JP2003291601A - 車輪騒音低減装置 - Google Patents

車輪騒音低減装置

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JP2003291601A
JP2003291601A JP2002100909A JP2002100909A JP2003291601A JP 2003291601 A JP2003291601 A JP 2003291601A JP 2002100909 A JP2002100909 A JP 2002100909A JP 2002100909 A JP2002100909 A JP 2002100909A JP 2003291601 A JP2003291601 A JP 2003291601A
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JP
Japan
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chamber
tire
sub
wheel
rim portion
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JP2002100909A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Okamoto
宏 岡本
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Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Original Assignee
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の走行時に車輪内部に生じる騒音を低減
させるための装置を設置しても、タイヤの着脱を支障な
くできるようにする。 【解決手段】 ハブ1に取り付けられたホイール3の外
周端縁にリム部5が固定されていて、リム部5の外周側
にタイヤ6が取り付けられ、リム部5及びタイヤ6によ
り密閉エア室7が形成されており、また、リム部5の内
周側に密閉副室9が設けられ、リム部5にはエア室7と
副室9とを連通するオリフィス10が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行時に車
輪内部に生じる騒音を低減させるための装置に関する。 【0002】 【従来の技術】実開平2−30704号公報に示されて
いるように、車両の走行時に車輪のトレッド部が圧縮、
膨張の弾性変形を繰り返すことにより、タイヤ内主室の
気体が圧縮、膨張を繰り返しても、主室と主室内に設置
された副室との間でオリフィスを通じて気体が流通する
際、気体の粘性抵抗によって気体の振動が減衰され、タ
イヤの内部に生じる騒音を低減させることが従来から知
られている。 【0003】一方、気体振動の減衰力調整は、副室の容
量及びオリフィスの通路断面積を変化させることにより
行われるが、副室が主室内に設置されているので、副室
の容量を増加させるため上記公報第4図のように副室を
区画する隔壁の径を増大させると、ホイールのリム部に
対するタイヤの着脱が実際上きわめて困難となり、実用
性を欠くという問題がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両の走行
時に車輪内部に生じる騒音を低減させるための装置を設
置しても、タイヤの着脱を支障なくできるようにしよう
とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る車輪騒音低減装置は、ホイールのリム部内周側に密閉
された副室が設けられ、上記ホイールのリム部外周側に
取り付けられたタイヤ及び上記リム部により形成された
密閉エア室と上記副室とが上記リム部に設けられたオリ
フィスにより連通している。 【0006】従って、車両の走行時に、タイヤ及びリム
部により形成された密閉エア室内の空気が部分的に圧
縮、膨張を繰り返しても、エア室とリム部内周側の密閉
副室との間でオリフィスを通じて空気が流通する際、空
気の粘性抵抗によって空気の振動が減衰され、タイヤの
内部に生じる騒音を低減させることができる一方、副室
がリム部内周側に設けられているため、リム部に対する
タイヤの着脱を常に支障なくできるようになる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について説明する。 【0008】ハブ1に対しハブボルト2によりホイール
3及びブレーキドラム4が取り付けられ、ホイール3は
外周端縁にリム部5が固定されていて、リム部5の外周
側にタイヤ6が取り付けられ、リム部5及びタイヤ6に
より密閉エア室7が形成されている。 【0009】また、リム部5の内周側に溶着された板金
製隔壁8により密閉された副室9が形成されて、副室9
とブレーキドラム4の外周面との間に隙間が形成されて
いると共に、リム部5には、密閉エア室7と副室9とを
連通するオリフィス10がリム部5の周方向に適宜の間
隔をおいて複数設けられている。 【0010】従って、車両の走行時に、エア室7内の空
気が部分的に圧縮、膨張を繰り返しても、エア室7と副
室9との間でオリフィス10を通じて空気が流通する
際、空気の粘性抵抗によって空気の振動が減衰させら
れ、タイヤ6の内部に生じる騒音を低減させることがで
きる一方、副室9はリム部5の内周側に設けられてい
て、エア室7内へ全く突出していないため、リム部5に
対するタイヤ6の着脱が常に支障なくできるようになっ
て、実用上大層便利である。 【0011】しかも、車輪内部の騒音を低減させる副室
9が車輪に設けられていても、副室9がエア室7内へ全
く突出していないので、エア室7内の総空気容量を最大
限に増加させることができるため、タイヤ6によるばね
定数が低減して、車両の乗り心地を容易に向上させるこ
とが可能となる利点がある。 【0012】 【発明の効果】本発明にかかる車輪騒音低減装置におい
ては、副室がリム部内周側に設けられていて、リム部に
対するタイヤの着脱が常に支障なくできるようになるた
め、実用上大層便利であり、また、副室が設けられてい
てもエア室内へ全く突出していないので、エア室内の総
空気容量を最大限に増加させて、車両の乗り心地を容易
に向上させることが可能となる長所がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態例における要部の概略縦断面
図。 【符号の説明】 3 ホイール 5 リム部 6 タイヤ 7 エア室 9 副室 10 オリフィス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ホイールのリム部内周側に密閉された副
    室が設けられ、上記ホイールのリム部外周側に取り付け
    られたタイヤ及び上記リム部により形成された密閉エア
    室と上記副室とが上記リム部に設けられたオリフィスに
    より連通した車輪騒音低減装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102555666A (zh) * 2012-01-04 2012-07-11 浙江宏源车轮有限公司 一种重载用工程车轮轮辋及其制造方法

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