JP2003291952A - 包装用箱 - Google Patents

包装用箱

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JP2003291952A
JP2003291952A JP2002092222A JP2002092222A JP2003291952A JP 2003291952 A JP2003291952 A JP 2003291952A JP 2002092222 A JP2002092222 A JP 2002092222A JP 2002092222 A JP2002092222 A JP 2002092222A JP 2003291952 A JP2003291952 A JP 2003291952A
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JP2002092222A
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Tetsuo Oida
哲夫 老田
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Asahi Printing Co Ltd
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Asahi Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩衝効果が高く、収容物を確実に保護する包
装容器を提供する。 【解決手段】 一枚のブランクシートから一体的に打ち
抜かれた箱体形成片12から成り、箱体形成片12に
は、互いに平行に連接された側面14〜20と、一側面
16から一体に設けられ箱体形成片12の組立状態で箱
体の内側を仕切る仕切板40とを有する。仕切板40に
形成され収容物を保持する支持開口である透孔44と、
仕切板40から一体に設けられ仕切板40の透孔44に
対して略平行に位置する底面仕切片58とを備える。側
面16の他方から一体に連接され仕切板40を挟んで底
面仕切片58と反対側に設けられ透孔44に対して斜め
に位置した仕切片124と、仕切片124に形成され収
容物の端部を所定角度で保持する上部支持部である透孔
128が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医薬品のビンや
その他の容器を収容する包装用箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薬剤容器であるバイアル等のガラ
ス製のビンを収容する包装用箱は、搬送中にビンとビン
が接触して破損しないように緩衝用仕切が設けられてい
る。このような包装用箱として、特開平11−1241
29号公報に開示されている緩衝仕切箱がある。これ
は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱
体形成片からなり、箱体の内側にはビンの長手方向に対
して直角な仕切孔板が設けられ、この仕切孔板に、ビン
の側面が挿通され保持される透孔が、等間隔に並べられ
て形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、ビンの横方向は仕切孔板の透孔によりビンが保持さ
れているため緩衝効果はあるが、上下方向には保持され
ておらず、箱体の内側でがたつきが生じ、十分な緩衝効
果を得ることができなかった。また、透孔の内径はビン
の挿通作業性等に鑑みて、ビンの外径よりもゆとりを有
して形成されているため、横方向にもがたつきがあっ
た。
【0004】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、緩衝効果が高く収容物を確実に保護す
る包装容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、一枚のブラ
ンクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成
る包装用箱であり、この箱体形成片には、互いに平行に
連接された側面と、上記一側面から一体に設けられ上記
箱体形成片の組立状態のとき、上記連接された側面を経
て形成され箱体の内側を仕切る仕切板と、上記仕切板に
形成され収容物を保持する支持開口と、上記仕切板から
一体に設けられ上記仕切板の支持開口に対して略平行に
位置する底面仕切片と、上記側面の他方から一体に連接
され上記仕切板を挟んで上記底面仕切片と反対側に設け
られ上記支持開口に対して斜めに位置した上部仕切片
と、この上部仕切片に形成され収容物の端部を所定角度
で保持する上部支持部が設けられている包装用箱であ
る。
【0006】また、上記底面仕切片には、上記箱体の底
面に向かって突出し当接する支持突起が一体に形成さ
れ、上記底面仕切片は上記箱体形成片の組立状態で上記
箱体の底面から所定間隔離れて位置して収容物の底部を
保持するものである。上記底面仕切片には、上記箱体の
上記側面に接合される糊付片が上記支持突起と一体に形
成されている。
【0007】また、上記上部仕切片の上記上部支持部
は、収容物の上部側面に接する形状である。上記箱体に
は、その内側を区切る区切り壁が、上記上部仕切片から
一体に設けられ、上記箱体形成片の組立状態で上記区切
り壁と上記箱体の上記側面の間に収容部が設けられる。
【0008】この発明の包装用箱は、箱体の内側の仕切
板の支持開口に収容物を挿通し、収容する。このとき、
収容物の底部は底面仕切片に当接し、また収容物の上方
の端部は上記上部仕切片の上部支持部に当接し、縦横方
向に緩衝性を有して保持される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1〜図6はこの発明の一
実施形態の包装用箱10を示したもので、包装用箱10
は、厚紙等の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成さ
れた箱体形成片12を組み立てて設けられている。
【0010】箱体形成片12は、側面14,16,1
8,20が、互いに平行に連接して形成されている。さ
らに側面20の側縁部には、包装用箱10の組立状態で
側面14の内側に糊付けされる糊付片22が設けられて
いる。そして、側面14,16,18,20,糊付片2
2は、各々折罫線24,26,28,30で区切られて
いる。
【0011】側面16の、隣接する側面14,18の連
接方向に対して平行に位置する端部には、側面16の内
側に折り返されて糊付けされる折返片32が、折罫線3
4で区切られて設けられている。折返片32の、折罫線
34に対して直角方向の幅は側面16の幅の約半分に形
成されている。側面16の、折罫線34に隣接する部分
に、折罫線34にその先端が位置するコの字形に、破断
線36が形成されている。そして折返片32の、折罫線
34に隣接する部分には、破断線36で囲まれた部分と
対称形の透孔38が形成されている。
【0012】そして、折返片32の折罫線34と反対側
の端部には、仕切板40が折罫線42で区切られて設け
られている。折罫線42には、折り曲げやすいように破
断線が設けられている。仕切板40の折罫線42に対し
て直角方向の幅は、側面14,18の連接方向の幅より
も所定長さ短く形成されている。仕切板40には、折罫
線42に対して平行な端部であり後述する折罫線56に
接するほぼ円形の透孔44が5個並べられて設けられ、
透孔44は、ビン等の収容物を挿通し収容する支持開口
である。
【0013】そして、仕切板40の折罫線42に対して
直角な側縁部の一方には、台形状のフラップ46が折罫
線48で区切られて設けられている。仕切板40の他方
の側縁部にも、フラップ46と同形のフラップ50が折
罫線52で区切られて設けられている。
【0014】また、仕切板40の、折罫線42と反対側
の端部には、支持片54が折罫線56で区切られて設け
られている。そして、支持片54の折罫線56に対して
平行な端部には、底面仕切片58が折罫線60で区切ら
れて設けられている。折罫線60は、中央部と両端部
に、底面仕切片58内側へ凸形に突出する切込線61が
形成されている。切込線61で囲まれた部分は、包装用
箱10の組立状態のとき、後述する第二底蓋片100に
当接する支持突起62となる。折罫線56から支持突起
62の先端までの距離は、側面16の折罫線34に対し
て直角方向の幅から、折返片32の幅を差し引いた長さ
に形成されている。また折罫線60には、折罫線60を
折り曲げやすいように破断線が設けられている。
【0015】そして底面仕切片58の、折罫線60に対
して平行な端部には、組立状態で側面16の裏面に糊付
けされる糊付片64が、折罫線66を介して設けられて
いる。糊付片64の、折罫線66に対して直角方向の幅
は、折罫線60からの支持突起62の突出量と同じ長さ
に形成されている。折罫線66は、途中の2箇所の部分
で底面仕切片58内側へ凸形に突出する切込線67が形
成されている。
【0016】そして側面16の、折罫線34と反対側の
端部には、第一底蓋片68が折罫線70で区切られて設
けられている。第一底蓋片68の折罫線70から折罫線
70に対して平行な端部68aまでの長さは、端部68
aが包装用箱10の組立状態で底部の中心線付近に位置
する長さ、つまり側面14,18の半分の幅に設けられ
ている。そして、端部68aの中心から折罫線26側の
部分は、端部68aよりも外側に幅広に形成された差込
片72となる。また第一底蓋片68の折罫線24近傍に
は、三角形の糊付片74が折罫線76で区切られて設け
られ、折罫線76は折罫線70に対して鋭角で交差する
方向に設けられている。
【0017】側面14の、側面16の折罫線34に隣接
する端部には、台形状のフラップ78が折罫線80で区
切られて設けられている。また側面14の、折罫線70
に隣接する端部には、三角状のフラップ82が折罫線8
4で区切られて設けられている。
【0018】側面18の、側面16の折罫線34に隣接
する端部には、フラップ78と対称形のフラップ86が
折罫線88で区切られて設けられている。また側面18
の、折罫線70に隣接する端部には、フラップ82と対
称形のフラップ90が折罫線92で区切られて設けられ
ている。
【0019】側面20の、側面18の折罫線88に隣接
する端部には、上蓋片92が折罫線94で区切られて設
けられている。上蓋片92の折罫線94の反対側の端部
には、さらに差込片96が折罫線98で区切られて設け
られている。
【0020】そして側面20の、折罫線94と反対側の
端部には、第二底蓋片100が折罫線102で区切られ
て設けられている。第二底蓋片100の折罫線102か
ら折罫線102に対して平行な端部100aまでの長さ
は、端部100aが包装用箱10の組立状態で底部の中
心線付近に位置する長さ、つまり側面14,18の半分
の幅に設けられている。そして、端部100aの中心か
ら糊付片22側の部分は、端部100aよりも外側に幅
広に形成された差込片104となる。また第二底蓋片1
00の折罫線92近傍には、三角形の糊付片106が折
罫線108で区切られて設けられ、折罫線108は折罫
線102に対して鋭角で交差する方向に設けられてい
る。
【0021】糊付片22は、連接する側面20の折罫線
102の位置から、上蓋片92のほぼ中間の位置に達す
る長さに形成され、折罫線94の延長線上に位置する折
罫線110が設けられている。糊付片22の、折罫線3
0と平行な側縁部には、中間付近に段部111が設けら
れ、段部111の上蓋片92側の半分は糊付片22が幅
広に形成されて、側縁部が側方に突出している。
【0022】糊付片22の、折罫線30の反対側の側縁
部には、包装用箱10の組立状態で包装用箱10の内側
に位置する仕切片112が折罫線114で区切られて設
けられている。仕切片112の折罫線114に対して直
角であり上蓋片92側の端部112aは、糊付片22の
端部に一致し、端部112aに対して平行な端部112
bは、糊付片22の下端部より少し内側に位置してい
る。そして、糊付片22との連接方向の長さは、側面1
6,20とほぼ同じ長さに設けられている。折罫線11
4は、糊付片22の段部111よりも上方に位置する部
分が下方に位置する部分よりも仕切り片112内側に位
置し、切込線116が設けられている。折罫線114の
段部111よりも下方に位置する部分には、折罫線11
4を折りやすくするために破断線が設けられている。
【0023】仕切片112には、隣接する糊付片22の
折罫線110よりわずかに端部112a寄りに位置する
折罫線118と、折罫線118に対して平行であり糊付
片22の段部111に一致する折罫線120が設けられ
ている。そして、仕切片112は、端部112aと折罫
線118の間は、包装用箱10の組立状態で上蓋片92
の内側に重ねられる内側上蓋片122となり、一対の折
罫線118,120の間は上部仕切片124、そして折
罫線120と端部112bの間は、包装用箱10内側を
側面20に対して平行に区切る区切り壁126となる。
上部仕切片124には、折罫線118,120に連通し
収容物の端部が所定角度で挿通される開口の上部支持部
である透孔128が5個並べられて設けられている。透
孔128の形状は、折罫線118に接する部分が長く折
罫線12に接する部分はそれよりも短く形成された略台
形状であり、一対の折罫線118、120を連結する一
対の辺は、外側にわずかに湾曲している。そして区切り
壁126の、折罫線114と反対側の側縁部には、糊付
片130が折罫線132で区切られて設けられている。
折罫線132には、折罫線123を折りやすくするため
に破断線が設けられている。
【0024】次にこの実施形態の包装用箱10の組立方
法について説明する。なお、ここでは図2がこの包装用
箱10の箱体形成片12の裏面側を見たものであり、箱
体形成片の表面側が凸になる折り方を正折り、そして裏
面側が凸になる折り方を逆折りと称する。
【0025】まず、側面16に連接した折返片32の裏
面に糊132を塗布し、折罫線34を正折りし、側面1
6の裏面に折返片32の裏面を糊付けする。次に、図3
に示すように折罫線42を逆折りし、糊付片64の裏面
に糊134を塗布する。そして、折罫線56を正折り
し、図4に示すように糊付片64の裏面を側面16の裏
面に糊付けする。そして図5に示すように、仕切片11
2を折罫線114で正折りし、側面18の裏面の、糊付
片130の近傍に、糊136を塗布する。次に第一底蓋
片68の折罫線76で糊付片74を逆折りし、また第二
底蓋片100の折罫線108で糊付片106を逆折りす
る。次に、フラップ82を折罫線84で正折りし、そし
て第一底蓋片68を折罫線70で、フラップ90を折罫
線92で、第二底蓋片100を折罫線102で正折りす
る。そして、糊付片74に糊138を塗布し、また糊付
片106に糊140を塗布する。この後、折罫線28で
側面20を正折りする。
【0026】これにより、仕切片112の糊付片130
の表面は糊136により側面18の裏面に糊付けされ、
第二底蓋片100の糊付片106の裏面は、糊140に
よりフラップ90の表面に糊付けされる。そして、糊付
片22の表面に糊142を塗布し、側面14を折罫線2
4で正折りする。これにより、側面14とフラップ78
の裏面は糊142により糊付片22の表面に糊付けさ
れ、第一底蓋片68の糊付片74の裏面は、糊138に
よりフラップ82の表面に糊付けされる。
【0027】次に、収容物を入れる際に、折罫線24,
26,28,30を各々90°に正折りして四角形の箱
体にする。このとき、第一底蓋片68は側面16からフ
ラップ82とともに引き起こされて折罫線70で直角に
正折され、同時に第二底蓋片100は側面20からフラ
ップ90とともに引き起こされて折罫線102で直角に
正折される。さらに、第一底蓋片68の差込片72が第
二底蓋片100の端部100aの裏面に差し込まれ、第
二底蓋片100の差込片104が第一底蓋片68の端部
68aの裏面に差し込まれ、互いに確実に係止されて底
部を形成する。
【0028】また同時に仕切片112の両脇にあり糊付
片22,130と区切られる折罫線114,132が9
0°に正折りされ、仕切片112の区切り壁126は側
面20の内側に所定長さ離れて平行に位置し、側面1
4,18,20、区切り壁126で囲まれた小型の収容
部143が形成される。仕切片112の上部仕切片12
4と内側上蓋片122は、糊付片22から切込線116
で分離されているため、折罫線120,118で自由に
折れ曲げられる。
【0029】次に、側面16に連続した、仕切板40、
折返片54、底面仕切片58を区切る折罫線42,5
6,60を、各々90°に正折りし、また底面仕切片5
8と糊付片64を区切る折罫線66を90°に逆折りす
る。そうすると、仕切板40と底面仕切片58は側面1
6に対してほぼ直角に位置し、区切り壁126と側面1
6の間の空間に仕切が形成される。このとき、支持片5
4に一体に設けられた3個の支持突起62は包装用箱1
0の底部に当接し、支持片54等を底部から所定間隔で
支持している。また、仕切板40の両脇に位置するフラ
ップ46,50は折罫線48,52が90°に正折りさ
れて側面14,18の内側面に重ねられている。
【0030】この状態で、商品が中に入れられる。商品
は例えば液体の薬剤を入れたバイアル144であり、バ
イアル144は、肩付きのガラス製のビンでその注出口
には蓋148が設けられている。そしてバイアル144
を、仕切板40の透孔44に各々差し込んで収容する。
このときバイアル144の底部146aは、底面仕切片
58に当接し、またバイアル144の側面146bは仕
切板40の透孔44の周縁部にわずかなゆとりを有して
当接し、保持される。
【0031】次に、図6に示すように仕切片112の上
部仕切片124を、折罫線120を逆折りしてバイアル
144に斜めにかぶせ、上部仕切片124の透孔128
にバイアル144の肩部146cの一部と蓋148の一
部が差し込まれる。そして、内側上蓋片122を折罫線
118で正折りして、側面20に対してほぼ直角に位置
する。このとき、バイアル144の肩部146aに、透
孔128の折罫線118,120を連結する一対の辺が
当接し、また蓋148の上端面に、透孔128の折罫線
118に沿う直線部分が当接し、位置決めされる。この
とき、バイアル144は、上部仕切片124の弾性力で
斜め下方に軽く押圧されるため、バイアル144は底面
仕切片58と上部仕切片124に弾性的に狭持され、よ
り緩衝性が高くなる。
【0032】次に、折罫線80,88でフラップ78,
86を正折りし、その後折罫線94で上蓋片92を正折
りし、差込片96を折罫線98で正折りし、差込片96
を側面16の内側に差し込んで係止する。
【0033】この実施形態の包装用箱10によれば、収
容物であるバイアル144を、緩衝効果が高く安全に保
持して収容することができる。バイアル144の縦方向
は底面仕切片58と上部仕切片124で弾性的に保持さ
れ、横方向も上部仕切片124で弾性的に付勢されてい
るとともに、仕切板40の透孔44で保持されるため、
確実に三次元的に保持される。また、バイアル144
は、底面包装用箱10の底部や側面14,16,18,
20との間に空間が設けられ、包装用箱10が受ける外
からの衝撃がバイアル144に直接伝わることがないた
め、このことからも緩衝効果が高い。また、バイアル1
44が互いに直接ぶつかることも防ぎ、破損を防ぐこと
ができる。そして、収容部143には商品についての説
明書等を入れることができ、便利である。
【0034】なお、この実施形態の包装用箱は、各仕切
板の数や形状、取り付け位置等自由に変更可能である。
そして各仕切板に設けられる透孔の数や形状、形成する
位置等も、変更可能である。また、収容する容器は、液
体の薬剤ビンに限定されず、医薬品のアンプルや食品の
ビン等、いろいろな用途に利用することができる。
【0035】
【発明の効果】この発明の包装用箱は、簡単な構造によ
り確実に収容物を保持し、あらゆる方向に緩衝効果を有
して収容することができる。これにより、収容物の破損
を防ぎ、安全に、保管や輸送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の包装用箱の斜視図であ
る。
【図2】この実施形態の包装用箱の展開図である。
【図3】この実施形態の包装用箱の組立工程を示す展開
図である。
【図4】この実施形態の包装用箱の次の組立工程を示す
展開図である。
【図5】この実施形態の包装用箱の次の組立工程を示す
展開図である。
【図6】この実施形態の包装用箱の縦断面図である。
【符号の説明】
10 包装用箱 12 箱体形成片 14,16,18,20 側面 22,64,74,106,130 糊付片 32 折返片 36 破断線 38,44,128 透孔 40 仕切板 46,50,78,82,86,90 フラップ 54 支持片 58 底面仕切片 62 支持突起 68 第一底蓋片 72,96,104 差込片 92 上蓋片 100 第二底蓋片 111 段部 112 仕切片 116 切込線 122 内側上蓋片 124 上部仕切片 126 区切り壁 144 バイアル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚のブランクシートから一体的に打
    ち抜かれた箱体形成片から成り、この箱体形成片には、
    互いに平行に連接された側面と、上記一側面から一体に
    設けられ上記箱体形成片の組立状態で上記連接された側
    面から形成され箱体の内側を仕切る仕切板と、上記仕切
    板に形成され収容物を保持する支持開口と、上記仕切板
    から一体に設けられ上記仕切板の上記支持開口に対して
    略平行に位置する底面仕切片と、上記側面の他方から一
    体に連接され上記仕切板を挟んで上記底面仕切片と反対
    側に設けられ上記支持開口に対して斜めに位置した上部
    仕切片と、この上部仕切片に形成され収容物の端部を所
    定角度で保持する上部支持部が設けられていることを特
    徴とする包装用箱。
  2. 【請求項2】 上記底面仕切片には、上記箱体の底面
    に向かって突出し当接する支持突起が一体に形成され、
    上記底面仕切片は上記箱体形成片の組立状態で上記箱体
    の底面から所定間隔離れて位置して収容物の底部を保持
    することを特徴とする請求項1記載の包装用箱。
  3. 【請求項3】 上記上部仕切片の上部支持部は、収容
    物の上部側面に接する形状であることを特徴とする請求
    項1記載の包装用箱。
  4. 【請求項4】 上記箱体の内側を区切る区切り壁が、
    上記上部仕切片から一体に設けられ、上記箱体形成片の
    組立状態で上記区切り壁と上記箱体の上記側面の間に収
    容部が設けられることを特徴とする請求項1記載の包装
    用箱。
JP2002092222A 2002-03-28 2002-03-28 包装用箱 Pending JP2003291952A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007041A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Sigma Shigyo Kk 包装容器
JP2015113158A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 相互印刷紙器株式会社 中仕切り

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