JP2003293604A - プール、浴槽などの水槽 - Google Patents
プール、浴槽などの水槽Info
- Publication number
- JP2003293604A JP2003293604A JP2002098190A JP2002098190A JP2003293604A JP 2003293604 A JP2003293604 A JP 2003293604A JP 2002098190 A JP2002098190 A JP 2002098190A JP 2002098190 A JP2002098190 A JP 2002098190A JP 2003293604 A JP2003293604 A JP 2003293604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- wall surface
- pool
- water
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プールの壁面における所定位置にタラップ、
ラダーと呼ばれる梯子状の昇降器具が設置されている
が、水中から上がろうとする時、昇降器具を利用しよう
とすると、その設置箇所まで行かなければならないし、
昇降器具を利用しない場合は幼児、老人など力の弱い人
には負担が大きいなどの問題点があった。 【解決手段】 水槽本体2とステップ部3から構成さ
れ、ステップ部3は、水槽本体2における壁面2Bの下
端から所定高さをもって溝状に刻設されたステップ3A
で構成されている。
ラダーと呼ばれる梯子状の昇降器具が設置されている
が、水中から上がろうとする時、昇降器具を利用しよう
とすると、その設置箇所まで行かなければならないし、
昇降器具を利用しない場合は幼児、老人など力の弱い人
には負担が大きいなどの問題点があった。 【解決手段】 水槽本体2とステップ部3から構成さ
れ、ステップ部3は、水槽本体2における壁面2Bの下
端から所定高さをもって溝状に刻設されたステップ3A
で構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
るプール、浴槽などの水槽に関するものである。
るプール、浴槽などの水槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プール5を例に説明すると、下記のよう
な構成となっている。図5、図6を参照して、プール5
の壁面5Aにおける所定位置にタラップ、ラダーと呼ば
れる梯子状の昇降器具5Bが設置されている。
な構成となっている。図5、図6を参照して、プール5
の壁面5Aにおける所定位置にタラップ、ラダーと呼ば
れる梯子状の昇降器具5Bが設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.昇降器具を利用しようとすると、その設置箇所まで
行かなければならない。 2.昇降器具を利用しないで水中から出ようとすると、
幼児、老人などの力の弱い人には負担が大きい。 3.水に浮力があり、体が軽く感じる水中から上がる
と、体は重く感じられるため、昇降器具のないところで
は上がりづらい。特に水泳後の疲れた体には負担が大き
い。 4.昇降器具は構造上、地上にも突出している部分があ
り、事故の原因にならないとも限らない。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.昇降器具を利用しようとすると、その設置箇所まで
行かなければならない。 2.昇降器具を利用しないで水中から出ようとすると、
幼児、老人などの力の弱い人には負担が大きい。 3.水に浮力があり、体が軽く感じる水中から上がる
と、体は重く感じられるため、昇降器具のないところで
は上がりづらい。特に水泳後の疲れた体には負担が大き
い。 4.昇降器具は構造上、地上にも突出している部分があ
り、事故の原因にならないとも限らない。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上述の問題を解決できるものを提供しようとする
ものである。
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上述の問題を解決できるものを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。 A.すなわち、本発明のものは、水槽本体2とステップ
部3から構成され、水槽本体2は、底面2Aと、この底
面の周辺に上方に向け起立連結された壁面2Bから構成
され、ステップ部3は、水槽本体2における壁面2B
に、当該壁面2Bの下端から所定高さをもって溝状に刻
設されたステップ3Aで構成されているプール、浴槽な
どの水槽である。
に、本発明は下記のようになるものである。 A.すなわち、本発明のものは、水槽本体2とステップ
部3から構成され、水槽本体2は、底面2Aと、この底
面の周辺に上方に向け起立連結された壁面2Bから構成
され、ステップ部3は、水槽本体2における壁面2B
に、当該壁面2Bの下端から所定高さをもって溝状に刻
設されたステップ3Aで構成されているプール、浴槽な
どの水槽である。
【0006】B.本発明のものは、上述のほか下記のよ
うに構成することができる。 a.ステップ3Aは、壁面2Bに一直線状の連続した状
態あるいは所定間隔Dをもって設けられている。 b.ステップ3Aは、水槽本体2内から水槽本体2外に
向けつま先を係止可能な奥行きLを有するよう形成され
た水平面3A1と、水平面の内方端より水槽本体2内に
対して斜め上方に向け形成した傾斜面3A2から構成さ
れている。 c.ステップ3Aの高さHは、水中から上がろうとする
人4が、片方の足4Aを底面2A上に位置せしめ、もう
一方の足4Bのつま先4B1を掛けるのに丁度よい高さ
になるよう決定されている。
うに構成することができる。 a.ステップ3Aは、壁面2Bに一直線状の連続した状
態あるいは所定間隔Dをもって設けられている。 b.ステップ3Aは、水槽本体2内から水槽本体2外に
向けつま先を係止可能な奥行きLを有するよう形成され
た水平面3A1と、水平面の内方端より水槽本体2内に
対して斜め上方に向け形成した傾斜面3A2から構成さ
れている。 c.ステップ3Aの高さHは、水中から上がろうとする
人4が、片方の足4Aを底面2A上に位置せしめ、もう
一方の足4Bのつま先4B1を掛けるのに丁度よい高さ
になるよう決定されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は本発明のプ
ール、浴槽などの水槽である。その構成は、水槽本体2
とステップ部3から構成されている。 A.水槽本体2は、底面2Aと、この底面の周辺に上方
に向け起立連結された壁面2Bから構成されている。こ
の場合、プールを例にすると、底面2Aはほぼ平面方形
に構成され、壁面2Bは底面2Aの前後左右辺に起立連
結されることになる。なお、図中、2Cはグレーチング
である。
例にもとづき図面を参照して説明する。1は本発明のプ
ール、浴槽などの水槽である。その構成は、水槽本体2
とステップ部3から構成されている。 A.水槽本体2は、底面2Aと、この底面の周辺に上方
に向け起立連結された壁面2Bから構成されている。こ
の場合、プールを例にすると、底面2Aはほぼ平面方形
に構成され、壁面2Bは底面2Aの前後左右辺に起立連
結されることになる。なお、図中、2Cはグレーチング
である。
【0008】B.ステップ部3は、水槽本体2における
壁面2Bに、当該壁面2Bの下端から所定高さをもって
溝状に刻設されたステップ3Aで構成されている。 a.このステップ3Aは、水槽本体2内から水槽本体2
外に向け水中から上がろうとする人4のつま先4B1を
係止可能な奥行きLを有するよう形成された水平面3A
1と、水平面の内方端より水槽本体2内に対して斜め上
方に向け形成した傾斜面3A2から構成されている。 b.ステップ3Aは、壁面2Bに一直線状の連続した状
態で設けても、所定間隔Dをもって設けてもよい。 c.ステップ3Aが設けられている高さHは、水中から
上がろうとする人4が、片方の足4Aを底面2A上に位
置せしめ、もう一方の足4Bのつま先4B1を掛けるの
に丁度よい高さになるよう決定されている。
壁面2Bに、当該壁面2Bの下端から所定高さをもって
溝状に刻設されたステップ3Aで構成されている。 a.このステップ3Aは、水槽本体2内から水槽本体2
外に向け水中から上がろうとする人4のつま先4B1を
係止可能な奥行きLを有するよう形成された水平面3A
1と、水平面の内方端より水槽本体2内に対して斜め上
方に向け形成した傾斜面3A2から構成されている。 b.ステップ3Aは、壁面2Bに一直線状の連続した状
態で設けても、所定間隔Dをもって設けてもよい。 c.ステップ3Aが設けられている高さHは、水中から
上がろうとする人4が、片方の足4Aを底面2A上に位
置せしめ、もう一方の足4Bのつま先4B1を掛けるの
に丁度よい高さになるよう決定されている。
【0009】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.水中より上がろうとする人4は、水槽本体2の壁面
2Bの上端に手4Cを掛け、ステップ3Aに足のつま先
4B1を掛けることで、極めて簡単かつ容易に水中より
上がることができる。 2.昇降器具を利用しないので、所望する壁面のどこか
らでも水中から上がることができる。 3.昇降器具を不要にすることができるから、当該昇降
器具の存在に起因する事故を防止することができる。 4.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないの
で組立が容易である、経済的である、などの効果をも有
するものである。
で次に記載する効果を奏する。 1.水中より上がろうとする人4は、水槽本体2の壁面
2Bの上端に手4Cを掛け、ステップ3Aに足のつま先
4B1を掛けることで、極めて簡単かつ容易に水中より
上がることができる。 2.昇降器具を利用しないので、所望する壁面のどこか
らでも水中から上がることができる。 3.昇降器具を不要にすることができるから、当該昇降
器具の存在に起因する事故を防止することができる。 4.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないの
で組立が容易である、経済的である、などの効果をも有
するものである。
【図1】全体の斜視図である。
【図2】他の実施例の斜視図である。
【図3】要部拡大縦断面図である。
【図4】使用状態を説明する縦断面図である。
【図5】従来のものの全体の斜視図である。
【図6】同上の要部拡大縦断面図である。
1 本発明のプール、浴槽などの水槽
2 水槽本体
3 ステップ部
Claims (4)
- 【請求項1】 水槽本体(2)とステップ部(3)から
構成され、水槽本体(2)は、底面(2A)と、この底
面の周辺に上方に向け起立連結された壁面(2B)から
構成され、ステップ部(3)は、水槽本体(2)におけ
る壁面(2B)に、当該壁面(2B)の下端から所定高
さをもって溝状に刻設されたステップ(3A)で構成さ
れていることを特徴とするプール、浴槽などの水槽。 - 【請求項2】 ステップ(3A)は、壁面(2B)に一
直線状の連続した状態あるいは所定間隔(D)をもって
設けられている請求項1記載のプール、浴槽などの水
槽。 - 【請求項3】 ステップ(3A)は、水槽本体(2)内
から水槽本体(2)外に向けつま先を係止可能な奥行き
(L)を有するよう形成された水平面(3A1)と、水
平面の内方端より水槽本体(2)内に対して斜め上方に
向け形成した傾斜面(3A2)から構成されている請求
項1あるいは請求項2記載のプール、浴槽などの水槽。 - 【請求項4】 ステップ(3A)の高さ(H)は、水中
から上がろうとする人(4)が、片方の足(4A)を底
面(2A)上に位置せしめ、もう一方の足(4B)のつ
ま先(4B1)を掛けるのに丁度よい高さになるよう決
定されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
のプール、浴槽などの水槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098190A JP2003293604A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | プール、浴槽などの水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098190A JP2003293604A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | プール、浴槽などの水槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003293604A true JP2003293604A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29240296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002098190A Pending JP2003293604A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | プール、浴槽などの水槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003293604A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8336263B2 (en) | 2010-10-26 | 2012-12-25 | Aquattica Pools & Water Parks, Inc. | Moment connection for concrete container wall and footing |
-
2002
- 2002-04-01 JP JP2002098190A patent/JP2003293604A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8336263B2 (en) | 2010-10-26 | 2012-12-25 | Aquattica Pools & Water Parks, Inc. | Moment connection for concrete container wall and footing |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003293604A (ja) | プール、浴槽などの水槽 | |
US6775861B1 (en) | Transportable hydrotherapy equipment for a child | |
US5920921A (en) | Lighted swimming pool platform assembly | |
JP2006334387A (ja) | 浴槽 | |
US5105483A (en) | Twist grab bar | |
US20100192293A1 (en) | Walk-in bathtub with minimal entry threshold | |
JPH11216076A (ja) | 浴槽及び浴室 | |
JPS5913908Y2 (ja) | 傾斜路付浴槽 | |
JP7117580B2 (ja) | 浴槽 | |
JPS598629Y2 (ja) | 傾斜路付浴槽 | |
JPS598630Y2 (ja) | 傾斜路付浴槽 | |
JP6140866B1 (ja) | 温浴運動浴槽 | |
JP2000120284A (ja) | 浴室構造 | |
JP3071745U (ja) | 蓄光材付手すり棒 | |
JP3059758U (ja) | 介護用浴槽 | |
JP2575380Y2 (ja) | 洗い場一体浴槽 | |
JPS643436Y2 (ja) | ||
GB1558793A (en) | Baths | |
JP2000139751A (ja) | 入浴用補助具 | |
JPH0135877Y2 (ja) | ||
WO1998002076A1 (en) | Bath | |
JPS5913906Y2 (ja) | 傾斜路付浴槽 | |
JP2021102008A (ja) | ポール付き浴槽 | |
JP3092206U (ja) | 収納腰掛兼踏台付浴室 | |
JPS6110693Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051026 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051213 |