-03-29 2002-03-29 地下埋設管の補修装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003294191A true JP2003294191A (ja) 2003-10-15
JP3769515B2 JP3769515B2 (ja) 2006-04-26

Family

ID=29240003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002097534A Expired - Lifetime JP3769515B2 (ja) 2002-03-29 2002-03-29 地下埋設管の補修装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3769515B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2475754B (en) * 2009-11-30 2014-06-18 Goodrich Corp Monolithic magneto-strictive load transducer
KR20200068333A (ko) * 2018-12-05 2020-06-15 반승호 보수재 내장 및 분사형 라이너 형성 방식 관로 부분 보수 장치 및 공법
JP7376888B2 (ja) 2019-09-02 2023-11-09 学校法人早稲田大学 管路補修装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2475754B (en) * 2009-11-30 2014-06-18 Goodrich Corp Monolithic magneto-strictive load transducer
US8820180B2 (en) 2009-11-30 2014-09-02 Goodrich Corporation Monolithic magneto-strictive load transducer
KR20200068333A (ko) * 2018-12-05 2020-06-15 반승호 보수재 내장 및 분사형 라이너 형성 방식 관로 부분 보수 장치 및 공법
KR102194208B1 (ko) * 2018-12-05 2020-12-22 강태국 보수재 내장 및 분사형 라이너 형성 방식 관로 부분 보수 장치 및 공법
JP7376888B2 (ja) 2019-09-02 2023-11-09 学校法人早稲田大学 管路補修装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3769515B2 (ja) 2006-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090223335A1 (en) In-pipe work robot
US10478870B2 (en) Method and apparatus for high pressure water treatment of the inside of a pipe section
KR100712173B1 (ko) 비굴착 관로 보수장치 및 이를 이용한 보수공법
JP2003294191A (ja) 地下埋設管の補修装置
JP3688981B2 (ja) 管路の内壁加工装置
JP2008169648A (ja) 地盤改良工法
JP3169031B2 (ja) ウオータジェット切断装置およびこれを備えたシールド掘進機
CN112066151A (zh) 双壁波纹管局部不完全塌陷的非开挖修复装置及修复方法
JP2003119836A (ja) 地下埋設管の補修装置
JP2007262651A (ja) 削孔機
JP2624463B2 (ja) 残置杭の切断装置と取込装置とこれらを具備したトンネル掘進機
US20040099288A1 (en) Scarifying apparatus for interior surface of pipeline
JP4934093B2 (ja) 地中障害物の切断装置および切断方法
JP2005282070A (ja) トンネル壁面の穴開け装置および穴開け作業車
WO1988007919A1 (en) Apparatus for boring at branching portion of lined pipe
JP5258367B2 (ja) 掘削排土装置及びその方法
JP5283517B2 (ja) 制水弁設置装置及び制水弁設置方法
JPH1190832A (ja) 高圧噴流水による切断または削孔方法およびその装置
JPS62276197A (ja) 埋設残置管の置換工法
JP2005199162A (ja) 消雪ノズルの目詰まり除去装置および目詰まり除去システム並びにそれを用いた目詰まり除去方法
JP3492845B2 (ja) 作業装置を備えた下水道管渠用移動栓体装置
JPH0623366Y2 (ja) 内張りされた管路の分岐部穿孔装置
CN211915665U (zh) 可伸缩轮式切管装置
JP2580570Y2 (ja) 管内へのケーブル挿入装置
JPH10280894A (ja) 真円保持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050922

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3769515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term