JP2003293547A - 建築板 - Google Patents

建築板

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JP2003293547A
JP2003293547A JP2002101422A JP2002101422A JP2003293547A JP 2003293547 A JP2003293547 A JP 2003293547A JP 2002101422 A JP2002101422 A JP 2002101422A JP 2002101422 A JP2002101422 A JP 2002101422A JP 2003293547 A JP2003293547 A JP 2003293547A
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JP
Japan
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rectangular block
building board
vertical
block patterns
building
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002101422A
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English (en)
Inventor
Sanroku Kida
三六 木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、方形のブロック模様を規則的に配
設した建築板において、複数枚の該建築板を外壁等に配
設するとき隣り合う建築板の方形ブロック模様の横目地
のずれを目立ちにくくした建築板を提供することを課題
とする。 【解決手段】 本発明の建築板1は、基板11の表面
に、縦方向寸法が異なる二種類の方形ブロック模様1
2、13を縦方向に、一定間隔の横目地幅aを介して交
互に配設するとともに、該二種類の方形ブロック模様1
2、13を横方形に一定間隔の縦目地幅bを介して交互
に配設し、且つ、該縦方向に配設された該方形ブロック
模様の縦列と該横方向に配設された該方形ブロック模様
の横列とのそれぞれを偶数列にしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の方形ブロッ
ク模様を表面に施した建築板に係り、複数枚の建築板を
主として外壁等に配設するとき隣り合う建築板間におい
て、方形ブロック模様の横方向の目地のずれを目立ちに
くくした建築板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表面に格子目地のブロック模様を
有する建築板を、外壁として複数枚配設していくとき、
隣り合う建築板間において、ブロック模様の横目地がず
れないようにするため、高度の施工スキルを有するベテ
ラン作業者が厳選されていた。一方、該目地ずれを目立
たないようにするため、形状大きさの異なる複数種類の
ブロック模様を不規則に基板に配設した建築板が考えら
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板の
表面に複数個の方形のブロック模様を規則的に配設した
建築板を、壁面に複数枚配設していくとき、該建築板の
製造段階における寸法誤差や該建築板の施工時の配設誤
差等により、目地ずれがよく目立つという問題があっ
た。特に、方形のブロック模様を規則的に配設した建築
板においては、建築板の配設において数ミリの施工バラ
ツキでも、該目地のずれがよく目立ち不体裁であった。
従って、隣り合う建築板の目地のずれが目立たない美し
い壁面仕上げをするため、製造段階における該建築板の
品質管理の強化やベテラン配設作業者の厳選等の問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した建築
板は、基板の表面に、縦方向寸法が異なる二種類の方形
ブロック模様を縦方向に、一定間隔の横目地幅を介して
交互に配設するとともに、該二種類の方形ブロック模様
を横方形に一定間隔の縦目地幅を介して交互に配設し、
且つ、該縦方向に配設された該方形ブロック模様の縦列
と該横方向に配設された該方形ブロック模様の横列との
それぞれを偶数列にしたことを特徴とする。
【0005】請求項2に記載した建築板は、請求項1記
載の建築板において、上記二種類の方形ブロック模様の
縦方向寸法の差を横目地幅の1/4乃至1/2としたこ
とを特徴とする。
【0006】請求項3に記載した建築板は、請求項1記
載の建築板において、上記方形ブロック模様を基板に配
設したタイルで構成したことを特徴とする。
【0007】請求項4に記載した建築板は、請求項1記
載の建築板において、上記方形ブロック模様を基板1の
プレス成形で構成したことを特徴とする。
【0008】又、請求項5に記載した建築板は、請求項
1記載の建築板において、上記横目地の横目地幅と上記
縦目地の縦目地幅とを略同一目地幅にしたことを特徴と
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図1は本発明の建
築板を外壁下地に複数枚配設したときの部分正面図であ
る。図において、1は建築板であり、該建築板1は横長
に配設されその高さは450mm、長さは1800mm
である。縦方向に隣接して配設された建築板1、1間自
体の横目地幅は殆ど無く、横方向に隣接する建築板1、
1間の縦目地16はコーキング17でシーリングされて
いる。図2は図1におけるA−A線断面図、図3は図1
におけるB−B線断面図である。図2に示すように建築
板1は、外壁下地18に釘で固定された支承金具19で
その下端面の数箇所が支承され、同時に建築板1の上端
縁部がそれぞれの支承金具19と外壁下地18とで挟持
されている。又図3に示す如く、横方向に配設された建
築板1、1間の縦目地16には柱21に固定された外壁
目地金具20が介在しており、該縦目地16にコーキン
グ17が充填されている。
【0010】図4は図1の部分拡大正面図であり、同図
において4枚の建築板1が境界線Bで区画されて配設さ
れ状態を示し各建築板1は部分的に表されている。建築
板1はその基板11の表面に、横方向寸法が同一で縦方
向寸法H1が大きい方形ブロック模様12と、縦方向寸
法H2が小さい方形ブロック模様13とが縦方向及び横
方向に交互に規則正しく配設されている。従って、大き
い方の方形ブロック模様12の上下左右には、小さい方
の方形ブロック模様13が配設され、同様に、小さい方
の方形ブロック模様13の上下左右には、大きい方の方
形ブロック模様12が配設されている。縦方向における
各方形ブロック模様12、13間の横目地14の横目地
幅aは一定であり、同様に横方向における各方形ブロッ
ク模様12、13間の縦目地15の縦目地幅bは一定で
ある。又、大きい方の方形ブロック模様12の縦方向寸
法H1と小さい方の方形ブロック模様13の縦方向寸法
H2との差を横目地幅aの1/4乃至1/2としてい
る。実施例においては横目地幅aよりも縦目地幅bを大
きくしているがこれらの目地幅a、bは要求されるデザ
インに従って任意に決定される。更に、該縦方向に配設
された該方形ブロック模様の縦列は建築板1内において
偶数列になっている。同様に、該横方向に配設された該
方形ブロック模様の横列は建築板1内において偶数列に
なっている。方形ブロック模様12、13をこのように
配設することにより隣り合う建築板1、1における横方
向及び縦方向に隣接するそれぞれの方形ブロック模様は
互いに異なる方形ブロック模様12、13が配設される
ことになる。
【0011】実施例においては、建築板1はセメント系
成形材料を型板によって基板11及び方形ブロック模様
12、13をプレス形成したものである。しかしその材
料はパルプ混入セメント板、珪酸カルシュウム板、木片
セメント板を採用することもできる。方形ブロック模様
12、13は独立したタイル、レンガ等を基板11に張
設してもよく、また、基板11に印刷等によりブロック
模様12、13を形成してもよい。
【0012】
【発明の効果】請求項1に記載した建築板は、基板11
の表面に、縦方向寸法が異なる二種類の方形ブロック模
様12、13を縦方向に、一定間隔の横目地幅aを介し
て交互に配設するとともに、該二種類の方形ブロック模
様12、13を横方形に一定間隔の縦目地幅bを介して
交互に配設し、且つ、該縦方向に配設された該方形ブロ
ック模様の縦列と該横方向に配設された該方形ブロック
模様の横列とのそれぞれを偶数列にしたから、外壁とし
て張設された建築板1、1のそれぞれの隣り合う全ての
横目地は互いに上下方向にずれた模様となり、従って、
隣り合う建築板1、1が施工バラツキによって多少上下
方向にずれて張設されても、該隣り合う建築板1、1間
の方形ブロック模様12、13の横目地14のずれが目
立ちにくいという効果があり、更に、隣り合う建築板
1、1間の隣接する方形ブロック模様は、必ず異なるブ
ロック模様12、13が配設されるので、外壁全体の方
形ブロック模様は全体にわたって規則的な均一模様にな
るのである。
【0013】請求項2に記載した建築板1は、請求項1
記載の建築板において、二種類の方形ブロック模様1
2、13の縦方向寸法H1、H2の差を横目地幅aの1
/4乃至1/2としたから、該二種類の方形ブロック模
様12、13と横目地幅aとのバランスがよくとれ違和
感が無いのである。
【0014】請求項3に記載した建築板1は、請求項1
記載の建築板において、方形ブロック模様12、13を
基板11に配設したタイルで構成したから、破損等など
における補修が容易で建築板全体を交換する場合に比較
して、補修費用の安いという効果がある。
【0015】又、請求項4に記載した建築板1は、請求
項1記載の建築板において、方形ブロック模様12、1
3を基板11のプレス成形で構成したから、建築板1の
大量生産に適している。
【0016】更に、請求項5に記載した建築板1は、請
求項1記載の建築板において、横目地14の横目地幅a
と縦目地15の縦目地幅bとを略同一目地幅にしたか
ら、方形ブロック模様の規則性を一層はっきりさせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築板を外壁下地に複数枚配設したと
きの部分正面図。
【図2】図2は図1におけるA−A線断面図。
【図3】図3は図1におけるB−B線断面図。
【図4】図4は図1の部分拡大正面図。
【符号の説明】
1 建築板 11 基板 12 方形ブロック模様 13 方形ブロック模様 14 方形ブロック模様の横目地 15 方形ブロック模様の縦目地 16 建築板間の縦目地 17 コーキング 18 外壁下地 19 支承金具 20 外壁目地金具 21 柱 a 横目地幅 b 縦目地幅 B 建築板間の境界線 H1 方形ブロック模様の縦方向寸法 H2 方形ブロック模様の縦方向寸法

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に、縦方向寸法が異なる二種
    類の方形ブロック模様を縦方向に、一定間隔の横目地幅
    を介して交互に配設するとともに、該二種類の方形ブロ
    ック模様を横方向に一定間隔の縦目地幅を介して交互に
    配設し、且つ、該縦方向に配設された該方形ブロック模
    様の縦列と該横方向に配設された該方形ブロック模様の
    横列とのそれぞれを偶数列にしたことを特徴とする建築
    板。
  2. 【請求項2】 上記二種類の方形ブロック模様の縦方向
    寸法の差を横目地幅の1/4乃至1/2としたことを特
    徴とする請求項1記載の建築板。
  3. 【請求項3】 上記方形ブロック模様を基板に配設した
    タイルで構成したことを特徴とする請求項1記載の建築
    板。
  4. 【請求項4】 上記方形ブロック模様を基板のプレス成
    形で構成したことを特徴とする請求項1記載の建築板。
  5. 【請求項5】 上記横目地の横目地幅と上記縦目地の縦
    目地幅とを略同一目地幅にしたことを特徴とする請求項
    1記載の建築板。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013167075A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Asahi Tostem Gaiso Kk 壁パネル、及び、壁パネルの施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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